JPH04341938A - 光学式記録再生装置の精密角度変位機構 - Google Patents

光学式記録再生装置の精密角度変位機構

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JPH04341938A
JPH04341938A JP11331891A JP11331891A JPH04341938A JP H04341938 A JPH04341938 A JP H04341938A JP 11331891 A JP11331891 A JP 11331891A JP 11331891 A JP11331891 A JP 11331891A JP H04341938 A JPH04341938 A JP H04341938A
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coil
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coils
movable part
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Hiroyuki Ishikawa
博之 石川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式記録再生分野に
おいて、分離型光学系を有する光学式記録再生装置の微
小のトラッキングを行う精密角度変位機構の磁気回路の
構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の精密角度変位機構の一例を図6、
図7に基づいて説明する。反射鏡と保持部材とコイルよ
りなる可動部の両側に磁石及びヨ−クが配置され、それ
ぞれの磁石とヨークでそれぞれ閉じた磁界を発生してい
る。また、保持部材の両側に固着されるコイルはそれぞ
れ磁界中に配置され、コイルに通電するとフレミングの
法則に従いそれぞれのコイルに逆向きの電磁力が生じる
ように結線されている。コイルに通電すると、反射鏡に
入射するレーザ光の光軸と平行な軸を中心とするトルク
を発生し、反射鏡、保持部材、コイルから構成される可
動部を回転させることになる。そこで、コイルに通電す
る電流の向きを制御することにより、電磁力によるトル
クの向きを変え、可動部の回転角度を制御しているので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、それぞれのコイルの有効部二個のうち一個に対
してのみ磁石を配置し電磁力を発生する構成になってい
た。そのため、可動部の回転中心回りのコイルの慣性モ
ーメントの大きさに対する、コイルで発生する電磁力に
よるトルクの割合は小さく効率が悪かった。また、コイ
ルで発生する電磁力のうち可動部の回転中心回りのトル
クとなる成分以外の力が可動部を左右に動かす力になる
ため、可動部に働く力のバランスが悪く、可動部に回転
運動以外の並進運動をさせることになる。そこで本発明
はこの様な問題点を解決するもので、可動部の回転中心
回りのコイルの慣性モーメントの大きさに対する、コイ
ルで発生する電磁力によるトルクの割合を増加し効率を
上げ、さらに可動部に働く力のバランスを良くし、可動
部の並進運動に寄与する力を減らし回転運動性能を上げ
た光学式記録再生装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1)  本発明の光学
式記録再生装置は、(a)半導体レーザ等を光源として
用いた光学式ヘッドにより記録媒体に情報の記録再生を
行う、分離型光学系を有する光学式記録再生装置の微小
のトラッキングを行う精密角度変位機構において、(b
)レーザ光の角度を変化させる反射鏡と、前記反射鏡を
保持する保持部材と、前記保持部材の両側に固着される
コイルとから構成され前記レーザ光の光軸と平行な軸を
中心として回転可能な可動部を有し、(c)前記コイル
と空隙を持って位置するヨークと、前記コイルと空隙を
持ち前記ヨークに固着され磁気的に異なる磁極を前記コ
イル側に発生する二個の磁石とにより閉じた磁気回路を
前記可動部を挟むように二つ配置し、(d)前記コイル
に通電した時に発生する電磁力がそれぞれ逆向きに発生
するように二個の前記コイルを結線したこと、を特徴と
する。
【0005】(2)  本発明の光学式記録再生装置は
、凹型をした前記ヨークの凹部に前記磁石を固着したこ
とを特徴とする。
【0006】(3)  本発明の光学式記録再生装置は
、磁気的に逆向きの磁極を合わせ持つ単体の磁石を前記
ヨークに固着したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】
(実施例1)図1に本発明の一実施例である精密角度変
位機構の主要構成図、図2にその磁気回路の概略を示す
。一般的には、精密角度変位機構はガルバノミラーと呼
ばれている。反射鏡1は保持部材2に保持され、保持部
材2の両側にコイル3a、3bが固着されている。レー
ザ光6aは、反射鏡1にて方向を変えられレーザ光6b
となる。反射鏡1、保持部材2、コイル3a、3bで構
成される可動部の両側には空隙をおいて、二つの磁気回
路が配置されている。一つの磁気回路に磁気的に磁極が
異なる磁石4が二個使われ、磁石4aと磁石4cの着磁
方向は矢印8a方向であり、逆に磁石4bと磁石4dの
着磁方向はは矢印8b方向になっている状態でそれぞれ
ヨーク5に固定されている。磁石4aから発生した磁束
は図2の曲線で示すようにコイル3aを含む空間を曲線
を描きながら逆の磁極をもつ磁石4bに向かって磁界を
形成し、同様に、磁石4dから発生した磁束はコイル3
bを含む空間を曲線を描きながら逆の磁極をもつ磁石4
cに向かって磁界を形成している。コイル3aには矢印
7a方向、コイル3bには矢印7b方向に通電すると、
コイル3aには矢印9a方向、コイル3bには矢印9b
方向の電磁力が生じ、可動部の回転中心と平行な軸を中
