JPH04331668A - 路面摩擦係数検出装置 - Google Patents

路面摩擦係数検出装置

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JPH04331668A
JPH04331668A JP12241491A JP12241491A JPH04331668A JP H04331668 A JPH04331668 A JP H04331668A JP 12241491 A JP12241491 A JP 12241491A JP 12241491 A JP12241491 A JP 12241491A JP H04331668 A JPH04331668 A JP H04331668A
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slip
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vehicle
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪と路面との間の摩
擦係数を検出する路面摩擦係数検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば特開昭6
3−64879号公報に示されているように、ハンドル
舵角を検出する舵角センサと、ハンドル操舵時に操舵軸
に発生する捩れを検出する歪センサとを備え、前記操舵
軸の捩れ量はハンドル舵角に比例すると共に車輪と路面
との間の摩擦係数に比例することに着目して、前記両セ
ンサにより検出された操舵軸の捩れ量及びハンドル舵角
に基づいて前記摩擦係数を検出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置にあっては、ハンドル操舵時に操舵軸に発生する捩れ
量は極めて少ないものであり、この微量な捩れ量を精度
よく検出することは難しい。そのため、前記捩れ量に基
づいて検出される摩擦係数の精度が悪くなったり、同捩
れ量を精度よく検出するために同捩れ量を検出するセン
サが複雑かつ大型化するという問題がある。本発明は上
記問題に対処するためになされたもので、その目的は、
ある程度大きな物理量に基づいて車輪と路面との間の摩
擦係数を検出することにより、それ程複雑かつ大型のセ
ンサを用いることなく精度よく前記摩擦係数を検出でき
るようにした路面摩擦係数検出装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成上の特徴は、車輪のスリップを検出す
るスリップ検出手段と、車両の前後加速度を検出する前
後加速度検出手段と、車両の横加速度を検出する横加速
度検出手段と、スリップ検出手段による車輪のスリップ
検出開始時に前後加速度センサにより検出された前後加
速度と横加速度センサにより検出された横加速度とのベ
ルクトル和を計算する計算手段とを備え、計算手段によ
って計算されたベクトル和を車輪と路面との間の摩擦係
数として検出するようにしたことにある。
【0005】
【作用】上記のように構成した本発明においては、車輪
にスリップが発生すると、このスリップをスリップ検出
手段が検出し、この検出開始時に、計算手段が、前後加
速度センサにより検出された前後加速度と横加速度セン
サにより検出された横加速度とのベルクトル和を計算す
る。一般的に、車輪に水平方向の力が作用し、この力が
大きくなって車輪と路面との間の摩擦係数と車両の重量
とで決まる最大摩擦力を越えると、車輪はスリップして
しまう。この場合、前記水平方向の力は車両の駆動時、
制動時、旋回時、車両に大きな外力が作用したときなど
に発生するものであるが、前記最大摩擦力と前記水平方
向の力との関係で、前記スリップ開始時における車両の
水平方向の加速度は前記摩擦係数に略比例するものであ
る。この場合、前記ベクトル和は前記車両の水平方向の
加速度に対応するものであるので、前記計算したベクト
ル和は車輪と路面との間の摩擦係数を表していることに
なる。
【0006】
【発明の効果】上記作用説明からも理解できるとおり、
