JP2011090506A - 水位警報制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、複数の警報局を介して水位の上昇の警報を発する水位警報制御装置に関し、既存の業務、機能および性能の何れもに影響を及ぼすことなく、個々の警報局を介する警報の出力に必要な操作を大幅に簡略化することを目的とする。
【解決手段】水の流れに沿って配置された複数の警報局を介して前記水の流れの水位に応じた警報を送出する水位警報制御装置であって、操作者によって操作され、新たなモードによる前記警報の送出の開始に供される第一の操作手段と、前記新たなモードにおいて前記操作者によって操作される第二の操作手段と、前記第一の操作手段が操作されたときに前記新たなモードに移行し、かつ前記第二の操作手段が操作される度に、前記複数の警報局の内、前記警報が送出されるべき特定の警報局を既定の順序で選択し、または切り替える制御手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、水の流れに沿って設置された複数の警報局を介して水位の上昇の警報を発する水位警報制御装置に関する。
上流にダムが設けられた河川では、そのダムの放水に応じた下流の水位の上昇に起因する事故の防止を図るために、このような水位の上昇を音声等により予告する放流警報(以下、単に「警報」という。)を出力する放流警報システムが設置されている。
図7は、放流警報システムの構成例を示す図である。
図において、警報局30-1〜30-Nは、河川40の上流側からその河川40に沿って置局され、それぞれ伝送路50-1〜50-Nを介して制御局60に接続される。河川40の流域に設けられた道路40R上には、移動局70が走行し得る。
なお、以下では、警報局30-1〜30-Nの何れにも当てはまる事項については、添え番号「1」〜「N」に代えて、これらの何れにも該当し得ることを意味する添え文字「C」を用いて記述する。
制御局60は、図8に示すように、以下の要素から構成される。
(1) 制御部61
(2) 伝送路50-1〜50-Nに接続された通信インタフェース部62
(3) その通信インタフェース部62と共に制御部61のバス63上に配置された操作表示インタフェース部64
(4) この操作表示インタフェース部64に接続された操作表示卓65
このような操作表示卓65には、図9に示すように以下のスイッチが配置される。
(1) 「操作開始」スイッチ71
(2) 警報局30-1〜30-Nに個別に対応した「警報局1」スイッチ72-1〜「警報局N」スイッチ72-N
(3) 放流警報に含まれるべき「サイレン」、「擬似音」、「マイク」、「音声」にそれぞれ対応した「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73V
(4) 「起動」スイッチ74
なお、上述した「擬似音」および「音声」は、制御局60から後述する「警報指令」として引き渡され、あるいは警報局30-Cに予め組み込まれた音源により与えられる「トーン」や「音声信号」を意味する。
また、「マイク」は、制御局60に控えている要員(以下、「制御局要員」という。)によって適宜発せられ、その制御局60に備えられたマイク(図示されない。)から伝送路50-Cを介して引き渡される音声情報を意味する。
警報局30-Cは、図10に示すように、以下の要素から構成される。
(1) 制御部31-C
(2) 伝送路50-Cを介して制御局60に接続された通信インタフェース部32-C
(3) その通信インタフェース部32-Cと共に制御部31-Cのバス33-C上に配置された警報インタフェース部34-Cおよび入出力インタフェース部35-C
(4) 警報インタフェース部34-Cのディジタル出力に接続されたサイレン装置36-C
(5) 警報インタフェース部34-Cのアナログ出力に縦続接続された増幅器37-Cおよびスピーカ38-C
このような構成の放流警報システムでは、制御局要員は、河川40の上流に設置されたダムの放流に先行して「操作開始」スイッチ71を押下する。
制御部61は、このような「操作開始」スイッチ71の押下を識別すると、例えば、警報の送出の対象となるべき警報局30-1に対応した「警報局1」スイッチ72-1に内蔵されたランプを点滅させる(以下、このような処理を「警報局スイッチ処理」という。)ことにより、この「警報局1」スイッチ72-1が次の操作の対象となることを制御局要員に通知する。
制御局要員が「警報局1」スイッチ72-1を押下すると、制御部61は、上記「警報局スイッチ処理」を無効化し、既述の「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73Vにそれぞれ内蔵されたランプを並行して点滅させる(以下、このような処理を「警報スイッチ処理」という。)ことにより、これらの「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73Vが次の操作の対象となることを制御局要員に通知する。
