JPH0433664Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0433664Y2
JPH0433664Y2 JP6431488U JP6431488U JPH0433664Y2 JP H0433664 Y2 JPH0433664 Y2 JP H0433664Y2 JP 6431488 U JP6431488 U JP 6431488U JP 6431488 U JP6431488 U JP 6431488U JP H0433664 Y2 JPH0433664 Y2 JP H0433664Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
latch
rosette
jack
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6431488U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01166976U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6431488U priority Critical patent/JPH0433664Y2/ja
Publication of JPH01166976U publication Critical patent/JPH01166976U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0433664Y2 publication Critical patent/JPH0433664Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電話機、あるいはフアクシミリ等の
通信機に接続されたプラグを挿着させる弱電用コ
ネクタに係り、防滴構造のローゼツトに内装され
たジヤツクにプラグを容易に抜き差しすることが
できる防滴型弱電用コネクタに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、防滴型弱電用コネクタの場合、防滴構造
のローゼツト内装のシヤツクに挿着された通信機
用のプラグはラツチにより引き抜き阻止状態にな
つているため、通信機の交換、電話機の移動、あ
るいは点検時などに同プラグを引き抜く必要が生
じた場合は、前記ローゼツトのカバーを取り外し
たうえ、ラツチを押圧して同ラツチをアンラツチ
状態にさせ、プラグを引き抜いていた。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の防滴型弱電用コネクタの場合、通信
機の交換、電話機の移動、あるいは回線の点検な
どの必要が生じ、それぞれの機器に接続されたプ
ラグをジヤツクから引き抜く場合は、ローゼツト
のカバーを取り外したあと、プラグのラツチを押
圧し同プラグをアンラツチ状態にさせ、そのあと
プラグを引き抜くという手順が必要であつたた
め、通信機の交換、電話機の移動、あるいは回線
の点検作業などに手間がかかるという問題があつ
た。
そこで本考案は、防滴構造のローゼツトのカバ
ーを取り外さなくても機器に接続されたプラグを
ジヤツクから引き抜くことができる掛止解除引き
抜き機構を設けることにより、通信機の交換、電
話機の移動、あるいは回線の点検等の作業時間を
短縮させることを解決すべき課題とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題解決のための技術的手段は、当該防滴
型弱電用コネクタを、ラツチ状態において引き抜
き方向の外力が加えられたとき引き抜きを阻止す
る一方、アンラツチ状態において引き抜きを可能
にさせるためのラツチが一体的に形成された通信
機用のプラグが、防滴構造のローゼツトに形成さ
れたプラグ挿入口から同ローゼツト内に取り付け
られたジヤツクの所定位置に挿着されたとき、前
記ラツチがラツチ状態になつて前記プラグが電気
的に前記ジヤツクに接続される防滴型弱電用コネ
クタであつて、前記プラグ挿入口に嵌合して外部
からの水滴の侵入を防止させる構造に形成される
とともに前記プラグ挿入口に嵌合された状態で任
意の方向に回動されたとき、前記ラツチに当接し
て同ラツチをアンラツチ状態にさせ、前記プラグ
をジヤツクから引き抜き可能状態にさせる第1の
カム面が形成されるとともに、前記任意方向の回
動過程で前記プラグ挿入口の内径面に形成された
爪に当接したとき前記プラグを引き抜き方向に変
位させるための第2のカム面を形成した掛止解除
引き抜き機構を備えた構成にすることである。
