JPH04334724A - エンジンのインタクーラ付き過給装置 - Google Patents
エンジンのインタクーラ付き過給装置Info
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- JPH04334724A JPH04334724A JP13060491A JP13060491A JPH04334724A JP H04334724 A JPH04334724 A JP H04334724A JP 13060491 A JP13060491 A JP 13060491A JP 13060491 A JP13060491 A JP 13060491A JP H04334724 A JPH04334724 A JP H04334724A
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims abstract description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 11
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 14
- 239000000779 smoke Substances 0.000 abstract description 7
- 239000000446 fuel Substances 0.000 abstract description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 4
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 4
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- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000004781 supercooling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのインタクー
ラ付き過給装置に関し、インタクーラへの冷却風量の調
節により、インタクーラによる凝縮水の発生を抑えて燃
焼室内の腐食を防止するとともに、青白煙の発生をなく
せるものを提供する。
ラ付き過給装置に関し、インタクーラへの冷却風量の調
節により、インタクーラによる凝縮水の発生を抑えて燃
焼室内の腐食を防止するとともに、青白煙の発生をなく
せるものを提供する。
【0002】
【従来の技術】一般の過給機付きディーゼルエンジンで
は、高温の給気を冷却してエンジンの充填効率を高める
ためにインタクーラを付設する場合が少なくない。本発
明はこのエンジンのインタクーラ付き過給装置を対象と
し、その基本構造は、図1又は図3に示すように、エン
ジンEの排気路10に過給機1を付設し、過給機1の給
気路2にインタクーラ5を介装し、インタクーラ5を冷
却ファン4による冷却風路13上に配置し、過給機1か
ら給気路2に圧送された圧縮空気をインタクーラ5で冷
却してエンジンEの燃焼室に送るように構成した形式の
ものである。
は、高温の給気を冷却してエンジンの充填効率を高める
ためにインタクーラを付設する場合が少なくない。本発
明はこのエンジンのインタクーラ付き過給装置を対象と
し、その基本構造は、図1又は図3に示すように、エン
ジンEの排気路10に過給機1を付設し、過給機1の給
気路2にインタクーラ5を介装し、インタクーラ5を冷
却ファン4による冷却風路13上に配置し、過給機1か
ら給気路2に圧送された圧縮空気をインタクーラ5で冷
却してエンジンEの燃焼室に送るように構成した形式の
ものである。
【0003】この形式の従来技術としては、図3に示す
ように、給気路2に配置したインタクーラ5をディーゼ
ルエンジンEのラジエータ11の前方に臨ませ、ラジエ
ータ11の吸い込み式冷却ファン4で起こした冷却風を
インタクーラ5に吹き付けて、給気路2を通る圧縮空気
(即ち、給気)を冷却するようにしたものがある。
ように、給気路2に配置したインタクーラ5をディーゼ
ルエンジンEのラジエータ11の前方に臨ませ、ラジエ
ータ11の吸い込み式冷却ファン4で起こした冷却風を
インタクーラ5に吹き付けて、給気路2を通る圧縮空気
(即ち、給気)を冷却するようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、低
温時やエンジンEの軽負荷時などに給気がインタクーラ
5で過冷却されて給気路2内に凝縮水を発生させ、これ
が燃焼室内に侵入して吸気弁、シリンダライナやピスト
ンリングなどを腐食させる虞れが大きかった。この場合