これらの「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73Vの内、所望のスイッチの全てを制御局要員が押下すると、制御部61は、上記「警報スイッチ処理」を無効化し、既述の「起動」スイッチ74に内蔵されたランプを点滅させる(以下、このような処理を「起動スイッチ処理」という。)ことにより、この「起動」スイッチ74が次の操作の対象となることを制御局要員に通知する。
さらに、制御局要員が「起動」スイッチ74を押下すると、制御部61は、以下の処理(以下、「警報指令処理」という。)を行う。
(1) 「起動スイッチ処理」を無効化する。
(2) 通信インタフェース部62および伝送路50-1を介して警報局30-1宛に、警報を送出すべきことを示す「警報指令」を送出する。なお、このような「警報指令」には、「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73Vの内、制御局要員によって押下されたスイッチの組み合わせ(以下、「警報形態」という。)が含まれる。
一方、警報局30-1では、制御部31-1は、制御局60から伝送路50-1および通信インタフェース部32-1を介して上記「警報指令」が引き渡されると、以下の処理(以下、「警報出力処理」という。)を行う。
(1) 「警報指令」に基づいて「サイレン」が送出されるべき場合には、所定の期間に亘って、警報インタフェース部34-1を介してサイレン装置36-1を駆動することにより、警報局30-1の周辺に居る者(以下、「警報対象者」という。)に対して「警報を聴取すべき旨の注意」を喚起する。
(2) この期間が経過した後には、「警報指令」に基づいて「擬似音」、「マイク」、「音声」の何れかが送出されるべき場合には、増幅器37-1を駆動し、かつスピーカ38-1を介して警報対象者に向けて音声等による警報を送出する。
また、制御局要員は、このような警報が送出され(てい)る警報局30-1の近くの道路40R上を走行する移動局70に乗務している要員(以下、「移動局要員」という。)、と無線電話を介して通話し、その通話に基づいて、「警報局30-1に対して河川40の下流側に隣接する警報局30-2から警報が送出されるべき契機」を識別すると、再び「操作開始」スイッチ71を押下する。
制御部61は、このような「操作開始」スイッチ71の押下を識別すると、「警報局1」スイッチ72-1に代えて「警報局2」スイッチを処理対象とすることにより、「警報局スイッチ処理」を行い、さらに、既述の「警報スイッチ処理」を行った後、「起動」スイッチ74の押下に応じて「警報指令処理」を行う。
警報局30-2は、これらの処理の下で制御部61と連係することにより、既述の警報局30-1と同様に警報を送出する。
さらに、制御局要員が移動局要員との通話の下で行う操作に応じて、制御局60(制御部61)と警報局30-3〜30-N(制御部31-3〜31-N)とが同様に連係することにより、警報局30-1〜30-Nのそれぞれによる警報の送出の確認と、これらの警報が送出されるべき契機とが適切に確保される。
したがって、河川40の流域では、上流にあるダムの放水によって水位が急激に増加することによる事故が回避される。
なお、上述した放流警報システムでは、河川40の上流側から順に置局された警報局30-1〜30-Nから警報が個別に送出されるべき契機は、制御局要員が移動局要員と連係して行う操作に応じて決定されている。
しかし、このような契機は、例えば、警報局30-1〜30-Nの内、所望の警報局をランダムに選択して設定され、あるいはこれらの警報局30-1〜30-Nに対して所定のインターバル(時系列の順における水量の変化の推定に基づいて予め求められる。)で順次設定される場合もある。
また、上述した放流警報システムでは、制御局60が伝送路50-Cを介して警報局30-Cと連係することにより、例えば、図10の右下部に点線の矢印で示されるような以下の業務や処理が併せて行われる。
(1) 警報局30-Cに備えられた集音用マイク(図示されない。)を介する警報の確認や聴取(モニター)
(2) 警報局30-Cに備えられた回転灯(図示されない。)の駆動および制御
(3) 警報局30-Cに備えられた表示盤制御盤(図示されない。)や河川情報制御盤(図示されない。)との連係による保守・点検・運用その他にかかわる機能の実現
さらに、警報局30-Cでは、図10に点線で示すサイレン装置36-Cが備えられない場合には、既述のサイレンは、警報インタフェース部34-Cによって与えられ、あるいは制御局60から伝送路50-Cを介して引き渡される音声情報等で代替されてもよい。
また、上述した放流警報システムでは、伝送路50-1〜50-Nの全てまたは一部は、有線伝送路(光伝送路を含む。)ではなく、無線伝送路であってもよく、その無線伝送路には如何なるチャネル構成や多元接続方式が適用されてもよい。
