JP4558856B2 - スケーリング可能なマルチスライス型計算機式断層撮影システムにおけるユーザ・インタフェイス、ホスト計算機および画像作成方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は一般的には、計算機式断層撮影(CT)イメージングに関し、より具体的には、スケーリング可能(scalable)なX線コリメータ、X線検出器、X線データ取得システム、スキャン・データ処理、及びスキャン画像再構成を持つマルチスライス型CTスキャナに関する。
【0002】
【従来の技術】
典型的なCTの患者のスキャンは、アキシャル(axial) モード(即ち、患者テーブルが停止し、スキャンが実行され、次いで患者テーブルが次の位置に移動されるモード)又はヘリカル(helical) モード(即ち、スキャン中に患者テーブルが間断なく移動するモード)のいずれかで行われている。シングル・スライス型スキャナが通常であり、デュアル(2)・スライス型CTシステムも公知である。市販のデュアル・スライス型システムのうち少なくとも一部のものには、いくつかの制限がある。一般的には、上述のようなスキャンを行う際には、患者スキャン速度と画質とX線管の負荷との間の兼ね合いを図らなければならない。例えば、向上した画質を得るためには、患者のスキャン速度を減少させるか、X線管の負荷を増大させるか、又はこの両方を行わなければならない可能性がある。患者のスキャン速度を増大させると、画質が劣化したり、X線管の負荷の増大が要求されたり、又はこの両方が生じ得る。現在のところ、患者のスキャン速度を増大させ、画質を向上させ、且つX線管の負荷を減少させるという利点を提供する公知のシステムは存在していない。
【0003】
更に、公知の市販のデュアル・スライス型システムは、2スライス分を超えるデータを収集するように構成することができていないため、スケーリング可能ではない。現在のところ、アキシャル・スキャンの場合にはスライス厚及び1回転当たりの画像数を、またヘリカル・スキャンの場合にはスライス厚、スキャン・モード及びスキャン速度をオペレータにより選択することが可能である公知のシステムは存在していない。
【0004】
【発明の概要】
これらの目的及び他の目的は、本発明のスケーリング可能なマルチスライス型システムで達成することができる。このシステムは、一実施態様では、スケーリング可能なマルチスライス検出器と、スケーリング可能なデータ取得システム(SDAS)と、スケーリング可能なスキャン管理、制御及び画像再構成の各処理と、スケーリング可能な画像の表示及び分析とを含んでいる。本明細書では、「スケーリング可能な」という用語は一般に、オペレータが所望のスライス数及び表示したい画像のスライス厚を容易且つ簡便に選択することができることを意味する。本発明のマルチスライス型システムでは、多数行分のX線スキャン・データを取得することができる。加えて、患者のスキャン速度を増大させ、画質を向上させると共に、X線管の負荷を減少させることができる。
【0005】
アキシャル・マルチスライス・スキャン・モードでは、多数行分のスキャン・データを画像再構成の前に処理することができ、このデータを用いて、多数の薄いスライスか、又はより少ない数のより厚いスライスかのいずれかを少ない画像アーティファクトで作成することができる。加えて、スライス厚がより厚い画像は、後で、臨床診断での需要に基づいて、より薄いスライスの画像として遡行的に再構成することができる。その結果、目視、フィルム撮影及び保管のために不要な画像数が減少する。加えて、患者に対する診断のために、z軸分解能の高い画像を後で再構成することもできる。
【0006】
ヘリカル・マルチスライス・スキャン・モードでは、患者テーブル速度、並びにX線ビーム及び検出器コリメーションの多数の組み合わせにより、異なるz軸分解能の画像を作成することが可能になる。例えば、30mm/回転のテーブル速度において、5mm〜10mmのスライスの画像を作成することができる。厚目のスライス(例えば、10mm)の画像は順行(prospective) 的に作成することができ、これにより、画像数を少なくして画像の再構成時間を短縮するという利点が得られる。その後に、より薄いスライスの画像を同じデータを用いて遡行的に作成することができる。このような薄目のスライスの画像は、臨床応用での需要に応じて必要とされる場合がある。このような薄目のスライスの画像は、患者を再スキャンすることなく作成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図面を参照して説明すると、図1には、本発明の一実施例による計算機式断層撮影(CT)イメージング・システム10を示しており、該システムは「第3世代」CTスキャナにおいて典型的なガントリ12を含んでいるものとして示されている。ガントリ12はX線源14を有しており、X線源14は、X線ビームをガントリ12の対向する側に設けられている検出器の配列体(アレイ)16に向かって投射する。検出器配列体16は複数の検出器モジュールによって形成されており、これらの検出器モジュールは患者18を通過した投射X線を感知する。各々の検出器モジュールは、入射するX線ビームの強度を表す電気信号、従って患者18を通過した際のX線ビームの減衰を表す電気信号を発生する。
