JPH09256814A - ディーゼル機関プラント - Google Patents

ディーゼル機関プラント

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JPH09256814A
JPH09256814A JP8065988A JP6598896A JPH09256814A JP H09256814 A JPH09256814 A JP H09256814A JP 8065988 A JP8065988 A JP 8065988A JP 6598896 A JP6598896 A JP 6598896A JP H09256814 A JPH09256814 A JP H09256814A
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JP
Japan
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exhaust gas
supercharger
diesel engine
load
pressure
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JP8065988A
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English (en)
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Hideo Kihara
英雄 木原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Supercharger (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機関の部分負荷時(低負荷時)に高背圧下で
あってもこれに適合できる十分に高い掃気圧力が得ら
れ、かつ高負荷時においては掃気圧力の過昇がなく、さ
らに過給機のサージングの発生も防止し得るディーゼル
機関プラントを提供する。 【解決手段】 ディーゼル機関の排ガスにより駆動され
る過給機と、上記排ガスの熱を回収する排ガス熱回収ボ
イラとを備えたディーゼル機関プラントにおいて、上記
過給機は、そのノズル絞りが異なったものが複数台設け
て、切替え手段により、一定負荷以下の部分負荷時にお
いて、上記ノズル絞りの大きい方(ノズルが絞られた
方)の過給機のみに排ガスを通流せしめてこれを作動せ
しめる。あるいは、同一絞りの複数台の過給機と排ガス
遮断弁とを併設してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディーゼル機関と、
過給機及び排ガス熱回収ボイラとを備えたディーゼル機
関プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】図4には、排ガス熱回収システムを備え
たディーゼル機関プラントの従来の1例が示されてい
る。図4において、10はディーゼル機関、11は同デ
ィーゼル機関10からの排ガスが集められる排気集合
管、13は上記排ガスにより駆動される過給機、13a
は同過給機13の排気タービン、13bはコンプレッ
サ、14は空気冷却器、12は掃気トランクである。
【0003】上記ディーゼル機関10の各シリンダから
の燃焼排ガスは排気集合管11に集められた後、過給機
13の排気ガスタービン13aに作用してこれを駆動
し、同排気ガスタービン13aは同軸のコンプレッサ1
3bを回転駆動する。同コンプレッサ13bにより圧縮
された空気は、空気冷却器14にて冷却、降温され掃気
トランク12に入り、ピストンの往復動により開閉され
る掃気ポートから機関10のシリンダ内に流入し燃焼に
供される。
【0004】3は排ガス熱回収ボイラ、16は排気消音
器、17は煙突であり、過給機13を駆動した排ガス
は、排ガス熱回収ボイラ3にてこれに供給される水と熱
交換して蒸気を発生せしめた後、排気消音器16にて減
圧、消音されて煙突17から外気中に排出される。
【0005】上記のようなディーゼル機関プラントにお
いては、過給機13の排ガス出口から煙突17の出口ま
での背圧は、最大で300〜350mmAq程度にて運転
される。
【0006】上記従来のディーゼル機関プラントにおい
ては、ディーゼル機関10が部分負荷で運転された場
合、排ガス量の減少とともに上記背圧は減少する。この
背圧の減少により、上記過給機13の排気ガスタービン
13aに導かれる排ガス量が減少し、排気ガスタービン
13a入口での排ガス圧力が下がる。従来の上記プラン
トにおいては、かかる排ガス圧力の低下があっても、機
関の運転に必要な空気は確保できるように設計されてい
る。
【0007】また、過給機13用排気ガスタービン13
aのノズル絞りを可変として、上記部分負荷時の排ガス
圧力の低下を上記ノズルを絞ることにより改善し、熱効
率の上昇をなすようにしたものが提案されている。しか
しながら、これは高背圧下での運転を前提にしたもので
