JPH0433731A - ワークフィーダ制御方法 - Google Patents

ワークフィーダ制御方法

Info

Publication number
JPH0433731A
JPH0433731A JP13770390A JP13770390A JPH0433731A JP H0433731 A JPH0433731 A JP H0433731A JP 13770390 A JP13770390 A JP 13770390A JP 13770390 A JP13770390 A JP 13770390A JP H0433731 A JPH0433731 A JP H0433731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feeder
servo
press
computer
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13770390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07106405B2 (ja
Inventor
Katsuji Tsuruta
鶴田 克二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP2137703A priority Critical patent/JPH07106405B2/ja
Publication of JPH0433731A publication Critical patent/JPH0433731A/ja
Publication of JPH07106405B2 publication Critical patent/JPH07106405B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動プレス機械においてプレス機械の動きに連
動して自動的にワークの搬入搬出を行う自動プレス加工
システムのワークフィーダの制御方法に係わり、特に信
頼性の高いワークフィーダ制御方法に関する。
[従来の技術] 従来、自動化されたプレスシステムにおいてワークを自
動的に移動するには、プレス機械の動きに連動したワー
クフィーダによって自動的にワークをプレス機械に対し
て搬入搬出し、また、プレス内に設けた複数の金型間を
移動していて、第1図、第3図にその一例を示す。
第1図は自動プレス機械とワークツイータ装置が結合さ
れたプレス機械とワークツイータ装置との構成図であっ
て、第3図は該ワークフィーダとプレスの下部構造体を
斜め上から見たプレス機械とフィーダ装置との立体構成
図である。
第1図において1はプレス本体であり、て2はクランク
軸から懸垂され、下部に設けられた下型3との間に置か
れたワークに対して力を加えてプレス加工をする上型て
あり、4はプレスのクランク角度を表示する計器であっ
て、クランク角度を検出してツイータへの指令信号を発
生するためにクランク軸に取り付けられているシンクロ
発信器からの信号によって動作させられている。
5は図面上で左右に移動してワークの搬入搬出を行うた
めのフィーダであり、左右に示す6はフィーダの上下運
動をするための上下駆動軸であって6−bは前記駆動軸
がフィーダ5を上昇させた所を示しており、5−bはフ
ィーダ5が前記上下駆動軸6によって上昇するとともに
図面上で省略されているフレームを左右に移動させる為
の機構によって左に移動した状況を示している。
第3図において10はプレス本体の4隅に設けられたア
プライドであって、本図ではプレス本体の金型その他詳
細は省略している。
8は該ワークフィーダのフィート軸の駆動系であって、
フィートモータ11から、ギヤ、ピニオン、ラックを介
してフィーダ5−1.5−2を図上で左右に移動させて
いる。
上述したフィート軸の駆動系を除く、図面上左右に設け
られたワークフィーダの各駆動系は左右対象構造をなし
ているので、以下、右側の駆動系を代表して説明する。
フィーダ5−1.5−2はクランプモータ12からギヤ
を介して回転するピニオン13により駆動されるラック
9a、9bによって前記フィーダ5−1.5−2相互の
間隔を移動して、該フィーダ5−1.5−2に固定され
ているフィンガ7a、7b及び7c、7dをそれぞれ移
動してワーク20をフランチまたはアンクランプする。
また、15はリフトモータであってギヤを介しておねじ
を切った二本のロッド16.17を回転し、めねして該
ロフトに結合しているバー18を昇降させ、第1図で前
述した上下駆動軸6を駆動してフィーダ5〜1.5−2
を昇降させる。
また、左右に示す19は前記バー18の上部重量を支え
るリフトバランスシリンタである。
第8図は、上述したワークフィーダを制御する制御装置
の概要回路構成を示すフロック図である。
第8図において、81はプレスのクランク回転軸に取り
