JPH04339753A - 紙容器内部の包装材料端部保護テープ - Google Patents
紙容器内部の包装材料端部保護テープInfo
- Publication number
- JPH04339753A JPH04339753A JP3102389A JP10238991A JPH04339753A JP H04339753 A JPH04339753 A JP H04339753A JP 3102389 A JP3102389 A JP 3102389A JP 10238991 A JP10238991 A JP 10238991A JP H04339753 A JPH04339753 A JP H04339753A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- tape
- container
- packaging material
- packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 title claims abstract description 35
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims abstract description 44
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 33
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 27
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims abstract description 20
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 19
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 19
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 14
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 14
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims abstract description 14
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 claims abstract description 14
- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims abstract description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 5
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 abstract description 13
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 80
- 229920001903 high density polyethylene Polymers 0.000 description 20
- 239000004700 high-density polyethylene Substances 0.000 description 20
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 19
- 229920001684 low density polyethylene Polymers 0.000 description 18
- 239000004702 low-density polyethylene Substances 0.000 description 18
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 10
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 9
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 235000013336 milk Nutrition 0.000 description 4
- 239000008267 milk Substances 0.000 description 4
- 210000004080 milk Anatomy 0.000 description 4
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 4
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003205 fragrance Substances 0.000 description 3
