JPH0433730B2 - - Google Patents
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- JPH0433730B2 JPH0433730B2 JP25379685A JP25379685A JPH0433730B2 JP H0433730 B2 JPH0433730 B2 JP H0433730B2 JP 25379685 A JP25379685 A JP 25379685A JP 25379685 A JP25379685 A JP 25379685A JP H0433730 B2 JPH0433730 B2 JP H0433730B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01F—COMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
- C01F11/00—Compounds of calcium, strontium, or barium
- C01F11/18—Carbonates
- C01F11/181—Preparation of calcium carbonate by carbonation of aqueous solutions and characterised by control of the carbonation conditions
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Inorganic Chemistry (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は炭酸カルシウム系六角板状複合体の製
造方法に関するものである。さらに詳しくいえ
ば、本発明は、製紙塗工顔料や、紙の内填剤、プ
ラスチツクの充填剤、塗料用顔料などとして有用
な、白色度が高く、かつ光沢の優れた炭酸カルシ
ウム系六角板状複合体を工業的に効率よく製造す
る方法に関するものである。 従来の技術 近年、天然産や合成の炭酸カルシウムは、白色
度や摩耗度などに優れているため、製紙工業を初
めとしてゴム、プラスチツクス、インク、塗料な
どの多くの分野において、白色顔料や充填剤とし
て広く用いられている。 ところで、石灰乳と二酸化炭素又は二酸化炭素
含有ガスとの反応によつて、ぼうすい状や立方状
のカルサイト型、柱状のアラゴナイト型、球状の
バテライト型の炭酸カルシウムが得られることは
よく知られている。しかしながら、このような形
状を有する炭酸カルシウムを製紙工業における塗
料用顔料などとして用いる場合、該顔料として最
も多く使用されている六角板状形のカオリンクレ
ーなどに比べて、白色度やインク吸収性などは優
れているが、白紙光沢度、印刷光沢度、印刷強度
などが劣るという欠点を有している。したがつ
て、白紙光沢度、印刷光沢度、印刷強度などにお
いて、カオリンクレーなどに比べて遜色のない炭
酸カルシウム又は炭酸カルシウム系複合体の開発
が要望されていた。 他方、組成式CaCO3・xCa(OH)2・yH2Oを有
する炭酸カルシウム系複合体は、炭酸カルシウム
の製造過程における中間生成物として、以前から
その存在が予想されていたが、生成条件が複雑で
あるため、工業的に利用しうる実用化可能な製造
方法は、ほとんど知られてなくわずかに、組成式
2CaCO3・Ca(OH)2・H2oに該当する板状塩基
性炭酸カルシウムの製造方法が提案されているに
すぎない(特開昭60−71523号公報)。この方法は
反応液の電気伝導度又はPHを継続的に測定し、二
酸化炭素の導入速度を制御する方法であるが、得
られたものは、結晶形が一定せず、したがつて光
沢度や強度については十分満足しうるものとはい
えない。 発明が解決しようとする問題点 本発明の目的はこのような事情のもとで、例え
ば製紙工業における塗工用顔料などとして用いる
場合、白色度やインク吸収性が優れる上に、白紙
光沢度、印刷光沢度、印刷強度などについても、
カオリンクレーなどに比べて遜色のない炭酸カル
シウム系複合体を工業的有利に製造する方法を提
供することにある。 問題点を解決するための手段 本発明者らは前記目的を達成すべく鋭意研究を
重ねた結果、特定の条件に適合した反応槽中にお
いて、所定の粘度条件を満たした水酸化カルシウ
ムの水性懸濁液に、二酸化炭素を特定の条件の3