付けられクランクの回転角をアブソリュートで計測でき
るシンクロ発信器であって、82は該シンクロ発信器8
1からの角度信号をディジタルコードに変換するための
変換回路である。ディジタルコードに変換されたプレス
のクランク角度の計測値は制御用のコンピュータ80に
入力される。コンピュータ80は入力されたクランク角
度に対応して予め記憶装置に記録されているフィード軸
、上下駆動軸、クランプ軸の各位置情報を読みだし、位
置指令信号を作成する。
図においては、フィーダの移動3軸の駆動系のうち、そ
れぞれ左右二個のモータよりなる上下駆動軸、クランプ
軸は共通構成なので1軸分のみを図示して他の1軸は同
様なので省略している。また、フィート軸はモータが一
個により構成されているので、語口より84b乃至87
bを除いたものであってその他はの駆動軸と同様なので
省略している。
また、それぞれの駆動軸を代表して説明するので、各部
品の番号は第1図、第3図とは異なっている。
87a、87bは該駆動軸に付けられた位置検出用のシ
ンクロ発信器である。シンクロ発信器によって計測され
た、例えば、クランプ軸の位置情報はシンクロ発信器か
らの角度信号をディジタルコードに変換するための変換
回路8つによってそれぞれデインタルコートに変換され
、制御用のコンピュータ80に入力される。コンピュー
タ80に入力されたクランプ軸の位置情報は、予め作成
されコンピュータ80内の記憶装置に記録されている位
置指令信号と比較して偏差信号を作成し、予め定めて前
記記憶装置に記録されている条件式に基つき、該偏差信
号に対応したクランプ軸駆動モータの速度指令信号をデ
ィジタルコードで作成して出力する。
コンピュータ80から出力されたクランプ軸駆動モータ
の速度指令信号は、テイジタルアナログ変換回路83に
よってアナログ信号に変換されな後、サーボ増幅器84
a、84bにより適切なパフまで増幅されて、それぞれ
サーボモータ85a、85bを駆動する。サーボモータ
85a、85bはクランプ軸88を駆動するとともに機
械的に結合されているタコジェネレータ86a、86b
によってサーボモータの回転数が計測され、回転数の計
測値はサーボ増幅器84a、84bに戻されてフィード
バックループを形成して安定なモータ回転の制御を行う
サーボモータ85a、85bによって駆動されるクラン
プ軸には、前述した該クランプ軸の位置情報を検知する
ためのシンクロ発信器87a、87bが結合されていて
該クランプ軸の正しい現在位置を計測し制御用コンピュ
ータに入力しているので、予め定めた条件に従ってプレ
スのクランク角度に対応して該クランプ軸を制御するこ
とが出来、他の各軸も同様に制御される。
上述したワークフィーダのいずれかの軸に対して急な負
荷変動があって該軸のモータ回転に同期ずれを発生し、
モータ相互の回転、或いは、プレスクランク回転軸から
のずれ量が変動して許容値より大きくなり、該モータの
サーボ系による補正が出来なくなってプレスとワークフ
ィーダとの間に干渉を発生する恐れが生じると、該自動
プレス加工システムの運転を停止していた。
[発明が解決しようとする課題」 上述した第3図に示したような、駆動すべき軸が長くま
た負荷の大なる軸には複数のモータを装着して、プレス
機械の動作におけるクランク角度に対応してフィーダ機
構各部の動きが予め定められた位置を移動するようにサ
ーホ機楕等によって制御する手段によると、プレス機械
による加工動作に無駄な時間を生じることがなく効率の
良い作業を行うことが可能であるが、負荷に急な変動か
あるときに該プレス加工システムの運転を停止すること
は生産性を低下させる原因になっていた。
本発明においては、上述の問題点を解決して負荷に大な
る変動があったときにも、該プレス加工システムの運転
を停止することのない安全で生産性のよいワークフィー
ダ制御方法を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記従来の問題点を解決してサーボモータ軸の
偏差が大になったときに発生するプレス加工システムの
運転停止を防止するために、プレス機械のクランク回転
角度に対応し、立体方向に移動して該プレス機械によっ
て加工すべきワークを自動的に前記プレス機械上所定の
加工位置に搬入搬出するワークフィーダの自動制御軸の
うち少なくとも一組以上のサーボモータを備えた自動制
御軸を含む自動プレス加工システムのワークフィーダ制
御方法において、同期遅れを生じたサーボモータ系のサ
ーボゲインを高めるようにした。
[作用] 上述の手段によると、プレス機械のクランク回転角度に
対応し、また、同一軸に装着した複数のモータのうち同
期ずれを生じたモータ系のサーボゲインを高めるように
したので、自動的に該モータの遅れを解消することがで
きる。
[実施例コ 以下本発明によるワークフィーダ制御方法の実施例につ
いて図面を参照して説明する。
第1図は従来の方法において前述した本発明を適用する