本発明によれば、車両の前後加速度及び横加速度に基づ
いて車輪と路面との間の摩擦係数が計算され、これらの
両加速度は比較的検出し易いものであるので、センサが
大型化することもなく精度よく前記摩擦係数を検出でき
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
ると、図1は本発明の路面摩擦係数検出装置を適用した
4輪操舵車の全体を概略的に示している。この4輪操舵
車は、左右前輪FW1,FW2を操舵する前輪操舵装置
10と、左右後輪RW1,RW2を操舵する後輪操舵装
置20と、後輪操舵装置20を電気的に制御する電気制
御装置30とを備えている。
【0008】前輪操舵装置10は、ハンドル11を上端
に固定した操舵軸12を備えている。操舵軸12の下端
はステアリングギヤボックス13内にて軸方向に変位可
能に支持されたラックバー14に接続されていて、同バ
ー14はハンドル11の回動に応じて軸方向に変位する
。ラックバー14の両端にはタイロッド15a,15b
及びナックルアーム16a,16bを介して左右前輪F
W1,FW2が接続されていて、左右前輪FW1,FW
2はラックバー14の軸方向の変位に応じて操舵される
【0009】後輪操舵装置20は電気的に制御されるア
クチュエータ21を備え、同アクチュエータ21は軸方
向に変位可能に設けたリレーロッド22を軸方向に駆動
する。リレーロッド22の両端にはタイロッド23a,
23b及びナックルアーム24a,24bを介して左右
後輪RW1,RW2が接続されていて、左右後輪RW1
,RW2はリレーロッド22の軸方向の変位に応じて操
舵される。
【0010】電気制御装置30は、マイクロコンピュー
タ31,32を備えている。マイクロコンピュータ31
は、図2,3のフローチャートに対応したプログラムを
記憶していて、同プログラムの実行により、各輪FW1
,FW2,RW1,RW2のスリップ状態を評価すると
共に路面摩擦係数μを検出するものである。また、この
マイクロコンピュータ31はROMにより構成されたテ
ーブルを有し、同テーブルには前記プログラムの実行の
際に利用される各種係数GB0,GB1,Tr,γ0,
a,b (図4〜9参照)が記憶されている。
【0011】マイクロコンピュータ31の入力には、前
輪操舵角センサ33、車輪速センサ34a〜34d、ヨ
ーレートセンサ35、前後加速度センサ36及び横加速
度センサ37が接続されている。前輪操舵角センサ33
は操舵軸12に組付けられ、同軸12の回転角を検出す
ることにより前輪操舵角θを検出して、同操舵角θを表
す検出信号を出力する。車輪速センサ34a〜34dは
各輪FW1,FW2,RW1,RW2の近傍に設けられ
、各輪FW1,FW2,RW1,RW2の回転速度VF
L,VFR,VRL,VRRを検出して、同回転速度V
FL,VFR,VRL,VRR を表す検出信号をそれ
ぞれ出力する。ヨーレートセンサ35は車体の重心位置
に固定され、垂直軸回りの車体の回転角速度を検出する
ことによりヨーレートγを検出して、同ヨーレートγを
表す検出信号を出力する。前後加速度センサ36も車体
に固定され、車両の前後方向の加速度GX を検出して
同加速度GX を表す検出信号を出力する。横加速度セ
ンサ37も車体に固定され、車両の横方向の加速度GY
 を検出して同加速度GY を表す検出信号を出力する
。また、マイクロコンピュータ31の出力には、表示制
御回路38及び表示装置39が接続されている。表示装
置39は、摩擦係数の極低、低、中、高にそれぞれ対応
した4個のランプ39a〜39dを備えており、各ラン
プ39a〜39dの点灯及び消灯が表示制御回路38に
より制御されるようになっている。
【0012】マイクロコンピュータ32は、図10のフ
ローチャートに対応したプログラムを記憶していて、同
プログラムの実行により、左右後輪RW1,RW2の操
舵を制御する。また、このマイクロコンピュータ32は
ROMにより構成されたテーブルを有し、同テーブルに
は係数KY (図11参照)が記憶されている。マイク
ロコンピュータ32の入力には、前記マイクロコンピュ
