JP2003235372A - 自動栽培装置 - Google Patents
自動栽培装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/20—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
- Y02P60/21—Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures
Abstract
に管理することを可能とし、また、搬入・排出時に栽培
液が他の苗に付着することなく、多品種少量生産にも対
応することができる自動栽培装置を提供すること。 【解決手段】 複数の栽培穴を備えた栽培トレイ101
と、前記栽培トレイ101を碁盤目状に配置した栽培場
106と、前記栽培トレイ101を前記栽培場106へ
搬入する搬入コンベヤと、前記栽培場から前記栽培トレ
イ101を排出する排出コンベヤと、前記栽培トレイ1
01を把持し、前記搬入コンベヤから前記栽培場106
へ、又は、前記栽培場106から前記排出コンベヤへと
移載する移載機102とを有し、前記栽培トレイ101
を前記栽培場106へ移載した後の経過時間と、当該栽
培トレイ101を移載した場所を記憶・管理する制御装
置を有し、所定の経過時間を経た栽培トレイ101を前
記移載機102及び前記排出コンベヤにより自動出荷可
能とした構成とする。
Description
を蒔き、そこに栽培液を注入して、一定期間苗として生
育させ、その後、苗が生育した栽培トレイを出荷する自
動栽培装置に関するものである。
種子を蒔き、苗の育成に合わせて栽培トレイ間のピッチ
を広げ、苗が十分に生育した栽培トレイを選別し、排出
していた。
栽培装置では、苗の生育に合わせて栽培トレイのピッチ
を変える必要があり、装置の構造が複雑であった。ま
た、それぞれの栽培トレイごとに苗の生育を管理するの
ために作業員が記録をとる必要があり、手間が掛かって
いた。また、栽培トレイの入れ替え作業時に、当該栽培
トレイから栽培液が滴り落ち、その液が付着した他の栽
培トレイの苗が白く変色し商品価値が低下するという問
題も生じていた。しかも、昨今の顧客ニーズの多様化に
より、苗の栽培も一層、多品種少量生産やリードタイム
の短縮化が要請されており、その点からも自動栽培装置
の改良が要請されていた。
なく、個々の苗の生育を適切に管理することを可能と
し、また、搬入・排出時に栽培液が他の苗に付着するこ
となく、多品種少量生産にも対応することができる自動
栽培装置を提供することである。
めに、本発明の請求項1に係る自動栽培装置は、複数の
栽培穴を備えた栽培トレイと、前記栽培トレイを碁盤目
状に配置した栽培場と、前記栽培トレイを前記栽培場へ
搬入する搬入コンベヤと、前記栽培場から前記栽培トレ
イを排出する排出コンベヤと、前記栽培トレイを把持
し、前記搬入コンベヤから前記栽培場へ、又は、前記栽
培場から前記排出コンベヤへと移載する移載機とを有す
る自動栽培装置であって、前記栽培トレイを前記栽培場
へ移載した後の経過時間と、当該栽培トレイを移載した
場所を記憶・管理する制御装置を有し、所定の経過時間
を経た栽培トレイを前記移載機及び前記排出コンベヤに
より自動出荷可能としたこと、を構成とするものであ
る。
請求項1に係る自動栽培装置の構成に加えて、前記移載
機には、前記栽培トレイを移載する際に、移載中の栽培
トレイから栽培液が下側栽培場に滴り落ちないように、
開閉式の水受けトレイを設けたこと、を構成とするもの
である。
トレイの培地に供給する液状物を総称する用語として用
いており、これには例えば、単なる水や、養分が混合し
てある液体などが含まれる。
レイごとの単品管理が可能になり、適切な時期に、適切
な数量を自動的に排出出荷することが可能になる。
れば、請求項1に係る自動栽培装置が奏する作用に加え
て、栽培トレイの移載時に栽培液が滴り落ち、他の苗に
付着することが回避され、出荷する苗の高品質化を図る
ことが可能になる。
態を、図を参照にして説明する。図1は、本発明の実施
例である自動栽培装置100を上方から見たときの平面
図であり、図2は、図1のA−A線における側面図を示
している。
レイ101と、前記栽培トレイ101が碁盤目状に配置
された栽培場106と、前記栽培場106を挟むように
天井や壁に据え付けられた一対の軌道104(a)、
(b)及び軌道(c)、(d)、前記一対の軌道104
(a)、(b)及び軌道(c)、(d)上を走行可能な
橋梁105と、前記橋梁105上を横行可能な移載機1
02を有する。そして、前記移載機102は、昇降可能
で前記栽培トレイ101を挟持するフック103と前記
フック103の昇降動作に連動して開閉可能な水受けト
レイ107を有している。図示はされていないが前記橋
梁105には、前記軌道上を走行するための走行用モー
タが、また、前記移載機102には、前記橋梁上を横行
するための横行用モータが備えられている。
栽培場106の両側辺の一端部に沿って搬入用コンベヤ
110と排出用コンベヤ111が敷設されており、それ
ぞれのコンベヤの端部に設けられたトレイ積み作業場1
12及びトレイ降ろし作業場113に向かって、コンベ
ヤが循環走行している。そして、前記トレイ積み作業場
112で搬送用コンベヤ110に載せられた栽培トレイ
101を移載機102によって所定の場所まで走行・横
行して運搬するとともに、栽培場106中の所望の栽培
トレイ101を移載機102によって排出用コンベヤ1
11まで走行・横行して運搬し、トレイ降ろし作業場1
13に前記排出用コンベヤ111によって排出する。
して、前記移載機102が前記栽培トレイ101を前記
栽培場106に移載後の経過時間と移載した場所を記憶
可能な制御装置を有している。
105に沿った向きをX軸とし、前記軌道104に沿っ
た向きをY軸として、X−Y平面上の座標(x、y)の
値として記憶することが、移載機の走行制御が容易にな
るため、好ましい。また、前記経過時間及び移載場所と
ともに、当該栽培トレイ101に植えた苗の品種も記憶
することにより、同じ栽培場に複数の品種の苗を載置す
ることが可能になり、多品種少量栽培が可能になる。そ
の場合には、各品種ごとの出荷までの標準日数等を記憶
した品種タームテーブルを参照できるようにすることに
より、各品種に対応した所定の経過時間を経た栽培トレ
イ101を自動的に選別出荷することも可能になる。
3に示した移載機の概略図を用いて、説明する。107
は水受けトレイであり、103は栽培トレイ101を挟
