JPH04338897A - 商品売上登録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電子キャッシュレジス
タやＰＯＳ端末等の商品売上登録装置に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、電子キャッシュレジスタやＰＯＳ
端末等の商品売上登録装置では、一つの販売業務毎に業
務情報が印刷されたレシートを発行して顧客に手渡し、
これと同時にレシートと同一内容の業務情報が印刷され
たジャーナルを装置本体に格納することで、業務情報の
管理や顧客の苦情処理などに対応していた。しかし、こ
のようなジャーナルは連続紙で形成されて装置本体内に
巻回されているため、参照する際に不便であると共に電
気的な情報管理に利用困難であった。そこで、このよう
な課題を解決するため、レシートと同一内容の業務情報
を順次記憶するジャーナルメモリを設けた商品売上登録
装置が特開昭５７−１７０７４号公報や特開昭６３−２
０６９５号公報などに提案されている。

【０００３】例えば、特開昭５７−１７０７４号公報に
開示された商品売上登録装置では、発行するレシートと
同一内容の業務情報をジャーナルメモリに順次記憶させ
ておき、キーボードやバーコードスキャナ等の情報入力
装置の操作入力で一つの業務情報を指定し、この業務情
報をジャーナルメモリから読出してプリンタ装置で印刷
出力するようになっている。

【０００４】しかし、このような印刷出力は時間を要す
るので、複数の業務情報を連続的に参照したい場合など
には不便である。そこで、このような課題を解決するた
め、特開昭６３−２０６９５号公報に開示された商品売
上登録装置では、情報入力装置の操作入力で指定された
一つの業務情報をジャーナルメモリから読出してディス
プレイで表示出力するようになっている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上述した特開昭６３−
２０６９５号公報の商品売上登録装置では、所定の業務
情報をジャーナルメモリから読出してディスプレイ装置
で表示出力することで、簡易かつ迅速に過去の業務情報
を参照することができるので、業務情報の管理や顧客の
苦情処理等の作業能率を向上させることができる。

【０００６】ここで、上記公報の商品売上登録装置では
、ジャーナルメモリに記録された複数の業務情報から所
望の一つを選出するため、これをレシートナンバーで検
索することが例示されている。しかし、例えば、顧客の
苦情処理を実行するために過去の業務情報を読出す場合
などでは、その顧客がレシートを紛失していることが多
いのでレシートナンバー等による情報検索は実際的でな
い。また、商品の販売価格が不明で同一の商品を直前に
販売した場合なども、事前の業務情報を読出すことが要
望されるが、この場合もレシートナンバーが不明である
ので情報検索が容易でない。

【０００７】実際には、上述のような顧客の苦情処理は
、その販売業務の完了直後に発生することが多いので、
このような場合に数件前の業務情報を簡易に読出す手段
の提案が要望されている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】各種の業務情報が操作入
力される情報入力装置を設け、この情報入力装置で入力
される業務情報に従って各種の販売業務の登録処理を実
行する情報処理手段を設け、この情報処理手段で実行さ
れる販売業務に関連する各種の業務情報を表示出力する
ディスプレイ装置を設け、一つの販売業務毎に業務情報
が印刷されたレシートを発行するプリンタ装置を設け、
このプリンタ装置で発行されるレシートと同一内容の業
務情報をジャーナルメモリに順次格納する情報格納手段
を設け、この情報格納手段でジャーナルメモリに記憶さ
れた複数の業務情報を一回の操作毎に販売業務の実行順
位の最後から順次読出す情報読出手段を設け、この情報
読出手段で読出された業務情報をディスプレイ装置に出
力する情報出力手段を設けた。

【０００９】

【作用】ジャーナルメモリに記憶された複数の業務情報
を読出操作装置が一回の操作毎に販売業務の実行順位の
最後から順次読出してディスプレイ装置に出力すること
で、事前に発行したレシートの参照などを要することな
く所望の業務情報を簡易な操作で迅速に読出すことがで
きる。

【００１０】

【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 まず、この商品売上登録装置である電子キャッシュレジ
スタ１は、図２に例示するように、外観的には底部にド
ロワ２が形成された装置本体３の上面後方にレシートプ
リンタ４と情報入力装置であるキーボード５及びコント
ロールキー６が並設されると共に上面前方に顧客用とキ
ャッシャー用とのディスプレイ装置７，８が立設された
構造となっており、図３に例示するように、回路的には
前記部材２，４〜８がデータバス９とコントロールライ
ン１０とで接続されたＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ　　Ｐｒ
ｏｃｅｓｓｉｎｇ　　Ｕｎｉｔ）１１にＲＯＭ（Ｒｅａ
ｄ　　Ｏｎｌｙ　　Ｍｅｍｏｒｙ）１２とＲＡＭ（Ｒａ
ｎｄｏｍ　　Ａｃｃｅｓｓ　　Ｍｅｍｏｒｙ）１３とが
前記結線９，１０及びアドレスバス１４で接続された構
造となっている。