ータ31及びヨーレートセンサ35が接続されていると
共に、後輪操舵角センサ41が接続されている。後輪舵
角センサ41はリレーロッド22の近傍に設けられ、同
ロッド22の変位量を検出することにより後輪操舵角δ
r を検出して、同操舵角δr を表す検出信号を出力
する。 また、このマイクロコンピュータ32の出力には駆動回
路42が接続されており、同回路42はアクチュエータ
21の駆動を制御する。
【0013】次に、上記のように構成した実施例の動作
を説明する。イグニッションスイッチ(図示しない)が
投入されると、マイクロコンピュータ31は、図2のス
テップ100にてプログラムの実行を開始し、ステップ
102にて各種変数を初期値に設定する初期設定処理を
実行した後、ステップ104〜136からなる循環処理
を繰り返し実行する。なお、前記初期設定処理において
は、摩擦係数μは高摩擦係数を表す値に設定される。
【0014】この循環処理においては、ステップ104
にて前輪操舵角センサ33、車輪速センサ34a〜34
d、ヨーレートセンサ35、前後加速度センサ36及び
横加速度センサ37から前輪操舵角θ、車輪回転速度V
FL,VFR,VRL,VRR 、ヨーレートγ、前後
加速度GX及び横加速度GYを表す各検出信号をそれぞ
れ入力し、ステップ106にて車速Vに基づいて係数G
B0,GB1,Tr をテーブル(図4〜6参照)から
読み出す。この場合、車速Vとしては、最初はステップ
102にて初期設定された値「0」が利用されるが、そ
の後においては前回の循環処理のステップ112にて計
算された値が利用される。次に、ステップ108にて前
記読み出した係数GB0,GB1,Tr 及び前記入力
したヨーレートγを用いて、下記数1に基づく演算の実
行により車両のスリップ角βを計算する。
【数1】 前記数1中、sはラプラス演算子であり、F(s)はヨ
ーレートγと車両のスリップ角βとの関係を表す伝達関
数である。
【0015】次に、ステップ110にて、前記入力した
各車輪回転速度VFL,VFR,VRL,VRR 及び
ヨーレートγと、前記算出したスリップ角βとに基づく
下記数2の演算の実行により、旋回軌跡差による各輪F
W1,FW2,RW1,RW2の回転速度差成分を除去
した各輪FW1,FW2,RW1,RW2の補正車輪回
転速度V1,V2,V3,V4 を計算する。
【数2】V1=VFL+t・γ/2 V2=VFR−t・γ/2 V3=VRL+t・γ/2+L・β・γV4=VRR−
t・γ/2+L・β・γなお、前記数2中、tはトレッ
ドであり、Lはホイールベースである。前記数2につい
て、図12を用いて若干の説明を加えると、補正車輪回
転速度V1,V2,V3,V4 は、各輪FW1,FW
2,RW1,RW2の各車輪回転速度VFL,VFR,
VRL,VRRを、車両の重心CC回りのヨーレートγ
と車両のスリップ角βを用いて、左右前輪FW1,FW
2の中心位置CF の車輪回転速度に換算したものであ
る。これにより、旋回軌跡差による各輪FW1,FW2
,RW1,RW2の回転速度差成分が除去される。
【0016】次に、ステップ112にて前記入力した前
後加速度GX に基づいて、下記■〜■の条件に従って
車速Vを決定する。■前後加速度GX が「0」以上か
つ絶対値の小さな正の所定値G0 (例えば、約1.0
m/s2〜約5.0m/s2)以下であるとき(0≦G
X≦G0)、車速Vは各補正車輪回転速度V1,V2,
V3,V4 の最小値MIN(V1,V2,V3,V4
)に設定される。■前後加速度GX が絶対値の小さな
負の所定値−G0 (例えば、約−5.0m/s2〜−
約1.0m/s2)以上かつ「0」未満であるとき(−
G0≦GX<0)、車速Vは各補正車輪回転速度V1,
V2,V3,V4 の最大値MAX(V1,V2,V3
,V4)に設定される。■前後加速度GX が前記負の
所定値−G0 未満又は前記正の所定値G0 より大き
いとき(GX<−G0 or GX>G0)、車速Vは
下記数3の演算の実行により計算される。
【数3】V=V0+∫GXdt なお、前記数3中、積分定数V0 は、前記■の条件(
GX<−G0 or GX>G0)を満たす直前の車速
