JPH04342025A - テキスト管理・復元方式 - Google Patents

テキスト管理・復元方式

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JPH04342025A
JPH04342025A JP3113578A JP11357891A JPH04342025A JP H04342025 A JPH04342025 A JP H04342025A JP 3113578 A JP3113578 A JP 3113578A JP 11357891 A JP11357891 A JP 11357891A JP H04342025 A JPH04342025 A JP H04342025A
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Hironobu Nagashima
長島 裕信
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テキストの管理・復元
を行うテキスト管理・復元方式に関するものである。メ
モリおよびファイルシステムを持つ計算機システム上で
ファイルの内容を表示あるいは編集するときに使用する
テキストエディタでテキスト処理を行う際に、テキスト
の管理および編集を効率的に行うことが要求されている
【0002】
【従来の技術】従来のテキスト管理方式は、図5に示す
ように、行単位の行テキストを行管理ブロックからポイ
ントし、ブロック単位に管理している。そして、1行修
正した場合、この修正した行を含む行管理ブロックおよ
びこの行管理ブロクからポイントする全ての行テキスト
を退避し、その履歴を保存するようにしていた。
【0003】また、編集操作の復元/再実行(UNDO
/REDO)を行うために、上記管理ブロック、行テキ
ストの他に、図6の(イ)に示すように、UNDO管理
テーブル、UNDO管理ブロックの2つの要素を設け、
これらをもとに復元したり、再実行したりしていた。ま
た、プログラム開発履歴を保存する履歴管理は、上記テ
キスト管理やUNDO/REDO制御と関連を持たず、
編集前後の差分ファイルを図6の(ロ)に示すような4
つのファイルを用いて作成し、これを作業用の履歴ファ
イルに反映し、次にオリジナルの履歴ファイルに反映し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来のテキ
スト管理では、テキストを1行修正する場合でも、更新
履歴として最低、1つの行管理ブロックおよびこの行管
理ブロックからポイントされている全ての行テキストを
対にして退避する必要があり、不必要な領域を獲得して
退避することとなり、メモリ上で編集可能なテキストの
行数が少なくなってしまうと共に、テキストを管理する
場合にインタフェースが繁雑となり、処理性能を劣化さ
せてしまうという問題があった。
【0005】また、編集操作を復元したり、再実行した
りするUNDO/REDO制御では、上記4つの要素(
行管理ブロック、行テキスト、UNDO管理テーブル、
UNDO管理ブロック)で管理していたため、テキスト
をたとえ1行でも修正すると、UNDO管理テーブル、
UNDO管理ブロックおよび付随する行テキストを退避
する必要があり、処理が繁雑となってしまうと共に処理
性能が低下するという問題があった。
【0006】また、プログラム開発履歴を獲得する履歴
管理では、テキスト管理、UNDO/REDO制御と関
連を持たなかったので、図6の(ロ)に示すように、編
集前と編集後のファイルを作成してこれらをもとに差分
テキストを作成し、これを作業用の履歴ファイルに反映
し、次にオリジナルの履歴ファイルに反映していたため
、4つの作業ファイルが必要となってしまい、作業ファ
イルへの入出力時間とファイル資源が増大してしまうと
いう問題があった。
【0007】本発明は、挿入、更新、削除行テキストお
よび挿入、更新、削除フラグを設け、テキスト編集に対
応して、行管理ブロックなどに挿入/更新/削除フラグ
を設定および挿入/更新/削除行テキストをポイントし
、テキスト管理、UNDO/REDO制御、および履歴
管理を領域少なくかつ効率的に管理/制御を可能にする
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、行管理ブ
ロック7は、複数の行テキストをブロックにまとめて管
理するものである。挿入行テキスト8、更新行テキスト
9、削除行テキスト10は、編集時にテキストに挿入さ
れた行、更新された行、削除された行のテキストである
【0009】UNDO管理テーブル3は、複数のUND
O管理ブロック4を管理するものである。UNDO管理
ブロック4は、編集操作されたUNDOテキスト(挿入
