JP3134172B2 - 栽培管理装置 - Google Patents

栽培管理装置

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JP3134172B2
JP3134172B2 JP04355215A JP35521592A JP3134172B2 JP 3134172 B2 JP3134172 B2 JP 3134172B2 JP 04355215 A JP04355215 A JP 04355215A JP 35521592 A JP35521592 A JP 35521592A JP 3134172 B2 JP3134172 B2 JP 3134172B2
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隆 小野
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東芝プラント建設株式会社
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は栽培管理装置に関し、特
に栽培床上に栽培トレイを多数並べて花卉類等の苗を育
苗する際、該トレイの搬入出、苗への散水や施肥等の管
理をする栽培管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】花壇用苗物や鉢物花卉類等の花卉苗のよ
うな植物を一定品質で大量に栽培するには、発芽し所定
の大きさに育成した苗を個々にポットに移植し、次にこ
のポットを浅底の栽培トレイに所定数収容して育成圃場
や温室等の栽培床上に一定間隔で整列させ、そこで散
水、施肥等を集中的に行って育成栽培する方法が一般に
採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のこのよう
な栽培方法では、栽培トレイ間に散水や施肥作業を行う
ための作業スペースを確保しなければならないので、栽
培床の面積に対して実際に栽培トレイを配置できる面積
が少なくなり、面積の利用効率が良くないという問題が
あった。また、このような方法による栽培床への多数の
栽培トレイの搬入出、それら栽培トレイ毎への散水や施
肥作業、育成状態の監視等の栽培管理は極めて重労働で
ある上に非効率的であった。そこで本発明は従来の栽培
管理上の問題点に鑑み、栽培床の面積利用効率を高める
ことができ、栽培管理を容易且つ効率良く行うことので
きる栽培管理装置を提供することを課題とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の栽培管理装置は、栽培床上に一定間隔で平行
に設けられた複数の縦軌道群と、その縦軌道群の端部に
隣接しそれらと直行する横軌道とを有している。そして
その横軌道に沿って走行する横走行装置と、横走行装置
に設けられてその横走行により前記縦軌道のいずれかに
連接するトラバース軌道と、そのトラバース軌道および
それに連接される縦軌道を走行する縦走行装置と、その
縦走行装置に設けられた栽培管理手段を備え、前記縦軌
道群は縦走行装置が栽培床上における栽培トレイの配置
位置上を移動するように設けられ、それによって縦走行
装置に設けられた栽培管理手段が栽培トレイを上方から
管理できるように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】本発明の栽培管理装置によれば、横走行装置と
縦走行装置を操作することにより、任意の栽培トレイ配
置位置上に縦走行装置を移動させることができ、該縦走
行装置に設けられた栽培管理手段と連携することにより
栽培トレイの搬入出、それら栽培トレイ毎への散水や施
肥作業、育成状態の監視等の栽培管理を効率良く行うこ
とができる。さらに、これらの一連の管理作業プログラ
ムを予めコンピュータ等の記憶装置に記憶させて、それ
を自動的に行うようにすることもできる。
【0006】
【実施例】次に図面により本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の栽培管理装置の一例を模式的に示す斜視
図である。栽培床1は所定の高さに形成した平坦なコン
クリート床により構成され、その上に一定間隔で平行に
複数の縦軌道2群が敷設されている。各縦軌道2は一対
のレールにより構成され、中間に位置する各縦軌道2の
それぞれのレールは隣接する軌道の片側のレールとそれ
ぞれ共用とされている。なお、レールをこのように共用
とせず各縦軌道2を独立して設けることもできる。そし
てこれら各縦軌道2の一対のレールの間隔は、図のよう
に栽培トレイ3を配置するために必要なスペースよりわ
ずかに大きく設定されている。
【0007】縦軌道2群の一方の端部に隣接して横軌道
4が設けられている。この横軌道4は縦軌道2群の方向
と直交する方向に延長されており、コンクリート等によ
り前記栽培床1よりわずかに低く作られた横軌道基盤5
の上に設けた一対のレールにより構成されている。そし
て横走行装置6がこの横軌道4に沿って走行できるよう
に配置されている。横走行装置6は架台7、該架台7の
下側に設けられた車輪装置8、および制御盤9を有して
いる。制御盤9にはパルスモータや減速モータ等の駆動
手段とその制御手段が収容され、該駆動手段の出力側は
車輪装置8に連結されている。この車輪装置8の車輪8
aはその周面に沿って凹溝が形成され、前記横軌道4を
構成するレールに係合するようになされている。なお、
制御盤9への電源および制御用のケーブルは、例えばケ
ーブル送り出し装置やコイル状の伸縮ケーブル等を使用
して外部電源等と接続するようになっている。
【0008】横走行装置6の架台7上に一対のレールに
より構成されるトラバース軌道10が設けられている。
このトラバース軌道10のレールは横軌道4のレールと
直交する方向、すなわち前記縦軌道2のレールの方向と
平行とされ、且つその上面は縦軌道2のレールの上面と
同一高さとされている。そのため横走行装置6を走行す