Vである。
【0017】これにより、車両が定速走行状態、僅かな
増速又は減速走行状態にあれば、すなわち各輪FW1,
FW2,RW1,RW2がほとんどスリップしていない
場合には、最もスリップ率の低い車輪の補正車輪回転速
度V1,V2,V3,V4 が車速Vとして決定される
。また、車両が増速又は減速走行状態にあれば、すなわ
ち各輪FW1,FW2,RW1,RW2がスリップして
いる場合には、車体の前後加速度GX を用いた積分演
算により車速Vが決定される。その結果、車速Vは、旋
回軌跡誤差及びスリップ誤差を含まない正確な値に設定
されることになる。
【0018】次に、ステップ114にて、各補正車輪回
転速度V1,V2,V3,V4 を用いた下記数4の演
算の実行により、車輪FW1,FW2,RW1,RW2
の最大スリップ率Xを計算する。
【数4】 なお、前記数4中、演算子AVE は各補正車輪回転速
度V1,V2,V3,V4 の平均値を計算することを
意味する。前記ステップ114の処理後、ステップ11
6にて前記計算した最大スリップ率Xと所定値X0 (
例えば、10〜20パーセント程度の値)とを比較する
と共に、前回の比較結果をも考慮して、最大スリップ率
Xが所定値X0 を越え始めたか否かを判定する。この
場合、最大スリップ率Xは各輪FW1,FW2,RW1
,RW2と路面との進行方向すなわち前後方向の最大の
スリップ量に対応しており、以前には車輪が前後方向に
スリップしていなくて最大スリップ率Xが所定値X0 
以下であり、今回、車輪が前後方向にスリップして最大
スリップ率Xが所定値X0 を初めて越えると、同ステ
ップ116における「YES」との判定の基に、プログ
ラムは図3のステップ132に進められる。一方、車輪
が前後方向にスリップしていなくて最大スリップ率Xが
所定値X0 以下である場合、又は車輪が前後方向にス
リップし続けていて最大スリップ率Xが所定値X0 を
越え続けている場合には、同ステップ116における「
NO」との判定の基に、プログラムは図3のステップ1
18へ進められる。
【0019】ステップ118においては、前記入力した
ヨーレートγ及び前記計算した車速Vに基づく下記数5
の演算の実行により、基準横加速度GY*を計算する。
【数5】GY*=γ・V なお、この数5は、車両旋回時の横加速度を一般的に表
す下記数6において、車両のスリップ角βの変化率dβ
/dtが「0」である場合に対応しており、これにより
、基準横加速度GY*は、車両が理想的な状態で旋回を
していて各輪FW1,FW2,RW1,RW2の路面に
対する横方向のスリップ量が「0」に近い場合の車両の
横加速度を表している。
【数6】GY={γ+(dβ/dt)}・V
【0020
】前記ステップ118の処理後、ステップ120にて、
前記計算した基準横加速度GY*と前記入力した横加速
度GY とに基づく下記数7の演算の実行により、車輪
の路面に対する横方向のスリップ量Yを計算する。
【数7】Y=|GY*−GY| 次に、ステップ122にて前記計算したスリップ量Yと
所定値Y0 (例えば、0.3G程度の値)とを比較す
ると共に、前回の比較結果をも考慮して、スリップ量Y
が所定値Y0 を越え始めたか否かを判定する。以前に
は車輪が横方向にスリップしていなくてスリップ量Yが
所定値Y0 以下であり、今回、車輪が横方向にスリッ
プしてスリップ量Yが所定値Y0を初めて越えると、同
ステップ122における「YES」との判定の基に、プ
ログラムはステップ132に進められる。一方、車輪が
横方向にスリップしていなくてスリップ量Yが所定値Y
0 以下である場合、又は車輪が横方向にスリップし続
けていてスリップ量Yが所定値Y0を越え続けている場
合には、同ステップ122における「NO」との判定の
基に、プログラムはステップ124へ進められる。
【0021】ステップ124においては、車速Vに基づ
いて係数Tr,γ0,a,b をテーブル(図6〜9参
照)から読み出し、ステップ126にて前記読み出した
係数Tr,γ0,a,b 及び前記入力した前輪操舵角
θを用いて、下記数8に基づく演算の実行により基準ヨ
ーレートγ* を計算する。
