JPS63303637A - 金属製帯状材料供給制御装置 - Google Patents

金属製帯状材料供給制御装置

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JPS63303637A
JPS63303637A JP13897687A JP13897687A JPS63303637A JP S63303637 A JPS63303637 A JP S63303637A JP 13897687 A JP13897687 A JP 13897687A JP 13897687 A JP13897687 A JP 13897687A JP S63303637 A JPS63303637 A JP S63303637A
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JP
Japan
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servo motor
reciprocating
control device
strip material
metal strip
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Application number
JP13897687A
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English (en)
Inventor
Hideaki Serizawa
芹澤 英璋
Masayoshi Hayamizu
速水 正義
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HAYAMI MACH TOOL KK
Original Assignee
HAYAMI MACH TOOL KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、金属11?f状材料供給制御装置、特に1
個のポンチで金属製帯状材料をちどり状に打ち抜くプレ
ス装置に対しこの金属iai状材料の進行方向に直角方
向の往復運動を加えながらこの金属製帯状材料を供給す
る金属製帯状材料供給制御装置に関連する。
災米夏反豊 1個のポンチで金属′H帯状材料をちどり状に打ち抜く
プレス装置は、小型かつ経済性の面から広範囲の金属加
工分野で使用されている。このようなプレス装置が使用
される加工ラインを第10図について説明すると、金属
製の帯状材料12のロール50から帯状材料12を送出
するアンコイラUと、アンコイラUから送り出された帯
状材料12の変形を除去するレベラLと、レベラLを通
過した帯状材料12を後方のプレス装置(図示せず)に
供給するフィーダFとが個別にかつ一列に設けられる。
アンコイラUは、帯状材料12のロール50を回転可能
に支持する回転軸51を有し、回転軸51は、帯状材料
12の送り出し速度に対応してモータ51で回転される
。モータ51の代りに前記ロール50の外周部には必要
に応じて他の駆動ロール(図示せず)が設けられ、この
駆動ロールは、摩擦接触により帯状材料を一定の送り速
度でロールから解放する機構も採用される。アンコイラ
Uから解放された帯状材料12は、レベラLに送られる
。レベラLは、複数の矯正ロール53を有し、帯状材料
12のそり、うねり等の変形を除去する機能を有する。
レベラLを通過した帯状材料12は、駆動ローラを有す
るフィーダFによって、進行方向に対し直角方向の往復
運動が加えられながら後方のプレス装置に供給される。
プレス装置では、帯状材料12から所定の形状を有する
プレス成形品が1個のポンチで打ち抜かれるが、この打
ち抜き工程では、材料の無駄を極力減少するため、前記
フィーダFにより帯状材料12を進行方向に対し直角方
向に往復運動させながら。
1個のポンチでプレス成形品を2列のちどり状、即ちジ
グザク状に打ち抜く、この場合、帯状材料12の東複打
抜部が発生しないように、帯状材料12を進行方向に対
し直角方向に確実に移動するように移動速度が制御され
る。
