JPH04336825A - 2段同期回路 - Google Patents

2段同期回路

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Publication number
JPH04336825A
JPH04336825A JP3138252A JP13825291A JPH04336825A JP H04336825 A JPH04336825 A JP H04336825A JP 3138252 A JP3138252 A JP 3138252A JP 13825291 A JP13825291 A JP 13825291A JP H04336825 A JPH04336825 A JP H04336825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flip
flop
time
circuit
delay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3138252A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Takatsuka
高塚 浩一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP3138252A priority Critical patent/JPH04336825A/ja
Publication of JPH04336825A publication Critical patent/JPH04336825A/ja
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置などにお
いて、非同期信号をシステムクロックに同期させるため
の2段同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、バスラインを介してシステムク
ロックと同期していない非同期信号を取り入れる場合、
次のような同期回路が使用される。図2に従来の2段同
期回路ブロック図を示す。図の回路は、第1フリップフ
ロップ(F/F)1と、第2フリップフロップ(F/F
)2と、遅延回路8とから構成されている。第1フリッ
プフロップ1には、非同期信号である入力データ3が入
力し、この第1フリップフロップの出力4を第2フリッ
プフロップ2が受け入れて、同期化された第2フリップ
フロップ出力5を得る構成とされている。第1フリップ
フロップ1には、その動作制御のためにシステムクロッ
ク6が供給される。また、このシステムクロック6は、
遅延回路8により所定時間遅延されてディレイクロック
7とされ、第2フリップフロップ2に供給される構成と
されている。
【0003】以上のような回路は図3に示すように動作
する。図3において(a)はシステムクロック6を、(
b)はディレイクロック7を、(c)は入力データ3を
、(d)は第1フリップフロップ出力4を、(e)は第
2フリップフロップ出力5を表示している。まず、シス
テムクロック6がロウレベルからハイレベルに立ち上が
る時刻t3以前の時刻t2において入力データ3が立ち
下がると、これが第1フリップフロップ1に入力する。 この入力データ3の立ち下がった時刻t2が、時刻t3
より十分前にある場合には、通常第1フリップフロップ
1の出力は一定の伝播遅延時間の後直ちにロウレベルに
安定する。
【0004】しかしながら、この種のフリップフロップ
にはセットアップ時間TSが存在し、(t1からt2ま
での間)入力データ3が入力してからセットアップ時間
TSを経過する前にシステムクロック6が立ち上がった
場合、第1フリップフロップ1の出力は一定時間ハイレ
ベルでもロウレベルでもない不安定な状態になる。これ
をメタステーブル状態と呼び、この不安定な時間をメタ
ステーブル持続時間TMと呼んでいる。即ち、この間は
第1フリップフロップ1の出力は不安定であって、後続
回路がその出力を取り入れると誤動作が生じる。
【0005】このような問題を解決するために、図2に
示すように第2フリップフロップ2を設け、その出力を
安定化させた上で取り出す2段同期回路が採用されてい
るのである。即ち、図3(d)に示すように、第1フリ
ップフロップ1の出力4は、メタステーブル持続時間T
Mの間不安定な状態にあるが、その後出力はロウレベル
に安定する。この状態で第2フリップフロップ2に第1
フリップフロップ出力4が入力し、第2フリップフロッ
プ2は安定した出力5を得る。遅延回路8はこのような
タイミングで第2フリップフロップ2に対し、第1フリ
ップフロップ出力4を取り込むように一定時間システム
クロック6を遅延し、ディレイクロック7を第2フリッ
プフロップ2に供給する構成とされている。なお、この
遅延時間TDは、システムクロック周期TFよりも短く
、かつ、メタステーブル持続時間TMよりも大きくなる
ように選定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な2段同期回路に接続されるシステムのシステムクロッ
クが高速な場合、そのシステムクロック周期TFはかな
り短くなる。例えば、システムクロック周期TFを30
nsec、メタステーブル持続時間TMが20nsec
、遅延回路8の遅延時間TDが25nsec、入力デー
タのセットアップ時間TSが7nsecであるとする。 この場合、図3に示す時刻t3からt4までの間が20
nsec、時刻t4から時刻t5までの間が5nsec
、時刻t5から時刻t6までの間が5nsecとなる。
