JPH04337468A - 容量式加速度センサ - Google Patents

容量式加速度センサ

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JPH04337468A
JPH04337468A JP3109522A JP10952291A JPH04337468A JP H04337468 A JPH04337468 A JP H04337468A JP 3109522 A JP3109522 A JP 3109522A JP 10952291 A JP10952291 A JP 10952291A JP H04337468 A JPH04337468 A JP H04337468A
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JP
Japan
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movable electrode
electrode
capacitance
fixed
electrodes
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Application number
JP3109522A
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English (en)
Inventor
Masahiro Matsumoto
昌大 松本
Kiyomitsu Suzuki
清光 鈴木
Masayuki Miki
三木 政之
Shigeki Tsuchiya
茂樹 土谷
Masayoshi Suzuki
鈴木 政善
Masanori Kubota
久保田 正則
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P2015/0805Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration
    • G01P2015/0822Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass
    • G01P2015/0825Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass
    • G01P2015/0828Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass the mass being of the paddle type being suspended at one of its longitudinal ends

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加速度センサに係り、さ
らに詳細には静電サーボ型の容量式加速度センサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】加速度センサとしては、従来より種々の
ものがあるが、最近ではインターフェース  サーキッ
ト  フォー  キャパシティブ  アクセラロメータ
ー,センサースアンド  アクチュエータス,17(1
989年)629〜637頁(Interfece  
Circuit  for  Capacitive 
 Accelerometers  sensors 
 and  Actuators,17  1989 
 p.629〜637)や特開平2−110383号公
報等に開示されるように、高感度と耐衝撃性を両立させ
る方式として、シリコンの微細加工技術を利用した静電
容量式センサを静電サーボで駆動する方式のものが提案
されている。
【0003】図17にこの種の静電容量式加速度センサ
の従来例を示す。
【0004】図17において1は検出素子で、対向配置
される2個の固定電極2,3と、加速度に応答して位置
が変化する可動電極5などで構成される。可動電極5は
シリコンビーム4に支持されつつ固定電極2,3間に介
在する。固定電極2,3はアルミニウム等の金属よりな
り、それぞれがガラス板37,38に蒸着される。可動
電極5と各固定電極2,3間には初期ギャップdoとし
て例えば3μm程度設定される。
【0005】可動電極5は、固定電極2,3間で所定の
基準位置を保つように静電サーボ制御される。例えば、
可動電極5の基準位置を固定電極間2,3の中間に設定
