JP2011090506A - 水位警報制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水の流れに沿って配置された複数の警報局を介して前記水の流れの水位に応じた警報を送出する水位警報制御装置であって、操作者によって操作され、新たなモードによる前記警報の送出の開始に供される第一の操作手段と、前記新たなモードにおいて前記操作者によって操作される第二の操作手段と、前記第一の操作手段が操作されたときに前記新たなモードに移行し、かつ前記第二の操作手段が操作される度に、前記複数の警報局の内、前記警報が送出されるべき特定の警報局を既定の順序で選択し、または切り替える制御手段とを備える。
【選択図】図1
Description
図において、警報局30-1〜30-Nは、河川40の上流側からその河川40に沿って置局され、それぞれ伝送路50-1〜50-Nを介して制御局60に接続される。河川40の流域に設けられた道路40R上には、移動局70が走行し得る。
なお、以下では、警報局30-1〜30-Nの何れにも当てはまる事項については、添え番号「1」〜「N」に代えて、これらの何れにも該当し得ることを意味する添え文字「C」を用いて記述する。
(1) 制御部61
(2) 伝送路50-1〜50-Nに接続された通信インタフェース部62
(3) その通信インタフェース部62と共に制御部61のバス63上に配置された操作表示インタフェース部64
(4) この操作表示インタフェース部64に接続された操作表示卓65
(1) 「操作開始」スイッチ71
(2) 警報局30-1〜30-Nに個別に対応した「警報局1」スイッチ72-1〜「警報局N」スイッチ72-N
(4) 「起動」スイッチ74
また、「マイク」は、制御局60に控えている要員(以下、「制御局要員」という。)によって適宜発せられ、その制御局60に備えられたマイク(図示されない。)から伝送路50-Cを介して引き渡される音声情報を意味する。
(1) 制御部31-C
(2) 伝送路50-Cを介して制御局60に接続された通信インタフェース部32-C
(3) その通信インタフェース部32-Cと共に制御部31-Cのバス33-C上に配置された警報インタフェース部34-Cおよび入出力インタフェース部35-C
(5) 警報インタフェース部34-Cのアナログ出力に縦続接続された増幅器37-Cおよびスピーカ38-C
(1) 「起動スイッチ処理」を無効化する。
(2) この期間が経過した後には、「警報指令」に基づいて「擬似音」、「マイク」、「音声」の何れかが送出されるべき場合には、増幅器37-1を駆動し、かつスピーカ38-1を介して警報対象者に向けて音声等による警報を送出する。
(1) 警報局30-Cに備えられた集音用マイク(図示されない。)を介する警報の確認や聴取(モニター)
(2) 警報局30-Cに備えられた回転灯(図示されない。)の駆動および制御
(3) 警報局30-Cに備えられた表示盤制御盤(図示されない。)や河川情報制御盤(図示されない。)との連係による保守・点検・運用その他にかかわる機能の実現
(1) 「放流警報制御装置20には、放流警報装置より警報の送出状況を受信すると直ちに、1つ下流の放流警報装置に、水位が上昇した時点にて水位上昇を知らせとの指令を送出する水位上昇時点返送指令手段22及び水位上昇の返送時点が予め想定した時刻と異なるかどうかを見、異なれば、更に下流にある放流警報装置に対し、上記指令手段21にて指令を出す時刻を修正する修正手段23を備え、放流警報装置1,2,3,の近傍には水位センサ13ー1,13ー2,13ー3,を設置し、且つ放流警報装置1,2,3,には、放流警報制御装置20より水位上昇時点返送指令を受信すると、自装置の近傍の水位センサにて水位を監視し、水位が上昇した時放流警報制御装置20宛てに水位上昇を返送する水位上昇返送手段12を備え)」ことにより、「水位が上昇する所定時間前に警報出来る」点に特徴があるダム放流警報システム…特許文献1
すなわち、複数の警報局による個々の警報の送出のために操作されるべき操作手段の数が少なくなり、ハードウェアの構成が簡略化される。
すなわち、複数の警報局による個々の警報の送出のために操作されるべき操作手段の数が少なくなり、ハードウェアの構成が簡略化される。
すなわち、複数の警報局の内、警報の送出を行わなくてもよい警報局による警報の無用な送出が省略可能となる。
本発明では、所望の警報局の状況やその警報局の周辺の地理的な環境および気象状況に柔軟に適応した警報の送出が可能となる。
図1は、本発明の一実施形態を示す図である。
図において、図8に示すものと機能が同じ要素については、同じ符号を付与し、ここでは、その説明を省略する。
(1) 図1に示す制御局10は、制御局60に代えて備えられ、その制御局60に備えられていた制御部61に代わる制御部11を有する。