本発明に関連する先行技術としては、後述する特許文献1〜特許文献4に掲載された発明がある。
(1) 「放流警報制御装置20には、放流警報装置より警報の送出状況を受信すると直ちに、1つ下流の放流警報装置に、水位が上昇した時点にて水位上昇を知らせとの指令を送出する水位上昇時点返送指令手段22及び水位上昇の返送時点が予め想定した時刻と異なるかどうかを見、異なれば、更に下流にある放流警報装置に対し、上記指令手段21にて指令を出す時刻を修正する修正手段23を備え、放流警報装置1,2,3,の近傍には水位センサ13ー1,13ー2,13ー3,を設置し、且つ放流警報装置1,2,3,には、放流警報制御装置20より水位上昇時点返送指令を受信すると、自装置の近傍の水位センサにて水位を監視し、水位が上昇した時放流警報制御装置20宛てに水位上昇を返送する水位上昇返送手段12を備え)」ことにより、「水位が上昇する所定時間前に警報出来る」点に特徴があるダム放流警報システム…特許文献1
(2) 「各警報局の警報装置20の出力制御部2rは、変復調部2cの復調回路を介し、順次制御モード下で放送起動信号を受けた後、放送起動信号を受けると、アンプ起動制御部2sに、ラインオンレベルのスピーカラインオン/オフ制御信号を出力する。これによりアンプ起動制御部2sは音声増幅器2iの信号入力端を接地(グランド)レベルから開放し、警報制御部2hの放送用信号出力端に接続して、音声増幅器2iの動作禁止状態を解除し、スピーカ2jの出力動作が可能な状態(放送可能状態)にする」ことにより、「警報局が順次制御モード下で放送起動信号を受けた後の他の警報局への放送起動信号の伝送に伴う漏音放送を防止する」点に特徴がある放流警報システム及び放流警報装置…特許文献2
(3) 「監視局から下流側に複数の警報局を所定の距離をおいて配置し、監視局から放流に先立って放流警報通知を送出し、この放流警報通知を受信した警報装置1は、サイレン装置2を駆動して警報音を送出し、このサイレン装置2から警報音を送出できない時にスピーカ装置3−1,3−2,3−3から警報音を送出する放流警報システム及び放流警報方法であって、警報局は、風向,風速,降雨,騒音等の周囲の環境状態を検出するセンサ8と、このセンサ8による検出情報により、放流警報通知の受信時にサイレン装置2のみ駆動するか又はサイレン装置2とスピーカ装置3−1,3−2,3−3とを組合せて駆動するかを判定して制御する警報制御部5とを含む」ことにより、「周囲の環境条件に対応して警報音送出制御を行う」点に特徴がある放流警報システム及び放流警報方法…特許文献3
(4) 「放流警報を発生する複数の警報局5−1、5−2、・・・と、この複数の警報局5−1、5−2、・・・に対して放流警報発生を指示する監視制御局4と、移動しながら放流警報のアナウンスを行うためのパトロールカー6とを具備し、前記パトロールカー6が所定の位置へ移動したことを検出するセンサ部66と、前記センサ部66により、前記パトロールカー6が所定の位置へ移動したことが検出された場合に、前記監視制御局4から所定の警報局に対して放流警報発生を指示する処理を制御する」ことにより、「移動局による放流警報のアナウンスと、警報局におけるサイレンの吹鳴や回転灯の回転による放流警報の順序を適切とする」点に特徴がある放流警報システム…特許文献4
特開平6−290377号公報 特開平11−343616号公報 特開2003−85681号公報 特開2003−217063号公報
ところで、上述した従来例では、警報が送出されるべき警報局の選択や切り替えのためには、制御局要員は、既述の通りに操作表示卓65を介して警報局毎に煩雑な操作を行わなければならず、そのために誤操作が行われ、あるいは警報の送出が遅れる可能性があった。
本発明は、既存の業務、機能および性能の何れにも影響を及ぼすことなく、個々の警報局を介する警報の出力に必要な操作を大幅に簡略化できる水位警報制御装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明では、水の流れに沿って配置された複数の警報局を介して前記水の流れの水位に応じた警報を送出する水位警報制御装置において、第一の操作手段は、操作者によって操作され、新たなモードによる前記警報の送出の開始に供される。第二の操作手段は、前記新たなモードにおいて前記操作者によって操作される。制御手段は、前記第一の操作手段が操作されたときに前記新たなモードに移行し、かつ前記第二の操作手段が操作される度に、前記複数の警報局の内、前記警報が送出されるべき特定の警報局を既定の順序で選択し、または切り替える。
すなわち、複数の警報局の内、警報を送出するべき警報局を選択し、あるいは切り替える処理は、上記既存のモードと異なる新たなモードで行われ、かつ第二の操作手段の操作に応じて順次反復される。