【数8】 前記数8において、G(s)は、車両が理想的な状態で
旋回している場合の前輪操舵角とヨーレートとの関係を
表す伝達関数であり、sはラプラス演算子である。これ
により、各輪FW1,FW2,RW1,RW2の路面に
対する重心位置垂直軸回りのスリップ量が「0」に近い
状態における車両のヨーレートが基準ヨーレートγ* 
として計算されたことになる。
【0022】前記ステップ126の処理後、ステップ1
28にて、前記計算した基準ヨーレートγ* と前記入
力したヨーレートγとに基づく下記数9の演算の実行に
より、車輪の路面に対する重心位置垂直軸回りの滑り量
Zを計算する。
【数9】Z=|γ*−γ| 次に、ステップ130にて前記計算したスリップ量Zと
所定値Z0 (例えば、5度/秒程度の値)とを比較す
ると共に、前回の比較結果をも考慮して、スリップ量Z
が所定値Z0 を越え始めたか否かを判定する。以前に
は、車輪が重心位置垂直軸回りにスリップしていなくて
スリップ量Zが所定値Z0 以下であり、今回、車輪が
重心位置垂直軸回りにスリップしてスリップ量Zが所定
値Z0 を初めて越えると、同ステップ130における
「YES」との判定の基に、プログラムはステップ13
2に進められる。一方、車輪が重心位置垂直軸回りにス
リップしていなくてスリップ量Zが所定値Z0 以下で
ある場合、又は車輪が重心位置垂直軸回りにスリップし
続けていてスリップ量Zが所定値Z0 を越え続けてい
る場合には、同ステップ130における「NO」との判
定の基に、プログラムは図2のステップ104へ戻され
る。
【0023】このような処理により、車輪が前後方向、
横方向及び垂直軸回りのいずれの方向にもスリップして
いなかったり、スリップし続けていれば、ステップ10
4〜130からなる循環処理が繰り返し実行されて、車
輪の新たなスリップが検出され続ける。一方、車輪が前
記いずれかの方向にスリップし始めれば、前記ステップ
116,122,130にて「YES」との判定の基に
、ステップ132〜136の処理が実行される。
【0024】ステップ132においては、前記入力した
前後加速度GX及び横加速度GYを用いた下記数10の
演算の実行により、前記両加速度GX,GY のベクト
ル和を計算して摩擦係数μとして設定する。
【数10】μ=(GX2+GY2)1/2この数10に
ついて若干の説明を加えると、一般的に、車輪に水平方
向の力が作用し、この力が大きくなって車輪と路面との
間の摩擦係数と車両の重量で決まる最大摩擦力を越える
と、車輪はスリップしてしまう。この場合、前記水平方
向の力は車両の駆動時、制動時、旋回時、車両に大きな
外力が作用したときなどに発生するものであるが、前記
最大摩擦力と前記水平方向との力の関係で、前記スリッ
プ開始時における車両の水平方向の加速度(ベクトル和
)(GX2+GY2)1/2は前記摩擦係数に略比例す
るものである。  これにより、前記計算したベクトル
和(GX2+GY2)1/2 は、車輪と路面との間の
摩擦係数μを表していることになる。
【0025】前記摩擦係数μの計算後、ステップ134
にて摩擦係数μと各所定値μ1,μ2,μ3(例えば、
所定値μ1,μ2,μ3はそれぞれ 0.2,0.4,
0.6程度の値)と比較して、摩擦係数μが第1領域(
μ<μ1 )、第2領域(μ1≦μ<μ2)、第3領域
(μ2≦μ<μ3)及び第4領域(μ3≦μ) のいず
れかの領域にあるかを判定して、同摩擦係数μが属する
領域を表す表示制御信号を表示制御回路38へ出力する
。表示制御回路38は、前記表示制御信号に基づき、摩
擦係数μが属する第1〜4領域に応じて表示装置39の
各ランプ39a〜39dをそれぞれ点灯させる。これに
より、運転者は車輪と路面との間の摩擦係数を視覚的に
認識でき、車両の運転に反映させることができる。
【0026】次に、ステップ136にて摩擦係数μを表
す信号をマイクロコンピュータ32へ出力して、プログ
ラムを図2のステップ104に戻す。一方、マイクロコ
ンピュータ32は、前記イグニッションスイッチの投入
時に、図10のステップ200にてプログラムの実行を
開始し、ステップ202の初期設定処理後、ステップ2