持するフックである。そして、前記水受けトレイ107
は、回動軸107aにより軸支されており、シリンダ1
09の伸縮運動により開閉可能になっている。また、フ
ック103は、シリンダ108の伸縮運動により、栽培
トレイ101の縁部に係合可能になっている。
トレイ101に接近するに従い、シリンダ109が縮退
し、図3(b)に示すように水受けトレイ107が左右
に開く。またシリンダ109の伸張動作により、フック
103が開き、栽培トレイ101の縁部より広くなる。
そして、前記動作と逆に、シリンダ109が伸張し、シ
リンダ108が縮退することにより、図3(c)に示す
ように栽培トレイ101がフック103により挟持され
るとともに、水受けトレイ107が栽培トレイ101の
下方を覆い、栽培トレイ101から滴り落ちる栽培液を
受け止める。
確実に液体を保持できるものであれば、舟型形状、皿型
形状等いずれであっても構わないが、図3に示したよう
な先端部に傾斜部を設けた形状とすると、水受けトレイ
を開くだけで、溜まった栽培液が水受けトレイ内に残る
ことなく排出することができるため、好ましい。
レイに苗を植えるための窪みが所定のピッチで設けられ
ている。このピッチは、出荷時の苗の成長状態を想定し
て適宜決定する。そのようにすることによって、苗の生
育に従って、苗の間隔を調整する必要がなくなるため、
苗の間隔調整用の複雑な機構が必要なくなり、管理も簡
単になる。
態について図4乃至図6を用いて説明する。207は水
受けトレイであり、203は、栽培トレイを挟持するフ
ックである。そして、前記水受けトレイ207は、回動
軸207aにより軸支されており、シリンダ209の伸
縮運動により開閉可能になっている。この水受けトレイ
207は、左右のトレイが互い違いに重なるようになっ
ており、これによって、栽培トレイから滴り落ちる栽培
液を確実に捕集するようになっている。また、フック2
03は、図6に示したような槓杆208の中央に支点2
08aを設けた変向機構により、栽培トレイの縁部に係
合するように開閉可能になっている。このような移載機
102が前述した橋梁105上に横行用ローラ310及
び横行用ガイドローラ320により支持され、横行用モ
ータ300により、前記横行用ローラを駆動して、前記
橋梁105上を横行できるようになっている。
けられる軌道と軌道上を走行する橋梁を有した大規模な
自動栽培装置について説明しているが、これに限られる
ことなく、例えば、すべての構成要素を一つの装置内に
組み込んだ可搬型装置とすることもできる。
自動栽培装置によれば、栽培トレイごとの単品管理が可
能になり、適切な時期に、適切な数量を自動的に排出出
荷することが可能になり栽培にかかる手間が軽減され
る。また、多品種少量の栽培にも対応することができ、
苗の生産効率が飛躍的に向上する。
ば、請求項1に係る自動栽培装置が奏する効果に加え
て、栽培トレイの移載時に溶媒液が滴り落ち、他の苗に
付着することが回避され、出荷する苗の高品質化を図る
ことが可能になる。
面図。
面図。
(a)は水受けトレイ開口前、(b)は水受けトレイ開
口時、(c)は、水受けトレイ閉鎖時を示す。
けトレイ閉鎖時の図。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の栽培穴を備えた栽培トレイと、前
記栽培トレイを碁盤目状に配置した栽培場と、前記栽培
トレイを前記栽培場へ搬入する搬入コンベヤと、前記栽
培場から前記栽培トレイを排出する排出コンベヤと、前
記栽培トレイを把持し、前記搬入コンベヤから前記栽培
場へ、又は、前記栽培場から前記排出コンベヤへと移載
する移載機とを有する自動栽培装置において、前記栽培
トレイを前記栽培場へ移載後の経過時間と、当該栽培ト
レイを移載した場所を記憶・管理する制御装置を有し、
所定の経過時間を経た栽培トレイを前記移載機及び前記
排出コンベヤにより、自動出荷可能とした自動栽培装
置。 - 【請求項2】 前記移載機には、前記栽培トレイを移載
する際に、移載中の栽培トレイから栽培液が下側栽培場
に滴り落ちないように、開閉式の水受けトレイを設けた
ことを特徴とする請求項1に記載の自動栽培装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002034226A JP3949465B2 (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | 自動栽培装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002034226A JP3949465B2 (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | 自動栽培装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003235372A true JP2003235372A (ja) | 2003-08-26 |
JP3949465B2 JP3949465B2 (ja) | 2007-07-25 |
Family
ID=27776795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002034226A Expired - Fee Related JP3949465B2 (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | 自動栽培装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3949465B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101571548B1 (ko) * | 2014-04-11 | 2015-11-24 | 농업회사법인 주식회사 태초의 자연으로 | 식물공장 자동화장치 |
-
2002
- 2002-02-12 JP JP2002034226A patent/JP3949465B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101571548B1 (ko) * | 2014-04-11 | 2015-11-24 | 농업회사법인 주식회사 태초의 자연으로 | 식물공장 자동화장치 |
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