請求項2に記載の発明では、水の流れに沿って配置された複数の警報局に前記水の流れの水位に応じた警報を送出する水位警報制御装置において、第一の操作手段は、操作者によって操作され、新たなモードによる前記警報の送出の開始に供される。第二の操作手段は、前記新たなモードにおいて前記操作者によって操作される。制御手段は、前記第一の操作手段が操作されたときに前記新たなモードに移行し、かつ前記第二の操作手段が操作される度に、前記複数の警報局の内、前記警報が送出されるべき特定の警報局を既定の順序で選択し、または切り替える。
すなわち、複数の警報局の内、警報を送出するべき警報局を選択し、あるいは切り替える処理は、上記既存のモードと異なる新たなモードで行われ、かつ第二の操作手段の操作に応じて順次反復される。
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の水位警報制御装置において、前記第一の操作手段は、前記第二の操作手段を兼ねる。
すなわち、複数の警報局による個々の警報の送出のために操作されるべき操作手段の数が少なくなり、ハードウェアの構成が簡略化される。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の水位警報制御装置において、前記第二の操作手段は、前記第一の操作手段以外の兼用可能な既存の操作手段で代替される。
すなわち、複数の警報局による個々の警報の送出のために操作されるべき操作手段の数が少なくなり、ハードウェアの構成が簡略化される。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の水位警報制御装置において、第三の操作手段は、前記新たなモードにおいて前記操作者によって操作される。前記制御手段は、前記新たなモードにおいて前記第三の操作手段が操作されたときに、前記第二の操作手段が操作されたときに前記警報が送出されるべき特定の警報局に代えて、前記特定の警報局に前記既定の順序で後続する警報局を選択し、または切り替える。
すなわち、複数の警報局の内、警報の送出を行わなくてもよい警報局による警報の無用な送出が省略可能となる。
本発明によれば、警報局の選択や切り替えの操作に続いて、所望の警報局に対して警報の送出のきっかけを与える操作が行われなければならなかった従来例に比べて、操作が大幅に簡略化され、かつ複数の警報局による個々の警報の送出が効率的に確度高く実現される。
本発明では、低廉化が図られ,かつ信頼性および操作性が高められる。
本発明では、所望の警報局の状況やその警報局の周辺の地理的な環境および気象状況に柔軟に適応した警報の送出が可能となる。
したがって、本発明が適用された水位警報システムでは、既存の業務の手順に変更を伴うことなく、警報局毎に異なる多用なニーズに適した警報の送出が簡便に実現され、所望の流域や水辺の安全性が確度高く安定に維持される。
本発明の一実施形態を示す図である。 本実施形態における操作表示卓の操作面を示す図である。 本実施形態の動作フローチャート(1/2)である。 本実施形態の動作フローチャート(2/2)である。 警報レジスタの構成を示す図である。 警報局レジスタの構成を示す図である。 放流警報システムの構成例を示す図である。 従来の放流警報システムにおける制御局の構成を示す図である。 従来の放流警報システムにおける操作表示卓の操作面を示す図である。 従来の放流警報システムにおける警報局の構成を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す図である。
図において、図8に示すものと機能が同じ要素については、同じ符号を付与し、ここでは、その説明を省略する。
本実施形態と従来例との構成の相違点は、以下の点にある。
(1) 図1に示す制御局10は、制御局60に代えて備えられ、その制御局60に備えられていた制御部61に代わる制御部11を有する。
(2) 制御局10には、図8に示す操作表示卓65に代わる操作表示卓20が備えられる。
操作表示卓20には、図2に示すように、既述の「操作開始」スイッチ71、「警報局1」スイッチ72-1〜「警報局N」スイッチ、「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73Vに併せて、以下のスイッチが備えられる。
(1) 「ステップ順次」スイッチ21
(2) 「ステップ起動」スイッチ22
(3) 「次局スキップ」スイッチ23
図3は、本実施形態の動作フローチャート(1/2)である。
図4は、本実施形態の動作フローチャート(2/2)である。
以下、図1〜図4、図7および図10を参照して本実施形態の動作を説明する。
本実施形態の特徴は、制御局10に備えられた制御部11によって行われ、かつ既述の「ステップ順次」スイッチ21、「ステップ起動」スイッチ22、「次局スキップ」スイッチ23の押下に応じて後述するように起動される処理の手順にある。
制御局10では、制御部11は、図5に示すように、警報局30-1〜30-N毎に適した放流警報の形態を示す以下の4つの情報が予め登録され、かつ主記憶上の特定の記憶領域に配置された警報レジスタ11Rを有する。