段階で反応させることにより、その目的を達成し
うることを見出し、この知見に基づいて本発明を
完成するに至つた。 すなわち、本発明は、水酸化カルシウムの水性
懸濁液の中へ二酸化炭素を導入し反応させること
により炭酸カルシウムを製造するに当り、 (イ) 反応容器としてタービン又はプロペラ型かく
はん翼を備え、内径に対するかくはん翼の径の
比が2/3ないし1/4の円筒型反応槽を用い、反応
中のかくはん翼の回転数を200〜2000rpmにす
ること、 (ロ) 水酸化カルシウムの水性懸濁液として、25
℃、濃度400g/における粘度が200cp以下の
ものを、濃度50〜250g/、温度5〜25℃に
維持して用いること、 (ハ) 水酸化カルシム1Kg当りの二酸化炭素の導入
速度8〜20/分で炭酸化率3〜7%まで、次
に導入速度0.5〜3/分で炭酸化率10〜20%
まで、最後に導入速度20/分以下で炭酸化率
30〜60%までの3段階で反応を行うこと を特徴とする、組成式 CaCO3・xCa(OH)2・yH2O (式中のxは0.7〜2.3、yは0.3〜6.0である) で示される炭酸カルシウム系六角板状複合体の製
造方法を提供するものである。 本発明方法において用いる水酸化カルシウム
は、濃度400g/の水性懸濁液の25℃の温度に
おける粘度が、ブルツクフイールド粘度計による
ローター回転数60rpmでの測定において、2000cp
以下であることが必要である。この粘度が
2000cpを越えるものは、得られる炭酸カルシウ
ム系複合体が六角板状形にはならず、粒径約
0.1μm粒子の凝縮体となる。また、この水酸化カ
ルシウムは、生石灰に理論量の1.0〜3.0倍の水を
加え、乾式消和して得られたものが好適である。 本発明方法においては、反応容器としてタービ
ン又はプロペラ型かくはん翼を備え、かつ内径D
に対するかくはん翼の径dの比が2/3ないし1/4の
範囲にある円筒型反応槽を、かくはん翼回転数
200〜2000rpmの範囲で水酸化カルシウムの炭酸
化反応が行われる。該d/D比が2/3以上の場合
は、製品中にアラゴナイト型柱状炭酸カルシウム
が混在しやすく、また1/4未満の場合は、かくは
ん効果が小さくて、粒径約0.1μm粒子の凝集体を
形成しやすくなる。また、反応槽の内径は通常
0.2〜3.0mの範囲で選ばれる。さらに、かくはん
翼の回転数200rpm未満で反応させると、粒径約
0.1μm粒子の凝集体が生じやすく、一方2000rpm
を越えると製品中にアラゴナイト型柱状炭酸カル
シウムが混在するようになる。 本発明方法においては、ガス状の二酸化炭素を
水酸化カルシウムの水性懸濁液に導入して炭酸化
反応を行うが、この際の濃度は50〜250g/、
好ましくは100〜150g/の範囲で選ばれ、かつ
反応開始温度は5〜25℃、好ましくは10〜20℃の
範囲であることが望ましい。該濃度が50g/未
満では製品中に粒径約0.1μmの粒子が混在し、一
方250g/を越えると、水酸化カルシウムの水
性懸濁液の粘度が高くなりすぎてかくはんが困難
となり、粒径約0.1μm粒子の凝集体が形成するよ
うになる。また、反応開始温度が5℃未満では反
応速度が遅く実用的でないし、25℃を越えると粒
径約0.1μm粒子の凝集体が形成する。 次に、本発明方法においては、炭酸化反応を3
段階に分けて行うことが必要である。すなわち、
二酸化炭素又は二酸化炭素含有ガスの導入速度
〔UCV〕を UCV =CO2導入量(標準状態、/min)/石灰乳中のCa(
OH)2量(Kg) 炭酸化率〔C〕を C(%)=炭酸化されたCa(OH)2のモル数
/炭酸化前の石灰乳のCa(OH)2のモル数×100 と表わしたときに、第一段階では、CO2導入速度
〔UCV〕が8〜20の範囲で、炭酸化〔C〕が3〜
7%になるまで炭酸化を行う。該UCVの値が8
未満や炭酸化率が前記範囲を逸脱する場合、粒径
約0.1μm粒子の凝集体が形成するし、UCVの値
が20を越えると不経済で実用的でない。 第二段階においては、UCVの値が0.5〜3の範
囲で、炭酸化率が10〜20%になるまで炭酸化を行
う。該UCVの値が0.5未満では反応速度が遅くて
実用的でなく、一方3を越えると粒径約0.1μm粒
子の凝集体が形成する。また炭酸化率が10%未満
では粒径約0.1μm粒子の凝集体が形成するし、20
%を越えると、六角板状形の製品の中に粒径約
0.1μm粒子が混在するようになる。 最終の第三段階においては、UCVの値が20以