すれば、各固定電極2,3と可動電極5の静電容量の差
△Cが零となるよう静電サーボ制御される。そのため△
C(可動電極5の加速度に起因する変位)を容量検出器
35により所定の繰返し周期で検出し、その出力に基づ
き△Cが零となるような静電気力(静電吸引力)を静電
気力発生手段36を介して固定電極2,3と可動電極5
との間に発生させる。
【0006】静電気力発生手段36としては、可動電極
5の電位を零とし固定電極2,3の一方にパルス列状の
矩形波電圧を他方にその反転電圧を印加し、この印加電
圧の1周期(繰返し周期)あたりの印加時間の割合を変
化させる(例えばパルス幅を変えるデューティ制御)こ
とで静電気力を可変制御する。本例では容量の検出と静
電気力の発生を同時に且つ同一電極で行う為に、静電気
力を発生させる信号に容量を検出するための信号を時分
割あるいは変調により重畳している。
【0007】なお、この種の加速度センサは、例えば自
動車の車体制御システムその他種々の分野において適用
可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この種の加速度センサ
は、前述したように一方の固定電極に矩形波電圧を他方
の固定電極にその反転電圧を印加することで静電サーボ
を行う。この場合、可動電極5が加速度に応じて変位し
て接近する側の固定電極に印加するデューティ(静電気
力)を小さく、離れる側の固定電極に印加するデューテ
ィ(静電気力)を大きくするような静電サーボ制御がな
される。ただしデューティの範囲については、静電容量
検出を補償するために固定電極に印加されるデューティ
は最小でも零にならないようにしてある。
【0009】零にしないのは、静電容量差△Cを検出す
る場合にはこれを電圧値VOに変換する必要があり、こ
の電圧値変換には静電サーボに用いる矩形波電圧の波高
値VPを利用するためで、これを式で表せば実施例の項
で述べた数1式となる。
【0010】ところで、上下方向の加速度を検出する場
合、電源投入前の可動電極5は、図2に示すように下側
へ重力で移動するため一方の固定電極3に接触している
。電源が投入されると、可動電極5を固定電極2,3間
の中央に拘束するよう静電サーボ制御がなされるが、既
述したように固定電極3に印加される電圧は最小でも零
にはならない。このときの電圧印加状態を図3に示す。
【0011】そのため可動電極5が固定電極3に接触し
た状態では、その接触度合が大きいと、矩形波電圧のデ
ューティを小さくしても、可動電極5と固定電極3との
間に非常に大きな静電気力を発生させる(電極間に働く
静電気力は電極間の空隙の2乗に反比例するため)。つ
まり、この静電気力のために可動電極5は固定電極3に
接触したままになる不具合が生じることもある。
【0012】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
、その目的は、電源投入時に可動電極が固定電極側に接
触して動作不良となることを防止することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、加速度に応答して位置が変化する可動電極
とこれに対向する各固定電極間の静電容量の差を検出し
て、可動電極が基準位置に戻れるような静電気力を可動
電極と各固定電極間に発生させる静電サーボ型の容量式
加速度センサにおいて、次のような課題解決手段を提案
する。なお、上記の静電気力は、所定の繰返し周期の単
位で前記固定電極の一方に矩形波電圧を他方にその反転
電圧をその印加時間の割合を前記静電容量差に応じて変
化させつつ印加する構成としてある。以上を前提として
、第1の課題解決手段は、静電気力発生手段に静電容量
差に応じて前記繰返し周期を可変制御する手段を付加す
る。例えば、前記繰返し周期の可変制御手段は、静電容
量検出手段で検出される出力(静電容量差)の絶対値が
一定の値以上になった場合に前記繰返し周期を通常の周
期よりも長くする。
【0014】第2の課題解決手段は、電源投入後の一定
時間、前記繰返し周期を通常よりも長くする手段を設け
る。
【0015】第3の課題解決手段は、前記静電容量差の
絶対値が所定値以上になった場合には、前記固定電極の
一方の電極(電源投入時に重力で可動電極が接している
方の固定電極)に印加される電圧の波高値(振幅値)を
通常値よりも低くし、他方の電極に印加される電圧の波
高値を通常値よりも高くする手段を設ける。
【0016】第4の課題解決手段は、電源投入後の一定
時間、前記固定電極の一方の電極(電源投入前に重力で
可動電極が接している方の固定電極)に印加される電圧
