JPH0433113Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0433113Y2
JPH0433113Y2 JP1985109385U JP10938585U JPH0433113Y2 JP H0433113 Y2 JPH0433113 Y2 JP H0433113Y2 JP 1985109385 U JP1985109385 U JP 1985109385U JP 10938585 U JP10938585 U JP 10938585U JP H0433113 Y2 JPH0433113 Y2 JP H0433113Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swing arm
main
fixed
shaft
main shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985109385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6218061U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985109385U priority Critical patent/JPH0433113Y2/ja
Publication of JPS6218061U publication Critical patent/JPS6218061U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0433113Y2 publication Critical patent/JPH0433113Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、高圧水の噴射により鍋類を洗滌する
装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 一般に、食器類や鍋類を自動的に洗滌するの
に、高圧水のジエツトやスプレーの力を利用して
いる。
ところが、焼き肉等に用いられるジンギンスカ
ン鍋は、かなりの高温状態で使われるため、鍋の
表面に付着した汚れが落ちにくく、高圧水ジエツ
トを集束的に当てる必要があるが、その反面、こ
の高圧水ジエツトを帽子形の鍋の全域に当てるこ
とが難しく、均一に洗滌されずに洗い残しが生じ
るという問題があつた。
本考案は、上記問題点を解決することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、本体側に回転自在に支持された主軸
と、この主軸を回転駆動する手段を設け、主軸に
固定されて半径方向に延びる主旋回アームと、主
旋回アームの先端に回転自在に支持された副軸
と、この副軸に固定された遊星歯車と、本体側に
固定されてこの遊星歯車に噛合う太陽歯車を設け
る一方、副軸に対して半径方向に異なる距離で延
びる2つの旋回アームを固定し、それぞれの旋回
アームの先端に噴射ノズルを取付け、この噴射ノ
ズルに前記主軸、主旋回アーム、副軸の内部を経
由して高圧水を供給する手段を設けるものであ
る。
(作用) これにより、2つの噴射ノズルはジンギスカン
鍋の上方を異なつた半径で渦巻き状に移動し、小
さい半径で旋回する噴射ノズルからの高圧水ジエ
ツトはジンギスカン鍋に集束的に当たつてこれに
付着した汚れを効果的に剥離する一方、大きい半
径で旋回する噴射ノズルからの高圧水ジエツトは
ジンギスカン鍋の全域に当たつて洗い残しが生じ
ることを防止できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
本体1の上面にフランジ2と軸受ブロツク3を
固定し、この軸受ブロツク3に縦方向に配置され
た主軸4をベアリング5と6を介して回転自在に
支持する。
主軸4は図示しないが軸受ブロツク3の上部に
て電動機に連結され、所定速度で回転駆動される
ようになつている。
主軸1の下端にはブロツク14を介して半径方
向に延びる主旋回アーム7をボルト8により固定
し、主旋回アーム7の先端には軸受ブロツク9を
ボルト10により固定し、この軸受ブロツク9に
ベアリング11と12を介して縦方向に配置され
た副軸13を回転自在に支持する。
フランジ2の下面に太陽歯車15を固定する一
方、副軸13の上端にこれと噛合う遊星歯車16
を固定する。
これにより、主軸4の回転に伴い、主旋回アー
ム7が旋回すると、太陽歯車15の回りを遊星歯
車16が転動し、副軸13を回転する。
副軸13の下端にはブロツク18を固定し、こ
のブロツク18から対向して半径方向に延びる長
旋回アーム19と短旋回アーム20を溶接により
固定し、長旋回アーム19と短旋回アーム20に
はそれぞれの先端にブロツク21と22を介して
噴射ノズル23と24を下向きに取付ける。
これにより、噴射ノズル23と24はそれぞれ
長旋回アーム19と短旋回アーム20を介して異
なつた半径で自転しながら、主軸4を中心に公転
するようになつている。
軸受ブロツク3の側面には高圧水を導く高圧ホ