弁明が解決しようとする問題点 前記従来のフィーダFには、空気圧力制御装置が設けら
れ、この空気圧力制御装置によって進行方向に対して直
角方向の往復運動が帯状材料12に与えられたが、この
ような空気圧力制御装置には経世部品が使用できないた
め帯状材料12の移動速度を増加できない欠点があった
。またプレス成形後に廃棄される打ち抜き帯状材料12
の無駄を極力回避するため、帯状材料12上の隣接する
打ち抜き位置を重複することなくできるだけ接近させな
ければならない、このため帯状材料12を正確なプレス
位置に移動する必要があるが、従来の空気圧力制御装置
では1部品の賀意が大きいため正確な位置決めが困難で
あった。特に、可動フレームの往復運動行程端にスイッ
チを設け、このスイッチの作動で発生する信号によって
帯状材料12の往復移動位置決めを行うとき、可動フレ
ー11の慣性力及び前記信号に対する応答遅れにより帯
状材料12を所定のプレス位置に位置決めすることが困
難であった。従って、帯状材料12のプレス位置が重複
し、プレス品に形状不良が発生したり逆に帯状材料12
を不必要に長い送り量で移動する欠点があった。更に、
帯状材料12の往復移動及び送り意が適正値でないとき
、このような不適性移動又は送りを検出することができ
なかった。また従来の金属製帯状材料供給制御装置では
、可動フレームに帯状材料12を取付けるとき、可動フ
レームを往復運動の原点位置に戻さなければならないが
、原点位置に自動復帰させる装置が設けられておらず、
原点復帰操作に長時間を必要とした。
この発明は、前記欠点を解消し、帯状材料の移動速度を
増加すると共に、この帯状材料を正しいプレス位置に正
確に位置決めできる金属11帯状材料供給制御装置を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この発明の金属製帯状材料供給制御装置は、ベース上で
往復運動可能に設けられた可動フレームと、前記ペース
に取付けられかつ金属製帯状材料12の搬送方向に対し
て直角方向の往復運動を前記可動フレームに与える駆動
装置と、前記可動フレーム上に取付けられかつ前記帯状
材料12を後方のプレス装置に供給する搬送装置と、前
記駆動装置に設けられた往復サーボモータ及び前記搬送
装置に設けられた搬送サーボモータに接続され該搬送サ
ーボモータ及び前記往復サーボモータの回転を制御する
制御装置とで構成される。
また、この発明では、前記制御装置に接続され、可動フ
レームを原点に復帰する信号を発生する原点復帰スイッ
チが設けられる。更に、この発明では、プレス装置によ
り形成された帯状材料の打ち抜き孔の位置を検出し、前
記制御装置に孔位置検出信号を供給する孔位置検出装置
とで構成される。
■堆 この発明では、制御装置によって、駆#J装置に設けた
往復サーボモータ及び前記搬送装置に設けた搬送サーボ
モータの回転を制御するので1作動部品を小型かつ転意
に製造し、帯状材料の移動を電気的手段で制御すること
ができる。このため、帯状材料をより迅速かつ正確にプ
レス位置に移動することができる。また原点復帰スイッ
チの振作により帯状材料を迅速に往復運動の原点に移動
することができる。更に、帯状材料に対するプレス位置
が不適性の場合、不適性プレス位置を検出して帯状材料
の移#I斌及び送り斌を補正することができる。
実施例 以下、この発明の実施例を図面について説明する。第1
図及び第2図に示す通り、この発明で使用する金属製帯
状材料供給装置1は、ベース10上で往復運動可能に配
置された可動フレーム11と、ベース10に取付けられ
かつ金属製帯状材料12の搬送方向りに対し直角方向の
往復運動を可動フレーム11に与える駆動装置13と、
可動フレームll上に取付けられかつ帯状材料12の変
形を除去するレベラ装置114と、可動フレーム11上
に取付けられかつレベラ装[14を通過した帯状材料1
2を後方のプレス装置に供給する搬送装置I!15を有
する。
ベース10は、下部に複数の車輪16が回転可能に設け
られ、レール17上を転動する。ベース10内に取付け
られた駆動装[13は、ベース10に固定されたリバー
シブルサーボモータ18と、サーボモータ18に駆動連
結された送りねじ19に噛合しかつ可動フレーム11に
