JPH04338705A - 接合プリズムの固定方法 - Google Patents

接合プリズムの固定方法

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JPH04338705A
JPH04338705A JP11036891A JP11036891A JPH04338705A JP H04338705 A JPH04338705 A JP H04338705A JP 11036891 A JP11036891 A JP 11036891A JP 11036891 A JP11036891 A JP 11036891A JP H04338705 A JPH04338705 A JP H04338705A
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JP
Japan
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prism
cemented
bonded
triangular
fixing
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JP11036891A
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English (en)
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Hide Hosoe
秀 細江
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキュービックプリズム等
接合プリズムの固定方法に関する。
【0002】
【従来技術】接合プリズムを光学装置等に固定する方法
として、従来、UV硬化型等の接着剤を用いて接着する
方法、図5の2個の三角プリズムを接合したキュービッ
クプリズムの例で示したように、接合プリズム1の外面
をx方向位置基準X,y方向位置基準Y,z方向位置基
準Zに当接させて、それら位置基準に当接した外面と対
向する接合プリズム1の外面をそれぞれ押しねじ等の押
し部材でPx,Py,Pzの矢線のように押す方法、押
し部材として図6に示したような接合プリズム1を位置
基準X,Y,Zに押し付ける3方向のばね腕を持った設
置型押し部材2を用いる方法が行われている。なお、図
5,図6における位置基準X,Yは表面が位置基準Zで
ある基板3に取付けられたL型位置基準部材4の内側面
として形成されている。
【0003】上述の接着剤を用いる方法は、装置的には
簡単な方法であるが、接着剤の硬化時の収縮により接合
プリズムに光学的な影響を与える歪が生じたり、接合プ
リズムの位置がずれたりし易く、また接着剤の硬化後も
接着剤の線膨張係数が大きいために温度変化による膨縮
が大きくて接合プリズムの移動が生じ易いと言う問題が
あり、したがって、高精度を要求される光学装置の接合
レンズ固定方法としては不適当である。
【0004】また、押しねじで接合プリズムの3方向の
外面をそれぞれ押す方法は、押しねじの押し面積が小さ
いから応力集中が生じてガラスのようなもろい材料から
成る接合プリズムの外面に欠けが生じ易く、そして特に
光学装置が運動部材を備えてその始動時や停止時等に振
動し易いものである場合は、押しねじによって押してい
る部分に欠けが生じると急激に押圧力が消失して接合プ
リズムが移動し易くなると言う欠点がある。この応力集
中による欠け発生の問題を解消するために、押しねじと
接合プリズムの間に接合プリズムを大きい面積で押すた
めの板状の圧力伝達部材を介在させることが行われる。 しかし、これには、圧力伝達部材が大きい面積で接合プ
リズムの外面に接するから接合プリズムの光路を狭くし
、さらに、接合プリズムに対する圧力伝達部材の接触状
態が押しねじの回転力や振動等でずれて、接合プリズム
の光路を不側に狭くすると言う問題がある。
【0005】また、図6の3方向ばね腕を持った設置型
押し部材2を用いる方法は、1個の設置型押し部材2で
接合プリズム1を3方向の位置基準X,Y,Zに対し押
し付けて固定できると言う特長があるが、図6に見るよ
うに設置型押し部材2が大きく接合プリズムの外面を覆
って光路を大幅に狭くすること、ばね腕で接合プリズム
1をしっかりと押すためには設置型押し部材2が動かな
いように設置されなくてはならないから、設置型押し部
材2を設置するための面積が大きくなること、接合プリ
ズムがキュービックプリズムでない異形プリズムの場合
は、接合プリズムの押さえてよい面が限られたり、1個
で接合プリズムを固定できる押し部材が得難かったりす
ること等のために、採用し得る場合が極く限られると言
う問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
を解消するためになされたものであり、接着剤を用いず
に押し部材で押す固定方法であって、応力集中による欠
け発生を容易に防止でき、接合プリズムの光路を挟める
ことがなく、しっかりと正確に接合レンズを固定できて
、固定手段が比較的簡単でコンパクトに構成できる接合
プリズムの固定方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、接合プリズム
の固定に際し位置基準に当接させられる基準側プリズム
の接合面を該接合面に接合されるプリズムの接合面より
も大きくして、それにより接合に使われない前記基準側
プリズムの接合面を押し部材の押し面で押して基準側プ
リズムを前記位置基準に押し付けることを特徴とする接
合プリズムの固定方法にあり、この構成によって前記目
的を達成する。
【0008】
【作用】すなわち、本発明の固定方法は、接合プリズム
の位置基準に当接させられる基準側プリズムの接合に使
われていない余分な接合面を押し部材の押し面で押して
基準側プリズムを位置基準に押し付けることで接合レン
ズを固定するようにしているから、固定手段が従来の押
しねじで押す方法よりも簡単で、押し部材が接合プリズ
ムの光路を狭めることがなく、押し部材の押し面の面積
を適当に大きくすることで応力集中による欠け発生を容
易に防止できて、接合レンズをしっかりと精確に固定す
ることができ、基準側プリズムの余分な接合面を押す押
し部材の大部分が基準側プリズムに接合されているプリ
ズムの陰に入る位置を占めるから、固定手段をコンパク
トに構成することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図4に示した実施例