【００１１】なお、前記キーボード５には、図１に例示
するように、商品コードを示すＰＬＵ（Ｐｒｉｃｅ　　
Ｌｏｏｋ　　Ｕｐ）キー１５、置数入力用のテンキー１
６、商品分類用の部門キー１７、小計キー１８、預／現
計キー１９等の一般的なキーの他、ここではジャーナル
読出キー２０が設けられており、このジャーナル読出キ
ー２０と前記ＣＰＵ１１とで読出読出手段が形成されて
いる。そして、このような構造のキーボード５に近接配
置された前記コントロールキー６は、これを操作する専
用の鍵（図示せず）の回動角度による前記ＣＰＵ１１の
制御で機器の動作モードを「オフ」、「登録」、「精算
」、「設定」等に切替えるようになっている。

【００１２】また、前記ＲＡＭ１３には、ＰＬＵメモリ
やジャーナルメモリ２１等の記憶領域が形成されており
、このジャーナルメモリ２１は、図４に例示するように
、後述する通し番号からなる番号情報２２や業務情報２
３用の記憶領域２４，２５と書込み用・読出し用のポイ
ンタ２６，２７とで形成されている。なお、この読出し
用ポインタ２７には現在の情報格納が行なわれる記憶領
域２４，２５のアドレスが格納され、この書込み用ポイ
ンタ２６には次回に情報格納が行なわれる記憶領域２４
，２５のアドレスが格納されるようになっている。

【００１３】そして、この電子キャッシュレジスタ１で
は、前記ＣＰＵ１１やＲＯＭ１２等で、販売業務の登録
処理を実行する情報処理手段や、業務情報を前記ジャー
ナルメモリ２１に順次格納する情報格納手段や、読出さ
れた業務情報を前記ディスプレイ装置８に出力する情報
出力手段等が形成されている。

【００１４】このような構成において、この電子キャッ
シュレジスタ１では、例えば、コントロールキー６の操
作で機器の動作モードを設定モードにすることで、制御
条件の設定やＰＬＵメモリ内の商品情報の更新などを行
なうことができる。

【００１５】そこで、この電子キャッシュレジスタ１で
は、通常の販売業務を実行する場合は、コントロールキ
ー６の操作で機器の動作モードを登録モードに設定し、
図５のフローチャートに例示するように、ジャーナル読
出キー２０を入力操作することなく部門キー１７やテン
キー１６及び預／現計キー１９等を順次入力操作する。 すると、これらの操作入力に従ったＣＰＵ１１の情報処
理によって商品の名称や販売金額等の業務情報が生成さ
れ、これがディスプレイ装置７，８の表示出力やレシー
トプリンタ４での印刷出力に利用される。

【００１６】そして、この電子キャッシュレジスタ１で
は、上述のようにしてレシートプリンタ４が発行するレ
シート（図示せず）に通し番号の番号情報２２と販売し
た商品の名称や個数等からなる業務情報２３とが印刷さ
れ、これと同一内容の業務情報２３がジャーナルメモリ
２１に格納されるようになっている。この時、これらの
情報２２，２３の格納は書込み用ポインタ２６に格納さ
れたアドレスに従って所定の記憶領域２４，２５に行な
われ、この情報格納の開始と同時に各ポインタ２６，２
７内のアドレスに１が加算される。

【００１７】そこで、この電子キャッシュレジスタ１で
は、上述のような登録モードでの販売業務を実行してい
る際に、例えば、事前に商品販売を行なった顧客の苦情
を処理するためにジャーナルメモリ２１の内容を参照す
るような場合はキーボード５のジャーナル読出キー２０
を操作する。すると、この電子キャッシュレジスタ１で
は、ジャーナル読出キー２０の操作入力を検知したＣＰ
Ｕ１１の制御により、最初に読出し用ポインタ２７に格
納されたアドレスが読出され、このアドレスの位置の記
憶領域２４，２５から番号情報２２と業務情報２３とが
読出されてキャッシャー用のディスプレイ装置８に出力
される。なお、この電子キャッシュレジスタ１では、ジ
ャーナル読出キー２０の操作に従って各情報２２，２３
が順次読出されると、これらの情報２２，２３の最小ア
ドレスが読出し用ポインタ２７に格納されて次の情報読
出に待機するようになっている。