、発生した凝縮水を除去する専用の装置もあるが、凝縮
水自体の発生を抑制するものではないので、凝縮水の燃
焼室への侵入を確実に防止できない虞れが残る。
温時やエンジンEの軽負荷時などに給気がインタクーラ
5で過冷却されて給気路2内に凝縮水を発生させ、これ
が燃焼室内に侵入して吸気弁、シリンダライナやピスト
ンリングなどを腐食させる虞れが大きかった。この場合
、発生した凝縮水を除去する専用の装置もあるが、凝縮
水自体の発生を抑制するものではないので、凝縮水の燃
焼室への侵入を確実に防止できない虞れが残る。
【0005】また、低温時やエンジンEの軽負荷時など
に、上述のようにディーゼルエンジンEの給気が過冷却
されると、燃焼に必要な燃料と空気の混合比が燃料過剰
の側に傾いて青白煙が発生する虞れもある。本発明は、
低温時やエンジンの軽負荷時において、インタクーラに
よる凝縮水の発生や青白煙を確実に抑えることを技術的
課題とする。
に、上述のようにディーゼルエンジンEの給気が過冷却
されると、燃焼に必要な燃料と空気の混合比が燃料過剰
の側に傾いて青白煙が発生する虞れもある。本発明は、
低温時やエンジンの軽負荷時において、インタクーラに
よる凝縮水の発生や青白煙を確実に抑えることを技術的
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の手段を、実施例を示す図面により以下に説明する。即
ち、本発明は、前記基本構造のエンジンのインタクーラ
付き過給装置において、インタクーラ5の冷却風路13
の通風上手側に風量調節器3を臨ませ、風量調節器3は
冷却風の風路断面積を増減する開度調節羽根6と開度調
節羽根6を開閉駆動する駆動装置7とから構成され、イ
ンタクーラ5よりも流通下手側の給気路2に温度検出器
8を臨ませて配置し、温度検出器8を風量調節器3の駆
動装置7に連動し、温度検出器8の検出給気温度Tが設
定温度T0以下の状態では、風量調節器3の開度調節羽
根6の開度を小さくするように制御してインタクーラ5
への冷却風量を減少させるとともに、温度検出器8の検
出給気温度Tが設定温度T0より高い状態では、風量調
節器3の開度調節羽根6の開度を大きくするように制御
して大きくなってインタクーラ5への冷却風量を増大さ
せるように構成したことを特徴とするものである。
の手段を、実施例を示す図面により以下に説明する。即
ち、本発明は、前記基本構造のエンジンのインタクーラ
付き過給装置において、インタクーラ5の冷却風路13
の通風上手側に風量調節器3を臨ませ、風量調節器3は
冷却風の風路断面積を増減する開度調節羽根6と開度調
節羽根6を開閉駆動する駆動装置7とから構成され、イ
ンタクーラ5よりも流通下手側の給気路2に温度検出器
8を臨ませて配置し、温度検出器8を風量調節器3の駆
動装置7に連動し、温度検出器8の検出給気温度Tが設
定温度T0以下の状態では、風量調節器3の開度調節羽
根6の開度を小さくするように制御してインタクーラ5
への冷却風量を減少させるとともに、温度検出器8の検
出給気温度Tが設定温度T0より高い状態では、風量調
節器3の開度調節羽根6の開度を大きくするように制御
して大きくなってインタクーラ5への冷却風量を増大さ
せるように構成したことを特徴とするものである。
【0007】上記開度調節羽根6による開度調節とは、
開度100%から0%までの連続的な制御と、開度10
0%と0%とのいわばオン・オフの二位置制御との両方
を含む概念である。
開度100%から0%までの連続的な制御と、開度10
0%と0%とのいわばオン・オフの二位置制御との両方
を含む概念である。
【0008】
【作用】(1)低温時やエンジンEの軽負荷時などにお
いて、インタクーラ5により圧縮空気が過冷却されよう
とすると、給気路2に配置した温度検出器8の検出給気
温度Tが設定温度T0以下になるので、駆動装置7によ
り風量調節器3の開度調節羽根6の開度が小さくなり、
インタクーラ5を通過する冷却風量が減少して、インタ
クーラ5での圧縮空気(即ち、給気)の放熱効率が低下
し、過冷却が解除されて圧縮空気から凝縮水が発生する
ことを防止できる。
いて、インタクーラ5により圧縮空気が過冷却されよう
とすると、給気路2に配置した温度検出器8の検出給気
温度Tが設定温度T0以下になるので、駆動装置7によ
り風量調節器3の開度調節羽根6の開度が小さくなり、
インタクーラ5を通過する冷却風量が減少して、インタ
クーラ5での圧縮空気(即ち、給気)の放熱効率が低下
し、過冷却が解除されて圧縮空気から凝縮水が発生する
ことを防止できる。
【0009】(2)インタクーラ5に流入する給気の温
度が低温域を越えて高くなると、温度検出器8の検出給
気温度Tが設定温度T0より高くなり、風量調節器3の
開度調節羽根6の開度が大きくなってインタクーラ5を
