JPH04340121A - 複数制御の情報処理方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、例えば艦搭載の情報
処理装置上の制御プログラムの情報処理方法およびその
装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図４は従来技術の情報処理装置と各制御
装置との関係を示す構成図である。図において１は情報
処理装置、２は情報処理装置内蔵の中央制御装置、３は
同じく内蔵の主記憶装置、４は主記憶装置上の制御プロ
グラム、５は情報処理装置と接続の信号変換器、６は信
号変換器からの信号を受信あるいは信号変換器へ送信を
行う制御装置、７は制御装置により制御される第１の装
置、８はｎ番目の第ｎの装置、９は情報処理装置と接続
のコンソール装置を示す。

【０００３】図４の第１の装置７は、次の手順で制御さ
れる。中央制御装置２は第１の装置７に対して、制御プ
ログラム４に従いある制御信号を送信する。この制御信
号は所定のプロトコルにより信号変換器５を経由し、制
御装置６へ送信され制御装置６はこの制御信号が正しい
ことを確認した後、第１の装置７に対して信号に基づく
動作命令を与える。第１の装置７の動作終了後、制御装
置６はステータス信号を情報処理装置１に返す。情報処
理装置１に内蔵の中央制御装置２はこのステータス信号
を所定のプロトコルにより、信号変換器５を経由して受
け取り主記憶装置３に格納されている制御プログラム４
に従い確認処理を行う。これらのステップが情報処理装
置１に接続されているコンソール９からオペレータの指
示により、順次必要の都度繰返し実行される。これが例
えば第ｎの装置８の場合では、装置タイプの違いにより
前述と比べ制御信号とかステータス信号の手順が異なる
。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来の多数のタイプの
機器、装置等を制御する艦搭載の情報処理装置と制御装
置及びその制御プログラムは、前記の様に構成されてい
るので機器あるいは装置の変更、追加等があったような
場合、制御信号あるいはステータス信号などのインター
フェースが異なり、その結果、情報処理装置側の制御プ
ログラムを前面変更しなければならず、その確認動作試
験に全項目テストを行うことが必要となるなど拡張性が
良くない等の問題点があった。

【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、階層的に接続された各制御装置
毎に独立対応する性を構築し、かつそのプログラムを切
換スイッチにより選択かつ起動できることを目的として
おり、さらにこの動作装置、方法を提供することを目的
とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この発明に係る情報処理
方法は、制御装置のタイプに合せて切換スイッチ上で指
示されたタイプ番号に該当する制御プログラムを起動す
るようにしたものである。

【０００７】情報処理装置側には、切換スイッチ及び小
型の記憶チップを新たに追加し、制御装置タイプに対応
するタイプ番号等の情報を記憶しておくようにする。

【０００８】

【作用】この発明における切換スイッチは、指示したタ
イプ番号に該当する制御プログラムを外部記憶装置から
主記憶装置へ読み込むように機能するためのスイッチと
して働く。

【０００９】情報処理装置側の主記憶装置に、切換スイ
ッチで指示されるタイプ番号を読み込む機能を持つロー
ダを配置することで制御プログラムの選択起動が可能と
なる。

【００１０】

【実施例】

実施例１．図１は、この発明の１実施例を示す構成図で
あり、図１〜８は上記従来装置と全く同一のものである
。１０〜１１は従来装置に新たに追加された第２、第３
の装置を示し、この図１の実施例は従来装置と同じ制御
装置６に接続された場合のものである。１２は制御装置
のタイプに関係せず、各制御装置に共通な制御手順を記
述した基本制御プログラムを示し、情報処理装置１の主
記憶装置３に常駐している。１３はこの発明の構成要素
の一つである切換スイッチ、１４〜１６は各制御プログ
ラムを格納する外部記憶装置、１７〜１８は第１から第
ｎまでの諸装置の制御手順を記述した制御プログラムを
示す。