の波高値を通常値よりも低くし、他方の電極に印加され
る電圧の波高値を通常値よりも高くする手段を設ける。
【0017】第5の課題解決手段は、前記静電容量差の
絶対値が所定値以上になった場合には電源を再投入する
手段を設ける。
【0018】第6の課題解決手段は、前記固定電極及び
可動電極の少なくとも一方の電極表面に一部に電気的絶
縁物を設ける。
【0019】第7の課題解決手段は、前記固定電極及び
可動電極の少なくとも一方の電極表面の一部に突起ある
いは凹部を設ける。
【0020】
【作用】第1の課題解決手段の作用…本課題解決手段は
、静電容量差(加速度に応じた可動電極の変位)に応じ
て容量検出(静電サーボ制御)に必要な繰返し周期を可
変制御する手段を付加する。従って、可動電極が一方の
固定電極に接触あるいは接近して可動電極と各々の固定
電極の間の静電容量の差が非常に大きな値になった場合
に、この目安となる静電容量差の検出値(絶対値)を基
に繰返し周期を通常より長くする制御も可能となる。
【0021】上記の制御を行うことで、一方の固定電極
(可動電極が接触する側の固定電極)に印加される繰返
し周期中の最小の矩形波電圧V1の印加時間の割合(例
えばデューティ)を零にしなくとも、その周期が長くな
った分だけ印加時間の割合をさらに小さくすることが可
能となり、ひいてはこの固定電極・可動電極間に働く静
電気力を一層小さくできる。これに対し、他方の固定電
極(可動電極と最大ギャップで離れている側の固定電極
)に印加される最大の矩形波電圧V2はV1と反転し合
う関係にあるので、前記周期が長くなった分だけ印加時
間の割合を更に大きくすることが可能となり、ひいては
この固定電極・可動電極間に働く静電気力が一層大きく
なる(この原理の具体的な詳細については実施例の項で
図5により説明する)。
【0022】その結果、電源投入時に可動電極を一方の
固定電極から引き離して固定電極間の基準位置(例えば
中央)に戻すことができる。
【0023】第2の課題解決手段の作用…電源投入前は
一方の固定電極に可動電極が重力により接触しているの
で、電源投入後の一定時間だけ容量検出の繰返し周期を
通常よりも長く設定すれば、第1の課題解決手段同様の
作用により可動電極を基準位置に戻すことができる。
【0024】第3の課題解決手段の作用…静電容量差の
絶対値が所定値以上になった場合(可動電極が固定電極
に接触あるいは非常に接近した場合)、繰返し周期で印
加される一方の電極(可動電極が接触する側の固定電極
)の波高値が通常の静電サーボに用いる矩形波電圧の波
高値より低くなり、この固定電極・可動電極間に働く静
電気力が一層小さくなる。これに対して、他方の固定電
極(可動電極と最大ギャップで離れている側の固定電極
)に印加される電圧の波高値が高くなることで、この固
定電極・可動電極間に働く静電気力が更に大きくなる。 その結果、可動電極を基準位置に戻すことができる。
【0025】第4の課題解決手段の作用…本課題解決手
段では、電源投入後の一定時間だけ矩形波電圧の波高値
を可変制御することで、上記第3の課題解決手段と同様
の作用がなされる。
【0026】第5の課題解決手段の作用…電源投入後、
可動電極が一方の固定電極に接して容量検出(加速度検
出)が不能になった場合に電源を再投入することにより
、検出が可能になることが多い。これは、実際の検出素
子では可動電極が一方の固定電極に接触する場合、図2
に示す如くすき間なく接触することはまれで可動電極の
先端が接触する程度であり、このため、電源投入時に動
作不能になる可能性は1%程度であり、電源を再投入す
れば動作可能になる可能性が非常に高い。本課題解決手
段ではこれを利用する。
【0027】第6の課題解決手段の作用…固定電極及び
可動電極の少なくとも一方の電極面に絶縁物が存在する
ことで、電源投入前に重力により可動電極が固定電極に
直接接触することをなくす。その結果、絶縁物がいわゆ
る電極間の空隙として機能し、電源投入時にも適正な静
電サーボが行われ可動電極が動作不能になることはない
【0028】第7の課題解決手段の作用…固定電極及び
可動電極の少なくとも一方の電極表面の一部に突起ある
いは凹部を設けることで、電源投入前に重力により可動
電極が固定電極側に移動しても、それらの接触面積を減
小させすき間なく接触することはおこならい。その結果
、第6課題解決手段同様に電源投入時に可動電極が動作
不能になることはない。
【0029】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0030】図1は本発明の第1実施例である。なお、
