JPH04331262A - o−アミノアゾ化合物 - Google Patents

o−アミノアゾ化合物

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JPH04331262A
JPH04331262A JP3242363A JP24236391A JPH04331262A JP H04331262 A JPH04331262 A JP H04331262A JP 3242363 A JP3242363 A JP 3242363A JP 24236391 A JP24236391 A JP 24236391A JP H04331262 A JPH04331262 A JP H04331262A
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formula
compound
alkyl
amino
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Horst Jaeger
ホルスト・イエガー
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09B35/021Disazo dyes characterised by two coupling components of the same type
    • C09B35/025Disazo dyes characterised by two coupling components of the same type in which the coupling component is an amine or polyamine

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、式
【0002】
【化5】
【0003】[式中、Dは、ジアゾ成分の基を表し、A
は、水素、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、カルボキ
シルまたはスルホを表し、Rは、水素またはアルキルを
表し、R1は、アルキル、アラルキル、アリールまたは
シクロアルキルを表し、そしてnは、1または2を表す
(上述したアルキル、アルコキシ、アリール、アラルキ
ルおよびシクロアルキル基は置換されているか未置換で
あり得る)]の新規なo−アミノアゾ化合物、およびそ
れらの製造方法に関する。
【0004】式(I)において、Dは、好適にはベンゼ
ン、ナフタレン、ジフェニル、スチルベンまたは複素環
式の組みからの置換もしくは未置換基を表し、Aは、好
適には水素、置換もしくは未置換C1−C4−アルキル
、置換もしくは未置換C1−C4−アルコキシ、フッ素
、塩素、臭素、−COOHまたは−SO3Hを表し、R
は、好適には水素または置換もしくは未置換C1−C4
−アルキルを表し、R1は、好適には置換もしくは未置
換C1−C4−アルキル、フェニル部分が置換されてい
るか未置換のフェニル(C1−C2)アルキル、置換も
しくは未置換フェニル、或は置換もしくは未置換C5−
C6−シクロアルキルを表し、そしてnは、好適には1
または2を表す。
【0005】基Dの適切な置換基の例は下記のものであ
る:C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ(
これらのアルキルまたはアルコキシ基は、例えばOH、
−OCH3、−COOH、−OSO3H、−SO3Hで
置換されていてもよい);−SO3H、−COOH、ハ
ロゲン原子、例えばF、ClまたはBr;NH2、OH
、NO2、フェニルアミノ(このフェニル基は、例えば
CH3、−OCH3、−SO3Hで置換されていてもよ
い);フェニルアゾおよびナフチルアゾ(これらの基は
、特に−SO3Hで置換されていてもよい)。