テキスト8、更新行テキスト9、削除行テキスト10)
5のアドレスを設定して管理などするものである。
【0010】
【作用】本発明は、図1に示すように、編集操作に対応
して、挿入行テキスト8、更新行テキスト9あるいは削
除行テキスト10を作成し、行管理ブロック7からこれ
らをポイントおよび挿入/更新/削除フラグを設定し、
テキストの挿入、更新、削除を管理するようにしている
。また、UNDO管理テーブル3のエントリからUND
O管理ブロック4をポイントし、このUNDO管理ブロ
ック4に編集操作時に編集された挿入行テキスト8、更
新行テキスト9および削除行テキスト10のポインタを
設定しておき、UNDO指示に対応して、UNDO管理
テーブル3からポイントされるUNDO管理ブロック4
に設定されているポインタでポイントされる挿入行テキ
スト8、更新行テキスト9および削除行テキスト10を
もとに1つ前の状態を復元して表示などしたり、あるい
はREDO指示に対応して、UNDO管理テーブル3か
らポイントされるUNDO管理ブロック4に設定されて
いるポインタでポイントされる挿入行テキスト8、更新
行テキスト9および削除行テキスト10をもとに1つ先
の状態を再実行して表示などしたりするようにしている
。また、行管理ブロック7からポイントされた挿入行テ
キスト8、更新行テキスト9および削除行テキスト10
をもとに編集前と編集後の差分テキストを作成するよう
にしている。
【0011】従って、挿入、更新、削除行テキストおよ
び挿入、更新、削除フラグを設け、テキスト編集に対応
して、行管理ブロック7などに挿入/更新/削除フラグ
を設定および挿入/更新/削除行テキストをポイントす
ることにより、テキスト管理、UNDO/REDO制御
、および履歴管理を領域少なくかつ効率的に管理/制御
を行うことが可能となる。
【0012】
【実施例】次に、図1から図4を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。図1は、本発
明の1実施例構成図を示す。図1において、テキスト操
作機構1は、ディスプレイ上に表示されたテキスト(例
えば行数に対応づけて表示したソースプログラム)につ
いて、利用者からの挿入指示、更新指示(置換指示)、
削除指示に対応してこれら指示を取り込んだり、その編
集結果を表示したりなどするものである。
【0013】UNDO/REDO制御機構2は、編集し
たテキストについて、前回の状態、前前回の状態・・・
というように画面上に表示するテキストを復元(UND
O制御)したり、復元した状態から再実行(REDO制
御)したりするものであって、UNDO管理テーブル3
、UNDO管理ブロック4、UNDOテキスト5などか
ら構成されるものである(図4参照)。
【0014】UNDO管理テーブル3は、UNDO管理
ブロック4をポイントして管理するものである。UND
O管理ブロック4は、ある編集時に編集されたUNDO
テキスト(挿入、更新、削除行テキスト)5をポイント
して管理するものである。UNDOテキスト5は、編集
時に挿入、更新、削除されたテキスト(挿入行テキスト
、更新行テキスト、削除行テキスト)を保存したもので
ある。
【0015】テキスト処理機構6は、編集されたテキス
トを管理するものである。行管理ブロック7は、行テキ
ストをブロック単位に管理するものである(図2、図3
参照)。挿入行テキスト8は、編集時に挿入された行テ
キストである(図2の(1)参照)。
【0016】更新行テキスト9は、編集時に更新された
行テキストである(図2に(2)参照)。削除行テキス
ト10は、編集時に削除された行テキストである(図2
に(3)参照)。履歴管理機構11は、行管理ブロック
7、挿入行テキスト8、更新行テキスト9、削除行テキ
スト10をもとに、編集前と編集後の差分テキストを生
成などするものである。
【0017】次に、図2および図3を用いて行テキスト
の管理について詳細に説明する。図2の(1)は、挿入
行テキスト8を示す。これは、利用者がディスプレイ上
に行数に対応づけて表示されているテキスト(ソースプ
ログラム)について、ある行数にテキストを挿入した場
合に、生成する挿入行テキストの例である。挿入行テキ
スト8には、 id:I(挿入を表わす識別子) 行管理ブロックアドレス:挿入したテキストを指す(ポ
イントする)行管理ブロックエントリのアドレス内容:
挿入したテキストを指す行管理ブロックエントリの内容
及び挿入フラグを設定する。具体的に言えば、図中の左
側の挿入前の状態から、右側の挿入後の状態に示すよう
に、行管理ブロック7から生成した挿入行テキスト8を
ポイントする。これにより、挿入行テキスト8を生成し
、行管理ブロック7からポイントしてテキストの挿入を
行うことが可能となる。
