JPH0433Y2 - - Google Patents

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JPH0433Y2
JPH0433Y2 JP13025585U JP13025585U JPH0433Y2 JP H0433 Y2 JPH0433 Y2 JP H0433Y2 JP 13025585 U JP13025585 U JP 13025585U JP 13025585 U JP13025585 U JP 13025585U JP H0433 Y2 JPH0433 Y2 JP H0433Y2
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holding frame
adhesive
glass plate
double
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は二重硝子板構造に関し、更に詳細に説
明すると、2枚の硝子板と、該2枚の硝子板を所
定の間隔を置いて保持する保持枠とからなる二重
硝子板構造に関する。
〔従来の技術〕
従来より、2枚の硝子板を用いた二重硝子板が
存在し、二重硝子板で外部の磁力を遮蔽したり、
防音効果を増大させる等種々の用途に用いられる
ようになつている。例えば、パチンコ遊技機等の
弾球遊技機等においては磁石を用いた不正を防止
し、または2枚の硝子板の拭き掃除を容易にする
目的等からこの二重硝子板が用いられている。そ
こで、本出願人は先に実願昭50−129700号(実公
昭57−47012号)において、二重硝子板構造とし
て2枚の透明硝子板の外周縁を保持枠の前面側及
び背面側に夫々接着剤等により接着させ、2枚の
透明硝子板を所定の間隔を置いた状態で保持枠に
接合させたものを提案している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍ら、従来の二重硝子板構造においては2
枚の硝子板を保持する保持枠の構成が複雑であつ
たり、組付作業性が悪い等の欠点を有し、特に保
持枠をABS樹脂等の合成樹脂材で形成した場合
には硝子板と接着剤とはその成分中に珪素が含ま
れているため接着力は強いが、合成樹脂材と接着
剤とは接着力が弱く、合成樹脂材と硝子板とを相
互に強固に接着する接着剤が存在しないことか
ら、長期間の使用のうちに硝子板が保持枠より脱
落する虞れを有するものであつた。
本考案の目的は2枚の硝子板を保持枠に接着剤
により強固に接着する事が出来、長期間の使用に
耐えると共に拭き掃除が容易で経済性に優れた二
重硝子板構造を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述せる問題点に鑑みてなされたもの
で、2枚の硝子板と、該2枚の硝子板を所定の間
隔を置いて保持する保持枠とからなる二重硝子板
構造において、前記2枚の硝子板の外周縁が前記
保持枠の前面側及び背面側に夫々接着剤により接
合されていると共に、前記2枚の硝子板の相互に
対向する側の外周縁が保持枠の前面側より背面側
に連続する接着剤により相互に接合されている事
を特徴とする。
〔作用〕
本考案に依れば、2枚の硝子板の外周縁が保持
枠の前面側及び背面側の側面に夫々接着剤により
接合されていると共に、2枚の硝子板の相互に対
向する側の外周縁が保持枠の前面側より背面側に
連続する接着剤により直接的に相互に接合されて
いるので2枚の硝子板の接着強度が著しく向上す
るものである。
〔実施例〕
以下本考案に係る二重硝子板構造の一実施例を
図面を参照して詳述する。
第1図乃至第3図には本考案の一実施例の概略
が夫々示されており、この二重硝子板構造は本実
施例では弾球遊技機に適用した場合として示され
ているが、弾球遊技機に限定されるものではな
く、電磁遮蔽、防音等種々の用途に適用し得るも
のである。
第1図には弾球遊技機1が示されており、この
弾球遊技機1の前面枠2には金枠3が固着され、
この金枠3に硝子扉枠4が開閉自在に取付けられ
ている。硝子扉枠4の裏面側には枠状に形成され
た支持板5が取付けられている。この支持板5に
本考案に係る二重硝子板11が取付けられ、この
二重硝子板11の背面側の遊技盤6が前面側より
透視し得るようになされている。尚二重硝子板1
1の下方には打球供給皿8が設けられた前面板7
が取付けられ、この前面板7の下方に操作ハンド
ル9及び余剰球受皿10が設けられている。