- 235000011389 fruit/vegetable juice Nutrition 0.000 description 3
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 3
- 229920001328 Polyvinylidene chloride Polymers 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000005038 ethylene vinyl acetate Substances 0.000 description 2
- 229920001200 poly(ethylene-vinyl acetate) Polymers 0.000 description 2
- 239000005033 polyvinylidene chloride Substances 0.000 description 2
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 1
- 238000002386 leaching Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、紙を基材とする包装容
器に係り、特に、ミルク、ジュースなどの液体を包装す
る包装容器に関する。
器に係り、特に、ミルク、ジュースなどの液体を包装す
る包装容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】使用後の処理が簡単である点から、従来
よりミルク、ジュースなどの液体を包装する包装容器に
、紙を基材とする包装容器が用いられている。この紙を
基材とする包装容器は、接液面には無添加のポリエチレ
ンを被覆することが義務付けられるといった法令等の制
限によって種々の制限を受けている。このミルク、ジュ
ースなどの液体を包装する紙を基材とする包装容器は、
折り畳んで箱状の容器を形成している。このため、従来
の紙を基材とする紙容器包装においては、継ぎ目で包装
材料表裏面に熱可塑性合成樹脂或いは金属箔などを積層
してなる包装材料の端部が容器内部に露出する。そこで
、容器内部に露出した包装材料の端部の保護や端部近傍
のシール性を補強するため、従来より容器内部で露出す
るような箇所に細長い帯状のテープを接着する場合があ
る。
よりミルク、ジュースなどの液体を包装する包装容器に
、紙を基材とする包装容器が用いられている。この紙を
基材とする包装容器は、接液面には無添加のポリエチレ
ンを被覆することが義務付けられるといった法令等の制
限によって種々の制限を受けている。このミルク、ジュ
ースなどの液体を包装する紙を基材とする包装容器は、
折り畳んで箱状の容器を形成している。このため、従来
の紙を基材とする紙容器包装においては、継ぎ目で包装
材料表裏面に熱可塑性合成樹脂或いは金属箔などを積層
してなる包装材料の端部が容器内部に露出する。そこで
、容器内部に露出した包装材料の端部の保護や端部近傍
のシール性を補強するため、従来より容器内部で露出す
るような箇所に細長い帯状のテープを接着する場合があ
る。
【０００３】紙容器内部に露出する包装材料の端部を保
護するため保護テープが使用される場合、ほとんどが縦
シールの箇所であり、包装材料表面に通常積層されてい
る熱可塑性合成樹脂層にヒートシールできるように、保
護テープの容器側は同様な樹脂層で被覆されており、ま
た、容器の頂部、底部で横シールされるときのために、
保護テープの接液側にも同様な樹脂層が被覆されている
。この保護テープの接液側に被覆される樹脂層は、液体
がミルクのときは、無添加ポリエチレンのみが使用でき
ると法令上定められており、限定されている。
護するため保護テープが使用される場合、ほとんどが縦
シールの箇所であり、包装材料表面に通常積層されてい
る熱可塑性合成樹脂層にヒートシールできるように、保
護テープの容器側は同様な樹脂層で被覆されており、ま
た、容器の頂部、底部で横シールされるときのために、
保護テープの接液側にも同様な樹脂層が被覆されている
。この保護テープの接液側に被覆される樹脂層は、液体
がミルクのときは、無添加ポリエチレンのみが使用でき
ると法令上定められており、限定されている。
【０００４】この容器内部に露出する箇所に接着する細
長い帯状のテープは、従来、図６に示す如く接着されて
いる。すなわち、包装容器は、包装材料１００、１１０
との継ぎ目１２０に長手方向（通常、容器の深さ方向）
に帯状テープ１３０を貼付している。この帯状テープ１
３０は、図６に示す如く、バリヤー性、あるいは耐熱性
などの特性を持つ金属箔層（又や、樹脂層）１３１と、
この金属箔層１３１の表面、裏面に積層される熱可塑性
合成樹脂層１３２、１３３とよりなる。この金属箔層１
３１と熱可塑性合成樹脂層１３２との間、金属箔層１３
１と熱可塑性合成樹脂層１３３との間には、図示されて
いないが接着剤層が介在している。