【0007】即ち、第2フリップフロップ出力5が、時
刻t5より少し過ぎたところで立ち下がり、この時刻か
ら次のシステムクロック6が立ち上がる時刻t6までの
間は5nsec以下となる。これでは、このシステムク
ロック6により駆動される図示しない別のフリップフロ
ップでデータをラッチしようとすると、入力データのセ
ットアップ時間TSである7nsecを満足しなくなる
。従って、後続回路でのデータの確実な取り込みが不可
能になる。本発明は、以上の点に着目してなされたもの
で、システムクロックが高速の場合でも、回路出力が後
続回路のセットアップ時間を十分保証することができる
よう動作する2段同期回路を提供することを目的として
なされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の2段同期回路は
、入力データを受け入れる第1フリップフロップと、こ
の第1フリップフロップの出力を受け入れて同期化され
た出力データを得る第2フリップフロップと、前記第2
フリップフロップに供給されるシステムクロックを遅延
して前記第1フリップフロップに供給する遅延回路とを
備え、前記遅延回路の遅延時間は、前記システムクロッ
クの周期から前記第1フリップフロップのメタステーブ
ル持続時間と前記第2フリップフロップのセットアップ
時間とを差し引いた時間よりやや短い時間に設定されて
いることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この回路は、従来とは逆に第1フリップフロッ
プはディレイクロックを、第2フリップフロップにシス
テムクロックを供給して同期を取るようにしている。こ
の場合のディレイクロックの遅延時間は、システムクロ
ックの周期から第1フリップフロップのメタステーブル
持続時間と第2フリップフロップのセットアップ時間を
差し引いた時間よりやや短い時間に設定する。これによ
り後続回路がシステムクロックのタイミングでこの同期
回路の出力を受け入れた場合、セットアップ時間が確保
され安定に信号を処理できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明の2段同期回路実施例を示すブロ
ック図である。図の回路は、第1フリップフロップ11
と第2フリップフロップ12及び遅延回路18から構成
されている。非同期信号である入力データ13は、第1
フリップフロップ11のD端子に入力し、第1フリップ
フロップ11のQ端子から第1フリップフロップ出力1
4が得られ、これが第2フリップフロップ12のD端子
に入力する結線とされている。第2フリップフロップ1
2は、このような第1フリップフロップ出力14を受け
入れて、そのQ端子から第2フリップフロップ出力15
を得る構成とされている。また、この同期回路に後続す
る回路を制御するためのシステムクロック16は、遅延
回路18及び第2フリップフロップ12に供給される。 また、遅延回路18の出力するディレイクロック17は
、第1フリップフロップ11に供給される構成とされて
いる。
【0011】以上の構成の本発明の2段同期回路は、次
のように動作する。図4に本発明の回路動作タイミング
チャートを示す。図(a)はシステムクロック16を、
(b)はディレイクロック17を、(C)は入力データ
13を、(d)は第1フリップフロップ出力14を、(
e)は第2フリップフロップ出力15を表している。 図のシステムクロック16は、時刻t1、t5、t6に
おいて立ち上がる一定の周期TFを持つ信号である。ま
た、ディレイクロック17は、システムクロック16を
遅延時間TDだけ遅らせた信号である。第1フリップフ
ロップ11は、図に示すようにセットアップ時間TSを
有しており、これを制御するディレイクロック17の立
ち上がり時刻t3からセットアップ時間TS以前の、即
ち、時刻t2より前に変化する入力データに対しては安
定な動作を行うが、この時刻t2からt3の間に入力デ
ータ13が立ち下がると、先に説明したメタステーブル
状態となる。図1に示す2段同期回路は、このようなメ
タステーブル状態を安定化した状態で取り出す回路構成
とされている。
【0012】即ち、図4(c)に示すように、時刻t2
と時刻t3の間に入力データ13が立ち下がると、第1
フリップフロップ11は、ディレイクロック17が立ち
上がった時刻t3からメタステーブル持続時間TMの間
、即ち時刻t4までその出力を不安定にする。その後、
時刻t5においてシステムクロック16が立ち上がり、
これに制御されて第2フリップフロップ12は、第1フ
リップフロップ出力14を取り入れ安定した出力15を
得る。このように第2フリップフロップ12が安定した
出力を得るためには、時刻t4から時刻t5までの間は
、第2フリップフロップ12のセットアップ時間より長
く選定されていなければならない。また、この条件さえ
満足すれば、システムクロック16を使用してこの回路
の出力を取り込む後続回路は、セットアップ時間を十分
確保できる。
【0013】本発明の回路は、このために、時刻t3か
ら時刻t5までの間を、メタステーブル持続時間TMと
セットアップ時間TSの和以上の時間に選定している。 即ち、遅延回路18の遅延時間TDは、システムクロッ
クの周期TFから第1フリップフロップ11のメタステ
ーブル持続時間TMと、第2フリップフロップ12のセ
ットアップ時間TSとを差し引いた時間よりやや短い時
間に設定される。この遅延時間をこれ以上長くすれば、
第2フリップフロップ12のセットアップ時間が確保で
きない。一方、この遅延時間をあまり短くすると、入力