下で、炭酸化率が30〜60%になるまで炭酸化を行
う。炭酸化率が30%未満では製品中に消石灰粒子
が混在し、一方60%を越えると製品中にカルサイ
ト型立方体粒子が混存するようになる。また、
UCVが20を越えると不経済で実用的でなくなる。
この際に導入する二酸化炭素は、純粋なものを用
いる必要はなく、窒素などで希釈した二酸化炭素
含有ガスを用いてもよい。 このようにして得られた炭酸カルシウム系複合
体は、組成式 CaCO3・xCa(OH)2・yH2O (式中のxは0.7〜2.3、yは0.3〜1.0である)を
有する六角板状形のものである。 発明の効果 本発明方法によると、工業的有利に炭酸カルシ
ウム系六角板状複合体が得られ、このものは、例
えば製紙工業における塗工顔料などとして用いる
場合、白色度やインク吸収性が優れる上に、白紙
光沢度、印刷光沢度、印刷強度などについても、
従来用いられているカオリンクレーなどに比べて
遜色がない。また、該炭酸カルシウム系六角板状
複合体は製紙塗工顔料のみならず、紙の内填剤、
プラスチツク充填剤、塗料用顔料などとしても有
用である。 実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明す
る。 実施例 1 生石灰を理論水量比(生石灰1Kg当り使用した
水量/生石灰1Kg中に含有される酸化カルシウム
と等モルの水量)1.5で乾式消和して得られた消
石灰粉を用い、濃度500g/の石灰乳を調製し、
高速インペラー分散機(コーレスミキサー)で処
理したのち、濃度400g/に希釈して、25℃に
おける粘度を測定したところ(ブルツクフイール
ド粘度計、ローター回転速度60rpm)、100cpであ
つた。 前記石灰乳を濃度100g/に調製し、この30
を、タービン型かくはん翼付円筒型反応槽(内
径0.3m、かくはん翼径0.1m、D/d=3.0)に仕
込み、開始温度10℃、かくはん翼回転数1000rpm
にてかきまぜながらCO230容量%含有ガスを該石
灰乳中に吹き込んで炭酸化反応を行つた。 炭酸化反応は、第一段階として、UCV10で炭
酸化率が5.5%になるまでCO2含有ガスを吹込み、
次いで第二段階として、UCVを1に下げて炭酸
化率が10.2%になるまでCO2含有ガスを吹込み、
さらに第三段階として、UCVを12まで上げて炭
酸化率が50.5%になるまでCO2含有ガスを吹込む
ことにより行つた。第三段階の反応が終了後、反
応生成物を走査型電子顕微鏡で観察したところ、
このものは、平均で幅1.5μm、厚さ0.2μmの六角
板状の形状を有していた。 また、この生成物の熱重量分析におけるTG曲
線を求めたところ、第1図に示すような曲線が得
られた。この図において、第1次減量は付着水分
によるもの、第2次減量は結晶水によるもの、第
3次減量はCa(OH)2によるもの、第4次減量は
CaCO3によるものである。このグラフから、反
応生成物は、組成式CaCO3・1.2Ca(OH)2・1H2
Oの炭酸カルシウム系複合体であることが確認さ
れた。 実施例 2〜4 実施例1で作製した消石灰粉を用い、石灰乳を
調製して、高速インペラー分散機で処理を施し、
以下、400g/の粘度、石灰乳濃度、石灰乳仕
込量、開始温度、反応槽形状、CO2濃度、炭酸化
工程の条件を変動させて炭酸化反応を行つた。反
応条件及び結果を別表に示す。 実施例 5〜8 生石灰を乾式消和する際に理論水量比を変動さ
せて消石灰粉を作製し、このものを用いて実施例
1と同様に石灰乳を調製して、高速インペラー分
散機で処理を施したのち、以下実施例2〜4と同
様に反応条件などを変動させて炭酸化反応を行つ
た。反応条件及び結果を別表に示す。 また、実施例5と実施例8で得られた生成物の
熱重量分析におけるTG曲線をそれぞれ第2図及
び第3図に示す。これらの図から、実施例5の生
成物は組成式CaCO3・2.3Ca(OH)2・0.3H2O、
実施例8の生成物は組成式CaCO3・0.7Ca(OH2)
2・1.0H2Oを有する炭酸カルシウム系複合体であ
ることが確認された。 比較例 1 生石灰を理論水量比5.0で消和して得た消石灰
を機械的処理を行わずにそのまま用いた、このも
のの濃度400g/の水性懸濁液の25℃における
粘度は測定不可能であつた。 この消石灰を用い、別表に示すような反応条件
で炭酸化反応を行つたところ、反応生成物は粒径
0.1μm粒子の凝集体であつた。 比較例 2〜7 生石灰を理論水量比1.5で乾式消和して得た消