固定されたフォロア20aとを有する。サーボモータ1
8は、電気制御装置t(図示せず)に接続され、制御信
号が印加される。サーボモータ18の出力軸21と送り
ねじ19は、ベルト22で連結され、サーボモータ18
の出力軸21が一方向に回転されるとベルト22を通じ
て送りねじ19が回転される。従って、送りねじ19に
噛合するフォロア20aが第2図で右方向又は左方向の
一方向に移動し、可動フレーム11が所定の位置まで移
動される。可動フレーム11の移動位置は、サーボモー
タ18とそれに接続された電気制御装置により正確に制
御される。同様にサーボモータ18の出力軸21を逆回
転すると、可動フレーム11は逆方向に移動する。
送りねじ19は、公知の手段で軸受23により回転可能
にベース10上に支持される。可動フレーム11が全ス
トロークを通じて移動できるように、送りねじ部24は
、送りねじ19を構成する軸の一部分に形成され、他の
部分は送りねじ部が形成されないガイド部25を形成す
る。ガイド部25にもフォロア20bが装着されるが、
この場合には、ガイド部25とフォロア20bはねじ連
結されない、フォロア20aの移動を円滑に行うため、
送りねじ19はボールねじが使用され、可動フレーム1
1を安定して移動するため、一対の送りねじ19aと1
9b(第1図)としてベース10に取付けられる。
可動フレーム11は、フォロア20a、20bに支持さ
れて往復運動を行うが、可動フレーム11には、前部支
持台26が固定される。前部支持台26上には、レベラ
装置114が取付けられる。レベラ装置14は、それぞ
れ複数の矯正ロール対AとBを有する。ロール対AとB
の一方は、可動式であり、帯状材料12をこれらのロー
ル27間に配置するため、レバー28で開放位置に移動
される。この位置では、ロール対AとBとの間隔が大き
くなり、ロール27間に帯状材料12を容易に配置する
ことができる。その後レバー28を戻すことにより、帯
状材料12を矯正できる位置に前記一方のロール対が戻
される。
レベラ装置14を通過した帯状材料12は、搬送装W1
15を通り、更に後方のプレス装v1(図示せず)に供
給される。搬送装置15は、可動フレーム11に取付け
られたサーボモータ30と、減速機31を介してサーボ
モータ30に駆動連結された送りローラ32と、送りロ
ーラ32に対抗して対向して配置されかつ送りローラ3
2に対してはね33で押圧される押圧ローラ34とを有
する。
サーボモータ30の出力軸37は軸継手35を介して減
速機31に接続され、減速機31の出力軸38はベルト
36により送りローラ32の軸39に駆動連結される。
押圧ローラ34は、回動可能に一端45が可動フレーム
11に軸着されたレバー44のほぼ中央部に支持軸40
で回転可能に支持される。レバー44の他端41は、送
りローラ32方向に圧縮ばね33で抑圧される。可動フ
レーム11の頂部に取付けられた一対のねじ42の回転
によって、ばね33の押圧力が調整される。
また、可動フレーム11の頂部中央に設けられた駆動装
置143は、ラム−シリンダ装置i1(図示せず)を有
し、ラムの作動により、前記はね33に抗してレバー4
4の他端41を開放位置へ再移動することができる。レ
バー44が開放位置に移動されると、帯状材料12を送
りローラ32と抑圧ローラ34との間に容易に配置する
ことができる。
使用の際には、第1図及び第2図に示す金属製帯状材料
供給装置1は、第9図に略示する通り、アンコイラUと
プレス装MPとの間に配置される。
アンコイラUと帯状材料12供給装置との間では、帯状
材料12は、急死線形状となるように弛緩区間12aが
設けられるが、この弛緩区間12aの長さは、可動フレ
ーム11による往復運動を吸収できる長さである。この
金属製帯状材料供給装置1では、レベラ装置14での形
状矯正操作に対する搬送装置15の往復運動による影響
を実用上無視できるため、アンコイラUと金属製帯状材
料供給装置1との距離を約3mに短縮して装置を設置す
ることができる。
レバー28の操作によりレベラ装置14のロール対Aと
Bの一方を開放位置に移動すると共に、駆動装置43を
作動してレバー44を開放位置に移動して抑圧ローラ3