【0006】この基Dの好適な置換基は、スルホ基であ
る。
【0007】A、RおよびR1の定義における置換もし
くは未置換C1−C4−アルキルの例は、メチル、エチ
ル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、s−ブ
チル、i−ブチルまたはt−ブチル(適切な置換基は各
場合共、例えばOH、−OCH3、−COOH、−OS
O3Hまたは−SO3Hである)である。
【0008】Aの定義における置換もしくは未置換C1
−C4−アルコキシの例は、メトキシ、エトキシ、n−
プロポキシ、i−プロポキシ、n−ブトキシ、s−ブト
キシ、i−ブトキシまたはt−ブトキシ(適切な置換基
は各場合共、例えば、アルキルに関して上述した置換基
である)である。
【0009】基Rの例は、CH3、−C2H5、−C2
H5OH、−CH2−CH2COOH、−CH2CH2
SO3Hである。
【0010】基R1の例は、メチル、エチル、n−プロ
ピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブ
チル、フェニル、ベンジル、フェネチル、シクロペンチ
ルおよびシクロヘキシル(適切なアルキルおよびシクロ
アルキルの置換基は各場合共、OH、−COOHおよび
−SO3Hであり、そしてフェニル、ベンジルおよびフ
ェニルの置換基は、各場合共OH、Cl、Brまたはメ
チルである)である。式(I)内の好適な化合物は、式
【0011】
【化6】
【0012】[式中、A、RおよびR1が、上述したと
ころの一般的および好適な意味を有し、D1が、ベンゼ
ン、ナフタレン、ジフェニル、スチルベンまたは複素環
式の組みからのジアゾ成分の基(これらは、Dに関して
例として挙げた置換基を任意に有することができる)を
表し、そしてYが、−OCH3または−OC2H5を表
す]の化合物;式
【0013】
【化7】
【0014】[式中、A、RおよびR1が、上述したと
ころの一般的および好適な意味を有し、ベンゼン環D2
が、Dに関して例として挙げた置換基を任意に有するこ
とができ、そしてYが、−OCH3または−OC2H5
を表す]の化合物;式
【0015】
【化8】
【0016】[式中、Aが、上述したところの一般的お
よび好適な意味を有し、そして特に水素、Cl、−CO
OH、−SO3H、CH3または−OCH3を表し、R
が、上述したところの一般的および好適な意味を有し、
そして特に水素、−CH3、−C2H5、−C2H5O
H、−CH2CH2COOHまたは−CH2CH2SO
3Hを表し、R1が、上述したところの一般的および好
適な意味を有し、そして特に−CH3、−C2H5、n
−C3H7、i−C3H7、ベンジル、フェニルまたは
シクロヘキシルを表し、そしてYが、−OCH3または
−OC2H5を表す]の化合物である。
【0017】式(I)、(II)、(III)および(
IV)の特に好適な化合物は、式中、Rが、水素を表し
、R1が、CH3または−C2H5を表し、そしてAが
、水素、Cl、−COOH、−SO3H、CH3または
−OCH3を表す、化合物である。
【0018】非常に特に好適なものは、式(I)、(I
I)、(III)および(IV)[式中、Rが、水素を
表し、R1が、CH3または−C2H5を表し、そして
Aが、水素を表す]の化合物である。
【0019】式(I)の新規なo−アミノアゾ化合物は
、式
【0020】
【化9】
【0021】[式中、Zは、アシル、好適にはC1−C
6−アルキルカルボニル、C1−C6−アルケニルカル
ボニル、カルボキシカルボニル、フェニルカルボニルま
たはフェニル(C1−C4)アルキルカルボニルを表し
、そしてD、A、Rおよびnは、上述した意味を有する
]のアミノアゾ染料を、式
【0022】
【化10】 [式中、R1は、上述した意味を有する]のクロロ蟻酸
エステルでアシル化させて、式
