JPH04342658A - 車両用構体の骨組用部材及び車両用構体の製造方法 - Google Patents
車両用構体の骨組用部材及び車両用構体の製造方法Info
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- JPH04342658A JPH04342658A JP11487091A JP11487091A JPH04342658A JP H04342658 A JPH04342658 A JP H04342658A JP 11487091 A JP11487091 A JP 11487091A JP 11487091 A JP11487091 A JP 11487091A JP H04342658 A JPH04342658 A JP H04342658A
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- 238000004512 die casting Methods 0.000 claims abstract description 9
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用構体の骨組用部
材及び車両用構体の製造方法に関し、詳しくは、軽合金
製の鉄道車両用構体に適した骨組用部材及び該部材を用
いた車両用構体の製造方法に関する。
材及び車両用構体の製造方法に関し、詳しくは、軽合金
製の鉄道車両用構体に適した骨組用部材及び該部材を用
いた車両用構体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】軽合金を使用した車両構体の骨組用部材
は、平板の曲げ成形品や押出し形材あるいはこれらの組
合わせにより形成されていた。これらの部材は、適当な
長さに切断された後、所定の二次加工、例えば、孔開け
や補強、曲げ加工等を行っていた。
は、平板の曲げ成形品や押出し形材あるいはこれらの組
合わせにより形成されていた。これらの部材は、適当な
長さに切断された後、所定の二次加工、例えば、孔開け
や補強、曲げ加工等を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の骨組用部材は、断面形状が一定であることから、設
計上の自由度が低く、そのため、応力に応じた部分的な
補強を要したり、さらに複雑な形状の二次加工を必要と
していた。そして、外板との接合にも多大な工数を必要
としていた。また、押出し形材からなる骨組用部材を、
車両断面に合わせて曲げ加工する場合、割れ等が発生し
て不良品となることがあり、曲げ精度も高くはなかった
。このため、一般的に骨組用部材と外板内面との間に適
度な隙間を設ける必要があるため、構体の寸法精度や強
度の面で問題があった。
来の骨組用部材は、断面形状が一定であることから、設
計上の自由度が低く、そのため、応力に応じた部分的な
補強を要したり、さらに複雑な形状の二次加工を必要と
していた。そして、外板との接合にも多大な工数を必要
としていた。また、押出し形材からなる骨組用部材を、
車両断面に合わせて曲げ加工する場合、割れ等が発生し
て不良品となることがあり、曲げ精度も高くはなかった
。このため、一般的に骨組用部材と外板内面との間に適
度な隙間を設ける必要があるため、構体の寸法精度や強
度の面で問題があった。
【0004】また、外板と骨組との接合は、溶接やボル
ト結合により行っていたが、これらの工数も多大で熟練
を要するものであった。従って、二次加工に要する工数
や不良品の発生等を考慮すると部品単価も高くなってし
まう。
ト結合により行っていたが、これらの工数も多大で熟練
を要するものであった。従って、二次加工に要する工数
や不良品の発生等を考慮すると部品単価も高くなってし
まう。
【0005】そこで本発明は、部材の断面変化や細部の
工作が可能で、二次加工の必要のない骨組用部材を提供
するとともに、該骨組用部材の特徴を生かした車両用構
体の製造方法を提供することを目的としている。
工作が可能で、二次加工の必要のない骨組用部材を提供
するとともに、該骨組用部材の特徴を生かした車両用構
体の製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の車両用構体の骨組用部材は、該骨組用部
材をダイキャストにより製造したことを特徴とし、本発
明の車両用構体の製造方法は、車両の外板内側に係合用
凸部又は凹部を形成するとともに、ダイキャストにより
製造した骨組用部材の外面に、前記係合用凸部又は凹部
に係合する係合部を形成し、前記係合用凸部又は凹部と
係合部とを係合させて外板と骨組用部材とを接合するこ
とを特徴としている。
ため、本発明の車両用構体の骨組用部材は、該骨組用部
材をダイキャストにより製造したことを特徴とし、本発
明の車両用構体の製造方法は、車両の外板内側に係合用
凸部又は凹部を形成するとともに、ダイキャストにより
製造した骨組用部材の外面に、前記係合用凸部又は凹部
に係合する係合部を形成し、前記係合用凸部又は凹部と
係合部とを係合させて外板と骨組用部材とを接合するこ
とを特徴としている。
【0007】
【作 用】上記骨組用部材は、ダイキャストにより製
造されるので形状の自由度が高く、寸法精度も高いもの
が得られる。特に、断面形状を自由に連続的に変化させ
ることが可能であるため、所用強度に応じた骨部材が設
計できるとともに、必要部分のみの補強や、さらには不
要部分の材料の削減によって軽量化が図れるなど、無駄
のない設計,製造が可能になる。さらに、配管,配線用
の通孔も成形時に形成できるので二次加工を大幅に削減
できる。
造されるので形状の自由度が高く、寸法精度も高いもの
が得られる。特に、断面形状を自由に連続的に変化させ