石灰粉を使用して、石灰乳を調製し、高速インペ
ラー分散機で処理を施したのち以下400g/の
粘度及び反応条件などを変動させて炭酸化反応を
行つた。反応条件及び結果を別表に示す。 比較例 8 実施例1において、第3段階の炭酸化率を79.0
%にする以外は、実施例1と全く同様にして炭酸
化反応を行つた。 反応生成物は、平均で幅1.5μm、厚さ0.2μmの
六角板状複合体に、0.1μm粒径のカルサイト型立
方形粒子が混入したものであつた。
造方法に関するものである。さらに詳しくいえ
ば、本発明は、製紙塗工顔料や、紙の内填剤、プ
ラスチツクの充填剤、塗料用顔料などとして有用
な、白色度が高く、かつ光沢の優れた炭酸カルシ
ウム系六角板状複合体を工業的に効率よく製造す
る方法に関するものである。 従来の技術 近年、天然産や合成の炭酸カルシウムは、白色
度や摩耗度などに優れているため、製紙工業を初
めとしてゴム、プラスチツクス、インク、塗料な
どの多くの分野において、白色顔料や充填剤とし
て広く用いられている。 ところで、石灰乳と二酸化炭素又は二酸化炭素
含有ガスとの反応によつて、ぼうすい状や立方状
のカルサイト型、柱状のアラゴナイト型、球状の
バテライト型の炭酸カルシウムが得られることは
よく知られている。しかしながら、このような形
状を有する炭酸カルシウムを製紙工業における塗
料用顔料などとして用いる場合、該顔料として最
も多く使用されている六角板状形のカオリンクレ
ーなどに比べて、白色度やインク吸収性などは優
れているが、白紙光沢度、印刷光沢度、印刷強度
などが劣るという欠点を有している。したがつ
て、白紙光沢度、印刷光沢度、印刷強度などにお
いて、カオリンクレーなどに比べて遜色のない炭
酸カルシウム又は炭酸カルシウム系複合体の開発
が要望されていた。 他方、組成式CaCO3・xCa(OH)2・yH2Oを有
する炭酸カルシウム系複合体は、炭酸カルシウム
の製造過程における中間生成物として、以前から
その存在が予想されていたが、生成条件が複雑で
あるため、工業的に利用しうる実用化可能な製造
方法は、ほとんど知られてなくわずかに、組成式
2CaCO3・Ca(OH)2・H2oに該当する板状塩基
性炭酸カルシウムの製造方法が提案されているに
すぎない(特開昭60−71523号公報)。この方法は
反応液の電気伝導度又はPHを継続的に測定し、二
酸化炭素の導入速度を制御する方法であるが、得
られたものは、結晶形が一定せず、したがつて光
沢度や強度については十分満足しうるものとはい
えない。 発明が解決しようとする問題点 本発明の目的はこのような事情のもとで、例え
ば製紙工業における塗工用顔料などとして用いる
場合、白色度やインク吸収性が優れる上に、白紙
光沢度、印刷光沢度、印刷強度などについても、
カオリンクレーなどに比べて遜色のない炭酸カル
シウム系複合体を工業的有利に製造する方法を提
供することにある。 問題点を解決するための手段 本発明者らは前記目的を達成すべく鋭意研究を
重ねた結果、特定の条件に適合した反応槽中にお
いて、所定の粘度条件を満たした水酸化カルシウ
ムの水性懸濁液に、二酸化炭素を特定の条件の3
段階で反応させることにより、その目的を達成し
うることを見出し、この知見に基づいて本発明を
完成するに至つた。 すなわち、本発明は、水酸化カルシウムの水性
懸濁液の中へ二酸化炭素を導入し反応させること
により炭酸カルシウムを製造するに当り、 (イ) 反応容器としてタービン又はプロペラ型かく
はん翼を備え、内径に対するかくはん翼の径の
比が2/3ないし1/4の円筒型反応槽を用い、反応
中のかくはん翼の回転数を200〜2000rpmにす
ること、 (ロ) 水酸化カルシウムの水性懸濁液として、25
℃、濃度400g/における粘度が200cp以下の
ものを、濃度50〜250g/、温度5〜25℃に
維持して用いること、 (ハ) 水酸化カルシム1Kg当りの二酸化炭素の導入
速度8〜20/分で炭酸化率3〜7%まで、次
に導入速度0.5〜3/分で炭酸化率10〜20%
まで、最後に導入速度20/分以下で炭酸化率
30〜60%までの3段階で反応を行うこと を特徴とする、組成式 CaCO3・xCa(OH)2・yH2O (式中のxは0.7〜2.3、yは0.3〜6.0である) で示される炭酸カルシウム系六角板状複合体の製
造方法を提供するものである。 本発明方法において用いる水酸化カルシウム
は、濃度400g/の水性懸濁液の25℃の温度に
おける粘度が、ブルツクフイールド粘度計による