(1) サイレンの送出の要否(可否)
(2) 擬似音の送出の要否(可否)
(3) 予め用意された音源によって与えられる「トーン」その他の音声の送出の要否(可否)
(4) 制御局要員によって適宜発せられ、かつ制御局10に備えられたマイクから伝送路50-Cを介して引き渡される音声情報の送出の要否(可否)
なお、上記4つの情報は、警報局30-1〜30-N毎の放流警報の送出に際して行われるべき「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73Vの操作の下で与えられる「警報形態」の代替として適用され、例えば、これらの警報局30-1〜30-N毎の保守や点検に際して操作されるこれらのスイッチの操作の履歴として予め制御部11によって記録される。
さらに、制御部11は、図6に示すように、警報局30-1〜30-Nの内、放流警報を時系列の順に送出すべき個々の警報局を示す警報局識別子(≧0,≦(N−1))が予め登録され、かつ主記憶上の所定の記憶領域に配置された警報局レジスタ11ARを有する。
なお、このような警報局レジスタ11ARに登録されるべき警報局識別情報は、一般に、河川40の流域の上流側から下流側に配置された警報局に付与されたユニークな識別子であるが、警報局30-1〜30-Nの内、故障し、あるいは保守・点検等のため稼働していない警報局と、後述する「ステップ順次モード」による放流警報の送出に適用されない警報局との識別子は含まれない。以下では、このような識別子については、対応する警報局がない場合には、N以上の既定の値に設定されると仮定する。
また、警報局レジスタ11ARについては、警報局識別情報は、制御部11が実行する如何なるソフトウェアの下で登録されてもよく、あるいは着脱可能であって制御部11がアクセス可能なメモリに予め登録されてもよい。
制御部11は、操作表示卓20上にある「ステップ順次」スイッチ21が制御局要員によって押下されたことを識別すると、警報局30-1〜30-Nを介する放流警報の送出にかかわる既存の処理とは異なる「ステップ順次」モードに移行し、以下の処理(「ステップ順次処理」という。)を行う。
(1) 警報局レジスタ11ARのレコードの内、参照されるべきレコードを示すポインタpを「0」に初期化する(図3ステップS1)。
(2) 警報局レジスタ11ARのレコードの内、このポインタpで示されるレコードに格納されている警報局識別子IDpを取得し(図3ステップS2)、その警報局識別子IDpがN以上である場合には、「ステップ順次処理」を打ち切る。
(3) 警報局識別子IDpが(N−1)以下である場合には、「警報局1」スイッチ72-1〜「警報局N」スイッチ72-Nの内、この警報局識別子IDpで示される警報局(以下、符号「30-p」を付与して示す。)に対応するスイッチに内蔵されているランプを点滅させる(以下、このような処理を「警報局予告表示処理」という。)(図3ステップS3)ことにより、放流警報の送出に適用され得る(次の)警報局を制御局要員に通知する。
(4) 警報レジスタ11Rのレコードの内、その警報局識別子IDpで示されるレコードを参照し、そのレコードを「放流警報の形態」として識別する(図3ステップS4)。
(5) これらの「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73Vの内、この「放流警報の形態」に対応した全てのスイッチに内蔵されたランプを点灯させる(以下、このような処理を「警報形態表示処理」という。)(図3ステップS5)ことにより、送出されるべき放流警報の形態を制御局要員に通知する。
(6) 「ステップ起動」スイッチ22と「次局スキップ」スイッチ23とにそれぞれ内蔵されたランプを点灯させる(以下、このような処理を「警報局対応操作表示処理」という。)(図3ステップS6)ことにより、これらの「ステップ起動」スイッチ22と「次局スキップ」スイッチ23との何れかが次の操作の対象となることを制御局要員に通知する。
制御局要員が「ステップ起動」スイッチ22を押下すると、制御部11は、以下の処理(以下、「ステップ警報指令処理」という。)を行う。
〔ステップ警報指令処理〕
(1) 「警報局予告表示処理」を無効化し、かつ「警報局1」スイッチ72-1〜「警報局N」スイッチ72-Nの内、警報局30-pに対応したスイッチに内蔵されたランプを点灯させる(以下、このような処理を「警報局確定表示処理」という。)(図3ステップS7)ことにより、警報局30-pを介する放流警報の送出が試行されていることを制御局要員に通知する。
(2) 通信インタフェース部62および伝送路50-pを介して警報局30-p宛に、警報を送出すべきことを示す「警報指令」を送出する(図3ステップS8)。なお、このような「警報指令」には、既述の「放流警報の形態」が含まれる。
(3) ポインタpをインクリメントすることによって後続するポインタ(以下、「後続ポインタ」という。)p′(=p+1)を求める(図3ステップS9)。