【0008】
X線投影データを取得するためのスキャン中に、ガントリ12及びガントリ12に装着された構成部品は、回転中心の周りを回転する。モータ式テーブル20が、患者18をガントリ12に対して位置決めする。具体的には、テーブル20は、スキャン中に患者18の一部分をガントリ開口22の中に移動させる。
以下に、システムのハードウェア・アーキテクチャ、様々なスキャン・モード、及び代表的なユーザ・インタフェイスに関して説明する。
【0009】
システムのハードウェア・アーキテクチャ
図2は、図1に示すシステムのブロック概略図である。図2に示すように、システム10は、ホスト計算機24を含んでおり、ホスト計算機24は、画像及びメッセージをオペレータに対して表示するためのモニタ(ユーザ・インタフェイス)26に結合されている。計算機24はまた、オペレータが計算機24に対して情報及びコマンドを入力することを可能にするキーボード28及びマウス30に結合されている。計算機24はまた、スキャン及び再構成制御ユニット(SRU)32にも結合されている。SRU32は、画像作成制御を含んでいる。特定の一実施例では、SRU32は、IRIXオペレーティング・システム上で動作するSGIPCIベースの中央処理ユニットを含んでいる。SRU32はまた、データ取得システム(後述)とインタフェイス接続するためのインタフェイス・プロセッサと、前処理を行う当業界で公知のスキャン・データ補正用ディジタル信号処理ボードとを含んでいる。SRU32はまた、当業界で公知のように、フィルタ補正逆投影及び後処理の演算用の画像作成装置を含んでいる。
【0010】
SRU32には定置コントローラ34が接続されており、定置コントローラ34はテーブル・コントローラ36に結合されている。定置コントローラ34はまた、スリップリング38を介して、オンボード・コントローラ40及びスケーリング可能なデータ取得システム(SDAS)42に接続されている。スリップリング38は、スリップリングの境界を横断する信号の無接点伝送を可能にしており、境界を横断するデータ及びコマンド伝送に必要な帯域幅を維持している。SDAS42は、検出器16からデータをサンプリングして取得し、サンプリングされたアナログ信号をディジタル信号へ変換する。SDAS42は、この特定の実施例では、4行のデータ取得を維持するために48個の交換可能なコンバータ・カードを含んでいる。2行のデータ取得のためには、24個のカードを用いることができる。この特定の実施例では、1枚のコンバータ・カード当たり64個の入力チャネルが存在しており、1408Hzのサンプリングを行うことができる。SDAS42はまた、信号を増幅するためのフロント・エンド前置増幅器を含んでいる。出力データに対して、前方誤差補正が適用される。
【0011】
オンボード・コントローラ40は、X線源14の動作、及び上述のようにアナログ信号をディジタル・データへ変換するSDAS42の動作を制御する。X線源14は、X線管46に結合されている高電圧発生装置44を含んでいる。X線管46は例えば、ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ(所在地:米国ウィスコンシン州ミルウォーキ)から市販されている少なくともいくつかのCTシステムで現在用いられているジェミニ−1(Gemini-1)管のような当業界で公知の管であってもよい。X線管46によって投射されるビームは、プリペイシェント・カム・コリメータ48を通過して、検出器16(16行型の検出器として図示されている)に入射する。カム・コリメータ48もまたオンボード・コントローラ40によって制御されている。検出器16からの出力が、SDAS42へ供給される。
【0012】
システム10の動作に関して説明すると、図2では、データの流れが太い実線で図示されており、制御の流れが細い実線で示されており、リアル・タイムの制御の流れが破線で示されている。各々の流れに関連して示した参照番号の内容を以下に掲げる。
1:オペレータからのスキャン及び再構成の指定
2:「マスタ」コントローラへのスキャン指定