【００１１】前記のように構成された情報処理装置１に
おいて、まず情報処理装置１をＯＮにして、切換スイッ
チ１３を第１の外部記憶装置１４にセットする。第１の
外部記憶装置１４は制御プログラム１７を内蔵しており
、本プログラムは第１の装置７の制御手段を記述したも
のである。ここで主記憶装置３に常駐している基本制御
プログラム１２は、切換スイッチ１３でセットされた制
御プログラム１７を選択し、主記憶装置３へ読み込んだ
あと制御プログラム１７の記述に従って制御装置６と、
たとえば次のような制御信号の送受信を行う。 （イ）制御プログラム１７は、従来装置の信号変換器５
を経由して制御装置６へ準備信号を送信する。 （ロ）制御装置６は第１の装置７に対して準備動作の指
示を出し、第１の装置７はその指示に従って準備動作を
完了する。 （ハ）制御装置６は準備完了の状態信号を情報処理装置
１側の制御プログラム１７へ返し、たとえば制御プログ
ラム１７は準備完了の表示音あるいは表示ランプを点灯
させる。 （ニ）情報処理装置１側の操作者は、表示音あめいは表
示ランプの点灯確認の後、情報処理装置１側から準備信
号の送信停止オペレーションを行う。制御プログラム１
７は、制御装置６に対する準備信号の送信を停止すると
共に、表示音あるいは表示ランプを点灯させる。 （ホ）制御装置６は、準備信号送信の停止信号を受け情
報処理装置側への状態信号の返信を停止する。

【００１２】図２は前記（ハ）項の動作を示すフローチ
ャートである。まず情報処理装置１をＯＮにし（ステッ
プ２６）、切換スイッチ１３を第１の外部記憶装置１４
にセットし（ステップ２７）、第１の外部記憶装置１４
に内蔵の制御プログラム１７を、主記憶装置３へロード
する（ステップ２８）。この後、中央制御装置２は、制
御プログラム１７の制御手順に従って制御装置６と制御
信号の送受信処理を開始し（ステップ２９）、第１の装
置７の動作制御を行う。もし切換スイッチ１３を第２の
外部の記憶装置１５にセットし（ステップ３０）、第２
の外部記憶装置１５に内蔵の制御プログラム１８を主記
憶装置３へロードした（ステップ３１）ときは、制御プ
ログラム１８の制御手順処理を行い（ステップ３２）、
第２の装置１０の動作制御を行う。

【００１３】実施例２．図３はこの発明の情報処理装置
の構成図を示したもので、新たに設定の切換スイッチ１
３とアナログ指示形式の指示ダイアル２１及び図１にお
ける第１の装置７から第ｎの装置８に対応して表示した
指示表示部分２０と、第１の装置７から第ｎの装置８ま
でのタイプ番号を記憶する小型メモリ２２を備え、従来
装置の情報処理装置１に内蔵したものである。さらに従
来装置の主記憶装置３上に、小型メモリ２２から装置タ
イプ番号情報を読み込むイニシャルローダ２３と、タイ
プ番号に対応した外部記憶装置（本実施例では第２の外
部記憶装置１５を示す。）に内蔵される第１制御プログ
ラム１８を主記憶装置３のプログラム領域へ読み込む制
御プログラムロード部分２４、および第１からｎまでの
各装置に共通の制御を行う基本制御プログラム１２を設
定した場合の例を示す。なお、外部記憶装置は図１の場
合と同様に第１から第ｎの外部記憶装置１６まで設定し
、それぞれの外部記憶装置に内蔵の制御プログラムを第
１から第ｎ制御プログラム１９までを図２に示したもの
である。