ることが可能であるため、所用強度に応じた骨部材が設
計できるとともに、必要部分のみの補強や、さらには不
要部分の材料の削減によって軽量化が図れるなど、無駄
のない設計,製造が可能になる。さらに、配管,配線用
の通孔も成形時に形成できるので二次加工を大幅に削減
できる。
【0008】一方、車両用構体の製造方法では、外板内
側の係合用凸部又は凹部と、骨組用部材の係合部とを係
合させるだけで容易に構体を組み立てることができ、溶
接やボルト締めなどの工数を低減することができる。
側の係合用凸部又は凹部と、骨組用部材の係合部とを係
合させるだけで容易に構体を組み立てることができ、溶
接やボルト締めなどの工数を低減することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す一実施例に基づ
いて、さらに詳細に説明する。
いて、さらに詳細に説明する。
【0010】本発明の骨組用部材は、図1に示すように
、車両構体の柱部材1や垂木部材2に好適に用いられる
もので、該柱部材1や垂木部材2に組み付けられる外板
(屋根板も含む)3の材質に応じた材料からなるダイキ
ャスト成形品である。例えば外板3がアルミニウム押出
形材からなる場合は、アルミダイキャストにより形成す
ることが好ましい。
、車両構体の柱部材1や垂木部材2に好適に用いられる
もので、該柱部材1や垂木部材2に組み付けられる外板
(屋根板も含む)3の材質に応じた材料からなるダイキ
ャスト成形品である。例えば外板3がアルミニウム押出
形材からなる場合は、アルミダイキャストにより形成す
ることが好ましい。
【0011】このように骨組用部材をダイキャスト成形
品とすることにより、その断面形状を、必要な強度等に
応じて自由に設定することができるので、例えば台枠4
部分との接合部分や窓開口部分等の断面を大きくして強
度向上を図るとともに、その他の部分の断面を小さくし
て材料の削減を図ることができる。さらに、配管,配線
用の通孔5をあらかじめ成形時に形成しておくことがで
き、該通孔5部分に補強用のフランジを一体形成してお
くこともできる。
品とすることにより、その断面形状を、必要な強度等に
応じて自由に設定することができるので、例えば台枠4
部分との接合部分や窓開口部分等の断面を大きくして強
度向上を図るとともに、その他の部分の断面を小さくし
て材料の削減を図ることができる。さらに、配管,配線
用の通孔5をあらかじめ成形時に形成しておくことがで
き、該通孔5部分に補強用のフランジを一体形成してお
くこともできる。
【0012】また、車両断面に合わせた外面形状で製造
できるので、従来のように1本1本を曲げ加工すること
に比べて大幅な寸法精度の向上が図れる。加えて、寸法
精度の向上により、外板3と柱部材1や垂木部材2とを
密着させることが可能となる。これにより、構体全体の
精度が向上するほか、強度的にも外板3の面外変形を抑
えることができる。
できるので、従来のように1本1本を曲げ加工すること
に比べて大幅な寸法精度の向上が図れる。加えて、寸法
精度の向上により、外板3と柱部材1や垂木部材2とを
密着させることが可能となる。これにより、構体全体の
精度が向上するほか、強度的にも外板3の面外変形を抑
えることができる。
【0013】さらに、鉄道車両は、通常、車体断面が全
長にわたって同一であるため、数種類のダイキャスト形
状を用意するだけで対応でき、高価な金型を多数必要と
しないので、従来の形材などを加工して用いるのに比べ
て製造コストを低減することが可能である。
長にわたって同一であるため、数種類のダイキャスト形
状を用意するだけで対応でき、高価な金型を多数必要と
しないので、従来の形材などを加工して用いるのに比べ
て製造コストを低減することが可能である。
【0014】そして、上述のようなダイキャスト製骨組
用部材を使用して車両用構体を製造する場合には、該部
材と外板などとを溶接等により接合してもよいが、以下
に説明する方法により行うことが好ましい。
用部材を使用して車両用構体を製造する場合には、該部
材と外板などとを溶接等により接合してもよいが、以下
に説明する方法により行うことが好ましい。
【0015】即ち、図2に拡大して示すように、外板3
の内側に係合用凸部3aを形成するとともに、柱部材1
の外面に、前記係合用凸部3aを係合させる係合用凹部
1aを形成し、係合用凸部3aと係合用凹部1aとを係
合させて外板3と柱部材1とを接合することにより、構
体を組み立てることが好ましい。
の内側に係合用凸部3aを形成するとともに、柱部材1
の外面に、前記係合用凸部3aを係合させる係合用凹部
1aを形成し、係合用凸部3aと係合用凹部1aとを係
合させて外板3と柱部材1とを接合することにより、構
体を組み立てることが好ましい。
【0016】外板3の係合用凸部3aは、該外板3をア
ルミニウム押出形材とすれば、押出成形する際に一体に
形成することができ、係合用凹部1aは、柱部材1をダ
イキャスト成形する際に同時に形成しておくことができ
る。
ルミニウム押出形材とすれば、押出成形する際に一体に
形成することができ、係合用凹部1aは、柱部材1をダ
イキャスト成形する際に同時に形成しておくことができ
る。
【0017】また、係合用凸部3aと係合用凹部1aと
の相互関係は、両者を正面から押し込み可能なファスナ
ーのような形状にすることが好ましい。
の相互関係は、両者を正面から押し込み可能なファスナ
ーのような形状にすることが好ましい。
【0018】従って、両者を接合するときには、外板3
と柱部材1とを押し付けて係合用凸部3aと係合用凹部
1aとをファスナーのように係合させ、必要最小限の部
分だけに溶接等の接合を行えばよいので、従来に比べて
溶接箇所を大幅に少なくすることが可能である。
と柱部材1とを押し付けて係合用凸部3aと係合用凹部
1aとをファスナーのように係合させ、必要最小限の部