(2) 警報局レジスタ11ARのレコードの内、この後続ポインタp′で示されるレコードに格納されている警報局識別子IDp′を取得し(図3ステップS10)、その警報局識別子IDp′がN以上である場合には、「ステップ順序処理」を打ち切る。
(4) 警報局識別子IDp′が(N−1)以下である場合には、「警報局1」スイッチ72-1〜「警報局N」スイッチ72-Nの内、この警報局識別子IDp′で示される警報局(以下、符号「30-p′」を付与して示す。)に対応するスイッチに内蔵されているランプを点滅させる「警報局予告表示処理」を行う(図3ステップS11)ことにより、放流警報の送出に適用され得る(次の)警報局を制御局要員に通知する。
(5) 警報レジスタ11Rのレコードの内、その警報局識別子IDp′で示されるレコードを参照し、そのレコードを「放流警報の形態」として識別する(図3ステップS12)。
(6) これらの「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73Vの内、この「放流警報の形態」に対応した全てのスイッチに内蔵されたランプを点灯させる「警報形態表示処理」を行う(図3ステップS13)ことにより、送出されるべき放流警報の形態を制御局要員に通知する。
(7) 「ステップ起動」スイッチ22と「次局スキップ」スイッチ23とにそれぞれ内蔵されたランプを点灯させる「警報局対応操作表示処理」を行う(図3ステップS14)ことにより、これらの「ステップ起動」スイッチ22と「次局スキップ」スイッチ23との何れかが次の操作の対象となることを制御局要員に通知する。
(8) 「ステップ起動」スイッチ22が制御局要員によって押下されると、後続ポインタp′を最新のポインタpとして保全し(図3ステップS15)、かつ上記「ステップ警報指令処理」を反復して行う。
また、このような「ステップ警報指令処理」の過程では、既述の「警報局対応操作表示処理」の下でランプが点滅している「次局スキップ」スイッチ23が制御局要員によって押下された場合には、制御部11は、以下の処理(以下、「次局スキップ処理」という。)を行う。
〔次局スキップ処理〕
(1) 先行して行われた「警報局予告表示処理」、「警報形態表示処理」、「警報局対応操作表示処理」を無効化する(図3ステップS16)。
(2) ポインタpをインクリメントすることによって更新する(図3ステップS17)。
(3) このように更新されたポインタpに基づいて既述の「警報局予告表示処理」、「警報形態表示処理」に併せて、「警報局対応操作表示処理」を行う(図3ステップS18)。
(4) ポインタpをインクリメントすることによって「後続ポインタ」p′(=p+1)を求める(図4ステップS19)。
(5) 警報局レジスタ11ARのレコードの内、この後続ポインタp′で示されるレコードに格納されている警報局識別子IDp′を取得し(図4ステップS20)、その警報局識別子IDp′がN以上である場合には、「次局スキップ処理」および「ステップ順次処理」を打ち切る。
(6) 警報局識別子IDp′が(N−1)以下である場合には、「警報局1」スイッチ72-1〜「警報局N」スイッチ72-Nの内、この警報局識別子IDp′で示される警報局(以下、符号「30-p′」を付与して示す。)に対応するスイッチに内蔵されているランプを点滅させる「警報局予告表示処理」を行う(図4ステップS21)ことにより、放流警報の送出に適用され得る(次の)警報局を制御局要員に通知する。
(7) 警報レジスタ11Rのレコードの内、その警報局識別子IDp′で示されるレコードを参照し、そのレコードを「放流警報の形態」として識別する(図4ステップS22)。
(8) これらの「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73Vの内、上記「放流警報の形態」に対応した全てのスイッチに内蔵されたランプを点灯させる「警報形態表示処理」を行う(図4ステップS23)ことにより、送出されるべき放流警報の形態を制御局要員に通知する。
(9) 「ステップ起動」スイッチ22と「次局スキップ」スイッチ23とにそれぞれ内蔵されたランプを点灯させる「警報局対応操作表示処理」を行う(図4ステップS24)ことにより、これらの「ステップ起動」スイッチ22と「次局スキップ」スイッチ23との何れかが次の操作の対象となることを制御局要員に通知する。
(10) 「ステップ起動」スイッチ22または「次局スキップ」スイッチ23が制御局要員によって押下されるまで待機し、「ステップ起動」スイッチ22が押下された場合には、後続ポインタp′を最新のポインタpとして保全し、かつ既述の「ステップ警報指令処理」を起動する(図4ステップS25)が、反対に「次局スキップ」スイッチ23が押下された場合には、上記「次局スキップ処理」を再び起動する。
