JPH04340020A - ガスタービン燃焼器 - Google Patents
ガスタービン燃焼器Info
- Publication number
- JPH04340020A JPH04340020A JP11028291A JP11028291A JPH04340020A JP H04340020 A JPH04340020 A JP H04340020A JP 11028291 A JP11028291 A JP 11028291A JP 11028291 A JP11028291 A JP 11028291A JP H04340020 A JPH04340020 A JP H04340020A
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- JP
- Japan
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- gas turbine
- gas
- burner
- flame
- combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 7
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- 238000009841 combustion method Methods 0.000 description 1
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- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン燃焼器、
特にNOX 発生量の少ない低公害燃焼器に関する。
特にNOX 発生量の少ない低公害燃焼器に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のガスタービンサイクルの一
例を示す系統図である。圧縮機101で空気が約15a
ta まで圧縮され、燃焼器102に供給される。燃焼
器102では、燃料と空気が燃焼して1000〜130
0℃の高温ガスを生成し、その高温ガスがガスタービン
103で膨張して仕事をする。そして、ガスタービン1
03を出た約550℃のガスは排ガスボイラ104で熱
交換した後、120〜150℃で図示しない煙突から排
出される。
例を示す系統図である。圧縮機101で空気が約15a
ta まで圧縮され、燃焼器102に供給される。燃焼
器102では、燃料と空気が燃焼して1000〜130
0℃の高温ガスを生成し、その高温ガスがガスタービン
103で膨張して仕事をする。そして、ガスタービン1
03を出た約550℃のガスは排ガスボイラ104で熱
交換した後、120〜150℃で図示しない煙突から排
出される。
【0003】近年、ガスタービンプラントでは、排出N
OX を低減するために、予混合燃焼方式の低NOX
燃焼器が採用されている。そして、そのような予混合燃
焼方式の低NOX 燃焼器では、火炎を安定させるため
に、拡散炎方式のパイロット火炎を採用している。
OX を低減するために、予混合燃焼方式の低NOX
燃焼器が採用されている。そして、そのような予混合燃
焼方式の低NOX 燃焼器では、火炎を安定させるため
に、拡散炎方式のパイロット火炎を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来パイロット火炎と
して採用されている拡散炎は、火炎温度が高いためNO
X 発生量が多く、低NOX 燃焼器から排出されるN
OX の大半を占めている。すなわち、通常の圧縮空気
で例えば天然ガスを拡散炎で燃焼させると、火炎温度が
約2100℃にも及び、NOX 排出量が著しく高くな
る。
して採用されている拡散炎は、火炎温度が高いためNO
X 発生量が多く、低NOX 燃焼器から排出されるN
OX の大半を占めている。すなわち、通常の圧縮空気
で例えば天然ガスを拡散炎で燃焼させると、火炎温度が
約2100℃にも及び、NOX 排出量が著しく高くな
る。
【0005】本発明は、拡散炎方式のパイロット火炎か
ら排出されるNOXの量を、減少させることを目的とす
る。
ら排出されるNOXの量を、減少させることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するために、ガスタービン排気系の酸素濃度の
低いガスが供給される拡散火炎燃焼方式の第1のバーナ
と、予混合火炎燃焼方式の第2のバーナとを具備してな
ることを特徴とするガスタービン燃焼器を提案するもの
である。
題を解決するために、ガスタービン排気系の酸素濃度の
低いガスが供給される拡散火炎燃焼方式の第1のバーナ
と、予混合火炎燃焼方式の第2のバーナとを具備してな
ることを特徴とするガスタービン燃焼器を提案するもの
である。
【0007】
【作用】本発明においては、NOX の発生しやすい拡
散火炎燃焼方式の第1のバーナに、酸素濃度の低いガス
タービン排ガスが酸化剤として供給されるので、火炎温
度が低下し、NOX 発生量が格段に減少する。そして
、もともとNOX 発生量の少ない予混合火炎燃焼方式
の第2のバーナは、この第1のバーナによって、安定に
燃焼する。
散火炎燃焼方式の第1のバーナに、酸素濃度の低いガス
タービン排ガスが酸化剤として供給されるので、火炎温
度が低下し、NOX 発生量が格段に減少する。そして
、もともとNOX 発生量の少ない予混合火炎燃焼方式
の第2のバーナは、この第1のバーナによって、安定に
燃焼する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す概念図、図2
は本発明のガスタービン燃焼器が適用されたガスタービ
ンサイクルの一例を示す系統図である。
は本発明のガスタービン燃焼器が適用されたガスタービ
ンサイクルの一例を示す系統図である。
【0009】圧縮機201で空気が約15ata まで
圧縮され、燃焼器202の予混合ノズル304に供給さ
れる。そしてここで燃料ノズル303から供給された燃
料と混合し、その燃料と空気の混合物が燃焼器202で
予混合燃焼して1000〜1300℃の高温ガスを生成
する。その高温ガスがガスタービン203で膨張して仕
事をする。そして、ガスタービン203を出た約550
℃のガスは、排ガスボイラ204で熱交換して120〜
150℃となり、大部分は図示しない煙突から排出され
る。
圧縮され、燃焼器202の予混合ノズル304に供給さ
れる。そしてここで燃料ノズル303から供給された燃
料と混合し、その燃料と空気の混合物が燃焼器202で
予混合燃焼して1000〜1300℃の高温ガスを生成
する。その高温ガスがガスタービン203で膨張して仕
事をする。そして、ガスタービン203を出た約550
℃のガスは、排ガスボイラ204で熱交換して120〜
150℃となり、大部分は図示しない煙突から排出され
る。
【0010】本実施例では、排ガスボイラ204を出た
排ガスの一部が、クーラ205で更に50℃程度まで冷
却され、圧縮機206で昇圧した後、燃焼器202の拡
散炎パイロット燃焼部分に供給される。すなわち、拡散
燃焼をするバーナ301の燃焼用空気として、酸素濃度
が13〜15%に低下したガスタービン排ガスの一部を
冷却、圧縮し、このガスをスワーラ302等から供給す
るのである。そうすると、パイロット燃焼部の拡散炎の
温度が低下して、NOX の発生量が格段に低減する。 例えば燃料として天然ガスを拡散燃焼させる場合、火炎
温度は約1700〜1800℃に低下するため、ここか