各図に用いる符号のうち同一符号は同一あるいは共通す
る要素を示す。
【0031】図1において、検出素子1は、既述した図
17の従来例と同様の構成をなす。加速度が可動電極5
に働くと、可動電極5は加速度方向と反対方向に変位す
る。この変位量を容量検出器6が固定電極3・可動電極
5間の静電容量C1と固定電極2・可動電極5間の静電
容量C2との差分△C(△Cは後述するように電圧値に
換算される)を検出してとらえ、増幅器7により増幅し
て出力される。そして、静電容量差△Cに係る出力VO
に基づき加速度が検出される。
【0032】また容量検出器6の出力は増幅器7を介し
てパルス幅変調器8に入力され、パルス幅変調器8で静
電容量差に応じたデューティをもつ矩形波を発生し、そ
の矩形波電圧V1を固定電極3に印加し、その反転電圧
V2を反転器9を介して固定電極2に印加する。この場
合に印加される電圧V1,V2のデューティは、静電容
量C1とC2との差△C(絶対値)が生じると、静電容
量が大きくなる側(固定電極・可動電極間のギャップが
小さくなる側)の固定電極に印加するデューティを△C
に相当する分小さくし、静電容量が小さくなる側(ギャ
ップが大きくなる側)の固定電極に印加するデューティ
を△Cに相当する分大きくなるよう制御する。
【0033】上記電圧V1,V2の印加によって生じる
各固定電極2,3・可動電極5間の静電気力(静電吸引
力)F1,F2により静電容量差△Cが零になるように
(可動電極5が固定電極2,3間の中央に位置に戻るよ
うに)サーボ制御される。すなわち、可動電極5に働く
慣性力(加速度に比例する力)と、各固定電極2,3・
可動電極5間に作用する静電気力F1,F2の差分が釣
り合うことから、上記の静電サーボ制御がなされる。
【0034】ここで、容量検出器6の具体例を図4によ
り説明する。
【0035】容量検出器6は、演算増幅器13と帰還部
に静電容量CFとリセットスイッチSWを並列接続した
リセット付き積分器より構成され、演算増幅器13の反
転入力に検出素子1の可動電極5を接続する。なお、説
明の便宜上、可動電極5と固定電極3との間の静電容量
をC1とし、可動電極5と固定電極2との間の静電容量
をC2とし、検出素子1は静電容量C1,C2の直列接
続で表した。
【0036】C1に接続されているパルス幅変調器7の
出力V1及び反転器9の出力V2は図4に示した通りで
ある。
【0037】演算増幅器13の非反転端子は接地され、
また反転端子を演算増幅器13のイマジナルショートに
より接地と同電位にした。
【0038】この容量検出器6の動作の一例を図3,図
5のタイムチャートに示す。
【0039】図3は可動電極5が固定電極2,3のいず
れにも非接触の状態のときに行われる容量検出及び静電
サーボ制御の一例で、図5は可動電極5が固定電極3側
に接触した状態のタイムチャートを示す。ここでは、図
3のタイムチャートについて説明し、図5の場合につい
ては後述する。
【0040】スイッチSWは、パルス幅変調された矩形
波電圧V1が立ち上がる前に定期的にパルス信号φが印
加されて短時間閉じられ、静電容量Csを放電させて演
算増幅器13の出力VOを零(リセット)にする。次の
瞬間、検出素子1に印加される矩形波電圧V1は立上り
、反転電圧V2は立下がる。
【0041】この時、静電容量C1は放電されC2は充
電され、静電容量CFにはVP(C1−C2)なる電荷
が流れる(ここでVPはV1,V2の矩形波電圧の波高
値である)。従って、演算増幅器12の出力VOは次式
となる。
【0042】
【数1】VO=VP(C1−C2)/CFこの電圧VO
を繰返し周期ごとにサンプリングすることにより静電容
量を検出する。
【0043】上記構成よりなる容量検出器6によれば、
可動電極5の静電サーボ制御に用いるパルス電圧V1,
V2を利用してC1,C2の静電容量差△C、換言すれ
ば加速による可動電極5の変位を検出することができる
【0044】以上のように静電サーボ制御に用いる電圧
V1,V2は、静電容量差△Cの検出に用いるので、パ
ルス幅変調器8から出力されるサーボ信号のデューティ
(D/T)を零にすることができない。そのため、電源
投入前に可動電極5が固定電極3に接触している場合に
は、電源投入時に静電容量差△Cに基づきサーボ制御を
試みても、通常の静電サーボのモードでは固定電極3に
対する可動電極5の接触度合によっては静電気力が大き
くなって離れない場合が起こり得る。
【0045】本実施例では、このような事態に対処する
ため、比較器10によって静電容量差(絶対値)△Cが
