JPH04341249A - 連続回転型x線ct装置 - Google Patents

連続回転型x線ct装置

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Publication number
JPH04341249A
JPH04341249A JP3114494A JP11449491A JPH04341249A JP H04341249 A JPH04341249 A JP H04341249A JP 3114494 A JP3114494 A JP 3114494A JP 11449491 A JP11449491 A JP 11449491A JP H04341249 A JPH04341249 A JP H04341249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
ray
slip ring
rotating part
scan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3114494A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Takamura
祥司 高村
Masayasu Takase
正康 高瀬
Katsunori Sukeyasu
克典 祐安
Masahiro Saito
斎藤 正弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP3114494A priority Critical patent/JPH04341249A/ja
Publication of JPH04341249A publication Critical patent/JPH04341249A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に医療用に用いられ
るX線断層撮影(X線CT)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人体の胸部等の比較的広い範囲において
病巣診断を行なうためには、3次元的な断層画像データ
を採取する必要がある。このため、被検者を軸方向に移
動させながらX線発生器とX線検出器とを備えた回転部
を回転させ、結果的に撮影箇所をコイルバネ状に走査し
て(これをヘリカルスキャンと呼ぶ)撮影することによ
り3次元画像データを得るという方法が用いられる。こ
のようなヘリカルスキャン撮影を行なうためには、回転
部は固定フレーム上で何回転も自由に回転することがで
きなければならない。このため、回転部側及びフレーム
側にそれぞれスリップリング及び細い導電体の束による
ブラシを設ける(スリップリングがフレーム側、ブラシ
が回転部側でもよい)ことにより両者を電気的に接続し
、電力及び信号を授受するという連続回転型X線CT装
置が作製されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】回転部が回転する際、
スリップリングとブラシとの間の電気的接触が常に安定
した状態にあるためには、ブラシはスリップリングの回
転(移動)により引きずられるような方向に傾いていな
ければならない。ブラシが逆方向に傾いていると、スリ
ップリングの回転(移動)によりブラシが踊り、電気的
接触が不安定となる。従来の連続回転型X線CT装置で
は、この回転部のブラシの傾斜角度が固定されていたた
め、回転部はフレーム上を決まった方向しか回転するこ
とができなかった。このため、次のような不都合があっ
た。
【0004】従来のヘリカルスキャンの方法(静止空間
内における回転部の軌道)を図5に示す。1回のスキャ
ン(たとえば、実線1の軌道)だけでは被検部の断層間
隔(記号3と記号4との間の距離)が粗すぎる場合には
、第1回目のスキャン1の間を補間するようにもう1回
のスキャン(二点鎖線2の軌道)を行ない、詳細なデー
タを得る必要がある(これをダブルヘリカルスキャンと
呼ぶ)。ところが、従来の連続回転型X線CT装置では
回転が一方向でしか行なえないため、第1回目のスキャ
ン1を終了した後、第2回目のスキャン2を開始するた
めに、図5の記号5で示すように、ほぼ第1回目のスキ
ャン開始位置(正確には、それよりも半ピッチだけ手前
)まで戻らなければならない。具体的には、被検者のベ
ッドをその距離だけ戻すという操作を行なうのであるが
、この時間が無駄であるとともに、ベッドを何度も動か
すことにより被検者に不必要な不安感を与える可能性が
ある。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、回転方
向を逆転することができ、これにより、ダブルヘリカル
スキャン撮影を行なうに際して、撮影時間を最短にする
とともに、被検者のベッド移動回数を減らし、被検者の
負担を最小限にすることのできる連続回転型X線CT装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明では、スリップリング及び導電体ブラ
シにより固定枠に電気的に接続されながら固定枠に対し
て回転する回転部を備えた連続回転型X線CT装置にお
いて、回転部の回転方向に応じてスリップリングに対す
るブラシの接触角を反転させるためのブラシ反転機構を
備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】回転部がある方向に回転するとき、ブラシはス
リップリングに対し、スリップリングにより引きずられ
るような角度に傾斜している。回転部の回転方向が反転
する際、ブラシ反転機構が駆動され、ブラシのスリップ
リングに対する接触角が反転される。これにより、この
方向においても、ブラシはスリップリングにより引きず
られるようになり、ブラシとスリップリングとの間の電
気的接触は常に安定に保たれる。
【0008】
【実施例】本発明の第1の実施例である連続回転型X線
CT装置を図1及び図2により説明する。図1において
、ガントリ(固定枠)10の開口の周囲を回転する回転
部15には、X線管球11、コリメータ12、電源部1
3、X線検出器14等が備えられている。回転部15は
ガントリ10の回転駆動部16により回転されるが、回
転部15の上記各部に電力及び制御信号を供給し、また
、検出器14により検出されたX線信号を回転部15か
ら取り出すために、回転部15とガントリ10との間は
