JPH04335406A - Nc工作機械の途中運転再開装置 - Google Patents

Nc工作機械の途中運転再開装置

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JPH04335406A
JPH04335406A JP13598291A JP13598291A JPH04335406A JP H04335406 A JPH04335406 A JP H04335406A JP 13598291 A JP13598291 A JP 13598291A JP 13598291 A JP13598291 A JP 13598291A JP H04335406 A JPH04335406 A JP H04335406A
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JP
Japan
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command
machining program
arithmetic control
machine tool
program
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JP13598291A
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English (en)
Inventor
Tomoki Mise
三瀬 知樹
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パンチプレスやレー
ザ加工機、旋盤等のNC工作機械に適用されて、非常停
止後等に運転を再開する途中運転再開装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パンチプレス等のNC工作機械において
、ワークの位置決め不良や、その他種々の原因で、加工
途中でアラームを発生させ、オペレータの意に反して強
制停止させることがある。このような場合、アラームの
原因を除去した後、運転を再開させ、加工プログラムの
残り部分を実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加工プログラ
ムには、例えばワーク座標のシフト指令等、その指令を
実行することによって、NC装置の後の動作に影響を及
ぼす種々の指令がある。このような指令がアラーム発生
までの加工プログラム部分に含まれている場合、アラー
ム原因の除去の後に、単に再起動しても、加工プログラ
ムの本来の動作の通りに加工することができない。その
ため、加工プログラムを最初から実行させて、既に加工
されている部分につき空運転を行ったり、あるいは加工
途中のワークを廃棄して新たなワークから運転を再開す
る等の処置を必要としていた。
【0004】この発明の目的は、加工途中で停止し運転
を再開する場合に、停止前の加工プログラム部分に後の
動作に影響を与える指令が含まれていても加工プログラ
ムの本来の動作通りに加工できるNC工作機械の途中運
転再開装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施例
に対応する図1と共に説明する。この途中運転再開装置
は、起動再開モード選択手段(28)を設け、そのモー
ド選択時に、加工プログラムにおける最初から実行中断
個所までの所定の指令を抽出する指令抽出手段(29)
を設けたものである。また、この抽出した指令を演算制
御部(23)に実行させる抽出指令実行手段(32)と
、その実行後に加工プログラムの残り部分を演算制御部
(23)に実行させる加工続行手段(31)とを設ける
。加工プログラムの中断個所は、中断個所記憶手段(3
3)に記憶する。前記所定の指令には、その指令の実行
により加工プログラムの後の動作に影響を与える各指令
を設定する。
【0006】
【作用】この構成によると、非常停止等による運転中断
後に起動再開モードで起動することにより、加工プログ
ラムにおける最初から実行中断個所までの所定の指令が
指令抽出手段(29)で抽出される。抽出された指令は
、抽出指令実行手段(32)の指令により演算制御部(
23)で実行される。このように、加工プログラムの残
り部分の実行に必要な条件を整えた後に、加工プログラ
ムの残り部分が加工続行手段(31)により続行される
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図3に基づ
いて説明する。図2は、この途中運転再開装置を適用す
る工作機械の一例であるパンチプレスの斜視図である。
【0008】ベースフレーム1に、板材Wを載置するワ
ークテーブル2と、このワークテーブル2上で板材Wを
前後(Y軸方向),左右(X軸方向)に移動させる送り
装置3とが設けてある。ベースフレーム1の後部には、
C形フレーム4が連続して形成され、このC形フレーム
4内に、ラム5を昇降駆動するパンチ駆動機構が設けら
れている。ワークテーブル2は、ベースフレーム1に固
定された中央の固定テーブル6と、レール7上を前後に
移動する両側のスライドテーブル8とで構成される。ス
ライドテーブル8の端部に、板材Wの左右方向の位置決
めを行う突没自在なエンドロケータ9が設けてある。ま
た、C形フレーム4には、板材Wをワークテーブル2上
に押し付ける昇降駆動可能な押さえパッド10が設けて
ある。
【0009】送り装置3は、両側のスライドテーブル8