長い帯状のテープは、従来、図６に示す如く接着されて
いる。すなわち、包装容器は、包装材料１００、１１０
との継ぎ目１２０に長手方向（通常、容器の深さ方向）
に帯状テープ１３０を貼付している。この帯状テープ１
３０は、図６に示す如く、バリヤー性、あるいは耐熱性
などの特性を持つ金属箔層（又や、樹脂層）１３１と、
この金属箔層１３１の表面、裏面に積層される熱可塑性
合成樹脂層１３２、１３３とよりなる。この金属箔層１
３１と熱可塑性合成樹脂層１３２との間、金属箔層１３
１と熱可塑性合成樹脂層１３３との間には、図示されて
いないが接着剤層が介在している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような容器内部に
露出する箇所に接着する細長い従来の帯状テープ１３０
は、その両側の端面１３４、１３５が、内容液中に露出
しており、帯状テープ１３０を構成する数種類の樹脂、
金属箔、接着剤などが端部で内容液中に露出している。 このため、帯状テープ１３０を構成する数種類の樹脂、
金属箔、接着剤などに、内容液に接すると溶出し出す等
の理由で法令上使用が制限されている材料を使用したり
、法令によっては使用が制限されていないが、バリヤー
の目的上やむを得ず内容液の香りにとって好ましくない
材質のものを使用すると、これら法令上で使用制限され
ている材料や、内容液の香りにとって好ましくない材質
が内容液中に露出し、内容液に変化を与えてしまう。
露出する箇所に接着する細長い従来の帯状テープ１３０
は、その両側の端面１３４、１３５が、内容液中に露出
しており、帯状テープ１３０を構成する数種類の樹脂、
金属箔、接着剤などが端部で内容液中に露出している。 このため、帯状テープ１３０を構成する数種類の樹脂、
金属箔、接着剤などに、内容液に接すると溶出し出す等
の理由で法令上使用が制限されている材料を使用したり
、法令によっては使用が制限されていないが、バリヤー
の目的上やむを得ず内容液の香りにとって好ましくない
材質のものを使用すると、これら法令上で使用制限され
ている材料や、内容液の香りにとって好ましくない材質
が内容液中に露出し、内容液に変化を与えてしまう。
【０００６】このため、従来の帯状テープにあっては、
法令上で使用が制限されている材料を全く使用すること
ができないという問題点を有している。
法令上で使用が制限されている材料を全く使用すること
ができないという問題点を有している。
【０００７】また、従来の帯状テープにあっては、バリ
ヤーの目的上やむを得ず内容液の香りにとって好ましく
ない材質のものを使用すると、帯状テープに用いた材質
の香りが内容液に移ってしまうという問題点を有してい
る。
ヤーの目的上やむを得ず内容液の香りにとって好ましく
ない材質のものを使用すると、帯状テープに用いた材質
の香りが内容液に移ってしまうという問題点を有してい
る。
【０００８】本発明は、法令上使用が制限されている材
料を使用しても法令上の使用制限条項に抵触することな
く、また、バリヤーの目的上から香りを出す材質を帯状
テープに用いても内容液に香りが移るのを防止すること
のできる紙容器内部の包装材料端部保護テープを提供す
ることを目的としている。
料を使用しても法令上の使用制限条項に抵触することな
く、また、バリヤーの目的上から香りを出す材質を帯状
テープに用いても内容液に香りが移るのを防止すること
のできる紙容器内部の包装材料端部保護テープを提供す
ることを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の紙容器内部の包装材料端部保護テープは、
紙を基材とし、その両面に熱可塑性合成樹脂を被覆した
包装材料によって形成する包装容器の内容物側に現れる
端面に貼付する紙容器内部の包装材料端部保護テープに
おいて、保護テープの一方の面に内容液に接しても食品
衛生上障害のない樹脂を積層し、該樹脂層が外周面を構
成するように両側端部を貼付して形成したものである。
に、本発明の紙容器内部の包装材料端部保護テープは、
紙を基材とし、その両面に熱可塑性合成樹脂を被覆した
包装材料によって形成する包装容器の内容物側に現れる
端面に貼付する紙容器内部の包装材料端部保護テープに
おいて、保護テープの一方の面に内容液に接しても食品
衛生上障害のない樹脂を積層し、該樹脂層が外周面を構
成するように両側端部を貼付して形成したものである。
【００１０】また、上記目的を達成するために、本発明
の紙容器内部の包装材料端部保護テープは、紙を基材と
し、その両面に熱可塑性合成樹脂を被覆した包装材料に
よって形成する包装容器の内容物側に現れる端面に貼付
する紙容器内部の包装材料端部保護テープにおいて、保
護テープの端部の一部を貼付する端面側に折り込んで形
成したものである。
の紙容器内部の包装材料端部保護テープは、紙を基材と
し、その両面に熱可塑性合成樹脂を被覆した包装材料に
よって形成する包装容器の内容物側に現れる端面に貼付
する紙容器内部の包装材料端部保護テープにおいて、保
護テープの端部の一部を貼付する端面側に折り込んで形
成したものである。
【００１１】