3:分配されるスキャン・パラメータ
3a:テーブル位置
3b:回転パラメータ
3c:kV及びmAの選択
3d:X線ビーム・コリメーション及びフィルタの選択
3e:検出器のスライス厚及びSDASの利得の選択
4:スキャン動作中のリアル・タイム制御信号
5:高電圧
6:未コリメートのX線ビーム
7:コリメート後のX線ビーム
8:アナログ・スキャン・データ
9:ディジタル・スキャン・データ
10:患者の画像
一般的に述べると、ガントリ12の回転及びX線源14の動作は、コントローラ34によって制御されている。定置コントローラ34の制御下にあるオンボード・コントローラ40は、X線源14に対して電力信号及びタイミング信号を供給する。SDAS42が、検出器16からのアナログ・データをサンプリングし、後続の処理のためにこのデータをディジタル信号へ変換する。SRU32は、サンプリングされてディジタル化されたX線データをSDAS42から受け取って、高速画像再構成を実行する。再構成された画像は計算機24への入力として印加され、計算機24は大容量記憶装置に画像を記憶させる。
【0013】
計算機24はまた、キーボード28及びマウス30を介して、オペレータからコマンド及び走査パラメータを受け取る。オペレータは、モニタ26によって、再構成された画像、及び計算機24からのその他のデータを観測することができる。オペレータが供給したコマンド及びパラメータは、制御信号及び情報を供給するために、計算機24によって用いられる。加えて、コントローラ36は、モータ式テーブル20を制御して患者18を位置決めする(図1)。
【0014】
スキャン・モード
一般的には、上述のCTシステムは、1スライス、2スライス又はこれよりも多いスライスのデータを収集するように動作することが可能である。このシステムによって、アキシャル・スキャン及びヘリカル・スキャンを行うことができ、スキャンされた物体の断面画像の処理、再構成、表示及び/又は保管を行うことができる。スケーリング可能なアキシャル画像の再構成及び表示とは、例えば、画像厚、スライス数及び表示したい画像数の選択可能性のことを指している。更に、このシステムは、何らかの特定の画像再構成アルゴリズムによって実行されるように限定されているものではなく、多くの異なる再構成アルゴリズムを利用することができるものとなっている。アルゴリズムの実例は、米国特許第5,469,487号、同第5,513,236号、同第5,541,970号、同第5,559,847号及び同第5,606,585号、並びに同時係属中の米国特許出願第08/561,382号(1995年11月21日出願)、同第08/779,961号(1996年12月23日出願)及び同第08/797,101号(1997年11月26日出願)に記載されている。これらの特許及び特許出願は、本出願人に譲渡されており、ここに参照されるべきものである。
【0015】
アキシャル・マルチスライス・スキャン・モードでは、多数行分のスキャン・データを画像再構成の前に処理することができ、このデータを用いて、多数の薄いスライスか、又はより少ない数のより厚いスライスかのいずれかを少ない画像アーティファクトで作成することができる。加えて、スライス厚がより厚い画像は後になって、臨床診断での需要に基づいて、より薄いスライスの画像として遡行的に再構成することができる。その結果、目視、フィルム撮影及び保管に不要な画像数が減少する。加えて、患者に対する診断を下すために、z軸分解能が高い画像を後になって再構成することができる。
【0016】
アキシャル・マルチスライス・モードの例を以下の表1に掲げる。
特定の一実施例として、2iモードでの画像厚2.5mmのアキシャル・モード取得では、選択することのできるいくつかの遡行的再構成の選択肢がある。例えば、1.25mmのスライス厚を有する4つの画像を再構成することもできるし、2.5mmのスライス厚を有する2つの画像を再構成することもできるし、5mmのスライス厚を有する1つの画像を再構成することもできる。従って、スキャンが行われたモード(即ち、2i)と比較して、より薄いスライス厚を有するより多くの画像(例えば、4つの画像)を遡行的に再構成することができる。加えて、スキャンが行われたモードと比較して、より厚いスライス厚を有するより少ない画像(例えば、1つの画像)を遡行的に再構成することもできる。
【0017】