4を上方に移動させたのち、アンコイラUで解放された
帯状材料12の先端は、ロール対AとBとの間を通して
、送りローラ32と抑圧ローラ34との間に配置される
0次にレバー28及び駆動装置1ft43が帯状材料1
2を把持する状態に戻される。そこでサーボモータ18
と30が同時に作動開始される。従って、可動フレーム
11は、サーボモータ18により所定の周期で送りねじ
19に沿ってベース10上で往復運動を行う、これと同
時に、サーボモータ30によって送りローラ32が回転
されるため、帯状材料12は、送りローラ32と押圧ロ
ーラ34とによってプレス装置Pに向かって往復運動を
行いながらD方向に移動される。この場合、送りローラ
32の前部に設けられたレベラ装置14及び送りローラ
32による引張力によって、帯状材料12の形状を自動
的に矯正し変形を除去する。
第3図に示す通り、この発明の金属I11帯状材料供給
制御装置は、上記往復サーボモータ18及び搬送サーボ
モータ30に接続された制御装置60を有する。制御装
置!60は、主制御部61と、主制御部61の出力端子
にそれぞれ接続された往復制御部62と、搬送制御部6
3と、プレス制御部64と、アンコイラ制御部65とで
構成される。
制御装置60の主制御部61の入力端子には、ディスプ
レイスイッチ66、テンキースイッチ67、往復ストロ
ークスイッチ68、往復速度スイッチ69、搬送速度ス
イッチ70、搬送ピッチスイッチ71、起動スイッチ7
2、往復スイッチ73、搬送スイッチ74、プレス作動
スイッチ75、アンコイラ駆動スイッチ76、入力実行
スイッチ77.111点復帰スイッチ78、停止スイッ
チ79等の複数の作動条件入力スイッチが接続される。
更に、主制御部61の入力端子にはプレス装置により形
成された帯状材料12の打抜き孔の位置を検出し、主制
御部61に孔位置検出(d号を供給する一対の孔位置検
出装置80と81が接続される。
各孔位置検出装置80.81は、発光ダイオード82.
83と、これらの発光ダイオード82.83の光を検出
する受光トランジスタ84〜86及び87〜89と、こ
れらの受光トランジスタ84〜86及び87〜89の信
号を増幅して主制御部61に入力する増幅器90と91
とを有する。
往復制御部62は、第4図に示す通り、主制御部61か
ら指令パルスを受ける方向制御同期回路95と、同期回
路95の出力を受ける偏差カウンタ96と、偏差カウン
タ96の出力をディジタル信号からアナログ信号に変換
するD/Aコンバータ97と、コンバータ97のアナロ
グ信号を差動増幅するサーボドライバ98とで構成され
る。往復サーボモータ18は、サーボドライバ98の出
力で駆動されるモータ回路18aと、モータ回路18a
の速度を検出してサーボドライバ98に検出信号を供給
する速度検出部18bと、往復サーボモータ18の位置
を検出し、同期回路95に位置検出信号を供給するエン
コーダ18cとを有する。
搬送制御部63、プレス制御部64及びアンコイラ制御
部65は、上記往復制御部62とほぼ同様の構成を有す
るが、方向制御を行わない、搬送制御部63、プレス制
御部64及びアンコイラ制御部65は、それぞれ搬送サ
ーボモータ30、プレス駆動装置100及びアンコイラ
駆動装置tl。
1に接続される。主制御部61には、電源に接続された
メインスイッチ92が接続され、また各スイッチで入力
された運転条件を表示するディスプレイ102が設けら
れる。
この発明の金属製帯状材料供給制御装置の使用時には、
最初、マイクロコンピュータで構成されかつプログラム
制御される制御部!!60の主制御部61の記憶部に作
動条件が入力される。第6図のフローチャートに動作順
序を示すように、メインスイッチ92、ディスプレイス
イッチ66及び往復ストロークスイッチ68を押圧した
後、テンキースイッチ67で可動フレーム11の往復ス
トロークがディジタル入力される(ステップ110〜1
12)、次に、入力実行スイッチ77をオンして(ステ
ップ113)、往復ストローク値を記憶させる。この往
復ス・トローツSは、第5図に示すように、工程息の2
倍の長さである。工程Qは、XとYとを正数とすると、
jl=X+Yで表され、エンコーダ18cによって検知