04〜210からなる循環処理を繰り返し実行し続けて
いる。なお、前記初期設定処理においては、摩擦係数μ
は高摩擦係数を表す値に設定される。
【0027】この循環処理においては、ステップ204
にてマイクロコンピュータ31が出力している摩擦係数
μを表す信号を入力すると共に、ヨーレートセンサ35
及び後輪操舵角センサ41からのヨーレートγ及び後輪
操舵角δr を表す検出信号を入力する。次に、ステッ
プ206にて前記摩擦係数μに基づいてヨーレート係数
KY をテーブル(図11参照)から読み出し、ステッ
プ208にて前記ヨーレート係数KY 及びヨーレート
γに基づく下記数11の演算の実行により目標後輪操舵
角δr*を計算する。
【数11】δr*=KY・γ
【0028】この目標後輪操舵角δr*の計算後、ステ
ップ210にて同目標後輪操舵角δr*と前記入力した
後輪操舵角δrとの差δr*−δrを表す制御信号をア
クチュエータ21へ出力する。アクチュエータ21は前
記制御信号に基づいてリレーロッド22を前記差δr*
−δrに対応した量だけ左右に変位させる。このリレー
ロッド22の変位により、左右後輪RW1,RW2は目
標後輪操舵角δr*に操舵される。この場合、ヨーレー
ト係数KY は、図11に示すように、摩擦係数μが小
さくなるにしたがって大きくなるように設定されるので
、車輪がスリップし易い路面状態になる程、左右後輪R
W1,RW2は左右前輪FW1,FW2に対して同相に
大きく操舵されるようになり、車両が安定傾向に制御さ
れる。
【0029】次に、上記実施例の変形例について説明す
る。 a.第1変形例 上記実施例においては、摩擦係数μを上記数10に基づ
いて計算するようにしたが、これは4輪駆動車の場合で
、2輪駆動車の場合には次のようにする必要がある。 すなわち、図1に示すように、ブレーキペダルの踏み込
み時にオンするブレーキスイッチ43を設けて、同スイ
ッチ43をマイクロコンピュータ31に接続すると共に
、図2,3のプログラムのステップ132の処理を、図
13のステップ140〜144で置き換える必要がある
【0030】このような第2変形例においては、上記ス
テップ116,122,130にて「YES」すなわち
車輪がスリップし始めたことが検出されると、ステップ
140にてブレーキスイッチ43から信号が読み込まれ
て、同スイッチ43がオン状態にあるか否かが判定され
る。ブレーキスイッチ43がオン状態すなわち車両の制
動時に車輪がスリップし初めた場合には、前記ステップ
140における「YES」との判定の基に、ステップ1
42にて上記数10と同じ下記数12の演算の実行によ
り摩擦係数μを計算する。
【数12】μ=(GX2+GY2)1/2一方、ブレー
キスイッチ43がオフ状態すなわち車両の駆動時に車輪
がスリップし始めた場合には、前記ステップ150にお
ける「NO」との判定の基に、ステップ154にて下記
数13の演算の実行により摩擦係数μを計算する。
【数13】μ=(4・GX2+GY2)1/2
【003
1】なお、前記数13において前後加速度GX の2乗
項GX2を4倍する理由は、2輪駆動の場合には、駆動
輪に対する路面からの垂直方向の反力は車両の重量の約
1/2であり、4輪駆動の場合には全駆動輪に水平方向
に作用する力の約1/2の力が駆動輪に作用すれば、駆
動輪がスリップし始めるためである。その結果、この第
1変形例によれば、2輪駆動車においても、摩擦係数μ
が精度よく検出される。
【0032】b.第2変形例 上記実施例においては、摩擦係数μの大きさを複数のラ
ンプ39a〜39dの点灯位置により表示するようにし
たが、同摩擦係数μの大きさを色別で表示するようにし
てもよい。この場合、例えば、摩擦係数μが大きいとき
に緑色ランプを点灯し、同摩擦係数μが小さくなるにし
たがって赤色ランプの点灯に徐々に切り換えていくよう
にすればよい。また、前記摩擦係数μを数字表示するよ
うにしてもよい。
【0033】c.第3変形例 上記実施例においては、車輪のスリップを前後方向、横
方向及び垂直軸回りの回転方向の車輪のスリップ量に応
じて検出するようにしたが、車輪のスリップ検出の頻度