【作用】紙を基材とし、その両面に熱可塑性合成樹脂を
被覆した包装材料によって形成する包装容器の内部には
、内容物側に接する端面が現れている。この内容物側に
接する端面から食品衛生上問題のある物質が溶出するの
を防止するため、紙容器内部の包装材料端部保護テープ
を貼付する。この内容物側に接する端面に貼付する紙容
器内部の包装材料端部保護テープを、保護テープの一方
の面に内容液に接しても食品衛生上障害のない樹脂を積
層し、該樹脂層が外周面を構成するように両側端を貼付
して形成する。
被覆した包装材料によって形成する包装容器の内部には
、内容物側に接する端面が現れている。この内容物側に
接する端面から食品衛生上問題のある物質が溶出するの
を防止するため、紙容器内部の包装材料端部保護テープ
を貼付する。この内容物側に接する端面に貼付する紙容
器内部の包装材料端部保護テープを、保護テープの一方
の面に内容液に接しても食品衛生上障害のない樹脂を積
層し、該樹脂層が外周面を構成するように両側端を貼付
して形成する。
【００１２】また、この内容物側に接する端面に貼付す
る紙容器内部の包装材料端部保護テープを保護テープの
端部の一部を貼付する端面側に折り込んで形成する。
る紙容器内部の包装材料端部保護テープを保護テープの
端部の一部を貼付する端面側に折り込んで形成する。
【００１３】したがって、保護テープが単層のときは、
保護テープの材質は、自ずから限定されるが、バリヤー
性、剛性、耐熱性などが要求されるときは、保護テープ
の中層に、金属箔や、数種類の樹脂を目的に応じて、使
用しても接液側の熱可塑性合成樹脂層が保護テープの液
体に触れる部分を覆っているので、液体と、保護テープ
の中層を構成する各種物質との接触を防止する作用があ
る。
保護テープの材質は、自ずから限定されるが、バリヤー
性、剛性、耐熱性などが要求されるときは、保護テープ
の中層に、金属箔や、数種類の樹脂を目的に応じて、使
用しても接液側の熱可塑性合成樹脂層が保護テープの液
体に触れる部分を覆っているので、液体と、保護テープ
の中層を構成する各種物質との接触を防止する作用があ
る。
【００１４】このように構成することにより、法令上使
用が制限されている材料を使用しても法令上の使用制限
条項に抵触することなく、また、バリヤーの目的上から
香りを出す材質を帯状テープに用いても内容液に香りの
を防止することができる。
用が制限されている材料を使用しても法令上の使用制限
条項に抵触することなく、また、バリヤーの目的上から
香りを出す材質を帯状テープに用いても内容液に香りの
を防止することができる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
１〜図２には本願の発明に係る紙容器内部の包装材料端
部保護テープの一実施例が示されている。
１〜図２には本願の発明に係る紙容器内部の包装材料端
部保護テープの一実施例が示されている。
【００１６】図において、１は、保護テープで、包装容
器の内部に現れており、内容物側に接する端面に、その
端面が内容物側に接しないように貼付するものである。 ２は、低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）層で、密度範囲
が約０．９１０〜０．９２５のポリエチレンで、強靭で
、比較的柔軟性があり、中熱に耐える性質を有している
。３は、高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）層で、密度範
囲が約０．９４１〜０．９６５のポリエチレンで、ＬＤ
ＰＥに比べると分子量が大きく側鎖が少なく、強度、硬
度、軟化点が高く、耐薬品性に優れ、剛性が大きい。 ＬＤＰＥ層２は、ＨＤＰＥ層３の上に積層されている。 このように保護テープ１は、ＬＤＰＥ層と２ＨＤＰＥ層
３の２層構造が基本となっており、中側に積層された２
つのＨＤＰＥ層３の外周をＬＤＰＥ層２が覆い、４層と
なっている。
器の内部に現れており、内容物側に接する端面に、その
端面が内容物側に接しないように貼付するものである。 ２は、低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）層で、密度範囲
が約０．９１０〜０．９２５のポリエチレンで、強靭で
、比較的柔軟性があり、中熱に耐える性質を有している
。３は、高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）層で、密度範
囲が約０．９４１〜０．９６５のポリエチレンで、ＬＤ
ＰＥに比べると分子量が大きく側鎖が少なく、強度、硬
度、軟化点が高く、耐薬品性に優れ、剛性が大きい。 ＬＤＰＥ層２は、ＨＤＰＥ層３の上に積層されている。 このように保護テープ１は、ＬＤＰＥ層と２ＨＤＰＥ層
３の２層構造が基本となっており、中側に積層された２
つのＨＤＰＥ層３の外周をＬＤＰＥ層２が覆い、４層と
なっている。
【００１７】この保護テープ１は、図２に示す如く、Ｈ
ＤＰＥ層３とＬＤＰＥ層２の２層構造に構成されるテー
プの両側端部４、５を図示矢印Ａ、Ｂの方向に折り曲げ