される原点位WOから正方向に+X、負方向に−Yの移
動距離を入力し、可動フレーム11の移動範囲を設定す
ることができる。この場合、X=Yでもよい0次に、往
復速度スイッチ69を抑圧し、テンキースイッチ67で
可動フレーム11の往復速度を入力し、入力実行スイッ
チ77をオンする(ステップ114〜116)、この往
復速度は、主制御部61から方向制御同期回路95に供
給される指令パルスの周波数によって決定され、この周
波数が大きいほど、可動フレーム11の往復速度は増加
する。
搬送サーボモータ30による帯状材料12供給速度は、
搬送速度スイッチ70を押圧してテンキースイッチ67
で搬送速度をディジタル入力し、更に入力実行スイッチ
77をオンして設定される(ステップ117〜119)
、次に搬送ピッチスイッチ71を押圧しテンキースイッ
チ67で搬送ピッチをディジタル入力し、更に入力実行
スイッチ77をオンして設定される(ステップ120〜
122)、上記各ステップの順序は、適当に入れ替えが
可能である。ステップ122の終了後、一定時間内に起
動スイッチをオンしなければスタートに戻り、最初から
入力しなければならない、しかし、上記一定時間内に起
動スイッチをオンすれば、装置は作動を開始する(ステ
ップ123〜124)、その後、停止スイッチをオンす
ると、装置の作動は停止する(ステップ125〜126
)。
原点復帰スイッチ78は、エンコーダ18cによって検
出されかつXとYの基準点となる原点位WOに可動フレ
ーム11を戻す信号を発生する。
第7図のフローチャートに示す通り、原点復帰スイッチ
78を1回押圧すると、可動フレーム11が固定された
原点位aOに移動される(ステップ130〜131)、
その後、一定時間内に原点復帰スイッチ78を2回目と
して押圧し、テンキースイッチ67で数値を入力し、入
力実行スイッチ77をオンすると、原点位I!Oからこ
の数値で表される位置01(第5図)に原点位置を移動
することことができる(ステップ132〜135)。
固定原点位!0と移!9+原点位l!0.との差は、上
記テンキー67で入力された数値に対応する。ステップ
132で一定時間内に原点復帰スイッチ78の2度目の
オンを行わないときは、スタートに戻る。
起動スイッチ72は、上記作動入力条件が全て設定され
た後に押圧され、この発明の金属製帯状材料供給制御装
置の作動を開始する信号を発生する。往復スイッチ73
、搬送スイッチ74、プレス作動スイッチ75及びアン
コイラ駆動スイッチ76は、それぞれ往復サーボモータ
18、搬送サーボモータ30、プレス装置P及びアンコ
イラUを個別に作動速度をテンキースイッチ67で入力
する前に押圧するスイッチである。
起動スイッチ72がオンになると、往復サーボモータ1
8、搬送サーボモータ30、プレス装置P及びアンコイ
ラUが作動され、帯状材料12に対しちどり状のプレス
成形が行われる。この場合、往復サーボモータ18は、
主制御部61がら往復制御部62に指令パルスを供給す
ることによって駆動される。即ち、導線94によって主
制御部61から指令パルスが印加される往復制御部62
の同期回路95は、パルス整形した後、カウンタ96に
出力を送出する。この指令パルスは、上記子X又は−Y
で表される可動フレーム11の移動距離を表す信号及び
指令パルスの周波数で表される可動フレーム11の速度
を表す信号を含む、指令パルスは、カウンタ96に加算
され、この積算された偏差カウント値は、D/Aコンバ
ータ97により直流アナログ電圧に変換される。カウン
タ96の偏差出力とコンバータ97の直流アナログ電圧
出力は比例し、サーボドライバ98の速度指令信号とな
る。サーボドライバ98は、この速度指令信号をモータ
回路18aに印加し往復サーボモータ18を駆動する。
往復サーボモータ18の回転によりその反負荷軸に取付
けたエンコーダ18Cは、回転角に比例した検出パルス
を発生し、可動フレーム11の位置を表示する帰還パル
スとして同期回路95を通じてカウンタ96に入力され
る。帰還パルスは、指令パルスによってカウンタ96に
積算された偏差値を減算する。主制御回路61から指令
パルスを連続して入力すれば前述の通り加減算を反復し