【００１４】図２において、情報処理装置１をスタート
させ主記憶装置３上のイニシャルローダ２３を稼働状態
にしておく。次に切換スイッチ１３の指示ダイアル２１
を指示表示部分２０のタイプ番号２にセットする。ここ
では、タイプ番号２に該当する装置は新規に追加、もし
くは装置の１部が改修された場合を想定している。次に
指示ダイアル２１で指示したタイプ番号値の２が自動的
に小型メモリ２２に記録されるものとし、引き続き主記
憶装置３上のイニシャルローダ２３が動作して小型メモ
リ２２からタイプ番号値の２を読み込んだあと、制御プ
ログラムロード部分２４へこと番号値２を渡す。タイプ
番号値を受け取った制御プログラムロード部分２４は本
実施例において、タイプ番号値２に対応づけた第２の外
部記憶装置１５から、その内蔵の第２の制御プログラム
１８を、主記憶装置３上の制御プログラム領域２５へ読
み込む。このあと第２制御プログラムは、たとえば、次
の様な手順で制御装置６と信号のやり取りを行う。 （イ）情報処理装置１側から、対応する新規追加の第２
装置１０に対して動作準備の指示を出す。 （ロ）第２制御プログラム１８は、制御装置６に対して
動作準備信号を送信する。 （ハ）制御装置６は第２の装置１０のオペレータに対し
て、アラーム音あるいは表示ランプの点灯等で、準備開
始を知らせる。 （ニ）第２の装置１０のオペレータは、準備開始を知り
準備操作を実施する。 （ホ）準備操作の完了後、制御装置６は準備完了の信号
を情報処理装置１へ返信し、これを受け第２制御プログ
ラム１８は準備信号の制御装置６への送信を停止する。

【００１５】

【発明の効果】以上のように、この発明によれば切換ス
イッチで制御プログラムを自動選択できる様に構成した
ので、制御装置の数を減すことができ、新規に装置の追
加、改修が容易となり、かつメンテナンスの向上が得ら
れる効果がある。

【００１６】制御プログラムを各装置に対応して分割記
述することにより、制御プログラムの拡張性が良くなる
。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施例１を示す構成図である。

【図２】この発明のフローチャートを示す図である。

【図３】この発明の実施例２を示す切換スイッチ関係の
構成図である。

【図４】従来の情報処理装置と制御装置に関係する構成
図である。

【符号の説明】

３　　主記憶装置 ６　　制御装置 ７　　第１の装置 ８　　第ｎの装置 １２　　基本制御プログラム １３　　切換スイッチ １４　　第１外部記憶装置 １６　　第ｎ外部記憶装置 １７　　第１制御プログラム １９　　第ｎ制御プログラム ２１　　指示ダイアル ２２　　小型メモリ ２３　　イニシャルローダ ２４　　制御プログラムロード部分 １２　　基本制御プログラム ２０　　指示表示部分

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　階層的に接続される複数の制御装置を
   それら制御装置と情報の送受信を行う情報処理装置から
   構成される情報処理システムにおいて、それぞれの制御
   装置と情報処理装置とのインターフェイスが制御装置の
   タイプ毎に異なる場合、情報処理装置側のソフトウェア
   を各制御装置のタイプに対応した制御プログラムに分割
   し、かつそれら複数のタイプに対応した各制御プログラ
   ムを外部記憶装置に記憶し、さらに各制御装置のタイプ
   に無関係かつ影響を受けない制御プログラムについては
   主記憶装置上に配置して、各制御装置を制御する情報処
   理方法と、たとえば新規に考案設定の切換えスイッチ等
   でタイプの異なる制御装置のうちで該当するものを選択
   できるハードウェア手段を有し、情報処理装置側から各
   制御装置を制御するとき、切換えスイッチによる当該制
   御装置の指示とそれに伴い自動的に当該制御プログラム
   を選択起動出来ることを特徴とする複数制御の情報処理
   方法。
2. 【請求項２】　　階層的に接続される複数の制御装置を
   それら制御装置と情報の送受信を行う情報処理装置から
   構成される艦船搭載の情報処理システムにおいて、上記
   複数の制御装置を制御する複数の制御プログラムを格納
   した外部記憶装置と、制御装置のタイプに関係しない制
   御を行う基本制御プログラムを格納し必要かつベーシッ
   クな信号の処理を行う主記憶装置と、情報処理装置側に
   備えられた切換えスイッチにより指示された当該制御装
   置に対応する制御プログラムを主記憶装置に読込む装置
   とから構成されることを特徴とする複数制御の情報処理
   装置。