はなく、このため上記過給機13の排気ガスタービン1
3a側のノズルを絞りすぎると、過給機がサージングを
起こす。
【0008】然るに、ディーゼル機関10からの排ガス
を大型の排ガス熱回収ボイラ3へ送り、排ガス中の残存
酸素を燃焼に用いて、排ガスの顕熱を上記回収ボイラ3
で回収するようにしたコンバインドサイクルにおいて
は、排ガス回収ボイラ3の定常運転中は、ディーゼル機
関10の負荷が大きく変化してもボイラ3側の押込み空
気圧力は一定である。このため、上記押込み圧力以上の
排ガス圧力、つまり背圧でないと、ディーゼル機関10
からの排ガスは回収ボイラ15へ流入しない。
【0009】即ち、かかるディーゼル機関にあっては、
大気へ排ガスを直接放出する場合と異なり、過給機13
出口の背圧は一定となる。このため、部分負荷運転にお
いて過給機13の排気ガスタービン13a入口の排ガス
圧力が低下した場合には、ディーゼル機関10に十分な
燃焼用空気が供給されなくなることから、かかるディー
ゼル機関プラントにおいては、部分負荷運転時における
過給機13入口の排ガス圧力を上記背圧以上に保持する
ことが必須となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディーゼル機関プラントにあっては、次のような問
題点を抱えている。即ち、排気ガスタービン13aのノ
ズルが、1種類のノズル絞り即ち固定絞りである過給機
13を備えたディーゼル機関プラントにあっては、部分
負荷運転状態で排ガス量が減少した場合、過給機13の
排ガス出口に設置された回収ボイラ3への押込み圧力が
一定、つまり、ディーゼル機関10側から見ると背圧が
一定の状態では、過給機13の仕事は大幅に減少し、著
しい効率の低下を招く。また、これと同時に機関の掃気
圧力が低下するため、燃焼ガス温度が上昇し、機関の熱
負荷が上昇する。
【0011】上記に対処するため、部分負荷で十分な掃
気圧力を確保可能なノズル絞りを備えた過給機13のみ
を装備した場合には、高負荷時において掃気圧力が過大
となり、機関の運転が不可能となる。さらに、高背圧下
で機関10が運転される場合、ノズル絞りを可変にした
のみでは、過給機13にサージングが発生する。
【0012】本発明の目的は、機関の部分負荷時(低負
荷時)に高背圧下であってもこれに適合できる十分に高
い掃気圧力が得られ、かつ高負荷時においては掃気圧力
の過昇がなく、さらに過給機のサージングの発生も防止
し得るディーゼル機関プラントを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するもので、その第1の手段は、ディーゼル機関の排
ガスにより駆動される過給機と、上記排ガスの熱を回収
する排ガス熱回収ボイラとを備えたディーゼル機関プラ
ントにおいて、上記過給機は、そのノズル絞りが異なっ
たものが複数台設けられるとともに、上記ディーゼル機
関と上記各過給機との間の排ガス管路に、上記各過給機
への排ガスの通流、遮断を切り替えて、上記機関の一定
負荷以下の部分負荷時において、上記ノズル絞りの大き
い方(ノズルが絞られた方)の過給機のみに排ガスを通
流せしめてこれを作動せしめる切替え手段が設けられて
構成されたことにある。
【0014】上記手段によれば、ディーゼル機関が一定
負荷以下の低負荷(部分負荷)になると、切替え手段に
より、ノズル絞りが大きい方の低負荷用過給機にのみ排
ガスが通流するように切り替えられる。上記低負荷用過
給機はノズルを十分に絞り、これに適合したディフュー
ザを備えているので、高背圧下にあってもこれに適合し
得る高い掃気圧力が得られる。
【0015】機関の高負荷運転時には、上記切替え手段
によって上記低負荷用過給機への排ガスの通流が遮断さ
れ、高負荷運転に対応した掃気圧力になるように設定さ
れた過給機に排ガスが供給され、この過給機のみが作動
するので、掃気圧力の過大な上昇の発生は無い。これに
より、高背圧下においても機関の全運転範囲において適
切な掃気圧力が得られるとともに、過給機のサージング
の発生も阻止される。
【0016】また第2の手段は、上記ディーゼル機関プ
ラントにおいて、上記過給機は、そのノズル絞りが同一
のものが複数台設けられるとともに、上記ディーゼル機
関と上記過給機の少なくとも1台との間の排ガス管路に
同排ガス管路での排ガスの通流を遮断する排ガス遮断弁
を設け、上記機関の一定負荷以下の部分負荷時におい
て、上記排ガス遮断弁を閉じて、この遮断弁に接続され
た過給機への排ガスの通流を遮断するように構成された
ことにある。
【0017】上記手段によれば、機関の低負荷(部分負
荷)運転時に排ガス遮断弁を閉じると、同遮断弁に接続
された過給機の運転が停止される。これにより、高背圧
下にあっても、運転条件に適合した空気量及び掃気圧力
での運転がなされ、掃気圧力の低下が防止される。ま
た、高負荷時には他の過給機もこれの排ガス遮断弁の開
放により併行して、高負荷運転条件下での空気量及び掃
気圧力で以って運転される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図1〜図3を参照して本発明