が多少下がることを許容するならば、車輪の前後方向の
スリップ量のみにより車輪のスリップを検出するように
してもよい。この場合、上記実施例のプログラムのステ
ップ118〜130の処理を省略すればよい。
【0034】d.第4変形例 上記実施例においては、車輪のスリップ検出を図2,3
のプログラムの実行により行うようにしたが、アンチス
キッド装置を搭載した車両においては、アンチスキッド
装置内にて従来から公知の方法で検出される車輪のスリ
ップ判定結果を利用するようにしてもよい。この変形例
に係る車両について図面を用いて説明すると、図14は
同車両を概略的に示している。
【0035】この車両は、アンチスキッド電気制御回路
51及びアンチスキッド油圧制御回路52を備えている
。アンチスキッド電気制御回路51は各車輪FW1,F
W2,RW1,RW2の回転速度を検出する複数の車輪
速センサ、同センサにより検出された車輪回転速度に基
づき各輪FW1,FW2,RW1,RW2のスリップ状
態を検出するマイクロコンピュータ等により構成されて
おり、前記検出スリップ状態に応じて各車輪FW1,F
W2,RW1,RW2がロックするおそれがあるときに
、同ロックするおそれのある車輪FW1,FW2,RW
1,RW2毎に作動信号を出力する。アンチスキッド油
圧制御回路52はブレーキペダル53の踏み込み操作に
応じてブレーキ油を各車輪FW1,FW2,RW1,R
W2に対応したホイールシリンダ54a〜54dに供給
するマスタシリンダ、同マスタシンリンダと各ホイール
シリンダ54a〜54d間に設けられた各種バルブ等か
らなり、前記各車輪FW1,FW2,RW1,RW2毎
の作動信号に応答して各ホイールシリンダ54a〜54
dに供給されるブレーキ油圧を減圧などして各車輪FW
1,FW2,RW1,RW2がロックしないように制御
する。このアンチスキッド電気制御回路51からの各作
動信号がオア回路55に供給されており、同回路55は
前記各作動信号をオア合成してマイクロコンピュータ5
6へ出力する。
【0036】マイクロコンピュータ56には、前記オア
回路55の他に、上記実施例の場合と同様なヨーレート
センサ35、前後加速度センサ36、横加速度センサ3
7、表示制御回路38、後輪操舵角センサ41及び駆動
回路42が接続されている。また、このマイクロコンピ
ュータ56は、図15のフローチャートに対応したプロ
グラムを記憶していると共に、テーブルを備えており、
同テーブルには係数KY (図11参照)が記憶されて
いる。他の部分は上記実施例と同じであり、同符号を付
してその説明を省略する。
【0037】上記のように構成した第4変形例の動作を
説明する。マイクロコンピュータ56は図15のステッ
プ300にてプログラムの実行を開始し、ステップ30
2の初期設定処理後、ステップ304〜318からなる
循環処理を繰り返し実行する。なお、前記初期設定処理
においては、摩擦係数μは高摩擦係数を表す値に設定さ
れる。
【0038】前記循環処理中、ステップ304にてオア
回路55からの信号を入力して同信号の発生開始時か否
かを判定する。この場合、アンチスキッド電気制御回路
51が各車輪FW1,FW2,RW1,RW2に対する
いずれの作動信号も出力しておらず、又は同作動信号を
出力し続けていれば、ステップ304にて「NO」すな
わち信号発生開始時でないと判定し、ステップ304,
312〜318からなる循環処理を実行し続ける。この
場合、ステップ312〜318の処理は上記実施例の図
10のステップ204〜210の処理と同じであり、こ
れらの処理により左右後輪RW1,RW2は摩擦係数μ
に応じて操舵制御される。
【0039】一方、アンチスキッド電気制御回路51が
各車輪FW1,FW2,RW1,RW2に対するいずれ
かの作動信号を出力し始めると、前記ステップ304に
て「YES」すなわち信号発生開始時であると判定し、
ステップ306〜310の処理を実行する。これらのス
テップ306〜310の処理は上記実施例の図2,3の
ステップ104,132,134の処理と同じであり、
これらの処理により、車輪と路面との間の摩擦係数μが