心とするトルクを発生し、可動部を回転させ、微小のト
ラッキングを行う。
【0008】本実施例の磁気回路は一個のコイルのうち
二個の有効部分に対して同じ強さの電磁力を発生させる
為、コイルの慣性モーメントの大きさに対するトルクの
割合は従来技術で述べた磁気回路に対し約2倍の大きさ
になる。よって、コイルに無駄が少なくなり、コイルを
小さくし可動部の軽量化を行い、精密角度変位機構の小
型化ができる。あるいは、コイルに供給する電力を小さ
くできるため、省エネルギにも貢献する。
【0009】また、磁石4aに対するコイル3aの有効
部分に発生する電磁力の可動部の回転中心と平行な軸回
りのトルクとなる成分以外の力と磁石4dに対するコイ
ル3bの有効部分に発生する電磁力の可動部の回転中心
と平行な軸回りのトルクとなる成分以外の力は逆向きで
力の大きさは同じであるため相殺される。また、磁石4
bに対する磁石4cにも同様の結果が得られるため、可
動部の並進運動に寄与する力を減らし、概ね可動部に働
く力は可動部の回転中心と平行な軸回りのトルクのみに
なり、従来技術で述べた磁気回路に対し、バランスは良
くなり、可動部の回転運動性能は飛躍的に上がる。この
時、可動部の回転中心とトルクの中心が一致させると、
さらに可動部の回転運動性能は上がることになる。磁石
の位置としては、磁石4aと磁石4bの交換、磁石4c
と磁石4dの交換、を行っても同様な効果は得られる。
【0010】コイル3a、3bとしては、ボビンのない
空芯コイルを使用すると、慣性モーメントはさらに小さ
くなり、また、偏平なマグネットワイヤを巻いたコイル
を使用すると、コイルの占積率が上がるため、同じ大き
さのトルクを発生する為に必要なコイルの体積が減り、
同時に慣性モーメントも減ることになり、精密角度変位
機構の小型化と省エネルギへとつながる。
【0011】(実施例2)図3に他の実施例の磁気回路
の概略を示す。実施例1における一つの磁気回路を構成
する対になる磁石4aと磁石4b、磁石4cと磁石4d
が密着した状態でヨーク5に固着した構成になっている
。本実施例の構成によると、対になる磁石間のコイルを
通過する磁束が実施例1に比較して増加することになり
、さらに効率良くトルクを発生できる。
【0012】(実施例3)図4に他の実施例の磁気回路
の概略を示す。実施例2において、凹型をしたヨーク5
の凹部に、対になる磁石4aと磁石4b、磁石4cと磁
石4dをそれぞれ固着した構成になっている。本実施例
の構成によると、磁石4の端面付近とヨーク5とで閉じ
る磁気回路の磁束が前述の実施例1、2に比較して、よ
りコイル3に対して直角になり、発生する電磁力のトル
クとなる成分が増える。このため、さらに効率良くトル
クを発生できる。また、磁石4とヨーク5のコイル3に
向かう面を一致させるとさらに効率良くトルクを発生で
きる。
【0013】(実施例4)図5に他の実施例を示す。実
施例2において、磁気的に逆向きの磁極を合わせ持つ単
体の磁石4e、4fをヨーク5に固着した構成になって
いる。本実施例の構成によると、実施例2と同様の効果
を得、さらに、部品点数を減らし組立の作業性を上げる
ことになる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、コ
イルを有効的に利用することにより可動部を小さくでき
、精密角度変位機構の小型化に貢献し、省エネルギにも
つながる。また、バランスの良い電磁力を発生するため
、可動部の回転運動性能を飛躍的に上げることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の精密角度変位機構の一実施例を示
す主要構成図。
【図2】  図1で示す実施例の磁気回路をあらわす詳
細図。
【図3】  本発明の他の一実施例の磁気回路を示す詳
細図。
【図4】  本発明の他の一実施例の磁気回路を示す詳
細図。
【図5】  本発明の他の一実施例の磁気回路を示す詳
細図。
【図6】  従来の精密角度変位機構の主な構成を示す
斜視図。
【図7】  図6で示す従来例の磁気回路を示す詳細図
【符号の説明】
1  …  反射鏡 2  …  保持部材 3a、3b  …  コイル 4a、4b、4c、4d、4e、4f  …  磁石5
  …  ヨーク 6a、6b  …  レーザ光 7a、7b  …  通電方向 8a、8b  …  着磁方向 9a、9b  …  電磁力の方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)半導体レーザ等を光源として用
    いた光学式ヘッドにより記録媒体に情報の記録再生を行
    う、分離型光学系を有する光学式記録再生装置の微小の
    トラッキングを行う精密角度変位機構において、(b)
    レーザ光の角度を変化させる反射鏡と、前記反射鏡を保
    持する保持部材と、前記保持部材の両側に固着されるコ
    イルとから構成され前記レーザ光の光軸と平行な軸を中
    心として回転可能な可動部を有し、(c)前記コイルと
    空隙を持って位置するヨークと、前記コイルと空隙を持
    ち前記ヨークに固着され磁気的に異なる磁極を前記コイ
    ル側に発生する二個の磁石とにより閉じた磁気回路を前
    記可動部を挟むように二つ配置し、(d)前記コイルに
    通電した時に発生する電磁力がそれぞれ逆向きに発生す
    るように二個の前記コイルを結線したこと、を特徴とす
    る光学式記録再生装置。
  2. 【請求項2】  凹型をした前記ヨークの凹部に前記磁
    石を固着したことを特徴とする請求項1記載の光学式記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】  磁気的に逆向きの磁極を合わせ持つ単
    体の磁石を前記ヨークに固着したことを特徴とする請求
    項1記載の光学式記録再生装置。
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