の実施形態を詳細に説明する。図1には本発明の実施の
第1形態に係るディーゼル機関プラントの系統図が示さ
れている。
【0019】図1において、10は大型2サイクルディ
ーゼル機関、11は同ディーゼル機関10の各シリンダ
からの排ガスが集められる排気集合管、12は同ディー
ゼル機関10の掃気トランク、14は空気冷却器であ
る。
【0020】6は低負荷用過給機、7は高負荷用過給
機、8は三方弁式の切替えダンパであり、同ダンパ8を
切り替えることにより、ディーゼル機関10の一定負荷
以下の低負荷時には上記低負荷用過給機6が、上記一定
負荷を超える高負荷時には上記高負荷用過給機7が夫々
作動するように構成されている。
【0021】上記高負荷用過給機7はディーゼル機関1
0の最大負荷において最大掃気圧力が得られるような排
気ガスタービン7aのノズル絞りに適合したコンプレッ
サ7bのディフューザが設定されている。また低負荷用
過給機6は排気ガスタービン6aのノズルを十分に絞る
とともに、これに適合したコンプレッサ6bのディフュ
ーザが用いられ、排ガス量の少ない部分負荷時に高背圧
下での運転を行っても、所定の掃気圧力が保持すること
ができるように構成されている。
【0022】5は上記ディーゼル機関10の出力制御用
のガバナであり、同ガバナ5からの負荷状態に基づく制
御信号が回線9を介して上記切替えダンパ8に伝送さ
れ、ガバナ5からの負荷状態に基づく制御信号により、
上記切替えダンパ8が低負荷用過給機6及び高負荷用過
給機7の運転を切り替えるようになっている。
【0023】3は排ガス熱回収ボイラ、1は同ボイラ3
への燃焼用空気を送給する押込み通風機、2は上記回収
ボイラ3出口の排ガスにより上記押込み通風機1からの
空気を加熱する空気予熱器、17は煙突である。
【0024】上記のように構成されたディーゼル機関プ
ラントの運転時において、押込み通風機1から圧送され
た排ガス熱回収ボイラ3の燃焼用空気は、空気予熱器2
にて上記ボイラ3出口の排ガスと熱交換して加熱昇温さ
れ、ボイラ3に導入される。この際における燃焼用空気
の押込み圧力は、ボイラ3の出力が変化しなければ一定
であり、これはディーゼル機関10に背圧として働く。
【0025】一方、ディーゼル機関10の各シリンダか
らの排ガスは排気集合管11に集められた後、切替えダ
ンパ8に至る。そして、上記ガバナ5からの負荷状態に
基づく制御信号が一定負荷以上の高負荷時には、上記切
替えダンパ8はこれに付設された開閉アクチュエータ
(図示せず)により、上記高圧用過給機7に排気集合管
11内の排ガスを送るように切替えられる。
【0026】これにより、排気集合管11内の排ガス
は、高圧用過給機7の排気ガスタービン7aを駆動す
る。同高負荷用過給機7は、ディーゼル機関10の最大
負荷において最大掃気圧力が得られるようなタービン7
aのノズル絞りに適合したコンプレッサ7bのディフュ
ーザが用いられているので、上記一定負荷以上において
は、機関10の負荷変化に適応した掃気圧力の空気を空
気冷却器14を経て機関10へ供給する。
【0027】一方、機関10の負荷状態が上記一定負荷
よりも低下した際、つまり部分負荷時には、ガバナ5か
らの制御信号により、切替えダンパ8のアクチュエータ
は同切替えダンパ8を、高負荷用過給機7へのガス通路
を閉、低負荷用過給機6へのガス通路を開に切り替え
る。
【0028】これにより、高負荷用過給機7への排ガス
の供給は遮断され、排ガスは低負荷用過給機6にのみ通
流される。この場合においては、上記押込み通風機1に
よる排ガス熱回収ボイラ3への空気の圧送により低負荷
用過給機6側の背圧が高くなっているが、上記低負荷用
過給機6がタービンのノズルを十分に絞り、これに適合
したコンプレッサのディフューザを備えて構成されてい
るので、掃気圧力の低下はなく、上記高背圧下でも所要
の掃気圧力が保持される。
【0029】また高負荷時には切替えダンパ8により上
記低負荷用過給機6の運転が停止されるので、上記のよ
うに低負荷時(部分負荷時)に上記背圧に適合するよう
な高い掃気圧力となっても、これは高負荷時には上記低
負荷用過給機6の作動が遮断されることとなることか
ら、高負荷時において掃気圧力が過大となることは無
い。
【0030】上記高負荷用過給機7あるいは低負荷用過
給機6を駆動した後の排ガスは排ガス熱回収ボイラ3に
導かれ、ここで上記押込み通風機1及び空気予熱器2を
経た燃焼用空気により燃焼せしめられて水を加熱し、蒸
気を発生せしめた後、空気予熱器2にて空気を加熱し、
煙突17から外気へ排出される。
【0031】図3には上記実施形態における掃気圧力
(図3のA)と、図4に示される従来のディーゼル機関
プラントにおける掃気圧力(図3のB)の比較が示され
ている。図3に明らかなように、上記実施形態のものに
おいては、負荷50%程度の部分負荷で掃気圧力が従来
のものの100%負荷程度の掃気圧力にまで上昇し、部
分負荷時における掃気圧力の低下が回避されるととも
に、高負荷運転時には一方側の過給機の運転が停止され