自動プレス機械とワークフィーダ装置が結合された一実
施例の構成図であって、第2図はワークフィーダとプレ
スの下部構造体を斜め上から見たプレス機械とフィーダ
装置との構成説明図である。第3図は従来の方法におい
て前述した本発明を適用するプレス機械とフィーダ装置
との構成立体図であり、第4図はワークフィーダのフィ
ーダ部を取り出しな各軸の動きを示している本発明に基
づく一実施例のフィーダ装置動作の説明図であって、第
5図は第3図で各軸の動きを説明したプレスのクランク
角度に対応したフィーダ各軸の動きを示している本発明
に基づく一実施例のフィーダ装置動作の詳細説明図であ
る。また、第6図は本発明に基づく一実施例のフィーダ
制御装置の回路構成を示す概要ブロック図を示している
。また、第7図は本発明に基づく一実施例のフィーダ制
御装置の概要動作フロー図である。
第1図において1はプレス本体であって2はクランク軸
から懸垂され、下部に設けられた下型3との間に置かれ
たワークに対して力を加えてプレス加工をする上型てあ
り、4はプレスのクランク角度を表示する計器であって
、クランク角度を検出してフィーダへの指令信号を発生
するためにクランク軸に取り付けられているシンクロ発
信器からの信号によって動作させられている。
5は図面上で左右に移動してワークの搬入搬出を行うた
めのフィーダであり、左右に示す6はフィーダの上下運
動をするための上下駆動軸であって6−bは前記駆動軸
がフィーダ5を上昇させた所を示しており、5−11は
フィーダ5が前記上下駆動軸6によって上昇するととも
に図面上て省略されているフレームを左右に移動させる
為の機構によって左に移動した状況を示している。
第2図において3は前記プレス1の下部構造体に取り付
けられた下型を示していて、加工すべきワークは下型の
上所定の位置にフィーダによって搬入される。
5−1.5−2は第1図において説明したフィーダ5が
プレスに対して前後に二条設けられているところを示し
ており、加工すべきワークは図では省略している二条の
フィーダにそれぞれ対向して設けられたアイアンハント
によってワークは保持されて搬入搬出がなされる。
8は第1図では省略したフィーダを左右に移動させるた
めの駆動体であり9はフィーダを前後に移動させてワー
クのクランプ、アンクランプを行なうための駆動体であ
る。
第3図の構成立体図は第1図とは別の大形プレスの場合
を示していて、図において、10は上述したプレス本体
の4隅に設けられたアプライドであって、本図ではプレ
ス本体の金型その他詳細は図面上には省略している。
また、8は該ワークフィーダのフィード軸の駆動系であ
って、フィードモータ11から、ギヤ、ピニオン、ラッ
クを介してフィーダ5−1.5−2を前述したように、
図上で左右に移動させている。
上述したフィード軸の駆動系を除く、図面上左右に設け
られたワークフィーダの各駆動系、即ち、クランプ軸と
上下駆動軸は左右対象構造をなしているので、以下、右
側の駆動系を代表して説明する。
フィーダ5−1.5−2はクランプモータ12からギヤ
を介して回転するピニオン13により駆動されるラック
9a、9bによって前記フィーダ5−1.5−2相互の
間隔を移動して、該フィーダ5−1.5−2に固定され
ているフィンガ7a、7b及び7c、7dをそれぞれ移
動してワーク20をクランプまたはアンクランプする。
また、15はリフトモータであってギヤを介しておねじ
を切った二本のロッド16.17を回転し、めねしで該
ロッドに結合しているバー18を昇降させ、第1図で前
述した上下駆動軸6を駆動してフィーダ5−1.5−2
を昇降させる。
また、左右に示す1つは前記バー18の上部重量を支え
るリフトバランスシリンダである。
第4図aにおいて5−1.5−2は前述したフィーダで
あって、7−1.7−2.7−3は第3図上ては一組の
みを示したそれぞれ、4個のフィン力よりなるアイアン
ハンドであって、図ではフィーダに等間隔て3対取り付
けられているところを示している。アイアンハンドか3
対もうけちでいるのは、一挙動で3個のワークを同時に
移動させる為である。
第4図すには上述したフィーダの動きを示している。即
ち、クランプされたワークはalのタイミングで図面上
で右に移動してプレスの金型の間に搬入され、blのタ
イミンクで所定の位置に下降し、C1のタイミングでフ
ィーダかアンクランプするとフィーダはC2のタイミン
クでその侭の高さて左に戻り、C2のタイミングで次の
ワークをクランプすると同時にa2のタイミング中にプ
レスが加工したワークを隣のアイアンハンドがクランプ
する。ワークがクランプされるとフィーダはb2のタイ
ミングで上昇した後再びalのタイミングで右に移動し
て新しいワークをプレスの金型の間に搬入すると同時に
加工の完了したワークを右方向に搬出する。
第4図で説明したプレスのクランク角度とツイータ機構
の位置の関係をさらに詳細に第5図によって説明すると
