JPH04341870A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH04341870A
JPH04341870A JP3114565A JP11456591A JPH04341870A JP H04341870 A JPH04341870 A JP H04341870A JP 3114565 A JP3114565 A JP 3114565A JP 11456591 A JP11456591 A JP 11456591A JP H04341870 A JPH04341870 A JP H04341870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
thermal head
transistor
electrode
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3114565A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhiko Matsumoto
松本 厚彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置やプ
リンタ等に設けられるサーマルヘッド、特に待機時に発
熱体への電圧印加をオフするようにしたサーマルヘッド
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のサーマルヘッドとしては
、例えば、図2に示すようなものがあった。以下、その
構成を図2を用いて説明する。
【0003】図2は、従来のサーマルヘッドの概略の回
路図である。なお、図2では、サーマルヘッドは、1つ
の印字ドットについて示されている。
【0004】このサーマルヘッドは、印字データD入力
用の複数の入力端子1を有し、該入力端子1には、制御
回路2が接続されている。制御回路2は、電源3により
駆動し、入力印字データDに応じたスイッチ切換え用の
複数の制御信号S2を生成する機能を有し、シフトレジ
スタ回路,ラッチ回路,AND回路等で構成されている
。制御回路2の各出力側には、スイッチング用のNPN
型トランジスタ4のベース電極がそれぞれ接続されてい
る。
【0005】トランジスタ4のコレクタ電極4cは、発
熱体5の一端に接続され、そのエミッタ電極4eが、接
地電位Vssに接続されている。トランジスタ4と発熱
体5とで1ドットを印字する構成とされている。発熱体
5の他端は、スイッチ6を介して駆動電源7の電源電位
V1(例えば、24V)に接続されている。スイッチ6
は、サーマルヘッドの待機時に発熱体5へ電圧を印加さ
せないように設けられたオン,オフ制御手段であり、開
閉制御部からの信号によって動作する。
【0006】このサーマルヘッドは、筐体を有し、該筐
体に基板が取付けられ、該基板上に複数の(例えば、2
048個)発熱体5が配列形成されている。各発熱体5
に対応する複数のトランジスタ4及び制御回路2が1つ
の半導体チップ上に形成され、半導体チップが所定個数
、基板と共に筐体に搭載されている。筐体は、プラテン
ローラ等で構成される紙送り機構と共に、例えば、プリ
ンタの金属機構部に組み付けられている。
【0007】次に、このサーマルヘッドの動作を説明す
る。
【0008】電源3及び駆動電源7を投入し、スイッチ
6をオン状態にした後、印字データDを入力端子1に入
力する。
【0009】制御回路2は、印字データDに応じた制御
信号S2を生成し、それぞれのトランジスタ4をオン,
オフ動作させる。トランジスタ4のオン状態で、駆動電
源7から発熱体5へ駆動電流が供給され、発熱体5が発
熱する。これにより、プラテンローラにより紙送りされ
た感熱記録紙等の記録媒体に文字等が印字される。
【0010】この種のサーマルヘッドは、駆動電源7と
発熱体5との間にスイッチ6が設けられている。このた
め、待機時には、スイッチ6をオフ状態として駆動電源
7の電源電位V1を切り離し、発熱体5に駆動電源7の
電圧が加わらないようになっている。待機時とは、例え
ばスイッチ6がオフ状態で、プラテンローラとサーマル
ヘッドとが接触して感熱記録紙は挾まれている状態であ
る。
【0011】筐体は通常、接地電位Vssに接続されて
いるため、スイッチ6を設けていない場合、駆動電源7
の電源電位V1が発熱体5に常時印加されて印字を行っ
ていない待機時では、発熱体5と周辺の金属機構部との
間に電位差が生じる。発熱体5とサーマルヘッド周辺の
金属機構部との間の電位差は、駆動電源7の電圧(24
V)相当になる。記録媒体が発熱体5に接していると、
記録媒体中に僅かに含まれる水分、不純物イオン等によ
り、発熱体5が電食により破損する可能性がある。電食
を防止するため、スイッチ6を設けて電圧が発熱体5に
加わらないようにしたり、或いは、待機時にサーマルヘ
ッドと記録媒体とを引き離す機構を設けて対応している
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のサーマルヘッドでは、電食による破損から発熱体5
を保護するため、駆動電源7のオン,オフ制御手段を設
ける必要がある。そのため、制御回路の素子数が増加し
回路構成が複雑化する。また、スイッチ6のオン,オフ
動作を行う開閉制御部の制御系が複雑化し、コストアッ
プの要因となっていた。
【0013】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、発熱体に電食が生じる点、及びスイッチのオン
,オフ制御のための制御系が複雑化することによりコス
トアップを伴う点について解決したサーマルヘッドを提