ローター回転数60rpmでの測定において、2000cp
以下であることが必要である。この粘度が
2000cpを越えるものは、得られる炭酸カルシウ
ム系複合体が六角板状形にはならず、粒径約
0.1μm粒子の凝縮体となる。また、この水酸化カ
ルシウムは、生石灰に理論量の1.0〜3.0倍の水を
加え、乾式消和して得られたものが好適である。 本発明方法においては、反応容器としてタービ
ン又はプロペラ型かくはん翼を備え、かつ内径D
に対するかくはん翼の径dの比が2/3ないし1/4の
範囲にある円筒型反応槽を、かくはん翼回転数
200〜2000rpmの範囲で水酸化カルシウムの炭酸
化反応が行われる。該d/D比が2/3以上の場合
は、製品中にアラゴナイト型柱状炭酸カルシウム
が混在しやすく、また1/4未満の場合は、かくは
ん効果が小さくて、粒径約0.1μm粒子の凝集体を
形成しやすくなる。また、反応槽の内径は通常
0.2〜3.0mの範囲で選ばれる。さらに、かくはん
翼の回転数200rpm未満で反応させると、粒径約
0.1μm粒子の凝集体が生じやすく、一方2000rpm
を越えると製品中にアラゴナイト型柱状炭酸カル
シウムが混在するようになる。 本発明方法においては、ガス状の二酸化炭素を
水酸化カルシウムの水性懸濁液に導入して炭酸化
反応を行うが、この際の濃度は50〜250g/、
好ましくは100〜150g/の範囲で選ばれ、かつ
反応開始温度は5〜25℃、好ましくは10〜20℃の
範囲であることが望ましい。該濃度が50g/未
満では製品中に粒径約0.1μmの粒子が混在し、一
方250g/を越えると、水酸化カルシウムの水
性懸濁液の粘度が高くなりすぎてかくはんが困難
となり、粒径約0.1μm粒子の凝集体が形成するよ
うになる。また、反応開始温度が5℃未満では反
応速度が遅く実用的でないし、25℃を越えると粒
径約0.1μm粒子の凝集体が形成する。 次に、本発明方法においては、炭酸化反応を3
段階に分けて行うことが必要である。すなわち、
二酸化炭素又は二酸化炭素含有ガスの導入速度
〔UCV〕を UCV =CO2導入量(標準状態、/min)/石灰乳中のCa(
OH)2量(Kg) 炭酸化率〔C〕を C(%)=炭酸化されたCa(OH)2のモル数
/炭酸化前の石灰乳のCa(OH)2のモル数×100 と表わしたときに、第一段階では、CO2導入速度
〔UCV〕が8〜20の範囲で、炭酸化〔C〕が3〜
7%になるまで炭酸化を行う。該UCVの値が8
未満や炭酸化率が前記範囲を逸脱する場合、粒径
約0.1μm粒子の凝集体が形成するし、UCVの値
が20を越えると不経済で実用的でない。 第二段階においては、UCVの値が0.5〜3の範
囲で、炭酸化率が10〜20%になるまで炭酸化を行
う。該UCVの値が0.5未満では反応速度が遅くて
実用的でなく、一方3を越えると粒径約0.1μm粒
子の凝集体が形成する。また炭酸化率が10%未満
では粒径約0.1μm粒子の凝集体が形成するし、20
%を越えると、六角板状形の製品の中に粒径約
0.1μm粒子が混在するようになる。 最終の第三段階においては、UCVの値が20以
下で、炭酸化率が30〜60%になるまで炭酸化を行
う。炭酸化率が30%未満では製品中に消石灰粒子
が混在し、一方60%を越えると製品中にカルサイ
ト型立方体粒子が混存するようになる。また、
UCVが20を越えると不経済で実用的でなくなる。
この際に導入する二酸化炭素は、純粋なものを用
いる必要はなく、窒素などで希釈した二酸化炭素
含有ガスを用いてもよい。 このようにして得られた炭酸カルシウム系複合
体は、組成式 CaCO3・xCa(OH)2・yH2O (式中のxは0.7〜2.3、yは0.3〜1.0である)を
有する六角板状形のものである。 発明の効果 本発明方法によると、工業的有利に炭酸カルシ
ウム系六角板状複合体が得られ、このものは、例
えば製紙工業における塗工顔料などとして用いる
場合、白色度やインク吸収性が優れる上に、白紙
光沢度、印刷光沢度、印刷強度などについても、
従来用いられているカオリンクレーなどに比べて
遜色がない。また、該炭酸カルシウム系六角板状
複合体は製紙塗工顔料のみならず、紙の内填剤、
プラスチツク充填剤、塗料用顔料などとしても有
用である。 実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明す
る。 実施例 1 生石灰を理論水量比(生石灰1Kg当り使用した