通過する冷却風量が増大するので、インタクーラ5での
給気の放熱効率が上がり、給気はインタクーラ5で円滑
に冷却されて燃焼室に送られる。
度が低温域を越えて高くなると、温度検出器8の検出給
気温度Tが設定温度T0より高くなり、風量調節器3の
開度調節羽根6の開度が大きくなってインタクーラ5を
通過する冷却風量が増大するので、インタクーラ5での
給気の放熱効率が上がり、給気はインタクーラ5で円滑
に冷却されて燃焼室に送られる。
【0010】
【発明の効果】(1)低温時やエンジンの軽負荷時など
において、インタクーラにより圧縮空気が過冷却されよ
うとすると、風量調節器の開度調節羽根の開度が小さく
なってインタクーラでの給気の放熱効率が低下するので
、過冷却による凝縮水の発生が防止されて、燃焼室内で
の吸気弁、シリンダライナやピストンリングなどの腐食
を円滑になくせる。そのうえ、本発明では凝縮水自体の
発生を防止するので、発生した凝縮水を除去する冒述の
装置とは異なり、腐食を確実になくせる。
において、インタクーラにより圧縮空気が過冷却されよ
うとすると、風量調節器の開度調節羽根の開度が小さく
なってインタクーラでの給気の放熱効率が低下するので
、過冷却による凝縮水の発生が防止されて、燃焼室内で
の吸気弁、シリンダライナやピストンリングなどの腐食
を円滑になくせる。そのうえ、本発明では凝縮水自体の
発生を防止するので、発生した凝縮水を除去する冒述の
装置とは異なり、腐食を確実になくせる。
【0011】(2)低温時やエンジンの軽負荷時などで
も、給気が過冷却されることをなくせるので、燃料と空
気の混合比を適正に保持して青白煙の発生を防止できる
。
も、給気が過冷却されることをなくせるので、燃料と空
気の混合比を適正に保持して青白煙の発生を防止できる
。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて述べ
る。図1はディーゼルエンジンの過給装置の概略系統図
、図2は風量調節器の概略説明図である。
る。図1はディーゼルエンジンの過給装置の概略系統図
、図2は風量調節器の概略説明図である。
【0013】図1に示すように、ディーゼルエンジンE
の前方にラジエータ11及びインタクーラ5を横方向に
並設し、ラジエータ11及びインタクーラ5の後方に吸
い込み式冷却ファン4を臨ませてエンジンEのクランク
軸に連動し、ラジエータ11及びインタクーラ5の全体
をファンシュラウド21で方向付けてこれらを冷却風路
13上に配置し、冷却ファン4で起こした冷却風をイン
タクーラ5及びラジエータ11に吹き当てるように構成
する。上記エンジンEの排気管10に過給機1を付設し
、過給機1のタービン室14を排気管10に臨ませ、過
給機1のブロア室15の入口をエアクリーナ17を介し
て吸気路16に臨ませるとともに、ブロア室15の吐出
口18をエンジンEの吸気マニホールド19に給気路2
を介して連通し、給気路2にインタクーラ5を介装して
、過給機1から給気路2に圧送された圧縮空気をインタ
クーラ5で冷却してエンジンEの燃焼室に送るように構
成する。
の前方にラジエータ11及びインタクーラ5を横方向に
並設し、ラジエータ11及びインタクーラ5の後方に吸
い込み式冷却ファン4を臨ませてエンジンEのクランク
軸に連動し、ラジエータ11及びインタクーラ5の全体
をファンシュラウド21で方向付けてこれらを冷却風路
13上に配置し、冷却ファン4で起こした冷却風をイン
タクーラ5及びラジエータ11に吹き当てるように構成
する。上記エンジンEの排気管10に過給機1を付設し
、過給機1のタービン室14を排気管10に臨ませ、過
給機1のブロア室15の入口をエアクリーナ17を介し
て吸気路16に臨ませるとともに、ブロア室15の吐出
口18をエンジンEの吸気マニホールド19に給気路2
を介して連通し、給気路2にインタクーラ5を介装して
、過給機1から給気路2に圧送された圧縮空気をインタ
クーラ5で冷却してエンジンEの燃焼室に送るように構
成する。
【0014】図1に示すように、上記インタクーラ5の
冷却風路13の通風上手側に風量調節器3を臨ませ、イ
ンタクーラ5の流通下手側の給気路2にサーミスタから
成る温度検出器8を臨ませ、風量調節器3は冷却風の風
路断面積を増減する開度調節羽根6と開度調節羽根6を
開閉駆動する駆動装置7(具体的にはソレノイド)とか
ら構成される。即ち、図2に示すように、上記開度調節
羽根6はブラインド式の回動翼羽根から成り、これらの
複数枚の羽根6・6…を係合ロッド23に一括固定して
枢支し、係合ロッド23をリンクと牽引部材との組み合
わせ機構22を介してソレノイド7に連結し、引っ張り
バネから成るバイアスバネ24で係合ロッド23を矢印
Q方向に付勢し、ソレノイド7の出力ロッド7aの進出