更に、画像を保管することに関して、このシステムは、記憶スペースをより少なくしか要求しないようなより少ない画像を記憶することを可能にする。例えば、20mmの患者の解剖学的構造を2iモードでスキャンすると、80の画像を作成することができる。20mmの患者の解剖学的構造の80の画像の記憶には、大量のメモリを必要とする。ところが、20mmの患者の解剖学的構造のすべてについて高分解能が要求されるわけではない場合が多い。例えば、このような高分解能を要求する解剖学的構造は、約5mmに過ぎないかも知れない。2.5mm厚の2iモード・スキャンで収集されたデータを用いると、オペレータは、解剖学的構造の大半については5mm厚を有する画像を遡行的に再構成し、より高い分解能が要求される位置でのみ、より薄い画像スライス(例えば、1.25mm)を再構成することができる。この遡行的再構成を用いると、保管されるべき画像数を大幅に減少させることができる。
【0018】
上述の遡行的再構成は、ユーザ・インタフェイスを介して提供され、このような遡行的再構成が可能であるのは、スキャン・データが後に詳述するマルチスライス検出器を用いて収集されているからである。利用可能な薄いスライスのスキャン・データを用いて、オペレータは、遡行的再構成を実行するときに多くの異なるスライス厚からの選択を行うことができる。
【0019】
ヘリカル・マルチスライス・スキャン・モードでは、患者テーブル速度、並びにX線ビーム及び検出器のコリメーションの多数の組み合わせにより、異なるz軸分解能の画像を作成することが可能になる。例えば、30mm/回転のテーブル速度において、5mm〜10mmのスライスの画像を作成することができる。
厚目のスライス(例えば、10mm)の画像は、順行的に作成することができ、これにより、画像数を減少させると共に画像の再構成時間を短縮するという利点が得られる。後になって、より薄いスライスの画像を同じデータを用いて遡行的に作成することができる。このようなより薄いスライスの画像は、臨床応用での需要に応じて必要とされる場合がある。このようなより薄いスライスの画像を、患者を再スキャンしないでも作成することができる。
【0020】
ヘリカル・マルチスライス・モードの例を以下の表2に掲げる。
例えば、3.75mm/回転(即ち、各々のガントリ回転毎に患者テーブルが3.75mmずつ移動する)の高画質スキャン・モード、又は7.5mm/回転の高速スキャン・モードの場合には、1.25mm及び2.5mmのスライス厚を有する画像を遡行的に再構成することができる。アキシャル・マルチスライス・モードの場合と同様に、システムの各構成要素の特定の構造に応じて、他の多くの代替的な方法を用いることが可能である。ここでも、遡行的再構成におけるこのような融通性は、所望の画像を記憶するのに必要なメモリを減少させながら、しかも必要な分解能を有している画像を作成することを可能にすることを含め、多くの利点をもたらしている。
【0021】
ユーザ・インタフェイスの例
図3は、図1及び図2に示すシステムと共に用いることのできるスキャン・ユーザ・インタフェイスの実施例である。このインタフェイスは、ホスト計算機24(図2)に記憶されているインストラクション・セットとして実現され、ホスト計算機のモニタ上に表示される。このスキャン・ユーザ・インタフェイスでは、オペレータは、スキャン・モード、即ちヘリカルかアキシャルかを選択し、また、各々のモードに関連した様々なスキャン・パラメータを選択することができる。この選択は例えば、所望のパラメータに対応している所望の領域に単純に触れることによりユーザによって行われる。接触検知(touch sensitive )型インタフェイスは周知である。言うまでもなく、他の多くの種類のインタフェイスを用いることができ、図3に示すインタフェイスはインタフェイスの一例であるに過ぎない。
【0022】
ヘリカル・モードでは、オペレータは、所望のスライス厚、スキャン・モード及びスキャン速度を選択する。表2に関連して前述したように、「Hi−Q」スキャンは高画質スキャンに対応しており、「Hi−Speed」スキャンは高速の患者テーブル速度に対応している。アキシャル・スキャンでは、オペレータは、所望のスライス厚及び1回転当たりの作成されるべき画像数を選択する。
【0023】
現在のところ、本発明で提供されているようなスケーリング可能なスキャン管理、制御及び画像再構成の各処理、並びにスケーリング可能な画像の表示及び分析を可能にするマルチスライス型CTシステムは存在していない。本発明のシステムによれば、オペレータは、所望のスライス数及び表示したい画像のスライス厚を容易且つ簡便に選択することができる。加えて、患者のスキャン速度を増大させ、画質を向上させると共に、X線の負荷を減少させることができる。
【0024】
更なる構成要素の詳細