、第5図において、曲線dはプレスのクランク角度に対
応したプレスストローク位置を示しており、0度が上死
点180度が下死点であって、下死点において金型が最
も下部まで追い込まれ、ワークに力が作用して加工され
る9曲線aはフィーダのワークをフィートする動きを示
しており、a−1はフィーダの前進方向、a−2はフィ
ーダの戻り方向の動きを示している0曲線すはフィーダ
の上下方向の動きを示していてb−1は降下方向の動き
を示している。即ちフィーダが前進して所定の位置(曲
線a−1における最上部)に到達するやや前から降下を
始め、完全に最下点に到達する直前にワークをクランプ
するアイアンハントは曲線c−1に示すようにアンクラ
ンプしてワークを金型の所定の位置に装着する。アイア
ンハンドがアンクランプしてワークが金型上に置かれる
瞬間にフィーダは曲線a−2に示すように戻り運動を始
め、プレスに干渉しない適切な位置まで戻った時にプレ
スはクランク角度180度即ち下死点に到達してワーク
に対する加工動作を行う、加工を完了してプレスの上型
が上昇を始めフィーダと干渉しない位置まで上昇すると
曲線c−2に示すようにクランプ動作を始める。
フィーダには第3図aに示すようにアイアンハントがフ
ィート距離だけ離れて複数個装着されているので先にワ
ークをフィートしてきた隣のアイアンハンドが加工を完
了したワークをクランプし、先にワークをフィードして
きたアイアンハントはもとにもどって次に加工すべきワ
−りをクランプする。ワークをクランプした瞬間に曲線
b−2に示すようにフィーダは上昇運動を行い、ワーク
が金型と干渉しない位置まで上昇すると曲線a−3に示
すようにフィーダは再び前進を始め、プレスのクランク
角度360度の位置て木説明の始め即ちクランク角0度
の状態になる。
各曲線a、b、cは、フィーダがワークを保持して高速
運動を行うのて不要な加速度がかからないよう適切な曲
線になるようにクランク角度に対応して設定されており
、又第4図において示した各タイミングに対応している
次に上述の動作を制御するための回路を第6図によって
説明する。
第6図において、61はプレスのクランク回転軸に取り
付けられクランクの回転角をアブソリュートで計測でき
るシンクロ発信器であって、62は該シンクロ発信器6
1からの角度信号をディジタルコートに変換するための
変換回路である。ディジタルコートに変換されたプレス
のクランク角度の計測値は制御用のコンピュータ60に
入力される。コンピュータ60は入力されたクランク角
度に対応して予め記憶装置に記録されているフィート軸
、上下駆動軸、クランプ軸の各位置情報を読みだし、位
置指令信号を作成する。
図においては、フィーダの移動3軸の駆動系のうち、そ
れぞれ左右二個のモータを偏えている上下駆動軸、クラ
ンプ軸は共通構成なのて1軸分のみを図示して他の1軸
は省略している。
本図面は上述のごとく、各駆動軸を代表して説明してる
ので、各要素装置の説明に用いる番号は、第3図で前述
した構造図の要素装置の番号とは変えて記している。
又、フィート軸はモータが一個て構成されているので、
語口より64b乃至67b及び68を除いたものと同様
なので省略している。
67a、67bは該駆動軸に付けられた位置検出用のシ
ンクロ発信器である。シンクロ発信器によって計測され
た、例えばクランプ軸の位置情報は、シンクロ発信器か
らの角度信号をディジタルコードに変換するための変換
回路69によってそれぞれディジタルコードに変換され
、制御用のコンピュータ60に入力される。コンピュー
タ60に入力されたクランプ軸の位置情報は、予め作成
されコンピュータ60内の記憶装置に記録されている位
置指令信号と比較して偏差信号を作成し、予め定めて前
記記憶装置に記録されている条件式に基づき、該偏差信
号に対応したクランプ軸駆動モータの速度指令信号をデ
ィジタルコードて′作成して出力する。
コンピュータ60から出力されたクランプ軸駆動モータ
の速度指令信号はディジタルアナログ変換回路63によ
ってアナログ信号に変換された後、サーボ増幅器64a
、64bによって適切なパワまで増幅されてサーボモー
タ65a、65bを駆動する。
サーボモータ65a、65bは、クランプ軸68を駆動
するとともに機械的に結合されているタコジェネレータ
66a、66bによってサーボモータの回転数が計測さ
れ、回転数の計測値はサーボ増幅器64a、64bに戻
されてフィードバックループを形成し、安定なモータ回
転の制御を行う、サーボモータ65a、65bによって
駆動されるクランプ軸には、前述した該クランプ軸の位
置情報を検知するためのシンクロ発信器67a、67b
が結合されていて該クランプ軸の正しい現在位置を計測
し制御用コンピュータに入力しているのて、予め定めた
条件に従ってプレスのクランク角度に対応して該クラン
プ軸を制御することが出来る。又、他の各軸も同様に制
御される。