駆動で係合ロッド23を矢印P方向に変移可能に構成す
るとともに、当該ソレノイド7を制御手段12を介して
前記温度検出器8に連動する(図1参照)。
冷却風路13の通風上手側に風量調節器3を臨ませ、イ
ンタクーラ5の流通下手側の給気路2にサーミスタから
成る温度検出器8を臨ませ、風量調節器3は冷却風の風
路断面積を増減する開度調節羽根6と開度調節羽根6を
開閉駆動する駆動装置7(具体的にはソレノイド)とか
ら構成される。即ち、図2に示すように、上記開度調節
羽根6はブラインド式の回動翼羽根から成り、これらの
複数枚の羽根6・6…を係合ロッド23に一括固定して
枢支し、係合ロッド23をリンクと牽引部材との組み合
わせ機構22を介してソレノイド7に連結し、引っ張り
バネから成るバイアスバネ24で係合ロッド23を矢印
Q方向に付勢し、ソレノイド7の出力ロッド7aの進出
駆動で係合ロッド23を矢印P方向に変移可能に構成す
るとともに、当該ソレノイド7を制御手段12を介して
前記温度検出器8に連動する(図1参照)。
【0015】この場合、風量調節器3と温度検出器8と
制御手段12から成る制御装置は下記のように構成され
る。 (1) 温度検出器8の検出給気温度Tが制御装置1
2の設定温度T0(具体的には、45℃)を境界として
これ以下に漸次低くなって行くと、ソレノイド7の出力
ロッド7aが進出駆動し、図2の実線に示すように、風
量調節器3の開度調節羽根6が支点25を中心に矢印R
方向に回動するので、羽根6の開度が小さくなってイン
タクーラ5を通過する冷却風量を減少させる。 (2) 温度検出器8の検出給気温度Tが制御装置1
2の設定温度T0を境界としてこれより漸次高くなって
行くと、ソレノイド7の出力ロッド7aが後退駆動し、
図2の仮想線で示すように、バイアスバネ24の作用で
開度調節羽根6が矢印S方向に回動するので、羽根6の
開度が大きくなってインタクーラ5を通過する冷却風量
を増大させる。
制御手段12から成る制御装置は下記のように構成され
る。 (1) 温度検出器8の検出給気温度Tが制御装置1
2の設定温度T0(具体的には、45℃)を境界として
これ以下に漸次低くなって行くと、ソレノイド7の出力
ロッド7aが進出駆動し、図2の実線に示すように、風
量調節器3の開度調節羽根6が支点25を中心に矢印R
方向に回動するので、羽根6の開度が小さくなってイン
タクーラ5を通過する冷却風量を減少させる。 (2) 温度検出器8の検出給気温度Tが制御装置1
2の設定温度T0を境界としてこれより漸次高くなって
行くと、ソレノイド7の出力ロッド7aが後退駆動し、
図2の仮想線で示すように、バイアスバネ24の作用で
開度調節羽根6が矢印S方向に回動するので、羽根6の
開度が大きくなってインタクーラ5を通過する冷却風量
を増大させる。
【0016】そこで、本実施例1の過給装置の機能を説
明する。 (1) 低温時やエンジンEの軽負荷時などにおいて
、インタクーラ5により給気路2の圧縮空気が過冷却さ
れようとすると、給気路2の流通下手側に配置した温度
検出器8の検出給気温度Tが設定温度T0以下になるの
で、その検出温度Tに応じて開度調節羽根6の開度が小
さくなり、風量調節器3を通過する冷却風量が減少する
。このため、冷却風によるインタクーラ5の放熱効率が
下がり、過冷却による凝縮水の発生が抑えられて、燃焼
室内での吸気弁、シリンダライナやピストンリングなど
の腐食を円滑に防止できる。また、圧縮空気が過冷却さ
れることをなくせるので、燃料と空気の混合比を適正に
保持して青白煙の発生を防止できる。
明する。 (1) 低温時やエンジンEの軽負荷時などにおいて
、インタクーラ5により給気路2の圧縮空気が過冷却さ
れようとすると、給気路2の流通下手側に配置した温度
検出器8の検出給気温度Tが設定温度T0以下になるの
で、その検出温度Tに応じて開度調節羽根6の開度が小
さくなり、風量調節器3を通過する冷却風量が減少する
。このため、冷却風によるインタクーラ5の放熱効率が
下がり、過冷却による凝縮水の発生が抑えられて、燃焼
室内での吸気弁、シリンダライナやピストンリングなど
の腐食を円滑に防止できる。また、圧縮空気が過冷却さ
れることをなくせるので、燃料と空気の混合比を適正に
保持して青白煙の発生を防止できる。
【0017】(2) インタクーラ5に流入する給気
の温度が低温域を越えて高くなると、温度検出器8の検
出給気温度Tが設定温度T0より高くなり、上記(1)
とは逆に開度調節羽根6の開度が大きくなり、風量調節
器3を通過する冷却風量が増大する。このため、冷却風
によるインタクーラ5の放熱効率が上がり、圧縮空気は
インタクーラ5で円滑に冷却されて燃焼室に送られる。
の温度が低温域を越えて高くなると、温度検出器8の検
出給気温度Tが設定温度T0より高くなり、上記(1)