第2図乃至第7図に示す如く、二重硝子板11
は2枚の硝子板12,13と保持枠14とから構
成され、硝子板12が保持枠14の前面側に、硝
子板13が保持枠14の裏面側に夫々接着剤15
により接合されている。即ち、前記保持枠14の
内周縁の前面側及び背面側には嵌合凹溝16,1
7が夫々形成され、硝子板12,13が保持枠1
4の前面側及び背面側より夫々所定の間隔で取付
けられる。尚保持枠14の一側部には乾燥剤18
の収納凹溝19が形成され、この収納凹溝19に
は通気孔が形成され、収納凹溝19にシリカゲル
やアルミナ等の乾燥剤18を収納した後、カバー
体20で密封する事により、2枚の硝子板12,
13の内側に水滴が付着したり、くもりが発生す
るのを防止する事が出来る。
前記保持枠14の嵌合凹溝16,17の四隅に
は嵌合凹溝17,18間を貫通する小孔からなる
透孔21が形成され、またこの透孔21と連通す
る状態で接着剤15の挿入溝22が前面側及び背
面側に夫々形成されている。この挿入溝22は保
持枠14の長手方向に沿つて形成されている。従
つて保持枠14の接着面23と、挿入溝22及び
透孔21にシリコン接着剤等の珪素を含有する接
着剤15を注入し、2枚の硝子板12,13を保
持枠14の嵌合凹溝16,17に夫々嵌合させる
事により、2枚の硝子板12,13の外周縁が前
記保持枠14の前面側及び背面側の嵌合凹溝1
6,17位置の接着面23に接合されると共に、
透孔21に注入された前後方向に連続する接着剤
15が2枚の硝子板12,13の相互に対向する
側を直接的に接合する事となる。
前記透孔21は小孔に形成されている場合に限
定されるものではなく、また四隅に形成されるも
のに限定されるものでもなく、例えば、保持枠1
4の長手方向の途中に、第4図に示す如く、長孔
24に形成されたものであつてもよく、また長孔
24と小孔からなる透孔21を両方形成したもの
であつてもよい。更に長孔24の長さは保持枠1
4の一側部の長さ方向の全体に亘つて形成する事
も出来る。
更に前記透孔21に代えて、第5図に示す如く
保持枠14の内周縁の前後方向に沿つて接着剤の
注入用の凹溝25を形成し、該凹溝25に接着剤
15を注入する事によつても前述と同様の作用効
果を有する事明らかであろう。
前記硝子扉枠4に取付けられた支持板5の上部
部材31には係合穴32a,32bが設けられ、
該係合穴32a,32bに係止される係合突起3
3a,33bが保持枠14の上部に突出形成され
ている。また支持板5の側部部材34には係止溝
35a,35bが形成され、該係止溝35a,3
5bに係止される係合ピン36a,36bが保持
枠14の側部に形成され、係合ピン36a,36
bが係止溝35a,35bに係止された状態で係
合保持するフツク部材37a,37bが係止溝3
5a,35bに近接した支持板5の側部部材34
に枢支されている。
従つて、二重硝子板11の保持枠14上部の係
合突起33a,33bを支持板5の上部部材31
の係合穴32a,32bに夫々係止させ、次いで
保持枠14の係合ピン36a,36bを側部部材
34の係止溝35a,35bに係止させ、フツク
部材37a,37bにより係合ピン36a,36
bを夫々係止させる事により硝子扉枠4に二重硝
子板11を簡易迅速に取付ける事が出来る。
また保持枠14の両側部には外側方向に延びる
不正防止部41が形成され、この不正防止部41
は保持枠14の両側部の上下方向に亘つて形成さ
れ、第7図から明らかな如く、この不正防止部4
1は後方の硝子板13に近接した後方に形成され
ている。この不正防止部41により、遊技盤6に
植設された障害釘42等を外部からピアノ線やセ
ル板を挿入して不正操作するのを防止する事が出
来るものである。
尚二重硝子板11の保持枠14を硝子扉枠4に
取付ける手段は前述せる実施例の係合穴32a,
32bと係合突起33a,33bに限定されるも
のではなく、係合穴32a,32bと係合突起3
3a,33bを夫々逆に形成する事も出来、例え
ば第8図に示す如く、硝子扉枠4に補強板45を
固着し、該補強板45に係合突起45a,45b
を形成し、該係合突起45a,45bを保持枠1
4に形成した係合穴46a,46bに嵌合させる
ものであつてもよく、または第9図に示す如く、
金枠3の上辺部分に位置規制部材48を形成し、
この位置規制部材48により、保持枠14の上部
に形成した係合突起33a,33bを支持板5の
上部部材31の係合穴32a,32bに夫々嵌合
させて係止させた状態を保持し、二重硝子板11