(2) 制御局10には、図8に示す操作表示卓65に代わる操作表示卓20が備えられる。
(1) 「ステップ順次」スイッチ21
(2) 「ステップ起動」スイッチ22
(3) 「次局スキップ」スイッチ23
図4は、本実施形態の動作フローチャート(2/2)である。
以下、図1〜図4、図7および図10を参照して本実施形態の動作を説明する。
(1) サイレンの送出の要否(可否)
(2) 擬似音の送出の要否(可否)
(4) 制御局要員によって適宜発せられ、かつ制御局10に備えられたマイクから伝送路50-Cを介して引き渡される音声情報の送出の要否(可否)
(2) 警報局レジスタ11ARのレコードの内、このポインタpで示されるレコードに格納されている警報局識別子IDpを取得し(図3ステップS2)、その警報局識別子IDpがN以上である場合には、「ステップ順次処理」を打ち切る。
(4) 警報レジスタ11Rのレコードの内、その警報局識別子IDpで示されるレコードを参照し、そのレコードを「放流警報の形態」として識別する(図3ステップS4)。
(1) 「警報局予告表示処理」を無効化し、かつ「警報局1」スイッチ72-1〜「警報局N」スイッチ72-Nの内、警報局30-pに対応したスイッチに内蔵されたランプを点灯させる(以下、このような処理を「警報局確定表示処理」という。)(図3ステップS7)ことにより、警報局30-pを介する放流警報の送出が試行されていることを制御局要員に通知する。
(2) 通信インタフェース部62および伝送路50-pを介して警報局30-p宛に、警報を送出すべきことを示す「警報指令」を送出する(図3ステップS8)。なお、このような「警報指令」には、既述の「放流警報の形態」が含まれる。
(2) 警報局レジスタ11ARのレコードの内、この後続ポインタp′で示されるレコードに格納されている警報局識別子IDp′を取得し(図3ステップS10)、その警報局識別子IDp′がN以上である場合には、「ステップ順序処理」を打ち切る。
(6) これらの「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73Vの内、この「放流警報の形態」に対応した全てのスイッチに内蔵されたランプを点灯させる「警報形態表示処理」を行う(図3ステップS13)ことにより、送出されるべき放流警報の形態を制御局要員に通知する。
(1) 先行して行われた「警報局予告表示処理」、「警報形態表示処理」、「警報局対応操作表示処理」を無効化する(図3ステップS16)。
(2) ポインタpをインクリメントすることによって更新する(図3ステップS17)。
(4) ポインタpをインクリメントすることによって「後続ポインタ」p′(=p+1)を求める(図4ステップS19)。
(5) 警報局レジスタ11ARのレコードの内、この後続ポインタp′で示されるレコードに格納されている警報局識別子IDp′を取得し(図4ステップS20)、その警報局識別子IDp′がN以上である場合には、「次局スキップ処理」および「ステップ順次処理」を打ち切る。
(8) これらの「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73Vの内、上記「放流警報の形態」に対応した全てのスイッチに内蔵されたランプを点灯させる「警報形態表示処理」を行う(図4ステップS23)ことにより、送出されるべき放流警報の形態を制御局要員に通知する。
しかし、本発明は、河川40に限定されず、警報局30-1〜30-Nに最寄りの水面の水位に応じて警報が送出されるきっかけを与えることができるならば、例えば、水が必ずしも一定の方向に定常的に流れるとは限らない人工的な水路や運河、あるいは湖沼や池における同様の警報の送出にも適用可能である。
しかし、このような「ステップ起動」スイッチ22は、制御局要員によって行われ操作や業務に支障が生じないのであれば、例えば、既述の「起動」スイッチ74や「ステップ順次」スイッチ21、あるいはその他の多用なスイッチで兼用されてもよい。
しかし、これらの伝送路50-1〜50-Nは、これらの伝送路50-1〜50-Nを介して行われる制御局10と警報局30-1〜30-Nとの間の連係に支障が生じないのであれば、如何なる変復調方式、チャネル構成、多元接続方式が適用されてもよく、かつ光伝送路を含む有線伝送路だけではなく、無線伝送路として形成されてもよい。
しかし、これらの警報局識別情報は、例えば、「ステップ起動」スイッチ22が押下される前にランプが既述の「警報形態表示処理」の下で点灯し、あるいは消灯している「サイレン」スイッチ73S、「擬似音」スイッチ73Q、「マイク」スイッチ73M、「音声」スイッチ73Vを押下する制御局要員の操作に応じて、適宜更新され、かつ「放流警報の形態」として適用されてもよい。