、側端部４と側端部５を向き合うようにし、図１に示す
如く略中央で接合して形成される。このように形成する
ことにより、保護テープ１全体は、強度・硬度が高く、
剛性が大きいＨＤＰＥ層３をＬＤＰＥ層２が包み込み、
ＨＤＰＥ層３が全く露出しない状態、すなわち、ＬＤＰ
Ｅ層２で覆われた状態となっている。
ＤＰＥ層３とＬＤＰＥ層２の２層構造に構成されるテー
プの両側端部４、５を図示矢印Ａ、Ｂの方向に折り曲げ
、側端部４と側端部５を向き合うようにし、図１に示す
如く略中央で接合して形成される。このように形成する
ことにより、保護テープ１全体は、強度・硬度が高く、
剛性が大きいＨＤＰＥ層３をＬＤＰＥ層２が包み込み、
ＨＤＰＥ層３が全く露出しない状態、すなわち、ＬＤＰ
Ｅ層２で覆われた状態となっている。
【００１８】このように、本実施例は、保護テープ１の
外層（ＬＤＰＥ層２）が、その他の層（ＨＤＰＥ層３）
を被覆する点に特徴がある。したがって、本実施例によ
れば、中層（ＨＤＰＥ層３に相当する）は、外層（ＬＤ
ＰＥ層２）に被覆されるため、材質が何であるか左右さ
れないので、ＨＤＰＥの他、遠心ペット、ポリアミド、
ＰＶＤＣ（ポリ塩化ビニリデン）、ＥＶＡ（エチレン酢
酸ビニル共重合体）等を用いることができる。外層には
、ＬＤＰＥが適しているが、必ずしもＬＤＰＥである必
要はない。
外層（ＬＤＰＥ層２）が、その他の層（ＨＤＰＥ層３）
を被覆する点に特徴がある。したがって、本実施例によ
れば、中層（ＨＤＰＥ層３に相当する）は、外層（ＬＤ
ＰＥ層２）に被覆されるため、材質が何であるか左右さ
れないので、ＨＤＰＥの他、遠心ペット、ポリアミド、
ＰＶＤＣ（ポリ塩化ビニリデン）、ＥＶＡ（エチレン酢
酸ビニル共重合体）等を用いることができる。外層には
、ＬＤＰＥが適しているが、必ずしもＬＤＰＥである必
要はない。
【００１９】図３〜図４には本願の発明に係る紙容器内
部の包装材料端部保護テープの他の実施例が示されてい
る。
部の包装材料端部保護テープの他の実施例が示されてい
る。
【００２０】図において、本実施例が、図１に図示の実
施例と異なる点は、図１に図示の実施例がＨＤＰＥ層を
ＬＤＰＥ層が包み込みんだ２層構造となっているのに対
し、本実施例が、中層であるＨＤＰＥ層の中にアルミ箔
層を設けた点である。すなわち、１０は、保護テープで
、包装容器の内部に現れており、内容物側に接する端面
に、その端面が内容物側に接しないように貼付するもの
である。１１は低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）層で、
１２は高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）層である。 また、１３は、アルミ箔層で、バリヤー性、あるいは剛
性、耐熱性などの諸特性を向上させるために設けたもの
である。この保護テープ１０は、図４に示す如く、包装
材料１００、１１０との継ぎ目１２０に長手方向（通常
、容器の深さ方向）に貼付して用いる。この場合、保護
テープ１０全体は、強度・硬度が高く、剛性が大きいア
ルミ箔層１３とＨＤＰＥ層１２とをＬＤＰＥ層１１が包
み込み、アルミ箔層１３とＨＤＰＥ層１２が液体と接し
ないようになっている。なお、保護テープ１０は、アル
ミ箔層１３の上にＨＤＰＥ層１２を積層し、このＨＤＰ
Ｅ層１２の上に、さらにＬＤＰＥ層１１を積層した３層
テープを図２に示す方法と同様の方法で構成されている
。
施例と異なる点は、図１に図示の実施例がＨＤＰＥ層を
ＬＤＰＥ層が包み込みんだ２層構造となっているのに対
し、本実施例が、中層であるＨＤＰＥ層の中にアルミ箔
層を設けた点である。すなわち、１０は、保護テープで
、包装容器の内部に現れており、内容物側に接する端面
に、その端面が内容物側に接しないように貼付するもの
である。１１は低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）層で、
１２は高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）層である。 また、１３は、アルミ箔層で、バリヤー性、あるいは剛
性、耐熱性などの諸特性を向上させるために設けたもの
である。この保護テープ１０は、図４に示す如く、包装
材料１００、１１０との継ぎ目１２０に長手方向（通常
、容器の深さ方向）に貼付して用いる。この場合、保護
テープ１０全体は、強度・硬度が高く、剛性が大きいア
ルミ箔層１３とＨＤＰＥ層１２とをＬＤＰＥ層１１が包
み込み、アルミ箔層１３とＨＤＰＥ層１２が液体と接し
ないようになっている。なお、保護テープ１０は、アル
ミ箔層１３の上にＨＤＰＥ層１２を積層し、このＨＤＰ
Ｅ層１２の上に、さらにＬＤＰＥ層１１を積層した３層
テープを図２に示す方法と同様の方法で構成されている
。
【００２１】したがって、本実施例によれば、図１に図
示の実施例に比して、よりバリヤー性、剛性、耐熱性な
どの諸特性を向上させることができる。
示の実施例に比して、よりバリヤー性、剛性、耐熱性な
どの諸特性を向上させることができる。