ら排出されるNOX 量は従来に比べて1/10以下に
低減する。(NOX は、温度が50℃異なることによ
り、約10倍異なる。)なお本実施例では、パイロット
バーナに供給する排ガスをクーラ205で冷却すること
により、NOX発生量が低減するだけでなく、圧縮機2
06の動力も低減する。(圧縮動力は入口の絶対温度に
比例する。)
排ガスの一部が、クーラ205で更に50℃程度まで冷
却され、圧縮機206で昇圧した後、燃焼器202の拡
散炎パイロット燃焼部分に供給される。すなわち、拡散
燃焼をするバーナ301の燃焼用空気として、酸素濃度
が13〜15%に低下したガスタービン排ガスの一部を
冷却、圧縮し、このガスをスワーラ302等から供給す
るのである。そうすると、パイロット燃焼部の拡散炎の
温度が低下して、NOX の発生量が格段に低減する。 例えば燃料として天然ガスを拡散燃焼させる場合、火炎
温度は約1700〜1800℃に低下するため、ここか
ら排出されるNOX 量は従来に比べて1/10以下に
低減する。(NOX は、温度が50℃異なることによ
り、約10倍異なる。)なお本実施例では、パイロット
バーナに供給する排ガスをクーラ205で冷却すること
により、NOX発生量が低減するだけでなく、圧縮機2
06の動力も低減する。(圧縮動力は入口の絶対温度に
比例する。)
【0011】
【発明の効果】本発明においては、ガスタービン燃焼器
でNOX 排出因子であるパイロットバーナ等の拡散火
炎に、酸素濃度の低いガスタービン排ガスを循環して使
用することにより、この火炎温度を下げ、NOX 排出
量を著しく低減することができる。
でNOX 排出因子であるパイロットバーナ等の拡散火
炎に、酸素濃度の低いガスタービン排ガスを循環して使
用することにより、この火炎温度を下げ、NOX 排出
量を著しく低減することができる。
【図1】図1は本発明のガスタービン燃焼器の一実施例
を示す概念図である。
を示す概念図である。
【図2】図2は本発明のガスタービン燃焼器が適用され
たガスタービンサイクルの一例を示す系統図である。
たガスタービンサイクルの一例を示す系統図である。
【図3】図3は従来のガスタービンサイクルの一例を示
す系統図である。
す系統図である。
101,201 圧縮機
102,202 燃焼器
103,203 ガスタービン
104,204 排ガスボイラ
205 クーラ
206 圧縮機
301 バーナ
302 スワーラ
Claims (1)
- 【請求項1】 ガスタービン排気系の酸素濃度の低い
ガスが供給される拡散火炎燃焼方式の第1のバーナと、
予混合火炎燃焼方式の第2のバーナとを具備してなるこ
とを特徴とするガスタービン燃焼器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11028291A JPH04340020A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | ガスタービン燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11028291A JPH04340020A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | ガスタービン燃焼器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04340020A true JPH04340020A (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=14531741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11028291A Pending JPH04340020A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | ガスタービン燃焼器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04340020A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0643267A1 (en) * | 1993-03-08 | 1995-03-15 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Premixed gas burning method and combustor |
JP2007507639A (ja) * | 2003-09-30 | 2007-03-29 | ビーエイチピー ビリトン イノベーション プロプライアタリー リミテッド | 発電 |
WO2014092185A1 (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-19 | 川崎重工業株式会社 | マルチ燃料対応のガスタービン燃焼器 |
US9400113B2 (en) | 2014-06-12 | 2016-07-26 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Multifuel gas turbine combustor |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP11028291A patent/JPH04340020A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0643267A1 (en) * | 1993-03-08 | 1995-03-15 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Premixed gas burning method and combustor |
EP0643267A4 (en) * | 1993-03-08 | 1996-03-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | PROCESS FOR COMBUSTING A GAS PREMIX AND BURNER DESIGNED FOR THIS PURPOSE. |
JP2007507639A (ja) * | 2003-09-30 | 2007-03-29 | ビーエイチピー ビリトン イノベーション プロプライアタリー リミテッド | 発電 |
WO2014092185A1 (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-19 | 川崎重工業株式会社 | マルチ燃料対応のガスタービン燃焼器 |
US9400113B2 (en) | 2014-06-12 | 2016-07-26 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Multifuel gas turbine combustor |
US9638423B2 (en) | 2014-06-12 | 2017-05-02 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Multifuel gas turbine combustor with fuel mixing chamber and supplemental burner |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981020 |