所定値以上(可動電極5が固定電極3に接触していると
きの目安となる静電容量差)か否か判別し、△Cが所定
値以上であれば発振器11を制御することでパルス幅変
調器8から出力されるデューティの繰返し周期Tを通常
モードよりも長くする。
【0046】ここで、パルス幅変調器8及びその周期を
決定する発振器11の具体的構成を図6により説明する
【0047】発振器11は演算増幅器19により構成さ
れる積分器とヒステリシス特性を持たせた比較器20よ
りなり、演算増幅器19の出力から三角波を出力する。 また前述の比較器10からの信号φa(信号φaは△C
が所定値以上の場合に発生する)に基づき演算増幅器1
9の帰還容量を変化させることにより発振周波数を変化
できるようになっている。パルス幅変調器8は入力信号
と発振器11からの三角波を比較器14で比較すること
により入力に応じたデューティを持つ矩形波を発生する
。また、比較器15,16とゲート17,18によりデ
ューティの変化範囲を制限することにより容量検出器6
の動作を補償している。
【0048】本実施例では容量検出器6の出力を比較す
る絶対値型の比較器10を設け、容量検出器6の出力の
絶対値が一定値を越えると発振器11の入力信号φaを
変化させ、発振周波数を低くするようにした。図7に比
較器10の構成を示す。比較器10は内部に比較器21
,22を持ち、正側及び負側の比較を行い各々の出力を
ゲート23により論理和を求め出力を得る。
【0049】本実施例によれば、前記したように可動電
極5が一方の固定電極3に接触あるいはこれに近い状態
まで接近すると、比較器10及び発振器11を介してパ
ルス幅変調器8から出力されるデューティの繰返し周期
Tが長くなる。また、これに合わせて図5に示すように
容量検出器6における容量検出の繰返し周期も図3の通
常より長くなる。
【0050】その結果、例えば電源投入時において、可
動電極5が重力により固定電極3に接触する状態にある
場合などにおいて、固定電極3に印加される静電サーボ
用電圧のデューティは容量検出を補償する範囲の中で元
々最小としてあるので、これにさらに周期Tが長くなる
とデューティがさらに小さくなり、従って固定電極3・
可動電極5間に働く静電気力F1が一層小さくなる。こ
れに対し、他方の固定電極2に印加される最大の矩形波
は周期Tが長くなった分だ印加時間の割合が更に大きく
なり、ひいてはこの固定電極2・可動電極5間に働く静
電気力が一層大きくなる。
【0051】その結果、可動電極5が固定電極2,3の
いずれかに接触あるいは接近した場合であっても、容量
検出を補償しつつ可動電極5を静電サーボ制御して可動
電極5を固定電極2,3の基準位置に戻すことができる
【0052】次に本発明の第2実施例を図8により説明
する。
【0053】第2実施例では第1実施例の比較器10に
代わりタイマ12を設け、電源投入後一定時間だけ発振
器11の発振周波数を低くするように設定した。
【0054】上記構成をなすことで、電源投入時に可動
電極5が固定電極3に接触した状態にあっても、電源投
入後一定時間だけパルス幅変調器8の繰返し周期Tを長
くすることができ、従って、上記第1実施例と同様に電
源投入後の可動電極5に対する静電サーボを安定して行
い得る。図9はタイマ12の一例としてCR回路を用い
たものを例示する。
【0055】次に本発明の第3実施例を図10により説
明する。
【0056】本実施例では、容量検出器6の出力を比較
器24,25により基準電源27,28と比較し、比較
結果を制御部26を介して反転器9,29の電源を操作
することにより、固定電極2,3に印加する矩形波の振
幅値(波高値)を制御する。
【0057】制御部26は図11に示すように入力a,
bが共にL(ロー)ならば、正常時(通常時)の電圧を
出力A,Bに与え、入力aがH(ハイ)ならば出力Aに
高い電圧を出力Bには低い電圧を与え、入力bがHなら
ば出力Aに低い電圧を出力Bには高い電圧を与える。な
お、出力A,Bはそれぞれ反転器9,29の電源に接続
されている。
【0058】このような構成よりなれば、可動電極5が
固定電極3に接触した場合には、容量検出器6の出力は
正側に非常に大きくなり、比較器24の出力aがHにな
り、反転器9の電源電圧は高くなり、反転器29の電源
電圧は低くなる。これにより、固定電極2に印加される
矩形波の振幅は非常に大きくなり、固定電極2から可動
電極5に働く静電気力が大きくなる。また、固定電極3
に印加される矩形波の振幅は小さくなり、固定電極3か
ら可動電極5に働く静電気力は小さくなる。その結果、