供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第1の発明のサーマルヘッドは、印字データに基づ
きスイッチ切換え用の制御信号を生成する制御回路と、
前記制御信号によりオン,オフ動作し、第1及び第2の
電極を有すると共に該第1の電極が電源電位に接続され
たスイッチング素子と、前記第2の電極と接地電位との
間に接続された印字用の発熱体とを、前記接地電位に接
続された筐体に搭載したものである。
【0015】第2の発明は、前記第1の発明のスイッチ
ング素子を、前記第1の電極をエミッタ電極とし、前記
第2の電極をコレクタ電極としたPNP型トランジスタ
で構成したものである。
【0016】
【作用】第1の発明によれば、以上のようにサーマルヘ
ッドを構成したので、制御回路で生成された制御信号に
よりスイッチング素子がオン,オフ動作し、該スイッチ
ング素子のオン状態で発熱体が発熱して文字等の印字が
行われる。発熱体は、スイッチング素子の第2の電極と
接地電位との間に接続されているため、スイッチング素
子がオフ状態のときは、発熱体は電源電位から切り離さ
れ、発熱体の電位は接地電位に接続された筐体と同電位
になる。
【0017】第2の発明によれば、PNP型トランジス
タのコレクタ電極と接地電位との間に発熱体を設けてい
る。このため、第1の発明と同様に作用し、発熱体に通
電するためのオン,オフ動作と共に電源電位のオン,オ
フ制御が確実に行える。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すサーマルヘッ
ドの一構成例を示す回路図である。
【0019】このサーマルヘッドは、ストローブ信号S
B入力用の入力端子10−1,ラッチ信号LH入力用の
入力端子10−2,印字データDA入力用の入力端子1
0−3,クロック信号CK入力用の入力端子10−4及
び電源電位V22供給用の電源端子11−1,接地端子
11−2を有し、これらの機能を持った各入力端子10
−1〜10−4,電源端子11−1,接地端子11−2
には、制御部20が接続されている。
【0020】制御部20は、電源電位V22により駆動
し、ストローブ信号SB,ラッチ信号LH,印字データ
DA,クロック信号CKの入力によりスイッチ切換え用
の複数の制御信号S20を生成する機能を有し、クロッ
ク信号CKによりシリアル形式の印字データDAを取り
込むシフトレジスタ回路21、ラッチ信号LHによりシ
フトレジスタ回路21内の内容をパラレルに取り込むラ
ッチ回路22、ストローブ信号SBによりラッチ回路2
2の内容のデコードを行うAND回路23、及び駆動回
路24で構成されている。
【0021】駆動回路24は、AND回路23の出力側
に対応する数だけ設けられ、電流制限用抵抗24−1,
NPN型トランジスタ24−2,電流制限用抵抗24−
3を有し、トランジスタ24−2のベース電極が、電流
制限用抵抗24−1を介してAND回路23の出力側に
接続され、エミッタ電極が接地電位Vssに接続されて
いる。トランジスタ24−2のコレクタ電極は、電流制
限用抵抗24−3を介してスイッチング素子であるPN
P型トランジスタ30のベース電極に接続されている。
【0022】トランジスタ30の第1の電極であるエミ
ッタ電極30eが駆動電源40の電源電位V11に接続
され、第2の電極であるコレクタ電極30cが発熱体5
0の一端に接続されている。発熱体50の他端は、接地
電位Vssに接続されている。
【0023】図3は、図1のサーマルヘッドが筐体に搭
載された全体斜視図である。
【0024】このサーマルヘッドは、長方形の筐体60
を有し、筐体60には、マウント61を介して基板62
が取り付けられている。基板62には、図1の複数の発
熱体50が配列され、発熱体50に対応するトランジス
タ30及び制御回路20が1つの半導体チップ63上に
形成されている。半導体チップ63が所定個数、基板6
2と共に筐体60に搭載されている。筐体60は、プラ
テンローラ等で構成される紙送り機構と共に、例えば、
プリンタの金属機構部に組み付けられている。電源電位
V22及び電源電位V11は、プリンタ本体の電源部か
ら供給されている。
【0025】次に、このサーマルヘッドの動作を説明す
る。
【0026】クロック信号CK、印字データDA、ラッ
チ信号LH、及びストローブ信号SBがそれぞれ入力端
子10−1〜10−4に入力される。シフトレジスタ回
路21では、クロック信号CKによりシリアル形式のデ
ータDAを取り込み、ラッチ回路22では、シフトレジ
スタ回路21内の内容をラッチ信号LHによりパラレル
に取り込む。AND回路23では、ストローブ信号SB
によりラッチ回路22の内容に対しデコードを行い、各
駆動部24へ出力する。
【0027】駆動回路24では、例えば入力側に5Vが
与えられると、トランジスタ24−2はオン状態となり
、トランジスタ30のベース電極より電流を吸収し、そ
の結果、トランジスタ30はオン状態となる。駆動電源
40からの電流が発熱体50へ流れることにより、該発
熱体50が発熱し、記録媒体に所定の印字を行う。また
、入力側に0Vを与えた場合では、トランジスタ24−
2はオフ状態となるため、トランジスタ30のコレクタ
・エミッタ間は非導通となって発熱体50への通電はさ
れず記録媒体には、印字ドットは現れない。
【0028】ここで、サーマルヘッドが印字しない待機
時において、駆動電源40の電圧をサーマルヘッドに常
時印加しても、発熱体50の非通電時にはトランジスタ
30がオフ状態であり、発熱体50が接地電位Vssに
接続されているため、発熱体50の電位は、サーマルヘ
ッド周辺のプリンタ機構部の電位と同電位になる。
【0029】本実施例では、次のような利点がある。