るので、掃気圧力の上昇が抑制されている。
【0032】図2には本発明の実施の第2形態に係るデ
ィーゼル機関プラントの系統図が示されている。この実
施形態においては、同一仕様の過給機13,13を2台
設けるとともに、1台の過給機の排ガス入口に排ガス遮
断弁20を設けている。
【0033】即ち、図2において、13,13は同一仕
様の過給機であり、排ガス集合管11の下流の排気管2
1に並列に設けられている。そして上記過給機13のう
ち一方の過給機13への排気管に、上記ガバナ5からの
制御信号によりこの排気管路を開閉する排ガス遮断弁2
0が設けられている。
【0034】上記第2形態において、ディーゼル機関1
0の高負荷運転時には上記ガバナ5からの制御信号によ
り排ガス遮断弁20が開とされる。これにより、機関1
0からの排ガスは双方の過給機13,13に送られ、両
過給機13,13から高負荷運転に適合した多い空気量
でかつ高い掃気圧力の空気が、機関10に供給される。
【0035】機関10が一定負荷以下の低負荷運転(部
分負荷運転)に移行すると、上記ガバナ5からの制御信
号により排ガス遮断弁20が閉とされて下流側の過給機
13への排気管22が閉塞せしめられる。これにより、
下流側の過給機13の運転が停止され、上流側の過給機
13 1台のみの運転となる。従って部分負荷時におい
ては、機関10の負荷に適合した少ない空気量となり、
かつ上記高背圧下にあっても、排気ガスタービン6aの
ノズル絞り及びコンプレッサ6bのディフューザが、こ
の背圧に対応する掃気圧力になるように設定されている
ので、掃気圧力の低下が回避され、上記高背圧に対応で
きる掃気圧力が保持される。尚、この実施形態におい
て、排ガス遮断弁を上流側の過給機13への排気管23
側に設けてもよい。
【0036】以上に示された第1形態、第2形態におい
ては過給機が2台設けられているが、同過給機を3台以
上の複数台装備し、何れか1台あるいは複数台を切替え
ダンパ8、排ガス遮断弁20等の切替え手段により作
動、不作動を切り替えるようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
本発明によれは、ディーゼル機関の部分負荷時には、高
背圧下においてもこれに対応できる高い掃気圧力を得る
ことができるとともに、高負荷時には部分負荷用の過給
機を不作動とすることにより、掃気圧力の過昇を防止す
ることができる。
【0038】これにより、掃気圧力変動による機関の効
率低下や熱負荷の上昇、さらには過給機のサージングの
発生を防止して部分負荷運転を行うことができ、また排
ガスを誘引して回収ボイラに送り込むためのファン等の
設備も不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係るディーゼル機関
プラントの系統図。
【図2】本発明の実施の第2形態を示す図1応当図。
【図3】掃気圧力の比較線図。
【図4】従来のディーゼル機関プラントを示す図1応当
図。
【符号の説明】
1 押込み通風機 3 排ガス熱回収ボイラ 5 ガバナ 6 低負荷用過給機 7 高負荷用過給機 8 切替えダンパ 10 ディーゼル機関 11 排気集合管 12 掃気トランク 13 過給機 20 排ガス遮断弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼル機関の排ガスにより駆動され
    る過給機と、上記排ガスの熱を回収する排ガス熱回収ボ
    イラとを備えたディーゼル機関プラントにおいて、上記
    過給機は、そのノズル絞りが異なったものが複数台設け
    られるとともに、上記ディーゼル機関と上記各過給機と
    の間の排ガス管路に、上記各過給機への排ガスの通流、
    遮断を切り替えて、上記機関の一定負荷以下の部分負荷
    時において、上記ノズル絞りの大きい方(ノズルが絞ら
    れた方)の過給機のみに排ガスを通流せしめてこれを作
    動せしめる切替え手段が設けられてなるディーゼル機関
    プラント。
  2. 【請求項2】 ディーゼル機関の排ガスにより駆動され
    る過給機と、上記排ガスの熱を回収する排ガス熱回収ボ
    イラとを備えたディーゼル機関プラントにおいて、上記
    過給機は、そのノズル絞りが同一のものが複数台設けら
    れるとともに、上記ディーゼル機関と上記過給機の少く
    とも1台との間の排ガス管路に同排ガス管路での排ガス
    の通流を遮断する排ガス遮断弁を設け、上記機関の一定
    負荷以下の部分負荷時において、上記排ガス遮断弁を閉
    じて、この遮断弁に接続された過給機への排ガスの通流
    を遮断するように構成したことを特徴とするディーゼル
    機関プラント。
JP8065988A 1996-03-22 1996-03-22 ディーゼル機関プラント Withdrawn JPH09256814A (ja)

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