すなわち、制御局10では、制御局要員は、「ステップ順次」スイッチ21の押下に応じて起動され、その制御局10において行われるべき既存の業務の手順とは異なる新たな「ステップ順次」モードで行われる「ステップ順次処理」の下で、「ステップ起動」スイッチ22や「次局スキップ」スイッチ23を適宜押下する単純な作業を行うことにより、所望の複数の警報局に対して既定の形態による放流警報の送出を時系列の順に実現することができる。
したがって、本実施形態によれば、これらの警報局30-1〜30-Nおよび制御局10のハードウェアの構成が基本的に変更されることなく、警報局30-1〜30-Nの数Nの如何にかかわらず、制御局要員によって行われるべき作業が大幅に簡略化され、かつ誤操作が行われる可能性も低くなるため、放流警報システムの的確な運用が安価に実現される。
なお、本実施形態では、上流にダムが設置された河川40の流域に警報局30-1〜30-Nから個別に放流警報が送出されるべき契機を与える制御局10に、本発明が適用されている。
しかし、本発明は、河川40に限定されず、警報局30-1〜30-Nに最寄りの水面の水位に応じて警報が送出されるきっかけを与えることができるならば、例えば、水が必ずしも一定の方向に定常的に流れるとは限らない人工的な水路や運河、あるいは湖沼や池における同様の警報の送出にも適用可能である。
また、警報局30-1〜30-Nによって送出されるべき警報は、ダムの放水に起因する水位の増加だけではなく、例えば、豪雨、水門の開閉・切り替えその他の要因の如何にかかわらず生じる水位や水量の増減に対応する警報であってもよい。
さらに、本実施形態では、「ステップ順次」スイッチ21とは別に、「ステップ起動」スイッチ22が設けられている。
しかし、このような「ステップ起動」スイッチ22は、制御局要員によって行われ操作や業務に支障が生じないのであれば、例えば、既述の「起動」スイッチ74や「ステップ順次」スイッチ21、あるいはその他の多用なスイッチで兼用されてもよい。
また、「次局スキップ」スイッチ23についても、同様に他のスイッチで兼用されてもよい。
さらに、本実施形態では、制御局10と警報局30-1〜30-Nとの間に敷設される伝送路50-1〜50-Nのハードウェアの構成と、これらの伝送路50-1〜50-Nに適用された変復調方式、チャネル構成、多元接続方式との何れもが具体的に開示されていない。
しかし、これらの伝送路50-1〜50-Nは、これらの伝送路50-1〜50-Nを介して行われる制御局10と警報局30-1〜30-Nとの間の連係に支障が生じないのであれば、如何なる変復調方式、チャネル構成、多元接続方式が適用されてもよく、かつ光伝送路を含む有線伝送路だけではなく、無線伝送路として形成されてもよい。
また、本実施形態では、警報局レジスタ11ARに予め登録された何れの警報局識別情報も、変更されることなく「放流警報の形態」として適用されている。
しかし、これらの警報局識別情報は、例えば、「ステップ起動」スイッチ22が押下される前にランプが既述の「警報形態表示処理」の下で点灯し、あるいは消灯している「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73Vを押下する制御局要員の操作に応じて、適宜更新され、かつ「放流警報の形態」として適用されてもよい。
さらに、本実施形態では、「ステップ順次」モードで警報局30-1〜30-Nから順序送出された放流警報の解除は、例えば、以下の何れの形態で実施されてもよい。
(1) 警報局30-pが自律的に解除する。
(2) 制御局10(制御部11)が所定の手順に基づいて発する指令に応じて警報局30-pが解除する。なお、このような指令を発するきっかけは、例えば、後続する警報局30-p′宛に「警報指令」を送出した時点であってもよい。
また、本実施形態では、「ステップ順次」スイッチ21、「ステップ起動」スイッチ22および「次局スキップ」スイッチ23の押下は、制御局要員のみによって行われている。
しかし、これらのスイッチの押下は、制御局要員の不在時における放流警報の円滑かつ柔軟な送出を実現するために、例えば、移動局要員が行う遠隔操作の下で行われてもよい。
さらに、このような遠隔制御は、移動局70と制御局10との間に直接形成される無線伝送路を介して行われ、あるいは移動局70と警報局30-pとの間に形成される無線伝送路と、その警報局30-pと制御局10との間に敷設された伝送路50-pとを介して行われてもよい。
また、本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の範囲において多様な実施形態の構成が可能であり、構成要素の全てまたは一部に如何なる改良が施されてもよい。
以下、本願に開示された発明の内、「特許請求の範囲」への記載を省略した発明の構成、作用および効果を「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段」の欄の記載に準じた様式により列記する。
[請求項6] 請求項5に記載の水位警報制御装置において、
前記第三の操作手段は、