【0030】(A)  図1では、トランジスタ30の
エミッタ電極30eが電源電位V11に接続され、発熱
体50が接地電位Vssに接続されているため、トラン
ジスタ30のオン,オフ動作により、発熱体50の電位
はサーマルヘッド周辺のプリンタ機構部の電位と同電位
になる。発熱体50に電位差が生じないため、電源電位
V11をサーマルヘッドに常時印加しておくことができ
、発熱体50の電食を完全に防止することができる。ま
た、トランジスタ30は、オン,オフ動作することによ
り、従来の図2のスイッチ6のオン,オフ制御手段の機
能を併せもつ。これにより、従来の図2のスイッチ6を
省略できる。或いは、サーマルヘッドと記録媒体とを引
き離すための機械的な移動手段等を設ける必要もないた
め、制御系の回路構成を簡単化できてコストダウンが可
能となる。
【0031】(B)  図1では、トランジスタ30の
エミッタ電極30eを電源電位V11に接続し、発熱体
50を接地電位Vssに接続した構成としたことに伴い
、AND回路23の出力側に駆動回路24を設けてトラ
ンジスタ30のオン,オフ動作を行うようにしている。 このため、信号入力端子10−1〜10−4へ与える信
号は、従来と同じでよい。しかも、トランジスタ30の
オン,オフ動作を最適に制御し、駆動電源40の電源電
流を発熱体50へ流すことができ、制御回路20を簡単
な構成で実現できる。
【0032】なお、本発明は、図示の実施例に限らず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。
【0033】(1)  図1では、スイッチング素子を
PNP型トランジスタ30で構成したが、他のNPN型
トランジスタ等のスイッチング素子を用いてもよい。 (2)  駆動回路24は、図1以外の他の回路構成に
してもよい。 (3)  筐体60は、図3以外の形状のものであって
もよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、第1の電極が電源電位に接続されたスイッチ
ング素子と、該スイッチング素子の第2の電極と接地電
位との間に発熱体を接続した構成としている。これによ
り、スイッチング素子のオン,オフ動作は、電源電位の
オン,オフ制御を兼ね、発熱体の電位を接地電位に接続
された筐体と同電位にできる。このため、従来、発熱体
の電食防止に用いられたスイッチによるオン,オフ制御
手段を省略でき、回路構成を簡単化できる。
【0035】第2の発明によれば、PNP型トランジス
タのコレクタ電極と接地電位との間に発熱体を設けてい
る。このため、電源電位のオン,オフ制御が確実に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すサーマルヘッドの一構成
例を示す回路図である。
【図2】従来のサーマルヘッドの概略の回路図である。
【図3】図1のサーマルヘッドが筐体に搭載された全体
斜視図である。
【符号の説明】
60  筐体 20  制御回路 30e,30c  第1,第2の電極(エミッタ電極,
コレクタ電極) 30  スイッチング素子(PNP型トランジスタ)5
0  発熱体 DA  印字データ S20  制御信号 Vss  接地電位 V11  電源電位

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  印字データに基づきスイッチ切換え用
    の制御信号を生成する制御回路と、前記制御信号により
    オン,オフ動作し第1及び第2の電極を有し該第1の電
    極が電源電位に接続されたスイッチング素子と、前記第
    2の電極と接地電位との間に接続された印字用の発熱体
    とを、前記接地電位に接続された筐体に搭載したことを
    特徴とするサーマルヘッド。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のサーマルヘッドにおい
    て、前記スイッチング素子は、前記第1の電極をエミッ
    タ電極とし、前記第2の電極をコレクタ電極としたPN
    P型トランジスタで構成したサーマルヘッド。
JP3114565A 1991-05-20 1991-05-20 サーマルヘッド Pending JPH04341870A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3114565A JPH04341870A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 サーマルヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3114565A JPH04341870A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 サーマルヘッド

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JPH04341870A true JPH04341870A (ja) 1992-11-27

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ID=14641002

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JP3114565A Pending JPH04341870A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 サーマルヘッド

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990817