データの立ち下がりから出力データの立ち下がりまでの
時間が必要以上に長くなり、回路の応答性を悪くする。 従って、図4に示す時刻t3から時刻t5までの間の時
間は、できるだけメタステーブル持続時間TMとセット
アップ時間TSの和に近い値に選定することが好ましい
【0014】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記の例は、入力信号が立ち下がる場合を例に取って説明
したが、入力信号が立ち上がる場合であってもまったく
同様の効果が得られる。また、本発明の回路は、第1フ
リップフロップ11を制御するクロックが、第2フリッ
プフロップ12を制御するシステムクロックよりも見か
け上タイミングが進んでいるようにすればよい。従って
、例えば遅延時間をシステムクロックの周期以上に取る
場合には、図2に示したような従来の結線によっても本
発明の回路が実現できる。しかしこの場合には、その実
効遅延時間は遅延時間からシステムクロック周期を差し
引いた時間となり、上記実施例と実質的に同一の構成と
なる。故に、本発明の遅延時間はこのような実質的な意
味にとらえればよい。。
【0015】
【発明の効果】以上説明した本発明の2段同期回路は、
第2フリップフロップに供給されるシステムクロックを
遅延して第1フリップフロップに供給し、その遅延時間
を、システムクロックの周期から、第1フリップフロッ
プのメタステーブル持続時間と第2フリップフロップの
セットアップ時間を差し引いた時間よりやや短い時間に
設定するようにしたので、第2フリップフロップの出力
は後続回路のフリップフロップのメタステーブル時間を
十分満足させることができる。これによって、システム
クロックが高速になった場合でも、後続回路に対し十分
安定な信号を供給する同期回路を提供することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2段同期回路実施例を示すブロック図
である。
【図2】従来の2段同期回路ブロック図である。
【図3】従来の回路動作タイミングチャートである。
【図4】本発明の回路動作タイミングチャートである。
【符号の説明】
11  第1フリップフロップ(F/F)12  第2
フリップフロップ(F/F)13  入力データ 14  第1フリップフロップ出力 15  第2フリップフロップ出力 16  システムクロック 17  ディレイクロック 18  遅延回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力データを受け入れる第1フリップ
    フロップと、この第1フリップフロップの出力を受け入
    れて同期化された出力データを得る第2フリップフロッ
    プと、前記第2フリップフロップに供給されるシステム
    クロックを遅延して前記第1フリップフロップに供給す
    る遅延回路とを備え、前記遅延回路の遅延時間は、前記
    システムクロックの周期から前記第1フリップフロップ
    のメタステーブル持続時間と前記第2フリップフロップ
    のセットアップ時間とを差し引いた時間よりやや短い時
    間に設定されていることを特徴とする2段同期回路。
JP3138252A 1991-05-14 1991-05-14 2段同期回路 Pending JPH04336825A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3138252A JPH04336825A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 2段同期回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3138252A JPH04336825A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 2段同期回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04336825A true JPH04336825A (ja) 1992-11-25

Family

ID=15217615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3138252A Pending JPH04336825A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 2段同期回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04336825A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07141055A (ja) * 1993-06-30 1995-06-02 Hitachi Ltd 信号伝送方法および装置
JP2010056888A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Elpida Memory Inc 同期化制御回路、半導体装置及び制御方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07141055A (ja) * 1993-06-30 1995-06-02 Hitachi Ltd 信号伝送方法および装置
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