JPH04340522A - 透明導電性フィルム - Google Patents

透明導電性フィルム

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Publication number
JPH04340522A
JPH04340522A JP11146791A JP11146791A JPH04340522A JP H04340522 A JPH04340522 A JP H04340522A JP 11146791 A JP11146791 A JP 11146791A JP 11146791 A JP11146791 A JP 11146791A JP H04340522 A JPH04340522 A JP H04340522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transparent conductive
conductive film
film
sheet resistance
electrodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP11146791A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Takase
三男 高瀬
Nobuhiro Fukuda
福田 信弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication of JPH04340522A publication Critical patent/JPH04340522A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックフィルム
またはシートを基板とした透明導電性フィルムに関する
。さらに詳しくは、液晶表示用電極、電場発光用電極等
、オプトエレクトロニクス、電気分野に広く利用可能な
シート抵抗の低いプラスチックフィルムまたはシートを
基板とした透明導電性フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、汎用されている透明電極には、ガ
ラス基板上に酸化錫膜やITO(Indium Tin
 Oxide)膜等を形成した透明導電性積層物が広く
用いられている。 しかしながら、これらは、基板がガラスであるために、
可撓性、加工性等が劣る為、用途面での制約を受け、さ
らには薄型化、量産化の期待にも答えることが困難であ
った。
【0003】そこで、近年、プラスチックフィルムまた
はシートを基板とした透明導電性フィルムが、可撓性、
加工性、耐衝撃性、薄型化、軽量化、連続生産性等で注
目され、一部実用化され始めている。
【0004】しかしながら、プラスチックフィルムまた
はシート基板にITOなどの透明電極を形成した従来品
の透明導電性フィルムは、シート抵抗が 100Ω/□
程度となり、電卓や時計用には充分であったが、表示容
量の大きなものには不充分であった。その為、液晶表示
素子の大面積化を行う為には、透明導電膜の低抵抗化が
必要であり、具体的には、12インチ画面で駆動デュー
ティが1/200の場合には、シート抵抗が10Ω/□
以下の電極膜が必要であった。
【0005】シート抵抗の低い電極膜を得るためには、
透明導電膜の膜厚を厚くすることが従来行われてきたが
、透明導電膜の膜厚が厚くなった場合、可視光線透過率
が低下したり、膜厚が厚くなったことにより、透明導電
膜にクラックが発生し易くなり、表示素子が暗くなった
り、プラスチックフィルムがカールしたり、透明導電性
フィルムの可撓性が損なわれ、クラックが発生しやすく
なるという問題が発生した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、常温でシー
ト抵抗の低い透明導電性フィルムを提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、銀を主成分と
する薄膜を金属酸化物層で積層した透明導電膜を用いる
ことにより、常温でプラスチックフィルム上に低抵抗、
かつ透明性の高い導電膜の形成された透明導電性フィル
ムである。
【0008】本発明に用いられる透明導電膜は、基板で
あるプラスチックフィルム上に銀の薄膜層を、酸化イン
ジウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化錫、酸化アンチモ
ン、酸化タングステン等の透明酸化物膜で挟み合わせて
形成されたものであり、特に酸化インジウムまたはIT
Oで挟み合わせたものが好ましい。銀の薄膜層は、少な
くとも、銀を主成分として80%以上含むことが望まし
く、電気特性、光学特性および耐久性から金、銅、白金
、パラジウムなどの金属を1%〜15%の範囲で含む事
が好ましい。
【0009】透明導電膜のシート抵抗の低下と光線透過
率の向上の為には、銀薄膜層を複数層設けたものが好ま
しい。
【0010】本発明で、基板として使用されるプラスチ
ックフィルムは、 600nmの波長における光線透過
率が少なくとも80%以上、好ましくは85%以上であ
ることが望ましい。
【0011】また、フィルムの素材としては疎水性樹脂
が望ましく、好ましい樹脂を例示するならば、ポリエス
テル、ポリアミド、ポリエーテル、ポリスルフォン、ポ
リアリレート、ポリエーテルスルフォン、ポリカーボネ
ート、ポリエーテルエーテルケトンなどのホモポリマー
またはコポリマー等があげられる。液晶表示素子用には
、プラスチックフィルム基板に酸素および水蒸気に対す
るバリヤー層を設けたものを用いるのが好ましい。
【0012】本発明に用いられるプラスチックフィルム