【0023】
【化11】
【0024】[式中、D、A、R、R1、nおよびZは
、上述した意味を有する]の化合物を生じさせた後、こ
の化合物を、酸性媒体中で加熱することによって加水分
解して、式(I)の化合物を生じさせることによって製
造できる。
【0025】アミノアゾ化合物(V)は、弱い酸性媒体
(pH範囲2〜5、好適には3〜4)中で、式
【002
6】
【化12】
【0027】[式中、Dおよびnは、上述した意味を有
する]のジアゾ化もしくはテトラアゾ化アミン類を、式
【0028】
【化13】
【0029】[式中、A、RおよびZは、上述した意味
を有する]のアミン類上にカップリングさせることによ
る公知の方法で得られる。
【0030】クロロ蟻酸エステル(VI)を用いたアミ
ノアゾ化合物(V)のアシル化は、好適には、水中、0
〜30℃、特に10〜20℃、pH3〜8、特に5〜7
で行い、ここで、アルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、重
炭酸塩または燐酸塩、或はアルカリ土類金属の水酸化物
、炭酸塩、重炭酸塩または燐酸塩を加えることによって
、このアシル化中に遊離する塩酸を中和する。
【0031】該アミノアゾ化合物(I)を生じさせるた
めの化合物(VII)の加水分解は、好適には、水中、
酸の存在下で60〜110℃、特に80〜90℃に加熱
することによって生じる。酸の量は、加水分解溶液1リ
ットル当たり0.5〜3モル、好適には1〜2モルであ
る。特に、塩酸または硫酸がこの酸として用いられる。
【0032】式中nが1または2を表すところのアミン
類(VIII)、アミン類(IX)およびクロロ蟻酸エ
ステル(VI)の適切な例は、下記の通りである:式中
nが1であるところの式(VIII)のアミン類は、1
−アミノ−2−メトキシ−5−スルホ−ベンゼン、1−
アミノ−2−メトキシ−4−スルホ−ベンゼン、1−ア
ミノ−2−メトキシ−5−メチル−4−スルホ−ベンゼ
ン、1−アミノ−2−メトキシ−3,5−ジスルホ−ベ
ンゼン、1−アミノ−2−クロロ−4−スルホ−ベンゼ
ン、1−アミノ−2−クロロ−5−スルホ−ベンゼン、
1−アミノ−2−メトキシ−ベンゼン、1−アミノ−2
,5−ジメトキシ−ベンゼン、1−アミノ−2−エトキ
シ−ベンゼン、1−アミノ−2−スルホ−ベンゼン、1
−アミノ−4−スルホ−ベンゼン、1−アミノ−2−ニ
トロ−ベンゼン、1−アミノ−2−ニトロ−4−スルホ
−ベンゼン、2−アミノ−4,8−ジスルホ−ナフタレ
ン、2−アミノ−6,8−ジスルホ−ナフタレン、2−
アミノ−6−スルホ−ナフタレン、2−アミノ−8−ス
ルホ−ナフタレン、2−アミノ−4,6,8−トリスル
ホ−ナフタレン、1−アミノ−4−スルホ−ナフタレン
、1−アミノ−4,6−ジスルホ−ナフタレン、1−ア
ミノ−2−ヒドロキシ−4−スルホ−ナフタレン、1−
アミノ−2−ヒドロキシ−6−ニトロ−4−スルホ−ナ
フタレン、2−アミノ−3−メトキシ−6−スルホ−ナ
フタレン、2−アミノ−3−メトキシ−6,8−ジスル
ホ−ナフタレン、2−アミノ−3−ヒドロキシ−6−ス
ルホ−ナフタレン、2−アミノ−3−ヒドロキシ−6,
8−ジスルホ−ナフタレン、4−アミノ−2−スルホ−
スチルベン、4−アミノ−2,2’−ジスルホ−スチル
ベン、4−アミノ−2,4’−ジスルホ−スチルベン、
4−アミノ−4’−ニトロ−2,2’−ジスルホ−スチ
ルベン、1−アミノ−2−エトキシ−6−スルホ−ナフ
タレン、1−アミノ−2−カルボキシメトキシ−6−ス
ルホ−ナフタレン、1−アミノ−2−ヒドロキシ−4−
ニトロ−6−スルホ−ベンゼン、1−アミノ−2−ヒド
ロキシ−6−ニトロ−4−スルホ−ベンゼン、1−アミ
ノ−2−メトキシ−3−ニトロ−5−スルホ−ベンゼン
、1−アミノ−2−メトキシ−5−ニトロ−4−スルホ
−ベンゼン、1−アミノ−2−ヒドロキシ−5−ニトロ