水量/生石灰1Kg中に含有される酸化カルシウム
と等モルの水量)1.5で乾式消和して得られた消
石灰粉を用い、濃度500g/の石灰乳を調製し、
高速インペラー分散機(コーレスミキサー)で処
理したのち、濃度400g/に希釈して、25℃に
おける粘度を測定したところ(ブルツクフイール
ド粘度計、ローター回転速度60rpm)、100cpであ
つた。 前記石灰乳を濃度100g/に調製し、この30
を、タービン型かくはん翼付円筒型反応槽(内
径0.3m、かくはん翼径0.1m、D/d=3.0)に仕
込み、開始温度10℃、かくはん翼回転数1000rpm
にてかきまぜながらCO230容量%含有ガスを該石
灰乳中に吹き込んで炭酸化反応を行つた。 炭酸化反応は、第一段階として、UCV10で炭
酸化率が5.5%になるまでCO2含有ガスを吹込み、
次いで第二段階として、UCVを1に下げて炭酸
化率が10.2%になるまでCO2含有ガスを吹込み、
さらに第三段階として、UCVを12まで上げて炭
酸化率が50.5%になるまでCO2含有ガスを吹込む
ことにより行つた。第三段階の反応が終了後、反
応生成物を走査型電子顕微鏡で観察したところ、
このものは、平均で幅1.5μm、厚さ0.2μmの六角
板状の形状を有していた。 また、この生成物の熱重量分析におけるTG曲
線を求めたところ、第1図に示すような曲線が得
られた。この図において、第1次減量は付着水分
によるもの、第2次減量は結晶水によるもの、第
3次減量はCa(OH)2によるもの、第4次減量は
CaCO3によるものである。このグラフから、反
応生成物は、組成式CaCO3・1.2Ca(OH)2・1H2
Oの炭酸カルシウム系複合体であることが確認さ
れた。 実施例 2〜4 実施例1で作製した消石灰粉を用い、石灰乳を
調製して、高速インペラー分散機で処理を施し、
以下、400g/の粘度、石灰乳濃度、石灰乳仕
込量、開始温度、反応槽形状、CO2濃度、炭酸化
工程の条件を変動させて炭酸化反応を行つた。反
応条件及び結果を別表に示す。 実施例 5〜8 生石灰を乾式消和する際に理論水量比を変動さ
せて消石灰粉を作製し、このものを用いて実施例
1と同様に石灰乳を調製して、高速インペラー分
散機で処理を施したのち、以下実施例2〜4と同
様に反応条件などを変動させて炭酸化反応を行つ
た。反応条件及び結果を別表に示す。 また、実施例5と実施例8で得られた生成物の
熱重量分析におけるTG曲線をそれぞれ第2図及
び第3図に示す。これらの図から、実施例5の生
成物は組成式CaCO3・2.3Ca(OH)2・0.3H2O、
実施例8の生成物は組成式CaCO3・0.7Ca(OH2)
2・1.0H2Oを有する炭酸カルシウム系複合体であ
ることが確認された。 比較例 1 生石灰を理論水量比5.0で消和して得た消石灰
を機械的処理を行わずにそのまま用いた、このも
のの濃度400g/の水性懸濁液の25℃における
粘度は測定不可能であつた。 この消石灰を用い、別表に示すような反応条件
で炭酸化反応を行つたところ、反応生成物は粒径
0.1μm粒子の凝集体であつた。 比較例 2〜7 生石灰を理論水量比1.5で乾式消和して得た消
石灰粉を使用して、石灰乳を調製し、高速インペ
ラー分散機で処理を施したのち以下400g/の
粘度及び反応条件などを変動させて炭酸化反応を
行つた。反応条件及び結果を別表に示す。 比較例 8 実施例1において、第3段階の炭酸化率を79.0
%にする以外は、実施例1と全く同様にして炭酸
化反応を行つた。 反応生成物は、平均で幅1.5μm、厚さ0.2μmの
六角板状複合体に、0.1μm粒径のカルサイト型立
方形粒子が混入したものであつた。
【表】
第1図、第2図及び第3図は、本発明方法で得
られた炭酸カルシウム系六角板状複合体のそれぞ
れ異なつた例の熱重量分析における温度と減量変
化との関係を示すグラフである。
られた炭酸カルシウム系六角板状複合体のそれぞ
れ異なつた例の熱重量分析における温度と減量変
化との関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水酸化カルシウムの水性懸濁液の中へ二酸化
炭素を導入し反応させることにより炭酸カルシウ
ムを製造するに当り、 (イ) 反応容器としてタービン又はプロペラ型かく
はん翼を備え、内径に対するかくはん翼の径の
比が2/3ないし1/4の円筒型反応槽を用い、反応
中のかくはん翼の回転数を200〜2000rpmにす
ること、 (ロ) 水酸化カルシウムの水性懸濁液として、25