の厚みは、通常5〜 500μm、好ましくは10〜 
300μmであり、さらに好ましくは30〜 100μ
mが適当である。
【0013】透明導電膜を形成する方法としは、スプレ
ー法、塗布等のほか、真空処理法等の公知の方法が利用
出来る。ここで、真空処理法とは、真空下で金属等の薄
膜を形成する方法であって、真空蒸着法、スパッタリン
グ法、イオンプレーティング法、イオンビームアシスト
蒸着法、イオンクラスタービーム法等が挙げられる。以
下、実施例により本発明を詳しく説明する。
【0014】
【実施例】実施例1 厚み 100μmのポリエーテルスルホン製未延伸フィ
ルムの片面に、ITO(400Å)/銀(100Å)/
ITO(400Å)からなる透明導電膜をDCマグネト
ロンスパッタリング法により形成した。得られた透明導
電性フィルムの 600nmにおける光線透過率は86
%であり、シート抵抗は10Ω/□であった。
【0015】得られた透明導電性フィルムを用いて、1
2インチサイズの単純マトリックス型液晶表示装置(L
CD)を作製した。作製したLCDに表示のムラは認め
られなかった。
【0016】実施例2 厚み75μmのポリスルホン製フィルムの片面に、IT
O(500Å)/銀(150Å)/ITO(500Å)
からなる透明導電膜をイオンプレーティングにより形成
した。得られた透明導電性フィルムの光線透過率は80
%であり、シート抵抗は5Ω/□であった。得られた透
明導電性フィルムを用いて実施例1と同様のLCDを作
製したが、表示ムラは認められなかった。
【0017】実施例3 厚み75μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの
片面に、酸化インジウム(300Å)/銀(100Å)
/酸化インジウム(200Å)/銀(100Å)/酸化
インジウム(300Å)からなる透明導電膜をイオンプ
レーティングにより形成した。得られた透明導電性フィ
ルムの光線透過率は79%であり、シート抵抗は2Ω/
□であった。得られた透明導電性フィルムを用いて実施
例1と同様のLCDを作製したが、表示ムラは認められ
なかった。
【0018】比較例1 実施例1と同様のフィルムの片面に、ITO(SnO2
5%)膜をマグネトロンスパッタリング法により 90
0Åの厚みで形成した。光線透過率は84%であり、シ
ート抵抗は80Ω/□であった。得られた透明導電性フ
ィルムを用いて実施例1と同様のLCDを作製したが、
LCD端部で表示にムラが発生した。
【0019】
【発明の効果】本発明により、液晶表示用電極、電場発
光体用電極、エレクトロクロミズム用電極などエレクト
ロニクスの分野に広く利用され得るプラスチックフィル
ムを基板とした、シート抵抗の低い透明導電性フィルム
が提供がされ、これにより、プラスチックフィルムを基
板とした透明導電性フィルムを用いた大型パネルの製造
が可能となった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】  プラスチックフィルム基板にシート抵
    抗10Ω/□以下、光線透過率70%以上の透明導電膜
    を形成してなることを特徴とする透明導電性フィルム【
    請求項2】  透明導電膜が、少なくとも片面もしくは
    両面を金属酸化物層で覆われた金属薄膜である請求項1
    記載の透明導電性フィルム 【請求項3】  金属酸化物層の少なくとも一層が、酸
    化インジウムを含有する薄膜層である請求項2記載の透
    明導電性フィルム
JP11146791A 1991-05-16 1991-05-16 透明導電性フィルム Pending JPH04340522A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000062083A (ja) * 1998-08-24 2000-02-29 Toyobo Co Ltd 導電性フィルム
KR100411959B1 (ko) * 1995-03-22 2004-03-30 도판 인사츠 가부시키가이샤 다층도전막,및이것을사용한투명전극판및액정표시장치
JP2006216266A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Kitagawa Ind Co Ltd 透明導電フィルム
US8048531B2 (en) 1996-09-26 2011-11-01 Asahi Glass Company Ltd. Protective plate for a plasma display and a method for producing the same

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KR100411959B1 (ko) * 1995-03-22 2004-03-30 도판 인사츠 가부시키가이샤 다층도전막,및이것을사용한투명전극판및액정표시장치
US8048531B2 (en) 1996-09-26 2011-11-01 Asahi Glass Company Ltd. Protective plate for a plasma display and a method for producing the same
JP2000062083A (ja) * 1998-08-24 2000-02-29 Toyobo Co Ltd 導電性フィルム
JP2006216266A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Kitagawa Ind Co Ltd 透明導電フィルム

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