JPH04335831A - 植物栽培装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、植物栽培装置に係り、
特に、栽培中における作業者が移動する距離を極力少な
くし、その省力化に好適な植物栽培装置に関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】従来の植物工場やビニールハウスは平面
的に植物を配列し、太陽光や水分は上部又は地下から供
給していた。そして、植物の生育中の状態の観察をする
には、作業者が植物の近くに行く必要があった。（特開
昭６３−５６２２３号公報）

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来技術における
植物の栽培は、一般的に平担な土地で行なわれ、したが
って、種まき，収穫等の作業は広大な土地を動きまわら
なければならなかった。

【０００４】本発明の目的は、植物の栽培過程の観察及
び種まき，収穫等の作業を行ない易くし、作業者の労働
を軽減することにある。

【０００５】本発明の他の目的は、植物の生育中に必要
な水分供給用の散水設備を小さくすることにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、自動倉庫設備において植物を専用の栽培パレット上
で栽培することとしたものである。

【０００７】即ち、栽培パレット内に植物の生育に必要
な養土を入れ、水が洩れ出ない構造とし、栽培パレット
は、ラック設備の棚に保管する。ラック設備の側面，上
部は透明な板で囲まれており、保管中の栽培パレットに
太陽光が行きわたるようにする。

【０００８】栽培パレットは、ある周期で棚より出庫さ
れ、ステーションに移動させる。この移動は、コンピュ
ータ制御された自動クレーンで行ない、ステーションに
移動された栽培パレットは、植物の生育な適当量の水分
と養分を与えられ、又、除草や生育度チェックが行なわ
れる様にする。

【０００９】

【作用】栽培パレットは植物に合った養土を入れ、この
栽培パレット内で植物が栽培される。

【００１０】ステーションは、植物の生育チェック，収
穫，水分，養分の補給等を行う場所とし、棚とステーシ
ョン間の栽培パレットの移動は、自動クレーンで行なわ
れる。

【００１１】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図３により
説明する。本発明装置は、棚１１を有するラック設備１
とステーション２から成り、ステーション２には水を補
給できる様に水道３がある。

【００１２】棚１１とステーション２間の栽培パレット
６の移動は、専用のクレーン４で行う。このクレーン４
は、制御用コンピュータ５にて管理されており、栽培パ
レット６がある周期により入出庫される様クレーン４に
入，出庫指示を与える。

【００１３】図３に栽培パレット６の詳細を示す。栽培
パレット６の中には、植物７に適した養土８があり、栽
培パレット６は、水が出ない様に箱形となっている。

【００１４】ラック設備１は、棚１１を構成するための
柱９とつなぎ材がある。ラック設備１の上部及び側面に
は透明板１０がはられている。

【００１５】植物に必要な太陽光は、棚１１上部の透明
板１０から採光される。又、必要により照明器具を設け
ることもある。２段となっている棚１１の構造上、上部
の栽培パレット６が太陽光を受け易く、下部はその影に
なることから、栽培パレット６の配置は制御用コンピュ
ータ５により、同じ場所にならない様に管理される。

【００１６】

【発明の効果】本発明によれば、植物の栽培を行なう上
での作業者の移動距離を少なくすることができる。又、
種まき，除草，収穫作業といった労働を作業の行ない易
い高さですることができ、最悪の労働条件から開放され
、土地のない場所でも養土と水分があれば、植物を生育
させることができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明装置の要部の詳細正面図である。

【図２】本発明装置の全体正面図である。

【図３】栽培パレットの詳細断面図である。

【符号の説明】

１…ラック設備、２…ステーション、３…水道、４…ク
レーン、５…制御用コンピュータ、６…栽培パレット、
８…養土、９…柱、１０…透明板、１１…棚。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ラック設備とクレーンとステーションより
   成る自動倉庫において、使用するパレットを植物栽培用
   パレットにしたことを特徴とする植物栽培装置。