JPH04332205A - 電圧制御発振器 - Google Patents
電圧制御発振器Info
- Publication number
- JPH04332205A JPH04332205A JP10253691A JP10253691A JPH04332205A JP H04332205 A JPH04332205 A JP H04332205A JP 10253691 A JP10253691 A JP 10253691A JP 10253691 A JP10253691 A JP 10253691A JP H04332205 A JPH04332205 A JP H04332205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emitter
- oscillation
- collector
- stage
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 17
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 32
- 238000002955 isolation Methods 0.000 abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線送信機などに用い
られる電圧制御発振器に関する。
られる電圧制御発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】無線送信機などに用いられる電圧制御発
振器には、発振周波数制御段と、周波数変調段と、発振
段と、バッファ段とで構成され、発振周波数制御段では
、バラクタダイオードなどの素子で当該電圧制御発振器
の発振周波数を制御し、周波数変調段では、同じくバラ
クタダイオードなどの素子で発振周波数を変調し、発振
段ではトランジスタなどの素子で構成されて周波数変調
段の出力に応じた周波数で共振動作し、バッファ段では
トランジスタなどの素子で構成されて発振段の発振周波
数出力を負荷に出力するように構成されたものがある。
振器には、発振周波数制御段と、周波数変調段と、発振
段と、バッファ段とで構成され、発振周波数制御段では
、バラクタダイオードなどの素子で当該電圧制御発振器
の発振周波数を制御し、周波数変調段では、同じくバラ
クタダイオードなどの素子で発振周波数を変調し、発振
段ではトランジスタなどの素子で構成されて周波数変調
段の出力に応じた周波数で共振動作し、バッファ段では
トランジスタなどの素子で構成されて発振段の発振周波
数出力を負荷に出力するように構成されたものがある。
【0003】そして、この電圧制御発振器において、図
2のように発振段2のトランジスタ4をコレクタ接地し
、バッファ段6のトランジスタ8をエミッタ接地してそ
れぞれ用いる場合に、従来では、同図のように、発振段
トランジスタ4のコレクタと、バッファ段トランジスタ
8のエミッタとを低消費電流化のために直結するいわゆ
るカスケード接続するとともに、該カスケード接続部を
1個のコンデンサ10で交流接地するようにしたものが
ある。
2のように発振段2のトランジスタ4をコレクタ接地し
、バッファ段6のトランジスタ8をエミッタ接地してそ
れぞれ用いる場合に、従来では、同図のように、発振段
トランジスタ4のコレクタと、バッファ段トランジスタ
8のエミッタとを低消費電流化のために直結するいわゆ
るカスケード接続するとともに、該カスケード接続部を
1個のコンデンサ10で交流接地するようにしたものが
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電圧制御発
振器では、発振段2とバッファ段6それぞれのトランジ
スタ4,8がカスケード接続されているために、両トラ
ンジスタ4,8間のアイソレーションが十分でないと、
負荷変動がバッファ段6を介して発振段2に対して直接
及んで発振周波数が変動してしまうこと、また、バッフ
ァ段6から発振段2への出力の帰還がかかりやすくなっ
て発振段2が異常発振してしまうという問題があった。
振器では、発振段2とバッファ段6それぞれのトランジ
スタ4,8がカスケード接続されているために、両トラ
ンジスタ4,8間のアイソレーションが十分でないと、
負荷変動がバッファ段6を介して発振段2に対して直接
及んで発振周波数が変動してしまうこと、また、バッフ
ァ段6から発振段2への出力の帰還がかかりやすくなっ
て発振段2が異常発振してしまうという問題があった。
【0005】したがって、本発明においては、両トラン
ジスタ間で十分なアイソレーションをとれるようにして
前記問題を解消することを目的としている。
ジスタ間で十分なアイソレーションをとれるようにして
前記問題を解消することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の電圧制御発振器においては、発振段
トランジスタと、バッファ段トランジスタと、LCフィ
ルタとを有し、発振段トランジスタのコレクタとバッフ
ァ段トランジスタのエミッタとは互いにLCフィルタを
介して接続され、LCフィルタは、少なくとも2個のコ
ンデンサと、マイクロストリップラインとで構成され、