前記第一の操作手段および前記第二の操作手段以外の兼用可能な既存の操作手段で代替される
ことを特徴とする水位警報制御装置。
このような構成の水位警報制御装置では、請求項5に記載の水位警報制御装置において、前記第三の操作手段は、前記第一の操作手段および前記第二の操作手段以外の兼用可能な既存の操作手段で代替される。
すなわち、複数の警報局による個々の警報の送出の過程で操作されるべき操作手段の数が少なくなり、ハードウェアの構成が簡略化される。
したがって、低廉化が図られ,かつ信頼性および操作性が高められる。
[請求項7] 請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の水位警報制御装置において、
前記制御手段は、
前記複数の警報局が送出されるべき前記警報の形態を担保して、前記特定の警報局を選択し、または切り替える
ことを特徴とする水位警報制御装置。
このような構成の水位警報制御装置では、請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の水位警報制御装置において、前記制御手段は、前記複数の警報局が送出されるべき前記警報の形態を担保して、前記特定の警報局を選択し、または切り替える。
すなわち、複数の警報局の何れから送出される警報の形態も、これらの警報局の属性、構成および状況の何れにも適した形態に設定される。
したがって、これらの複数の警報局は、個々の属性、構成および状況に柔軟に適応した形態により警報を送出することができる。
10,60 制御局
11,31,61 制御部
11R 警報レジスタ
11AR 警報局レジスタ
20,65 操作表示卓
21 「ステップ順次」スイッチ
22 「ステップ起動」スイッチ
23 「次局スキップ」スイッチ
30 警報局
32,62 通信インタフェース部
33,63 バス
34 警報インタフェース部
35 入出力インタフェース部
36 サイレン装置
37 増幅器
38 スイッチ
40 河川
40R 道路
50 伝送路
64 操作表示インタフェース部
65 操作表示卓
70 移動局
71 「操作開始」スイッチ
72C 「警報局C」スイッチ
73M 「マイク」スイッチ
73Q 「擬似音」スイッチ
73S 「サイレン」スイッチ
73V 「音声」スイッチ
74 「起動」スイッチ

Claims (5)

  1. 水の流れに沿って配置された複数の警報局を介して前記水の流れの水位に応じた警報を送出する水位警報制御装置であって、
    操作者によって操作され、新たなモードによる前記警報の送出の開始に供される第一の操作手段と、
    前記新たなモードにおいて前記操作者によって操作される第二の操作手段と、
    前記第一の操作手段が操作されたときに前記新たなモードに移行し、かつ前記第二の操作手段が操作される度に、前記複数の警報局の内、前記警報が送出されるべき特定の警報局を既定の順序で選択し、または切り替える制御手段と
    を備えたことを特徴とする水位警報制御装置。
  2. 水の流れに沿って配置された複数の警報局に前記水の流れの水位に応じた警報を送出する水位警報制御装置であって、
    操作者によって操作され、新たなモードによる前記警報の送出の開始に供される第一の操作手段と、
    前記新たなモードにおいて前記操作者によって操作される第二の操作手段と、
    前記第一の操作手段が操作されたときに前記新たなモードに移行し、かつ前記第二の操作手段が操作される度に、前記複数の警報局の内、前記警報が送出されるべき特定の警報局を既定の順序で選択し、または切り替える制御手段と
    を備えたことを特徴とする水位警報制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の水位警報制御装置において、
    前記第一の操作手段は、
    前記第二の操作手段を兼ねる
    ことを特徴とする水位警報制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の水位警報制御装置において、
    前記第二の操作手段は、
    前記第一の操作手段以外の兼用可能な既存の操作手段で代替される
    ことを特徴とする水位警報制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の水位警報制御装置において、
    前記新たなモードにおいて前記操作者によって操作される第三の操作手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記新たなモードにおいて前記第三の操作手段が操作されたときに、前記第二の操作手段が操作されたときに前記警報が送出されるべき特定の警報局に代えて、前記特定の警報局に前記既定の順序で後続する警報局を選択し、または切り替える
    ことを特徴とする水位警報制御装置。
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