上述した各サーボ増幅器はコンピュータ60からの指令
信号によってゲイン調整可能の機能を備えている。
また、サーボ増幅器64a、64bから出力される各サ
ーボモータ65a、65bへの駆動電流値は、シンクロ
発振器と同しく、変換回路69によってデジタル値に変
換してコンピュータ60に入力している。
上述の構成における働きを、第7図に示す概要フローを
用いて説明する。
第3図で説明したように二つのモータ65a、65bに
より夫々駆動される二つの駆動系はフィーダ5−1.5
−2の両端に離れて配置されているために、ワーク20
の重量と位置、及び、加速、減速の条件によっては、夫
々のサーボモータ65a、65bにかかる負荷が急変し
、該サーボ系の応答が間に合わないと、該サーボ系に備
えたシンクロ発信器67a、67bのいずれか、または
いずれもが、プレスのクランク軸に対して大きい偏差を
生じて同期ずれを生しる。
該ワークフィーダの制御装置においては前述したように
、常時上記各シンクロ発信器67a、67bからの出力
を変換回路69でデジタル値に変換しコンピュータ60
に取り込み該コンピュータにおいてはプレスのクランク
角度と比較している(ステップ1)(ステップ2)ので
、ステップ2に示すように該偏差値が規定の値よりも大
になると、ステップ3に移り、上記偏差値が予め定めら
れた最大許容値よりも大であると、該サーボ系による補
正は不可能であり、また、機械的に異状を生している恐
れがあるので、所定のエラー処理を行う。即ち、例えば
、該自動プレス加工システムを自動停止させて警報を発
生する。
ステ・ノブ3において上記偏差値か予め定められた最大
許容値よりも小であると、ステップ4に移って、該軸フ
ィート速度の指令値か該サーボ系の応答可能な最大値で
あるかどうかを見る。
また、サーボモータに供給している電流値を変換回路6
9を経由してデジタル値に変換してコンピュータ60に
収り込み、該サーボモータの許容する最大値であるかど
うかを判定する。即ち、速度値及び電流値がそれぞれ飽
和しているかどうかを見る。
上述したフィート速度の指令値または供給電流値のいず
れかが飽和しているとステ・ノブ6に飛んで、通常の速
度指令値作成処理を行う。
上述したフィート速度の指令値または供給電流値のいず
れもが許容される最大値よりも小であるとステップ5に
おいて、コンピュータ60は、記憶装置に記録している
予め定めた条件に従って作成出力しているゲイン制御信
号を修正して、偏差を発生しているサーボ系のサーボ位
置ループゲインが大になるように改善する。
次にステップ6において、該改善されたゲインによる該
サーボ系のサーボ機能か働き、モータへの速度指令値を
作成して1に戻る。
上述の機能によりゲインを高めて応答性を改善し、偏差
が減少すると、コンピュータ60は予め定めた条件に従
って該ゲインを減少し安定な運転を行う。
上述の説明ではフィーダの動きを3軸の直線運動で示し
たか、本目的の為にはどの様な動きのフィーダでもよく
、又、クランク角度と各フィーダ軸のセンサをシンクロ
発信器として説明したが、クランク角度と各フィーダ軸
を該システムか必要とする精度で検出出来るセンサなら
はどの様なセンサ、例えはアフソリュートエンコーダの
ようなものであっても良い。
また上述の説明では、各サーボ系のサーボ機能を各サー
ボ系ことに設けるように説明したが、各サーボモータの
回転速度や、サーボモータの電流値をティジタル値に変
換してコンピュータに取り込み、サーボ増幅器の機能も
コンピュータで実行させる等、適宜、アナロク系とティ
ジタル系の機能を、該自動プレス加工システムの必要機
能条件と性能に合わせて設定しても良い。
また、各サーボ系のゲイン調整をサーボ位置ループゲイ
ンを変えることによって調整するように説明したか、機
械駆動系その他、該自動プレス加工システムの必要機能
条件と性能に合わせて設定しても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、プレス機械のクラ
ンク回転角度に応し、また同一軸のモータに対して同期
遅れを生じたモータ系のサーボケインを高めるようにし
なので、自動的に該モータの遅れを解消することかでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動プレス機械とワークフィーダ装置か結合さ
れた一実施例の構成図。 第2図はワークフィーダとプレスの下部構運休を斜め上
から見たプレス機械とフィーダ装置との構成説明図。 第3図はプレス機械とフィーダ装置との構成立体図。 第4図はワークフィーダの各フィーダ装置動作の説明図
。 第5図はプレスのクランク角度に対応したフィーダ各軸
の動きを示しているフィーダ装置動作の詳細説明図。 第6図は本発明に基つく一実施例のフィーダ制御装置の
回路構成を示す概要ブロック図。 第7図は本発明に基つく一実施例のフィーダ制御装置の