、上記実施例の場合と同様に、前後加速度GX及び横加
速度GY に基づいて計算されると共に、表示装置39
のランプ39a〜39dが同計算された摩擦係数μに応
じて点灯制御される。そして、これらのステップ306
〜310の処理後、ステップ312〜318の処理によ
り、左右後輪RW1,RW2が前記計算した摩擦係数μ
に応じて操舵制御される。なお、ブレーキ装置の作動に
関しては、公知のことであると共に本発明に直接関係し
ないので、説明は省略する。また、この変形例において
も、2輪駆動車の場合には、上記第1変形例の場合と同
様、駆動時のスリップ開始時と制動時のスリップ開始時
とを分けて摩擦係数μを計算するようにする必要がある
【0040】さらに、上記実施例においては、本発明に
係る摩擦係数検出装置を後輪操舵装置20に適用した例
についてのみ説明したが、本発明はサスペンション装置
、トラクション制御装置、前後駆動力分配制御装置など
の車両の各種制御にも利用できることは明かである。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例を示す車両の全体概略図
である。
【図2】  図1の一方のマイクロコンピュータにて実
行されるプログラムに対応したフローチャートの一部で
ある。
【図3】  前記プログラムに対応したフローチャート
の他の部分である。
【図4】  図1の一方のマイクロコンピュータに記憶
されていて演算に利用される係数GB0の特性グラフで
ある。
【図5】  図1の一方のマイクロコンピュータに記憶
されていて演算に利用される係数GB1の特性グラフで
ある。
【図6】  図1の一方のマイクロコンピュータに記憶
されていて演算に利用される係数Tr の特性グラフで
ある。
【図7】  図1の一方のマイクロコンピュータに記憶
されていて演算に利用される係数γ0 の特性グラフで
ある。
【図8】  図1の一方のマイクロコンピュータに記憶
されていて演算に利用される係数aの特性グラフである
【図9】  図1の一方のマイクロコンピュータに記憶
されていて演算に利用される係数bの特性グラフである
【図10】図1の他方のマイクロコンピュータにて実行
されるプログラムに対応したフローチャートである。
【図11】図1の他方のマイクロコンピュータに記憶さ
れていて演算に利用される係数KY の特性グラフであ
る。
【図12】車輪回転速度VFL,VFR,VRL,VR
R、補正車輪回転速度V1〜V4 、ヨーレートγ及び
スリップ角βの関係を示す説明図である。
【図13】  本発明の第1変形例に係り図3のフロー
チャートの一部を変形したフローチャートである。
【図14】  本発明の第4変形例を示す車両の全体概
略図である。
【図15】  図14のマイクロコンピュータにて実行
されるプログラムに対応したフローチャートの一部であ
る。
【符号の説明】
FW1,FW2…前輪、RW1,RW2…後輪、10…
前輪操舵装置、20…後輪操舵装置、30…電気制御装
置、31,32,56…マイクロコンピュータ、33…
前輪操舵角センサ、34a〜34d…車輪速センサ、3
5…ヨーレートセンサ、36…前後加速度センサ、37
…横加速度センサ、39…表示装置、41…後輪操舵角
センサ、43…ブレーキスイッチ、51…アンチスキッ
ド電気制御回路、52…アンチスキッド油圧制御回路、
55…オア回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪のスリップを検出するスリップ検出手
    段と、車両の前後加速度を検出する前後加速度検出手段
    と、車両の横加速度を検出する横加速度検出手段と、前
    記スリップ検出手段による車輪のスリップ検出開始時に
    前記前後加速度センサにより検出された前後加速度と前
    記横加速度センサにより検出された横加速度とのベルク
    トル和を計算する計算手段とを備え、前記計算手段によ
    って計算されたベクトル和を車輪と路面との間の摩擦係
    数として検出する路面摩擦係数検出装置。
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