JPH0433525Y2 - - Google Patents

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JPH0433525Y2
JPH0433525Y2 JP16173883U JP16173883U JPH0433525Y2 JP H0433525 Y2 JPH0433525 Y2 JP H0433525Y2 JP 16173883 U JP16173883 U JP 16173883U JP 16173883 U JP16173883 U JP 16173883U JP H0433525 Y2 JPH0433525 Y2 JP H0433525Y2
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JP
Japan
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current
magnetic head
circuit
transistor
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JP16173883U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気カードリーダ等で使用されるデー
タ書込回路に関する。
従来のデータ書込回路では高抗磁力媒体にデー
タ書込を行うには磁気ヘツドに大電流を流すか、
又は磁気ヘツドの巻数を大きく上げるかしなけれ
ばならなかつた。しかし磁気ヘツドに大電流を流
すと、回路全体の消費電力が多くなりすぎ、且つ
磁気ヘツドやその駆動部のパワートランジスタ、
抵抗等が過熱して危険であり故障しやすい。また
磁気ヘツドの巻数を大きく上げると、そのインピ
ーダンスが上がり書込波形の立上りがなまつてし
まつて(特に高速書込時)正常なデータ書込がで
きない。
本考案は上記欠点を解消するために磁気ヘツド
の巻線に生ずる逆起電力を利用して電力効率を上
げるようにしたデータ書込回路を提供することを
目的とする。
以下図面を参照しながら本考案について例をあ
げて説明する。
第1図は本考案の一例を示す。図中11は磁気
カード等の媒体にデータを書込むための磁気ヘツ
ド、12はデータ書込信号Aに基づき磁気ヘツド
11に書込電流を流す電流回路であつてトランジ
スタTR1〜TR3及び抵抗R1〜R3により構
成される。13は上記書込電流を所定レベルで検
出して電流回路12のオン,オフを行なうことに
よつて書込電流を所定レベル以下に制限する電流
制御回路であり、演算増幅器IC1、コンデンサ
C1、トランジスタTR4及び抵抗R4〜R11
により構成される。D1はデータ書込信号Aが入
力されていて(高レベルであつて)電流回路12
がオフの時磁気ヘツド11の巻線に生ずる逆起電
力によつて磁気ヘツド11に電流を流す回路を構
成するフライホイールダイオードである。
次にこのデータ書込回路の動作を説明する。デ
ータ書込信号Aが入力されて(高レベルになつ
て)トランジスタTR2がオンすると、トランジ
スタTR1,TR3がオンして磁気ヘツド11に
電流が流れる。この電流は抵抗R5により検出さ
れ、この抵抗R5の両端に一定値以上の電位差が
生ずると、増幅器IC1の出力が高レベルから低
レベルに反転してトランジスタTR4がオンす
る。よつてトランジスタTR1がオフし、磁気ヘ
ツド11に対する電流制限がかかる。この電流制
限で抵抗R5の両端電位差が上記一定値より小さ
くなると、増幅器IC1の出力が高レベルに復帰
してトランジスタTR4がオフし、トランジスタ
TR1がオンして電流制限がはずれる。この動作
がくり返されることにより磁気ヘツド11には一
定の電流が流れる。また電流制限がかかつてトラ
ンジスタTR1がオフした時には磁気ヘツド11
の巻線に生ずる逆起電力によつてフライホイール
ダイオードD1、磁気ヘツド11、トランジスタ
TR3を介して電流が流れ、磁気ヘツド11の電
流の落ち込みを防いでいる。即ち第3図において
磁気ヘツド11の電流Bは平均化して示したもの
であり、実際にはCに示すようにトランジスタ
TR1オンで電源より電流が供給される期間T1
と、トランジスタTR1オフで磁気ヘツド11の
逆起電力により電流が流れる期間T2とが交互に
くり返され、電流制限レベルILを中心として定
められたヒステリシス幅の範囲で変動する。フラ
イホイールダイオードD1が無い場合には磁気ヘ
ツド11の巻線に生ずる逆起電力による電流が流
れないので、磁気ヘツド11の電流は第4図に示
すように電流制限で急激に減少し、直ちに電流制
限がはずれて電源から電流が供給され、電源から
の電流がオフになつている時間がほとんど無い。
このため磁気ヘツド11に同じ書込電流(平均
値)を流すのに必要な電源を供給電力はこの第1
図の例の方がダイオードD1が無いものに比べて
少なくてすむ。データ書込信号Aが低レベルの時
にはトランジスタTR2がオフになつてトランジ
スタTR1,TR3がオフになり、磁気ヘツド1
1には電流が流れない。
第2図は本考案の一実施例を示す。第1図の例
では磁気ヘツド11に第3図Bのような一方向の
電流しか流れないが、この実施例は第1図の例を
2つ組み合わせて磁気ヘツドに第5図に示すよう
な双方向の電流を流すようにしたものである。す
なわち、121,131,D11は一組の電流回
路、電流制御回路及びフライホイールダイオード
であり、データ書込信号Aが高レベルになつた時
に磁気ヘツド11に第1図の例と同様に電流を流
す。122,132,D12は他の一組の電流回
路、電流制御回路及びフライホイールダイオード
であり、データ書込信号Aがインバータで反転さ
れた信号が高レベルになつた時に磁気ヘツド1
1に逆方向の電流を同様に流す。電流回路121
は第1図のものと同様にトランジスタTR11〜
TR31及び抵抗R11〜R31により構成さ
れ、電流回路122もトランジスタTR12〜
TR32及び抵抗R12〜R32により構成され
ている。電流制御回路131は演算増幅器IC1
1、コンデンサC11,C21、トランジスタ
TR41及び抵抗R41〜R111により構成さ
れていて第1図のものよりコンデンサC21が多
く、電流制御回路132も演算増幅器IC12、
コンデンサC12,C22、トランジスタTR4
2及び抵抗R42〜R112により構成されてい
る。
以上のように本考案によれば磁気ヘツドに電源
より流す電流を電流制御回路で制御するため無駄
な電力がいらない。また上記電流がオフになつて
も磁気ヘツドの巻線に生ずる逆起電力により磁気
ヘツドに電流が流れるようにしたので、電力効率
が良くなる。したがつて高抗磁力媒体へのデータ
書込を行う場合磁気ヘツドに大電流を流す必要が
なく、磁気ヘツドの巻数を大きく上げる必要もな
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す回路図、第2図は
本考案の一実施例を示す回路図、第3図〜第5図
は本考案を説明するための波形図である。 11……磁気ヘツド、12,121,122…
…電流回路、13,131,132……電流制御
回路、D1,D11,D12……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. データ書込信号に基づき磁気ヘツドに書込電流
    を流す電流回路と、上記書込電流を所定レベルで
    検出して上記電流回路のオン,オフを行なう電流
    制御回路とを有し、上記電流回路がオフのとき上
    記磁気ヘツドの巻線に生ずる逆起電力によつて上
    記磁気ヘツドに電流を流す回路をダイオードを用
    いて構成したことを特徴とするデータ書込回路。
JP16173883U 1983-10-19 1983-10-19 デ−タ書込回路 Granted JPS6070910U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16173883U JPS6070910U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 デ−タ書込回路

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JP16173883U JPS6070910U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 デ−タ書込回路

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Publication Number Publication Date
JPS6070910U JPS6070910U (ja) 1985-05-20
JPH0433525Y2 true JPH0433525Y2 (ja) 1992-08-11

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JP16173883U Granted JPS6070910U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 デ−タ書込回路

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JPS6070910U (ja) 1985-05-20

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