−4−スルホ−ベンゼン、2−メチル−4−アミノ−5
−メトキシアゾベンゼン−4’−スルホン酸、2−メチ
ル−4−アミノ−5−メトキシアゾベンゼン−2’,5
’−ジスルホン酸、3−メトキシ−4−アミノアゾベン
ゼン−4’−スルホン酸、2,5−ジメトキシ−4−ア
ミノアゾベンゼン−2’,5’−ジスルホン酸、2,5
−ジメトキシ−4−アミノアゾベンゼン−4’−スルホ
ン酸、2−(2’−メチル−4’−アミノ−5’−メト
キシフェニルアゾ)−ナフタレン−4,8−ジスルホン
酸である。
【0033】nが2であるところの式(VIII)のア
ミン類は、4,4’−ジアミノ−2,2’−ジスルホ−
スチルベン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジスルホ
−ジフェニル、4,4’−ジアミノ−2,2’−ジスル
ホ−ジフェニル、4,4’−ジアミノ−3,2’−ジス
ルホ−ジフェニルアミン、4,4’−ジアミノ−3,3
’−ジメトキシ−ジフェニル、4,4’−ジアミノ−3
,3’−ジメトキシ−5,5’−ジスルホ−ジフェニル
尿素である。
【0034】式(IX)のアミン類は、1−アミノ−3
−ホルミルアミノ−ベンゼン、1−アミノ−3−アセチ
ルアミノ−ベンゼン、1−アミノ−3−オクザリルアミ
ノ−ベンゼン、1−アミノ−3−オキシアセチルアミノ
−ベンゼン、1−アミノ−3−プロピオニルアミノ−ベ
ンゼン、1−アミノ−3−アセチルアミノ−6−メチル
−ベンゼン、1−アミノ−3−アセチルアミノ−6−メ
トキシ−ベンゼン、1−アミノ−3−アセチルアミノ−
6−カルボキシ−ベンゼン、1−アミノ−3−アセチル
アミノ−6−スルホ−ベンゼン、1−アミノ−3−アセ
チルアミノ−6−クロロ−ベンゼン、1−N−メチルア
ミノ−3−アセチルアミノ−ベンゼンである。
【0035】式(VI)のクロロ蟻酸エステルは、クロ
ロ蟻酸メチル、クロロ蟻酸エチル、クロロ蟻酸イソプロ
ピル、クロロ蟻酸n−プロピル、クロロ蟻酸n−ベンジ
ルである。
【0036】新規なo−アミノアゾ化合物(I)は、金
属錯体染料合成用の有益な中間体である。この新規なo
−アミノアゾ化合物(I)は、ウールおよびポリアミド
の染色にとって非常に適切である。
【0037】説明および実施例中の式の水溶性化合物は
、遊離酸の化合物である。この物質は、一般に、それら
のアルカリ金属塩、特にリチウム塩、ナトリウム塩また
はカリウム塩の形態で単離されそして使用される。
【0038】
【実施例】
実施例1 中性条件下の水100mLに、20.3gの1−アミノ
−2−メトキシ−5−スルホ−ベンゼン(ジアゾ成分)
を溶解する。氷を加えることによって、この溶液を0〜
5℃に冷却した後、撹拌しながら、30%濃度の塩酸3
0mLを加え、そして10%濃度の亜硝酸ナトリウム溶
液70mLを滴下する。ジアゾ化が完了した後、スルフ
ァミン酸で過剰の亜硝酸塩を分解する。16.6gの3
−アミノ−アセトアニリド(カップリング成分)を水溶
液の状態で加える。次に、15%濃度の炭酸ナトリウム
溶液でpHを3〜4にする。数時間撹拌した後、このカ
ップリング反応が完了する。沈澱した固体を吸引濾別す
る。これは次の式を有している:
【0039】
【化14】
【0040】湿気を有するペースト状物を、中性条件下
の水約200mL中に溶解する。氷を加えることによっ
て、この溶液を10℃に冷却した後、15%濃度の炭酸
ナトリウム溶液を同時に滴下することでpHを6〜7に
保持しながら、13gのクロロ蟻酸エチルを滴下する。
【0041】アシル化が終了した後、この結果として、
【0042】
【化15】
【0043】の染料が生成し、この反応混合物を90℃
に加熱した後、1Nの塩酸溶液になるような量で濃塩酸
を加える。約2時間撹拌した後、アセチル基を脱離させ
て、式
【0044】
【化16】
【0045】の難溶ベタイン染料を沈澱させる。
