JPH0433599B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0433599B2 JPH0433599B2 JP22472083A JP22472083A JPH0433599B2 JP H0433599 B2 JPH0433599 B2 JP H0433599B2 JP 22472083 A JP22472083 A JP 22472083A JP 22472083 A JP22472083 A JP 22472083A JP H0433599 B2 JPH0433599 B2 JP H0433599B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- thin film
- lower mold
- mold
- cutting jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 26
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は厚さ100μｍ〜2μｍ厚の金属製及び紙、
プラスチツク製の薄膜フイルム上に接着された断
面が矩形のリング（たとえばコンデンサーマイク
ロホンの振動板用リング）を切断する切断治具に
関するものである。
プラスチツク製の薄膜フイルム上に接着された断
面が矩形のリング（たとえばコンデンサーマイク
ロホンの振動板用リング）を切断する切断治具に
関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来の切断においては、第３図にその具体構成
を示すように、パンチ１とダイス２のクリアラン
ス３をできるだけ小さく設定し、リング４が接着
された薄膜フイルム５を切断していた。
を示すように、パンチ１とダイス２のクリアラン
ス３をできるだけ小さく設定し、リング４が接着
された薄膜フイルム５を切断していた。
しかしながら上記のような構成では、たとえば
薄膜フイルム５の厚さが10μｍであつたとき、ク
リアランス３は1μｍ以下に設定してもバリが発
生するという欠点を有していた。
薄膜フイルム５の厚さが10μｍであつたとき、ク
リアランス３は1μｍ以下に設定してもバリが発
生するという欠点を有していた。
発明の目的
本発明は上記欠点に鑑み、矩形断面を有したリ
ングのエツジを利用し、勾配を有する上型の斜面
を上記エツジに押し当てて薄膜フイルムを切断す
る薄膜リング切断治具を提供するものである。
ングのエツジを利用し、勾配を有する上型の斜面
を上記エツジに押し当てて薄膜フイルムを切断す
る薄膜リング切断治具を提供するものである。
発明の構成
本発明は、薄膜上に接着された断面が矩形のリ
ングを薄膜を上にして保持する下型と、上下可動
に支持され、前記下型上のリングを対向する面が
上下方向に対し25°〜50°の角度をなす勾配を有す
る上型とから構成されており、薄膜フイルム上に
接着されたリングをバリの発生なく切断できると
いう特有の効果を有する。
ングを薄膜を上にして保持する下型と、上下可動
に支持され、前記下型上のリングを対向する面が
上下方向に対し25°〜50°の角度をなす勾配を有す
る上型とから構成されており、薄膜フイルム上に
接着されたリングをバリの発生なく切断できると
いう特有の効果を有する。
実施例の説明
以下本発明の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第１図ａ，ｂは本発明による切断治具から生産
された薄膜リング７であり、リング４上に薄膜７
が接着された状態を示す。第２図ａ，ｂは薄膜フ
イルム５上に接着されているリング４の状態を示
す。
された薄膜リング７であり、リング４上に薄膜７
が接着された状態を示す。第２図ａ，ｂは薄膜フ
イルム５上に接着されているリング４の状態を示
す。
第４〜５図において８は、傾斜面９を有する上
型であり、上下可動に設けられている。１０は上
部にリング４の脱落を防止する突起部１１を持つ
下型であり、上型８と下型１０の軸は同軸上にあ
る。
型であり、上下可動に設けられている。１０は上
部にリング４の脱落を防止する突起部１１を持つ
下型であり、上型８と下型１０の軸は同軸上にあ
る。
以上のように構成された薄膜リング切断治具に
ついて以下その動作を説明する。
ついて以下その動作を説明する。
リング４が接続されている薄膜フイルム５は、
リング４側を下方にして、下型１０の上部に置か
れ、上型８により上方から押すことにより、傾斜
面９と、リング４のエツジ部１２とにはさみ込ま
れて傾斜面９とエツジ部１２が接触すると、薄膜
フイルム５は切断される。下型１０の上部の突起
部１１は切断後薄膜リング６が下型１０から脱落
するのを防止している。また傾斜面９の角度１３
は25°〜50°までが最適である。
リング４側を下方にして、下型１０の上部に置か
れ、上型８により上方から押すことにより、傾斜
面９と、リング４のエツジ部１２とにはさみ込ま
れて傾斜面９とエツジ部１２が接触すると、薄膜
フイルム５は切断される。下型１０の上部の突起
部１１は切断後薄膜リング６が下型１０から脱落
するのを防止している。また傾斜面９の角度１３
は25°〜50°までが最適である。
以上のように本実施例によれば、薄膜フイルム
５上に接着されたリング４を保持する下型１０
と、上下可動に支持され、前記下型上のリング４
と対向する面が勾配を有している上型を設けるこ
とにより、バリの発生なく薄膜リング６を切断す
ることができる。
５上に接着されたリング４を保持する下型１０
と、上下可動に支持され、前記下型上のリング４
と対向する面が勾配を有している上型を設けるこ
とにより、バリの発生なく薄膜リング６を切断す
ることができる。
発明の効果
以上のように本発明は、薄膜フイルム上に接着
されたリングを保持する下型と、上下可動に支持
され、前記下型上のリングと対向する面が勾配を
有した上型を同軸上に設けることにより、プレス
加工に必然的に発生しているバリが無く、薄膜フ
イルムを切断することができ、その効果は大なる
ものがある。
されたリングを保持する下型と、上下可動に支持
され、前記下型上のリングと対向する面が勾配を
有した上型を同軸上に設けることにより、プレス
加工に必然的に発生しているバリが無く、薄膜フ
イルムを切断することができ、その効果は大なる
ものがある。
第１図ａは本発明の対象となる薄膜リングの断
面図、第１図ｂはその斜視図、第２図ａは切断加
工前に薄膜フイルム上にリングを接着した状態を
示す斜視図、第２図ｂはその断面図、第３図は従
来の弾膜リング切断治具の断面図、第４図は本発
明の一実施例における薄膜フイルム切断治具の断
面図、第５図は同切断時における断面図である。 ４……リング、５……薄膜フイルム、６……薄
膜リング、８……上型、１０……下型。
面図、第１図ｂはその斜視図、第２図ａは切断加
工前に薄膜フイルム上にリングを接着した状態を
示す斜視図、第２図ｂはその断面図、第３図は従
来の弾膜リング切断治具の断面図、第４図は本発
明の一実施例における薄膜フイルム切断治具の断
面図、第５図は同切断時における断面図である。 ４……リング、５……薄膜フイルム、６……薄
膜リング、８……上型、１０……下型。
Claims (1)
- １ 薄膜上に接着された断面が矩形のリングを薄
膜を上にして保持する下型と、上下可動に支持さ
れ、前記下型上のリングと対向する面が、上下方
向に対し25°〜50°の角度をなす勾配を有する上型
とからなる薄膜リング切断治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22472083A JPS60118500A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 薄膜リング切断治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22472083A JPS60118500A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 薄膜リング切断治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60118500A JPS60118500A (ja) | 1985-06-25 |
| JPH0433599B2 true JPH0433599B2 (ja) | 1992-06-03 |
Family
ID=16818189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22472083A Granted JPS60118500A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 薄膜リング切断治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60118500A (ja) |
-
1983
- 1983-11-29 JP JP22472083A patent/JPS60118500A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60118500A (ja) | 1985-06-25 |
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