【００２２】図５には本願の発明に係る紙容器内部の包
装材料端部保護テープの別な実施例が示されている。
装材料端部保護テープの別な実施例が示されている。
【００２３】図において、本実施例が、図３に図示の実
施例と異なる点は、図３に図示の実施例が図３に示す如
くアルミ箔層とＨＤＰＥ層とＬＤＰＥ層の３層構造に構
成されるテープの両側端部を略中央で接合して形成して
いるのに対し、本実施例は、アルミ箔層とＨＤＰＥ層と
ＬＤＰＥ層の３層構造に構成されるテープの両側の端部
を略中央部テープの長さ略１／３離して互いに接触しな
いように折り込んでいる点である。すなわち、２０は、
保護テープで、包装容器の内部に現れており、内容物側
に接する端面に、その端面が内容物側に接しないように
貼付するものである。２１は低密度ポリエチレン（ＬＤ
ＰＥ）層、２２は高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）層、
２３は、アルミ箔層である。また、２４、２５は、保護
テープ２０の端部である。この保護テープ２０は、アル
ミ箔層２３の上にＨＤＰＥ層３２を積層し、このＨＤＰ
Ｅ層３２の上に、さらにＬＤＰＥ層２１を積層した３層
テープを図２に示す方法と同様の方法で折り曲げ、保護
テープ２０の両側の端部２４、２５を略中央部テープの
長さ略１／３離して互いに接触しないように折り込んで
構成する。
施例と異なる点は、図３に図示の実施例が図３に示す如
くアルミ箔層とＨＤＰＥ層とＬＤＰＥ層の３層構造に構
成されるテープの両側端部を略中央で接合して形成して
いるのに対し、本実施例は、アルミ箔層とＨＤＰＥ層と
ＬＤＰＥ層の３層構造に構成されるテープの両側の端部
を略中央部テープの長さ略１／３離して互いに接触しな
いように折り込んでいる点である。すなわち、２０は、
保護テープで、包装容器の内部に現れており、内容物側
に接する端面に、その端面が内容物側に接しないように
貼付するものである。２１は低密度ポリエチレン（ＬＤ
ＰＥ）層、２２は高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）層、
２３は、アルミ箔層である。また、２４、２５は、保護
テープ２０の端部である。この保護テープ２０は、アル
ミ箔層２３の上にＨＤＰＥ層３２を積層し、このＨＤＰ
Ｅ層３２の上に、さらにＬＤＰＥ層２１を積層した３層
テープを図２に示す方法と同様の方法で折り曲げ、保護
テープ２０の両側の端部２４、２５を略中央部テープの
長さ略１／３離して互いに接触しないように折り込んで
構成する。
【００２４】したがって、本実施例によれば、図３に図
示の実施例と同様の効果を得ることができる。
示の実施例と同様の効果を得ることができる。
【００２５】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００２６】テープの一方の面に内容液に接しても食品
衛生上障害のない樹脂を積層し、該樹脂層が外周面を構
成するように両側端部を貼付して形成してあるため、接
液側の熱可塑性合成樹脂層が保護テープの液体に接する
部分を覆い、内容液と保護テープの中層とが接触するの
を防止することができるため、バリヤー性、剛性、耐熱
性等が要求された場合、その目的に応じた金属箔や、数
種類の樹脂を保護テープの中層に使用することができる
。すなわち、本発明によれば、法令上使用が制限されて
いる材料を使用しても法令上の使用制限条項に抵触する
ことなく、また、バリヤーの目的上から香りを出す材質
を帯状テープに用いても内容液に香りのを防止すること
ができる。
衛生上障害のない樹脂を積層し、該樹脂層が外周面を構
成するように両側端部を貼付して形成してあるため、接
液側の熱可塑性合成樹脂層が保護テープの液体に接する
部分を覆い、内容液と保護テープの中層とが接触するの
を防止することができるため、バリヤー性、剛性、耐熱
性等が要求された場合、その目的に応じた金属箔や、数
種類の樹脂を保護テープの中層に使用することができる
。すなわち、本発明によれば、法令上使用が制限されて
いる材料を使用しても法令上の使用制限条項に抵触する
ことなく、また、バリヤーの目的上から香りを出す材質
を帯状テープに用いても内容液に香りのを防止すること
ができる。
【００２７】保護テープの端部の一部を貼付する端面側
に折り込んで形成してあるため、少ないテープ幅で、保
護テープの液体に接する部分を接液側の熱可塑性合成樹
脂層によって覆うことができ、内容液と保護テープの内
側層とが接触するのを防止することができ、バリヤー性
、剛性、耐熱性等が要求されても、その目的に応じた金
属箔や、数種類の樹脂を保護テープの内側層に使用する
ことにより、その目的を達成することができる。すなわ
ち、本発明によれば、少ないテープ幅で、法令上使用が
制限されている材料を使用しても法令上の使用制限条項
に抵触することなく、また、バリヤーの目的上から香り
を出す材質を帯状テープに用いても内容液に香りのを防
止することができる。
に折り込んで形成してあるため、少ないテープ幅で、保
護テープの液体に接する部分を接液側の熱可塑性合成樹
