JPH04334882A - ねじ締めコネクタの嵌合解除方法 - Google Patents

ねじ締めコネクタの嵌合解除方法

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JPH04334882A
JPH04334882A JP10707891A JP10707891A JPH04334882A JP H04334882 A JPH04334882 A JP H04334882A JP 10707891 A JP10707891 A JP 10707891A JP 10707891 A JP10707891 A JP 10707891A JP H04334882 A JPH04334882 A JP H04334882A
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screw
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Juzo Inaba
稲葉 重三
Heiji Takase
高瀬 平二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多極端子を有して嵌合
力の大きなねじ締めコネクタにおいて、結合用のボルト
が中間部で破断した場合におけるコネクタ嵌合解除手段
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来のねじ締めコネクタを示
す縦断面図である。該ねじ締めコネクタ70は、雄コネ
クタ71と雌コネクタ72とを、中央に配置したボルト
81によって結合させるものである。両コネクタ71,
72内には多数の雌、雄端子73,74を収容してあり
、そのため嵌合、離脱には大きな力を必要とする。
【0003】そこで、該端子73,74相互の接続を楽
に行わせるために、雌コネクタ72のハウジング75の
中央に貫通孔76を設けて、該貫通孔76内にナット7
7を固設し、該雄コネクタ71のハウジング78に設け
た挿通孔79に止めワッシャ80を介してボルト81を
回動自在に装着している。該ボルト81の中間部には脆
弱なくびれ部82を形成して、一定以上のトルクが加わ
った際に破断するようにしてある。
【0004】図15は、ボルト81が該くびれ部82よ
り破断した状態を示すものであり、ボルト81の下半部
は、ねじ部83をナット77に螺合させたままコネクタ
71,72内に残っている。しかしながら、従来におい
ては、雄、雌コネクタ71,72の嵌合を解除するのに
、一方を万力等に挟み、他方を思い切り引っ張ったり、
ハンマで叩いたりして外す等の方法しかなく、離脱作業
が大変であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、ボルトが破断した状態でもコネクタの嵌合を楽
に解除できるねじ締めコネクタと嵌合解除方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一方のコネクタに設けた貫通孔にナット
を固設し、他方のコネクタに設けたボルト挿通孔に、破
断用脆弱部を有するボルトを止めワッシャを介して回動
自在に装着し、該ボルトを該ナットに螺挿して両コネク
タを結合させるねじ締めコネクタにおいて、前記ボルト
の先端に回動用の工具係合部を形成してなることを特徴
とするねじ締めコネクタ、並びに、一方のコネクタに設
けた貫通孔にナットを固設し、他方のコネクタに設けた
ボルト挿通孔に、破断用脆弱部を有するボルトを回動自
在に装着し、該ボルトを該ナットに螺挿して両コネクタ
を結合させるねじ締めコネクタにおいて、前記ボルトの
破断用脆弱部が破断した際に、ねじ切りシャフトを螺合
させてなる嵌合解除具の係合部を、前記他方のコネクタ
に設けた被係合部に係合させ、該ねじ切りシャフトの先
端を、コネクタ内に残存した前記ボルトの破断用脆弱部
に当接させ、該ねじ切りシャフトを押し込み力を発揮す
る方向に回動させて、該アーム部材の相対移動により該
他方のコネクタを前記一方のコネクタから離脱させるこ
とを特徴とするねじ締めコネクタの嵌合解除方法をそれ
ぞれ採用する。
【0007】
【作用】前者のねじ締めコネクタにあっては、ボルトが
破断した状態でも、ボルト先端の工具係合部を工具でね
じ緩み方向に回すことにより、他方のコネクタが止めワ
