JPH0434100Y2 - - Google Patents

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JPH0434100Y2
JPH0434100Y2 JP7573287U JP7573287U JPH0434100Y2 JP H0434100 Y2 JPH0434100 Y2 JP H0434100Y2 JP 7573287 U JP7573287 U JP 7573287U JP 7573287 U JP7573287 U JP 7573287U JP H0434100 Y2 JPH0434100 Y2 JP H0434100Y2
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JP
Japan
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cross beam
filler pipe
fuel tank
vehicle
side frames
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JP7573287U
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JPS63184124U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両のフイラーパイプの配管構造に関
するものである。
(従来の技術) 車両の燃料タンクは車体の下位に設けられ、一
方、燃料注入口は車体後部の一側に設けられ、注
入口と燃料タンクはフイラーパイプで接続され
る。
ところで四輪駆動車では後部にも差動装置を備
え、従つて左右の床下を通るサイドフレームには
クロスメンバの他クロスビームを横架し、これら
で差動装置を取付支持し、燃料タンクはクロスビ
ームの後方に配設するのが一般で、従つて燃料タ
ンクから上方にフイラーパイプを立ち上がらせ車
体一側面の外板に設けた燃料注入口に接続すれば
良い。
(考案が解決しようとする問題点) 以上の四輪駆動車で燃料タンクの保護を図るた
めのクロスメンバの前側に燃料タンクを配設する
レイアウトを採用することが好ましく、かかるレ
イアウトを採用した場合、燃料タンク後方にはク
ロスビームが位置し、一方、これの前側にはドラ
イブシヤフトや後輪の懸架装置が位置し、従つて
フイラーパイプの取り廻しが難かしい。フイラー
パイプをクロスビーム前側を通して上後方に導出
しようとするとドライブシヤフトや懸架装置との
干渉を避けるため大きく屈曲せざるを得ず、従つ
て給油時の抵抗が増え、一方、クロスビーム後方
迄延出して上方に導出するとなるこれ亦大きく屈
曲せざるを得ず上記と同様に好ましくない。
本考案は以上の問題点を解決すべくなされたも
ので、その目的とする処は、燃料タンクをクロス
ビーム前方に配設し、燃料タンクの保護を図りつ
つフイラーパイプの屈曲を小さく抑え、燃料注入
の円滑を図るようにしたことにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するための手段は、車体フ
ロア下面の車両前後方向両側に配設された左右の
サイドフレームと、該両サイドフレーム間に横架
され、両端部を少なくとも夫々二本のボルトで該
両サイドフレームの一部に固着されたクロスビー
ムと、前記車体フロアの下方で、且つ前記クロス
ビームより前方に配設された燃料タンクと、車体
一側面に設けられた給油部と、該給油部と前記燃
料タンクとを接続するフイラーパイプとを備え、
前記クロスビームとサイドフレームの固着部の前
記二本のボルト間を形成し、該空間部に空間部に
前記フイラーパイプを貫通させるようにしたこと
である。
(作用) 上記手段によれば、クロスビーム前方の燃料タ
ンクから後上方に導出されるフイラーパイプは、
クロスビームとサイドメンバーの固着部のボルト
間に形成された空間部を通つて配管され、クロス
ビームの前後で屈曲させる必要がない。
(実施例) 次に本考案の好適する一実施例を添付図面を参
照しつつ詳述する。
車両1の外観側面図を第4図に示し、2は外観
をなすボデイ、3は前輪、4は後輪を示し、前・
後輪駆動の四輪駆動車で、ボデイ2の一側の外板
5の後部は給油部6が設けられ、図では開閉自在
なリツドが表されているが、これの内側にフイラ
ーキヤツプで開閉される給油口が設けられてい
る。
第1図は車両後部のフロアパネルを除去した状
態の説明的平面図で、7,8はフロアパネルの下
面に前後方向に配設された左右のサイドフレーム
で、サイドフレーム7,8は両側上端に外側方に
折曲したフランジを有する断面チヤンネル状をな
し、鋼板素材で形成され、該フランジをフロアパ
ネルに溶着し、後部7a,8aが夫々対称的に外
側方に弯曲されている。かかるサイドフレーム
7,8の中間後部間に燃料タンク9を配設し、燃
料タンク9後方には左右のサイドフレーム7,8
間をつなぎ、且つフロアパネルに溶着されたクロ
スメンバ10が配設され、クロスメンバ10はサ
イドフレームと同一或は類似断面で、その両端を
サイドフレーム7,8に溶接されている。
以上のクロスメンバ10の後方にはこれと離間
する如くクロスビーム11を左右のサイドメンバ
7,8の後部間に横架し、クロスビーム11の前
方の車幅間中間先部には後部差動装置(リヤデ
フ)12を配設する。作動装置12はその前部を
上方に位置するクロスメンバ10にブラケツト1
3を介して取付支持し、後部左右からは後方にア
ーム14,14を平行する如く延出し、アーム1
4,14を下位にあるクロスビーム11の中央部
上に突設したブラケツト15に連結し、差動装置
12に後部をクロスビーム11側に取付支持す
る。差動装置12からは左右にドライブシャフト
16,16が延出され、ドライブシャフト16は
後輪4に連結され、図中17はトレーリングアー
ム、18は緩衝器、19はラテラルリンクを示
