JPH04335496A - 商品販売登録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、電子キャッシュレジ
スタ等の商品販売登録装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】例えば電子キャッシュレジスタは、顧客
の購入した商品に付されたバーコードをバーコードスキ
ャナーで読取ることにより商品情報ファイルから該当す
る商品情報を呼び出して登録処理するとともにプリンタ
によりレシートに印字するようになっている。

【０００３】このような電子キャッシュレジスタにおい
て従来、登録商品の割引処理を行う場合は顧客の持って
きたクーポン券（割引券）をオペレータが受取り、その
クーポン券に書き込まれている割引情報を読み取って該
当する割引対象商品が今回の顧客の購入した商品の中に
あれば、その商品について例えばキー操作により割引情
報を入力して割引処理を行っていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
にオペレータがクーポン券から割引情報を読み取って該
当する割引対象商品が今回の顧客の購入した商品にある
か否かを判断したのでは、顧客の購入商品が多数あるよ
うな場合は作業が極めて面倒になるとともに判断ミスも
招く虞があった。

【０００５】そこでこの発明は、顧客についての商品販
売登録が行われたとき、その商品中から自動的に割引対
象商品を検索して割引登録処理を行うことができ、作業
性を向上できるとともに正確な割引処理ができる商品販
売登録装置を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この発明は、各商品の商
品情報を記憶する商品情報記憶手段を備え、その商品情
報記憶手段に記憶された商品情報に基づいて顧客に対す
る商品の販売情報を登録する商品販売登録装置において
、商品に対応して設定された割引コードを記憶する割引
コード記憶手段と、割引額又は割引率等の割引情報及び
割引コードを対として入力する割引情報入力手段と、顧
客の購入商品の登録時商品情報記憶手段から呼び出され
る購入商品に対応する商品情報及び割引コード記憶手段
から呼び出される購入商品に対応する割引コードを一時
記憶する一時記憶手段と、顧客の購入商品の登録終了時
において、割引情報入力手段により入力された割引コー
ドと割引コード記憶手段から呼び出されて一時記憶手段
に記憶された割引コードとの一致を検索し、一致した割
引コードがあったときその割引コードと対の割引情報に
基づいて、対応する商品の割引登録処理を行う割引処理
手段とを設けたものである。

【０００７】

【作用】このような構成の本発明において、各商品に対
応して設定された割引コードが割引コード記憶手段に記
憶され、顧客の購入商品に対応する商品情報及び割引コ
ードは商品情報記憶手段及び割引コード記憶手段から呼
び出されて一時記憶手段に記憶される。一方、割引情報
入力手段により、割引情報及び割引コードが対として入
力される。

【０００８】顧客の購入商品の登録終了時において、割
引処理手段により、割引情報入力手段により入力された
割引コードと割引コード記憶手段から呼び出されて一時
記憶手段に記憶された割引コードとの一致を検索し、一
致した割引コードがあったとき、その割引コードと対の
割引情報に基づいて、対応する商品の割引登録処理が行
われる。

【０００９】

【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。

【００１０】図１において、１は制御部本体を構成する
ＣＰＵ（中央処理装置）である。このＣＰＵ１が行う処
理のプログラムデータが記憶されたＲＯＭ（リード・オ
ンリ・メモリ）２、前記ＣＰＵ１が処理を行うときに使
用する各種メモリが形成されたＲＡＭ（ランダム・アク
セス・メモリ）３および各商品の商品情報が記憶された
商品情報記憶手段としてのＰＬＵ（プライス・ルック・
アップ）ファイル４は、システムバス５を介して前記Ｃ
ＰＵ１と接続されている。

【００１１】前記ＲＡＭ３には、図２に示すような、販
売商品の登録業務において商品情報が記憶される一時記
憶手段としてのＰＬＵバッファ３ａが形成されており、
前記ＰＬＵファイル４には、図３に示すように、品番、
品名、部門、単価、割引コード記憶手段としての割引コ
ード４ａ等の項目の格納エリアが形成され、それぞれの
格納エリアにそれぞれのデータが記憶されている。

【００１２】計量商品の重量を計量して得る秤部６から
の電圧データを入力するＡ／Ｄ（アナログ／デジタル）
変換器７は、その電圧データをデジタルデータに変換し
、そのデジタルデータを前記ＣＰＵ１に供給するように
なっている。

【００１３】締めキー及びテンキー等が設けられている
キーボード８、値段等が表示される表示器９、商品ラベ
ルに印字されたバーコードから情報を読み取るためのス
キャナ１０、レシート及びジャーナルに印字するプリン
タ１１とそれぞれ接続されているＩ／Ｏ（インプット／
アウトプット・インターフェイス）ブロック１２もまた
、前記システムバス５を介して前記ＣＰＵ１と接続され
ている。

【００１４】なお、前記スキャナ１０は、割引情報入力
手段として顧客が提示した割引券又は商品に付帯した割
引券に印字されたバーコードから、割引額データ及び割
引コードを読み取るようになっている。図４に前記ＣＰ
Ｕ１が行う要部処理の流れ図を示す。

【００１５】顧客が購入した商品に対して、商品に貼ら
れている商品ラベル、例えば図５に示すように、商品ラ
ベル２０に印字されたバーコードからスキャナ１０によ
り読み取られた情報に基づいて、ＰＬＵファイル４によ
り該当する商品の割引コードを含めた商品情報を呼び出
して、ＰＬＵバッファ３ａに記憶させる。