(作用) 上記構成の防滴型弱電用コネクタによれば、電
話機などの通信機器に接続されたプラグが防滴構
造のローゼツトに形成されたプラグ挿入口から挿
入され、ローゼツト内のジヤツクの所定位置に挿
着されたとき、プラグのラツチがラツチ状態にな
り、そして掛止解除引き抜き機構がプラグ挿入口
に嵌合された状態になつている。そこで例えば電
話機の移動をする必要があり、前記プラグをジヤ
ツクから引き抜く必要が生じた場合、上記掛止解
除引き抜き機構を時計方向、あるいは反時計方向
のどちらの方向に回動しても、この回動過程にお
いて上記掛止解除引き抜き機構に形成されている
第1のカム面が前記ラツチを押圧してジヤツクの
ラツチ状態、すなわち、掛止状態を解除するとと
もに、第2のカム面に前記爪が当接したとき、前
記プラグを引き抜き方向に変位させるため、前記
プラグをジヤツクから容易に引き抜くことができ
る。
(実施例) 次に本考案の一実施例を図面によつて説明す
る。第1図は、例えば屋外に設けた電話機等のリ
ード線先端に接続された通信機用のプラグをジヤ
ツクに挿入接続させるための防滴型弱電用コネク
タのローゼツトベース1の平面図、第2図はロー
ゼツトベース1の正面図、第3図はローゼツトベ
ース1の左側面図である。尚、上下、左右等の方
向は図面上における方向とする。
上記それぞれの図に示すように、ローゼツトベ
ース1には電話機等に接続されているリード線先
端の標準規格プラグを挿入するジヤツク2が取り
付けられている。ジヤツク2は第2図に示すよう
に下部に前記プラグの接触子と接触する接触子
3,4が設けられており、接触子3,4はそれぞ
れ第1図に示されている端子5と端子6とに電気
的接続される回線7が接続されるようになつてい
る。
第4図はジヤツク2に挿入される通信機用のプ
ラグ8の正面図、第5図はプラグ8の底面図、第
6図はプラグ8の右側面図である。第7図はプラ
グ8がリード線9を介して電話機10に接続され
た状態を示している。プラグ8は本体部11とラ
ツチ12とを備えている。本体部11には複数の
板状の接触子13が設けられており、接触子13
には電話機10のリード線9の各芯線が接続して
ある。接触子13が設けられて面と反対の端面に
はラツチ12が形成されており、第6図に示すよ
うにラツチ12に矢印F方向の力が加えられたと
き、ラツチ12は矢印F方向に押圧されてラツチ
12の掛止切欠部14が、ジヤツク2に形成され
た後述の係止部15との当接状態から外れ、プラ
グ8がジヤツク2から引き抜き可能な状態にな
る。
第8図はプラグ8がジヤツク2に挿入され、引
き抜き阻止状態になつたときの縦断面図であつて
2点鎖線部分が挿入されたプラグ側である。プラ
グ8のラツチ12に形成された掛止切欠部14
は、ジヤツク2に形成された係止部15に当接し
ており、プラグ8に引き抜き方向Pの力が加えら
れたとしてもプラグ8側の掛止切欠部14がジヤ
ツク2側の係止部15に掛止されているため、プ
ラグ8の引き抜きが阻止される。
第9図はローゼツトベース1に被せられるロー
ゼツトカバー16の正面図、第10図はその底面
図、第11図はその左側面図、第12図は第9図
のA−A断面図である。ローゼツトカバー16に
は円筒状のプラグ挿入口17が形成されており、
プラグ挿入口17はローゼツトカバー16がロー
ゼツトベース1に被せられた状態でジヤツク2と
対面する位置に形成されている。ローゼツトカバ
ー16にはローゼツトカバー16がローゼツトベ
ース1に被せられたときローゼツトベース1に形
成された溝18(第3図参照)に係合する掛爪1
9が形成されており、そしてローゼツトベース1
に被せられたローゼツトカバー16を取り外す際
ドライバ等でこじあけるための切り欠き20が隣
接して設けられている。なお切り欠き21は回線
7の引き出し孔である。
次にローゼツトカバー16に形成されたプラグ
挿入口17に嵌合しジヤツク2に挿入されたプラ
グ8を引き抜き可能な状態にするための掛止解除
とプラグ8を引き抜き方向に変位させるための機
構、即ちカム付きプラグハンドルキヤツプ22
(以降、単にキヤツプ22と記載する。)について
第13図〜第14図により説明する。
第13図に示すように、第1のカム面23,2
3はキヤツプ22の円筒中心を軸としてキヤツプ
22を回動させると第1のカム面23,23がそ
れぞれ半径方向に変位するもので前記プラグ8の
ラツチ12に当接し、第6図に示すように矢印F
方向にラツチ12を押圧しラツチ12に形成され
た掛止切欠部14をジヤツク2の掛止部15から
外すものである。また第2のカム面24はキヤツ
プ22の円筒中心を軸としてキヤツプ22を回動