【００１８】このようにすることで、この電子キャッシ
ュレジスタ１では、ジャーナル読出キー２０の一回の操
作毎に販売業務の業務情報２３が実行順位の最後から順
次ディスプレイ装置８に表示されるので、例えば、顧客
がレシートを紛失して番号情報２２が不明な場合などで
も簡易に所望の業務情報２３を検出することができる。 実際には、上述のような顧客の苦情処理は、その販売業
務の完了直後に発生することが多いので、この電子キャ
ッシュレジスタ１は簡易な操作で迅速に必要な業務情報
を読出すことができる。また、例えば、ラベルの剥離な
どによって販売価格が不明な商品を登録するような場合
などでも、同一の商品を事前に登録している場合が多い
ので、やはり販売業務の業務情報２３を実行順位の最後
から順次ディスプレイ装置８に表示することで簡易に販
売価格を検索することができる。

【００１９】なお、この電子キャッシュレジスタ１では
、コントロールキー６の操作で機器の動作モードを点検
モードに設定することで、例えば、所定期間の販売業務
でＲＡＭ１３のジャーナルメモリ２１に記憶された業務
情報をＣＰＵ１１で編集してレシートプリンタ４で印刷
出力するようなことができ、さらに、番号情報２２の指
定で所定の業務情報２３を印刷出力することも可能とな
っている。この場合、図６のフローチャートに例示する
ように、テンキー１６で操作入力された置数が番号情報
２２としてＲＡＭ１３に一時記憶され、この後にジャー
ナル読出キー２０の操作入力を検知するとＣＰＵ１１の
制御によりＲＡＭ１３内の番号情報２２が付与された全
ての業務情報２３がジャーナルメモリ２１から読出され
てレシートプリンタ４で印刷出力される。なお、上述の
ようにしてＲＡＭ１３内に一時記憶された番号情報２２
は、クリアキーの操作や印刷出力の完了検知などに従っ
て消去されるようになっている。

【００２０】また、この電子キャッシュレジスタ１では
、上述のようなテンキー１６による置数の入力が検知さ
れない場合は、前述したディスプレイ装置８への表示出
力と同様に前回の業務情報２３がジャーナルメモリ２１
から読出されてレシートプリンタ４で印刷出力されるよ
うになっている。

【００２１】このようにすることで、この電子キャッシ
ュレジスタ１では、販売業務の終了後に所望する業務情
報２３を印刷出力することができるので、これを検討す
ることで以降の販売戦略の生成に寄与することができる
。

【００２２】

【発明の効果】本発明は上述のように、各種の業務情報
が操作入力される情報入力装置を設け、この情報入力装
置で入力される業務情報に従って各種の販売業務の登録
処理を実行する情報処理手段を設け、この情報処理手段
で実行される販売業務に関連する各種の業務情報を表示
出力するディスプレイ装置を設け、一つの販売業務毎に
業務情報が印刷されたレシートを発行するプリンタ装置
を設け、このプリンタ装置で発行されるレシートと同一
内容の業務情報をジャーナルメモリに順次格納する情報
格納手段を設け、この情報格納手段でジャーナルメモリ
に記憶された複数の業務情報を一回の操作毎に販売業務
の実行順位の最後から順次読出す情報読出手段を設け、
この情報読出手段で読出された業務情報をディスプレイ
装置に出力する情報出力手段を設けたことにより、事前
に発行したレシートの参照などを要することなく所望の
業務情報を簡易な操作で迅速に読出すことができ、顧客
がレシートを紛失したような場合でも、簡易かつ迅速に
所望の業務情報を検出することができるので、販売業務
の能率向上に寄与することができる等の効果を有するも
のである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例を示すキーボードの平面図であ
る。

【図２】全体の斜視図である。

【図３】ブロック図である。

【図４】ジャーナルメモリの構造図である。

【図５】フローチャートである。

【図６】フローチャートである。

【符号の説明】 １　　　　　　　　　　　　商品売上登録装置４　　　
　　　　　　　　　プリンタ装置８　　　　　　　　　
　　　ディスプレイ装置１１，１２　　　　情報処理手
段かつ情報格納手段かつ情報出力手段 １１，２０　　　　情報読出手段 ２１　　　　　　　　　　ジャーナルメモリ２３　　　
　　　　　　　業務情報

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　各種の業務情報が操作入力される情報
   入力装置と、この情報入力装置で入力される業務情報に
   従って各種の販売業務の登録処理を実行する情報処理手
   段と、この情報処理手段で実行される販売業務に関連す
   る各種の業務情報を表示出力するディスプレイ装置と、
   一つの販売業務毎に業務情報が印刷されたレシートを発
   行するプリンタ装置と、このプリンタ装置で発行される
   レシートと同一内容の業務情報をジャーナルメモリに順
   次格納する情報格納手段と、この情報格納手段で前記ジ
   ャーナルメモリに記憶された複数の業務情報を一回の操
   作毎に販売業務の実行順位の最後から順次読出す情報読
   出手段と、この情報読出手段で読出された業務情報を前
   記ディスプレイ装置に出力する情報出力手段とからなる
   ことを特徴とする商品売上登録装置。