とは逆に開度調節羽根6の開度が大きくなり、風量調節
器3を通過する冷却風量が増大する。このため、冷却風
によるインタクーラ5の放熱効率が上がり、圧縮空気は
インタクーラ5で円滑に冷却されて燃焼室に送られる。
【0018】この場合、開度調節羽根6の開閉機構は上
記実施例に限らないし、その開閉制御方式は、開度0%
から最大開度に亘り連続的に開閉するようにしても良い
し、0%開度と最大開度との2位置制御で切り替えるよ
うに制御手順を構成しても良い。また、上記実施例とは
異なり、インタクーラ5に冷却風を吹き当てる専用の冷
却ファン4を、ラジエータ11の冷却ファンとは別に設
けても良い。
記実施例に限らないし、その開閉制御方式は、開度0%
から最大開度に亘り連続的に開閉するようにしても良い
し、0%開度と最大開度との2位置制御で切り替えるよ
うに制御手順を構成しても良い。また、上記実施例とは
異なり、インタクーラ5に冷却風を吹き当てる専用の冷
却ファン4を、ラジエータ11の冷却ファンとは別に設
けても良い。
【図1】ディーゼルエンジンの過給装置の概略系統図で
ある。
ある。
【図2】風量調節器の概略説明図である。
【図3】従来技術を示す図1の相当図である。
1 過給機
2 給気路
3 風量調節器
4 冷却ファン
5 インタクーラ
6 開度調節羽根
7 6の駆動装置
8 温度検出器
10 排気路
E エンジン
T0 設定温度
T 8の検出給気温度
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン(E)の排気路(10)に過
給機(1)を付設し、過給機(1)からの給気路(2)
にインタクーラ(5)を介装し、インタクーラ(5)を
冷却ファン(4)による冷却風路(13)上に配置し、
過給機(1)から給気路(2)に圧送された圧縮空気を
インタクーラ(5)で冷却してエンジン(E)の燃焼室
に送るように構成したエンジンのインタクーラ付き過給
装置において、インタクーラ(5)の冷却風路(13)
の通風上手側に風量調節器(3)を臨ませ、風量調節器
(3)は冷却風の風路断面積を増減する開度調節羽根(
6)と開度調節羽根(6)を開閉駆動する駆動装置(7
)とから構成され、インタクーラ(5)よりも流通下手
側の給気路(2)に温度検出器(8)を臨ませて配置し
、温度検出器(8)を風量調節器(3)の駆動装置(7
)に連動し、温度検出器(8)の検出給気温度(T)が
設定温度(T0)以下の状態では、風量調節器(3)の
開度調節羽根(6)の開度が小さくなってインタクーラ
(5)への冷却風量を減少させるとともに、温度検出器
(8)の検出給気温度(T)が設定温度(T0)より高
い状態では、風量調節器(3)の開度調節羽根(6)の
開度が大きくなってインタクーラ(5)への冷却風量を
増大させるように構成したことを特徴とするエンジンの
インタクーラ付き過給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13060491A JPH04334724A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | エンジンのインタクーラ付き過給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13060491A JPH04334724A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | エンジンのインタクーラ付き過給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04334724A true JPH04334724A (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=15038187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13060491A Pending JPH04334724A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | エンジンのインタクーラ付き過給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04334724A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040048128A (ko) * | 2002-12-02 | 2004-06-07 | 현대자동차주식회사 | 터보 차저 인터쿨러 엔진의 터보 지연 제어장치 및 방법 |
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