各コンデンサは、それぞれ、前記コレクタと前記エミッ
タとを交流接地しており、マイクロストリップラインは
、前記コレクタとエミッタとの間に接続されていること
を特徴としている。
るために、本発明の電圧制御発振器においては、発振段
トランジスタと、バッファ段トランジスタと、LCフィ
ルタとを有し、発振段トランジスタのコレクタとバッフ
ァ段トランジスタのエミッタとは互いにLCフィルタを
介して接続され、LCフィルタは、少なくとも2個のコ
ンデンサと、マイクロストリップラインとで構成され、
各コンデンサは、それぞれ、前記コレクタと前記エミッ
タとを交流接地しており、マイクロストリップラインは
、前記コレクタとエミッタとの間に接続されていること
を特徴としている。
【0007】
【作用】両トランジスタはそれぞれコンデンサで個別に
交流接地されているとともに、また、該両コンデンサと
マイクロストリップラインとからなるLCフィルタでア
イソレーションされる。
交流接地されているとともに、また、該両コンデンサと
マイクロストリップラインとからなるLCフィルタでア
イソレーションされる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の実施例に係る電圧制御発振
器の要部の回路図であり、従来例に係る図2のものと対
応する部分には同一の符号を付している。
に説明する。図1は本発明の実施例に係る電圧制御発振
器の要部の回路図であり、従来例に係る図2のものと対
応する部分には同一の符号を付している。
【0009】本実施例では、発振段トランジスタ4のコ
レクタとバッファ段トランジスタ8のエミッタとを互い
にLCフィルタ12を介して接続し、かつ、LCフィル
タ12を、2個のコンデンサ14,16と、マイクロス
トリップライン18とで構成するとともに、各コンデン
サ14,16を、それぞれ、発振段トランジスタ4のコ
レクタとバッファ段トランジスタ8のエミッタと接地と
の間に接続して該コレクタとエミッタとを交流接地し、
かつマイクロストリップライン18をインダクタンスと
して該コレクタとエミッタとの間に接続したことに特徴
がある。このマイクロストリップライン18は電圧制御
発振器の各回路素子を搭載する回路基板上に形成されて
いる。
レクタとバッファ段トランジスタ8のエミッタとを互い
にLCフィルタ12を介して接続し、かつ、LCフィル
タ12を、2個のコンデンサ14,16と、マイクロス
トリップライン18とで構成するとともに、各コンデン
サ14,16を、それぞれ、発振段トランジスタ4のコ
レクタとバッファ段トランジスタ8のエミッタと接地と
の間に接続して該コレクタとエミッタとを交流接地し、
かつマイクロストリップライン18をインダクタンスと
して該コレクタとエミッタとの間に接続したことに特徴
がある。このマイクロストリップライン18は電圧制御
発振器の各回路素子を搭載する回路基板上に形成されて
いる。
【0010】そして、この電圧制御発振器の発振周波数
帯域が例えば数100MHz帯であれば、コンデンサ1
4,16は数pF〜数10pFの容量のもので、マイク
ロストリップライン18は数nHのものを用いたLCフ
ィルタ12として両トランジスタ4,8間のアイソレー
ションをとることができる。具体数値として発振周波数
が800MHzであれば、一方のコンデンサ14は15
pF、他方のコンデンサ16は100pF、マイクロス
トリップライン18のインダクタンスを1nHとするこ
とにより5〜15dBのアイソレーションとなった。
帯域が例えば数100MHz帯であれば、コンデンサ1
4,16は数pF〜数10pFの容量のもので、マイク
ロストリップライン18は数nHのものを用いたLCフ
ィルタ12として両トランジスタ4,8間のアイソレー
ションをとることができる。具体数値として発振周波数
が800MHzであれば、一方のコンデンサ14は15
pF、他方のコンデンサ16は100pF、マイクロス
トリップライン18のインダクタンスを1nHとするこ
とにより5〜15dBのアイソレーションとなった。
【0011】このように、この実施例では、両トランジ
スタ4,8間にLCフィルタ12を挿入したことで、当
該両トランジスタ4,8間のアイソレーションを十分に
とることができる。
スタ4,8間にLCフィルタ12を挿入したことで、当
該両トランジスタ4,8間のアイソレーションを十分に
とることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば、発振段トランジスタのコレクタとバッ
ファ段トランジスタのエミッタとを互いにLCフィルタ
を介して接続し、LCフィルタを少なくとも2個のコン
デンサとマイクロストリップラインとで構成し、各コン
デンサで、それぞれ、前記コレクタと前記エミッタとを
交流接地し、マイクロストリップラインを前記コレクタ
とエミッタとの間に接続して構成したから、発振段とバ
ッファ段それぞれのトランジスタがカスケード接続され
ていても、両トランジスタ間はLCフィルタで十分にア
イソレーションがとられ、結果、負荷変動がバッファ段
を介して発振段に対して直接及んで発振周波数が変動す
ることがなくなり、また、バッファ段から発振段への出
力の帰還がかかりやすくなって発振段が異常発振してし