可動電極5が固定電極3に接触しても可動電極5は固定
電極3から引き離され、正常な静電サーボ制御がなされ
る。
【0059】また、逆に可動電極5が固定電極2に接触
した場合も同様な動作が行われる。
【0060】次に本発明の第4実施例を図12により説
明する。
【0061】本実施例では、容量検出器6の出力を絶対
値型の比較器10により比較し、静電容量差△Cが所定
値以上(固定電極2,3のいずれかに可動電極5が接触
した時の静電容量差)の大きさであれば比較器10の出
力を制御部30に出力する。制御部30は比較器10か
らの信号が入力されると、電源を一定時間切断し、電源
を再投入するように動作する。比較器10の構成は第1
実施例同様である。制御部30は例えば第2の実施例の
タイマ12と電源の切断を行うスイッチにより構成でき
る。
【0062】本実施例は電源投入後、加速度の検出が不
能になった場合に電源を再投入すると検出が可能になる
ことが多いことを利用している。これは、実際の検出部
では可動電極5が固定電極に接触する場合、図2のよう
にすき間なく接触することはほとんどなく可動電極5の
先端が接触するため、電源投入時に動作不能になる可能
性は1%程度であり、電源を再投入すれば動作可能にな
る確率が非常に高いためである。
【0063】次に本発明の第5実施例を図13により説
明する。
【0064】本実施例では固定電極2,3の表面に一定
の厚さ以上の絶縁物31,32を設けた。このことによ
り、可動電極5がどちらかの固定電極2,3に接触しよ
うとしても絶縁物31,32の厚みのために、可動電極
5が図2に示したように固定電極3にすき間なく接触す
るようなことはない。すなわち、絶縁物31,31がす
き間として機能し、そのため、固定電極2,3に対する
可動電極5の接触も常になくし、静電サーボ式容量型加
速度センサにおいての電源投入時の動作不能を防止する
【0065】次に本発明の第6実施例を図14により説
明する。
【0066】本実施例では固定電極2,3の表面に突起
33,34を設けた。このことにより、可動電極5がど
ちらかの固定電極2,3に接触しようとしても突起33
,34のために、可動電極5が図2に示したような状態
(固定電極3にすき間なく接触するような状態)は起こ
らず、その結果、静電サーボ式容量型加速度センサにお
いての電源投入時の動作不能を防止する。
【0067】次に本発明の第7実施例を図15,図16
により説明する。
【0068】図16は図15の可動電極5のうちa−a
´を断面した図で、この図からも明らかなように本実施
例では可動電極5表面の凹部40を設けた。このことに
より、可動電極5がどちらかの固定電極に接触しても凹
部40のために、可動電極5と固定電極3は常にすき間
を確保でき接触した場合でもその接触面積を小さくでき
る。従って、静電サーボ式容量型加速度センサにおいて
の電源投入時の動作不能を防止する。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、静電サー
ボ型の容量式加速度センサにおいて、電源投入時などに
おいて可動電極が固定電極の一方に接触した状態にあっ
ても、正常な静電サーボ及び静電容量差検出(加速度検
出)を機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図。
【図2】容量式加速度センサにおける電源投入時の可動
電極の状態を示す説明図。
【図3】電源投入時の固定電極に印加される電圧を示す
説明図。
【図4】上記実施例に用いる容量検出器の構成図。
【図5】上記実施例に用いる容量検出器の動作を示すタ
イムチャート。
【図6】上記実施例に用いるパルス幅変調器と発振器の
構成図。
【図7】上記実施例に用いる絶対値型比較器の構成図。
【図8】本発明の第2実施例を示す構成図。
【図9】第2実施例に用いるタイマを示す構成図。
【図10】本発明の第3実施例を示す構成図。
【図11】第3実施例に用いる制御部の機能図。
【図12】本発明の第4実施例を示す構成図。
【図13】本発明の第5実施例を示す構成図。
【図14】本発明の第6実施例を示す構成図。
【図15】本発明の第7実施例を示す構成図。
【図16】図15のa−a´線断面図。
【図17】従来の静電サーボ型の容量式加速度センサの
構成図。
【符号の説明】
1…検出素子、2,3…固定電極、5…可動電極、6…
容量検出器(容量検出手段)、7…増幅器、8…パルス
幅変調器(静電気力発生手段)、9…反転器、10…比
較器、11…発振器(周期可変制御手段)、12…タイ