ッシャを介してボルトと共に一方のコネクタから離脱す
る。また、後者の嵌合解除方法にあっては、ねじ切りシ
ャフトの先端をボルトの破断部に当接させた状態で、該
シャフトを押し込み力を発揮する方向に回動させること
により、アーム部材が相対的に移動し、他方のコネクタ
を離脱方向に引き上げる。従って、前者、後者共に楽に
コネクタの嵌合を解除できる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明に係るねじ締めコネクタの一
実施例を示すものである。雄、雌コネクタの詳細は、従
来例(図13,14)と同様であるので、説明を省略す
る。
【0009】該ねじ締めコネクタ1は、図2に示す如く
、ボルト2の先端パイロット部3に、図示しないマイナ
スドライバに対する一文字の工具係合溝4を設けたこと
を特徴とするものである。この他にもパイロット部3′
に、図3に示すような十文字の係合溝5を設けたり、図
4、図5に示すような、二面幅を有する工具係合部6や
多角形状(四角に限らない)の工具係合部7を形成して
もよい。
【0010】そして、図1の如くボルト2がくびれ部8
より破断した場合には、図示しない工具をパイロット部
3の工具係合溝4に係合させ、ボルト2を緩み方向(矢
印イ方向)に回転させる。これにより、ボルト2に固定
されて雄コネクタ9のハウジング段部10に当接した止
めワッシャ11が該雄コネクタ9を持ち上げて雌コネク
タ12から離脱させる。
【0011】図6,図7は、本発明に係るねじ締めコネ
クタの嵌合解除方法の一実施例を示すものである。この
方法は、嵌合解除具14を用いて雄コネクタ15を雌コ
ネクタ16から離脱させるものである。該嵌合解除具1
4は、図8にその斜視図を示すように、金属材料により
形成され、半球状先端部17を有するねじ切りシャフト
18と、該シャフト18の雄ねじ部19に螺合する雌ね
じ部20と一対の対向する係合部としての爪部21,2
1とを有するアーム部材22と、該シャフト18の頭部
23に設けられたハンドル24とにより構成される。
【0012】ここで該アーム部材22は、中央に雌ねじ
部20を有する横梁部25の両肩に、内向きの爪部21
を有する一対のアーム26,26をピン27で軸支して
半径方向に可動としたものである。また、雄コネクタ1
5のハウジング上壁28の中央突出部29の外壁30に
は、該アーム26の爪部21に対する一対の被係合部と
しての引っ掛け溝31,31を設けてある。
【0013】そして、爪部21を該引っ掛け溝31に係
合させ、ハンドル24を回転させてシャフト先端部17
を、雌コネクタ16のナット32に螺合したボルト33
のくびれ破断部34に当接させ、さらに該ハンドル24
を回転させることによりシャフト18を押し込み力fを
発揮する方向に回動させる。それによって、図7に示す
如く、嵌合解除具14のアーム部材22が相対的に矢印
ロ方向に移動し、爪部21に係合した雄コネクタ15が
雌コネクタ16から容易に離脱する。
【0014】なお、該雄コネクタ15の両側には、一対
の仮係止突起35,35、雌コネクタ16には、仮係止
突起35に対する当接面36を有する係合窓37,37
を設けてあるが、上記嵌合解除方法によれば、該仮係止
突起35と係合窓37との係合をも難なく解除させるこ
とができる。
【0015】図9は、アーム部材39の横梁部40を長
く設定した嵌合解除具41を用いて、雄コネクタ42の
ハウジング両側壁43,43に形成した一対の引っ掛け
溝44,44にアーム45,45の爪部46,46を係
合させて、上記同様に雄コネクタ42を雌コネクタ47
から離脱させる例を示すものである。
【0016】図10、図11は、それぞれ嵌合解除具の
変形例を示すものである。図10の嵌合解除具48のア
ーム部材57には、ピン49,49で軸支したアーム5
0,50に爪部51,51を半径方向外向きに突設して
あり、図12に、雄コネクタ52との係合状態を示す如
く、該雄コネクタ52には、ハウジング上壁53の突出
部54の内壁55に、該爪部51,51に係合する一対
の引っ掛け溝56,56を設けている。
【0017】図11の嵌合解除具66は、アーム58,
58を螺合梁部59と一体に形成し、爪部60,60を
該アーム58,58の接線方向に突設したものであり、
図13に、雄コネクタ61との係合状態を示す如く、該
雄コネクタ61には、ハウジング上壁62の対向する前
後の突出壁63,63に、該爪部60,60に対する一