させると軸方向に変位するもので、第9図,第1
2図に示すようにプラグ挿入口17内径部に設け
られた爪25と当接したとき、キヤツプ22をプ
ラグ挿入口17からはずず方向に変位せしめるの
で、プラグ8のリード9がキヤツプ22の長穴3
0に保持されているためにプラグ8がジヤツク2
から抜ける状態になり、さらに継続して回動させ
たとき、プラグ8をジヤツク2から引き抜く方向
に変位させるものである。
第14図は第13図のA−A断面図で円周状に
溝28が設けられ後述するようにプラグ挿入口1
7と嵌合し外部から水の浸入を防ぐパツキング2
9が挿着してある。キヤツプ22の背面には長穴
30が電話機10のリード線9の外径形状に合わ
せて開孔されている。なお、キヤツプ22の内径
部には第13図に示すように小凸片34,34が
形成されており、この小凸片34,34はキヤツ
プ22がプラグ挿入口17に嵌合されたとき、プ
ラグ挿入口17の外周面に形成された凸条35,
35(第9図〜第11図参照)を越えた状態で凸
条35,35と係合し、キヤツプ22の抜方向の
変位を阻止するとともにパツキン29の効果を上
げるものである。
第15図A、第15図Bに示すように、キヤツ
プ22、プラグ8をP方向へプラグ挿入口17に
挿入すると第16図の断面図に示す状態になる。
円筒状のプラグ挿入口17の端面は円周状の溝2
8に嵌合し更にパツキング29に圧接して外部か
らの水滴がプラグ挿入口17からローゼツトベー
ス1に浸入するのを防ぐ。
第17図は、建物の壁面等に取り付けたローゼ
ツトベース1のローゼツトカバー16を被せ、さ
らにキヤツプ22をプラグ挿入口17に挿入した
場合の斜視外観図で、プラグ8はジヤツク2に挿
入され電気的にも接続状態となつており。ラツチ
12の掛止切欠部14がジヤツク2の掛止部15
に掛止されているためプラグ8は引き抜き阻止状
態になつている。電話機10を交換したり移動し
たり、あるいは電話局側の回線を点検したりする
ため、プラグ8をジヤツク2から引き抜く場合に
は、容易に回せるように表面に線状の凹凸31を
設けたキヤツプ22をどちらかへ回すことによつ
て、プラグ8のラツチ12が第1のカム面23に
よつて押圧されラツチ12の掛止切欠部14がジ
ヤツク2の掛止部15から外れるためプラグ8は
引き抜き阻止状態から解放され、更に第2のカム
面24がプラグ挿入口17内の爪25と当接して
プラグ8をジヤツク2から引き抜き方向に変位さ
せるため、キヤツプ22を容易に引き抜くことが
できる。
第18図はキヤツプ22をプラグ挿入口17に
挿入しない場合プラグ挿入口17に水その他異物
が入らないように栓32をした状態を示し、また
回線7を貫通させる切り欠き21にはスリーブ3
3を嵌めて水滴の侵入を防いでいる。
なお、当該防滴型弱電用コネクタは通常合成樹
脂成型品であるがメツキを施したり要所を金属製
として電気的シールド効果をもたせることも可能
である。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、防滴構造のロー
ゼツトに形成されたプラグ挿入口に嵌合された掛
止解除引き抜き機構が任意の方向に回動される
と、回動過程において、掛止解除引き抜き機構に
形成された第1のカム面がジヤツクに挿入されて
いるプラグのラツチを押圧し、アンラツチ状態に
するのに続いて、第2のカム面がプラグ挿入口内
の爪と当接してプラグを引き抜き方向に変位させ
るため、前記従来のようにカバーを取り外さなく
てもプラグを容易に引き抜くことができ、電話機
等の移動、交換作業、あるいは回線の点検作業等
を能率よく行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はローゼツトベースの平面図、第2図は
ローゼツトベースの正面図、第3図はローゼツト
ベースの左側面図、第4図はプラグの正面図、第
5図はプラグの底面図、第6図はプラグの右側面
図、第7図はプラグと電話機の接続状態を示す外
観図、第8図はプラグとジヤツクの挿着状態を示
した部分断面図、第9図はローゼツトカバーの正
面図、第10図はローゼツトカバーの底面図、第
11図はローゼツトカバーの左側面図、第12図
は第9図のA−A断面図、第13図はカム付きハ
ンドルキヤツプの正面図、第14図は第13図の
A−A断面図、第15図A,第15図Bはプラグ
の挿着説明図、第16図はプラグの挿着状態の断
面説明図、第17図は当該防滴弱電用コネクタの
使用状態の全体外観斜視図、第18図はカム付き
ハンドルキヤツプを嵌合しない状態の外観図であ
る。 1……ローゼツトベース、2……ジヤツク、8
……プラグ、9……リード線、10……電話機、