と一体に形成されて前後移動するキャリッジ11を有し
、キャリッジ11にクロススライド12が搭載されてい
る。キャリッジ11の進退駆動は、ベースフレーム1に
設けられた送りねじ(図示せず)により行われる。
【0010】クロススライド12は複数のワークホルダ
13を左右に並べて取付けたものであり、キャリッジ1
1に設けられたサーボモータ16の駆動により、送りね
じ14およびボールナット15を介してX軸方向に進退
させられる。これらキャリッジ11の前後移動およびク
ロススライド12の左右移動により、ワークホルダ13
に把持された板材Wの任意個所が、ラム5によるパンチ
位置に送り込まれる。
【0011】図1は、図2の工作機械20を制御する数
値制御装置の概念図である。NC機能部21は、加工プ
ログラムメモリ22の加工プログラムを解析して実行す
る演算制御部23と、演算制御部23の軸駆動指令によ
り工作機械20の各軸サーボモータを駆動するサーボコ
ントローラ24とを備えている。PC(プログラマブル
コントローラ)機能部25は、演算制御部23から転送
される加工プログラムのシーケンス制御指令を解読し、
工作機械20のオンオフ制御等を行う。PC機能部25
には、工作機械の各種センサ等の出力に応答して動作不
良等の場合に強制停止を行う非常停止手段26を有する
【0012】MMC(マンマシンコントローラ)機能部
27は、数値制御装置とオペレータとのインタフェース
機能を果たす手段であり、キーボードやディスプレイ等
の入出力装置の他、各種データ設定等のためのメモリ装
置や制御プログラムを備えている。MMC機能部27に
おけるCPUは、他の各機能部21,25に共用のもの
であっても、専用に設けたものであっても良い。
【0013】このような基本構成の数値制御装置におい
て、途中運転再開装置を構成する各手段がMMC機能部
27に設けてある。中断個所記憶手段33は、非常停止
時における加工プログラムの実行指令のシーケンスナン
バーを演算制御部23から転送して、加工プログラムの
中断個所を記憶するメモリ領域である。起動再開モード
選択手段28は、操作盤に設けたスイッチ等からなる。
【0014】指令抽出手段29は、加工プログラム22
を読み出して所定の種類の指令を抽出するプログラムで
あり、設定抽出基準30はその抽出する指令の種類を示
す。ここでいう指令とは、加工プログラムにおける各種
のデータを含む意味である。抽出指令実行手段32は、
抽出された指令を演算制御部23に実行させるプログラ
ムで構成される。加工続行手段31は、抽出された指令
の実行後に、加工プログラムの中断個所以後のプログラ
ム部分を演算制御部23に実行させるプログラムで構成
される。
【0015】つぎに、上記構成の運転再開動作を説明す
る。図3(A)は図1の数値制御装置の加工プログラム
メモリ22に記憶された加工プログラム例を、同図(B
)は再起動後に実行する加工プログラム例を各々示す。
【0016】加工プログラム34におけるA〜Cの指令
は、何れも図2の工作機械20において、ワークホルダ
13による板材把持位置を変更するレポジション指令で
ある。すなわち、ワークホルダ13がパンチ位置に進入
してパンチ加工ができない場合には、ワークホルダ13
を一旦開き、クロススライド12と共にX軸方向に移動
させた後に再度把持する。この移動の間、押さえパッド
10は、板材Wをワークテーブル2上で位置ずれしない
ように押さえる。このように掴み替えを行うことにより
、ワークホルダ13で把持していた個所にもパンチ加工
が行える。
【0017】レポジション指令はこのような一連の動作
を行う指令であり、掴み替えによって板材Wの位置がX
軸方向にずれるため、そのずれ量だけワーク座標をX軸
方向にシフトさせる指令を含む。図1の指令抽出手段2
9は、このレポジション指令を抽出するように設定抽出
基準30を設定してある。
【0018】いま、加工プログラム34のシーケンスナ
ンバーNaの指令の前(Na−1)まで実行したときに
、図1の非常停止手段26がアラームを発生して非常停
止したとする。ここで、非常停止の原因を除去した後、
起動再開モード選択手段28をオン状態にすると、指令
抽出手段29は加工プログラム34を中断個所(Na−
1)まで読出し、図3(B)の再起動後実行プログラム
35に示すように各レポジション指令A〜Cを抽出する
【0019】再起動に際しては、まずこの抽出した各レ
ポジション指令A〜Cを抽出指令実行手段32で演算制
御部23に実行させる。その後、加工続行手段31は演
算制御部23による読出をプログラムメモリ22から直
接行うようにし、図3(A)の加工プログラム34の残
り部分、すなわちシーケンスナンバーNa以後の部分を
実行させる。
【0020】このように、再起動に際して、加工プログ
ラム34における加工中断個所までの各レポジション指
令A〜Cを全て実行し、その後に残り部分が実行される
。そのため、誤った座標シフト状態から再起動されるこ
とがなく、再起動後の加工プログラム部分を本来の動作
通りに実行し、加工することができる。
【0021】図4は、この途中運転再開装置を適用する
工作機械の他の例の概略平面図である。この例の工作機
械20はツインヘッド方式のパンチプレスであり、フレ
ーム41の前端に、2個のパンチヘッド42,43が設
けられ、その後方にツール交換装置44を介してツール
マガジン45が設置してある。ツールマガジン45の後
部には、増設ツール交換装置46を介して増設ツールス
トッカ47が設置してある。ワーク送り装置48は、フ
レーム41の下部から前方に続くベッド51上に設置さ