、回転部15側に取り付けられたスリップリング17と
ガントリ10側に取り付けられたブラシ機構18により
電気的に接触されている。
【0009】ブラシ機構18を拡大して図2に示す。本
実施例のX線CT装置では、ブラシ22が回転部15の
回転軸と平行なブラシ回転軸21に軸支されており、ブ
ラシ駆動部20からの駆動力により矢印cのように回転
される。また、ブラシ回転軸21よりも少しスリップリ
ング17に近いところには、ブラシ22を止めるための
ストッパ23が備えられている。
【0010】本実施例では、回転部15が図2の矢印a
の方向に回転し、スリップリング17が同方向に移動す
るときには、ブラシ22は駆動部20により同図のaの
位置に回転され、図示せぬテンション機構によりストッ
パ23に押しつけられる。これにより、ブラシ22はス
リップリング17の回転に引きずられるような角度でス
リップリング17に対して一定の力で押しつけられるた
め、回転部15とガントリ10との間の電力及び信号の
伝達はスムーズに行なわれる。
【0011】一方、回転部15の回転方向が反転して図
2のbの方向になるときは、ブラシ22も駆動部20に
より矢印cのように回転され、同図のbの位置で同様に
ストッパ23に押しつけられるようになる。これにより
、こちらの回転方向においてもスリップリング17とブ
ラシ22との間で電力及び信号の伝達がスムーズに行な
われる。
【0012】このように、本実施例の連続回転型X線C
T装置ではX線発生器11及び検出器14がガントリ1
0内で双方向に回転することができるため、図4に示す
ようなダブルヘリカルスキャンを行なうことができる。 すなわち、第1回目のスキャン1を終了した後は2回目
のスキャン2の開始位置を第1回目のスキャン1の開始
位置の近くまで戻すことなく、矢印6で示すように第1
回目のスキャン終了位置からわずか半ピッチだけ移動さ
せ、回転方向を逆にして元の方に戻るように補間ヘリカ
ルスキャンを行なうだけで、ダブルヘリカルスキャンを
行なうことができる。このため、被検者の移動距離が少
なくなり、ダブルヘリカルスキャンの時間が大幅に短縮
される。
【0013】本発明の第2の実施例を図3に示す。本実
施例においてもブラシ22が駆動部20によって回転軸
21の回りに回転されることは上記実施例と同様である
が、本実施例ではブラシ22を回転部15の各回転方向
用に1本づつ(計2本)備えておき、ブラシ22の回転
角を小さくしたものである。これにより、回転部15の
回転方向の反転に迅速に対応することができるようにな
る。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る連続回転型X線CT装置で
は、回転部の回転方向を反転させることができる。その
ため、ダブルヘリカルスキャンを行なう際に被検者をガ
ントリ内で何度も移動させる必要がなくなり、検査時間
が短縮されるとともに、不要な不安感を与えることがな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例である連続回転型X線C
T装置の全体図。
【図2】  第1実施例のブラシ機構の拡大図。
【図3】  本発明の第2実施例の連続回転型X線CT
装置のブラシ機構の拡大図。
【図4】  本発明を適用した連続回転型X線CT装置
によるダブルヘリカルスキャンの方法を説明する説明図
【図5】  従来の連続回転型X線CT装置によるダブ
ルヘリカルスキャンの方法を説明する説明図。
【符号の説明】
10…ガントリ                  
    11…X線管球12…コリメータ      
              13…電源部14…検出
器                        
15…回転部16…回転駆動部           
         17…スリップリング 18…ブラシ反転機構               
 20…ブラシ駆動部 21…ブラシ回転軸                
  22…ブラシ23…ストッパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  スリップリング及び導電体ブラシによ
    り固定枠に電気的に接続されながら固定枠に対して回転
    する回転部を備えた連続回転型X線CT装置において、
    回転部の回転方向に応じてスリップリングに対するブラ
    シの接触角を反転させるためのブラシ反転機構を備えた
    ことを特徴とする連続回転型X線CT装置。
JP3114494A 1991-05-20 1991-05-20 連続回転型x線ct装置 Pending JPH04341249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3114494A JPH04341249A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 連続回転型x線ct装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3114494A JPH04341249A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 連続回転型x線ct装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04341249A true JPH04341249A (ja) 1992-11-27

Family

ID=14639167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3114494A Pending JPH04341249A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 連続回転型x線ct装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04341249A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010268827A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Toshiba Corp X線ct装置およびx線ct装置の制御方法

Cited By (1)

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