以下に、本発明の一実施例による代表的なスケーリング可能なマルチスライス型CTシステムの構成要素について記載する。以下には、特定の構成要素の詳細を説明するが、多くの代替的な実施例が可能であることを理解されたい。例えば、1つの特定の検出器について記載するが、本発明のシステムには他の検出器を用いることもでき、本発明は、何らかの特定の種類の検出器によって実行されるように限定されているものではない。詳しく述べると、以下に記載する検出器は複数のモジュールを含んでおり、各々のモジュールは複数の検出器セルを含んでいる。以下に記載するような特定の検出器の代わりに、z軸に沿ってセグメント化されていないセルを有している検出器、並びに/又はx軸及び/若しくはz軸に沿っていずれの方向にも連結してスケーリング可能なマルチスライス・スキャン・データを同時に取得することができるような多数の素子を備えた多数のモジュールを有する検出器を利用することができる。
【0025】
具体的には、図4及び図5を見ると、検出器16は、複数の検出器モジュール50を含んでいる。各々の検出器モジュール50は、プレート54によって検出器ハウジング52に固定されている。各々のモジュールは、多次元のシンチレータ配列体56と、高密度半導体配列体(図面では見えない)とを含んでいる。シンチレータ配列体56に隣接してこれを覆うようにして、ポスト・ペイシェント・コリメータ(図示されていない)が配置されており、X線ビームがシンチレータ配列体56に入射する前にX線ビームをコリメートする。シンチレータ配列体56は、配列して構成されている複数のシンチレーション素子を含んでおり、半導体配列体は、同一の配列に構成されている複数のフォトダイオードを含んでいる。フォトダイオードは基材58上に堆積又は形成されており、シンチレータ配列体56は基材58を覆うように配置されて、基材58に固定されている。
【0026】
フォトダイオード配列体には、スイッチ及びデコーダ装置60が結合されている。フォトダイオードは、シンチレータ配列体56に光学的に結合されており、シンチレータ配列体56によって出力される光を表す信号を伝送するための電気出力線を有している。具体的には、各々のフォトダイオードは、シンチレータ配列体56のある特定のシンチレータごとにビーム減衰測定値である個別の低レベルのアナログ出力信号を発生する。フォトダイオードの出力線は、半導体配列体、即ちフォトダイオード配列体の裏面から伸びており、それぞれの装置60に接続(例えば、ワイヤ・ボンディング)されている。
【0027】
スイッチ装置60は、フォトダイオード配列体と同様のサイズを有する多次元の半導体スイッチ配列体であり、このスイッチ装置60は、半導体配列体とSDAS42(図2)との間で電気回路を成すように結合されている。装置60は、一実施例では、多次元の配列体として構成されている複数の電界効果トランジスタ(FET)を含んでいる。各々のFETは、それぞれのフォトダイオードの出力線の1つに電気的に接続されている入力線と、出力線と、制御線(図示されていない)とを含んでいる。FETの出力線及び制御線は、可撓性電気ケーブル62を介してSDAS42に電気的に接続されている。具体的には、フォトダイオードの出力線のうち約2分の1が配列体の一方の側で各々のFET入力線に電気的に接続されており、フォトダイオードの出力線のうち残りの2分の1が配列体の他方の側でFET入力線に電気的に接続されている。
【0028】
デコーダは、各々のスライスについて、所望のスライス数及びスライス分解能に従って、フォトダイオードの出力をイネーブル(作動可能)にしたり、ディスエーブル(作動不可能)にしたり、又は組み合わせたりするようにFETの動作を制御する。デコーダは、一実施例では、当業界で公知のデコーダ・チップ又はFETコントローラであり、デコーダは、FET及びSDAS42に結合されている複数の出力線及び制御線を含んでいる。具体的には、デコーダの出力は、スイッチ装置の制御線に電気的に接続されており、FETをイネーブルにして適正なデータを送信する。デコーダの制御線は、FETの制御線に電気的に接続されており、どの出力をイネーブルにするかを決定する。デコーダを利用して、特定のFETをイネーブルにしたり、ディスエーブルにしたり、又はFETの出力を組み合わせたりして、特定のフォトダイオードの出力がSDAS42に電気的に接続されるようにする。検出器16についての更なる詳細は、1997年11月26日出願の米国特許出願第08/978805号「スケーリング可能なマルチスライス・スキャン方式計算機式断層撮影法システム用のフォトダイオード配列体(Photodiode Array For A Scalable Multislice Scanning Computed Tomography System)」に記載されている。この出願は、本出願人に譲渡されており、その全体としてここに参照されるべきものである。
【0029】