し、ラテラルリンク19はクロスビーム11の端
部に一端が支持され、これらで後輪懸架装置を構
成する。
クロスビーム11は第2図で明示せる如く最中
状のボツクス断面をなし、鋼板素材のプレス成形
品の溶接一体化構造をなし、一方、サイドフレー
ム7,8の後部の一部、図では左側のもの7の下
面に下方に膨出する取付ベース20を形成し、ベ
ース20は前後に離間した膨出部21,22を備
え、これの下面を取付座面21a,22aとす
る。かかるベース20の下面に既述のクロスビー
ム11の一端11aを臨ませ、一端部11aの上
面には前後に離間して突出部11b,11cを設
けて取付座面とし、取付座面21a,22aと1
1b,11cを上下に重ね、下から二本のボルト
23,24を通してクロスビーム11のこの側の
端部をサイドフレーム7に結着する。クロスビー
ム11の他端も同様にサイドフレーム8に結着す
る。
以上によりボルト23,24によるクロスビー
ム11とサイドフレーム7との結合部のボルト2
3,24間には膨出部21,22、突出部11
b,11cにより空間部25が形成されることと
なる。
ところで燃料タンク9の上板9aの後部の左側
にはフイラーパイプ26の基端26aを接続し、
フイラーパイプ26はこの側のサイドフレーム7
の内側に沿わせて後方に導びき、クロスビーム1
1のこの側の端部寄り上に沿わせて前記空間部2
5を通してフレーム7の外側方に導出し、上方に
導びいて既述の給油口に接続し、ブリーザチユー
ブ27もフイラーパイプ26と平行させて空間部
25を通して同様に給油口近傍のブリーザ孔に接
続する。
第3図は本考案の他の実施例で、既述のベース
をサイドフレーム7とは別体に形体したもので、
ベース部材120は垂下した二個の膨出部12
1,122を備えてチヤンネル状をなし、ベース
部材120をフレーム7に溶接し、かかるベース
部材120の膨出部121,122の座面121
a,122aにクロスビーム11端部の突出座面
11b,11cを重ね、ボルト23,24で結着
し、空間部25を形成し、これにフイラーパイプ
26、ブリーザチユーブ27を通したものであ
る。
(考案の効果) 以上で明らかな如く本考案によれば、燃料タン
クをクロスビーム前方に配設する構造において、
燃料タンクから後方且つ上方に延出されるフイラ
ーパイプをクロスビーム端部のサイドメンバとの
結合部のボルト間に形成される空間を通して給油
口に導出するようにしたので、フイラーパイプは
クロスビーム前方で周辺機器を避けるように大き
く屈曲させることがなく、クロスビーム後方に延
出した場合の如く大きく屈曲させることがなく、
屈曲が小さい状態で給油口迄導びくことができ、
給油抵抗の少ないフイラーパイプの配管が実現で
きるとともに、フイラーパイプの保持、保護上も
クロスビーム、サイドメンバで囲まれた空間を通
すので有利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は車両後部のフロアパネルを除去した状態の説明
的平面図、第2図は同要部の側面図、第3図は変
更実施例の側面図、第4図は車両の側面図であ
る。 尚図面中1は車両、7,8はサイドフレーム、
9は燃料タンク、11はクロスビーム、23,2
4はボルト、25は空間部、26はフイラーパイ
プである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体フロア下面の車両前後方向両側に配設され
    た左右のサイドフレームと、該両サイドフレーム
    間に横架され、両端部を少なくとも夫々二本のボ
    ルトで該両サイドフレームの一部に固着されたク
    ロスビームと、前記車体フロアの下方で、且つ前
    記クロスビームより前方に配設された燃料タンク
    と、車体一側面に設けられた給油部と、該給油部
    と前記燃料タンクとを接続するフイラーパイプと
    を備え、前記クロスビームとサイドフレームの固
    着部の前記二本のボルト間に空間部を形成し、該
    空間部に前記フイラーパイプを貫通させるように
    したことを特徴とする車両のフイラーパイプ配管
    構造。
JP7573287U 1987-05-20 1987-05-20 Expired JPH0434100Y2 (ja)

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JP7573287U JPH0434100Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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JP7573287U JPH0434100Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS63184124U JPS63184124U (ja) 1988-11-28
JPH0434100Y2 true JPH0434100Y2 (ja) 1992-08-14

Family

ID=30922150

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JP7573287U Expired JPH0434100Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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JP5375181B2 (ja) * 2009-02-26 2013-12-25 マツダ株式会社 車両の後部車体構造

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JPS63184124U (ja) 1988-11-28

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