【0018】図2の(2)は、更新行テキスト9を示す
。これは、利用者がディスプレイ上に行数に対応づけて
表示されているテキスト(ソースプログラム)について
、ある行数のテキストを更新した場合に、生成する更新
行テキストの例である。更新行テキスト9には、id:
U(更新を表わす識別子) 行管理ブロックアドレス:更新したテキストを指す行管
理ブロックエントリのアドレス 内容:更新したテキストを指す行管理ブロックエントリ
の更新前の内容及び更新フラグ を設定する。具体的に言えば、図中の左側の更新前の状
態から、右側の更新後の状態に示すように、行管理ブロ
ック7から生成した更新行テキスト9をポイントする。 これにより、更新行テキスト9を生成し、行管理ブロッ
ク7からポイントしてテキストの更新を行うことが可能
となる。
【0019】図2の(3)は、削除行テキスト10を示
す。これは、利用者がディスプレイ上に行数に対応づけ
て表示されているテキスト(ソースプログラム)につい
て、ある行数のテキストを削除した場合に、削除する削
除行テキストの例である。削除行テキスト10には、i
d:D(削除を表わす識別子) 行管理ブロックアドレス:削除したテキストを指す行管
理ブロックエントリのアドレス 内容:削除したテキストを指す行管理ブロックエントリ
の削除前の内容 を設定する。また、行管理ブロックの該当エントリには
、削除フラグを設定して当該削除行テキストが削除され
ている旨を表示する。具体的に言えば、図中の左側の削
除前の状態から、右側の削除後の状態に示すように、行
管理ブロック7に削除フラグをオンにすると共に生成し
た削除行テキスト10をポイントする。これにより、削
除行テキスト10を生成し、行管理ブロック7からポイ
ントしてテキストの削除を行うことが可能となる。
【0020】次に、図3のフローチャートを用いて図1
の構成の動作を詳細に説明する。図3において、S1は
、行の種別を判別する。これは、図1で、利用者がテキ
ストの挿入指示、更新指示(置換指示)あるいは削除指
示のいずれの種別の指示を入力したか否かを判別する。 挿入の場合には、S2で挿入行テキスト8を作成し、S
3で行管理ブロック7への挿入処理およびポインタ設定
を行う。これは、図2の(1)の挿入行テキスト8を作
成し、挿入後の状態に示すように、行管理ブロック7の
該当する行数の位置にエントリを獲得して挿入行テキス
ト8のアドレスを設定する。
【0021】更新の場合には、S4で更新行テキスト9
を作成し、S5で行管理ブロック7のポインタ更新を行
う。これは、図2の(2)の更新行テキスト9を作成し
、更新後の状態に示すように、行管理ブロック7の該当
するエントリに更新行テキスト8のアドレスで置き換え
る。削除の場合には、S6で削除行テキスト10を作成
して行管理ブロック7の該当するエントリに削除フラグ
の設定を行う。これは、図2の(3)の削除行テキスト
10を作成し、削除後の状態に示すように、行管理ブロ
ック7の該当するエントリに削除フラグを設定し、削除
した旨を表示しておく。
【0022】S7は、UNDO/REDO処理を行う。 これは、図4を用いて後述するように、UNDO処理に
よって1つ前の編集状態のテキストをディスプレイ上に
復元して表示したり、REDO処理によって1つ先の編
集状態のテキストを生成して表示したりする。以上のよ
うに、編集に対応してその種別を判定し、挿入のときに
挿入行テキスト8、更新のときに更新行テキスト9を作
成して行管理ブロック6からポイントしたり、削除のと
きに行管理ブロック6の該当エントリに削除フラグを設
定したりすることにより、行単位にテキストの挿入、更
新、削除を管理することが可能となる。これにより、従
来の無駄な情報を保存する必要がなく、効率的に挿入/
更新/削除したテキストの情報を保存することができる
【0023】図4は、本発明のUNDO/REDO制御
説明図を示す。図4の(イ)は、構成図を示す。図4の
(イ)において、UNDO管理テーブル3は、UNDO
管理ブロック4を管理するものである。UNDO管理ブ
ロック4は、■にUNDOテキスト(挿入、更新、削除
)アドレスを設定したりし、1回のUNDOの処理単位
を管理するものである。ここで、テキスト(挿入、更新
、削除)のアドレスは、UNDOテキスト5を構成する
挿入行テキスト、更新行テキスト、削除行テキストの先
頭アドレスであって、UNDOテキスト5としてUND
O/REDOのために保存したものである。
【0024】図4の(ロ)は、動作説明図を示す。図4
の(ロ)において、更新1→更新2→更新3は、テキス
トの更新処理を順次1、2、3として行った様子を示す
。UNDO(復元)は、更新3の状態で、利用者がUN
DOを指示したことに対応して、前の状態を復元する様
子を示す。具体的に言えば、図4の(イ)の現在のUN