、一定の偏差値を保持しながら、往復サーボモータ18
は回転を継続する。
同期回路95は指令パルスの周波数と帰還パルスの周波
数とを同期させるので、指令パルス周波数と往復サーボ
モータ18の回転速度は比例する。
主制御回路61からの指令パルスが停止されると、帰還
パルスのみ入力されて、偏差値を減算するのでコンバー
タ97のアナログ出力電圧は低下し、往復サーボモータ
18の回転速度が下がる。カウンタ96の偏差量がゼロ
になるまで往復サーボモータ18は回転し1位置決めを
完了する。即ち、指令パルス数と同数の帰還パルス数が
カウンタ96に入力されるため、指令パルス数と往復サ
ーボモータ18の回転角は一致する。指令パルスの停止
後に往復サーボモータ18が慣性力で回転する回転角度
と指令パルスの印加後に往復サーボモータ18が停止状
態から定常回転速度状態に至るまでの立上り時の遅れ回
転角度は同一でかつ一定である。
搬送サーボモータ30は、搬送速度スイッチ70を抑圧
後、テンキースイッチ67でディジタル入力して設定さ
れた搬送速度で回転され、送りローラ32を駆動し、帯
状材料12をプレス装置Pに供給するが、可動フレーム
11が停止する両工程端ではプレス操作のため帯状材料
12の移動を停止する。プレス装[P及びアンコイラU
は、それぞれプレス作動スイッチ75及びアンコイラ駆
動スイッチ76の抑圧後、テンキースイッチ67で個別
に入力された作動速度で、往復サーボモータ18及び搬
送サーボモータ30と共に駆動される。
この発明の金属製帯状材料供給制御装置では、前述のよ
うに、一対の孔位置検出装置80と81が設けられ、各
孔位置検出装置80.81は、発光素子としての発光ダ
イオード82.83と、発光ダイオード82.83の光
を検出する受光素子としての受光トランジスタ84〜8
6と87〜89とを有する0発光ダイオード82.83
の光線は、帯状材料12にプレス成形時に設けられた2
列の孔148と149とを通過して受光トランジスタ8
4〜89に入射する。孔148と149が適正位置に形
成されるときは、受光トランジスタ85と88のみに光
線が照射され、その検知信号は、増幅器90と91とを
通じて主制御部61に与えられる。しかし搬送サーボモ
ータ30による搬送ピッチが大きいとき、受光トランジ
スタ86と89に光線が照射され、逆に搬送ピッチが小
さいとき受光トランジスタ84と87に光線が照射され
る。これらの受光トランジスタ84〜86及び87〜8
9の信号は、全て増幅器90と91で増幅され、主制御
部61に入力される。
第5wUでは、受光トランジスタ84〜86を90度の
角度だけ回転して配置すれば、帯状材料12の往復移動
のずれも上記と同様に検出することができる。このよう
に往復サーボモータ18又は搬送サーボモータ30によ
る移動量又は搬送量にずれが発生したとき、受光トラン
ジスタ84〜89で検出できるが、この場合の移a量及
び搬送量の補正は、主制御部[61でプログラム化され
た順序で第8図に示すように行われる。即ち、ステップ
140で移動量又は搬送量のずれを検出したとき、前記
のように移動量又は搬送量が不足か否か判断が行われ、
この量が不足の場合は、駆動パルス数を増加する(ステ
ップ142)、逆にこの量が過剰の場合は、駆動パルス
数を減少する(ステップ143)、その後、再びずれ量
を検出しくステップ144)、ずれ量が補正されれば、
金属製帯状材料供給制御装置の作動が継続される(ステ
ップ147)、ずれ量の補正は、n回、例えば3回行わ
れ、この繰返し補正操作で補正されれば、上記のように
装置の作動が継続される。しかし、3回補正操作を行っ
てもずれ量が補正されないとき(ステップ145)、主
制御装置61は、往復制御部62、搬送制御部63、プ
レス制御部64及びアンコイラ制御部65への駆動信号
の供給を停止し、検査のため装置の作動をストップさせ
る(ステップ146)、装置の作動停止時には、音響又
は光学的表示装置、例えばブザーにより警報を発生する
こともできる。
且里立麦米 上述のように、この発明では、ベース上で往復運動可能
に設けられた可動フレームと、前記ベースに取付けられ
かつ帯状材料の搬送方向に対して直角方向の往復運動を
前記可動フレームに与える駆動装置と、前記可動フレー