によって説明する。
【0010】図1および図2はそれぞれ本発明の方法を
実施する固定手段の例を示す概要斜視図、図3および図
4は本発明の方法を実施する固定手段の異なる例を示す
平面図および部分斜視図である。
【0011】図1,図2の例の接合プリズム10は、2
個の三角プリズム11,12を接合したキュービックプ
リズムであって、L型位置基準部材4の位置基準X,Y
および基板3の位置基準Zに当接する基準側三角プリズ
ム11の接合面をそれに接合される三角プリズム12の
接合面よりも大きくして、両三角プリズム11,12を
それらの上,下いずれか一方の三角面が同一平面に揃う
ように接合した接合プリズムである。
【0012】そして、図1の固定手段は、接合プリズム
10を三角プリズム11,12の段付き側で三角プリズ
ム11が位置基準X,Y,Zに当接するように載置して
、基板3から立ち上っている不図示の直立壁に螺合して
いる押しねじ21と押しねじ21が回転自在に係合して
押しねじ21とともに進退する押圧部材22とから成る
押し部材20によって、三角プリズム11の三角プリズ
ム12から食み出している光路には影響しない接合面を
Pxyの矢線のように押して、三角プリズム11をL型
位置基準部材4の位置基準X,Yに押し付けると共に、
不図示の押しねじ等の押し部材によって、三角プリズム
11の光路には影響しない上面をPzの矢線のように押
して、三角プリズム11を位置基準Zに押し付けること
により接合プリズム10を固定する。
【0013】また、図2の固定手段は、接合プリズム1
0を三角プリズム11,12の段なし側で三角プリズム
11が位置基準X,Y,Zに当接するように載置して、
押し部材20により三角プリズム11の三角プリズム1
2から食み出している光路には影響しない接合面をPx
yの矢線のように押すと共に、不図示の押し部材により
三角プリズム11の光路には影響しない上面をPzの矢
線のように押すことで、三角プリズム11を位置基準X
,Y,Zに押し付けて接合プリズム10を固定する。
【0014】図3,図4の例の接合プリズム13は、厚
さの厚いコーナーキューブプリズム14の偏光ビームス
プリットコートを有する斜面にそれより厚さの薄い平行
四辺形プリズム15とλ/2移相板のような平行プリズ
ム16と三角プリズム17の重ね合わせたものを接合し
た構成のもので、平行四辺形プリズム15の平行プリズ
ム16と平行な外側面および三角プリズム17のコーナ
ーキューブプリズム14への接合面と対向して交わる外
側面のうちの一方を単一波長の円偏光または互いに直交
した2波長の直線偏光のレーザ光束の入射面とし、他方
を参照光束と測長光束の光路差情報を担持した情報光束
の出射面として、レーザ干渉測長計に用いられる干渉プ
リズムである。
【0015】そして、図3,図4の固定手段は、位置基
準Zを有する基板3と、位置基準X,Yを有するL型位
置基準部材4と、基板3から立ち上って押し部材20の
押しねじ21が螺合する直立壁5とをプリズム設置台6
の部分として一体に形成しており、押しねじ21により
押圧部材22でコーナーキューブプリズム14の平行四
辺形プリズム15や平行プリズム16および三角プリズ
ム17よりも下方に張り出している、光路には影響しな
い接合面の斜面を押して、コーナーキューブプリズム1
4を位置基準X,Yに押し付け、不図示の押し部材でコ
ーナーキューブプリズム14の光路には影響しない上面
を押して、コーナーキューブプリズム14を位置基準Z
に押し付けることによって接合プリズム13を固定する
【0016】
【発明の効果】本発明の接合プリズムの固定方法によれ
ば、■位置基準と押し部材を接合プリズムの光路に影響
しない面に当てて接合プリズムを固定でき、■したがっ
て位置基準と押し部材の接合プリズムへの当接面積を大
きくできるから振動等によってずれることがないように
確実に接合プリズムを固定でき、■また単位面積当りの
押圧力が小さいから歪も小さく、しかも光路に影響しな
い部分押さえているから接合プリズムの光学性能が低下
することがなく、■接合プリズムは、従来の固定方法で
固定される接合プリズムに比較すると、位置基準に当接
する基準側プリズムの接合面がそれに接合されるプリズ
ムの接合面より大きいだけが異なる程度であるから、製
造に特に手間が掛ると言うことはなく、基準側プリズム
とそれに接合されるプリズムの厚さを同じにしなくてよ
いから厚さ方向の加工公差が緩くできて、そのために返
って加工が容易になるし、■基準側プリズムの接合面を
押す押し部材は基準側プリズムを同時に位置基準X,Y
に押し付けるから、固定手段の部品点数が少なくて済み
、■しかも、その押し部材は大半の押し部分が基準側プ
リズムに接合されたプリズムの陰に入る位置を占めるか
ら、固定手段がコンパクトに構成されると言う多くの効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図1および図2はそれぞれ本発明の接合プリズムの固定
方法を実施する固定手段の例を示す概要斜視図、図3お
よび図4は本発明の接合プリズムの固定方法を実施する
固定手段の異なる例を示す平面図および部分斜視図、図
5および図6はそれぞれ従来の接合プリズムの固定方法
を実施する固定手段の例を示す概要斜視図である。
【符号の説明】
1,10,13…接合プリズム、          
  11,12,17…三角プリズム、14…コーナー
キューブプリズム、      15…平行四辺形プリ
ズム、16…平行プリズム、          2,
20…押し部材、21…押しねじ、         
             22…押圧部材、3…基板
、                    4…L型
位置基準部材、5…直立壁、            
    6…プリズム設置台、X,Y,Z…位置基準。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接合プリズムの固定に際し位置基準に当接
    させられる基準側プリズムの接合面を該接合面に接合さ
    れるプリズムの接合面よりも大きくして、それにより接
    合に使われない前記基準側プリズムの接合面を押し部材
    の押し面で押して基準側プリズムを前記位置基準に押し
    付けることを特徴とする接合プリズムの固定方法。
JP11036891A 1991-05-15 1991-05-15 接合プリズムの固定方法 Pending JPH04338705A (ja)

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