DO管理テーブル4から1つ前の状態のUNDO管理テ
ーブル4を見つけ、このUNDO管理テーブル4の■に
設定されているUNDOテキスト(挿入、更新、削除)
アドレスをもとに、UNDOテキスト5から挿入行テキ
スト、更新行テキスト、削除行テキストを取り出し、こ
れらをもとに1つ前の状態を復元し、表示する。 この復元処理を繰り返す。
【0025】REDO(再実行)は、更新1の状態にU
NDO(復元)した状態で、利用者がREDOを指示し
たことに対応して、1つ次の状態に再実行する様子を示
す。このREDO処理は、UNDO処理と同様に、次の
状態(レベル)のUNDO管理ブロック4を見つけ、こ
のUNDO管理テーブル4の■に設定されているUND
Oテキスト(挿入、更新、削除)アドレスをもとに、U
NDOテキスト5から挿入行テキスト、更新行テキスト
、削除行テキストを取り出し、これらをもとに1つ次の
状態を再実行し、表示する。この再実行の処理を繰り返
す。
【0026】以上の処理によって、UNDO管理ブロッ
ク4をもとに保存しておいたUNDOテキスト(挿入、
更新、削除行テキスト)5を参照して1つ前の状態を復
元(UNDO)したり、1つ次の状態に再実行(RED
O)したりし、効率的にUNDO/REDO処理を行う
ことが可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
挿入、更新、削除行テキストおよび挿入、更新、削除フ
ラグを設け、テキスト編集に対応して、行管理ブロック
7などに挿入/更新/削除フラグを設定および挿入/更
新/削除行テキストをポイントする構成を採用している
ため、テキスト管理、UNDO/REDO制御、および
履歴管理を領域少なくかつ効率的に管理/制御を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の挿入/更新/削除行テキスト例である
【図3】本発明の動作説明フローチャートである。
【図4】本発明のUNDO/REDO制御説明図である
【図5】従来の行テキスト管理説明図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:テキスト操作機構 2:UNDO/REDO制御機構 3:UNDO管理テーブル 4:UNDO管理ブロック 5:UNDOテキスト 6:テキスト処理機構 7:行管理ブロック 8:挿入行テキスト 9:更新行テキスト 10:削除行テキスト 11:履歴管理機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  テキストの管理・復元を行うテキスト
    管理・復元方式において、複数の行テキストをブロック
    にまとめて管理する行管理ブロック(7)を備え、編集
    操作に対応して、挿入行テキスト(8)、更新行テキス
    ト(9)あるいは削除行テキスト(10)を作成すると
    共に上記行管理ブロック(7)からポイントおよび挿入
    /更新/削除フラグを設定し、テキストの挿入、更新、
    削除を管理するように構成したことを特徴とするテキス
    ト管理・復元方式。
  2. 【請求項2】  UNDO管理テーブル(3)のエント
    リからUNDO管理ブロック(4)をポイントし、この
    UNDO管理ブロック(4)に編集操作時に編集された
    挿入行テキスト(8)、更新行テキスト(9)および削
    除行テキスト(10)のポインタを設定しておき、UN
    DO指示に対応して、UNDO管理テーブル(3)から
    ポイントされるUNDO管理ブロック(4)に設定され
    ているポインタでポイントされる挿入行テキスト(8)
    、更新行テキスト(9)および削除行テキスト(10)
    をもとに1つ前の状態を復元して表示などしたり、ある
    いはREDO指示に対応して、UNDO管理テーブル(
    3)からポイントされるUNDO管理ブロック(4)に
    設定されているポインタでポイントされる挿入行テキス
    ト(8)、更新行テキスト(9)および削除行テキスト
    (10)をもとに1つ先の状態を再実行して表示などし
    たりするように構成したことを特徴とする請求項第1項
    記載のテキスト管理・復元方式。
  3. 【請求項3】  上記行管理ブロック(7)からポイン
    トされた挿入行テキスト(8)、更新行テキスト(9)
    および削除行テキスト(10)をもとに編集前と編集後
    の差分テキストを作成するように構成したことを特徴と
    する請求項第1項記載のテキスト管理・復元方式。
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