まうといったことがなくなる。
本発明によれば、発振段トランジスタのコレクタとバッ
ファ段トランジスタのエミッタとを互いにLCフィルタ
を介して接続し、LCフィルタを少なくとも2個のコン
デンサとマイクロストリップラインとで構成し、各コン
デンサで、それぞれ、前記コレクタと前記エミッタとを
交流接地し、マイクロストリップラインを前記コレクタ
とエミッタとの間に接続して構成したから、発振段とバ
ッファ段それぞれのトランジスタがカスケード接続され
ていても、両トランジスタ間はLCフィルタで十分にア
イソレーションがとられ、結果、負荷変動がバッファ段
を介して発振段に対して直接及んで発振周波数が変動す
ることがなくなり、また、バッファ段から発振段への出
力の帰還がかかりやすくなって発振段が異常発振してし
まうといったことがなくなる。
【図1】本発明の実施例に係る電圧制御発振器の要部の
回路図である。
回路図である。
【図2】従来例に係る電圧制御発振器の要部の回路図で
ある。
ある。
2 発振段
4 発振段トランジスタ
6 バッファ段
8 バッファ段トランジスタ
12 LCフィルタ
14,16 コンデンサ
18 マイクロストリップライン
Claims (1)
- 【請求項1】 発振段トランジスタ(4)と、バッフ
ァ段トランジスタ(8)と、LCフィルタ(12)とを
有し、発振段トランジスタ(4)のコレクタとバッファ
段トランジスタ(8)のエミッタとは互いにLCフィル
タ(12)を介して接続され、LCフィルタ(12)は
、少なくとも2個のコンデンサ(14,16)と、マイ
クロストリップライン(18)とで構成され、各コンデ
ンサ(14,16)は、それぞれ、前記コレクタと前記
エミッタとを交流接地しており、マイクロストリップラ
イン(18)は、前記コレクタとエミッタとの間に接続
されていることを特徴とする電圧制御発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10253691A JPH04332205A (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 電圧制御発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10253691A JPH04332205A (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 電圧制御発振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04332205A true JPH04332205A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=14330004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10253691A Pending JPH04332205A (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 電圧制御発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04332205A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06224632A (ja) * | 1992-11-26 | 1994-08-12 | Samsung Electro Mech Co Ltd | 電圧制御発振回路 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130804A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-13 | Hitachi Ltd | 可変発振回路 |
JPH02100502A (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-12 | Murata Mfg Co Ltd | 電圧制御発振器 |
-
1991
- 1991-05-08 JP JP10253691A patent/JPH04332205A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130804A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-13 | Hitachi Ltd | 可変発振回路 |
JPH02100502A (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-12 | Murata Mfg Co Ltd | 電圧制御発振器 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06224632A (ja) * | 1992-11-26 | 1994-08-12 | Samsung Electro Mech Co Ltd | 電圧制御発振回路 |
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