特定の一実施例では、検出器16は、57個の検出器モジュール50を含んでいる。半導体配列体及びシンチレータ配列体56は、それぞれ16×16配列のサイズを有している。結果的に、検出器16は、16行及び912列(16×57モジュール)を有し、これにより、ガントリ12の各回転毎に16スライス分のデータが同時に収集されることが可能になる。言うまでもなく、本発明は、いかなる特定の配列体サイズにも限定されておらず、配列体は、特定のオペレータの需要に応じて、より大きくてもより小さくてもよいものとする。また、検出器16は、多くの異なるスライス厚及びスライス数モード、例えば、1スライス・モード、2スライス・モード及び4スライス・モードで動作することができる。例えば、FETは、1行又はそれよりも多い行のフォトダイオード配列体から4スライス分のデータが収集されるように、4スライス・モードとして構成されることができる。デコーダの制御線によって画定されるFETの特定の構成に応じて、様々な組み合わせのフォトダイオード出力をイネーブルにしたり、ディスエーブルにしたり、組み合わせたりして、スライス厚が例えば、1.25mm、2.5mm、3.75mm又は5mmになるようにすることができる。更なる例としては、1.25mm厚から20mm厚にわたるスライスによる1つのスライスを含むシングル・スライス・モード、及び1.25mm厚から10mm厚にわたるスライスによる2つのスライスを含む2スライス・モードがある。ここに記載した以外の更なるモードも可能である。
【0030】
図6は、図1に示すCTシステムの幾何的構成の図であり、ガントリの座標系を示している。以下の図面ではこの座標系を参照するが、この座標系は、説明の目的のために掲げられているに過ぎない。具体的には、x軸は、ガントリ12の回転円に接する軸を指す。y軸は、ガントリ12のイソセンタ(ISO)からX線管の焦点に向かって伸びる半径方向の軸を指す。z軸は、走査平面に関して長手方向(内/外)に伸びる軸である。患者は、スキャン動作中は、患者テーブル20上でz軸に沿って並進させられる。
【0031】
図7を見ると、マルチスライス・スキャン動作の際には、様々なz軸位置においてデータが収集される。具体的には、図7は、ガントリ12の側面から見たシステム10の概略図である。X線管46は、アノード/ターゲット64と、カソード66とを含んでいる。未コリメートの(即ち、コリメートされていない)X線ビーム68が管46によって放出されて、カム・コリメータ48を通過する。コリメータ48は、ボウタイ・フィルタ70と、タングステン・カム72とを含んでいる。図2に関連して説明したように、カム72の位置は、ホスト計算機24からSRU32及び定置コントローラ34を介してコマンドを受け取るオンボード・コントローラ40によって制御される。カム72の位置を精密に制御するためには、例えばステッパ・モータがカム72に接続される。カム・コリメータ48の各カム72は、ユーザが選択したデータ収集モードに応じて、各カム72の間の間隔及びコリメータ開口の中心に対する各カム72の位置について独立に調節され得る。
【0032】
コリメートされたX線ビーム74は、カム・コリメータ48から放出され、そしてビーム74は患者18(図1)を通過して検出器16に入射する。上述のように、検出器16は、コリメータ76と、シンチレータ配列体56と、フォトダイオード/スイッチング配列体78(フォトダイオード配列体及びスイッチング配列体は図7では一体ユニットとして示されているが、前述したように別個の配列体であってもよい)とを含んでいる。配列体78からの出力は、可撓性ケーブルを介してSDAS42に供給されて処理される。
【0033】
以下の記載は、スライス数及びスライス厚についてスケーリング可能性を提供するカム・コリメータ48及び検出器16の動作に関するものである。カム・コリメータ48の動作及び検出器16の動作は、ここでは別個のものとして記載されることもあるが、コリメータ48及び検出器16は、組み合わせとして動作して、所望のスライス数及びスライス厚を提供することを理解されたい。
【0034】
更に詳しく述べると、図8、図9及び図10は、カム・コリメータ48の動作を示している。図8は、中央に位置する幅広のビーム(例えば、5mmのスライス厚で4スライス分のデータを得るためのビーム)を放出するように構成されているカム・コリメータ48を示している。中央に位置するより幅の狭いビームについては、図9に示すように、カム72は、ビーム68の中心に対して等分の量で内側に移動している。例えば、図9に示すように構成されているカム・コリメータは、1.25mmのスライス厚で4スライス分のデータを得るために用いることができる。
【0035】