ム上に取付けられかつ上記帯状材料を後方のプレス装置
に供給する搬送装置と、上詰駆動装置に設けられた往復
サーボモータ及び上記搬送装置に設けられた搬送サーボ
モータに接続され該搬送サーボモータ及び上記往復サー
ボモータの回転を制御する制御装置とで構成したので、
この制御装置によって、駆動装置に設けられた往復サー
ボモータ及び上記搬送装置に設けられた搬送サーボモー
タの回転を制御電気的手段により帯状材料の搬送移動位
置を制御することができる。このため装置各部の作動部
品を小型かつ転意で製造し、帯状材料の移動を電気パル
スにより制御することができる。従って、帯状材料をよ
り迅速かつ正確にプレス位置に移動することができる。
また、この発明では、上記制御装置に接続され、可動フ
レームを原点に復帰する信号を発生する原点復帰スイッ
チを設けたので、帯状材料を迅速に往復運動の原点に移
動することができる。更に、この発明では、プレス装置
により形成された帯状材料の打ち抜き孔の位置を検出し
、前記制御装置に孔位置検出信号を供給する孔位置検出
装置を設けたので、帯状材料に対するプレス位置が不適
性の場合、不適性プレス位置を検出して帯状材料の移動
量及び送り量を補正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による金属製帯状材料供給制御装置
の正面図、第2図は、この側面図、第3図は、第1図の
金属製帯状材料供給制御装置に使用する制御装置を略示
するブロック図、第4図は、第31i1の制御装置に接
続された往復制御部及び往復サーボモータの接続を示す
回路図、第5図は、孔位置検出装置の取付は状態を示す
説明図、第6図は、この発明による金属製帯状材料供給
制御装置に使用される主制御装置をプログラム制御する
作動順序のフローチャート、第7図は、この発明の装置
に使用される主制御装置のプログラム制御で原点復帰操
作を行う作動順序のフローチャート、第8図は、この発
明の装置に使用される主制御装置で移動量又は搬送量の
ずれを検出しかつ補正する主制御装置のプログラム制御
による作動順序を示すフローチャート、第9図は、アン
コイラとプレス装置との間に配置されたこの発明による
金属製帯状材料供給制御装置の略示図で、第10図は、
従来のプレスラインの略示図である。 100.ベース、110.可動フレーム、12゜、帯状
材料、136.駆動装置、15.、搬送装置、180.
往復サーボモータ、30.、Wi送サーボモータ、60
0.制御装置、611.主制御装置 特許出願人  株式会社 速水マシンッール第1図 第2図 6^    第 3 図 第6図 第7図 第8図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベース上で往復運動可能に設けられた可動フレー
    ムと、前記ベースに取付けられかつ金属製帯状材料の搬
    送方向に対して直角方向の往復運動を前記可動フレーム
    に与える駆動装置と、前記可動フレーム上に取付けられ
    かつ前記帯状材料を後方のプレス装置に供給する搬送装
    置と、前記駆動装置に設けられた往復サーボモータ及び
    前記搬送装置に設けられた搬送サーボモータに接続され
    該搬送サーボモータ及び前記往復サーボモータの回転を
    制御する制御装置とで構成されることを特徴とする金属
    製帯状材料供給制御装置。
  2. (2)前記制御回路は、作動条件入力スイッチに接続さ
    れた主制御回路を有し、前記往復サーボモータ及び搬送
    サーボモータをそれぞれ駆動する往復制御部及び搬送制
    御部が前記主制御回路の出力端子に接続される特許請求
    の範囲第(1)項記載の金属製帯状材料供給制御装置。
  3. (3)前記主制御部は、前記作動条件入力スイッチによ
    り設定された作動条件を記憶し、該作動条件に基いて前
    記往復制御部及び搬送制御部に指令パルスを供給する特
    許請求の範囲第(2)項記載の金属製帯状材料供給制御
    装置。
  4. (4)前記往復サーボモータは、エンコーダを有し、前
    記制御装置は、前エンコーダからのパルスを受けかつ該