概要動作フロー図。 第8図はワークフィーダを制御する制御装置の従来の概
要口BM成を示すブロック図である。 1・・・−プレス、 2・・・・・・・・・上型、 3・・・・・・・・・下型、 4・・・・・・・計器、 5・・・・・フィーダ。 6・・・・上下駆動軸、 7a、7b、7c、7 d −−・ フィン力、8・・
・・・・・駆動体、 9・・・駆動体、 9a、9b・−・・・・−ラック、 12・・・・・・−クランプモータ、 13・・・・・・ピニオン、 15−・・・・−リフトモータ、 16.17・・・・・・ロット、 18−・−・・バー、 19・・・・・ リフトバランスシリンダ、20・・・
・・・・ワーク、 60・・・・・・・−コンピュータ、 61・・・・−ンンクロ発信器、 62・・・・−・・変換回路、 63・・・−・・・ゲインタルアナログ変換回路、64
a、64b・・・・・・・・・・・・サーボ増幅器、6
5a、65b・・・・・・・・・・・・サーボモータ、
66a、66b・・・・・・・・・・・タコジェネレー
タ、67a、67b・・・・・・・・・・・・シンクロ
発信器、68−・・・・・・・・クランプ軸、 69・・・・・・・・変換回路、 80・・・・・・・・・コンピュータ、81・・・・・
・・・・シンクロ発信器、82・・・・・・・・・変換
回路、 83・・・・・・・・・ディジタルアナログ変換回路、
84a、84b・・・・・・・・・・・・サーボ増幅器
、85a、85b・・・・・・・・・・・サーボモータ
、86a、86b・・・・・・・・・・・・タコジェネ
レータ、87a、87b・・・・・・−・・・・シンク
ロ発信器、88−・・・・・・・・クランプ軸、 89・・・・・・・・・変換回路。 出願人   株式会社小松製作所 第2因 第4図a 第5図 クランク角度□

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  プレス機械のクランク回転角度に対応し、立体方向に
    移動して該プレス機械によって加工すべきワークを自動
    的に前記プレス機械上所定の加工位置に搬入搬出するワ
    ークフィーダの自動制御軸のうち少なくとも一組以上の
    サーボモータを備えた自動制御軸を含む自動プレス加工
    システムのワークフィーダ制御方法において、同期遅れ
    を生じたサーボモータ系のサーボゲインを高めるように
    したことを特徴とするワークフィーダ制御方法。
JP2137703A 1990-05-28 1990-05-28 ワークフィーダ制御方法 Expired - Lifetime JPH07106405B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2137703A JPH07106405B2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 ワークフィーダ制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2137703A JPH07106405B2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 ワークフィーダ制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0433731A true JPH0433731A (ja) 1992-02-05
JPH07106405B2 JPH07106405B2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=15204847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2137703A Expired - Lifetime JPH07106405B2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 ワークフィーダ制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07106405B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05317997A (ja) * 1992-05-18 1993-12-03 R C D Eng:Kk プレス機械等用のワークの搬送装置
JPH1058065A (ja) * 1996-08-21 1998-03-03 Komatsu Ltd サーボフィーダ装置の制御装置
US5879442A (en) * 1996-12-27 1999-03-09 Okutama Kogyo Co., Ltd. Aqueous slurry of precipitated calcium carbonate and ground calcium carbonate in combination