コリメータ48はまた、管46の動作中に生じ得るz軸ビーム・オフセットを調節するために用いることもできる。具体的には、図10を見ると、カム72は、「カム・オフセット」との説明書きが添えてある矢印によって示すように、ビーム68の中心から不等の距離に位置していてもよい。図10に示すようにカム72をずらすことにより、ビーム74は、「ビーム・オフセット」との説明書きが添えてある矢印によって示すようにずれる。
後に詳述するように、カム・コリメータ48の所でビーム74の位置及び幅を制御することにより、多くの異なるスライス数及びスライス厚についてデータを得るようにスキャンを行うことができる。例えば、図11は、5.0mmのスライス厚によって4スライス分のデータを得たい場合に選択される検出器の構成に対応している。カム72は、z軸方向に広く離隔されており、20mmのコリメーションを提供し、フォトダイオードの出力は、4つの別個のスライスとしてスイッチング配列体78によって組み合わされる。具体的には、各々のスライスのデータは、4つのフォトダイオードの出力を組み合わせて1つの信号とし(1A、2A、1B及び2B)、各々のスライスのデータ信号(1A、2A、1B及び2B)が可撓性ケーブル62を介してSDAS42に供給される。
【0036】
1.25mmのスライス厚による4スライス分のデータについては、図12に示す検出器構成を用いてもよい。具体的には、カム72は、5.0mmのスライス厚(図11)の場合ほどには広く離隔していない。代わりに、カム72は、5mmのコリメーションを提供するようにz軸方向に離隔されており、フォトダイオードの出力は、4つの別個のスライスとしてスイッチング配列体78によって組み合わされる。具体的には、各々のスライスのデータは、1つのフォトダイオードの出力を組み合わせて1つの信号とし(1A、2A、1B及び2B)、各々のスライスのデータ信号(1A、2A、1B及び2B)が可撓性ケーブル62を介してSDAS42に供給される。
【0037】
言うまでもなく、システム10を用いれば、スライス数及びスライス厚の他の多くの組み合わせが可能である。例えば、図13を見ると、1.25mmのスライス厚による2スライス分のデータについては、カム72を2.5mmのコリメーションを提供するようにz軸方向に離隔させる。フォトダイオードの出力は、2つの別個のスライスとしてスイッチング配列体78によって組み合わされる。具体的には、各々のスライスのデータは、1つのフォトダイオードの出力を組み合わせて1つの信号とし(1A及び1B)、各々のスライスのデータ信号(1A及び1B)が可撓性ケーブル62を介してSDAS42に供給される。上述のようにしてz軸に沿ってカム・コリメータ48及びチャネル加算を制御することにより、多くの異なるスライス数及びスライス厚についてのスキャン・データを収集することができる。
【0038】
以上の例示した代表的なシステムに対して多くの変形及び追加を施すことができる。例えば、グラフィック方式のユーザ・インタフェイスを用いれば、例えば、最適なテーブル速度、X線ビーム・コリメーション、データ収集スライス厚、X線ビームの電圧及び電流の値、並びに所望の画質を得るための再構成方法等について、ユーザが様々な形態でマルチスライス・スキャン及び画像再構成を容易に指定することができるようになる。このようなインタフェイスは、タッチ・スクリーン、音声又は他の使い易くわかり易い公知のインタフェイス方式によって駆動される。ホスト計算機は、オペレータによって行われる選択を更に単純化するために、行われるスキャンの種類に基づいて、様々な既定モードを含むように予めプログラミングされることができる。
【0039】
再記すると、上述のマルチスライス型CTシステムを用いて、1スライス、2スライス又はそれよりも多いスライスのデータを収集して、向上した融通性を提供することができる。このようなシステムはまた、良好な画質及びz軸分解能、並びに少ないX線管の負荷で高速のスキャン動作速度を可能にする。更に、このシステムを用いれば、オペレータは、マルチスライス・スキャン及び画像再構成のパラメータを容易に且つ迅速に指定することができる。
【0040】
本発明の様々な実施例に関する以上の記載から、発明の目的が達せられたことは明らかである。本発明を詳細にわたって記述すると共に図解したが、これらは説明及び例示のみを意図したものであり、限定のためのものであると解釈してはならないことを明瞭に理解されたい。従って、本発明の要旨及び範囲は特許請求の範囲によって限定されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】CTイメージング・システムの見取り図である。
【図2】図1に示すシステムのブロック図である。