12……ラツチ、14……掛止切欠部、15……
掛止部、16……ローゼツトカバー、17……プ
ラグ挿入口、22……カム付きプラグハンドルキ
ヤツプ、23……第1のカム面、24……第2の
カム面、25……爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラツチ状態において引き抜き方向の外力が加え
    られたとき引き抜きを阻止する一方、アンラツチ
    状態において引き抜きを可能にさせるためのラツ
    チが一体的に形成された通信機用のプラグが防滴
    構造のローゼツトに形成されたプラグ挿入口から
    同ローゼツト内に取り付けられたジヤツクの所定
    位置に挿着されたとき、前記ラツチがラツチ状態
    になつて前記プラグが電気的に前記ジヤツクに接
    続される防滴型弱電用コネクタであつて、前記プ
    ラグ挿入口に嵌合して外部からの水滴の侵入を防
    止させる構造に形成されるとともに前記プラグ挿
    入口に嵌合された状態で任意の方向に回動された
    とき、前記ラツチに当接して同ラツチをアンラツ
    チ状態にさせ、前記プラグをジヤツクから引き抜
    き可能状態にさせる第1のカム面が形成されると
    ともに、前記任意方向の回動過程で前記プラグ挿
    入口の内径面に形成された爪に当接したとき前記
    プラグを引き抜き方向に変位させるための傾斜面
    を有した第2のカム面を形成した掛止解除引き抜
    き機構を有したキヤツプを備えたことを特徴とす
    る防滴型弱電用コネクタ。
JP6431488U 1988-05-16 1988-05-16 Expired JPH0433664Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6431488U JPH0433664Y2 (ja) 1988-05-16 1988-05-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6431488U JPH0433664Y2 (ja) 1988-05-16 1988-05-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01166976U JPH01166976U (ja) 1989-11-22
JPH0433664Y2 true JPH0433664Y2 (ja) 1992-08-12

Family

ID=31289786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6431488U Expired JPH0433664Y2 (ja) 1988-05-16 1988-05-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0433664Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01166976U (ja) 1989-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07122331A (ja) 防水コネクタ用ダミー栓および防水コネクタ
JPS60183380U (ja) 電気接続子ハウジング
JPH0433664Y2 (ja)
US1900782A (en) Light plug
JPS60249272A (ja) 接続端子の取付構造
US3020513A (en) Tamper proof electrical connector
JPH1167358A (ja) スライドロック式コネクタ
JPH0357028Y2 (ja)
JPH0739176Y2 (ja) 雄型コネクタハウジング
JPH0312232Y2 (ja)
JPH0530306Y2 (ja)
JPH0723912Y2 (ja) 防滴型弱電用コネクタ
JPH04102167U (ja) コンタクト
JPH0636813A (ja) 端子装置
JPH0357026Y2 (ja)
JPS647590Y2 (ja)
CN216958799U (zh) 一种新型工业插头
JPH0557775U (ja) 電気コネクタ装置のロック構造
JPS634381Y2 (ja)
JPS5855580Y2 (ja) 電気コネクタ
GB2098411A (en) Electrical plugs
JPS5813587Y2 (ja) コネクタ
KR200294129Y1 (ko) 노출형 콘센트
JPH037036Y2 (ja)
KR890000980Y1 (ko) 코드 고정장치