対の引っ掛け孔64,64を設けている。該嵌合解除具
66は、アーム部材65を若干回動させることにより、
簡単に爪部60を引っ掛け孔64に係合させることがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、雄、雌
コネクタの嵌合解除を楽に行うことができるから、作業
者の負担が軽減すると共に、従来のように無理に解除し
てコネクタを傷付けたりするといった心配もなくなるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るねじ締めコネクタの一実施例を示
す縦断面図である。
【図2】同じくボルト先端の工具係合部を示す斜視図で
ある。
【図3】工具係合部の第一変形例を示す斜視図である。
【図4】工具係合部の第二変形例を示す斜視図である。
【図5】工具係合部の第三変形例を示す斜視図である。
【図6】本発明に係るねじ締めコネクタの嵌合解除方法
の一例を示す縦断面図である。
【図7】同じく嵌合解除状態を示す縦断面図である。
【図8】嵌合解除具の一例を示す斜視図である。
【図9】嵌合解除方法の第一変形例(及び嵌合解除具の
第一変形例)を示す縦断面図である。
【図10】嵌合解除具の第二変形例を示す斜視図である
【図11】嵌合解除具の第三変形例を示す斜視図である
【図12】嵌合解除方法の第二変形例を示す要部縦断面
図である。
【図13】嵌合解除方法の第三変形例を示す要部縦断面
図である。
【図14】従来のねじ締めコネクタを示す縦断面図であ
る。
【図15】同じくボルト破断状態を示す縦断面図である
【符号の説明】
1                      ねじ
締めコネクタ2,33               
 ボルト4,5                  
工具係合溝6,7                 
 工具係合部8                  
    破断用くびれ部9,15,42,52    
雄コネクタ11                  
  止めワッシャ12,16,47        雌
コネクタ14,41,48,66  嵌合解除具18 
                   ねじ切りシャ
フト21,46,51,60  爪部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一方のコネクタに設けた貫通孔にナッ
    トを固設し、他方のコネクタに設けたボルト挿通孔に、
    破断用脆弱部を有するボルトを止めワッシャを介して回
    動自在に装着し、該ボルトを該ナットに螺挿して両コネ
    クタを結合させるねじ締めコネクタにおいて、前記ボル
    トの先端に回動用の工具係合部を形成してなることを特
    徴とするねじ締めコネクタ。
  2. 【請求項2】  一方のコネクタに設けた貫通孔にナッ
    トを固設し、他方のコネクタに設けたボルト挿通孔に、
    破断用脆弱部を有するボルトを回動自在に装着し、該ボ
    ルトを該ナットに螺挿して両コネクタを結合させるねじ
    締めコネクタにおいて、前記ボルトの破断用脆弱部が破
    断した際に、ねじ切りシャフトを螺合させてなる嵌合解
    除具の係合部を、前記他方のコネクタに設けた被係合部
    に係合させ、該ねじ切りシャフトの先端を、コネクタ内
    に残存した前記ボルトの破断用脆弱部に当接させ、該ね
    じ切りシャフトを押し込み力を発揮する方向に回動させ
    て、該アーム部材の相対移動により該他方のコネクタを
    前記一方のコネクタから離脱させることを特徴とするね
    じ締めコネクタの嵌合解除方法。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60875U (ja) * 1983-06-17 1985-01-07 日産自動車株式会社 ねじ締め型コネクタハウジングにおける安全装置
JPH01115009U (ja) * 1988-01-28 1989-08-02
JPH0227014U (ja) * 1988-08-10 1990-02-22

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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