【図3】図1及び図2に示すシステムに用いることのできるスキャン・ユーザ・インタフェイスの好ましい実施例を示す図である。
【図4】CTシステム検出器配列体の斜視図である。
【図5】図4に示された検出器モジュールの斜視図である。
【図6】図1に示されたCTシステムの幾何的構成図である。
【図7】ガントリの側面から見たX線発生用構成部品及び検出器構成部品の概略図である。
【図8】図1に示すCTシステム内のカム・コリメータの動作を例示する図である。
【図9】図1に示すCTシステム内のカム・コリメータの動作を例示する図である。
【図10】図1に示すCTシステム内のカム・コリメータの動作を例示する図である。
【図11】様々なスライス数及び様々なスライス厚についてのスキャン・データの収集を概略的に例示する図である。
【図12】様々なスライス数及び様々なスライス厚についてのスキャン・データの収集を概略的に例示する図である。
【図13】様々なスライス数及び様々なスライス厚についてのスキャン・データの収集を概略的に例示する図である。
【符号の説明】
10 計算機式断層撮影法(CT)システム
12 ガントリ
14 X線源
16 検出器配列体
18 患者
20 モータ式テーブル
22 ガントリ開口
24 ホスト計算機
26 モニタ(ユーザ・インタフェイス)
28 キーボード
30 マウス
32 スキャン及び再構成制御ユニット(SRU)
34 定置コントローラ
36 テーブル・コントローラ
38 スリップリング
40 オンボード・コントローラ
42 スケーリング可能なデータ取得システム(SDAS)
44 高電圧発生装置
46 X線管
48 プリペイシェント・カム・コリメータ
50 検出器モジュール
52 検出器ハウジング
54 固定用プレート
56 多次元シンチレータ配列体
58 基材
60 スイッチ及びデコーダ装置
62 可撓性電気ケーブル
64 アノード/ターゲット
66 カソード
68 未コリメートのX線ビーム
70 ボウタイ・フィルタ
72 タングステン・カム
74 コリメート後のX線ビーム
76 ポスト・ペイシェント・コリメータ
78 フォトダイオード/スイッチング配列体
Claims (7)
- スケーリング可能なマルチスライス型計算機式断層撮影システムで、ユーザによるスキャン・パラメータの選択を可能にするユーザ・インタフェイスであって、
第1のスライス厚を含んでいるスケーリング可能なスキャン・パラメータをユーザが選択できるように構成されると共に、
多数行分のスキャン・データをスキャン処理した後に行われる遡行的な画像再構成であって、前記第1のスライス厚の画像の再構成と同じスキャン・データを用いて行われる遡行的な画像再構成のための第2のスライス厚をユーザが選択できるように構成され、前記第1のスライス厚が前記第2のスライス厚よりも厚いことを特徴とするユーザ・インタフェイス。 - 前記スキャン・パラメータは、多数のスライスのスキャンのためのスライス厚を含んでいる請求項1に記載のインタフェイス。
- ヘリカル・スキャン用の前記スキャン・パラメータは、スキャン速度、高画質スキャン・モード、高速スキャン・モード及び1回転当たりの画像数のうちの少なくとも1つを含んでいる請求項1又は2に記載のインタフェイス。
- スキャン及び再構成制御ユニットを含んでいるマルチスライス型計算機式断層撮影スキャン・システム用のホスト計算機であって、
請求項1乃至3のいずれかに記載のユーザ・インタフェイスを含んでいる、ホスト計算機。 - スケーリング可能なマルチスライス型計算機式断層撮影システムにおいて画像を作成する方法において、
少なくとも1つの選択されたスキャン・パラメータに基づいて実行されたスキャンにより収集され、記憶されたスキャン・データを用いて且つ少なくとも1つの選択された画像再構成パラメータに基づいて、多数行分のスキャン・データをスキャン処理した後に第1のスライス厚の画像の再構成と同じスキャン・データを用いて画像を遡行的に再構成するように前記システムが作動する工程を含んでおり、
前記スキャン・パラメータは前記第1のスライス厚を含んでおり、前記画像再構成パラメータは第2のスライス厚を含んでおり、
前記第1のスライス厚は、前記第2のスライス厚よりも厚いことを特徴とする、スケーリング可能なマルチスライス型計算機式断層撮影法システムにおいて画像を作成する方法。 - 前記スキャン・パラメータは、テーブル速度を含んでいる請求項5に記載の方法。
- ヘリカル・スキャン用の前記スキャン・パラメータは、スキャン速度、高画質スキャン・モード及び高速スキャン・モードのうちの少なくとも1つを含んでいる請求項5又は6に記載の方法。
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