【００１６】ここで、図５に示すように、商品に割引ク
ーポン券２１が貼られている場合や顧客が割引クーポン
券を提示した場合には、スキャナ１０により割引クーポ
ン券に印字されたバーコードから割引額データ及び割引
コード等の割引クーポン券情報が読み取られると、その
読み取った割引クーポン券情報をＰＬＵバッファ３ａに
記憶させて、この要部処理の最初に戻るようになってい
る。

【００１７】顧客が購入した全ての商品について、商品
情報及び割引クーポン券情報がＰＬＵバッファ３ａに記
憶され、締めキーがＯＮされると、次にそのＰＬＵバッ
ファ３ａに割引クーポン券情報が記憶されているか否か
を判断する。

【００１８】割引クーポン券情報が記憶されていれば、
その割引クーポン券情報の割引コードと一致する割引コ
ードが登録された商品情報をＰＬＵバッファ３ａに記憶
されている商品情報の中から検索する。

【００１９】その検索により該当する商品情報があれば
、その商品情報に対応する商品に対して、その商品の金
額から割引クーポン券情報の割引額データに基づいて割
引する。（割引処理手段）次に他の割引クーポン券情報
があれば、同様に割引コードについての検索を行い、該
当商品がある場合には割引を行うようになっている。

【００２０】割引クーポン券情報が記憶されていない場
合又は、全ての割引クーポン券情報について割引コード
の検索及びその検索による該当商品の割引が行われると
、ＰＬＵバッファ３ａに記憶された商品情報に基づいて
、レシート発行のための合計金額等の計算を行う。その
計算が終了すると、ＰＬＵバッファ３ａに記憶された商
品情報及び計算結果のデータに基づいてレシート及びジ
ャーナルに印字を行う。

【００２１】このようにして発行されたレシートの例を
図６に示す。「牛肉」に貼られていた割引クーポン券の
割引コードが「９９」でその割引額が１００円であり、
一方「焼き肉のタレ」の商品情報に設定された割引コー
ドが「９９」であるので、その「焼き肉のタレ」の金額
５８０円が、牛肉の割引クーポン券により１００円割引
されて４８０円となっている。

【００２２】このような構成の本実施例においては、顧
客が購入した商品に付帯した割引クーポン券及び顧客が
提示した割引クーポン券に対して、その割引クーポン券
に割引コード及び割引額データを書き込んだバーコード
を印字し、販売登録を行う各商品の商品情報には割引コ
ードの情報を追加して、割引クーポン券の割引対象とな
る商品の商品情報の割引コードには、その割引クーポン
券と同一の割引コードが設定される。

【００２３】顧客が、商品に付帯した割引クーポン券及
び所持した割引クーポン券の割引対象商品を購入すると
、販売登録時には、自動的に割引コードが検索されて割
引クーポン券と同一の割引コードが設定された商品が摘
出され、その商品の金額に対して割引クーポン券に書き
込まれた割引額データに基づいて割引が行われる。

【００２４】このように本実施例によれば、販売登録時
に自動的に割引クーポン券の割引対象商品を検索し、割
引券があれば割引クーポン券に書き込まれた割引額デー
タに基づいて割引登録が実施される。

【００２５】従って、割引クーポン券に対して単にその
バーコードを読み取るという簡単な操作だけで、その割
引クーポン券の割引対象商品の割引が自動的に正確に行
うことができる。

【００２６】また、割引コード及び割引額データにより
、割引対象商品の検索及び割引処理を完全に自動的に行
っているので、装置の操作者の割引に関するミス及び不
正を防止することができる。

【００２７】

【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
顧客についての商品販売登録が行われたとき、その商品
中から自動的に割引対象商品を検索して割引登録処理を
行うことができ、作業性を向上できるとともに正確な割
引処理ができる商品販売登録装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例を示すブロック図。

【図２】同実施例のＰＬＵバッファの構成を示す図。

【図３】同実施例のＰＬＵファイルの構成を示す図。

【図４】同実施例の処理の流れを示す図。

【図５】同実施例の商品に貼られた商品ラベルと割引ク
ーポン券の例を示す図。

【図６】同実施例の発行されたレシートの例を示す図。

【符号の説明】

１…ＣＰＵ、４…ＰＬＵファイル、１０…スキャナ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　各商品の商品情報を記憶する商品情報
   記憶手段を備え、その商品情報記憶手段に記憶された商
   品情報に基づいて顧客に対する商品の販売情報を登録す
   る商品販売登録装置において、商品に対応して設定され
   た割引コードを記憶する割引コード記憶手段と、割引額
   又は割引率等の割引情報及び割引コードを対として入力
   する割引情報入力手段と、顧客の購入商品の登録時前記
   商品情報記憶手段から呼び出される購入商品に対応する
   商品情報及び前記割引コード記憶手段から呼び出される
   購入商品に対応する割引コードを一時記憶する一時記憶
   手段と、顧客の購入商品の登録終了時において、前記割
   引情報入力手段により入力された割引コードと前記割引
   コード記憶手段から呼び出されて前記一時記憶手段に記
   憶された割引コードとの一致を検索し、一致した割引コ
   ードがあったとき、その割引コードと対の割引情報に基
   づいて、対応する商品の割引登録処理を行う割引処理手
   段とを設けたことを特徴とする商品販売登録装置。