が上下方向、左右方向に移動する事がないように
取付ける事が出来る。
〔考案の効果〕
以上が本考案に係る二重硝子板構造の一実施例
の構成であるが、斯る構成に依れば、保持枠の接
着面に塗布された接着剤及び保持枠に形成された
透孔及び挿入溝または凹溝に注入された接着剤に
より2枚の硝子板の相互に対向する側の外周縁が
保持枠の接着面に接着されると共に、前面側より
背面側に連続する接着剤により2枚の硝子板が直
接的に相互に接合されているので硝子板と保持枠
との接合だけの場合に比較して著しく接着強度を
向上させる事が出来、耐久性の優れた著しく経済
性に優れた二重硝子板構造を得る事が出来、また
本考案を弾球遊技機に適用した場合には簡易迅速
に取付ける事が出来、また取付状態が確実で不正
操作される虞れがなくまた、2枚の硝子板の拭き
掃除が容易に行える二重硝子板構造を得る事が出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る二重硝子板構
造の一実施例の概略を夫々示すもので、第1図は
本考案を弾球遊技機に適用した場合の正面説明
図、第2図は二重硝子板の分解斜視図、第3図は
一部拡大斜視図、第4図及び第5図は透孔の変形
例を夫々示す一部破断拡大斜視図、第6図は縦断
面図、第7図は水平断面図、第8図及び第9図は
二重硝子板の取付状態の変形例を夫々示す縦断面
図である。 図中、1……弾球遊技機、2……前面枠、3…
…金枠、4……硝子扉枠、5……支持板、6……
遊技盤、11……二重硝子板、12,13……硝
子板、14……保持枠、15……接着剤、16,
17……嵌合凹溝、21……透孔、22……挿入
溝、23……接着面、24……長孔、25……凹
溝、32a,32b,46a,46b……係合
穴、33a,33b,45a,45b……係合突
起、35a,35b……係止溝、36a,36b
……係合ピン、37a,37b……フツク部材、
41……不正防止部、42……障害釘、45……
補強板、48……位置規制部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 2枚の硝子板と、該2枚の硝子板を所定の間
    隔を置いて保持する保持枠とからなる二重硝子
    板構造において、前記2枚の硝子板の外周縁が
    前記保持枠の前面側及び背面側に夫々接着剤に
    より接合されていると共に、前記2枚の硝子板
    の相互に対向する側の外周縁が保持枠の前面側
    より背面側に連続する接着剤により相互に接合
    されている事を特徴とする二重硝子板構造。 (2) 前記保持枠が合成樹脂材より形成されている
    事を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の二重硝子板構造。 (3) 前記保持枠に透孔が穿設され、該透孔に接着
    剤が注入されて2枚の硝子板が保持枠の前面側
    より背面側に連続する接着剤により接合されて
    いる事を特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の二重硝子板構造。 (4) 前記保持枠の内周縁の前後方向に沿つて接着
    剤の注入用の凹溝が穿設され、前記凹溝に接着
    剤が連通状態で注入されている事を特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の二重板硝
    子構造。 (5) 前記透孔が前記保持枠の少なくとも四隅に設
    けられている事を特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第3項記載の二重硝子板構造。 (6) 前記透孔が長穴に形成されている事を特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第3項記載の二重
    硝子板構造。 (7) 前記保持枠に形成された透孔と連通する接着
    剤挿入溝が保持枠の長手方向に沿つて形成され
    ている事を特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第3項記載の二重硝子板構造。
JP13025585U 1985-08-27 1985-08-27 Expired JPH0433Y2 (ja)

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