脂層によって覆うことができ、内容液と保護テープの内
側層とが接触するのを防止することができ、バリヤー性
、剛性、耐熱性等が要求されても、その目的に応じた金
属箔や、数種類の樹脂を保護テープの内側層に使用する
ことにより、その目的を達成することができる。すなわ
ち、本発明によれば、少ないテープ幅で、法令上使用が
制限されている材料を使用しても法令上の使用制限条項
に抵触することなく、また、バリヤーの目的上から香り
を出す材質を帯状テープに用いても内容液に香りのを防
止することができる。
【図１】本願発明に係る紙容器内部の包装材料端部保護
テープの実施例を示す断面図である。
テープの実施例を示す断面図である。
【図２】図１に図示の保護テープの製造方法を示す図で
ある。
ある。
【図３】本願発明に係る紙容器内部の包装材料端部保護
テープの他の実施例を示す断面図である。
テープの他の実施例を示す断面図である。
【図４】図３に図示の実施例の使用状態を示す図である
。
。
【図５】本願発明に係る紙容器内部の包装材料端部保護
テープの別な実施例を示す断面図である。
テープの別な実施例を示す断面図である。
【図６】従来の保護テープの構成およびその使用状態を
示す図である。
示す図である。
Claims (2)
- 【請求項１】 紙を基材とし、その両面に熱可塑性合
成樹脂を被覆した包装材料によって形成する包装容器の
内容物側に現れる端面に貼付する紙容器内部の包装材料
端部保護テープにおいて、保護テープの一方の面に内容
液に接しても食品衛生上障害のない樹脂を積層し、該樹
脂層が外周面を構成するように両側端部を貼付して形成
したことを特徴とする紙容器内部の包装材料端部保護テ
ープ。 - 【請求項２】 紙を基材とし、その両面に熱可塑性合
成樹脂を被覆した包装材料によって形成する包装容器の
内容物側に現れる端面に貼付する紙容器内部の包装材料
端部保護テープにおいて、保護テープの端部の一部を貼
付する端面側に折り込んで形成したことを特徴とする紙
容器内部の包装材料端部保護テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3102389A JPH04339753A (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 紙容器内部の包装材料端部保護テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3102389A JPH04339753A (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 紙容器内部の包装材料端部保護テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04339753A true JPH04339753A (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=14326098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3102389A Pending JPH04339753A (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 紙容器内部の包装材料端部保護テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04339753A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001354916A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-25 | Nihon Tetra Pak Kk | ストリップテープ |
| JP2013541472A (ja) * | 2010-09-14 | 2013-11-14 | テトラ・ラヴァル・ホールディングス・アンド・ファイナンス・ソシエテ・アノニム | 容器を製造するための特に液体食品用の容器を製造するための方法および機械 |
| WO2015093061A1 (ja) * | 2013-12-20 | 2015-06-25 | 凸版印刷株式会社 | 液体用紙容器の超音波シール装置 |
| WO2021141111A1 (ja) * | 2020-01-08 | 2021-07-15 | 日本製紙株式会社 | 紙容器に使用される縦シールテープ及び縦シールテープで縦シールした紙容器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5323776A (en) * | 1977-08-08 | 1978-03-04 | Omori Kouichirou | Method of manufacturing liquid container made of paper and method of manufacturing the same |