分だけに溶接等の接合を行えばよいので、従来に比べて
溶接箇所を大幅に少なくすることが可能である。
【0019】また、両者を係合する際に、外板3に張力
が作用するように係合用凸部3aと係合用凹部1aとの
位置関係を設定し、接合組み立て後に外板3に張りを持
たせておくことができる。これにより、外板3が柱部材
1などに、より一層密着する状態となり、外板3と柱部
材1とが一体化したモノコック構造として理想的な緩み
なしの状態が得られ、剛性がさらに向上し、車両外観も
向上させることができる。
が作用するように係合用凸部3aと係合用凹部1aとの
位置関係を設定し、接合組み立て後に外板3に張りを持
たせておくことができる。これにより、外板3が柱部材
1などに、より一層密着する状態となり、外板3と柱部
材1とが一体化したモノコック構造として理想的な緩み
なしの状態が得られ、剛性がさらに向上し、車両外観も
向上させることができる。
【0020】なお、係合部の形状、凹凸関係及び間隔等
は、構体の大きさや必要強度、外板の幅や強度などに応
じて適宜に設定することが可能である。
は、構体の大きさや必要強度、外板の幅や強度などに応
じて適宜に設定することが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用構
体の骨組用部材は、ダイキャストにより製造したので、
形状の自由度が高く、寸法精度も高いものが得られると
ともに、二次加工の工数削減が図れ、構体の剛性向上や
製造コストの低減が図れる。
体の骨組用部材は、ダイキャストにより製造したので、
形状の自由度が高く、寸法精度も高いものが得られると
ともに、二次加工の工数削減が図れ、構体の剛性向上や
製造コストの低減が図れる。
【0022】さらに本発明の車両用構体の製造方法によ
れば、係合作業と必要最低限の溶接作業などにより構体
を組み立てることができるので、工数の削減や精度の向
上が図れる。また、骨組用部材と外板とを密着させるこ
とができるので、剛性の向上や外観の向上も図れる。
れば、係合作業と必要最低限の溶接作業などにより構体
を組み立てることができるので、工数の削減や精度の向
上が図れる。また、骨組用部材と外板とを密着させるこ
とができるので、剛性の向上や外観の向上も図れる。
【0023】従って、特に外板に押出し形材を使用する
軽合金車両用の骨組用部材及び構体の製造方法に適して
おり、これらの車両の剛性向上と製造コストの低減を図
ることができる。
軽合金車両用の骨組用部材及び構体の製造方法に適して
おり、これらの車両の剛性向上と製造コストの低減を図
ることができる。
【図1】 本発明の一実施例を示す車両構体の要部正
面図である。
面図である。
【図2】 同じく要部の拡大正面図である。
1…柱部材 1a…係合用凹部 2…垂木
部材 3…外板 3a…係合用凸部
4…台枠 5…通孔
部材 3…外板 3a…係合用凸部
4…台枠 5…通孔
Claims (2)
- 【請求項1】 ダイキャストにより製造したことを特
徴とする車両用構体の骨組用部材。 - 【請求項2】 車両の外板内側に係合用凸部又は凹部
を形成するとともに、ダイキャストにより製造した骨組
用部材の外面に、前記係合用凸部又は凹部に係合する係
合部を形成し、前記係合用凸部又は凹部と係合部とを係
合させて外板と骨組用部材とを接合することを特徴とす
る車両用構体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11487091A JPH04342658A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 車両用構体の骨組用部材及び車両用構体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11487091A JPH04342658A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 車両用構体の骨組用部材及び車両用構体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04342658A true JPH04342658A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=14648752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11487091A Pending JPH04342658A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 車両用構体の骨組用部材及び車両用構体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04342658A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012051495A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Hitachi Ltd | 鉄道車両構体 |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP11487091A patent/JPH04342658A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012051495A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Hitachi Ltd | 鉄道車両構体 |
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