【0046】この染料を吸引濾別した後、水で完全に洗
浄する。得られる暗褐色のペーストは水に易溶であり、
アルカリ類を添加した後、黄色の溶液を与える。
【0047】ジアゾ成分としてコラム1中に挙げたアミ
ン類を用い、カップリング成分としてコラム2のアミン
類を用い、そしてコラム3に挙げたクロロ蟻酸エステル
を用いて、実施例1の操作により、最後のコラム中に挙
げるλmax値を有する一層のo−アミノアゾ染料が得
られる。
【0048】
【表1】
【0049】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0050】1.式
【0051】
【化17】
【0052】[式中、Dは、ジアゾ成分の基を表し、A
は、水素、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、カルボキ
シルまたはスルホを表し、Rは、水素またはアルキルを
表し、R1は、アルキル、アラルキル、アリールまたは
シクロアルキルを表し、そしてnは、1または2を表す
(上述したアルキル、アルコキシ、アリール、アラルキ
ルおよびシクロアルキル基は置換されているか未置換で
あり得る)]の化合物。
【0053】2.式中、Dが、ベンゼン、ナフタレン、
ジフェニル、スチルベンまたは複素環式の組みからの置
換もしくは未置換基[適切な置換基は下記のものである
:C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ(こ
れらのアルキルまたはアルコキシ基はOH、−OCH3
、−COOH、−OSO3H、−SO3Hで置換されて
いてもよい);−SO3H、−COOH、ハロゲン原子
、例えばF、ClまたはBr;NH2、OH、NO2、
フェニルアミノ(このフェニル基はCH3、−OCH3
、−SO3Hで置換されていてもよい);フェニルアゾ
およびナフチルアゾ(これらの基は−SO3Hで置換さ
れていてもよい)]を表し、Aが、水素、C1−C4−
アルキル、C1−C4−アルコキシ、フッ素、塩素、臭
素、−COOHまたは−SO3H(このアルキルおよび
アルコキシ基の各々は、OH、−OCH3、−COOH
、−OSO3H、−SO3Hで置換されていてもよい)
を表し、Rが、水素またはC1−C4−アルキル(この
アルキル基は、OH、−COOH、または−SO3Hで
置換されていてもよい)を表し、R1が、C1−C4−
アルキル、フェニル(C1−C2)アルキル、フェニル
またはC5−C6−シクロアルキル(このアルキルおよ
びシクロアルキル基は、OH、−COOHまたは−SO
3Hで置換されていてもよく、該フェニルアルキルおよ
びフェニル基は、各場合共、フェニル部分がメチル、O
H、ClまたはBrで置換されていてもよい)を表し、
そしてnが、1または2を表す、第1項の化合物。
【0054】3.式
【0055】
【化18】
【0056】{式中、A、RおよびR1が、第1および
2項で与えた意味を有し、Yが、−OCH3または−O
C2H5を表し、そしてD1が、ベンゼン、ナフタレン
、ジフェニル、スチルベンまたは複素環式の組みからの
ジアゾ成分の基[これらは下記の置換基を任意に有する
ことができる:C1−C4−アルキル、C1−C4−ア
ルコキシ(これらのアルキルまたはアルコキシ基は、例
えばOH、−OCH3、−COOH、−OSO3H、−
SO3Hで置換されていてもよい);−SO3H、−C
OOH、ハロゲン原子、例えばF、ClまたはBr;N
H2、OH、NO2、フェニルアミノ(このフェニル基
は、例えばCH3、−OCH3、−SO3Hで置換され
ていてもよい);フェニルアゾおよびナフチルアゾ(こ
れらの基は、特に−SO3Hで置換されていてもよい)
]を表す}の第1項の化合物。
【0057】4.式
【0058】
【化19】
【0059】[式中、A、RおよびR1が、第1および