マ、24,25,26,27,28,29…電圧波高値
可変制御手段(比較器,比較器,制御部,基準電源,基
準電源,反転器)、30…制御部(電源再投入手段)、
31,32…絶縁物、33,34…突起、40…凹部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  加速度に応答して位置が変化する可動
    電極及びこの可動電極を介在させた状態で対向配置され
    る少なくとも2個の固定電極からなる加速度検出素子と
    、前記可動電極と前記各固定電極間の静電容量の差を所
    定の繰返し周期で検出する容量検出手段と、前記容量検
    出手段の出力に基づき前記可動電極が基準位置に戻れる
    ような静電気力を前記可動電極と各固定電極間に発生さ
    せる静電気力発生手段とを備えた静電サーボ型の容量式
    加速度センサにおいて、前記静電気力発生手段は、前記
    所定の繰返し周期の単位で前記固定電極の一方に矩形波
    電圧を他方にその反転電圧をその印加時間の割合を前記
    静電容量差に応じて変化させつつ印加する構成とし、且
    つ前記静電容量差に応じて前記繰返し周期を可変制御す
    る手段を備えたことを特徴とする容量式加速度センサ。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記繰返し周期の
    可変制御手段は、静電容量検出手段で検出される出力(
    静電容量差)の絶対値が一定の値以上になった場合に前
    記繰返し周期を通常の周期よりも長くすることを特徴と
    する容量式加速度センサ。
  3. 【請求項3】  加速度に応答して位置が変化する可動
    電極及びこの可動電極を介在させた状態で対向配置され
    る少なくとも2個の固定電極からなる加速度検出素子と
    、前記可動電極と前記各固定電極間の静電容量の差を所
    定の繰返し周期で検出する容量検出手段と、前記容量検
    出手段の出力に基づき前記可動電極が基準位置に戻れる
    ような静電気力を前記可動電極と各固定電極間に発生さ
    せる静電気力発生手段とを備えた静電サーボ型の容量式
    加速度センサにおいて、前記静電気力発生手段は、前記
    所定の繰返し周期の単位で前記固定電極の一方に矩形波
    電圧を他方にその反転電圧をその印加時間の割合を前記
    静電容量差に応じて変化させつつ印加する構成とし、且
    つ電源投入後の一定時間、前記繰返し周期を通常よりも
    長くする手段を備えたことを特徴とする容量式加速度セ
    ンサ。
  4. 【請求項4】  加速度に応答して位置が変化する可動
    電極及びこの可動電極を介在させた状態で対向配置され
    る少なくとも2個の固定電極からなる加速度検出素子と
    、前記可動電極と前記各固定電極間の静電容量の差を所
    定の繰返し周期で検出する容量検出手段と、前記容量検
    出手段の出力に基づき前記可動電極が基準位置に戻れる
    ような静電気力を前記可動電極と各固定電極間に発生さ
    せる静電気力発生手段とを備えた静電サーボ型の容量式
    加速度センサにおいて、前記静電気力発生手段は、前記
    所定の繰返し周期の単位で前記固定電極の一方に矩形波
    電圧を他方にその反転電圧をその印加時間の割合を前記
    静電容量差に応じて変化させつつ印加する構成とし、且
    つ前記静電容量差の絶対値が所定値以上になった場合に
    は、前記固定電極の一方の電極(電源投入時に重力で可
    動電極が接している方の固定電極)に印加される電圧の
    波高値を通常値よりも低くし、他方の電極に印加される
    電圧の波高値を通常よりも高くする手段を備えたことを
    特徴とする容量式加速度センサ。
  5. 【請求項5】  加速度に応答して位置が変化する可動
    電極及びこの可動電極を介在させた状態で対向配置され
    る少なくとも2個の固定電極からなる加速度検出素子と
    、前記可動電極と前記各固定電極間の静電容量の差を所
    定の繰返し周期で検出する容量検出手段と、前記容量検
    出手段の出力に基づき前記可動電極が基準位置に戻れる
    ような静電気力を前記可動電極と各固定電極間に発生さ
    せる静電気力発生手段とを備えた静電サーボ型の容量式
    加速度センサにおいて、前記静電気力発生手段は、前記
    所定の繰返し周期の単位で前記固定電極の一方に矩形波
    電圧を他方にその反転電圧をその印加時間の割合を前記