℃、濃度400g/における粘度が200cp以下の
ものを、濃度50〜250g/、温度5〜25℃に
維持して用いること、 (ハ) 水酸化カルシム1Kg当りの二酸化炭素の導入
速度8〜20/分で炭酸化率3〜7%まで、次
に導入速度0.5〜3/分で炭酸化率10〜20%
まで、最後に導入速度20/分以下で炭酸化率
30〜60%までの3段階で反応を行うこと を特徴とする、組成式 CaCO3・xCa(OH)2・yH2O (式中のxは0.7〜2.3、yは0.3〜6.0である) で示される炭酸カルシウム系六角板状複合体の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25379685A JPS62113718A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 炭酸カルシウム系六角板状複合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25379685A JPS62113718A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 炭酸カルシウム系六角板状複合体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62113718A JPS62113718A (ja) | 1987-05-25 |
JPH0433730B2 true JPH0433730B2 (ja) | 1992-06-03 |
Family
ID=17256269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25379685A Granted JPS62113718A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 炭酸カルシウム系六角板状複合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62113718A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01119512A (ja) * | 1987-10-31 | 1989-05-11 | Agency Of Ind Science & Technol | 板状塩基性炭酸カルシウムの製造方法 |
GB2248229B (en) * | 1990-09-27 | 1994-10-26 | Ecc Int Ltd | Precipitated calcium carbonate |
WO1992021613A1 (en) | 1991-06-04 | 1992-12-10 | Minerals Technologies, Inc. | Precipitated calcium carbonate particles from basic calcium carbonate |
JP2003040617A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Yahashi Kogyo Kk | 高分散性紡錘状炭酸カルシウムの製造方法 |
JP2005170733A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Hokkaido Kyodo Sekkai Kk | ホタテ貝殻由来の軽質炭酸カルシウムの製造方法 |
JP5535613B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2014-07-02 | 宇部マテリアルズ株式会社 | 消石灰粒状物 |
JP5810888B2 (ja) * | 2011-12-20 | 2015-11-11 | 王子ホールディングス株式会社 | 印刷用塗被紙の製造方法 |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP25379685A patent/JPS62113718A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62113718A (ja) | 1987-05-25 |
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