2項で与えた意味を有し、Yが、−OCH3または−O
C2H5を表し、そしてベンゼン環D2が、下記の置換
基を任意に有することができる:C1−C4−アルキル
、C1−C4−アルコキシ(これらのアルキルまたはア
ルコキシ基は、例えばOH、−OCH3、−COOH、
−OSO3H、−SO3Hで置換されていてもよい);
−SO3H、−COOH、ハロゲン原子、例えばF、C
lまたはBr;NH2、OH、NO2、フェニルアミノ
(このフェニル基は、例えばCH3、−OCH3、−S
O3Hで置換されていてもよい);フェニルアゾおよび
ナフチルアゾ(これらの基は、特に−SO3Hで置換さ
れていてもよい)]の第1および2項の化合物。
【0060】5.式
【0061】
【化20】
【0062】[式中、Aが、水素、Cl、−COOH、
−SO3H、CH3または−OCH3を表し、Rが、水
素、−CH3、−C2H5、−C2H5OH、−CH2
CH2COOHまたは−CH2CH2SO3Hを表し、
そしてR1が、CH3、−C2H5、n−C3H7、i
so−C3H7、ベンジル、フェニルまたはシクロヘキ
シルを表す]の第1項の化合物。
【0063】6.式中、Rが、水素を表し、R1が、C
H3または−C2H5を表し、そしてAが、水素を表す
、第1〜5項の化合物。
【0064】7.式
【0065】
【化21】
【0066】の第1項記載の化合物。
【0067】8.式
【0068】
【化22】
【0069】[式中、Zは、アシルを表し、そしてD、
A、Rおよびnは、第1項で与えた意味を有する]のア
ミノアゾ化合物と、式
【0070】
【化23】 [式中、R1は、第1項で与えた意味を有する]のクロ
ロ蟻酸エステルとを反応させて、式
【0071】
【化24】
【0072】[式中、D、A、R、R1およびnは、第
1項で与えた意味を有し、そしてZは、上述した意味を
有する]の化合物を生じさせた後、この化合物を、酸性
媒体中で加熱することによって加水分解して、式(I)
の染料を生じさせる、第1項の化合物の製造方法。
【0073】9.式中、式(V)のアミノアゾ化合物に
おいて、Zが、C1−C6−アルキルカルボニル、C1
−C6−アルケニルカルボニル、カルボキシカルボニル
、フェニルカルボニルまたはフェニル(C1−C4)ア
ルキルカルボニルを表す、第8項記載の方法。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式 【化1】 [式中、Dは、ジアゾ成分の基を表し、Aは、水素、ア
    ルキル、アルコキシ、ハロゲン、カルボキシルまたはス
    ルホを表し、Rは、水素またはアルキルを表し、R1は
    、アルキル、アラルキル、アリールまたはシクロアルキ
    ルを表し、そしてnは、1または2を表す(上述したア
    ルキル、アルコキシ、アリール、アラルキルおよびシク
    ロアルキル基は置換されているか未置換であり得る)]
    の化合物。
  2. 【請求項2】  式 【化2】 [式中、Zは、アシルを表し、そしてD、A、Rおよび
    nは、請求項1で与えた意味を有する]のアミノアゾ化
    合物と、式 【化3】 [式中、R1は、請求項1で与えた意味を有する]のク
    ロロ蟻酸エステルとを反応させて、式 【化4】 [式中、D、A、R、R1およびnは、請求項1で与え
    た意味を有し、そしてZは、上述した意味を有する]の
    化合物を生じさせた後、この化合物を、酸性媒体中で加
    熱することによって加水分解して、式(I)の染料を生
    じさせる、請求項1の化合物の製造方法。
JP3242363A 1990-09-04 1991-08-29 o−アミノアゾ化合物 Pending JPH04331262A (ja)

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