れている。
【0022】各パンチヘッド42,43は、クランク式
の駆動装置または油圧シリンダ(図示せず)によりパン
チツール駆動用のラムを昇降させるものである。ツール
マガジン45は、多数のツールポット49をチェーン状
に連結したものであり、スプロケット50に掛装されて
、任意のツールポット49を割出位置P,Q,Rに割出
可能である。
【0023】ツール交換装置44は、水平旋回する交換
アームを鎖線および実線で各々示すように、割出位置P
,Q間に横移動可能に設けたものであり、割出位置Pに
おいてパンチヘッド42に対するツール交換を行うと共
に、割出位置Qにおいてパンチヘッド43に対するツー
ル交換を行う。このツール交換は、一方のパンチヘッド
42,43でパンチ加工を行っている間に、他方のパン
チヘッド42,43に対して行われる。
【0024】フレーム41およびツールマガジン45は
、鎖線で示す機体カバー53で覆ってある。増設ツール
ストッカ47は、円形にツールポット52を配列した回
転棚を昇降可能に複数段重ねたタワー状に構成されてい
る。
【0025】ワーク送り装置48は、ベッド51に設け
たレール58上に、ワークテーブル54をキャリッジ5
5と共に前後(Y軸方向)移動可能に設置すると共に、
キャリッジ55に横(X軸方向)移動可能にクロススラ
イド56を搭載したものである。クロススライド56に
はワークWを把持する複数のワークホルダ57が取付け
てある。
【0026】この形式のパンチプレスの場合、パンチヘ
ッド42を使用する場合と、パンチヘッド43を使用す
る場合とでワーク送り装置48のワーク座標をX軸方向
にシフトさせる必要があり、そのワーク座標のシフト指
令が加工プログラムに設けられる。シフト指令は、実行
時には工作機械20の実際の動作を伴わない指令であり
、NCコードでは一般にGコードで記述される。このシ
フト指令を、図3の加工プログラム34におけるレポジ
ション指令A〜Cの代わりに、図1の指令抽出手段29
で抽出するように、設定抽出基準30を設定する。その
他の構成および動作は前記実施例と同様である。
【0027】なお、前記各実施例は指令抽出手段29で
抽出する指令がレポジション指令またはシフト指令であ
る場合につき説明したが、中断前の実行状態によって再
起動後の動作を誤らせる指令が他にある場合は、そのよ
うな指令を全て指令抽出手段29で抽出するようにする
ことが望ましい。例えば、工作機械20がレーザ加工機
や、レーザヘッド付きのパンチプレス等である場合は、
加工プログラムにMコードで記述されるレーザパルスの
周波数およびデューティ比等のパルスモードの指令等も
、指令抽出手段で抽出するようにする。
【0028】また、前記実施例では起動再開モード選択
手段28が再起動のスタートスイッチを兼用するものと
したが、起動再開モード選択手段28のモード選択状態
でスタートスイッチをオンにすることにより、指令抽出
手段29の動作が開始されるようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】この発明のNC工作機械の途中運転再開
装置は、起動再開モード選択手段を設け、そのモード選
択時に、加工中断個所までの所定の指令を抽出,実行し
た後に、加工プログラムの残り部分を実行させるように
したため、中断前の加工プログラム部分に後の動作に影
響を与える指令が含まれていても、再起動後の加工プロ
グラム部分を本来の動作通りに実行し、加工することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる途中運転再開装置
を装備したNC装置の概念構成図である。
【図2】途中運転再開装置を適用する工作機械の一例の
斜視図である。
【図3】抽出前および抽出後の加工プログラム例を示す
説明図である。
【図4】同途中運転再開装置を適用する工作機械の他の
例の概略平面図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  加工プログラムを実行する演算制御部
    の実行中断個所を記憶する中断個所記憶手段と、起動再
    開モード選択手段と、この起動再開モード選択時に前記
    加工プログラムにおける最初から実行中断個所までの所
    定の指令を抽出する指令抽出手段と、この抽出した指令
    を前記演算制御部に実行させる抽出指令実行手段と、こ
    の抽出した指令の実行後に加工プログラムの中断個所以
    後の部分を前記演算制御部に実行させる加工続行手段と
    を具備したNC工作機械の途中運転再開装置。
JP13598291A 1991-05-10 1991-05-10 Nc工作機械の途中運転再開装置 Pending JPH04335406A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998037466A1 (fr) * 1997-02-19 1998-08-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Unite de commande numerique incorporee a un ordinateur personnel
JP2011090506A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Japan Radio Co Ltd 水位警報制御装置

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