ることにより、このトラバース軌道10は縦軌道2のい
ずれかに連接できるようになされている。縦走行装置1
1はトラバース軌道10およびそれに連接された縦軌道
2に沿って走行できるように配置されている。この縦走
行装置11は架台12と、該架台12の下側に設けられ
た車輪装置13と制御盤14を有している。
【0009】制御盤14にはパルスモータや減速モータ
等の駆動手段およびその制御手段が収容され、駆動手段
の出力側は車輪装置13に連結されている。そして車輪
装置13の車輪13aは、前記トラバース軌道10およ
び縦軌道2をそれぞれ構成するレールに係合するように
その周面に沿って凹溝が形成されている。なお、制御盤
14への電源および制御用のケーブルは、前記制御盤9
と同様な手段により前記横走行装置6に設けられた制御
盤9に接続されている。
【0010】制御盤14にはさらに栽培管理手段が設け
られている。図2に示すように栽培管理手段15は、例
えば、栽培トレイ3を把持するためのトレイ把持手段1
6、散水、薬液および液体肥料を施肥するための各ノズ
ルから構成される散布手段17、栽培中の植物の育成状
況を監視するためのカラー撮像手段18等を有してい
る。トレイ把持手段16は、一対の把持爪とその開閉手
段および昇降手段から構成されている。なお、これらの
機器や手段は自動ハンドリング分野等で周知のものであ
るのでその詳細な説明は省略する。また、これらの手段
の一部は省略することもでき、必要により他の手段をさ
らに付加することもできる。
【0011】横走行装置6および縦走行装置11の走行
制御、栽培管理手段15の各手段の制御等は、例えばマ
イクロコンピュータ等を使用して行うことができる。即
ち、マイクロコンピュータ等の記憶装置に横走行と縦走
行ステップの距離や順序、トレイ把持手段16の把持タ
イミングや動作等のプログラムを記憶させ、またカラー
撮像手段18による植物育成状況と予め設定した値の比
較値から散布手段17への作動指令やその手順等を記憶
させて、それにより各機器および手段を自動制御するこ
とができる。また、位置検出センサーを横または縦走行
装置等に設け、その検出信号を用いてフィードバック制
御することにより、上記した走行位置の制御をより正確
に行うことができる。
【0012】次に上記装置の作用を説明すると、先ず縦
走行装置11を横走行装置6のトラバース軌道10上に
移動して待機すると共に、苗を移植したポットを所定数
収容した栽培トレイ3を横軌道基盤5の所定位置に多数
準備する。次いで、横走行装置6を栽培トレイ3の位置
まで走行させ、栽培管理手段15のトレイ把持手段16
を操作して栽培トレイ3を把持し上方へ持ち上げる。次
に、横走行装置6を所望の縦軌道2の端部位置まで走行
させてトラバース軌道10を該縦軌道2に連接した後、
縦走行装置11をトラバース軌道10から縦軌道2にト
ラバースさせ、そのまま縦軌道2に沿って所望位置まで
走行させる。次いで、トレイ把持手段16を下降し把持
爪を開いて栽培トレイ3を栽培床1に載置した後、トレ
イ把持手段16を上昇させると共に縦走行装置11を逆
方向に走行し、縦軌道2からトラバース軌道10へトラ
バースさせる。以下同様に操作して、次々と栽培トレイ
3を所望の栽培床に配置していく。
【0013】このようにして配置された各栽培トレイ3
の植物の成育は、カラー撮像手段18によって監視する
と共に、所定のプログラムに従って散布手段17を作動
させて散水や施肥等を行い育成栽培する。植物が所定の
成育状態になったとき、前記と逆の操作により栽培トレ
イ3を栽培床1から横軌道基盤5の所定位置に搬出す
る。搬出された栽培トレイ3は別の装置により例えば出
荷場に搬送される。
【0014】
【発明の効果】以上のような構成からなる本発明の栽培
管理装置は、横走行装置と縦走行装置により任意の栽培
トレイ配置位置上に栽培管理手段を移動することがで
き、該栽培管理手段と連携して栽培トレイの搬入出、そ
れら栽培トレイ毎への散水や施肥作業、育成状態の監視
等の栽培管理を行うことができる。そのため栽培床の面
積利用効率を高めることができと共に、栽培管理を容易
に且つ効率良く行うことができる。また、上記の一連の
栽培管理の作業プログラムを予めマイクロコンピュータ
等を使用し、その記憶装置に記憶させて、これらを自動
的に行うようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の栽培管理装置の一例を模式的に示す斜
視図。
【図2】図1の栽培管理装置における制御盤14に設け
た栽培管理手段15部分を示す正面図。
【符号の説明】
1 栽培床 2 縦軌道 3 栽培トレイ 4 横軌道 5 横軌道基盤 6 横走行装置 7 架台 8 車輪装置 8a 車輪 9 制御盤 10 トラバース軌道 11 縦走行装置 12 架台 13 車輪装置 13a 車輪 14 制御盤 15 栽培管理手段 16 トレイ把持手段 17 散布手段 18 カラー撮像手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 栽培床1上に一定間隔で平行に設けられ
    た複数の縦軌道2群と、前記縦軌道2群の端部に隣接し
    それらと直交する横軌道4と、前記横軌道4を走行する
    横走行装置6と、前記横走行装置6に設けられてその横
    走行により前記縦軌道2のいずれかに連接するトラバー
    ス軌道10と、前記トラバース軌道10およびそれに連
    接される縦軌道2を走行する縦走行装置11と、前記縦
    走行装置11に設けられた栽培管理手段15を備え、前
    記縦軌道2群は縦走行装置11が栽培床1上における栽
    培トレイ3の配置位置上を移動するように設けられ、そ
    れによって縦走行装置11に設けられた栽培管理手段1
    5が栽培トレイ3を上方から管理できるように構成した
    こと特徴とする栽培管理装置。
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