    パルスに同期する駆動信号を前記往復サーボモータに供
    給する特許請求の範囲第(1)項記載の金属製帯状材料
    供給制御装置。
  5. (5)前記制御装置は、前記往復サーボモータに与える
    駆動信号の周波数を変化させる特許請求の範囲第(1)
    項記載の金属製帯状材料供給制御装置。
  6. (6)前記往復制御部は、前記主制御部から指令パルス
    が印加される方向制御同期回路と、該同期回路の出力を
    受ける偏差カウンタと、該偏差カウンタの出力をディジ
    タル信号からアナログ信号に変換するD/Aコンバータ
    と、該コンバータのアナログ信号を増幅しかつ前記往復
    サーボモータに駆動信号を与えるサーボドライバとを有
    する特許請求の範囲第(2)項記載の金属製帯状材料供
    給制御装置。
  7. (7)ベース上で往復運動可能に設けられた可動フレー
    ムと、前記ベースに取付けられかつ金属製帯状材料の搬
    送方向に対して直角方向の往復運動を前記可動フレーム
    に与える駆動装置と、前記可動フレーム上に取付けられ
    かつ前記帯状材料を後方のプレス装置に供給する搬送装
    置と、前記駆動装置に設けられた往復サーボモータ及び
    前記搬送装置に設けられた搬送サーボモータに接続され
    該搬送サーボモータ及び前記往復サーボモータの回転を
    制御する制御装置と、該制御装置に接続され、前記可動
    フレームを原点に復帰する信号を発生する原点復帰スイ
    ッチとで構成されることを特徴とする金属製帯状材料供
    給制御装置。
  8. (8)ベース上で往復運動可能に設けられた可動フレー
    ムと、前記ベースに取付けられかつ金属製帯状材料の搬
    送方向に対して直角方向の往復運動を前記可動フレーム
    に与える駆動装置と、前記可動フレーム上に取付けられ
    かつ前記帯状材料を後方のプレス装置に供給する搬送装
    置と、前記駆動装置に設けられた往復サーボモータ及び
    前記搬送装置に設けられた搬送サーボモータに接続され
    該搬送サーボモータ及び前記往復サーボモータの回転を
    制御する制御装置と、前記プレス装置により形成された
    前記帯状材料の打ち抜き孔の位置を検出し、前記制御装
    置に孔位置検出信号を供給する孔位置検出装置とで構成
    されることを特徴とする金属製帯状材料供給制御装置。
  9. (9)前記孔位置検出装置は発光索子と受光素子からな
    る特許請求の範囲第(8)項記載の金属製帯状材料供給
    制御装置。
  10. (10)前記受光索子は少なくとも3個設けられる特許
    請求の範囲第(9)項記載の金属製帯状材料供給制御装
    置。
  11. (11)前記制御装置は、孔位置検出装置から孔位置検
    出信号を受けたとき、補正された移動量又は送り量を表
    す駆動信号を前記往復サーボモータ及び搬送サーボモー
    タに送出する特許請求の範囲第(10)項記載の金属製
    帯状材料供給制御装置。
  12. (12)前記制御装置は、孔位置検出装置から所定回数
    の孔位置検出信号を受けたとき、前記往復サーボモータ
    及び搬送サーボモータへ供給する駆動信号を停止する特
    許請求の範囲第(11)項記載の金属製帯状材料供給制
    御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0433731A (ja) * 1990-05-28 1992-02-05 Komatsu Ltd ワークフィーダ制御方法
JPH05154588A (ja) * 1991-12-02 1993-06-22 Aida Eng Ltd コイル板材の供給装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0433731A (ja) * 1990-05-28 1992-02-05 Komatsu Ltd ワークフィーダ制御方法
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