(1) 警報局30-pが自律的に解除する。
(2) 制御局10(制御部11)が所定の手順に基づいて発する指令に応じて警報局30-pが解除する。なお、このような指令を発するきっかけは、例えば、後続する警報局30-p′宛に「警報指令」を送出した時点であってもよい。
しかし、これらのスイッチの押下は、制御局要員の不在時における放流警報の円滑かつ柔軟な送出を実現するために、例えば、移動局要員が行う遠隔操作の下で行われてもよい。
前記第三の操作手段は、
前記第一の操作手段および前記第二の操作手段以外の兼用可能な既存の操作手段で代替される
ことを特徴とする水位警報制御装置。
したがって、低廉化が図られ,かつ信頼性および操作性が高められる。
前記制御手段は、
前記複数の警報局が送出されるべき前記警報の形態を担保して、前記特定の警報局を選択し、または切り替える
ことを特徴とする水位警報制御装置。
11,31,61 制御部
11R 警報レジスタ
11AR 警報局レジスタ
20,65 操作表示卓
21 「ステップ順次」スイッチ
22 「ステップ起動」スイッチ
23 「次局スキップ」スイッチ
30 警報局
32,62 通信インタフェース部
33,63 バス
34 警報インタフェース部
35 入出力インタフェース部
36 サイレン装置
37 増幅器
38 スイッチ
40 河川
40R 道路
50 伝送路
64 操作表示インタフェース部
65 操作表示卓
70 移動局
71 「操作開始」スイッチ
72C 「警報局C」スイッチ
73M 「マイク」スイッチ
73Q 「擬似音」スイッチ
73S 「サイレン」スイッチ
73V 「音声」スイッチ
74 「起動」スイッチ
Claims (5)
- 水の流れに沿って配置された複数の警報局を介して前記水の流れの水位に応じた警報を送出する水位警報制御装置であって、
操作者によって操作され、新たなモードによる前記警報の送出の開始に供される第一の操作手段と、
前記新たなモードにおいて前記操作者によって操作される第二の操作手段と、
前記第一の操作手段が操作されたときに前記新たなモードに移行し、かつ前記第二の操作手段が操作される度に、前記複数の警報局の内、前記警報が送出されるべき特定の警報局を既定の順序で選択し、または切り替える制御手段と
を備えたことを特徴とする水位警報制御装置。 - 水の流れに沿って配置された複数の警報局に前記水の流れの水位に応じた警報を送出する水位警報制御装置であって、
操作者によって操作され、新たなモードによる前記警報の送出の開始に供される第一の操作手段と、
前記新たなモードにおいて前記操作者によって操作される第二の操作手段と、
前記第一の操作手段が操作されたときに前記新たなモードに移行し、かつ前記第二の操作手段が操作される度に、前記複数の警報局の内、前記警報が送出されるべき特定の警報局を既定の順序で選択し、または切り替える制御手段と
を備えたことを特徴とする水位警報制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載の水位警報制御装置において、
前記第一の操作手段は、
前記第二の操作手段を兼ねる
ことを特徴とする水位警報制御装置。 - 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の水位警報制御装置において、
前記第二の操作手段は、
前記第一の操作手段以外の兼用可能な既存の操作手段で代替される
ことを特徴とする水位警報制御装置。 - 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の水位警報制御装置において、
前記新たなモードにおいて前記操作者によって操作される第三の操作手段を備え、
前記制御手段は、
前記新たなモードにおいて前記第三の操作手段が操作されたときに、前記第二の操作手段が操作されたときに前記警報が送出されるべき特定の警報局に代えて、前記特定の警報局に前記既定の順序で後続する警報局を選択し、または切り替える
ことを特徴とする水位警報制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009243596A JP2011090506A (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | 水位警報制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2009
- 2009-10-22 JP JP2009243596A patent/JP2011090506A/ja active Pending
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