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6261740A (ja) * 1985-09-10 1987-03-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd プレスの送り装置
JPS6336941A (ja) * 1986-07-29 1988-02-17 Komatsu Ltd タ−ンオ−バ装置の位置決め制御方法
JPS63303637A (ja) * 1987-06-04 1988-12-12 Hayami Mach Tool:Kk 金属製帯状材料供給制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6261740A (ja) * 1985-09-10 1987-03-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd プレスの送り装置
JPS6336941A (ja) * 1986-07-29 1988-02-17 Komatsu Ltd タ−ンオ−バ装置の位置決め制御方法
JPS63303637A (ja) * 1987-06-04 1988-12-12 Hayami Mach Tool:Kk 金属製帯状材料供給制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05317997A (ja) * 1992-05-18 1993-12-03 R C D Eng:Kk プレス機械等用のワークの搬送装置
JPH1058065A (ja) * 1996-08-21 1998-03-03 Komatsu Ltd サーボフィーダ装置の制御装置
US5879442A (en) * 1996-12-27 1999-03-09 Okutama Kogyo Co., Ltd. Aqueous slurry of precipitated calcium carbonate and ground calcium carbonate in combination

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07106405B2 (ja) 1995-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1787792B1 (en) Press device
EP1122036B1 (en) Synchronous control device for robots
KR0153239B1 (ko) 워어크 피이더 제어장치
KR101168240B1 (ko) 서보 프레스 설비 및 그 제어 방법
JP3853908B2 (ja) 複数ポイントサーボプレスの制御装置
JPH0433731A (ja) ワークフィーダ制御方法
JP2003230996A (ja) 多軸サーボ駆動プレスの制御方法
JPH05324027A (ja) ワークフィーダ制御回路
JPH0775741B2 (ja) ワークフィーダ制御装置
JP3644666B2 (ja) サーボプレスの同期制御装置
WO1997044149A1 (fr) Appareil de commande de dispositif d'alimentation en pieces a travailler
JP2006318395A (ja) 電動機制御装置
JP3839173B2 (ja) 搬送装置
CN211222224U (zh) 一种伺服压力机位置自动标定的装置
JPH02224898A (ja) パンチプレス機械
JPH0994735A (ja) クロスレールのバランス調整装置
JP3254684B2 (ja) Ncパンチプレス
JPH09248640A (ja) 同期ずれ復帰装置
JPH0570730U (ja) プレス機械用ローダ・アンローダの駆動装置
JPH03110032A (ja) ワークフィーダ制御装置
JP3340095B2 (ja) プレス用自動搬送制御方法および装置
JPH0576630U (ja) プレス機械用ローダ・アンローダの駆動装置
JP3744615B2 (ja) サーボフィーダ装置の制御装置
JPH02263530A (ja) ワークフィーダ制御装置
JP2000263299A (ja) サーボプレス機械の自動パラメータ調節装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071115

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101115

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101115

Year of fee payment: 15