| JPS63152538A (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-25 | エービー テトラパック | 食品包装容器用ストリツプテ−プ |
-
1991
- 1991-05-08 JP JP3102389A patent/JPH04339753A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5323776A (en) * | 1977-08-08 | 1978-03-04 | Omori Kouichirou | Method of manufacturing liquid container made of paper and method of manufacturing the same |
| JPS63152538A (ja) * | 1986-12-16 | 1988-06-25 | エービー テトラパック | 食品包装容器用ストリツプテ−プ |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001354916A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-25 | Nihon Tetra Pak Kk | ストリップテープ |
| JP4526659B2 (ja) * | 2000-06-15 | 2010-08-18 | 日本テトラパック株式会社 | ストリップテープ |
| JP2013541472A (ja) * | 2010-09-14 | 2013-11-14 | テトラ・ラヴァル・ホールディングス・アンド・ファイナンス・ソシエテ・アノニム | 容器を製造するための特に液体食品用の容器を製造するための方法および機械 |
| WO2015093061A1 (ja) * | 2013-12-20 | 2015-06-25 | 凸版印刷株式会社 | 液体用紙容器の超音波シール装置 |
| WO2021141111A1 (ja) * | 2020-01-08 | 2021-07-15 | 日本製紙株式会社 | 紙容器に使用される縦シールテープ及び縦シールテープで縦シールした紙容器 |
| JP2021109902A (ja) * | 2020-01-08 | 2021-08-02 | 日本製紙株式会社 | 紙容器に使用される縦シールテープ及び縦シールテープで縦シールした紙容器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4387126A (en) | Laminated packaging material | |
| US5310262A (en) | Flexible package with an easy open arrangement | |
| US4848931A (en) | Packaging sheet and containers and pouches using the sheet | |
| ES2221935T3 (es) | Carton no foliado revestido de polimero para empaquetar productos alimentarios y no alimentarios. | |
| US6003670A (en) | Abuse resistant flexible package | |
| US20080038415A1 (en) | Packaging Having A Weakening Area | |
| JPH04339753A (ja) | 紙容器内部の包装材料端部保護テープ | |
| US20160083144A1 (en) | Paper Sack | |
| JP2571404B2 (ja) | 紙複合容器 | |
| TW201943614A (zh) | 套筒及包裝袋 | |
| JP2959981B2 (ja) | 包装体 | |
| JP2003292024A (ja) | バッグインボックスの内袋 | |
| AU2006202070A1 (en) | A Container and Method for Forming a Container | |
| CN210853641U (zh) | 复合阻隔膜以及包装盒 | |
| JPH053316Y2 (ja) | ||
| JP2009255947A (ja) | チャイルドレジスタンス機能付きピロー包装袋 | |
| JP2508896B2 (ja) | 紙コップ | |
| JPS6218451Y2 (ja) | ||
| JPH0245000Y2 (ja) | ||
| JP2956121B2 (ja) | 複合包装材料 | |
| JP2748506B2 (ja) | 複合包装材料 | |
| JPS6116989Y2 (ja) | ||
| JPH0124627B2 (ja) | ||
| JPS5821433Y2 (ja) | 袋 | |
| JPH06297650A (ja) | 紙コップ |