    静電容量差に応じて変化させつつ印加する構成とし、且
    つ電源投入後の一定時間、前記固定電極の一方の電極(
    電源投入前に重力で可動電極が接している方の固定電極
    )に印加される電圧の波高値を通常値よりも低くし、他
    方の電極に印加される電圧の波高値を通常よりも高くす
    る手段を備えたことを特徴とする容量式加速度センサ。
  6. 【請求項6】  加速度に応答して位置が変化する可動
    電極及びこの可動電極を介在させた状態で対向配置され
    る少なくとも2個の固定電極からなる加速度検出素子と
    、前記可動電極と前記各固定電極間の静電容量の差を所
    定の繰返し周期で検出する容量検出手段と、前記容量検
    出手段の出力に基づき前記可動電極が基準位置に戻れる
    ような静電気力を前記可動電極と各固定電極間に発生さ
    せる静電気力発生手段とを備えた静電サーボ型の容量式
    加速度センサにおいて、前記静電気力発生手段は、前記
    所定の繰返し周期の単位で前記固定電極の一方に矩形波
    電圧を他方にその反転電圧をその印加時間の割合を前記
    静電容量差に応じて変化させつつ印加する構成とし、且
    つ前記静電容量差の絶対値が所定値以上になった場合に
    は電源を再投入する手段を備えたことを特徴とする容量
    式加速度センサ。
  7. 【請求項7】  加速度に応答して位置が変化する可動
    電極及びこの可動電極を介在させた状態で対向配置され
    る少なくとも2個の固定電極からなる加速度検出素子と
    、前記可動電極と前記各固定電極間の静電容量の差を所
    定の繰返し周期で検出する容量検出手段と、前記容量検
    出手段の出力に基づき前記可動電極が基準位置に戻れる
    ような静電気力を前記可動電極と各固定電極間に発生さ
    せる静電気力発生手段とを備えた静電サーボ型の容量式
    加速度センサにおいて、前記静電気力発生手段は、前記
    所定の繰返し周期の単位で前記固定電極の一方に矩形波
    電圧を他方にその反転電圧をその印加時間の割合を前記
    静電容量差に応じて変化させつつ印加する構成とし、且
    つ前記固定電極及び可動電極の少なくとも一方の電極表
    面に絶縁物を設けて固定電極と可動電極との直接接触を
    防止する構造としたことを特徴とする容量式加速度セン
    サ。
  8. 【請求項8】  加速度に応答して位置が変化する可動
    電極及びこの可動電極を介在させた状態で対向配置され
    る少なくとも2個の固定電極からなる加速度検出素子と
    、前記可動電極と前記各固定電極間の静電容量の差を所
    定の繰返し周期で検出する容量検出手段と、前記容量検
    出手段の出力に基づき前記可動電極が基準位置に戻れる
    ような静電気力を前記可動電極と各固定電極間に発生さ
    せる静電気力発生手段とを備えた静電サーボ型の容量式
    加速度センサにおいて、前記静電気力発生手段は、前記
    所定の繰返し周期の単位で前記固定電極の一方に矩形波
    電圧を他方にその反転電圧をその印加時間の割合を前記
    静電容量差に応じて変化させつつ印加する構成とし、且
    つ前記固定電極及び可動電極の少なくとも一方の電極表
    面の一部に突起あるいは凹部を設けて固定電極と可動電
    極との接触面積を減小させたことを特徴とする容量式加
    速度センサ。
  9. 【請求項9】  請求項1ないし請求項8のいずれか1
    項において、前記静電気力発生手段は、周期を可変制御
    する手段を付加したパルス幅変調器より構成したことを
    特徴とする容量式加速度センサ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11258264A (ja) * 1998-03-09 1999-09-24 Denso Corp 容量式加速度センサ
US6494096B2 (en) 2000-03-16 2002-12-17 Denso Corporation Semiconductor physical quantity sensor
WO2011032080A3 (en) * 2009-09-14 2011-07-21 Schlumberger Canada Limited Borehole force measurement

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