ースが接続する給水ポート31を形成する。
主軸4と軸受ブロツク3の間には給水ポート3
1を開口させる環状隙間34を形成し、シール3
6と37を介して密封する。
主軸4とブロツク14にはそれぞれ互いに連通
する軸孔32と33を形成し、軸孔32はポート
38により環状隙間34と連通する。
ブロツク14と主旋回アーム7の間に環状隙間
39を形成し、主旋回アーム7には軸孔14を形
成する。環状隙間39はポート40を介して軸孔
33と軸孔41を連通する。
副軸13と軸受ブロツク9の間には環状隙間4
3を形成し、シール51,52を介して密封す
る。この環状隙間43は軸受ブロツク9に形成さ
れたポート45を介して軸孔41と連通するとと
もに、副軸13に形成された軸孔44とポート4
6を介して連通する。
ブロツク18には軸孔44と連通するポート4
8,49を形成する。ポート48は長旋回アーム
20に形成された軸孔55と、ブロツク21に形
成された通孔56を介して噴射ノズル23に連通
する一方、ポート49は短旋回アーム20に形成
された軸孔58とブロツク22に形成された通孔
59を介して噴射ノズル24に連通する。
これにより、給水ポート31から供給される高
圧水、環状隙間34、ポート38、軸孔32、軸
孔33、ポート40、環状隙間39、軸孔41、
ポート45、環状隙間43、ポート46、軸孔4
4を通り、ポート48と49に分岐して、一方で
ポート48から軸孔55および通孔56を通つ
て、他方でポート49から軸孔58および通孔5
9を通つて、回転位置に関係なく噴射ノズル2
3,24に導かれるようになつている。
図中61は本装置によつて洗滌されるジンギス
カン鍋を示し、この帽子形のジンンギスカン鍋6
1は中心部61Cを頂点として傾斜して拡がる中
間部61Mと、外周部61Oとを有している。こ
のジンギスカン鍋61は噴射ノズル23,24に
対峙して主軸4と同心的に配置され、そのセツテ
イングは手動あるいはコンベアーラインを介して
自動的に行うことも可能である。
このように構成してあり、一方の噴射ノズル2
3は大きい半径の渦巻き状の軌跡を描きながらジ
ンギスカン鍋61上を周方向に移動するため、こ
の噴射ノズル23から噴射される高圧水ジエツト
はジンギスカン鍋61の中心部61Cから外周部
61Oにかけて到達し、ジンギスカン鍋61の全
域に渡つて洗滌することができる。
他方の噴射ノズル24は小さい半径の渦巻き状
の軌跡を描きながらジンギスカン鍋61上を周方
向に移動するため、この噴射ノズル24から噴射
される高圧水ジエツトはジンギスカン鍋61の外
周部61Oと中心部61Cを傾斜して結ぶ中間部
61Mに集束して、この中間部61Mをくまなく
洗滌することができる。
このようにして、噴射ノズル23と24はジン
ギスカン鍋61上を異なつた半径で渦巻き状に移
動して、高圧水ジエツトをジンギスカン鍋61の
全域に渡つてくまなく噴射するため、ジンギスカ
ン鍋61に付着した汚れを効果的に剥離するとと
もに、洗い残しが生じることを防止できる。
なお、長旋回アーム19と短旋回アーム20お
よび主旋回アーム7の回転半径は噴射ノズル23
と24から噴射される高圧水ジエツトの放射角度
との関係で、ジンギスカン鍋61に高圧水ジエツ
トの当たる範囲が図中横方向にほぼ均等に重なる
ように設定する。副軸には噴射ノズルを取付けた
旋回半径の異なるアームをさらに増やしてもよ
い。
また、太陽歯車15と遊星歯車16の減速比を
適切に設定することにより、副軸13は主軸4の
回りを水平に1公転する間に噴射ノズル23,2
4を高回転させて、1公転によりジンギスカン鍋
61をくまなく洗滌することも可能である。
(考案の効果) 以上のように本考案は、主旋回アームの旋回に
伴ない複数の噴射ノズルが大小異なつた半径で、
かつ所定の回転比により自転するようにはかり、
大きな半径で旋回する噴射ノズルによりジンギス
カン鍋等の被洗滌物の半径方向内外域に高圧水を
噴射するとともに、小さな半径で旋回する噴射ノ
ズルにより被洗滌物の半径方向中間域に収束的に
高圧水を噴射するようにしたので、被洗滌物にこ
びりついた汚れ等をむらなく剥離して、より完全
な洗滌が行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す断面図である。 1……本体、2……フランジ、3,9……軸受
けブロツク、4……主軸、7……主旋回アーム、
14,18……ブロツク、19……長旋回アー
ム、20……短旋回アーム、23,24……噴射
ノズル、61……ジンギスカン鍋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体側に回転自在に支持された主軸と、この主
    軸を回転駆動する手段を設け、主軸に固定されて
    半径方向に延びる主旋回アームと、主旋回アーム
    の先端に回転自在に支持された副軸と、この副軸
    に固定された遊星歯車と、本体側に固定されてこ
    の遊星歯車に噛合う太陽歯車を設ける一方、副軸
    に対して半径方向に異なる距離で延びる複数の旋
    回アームを固定し、この旋回アームの先端に噴射
    ノズルを取付け、それぞれの噴射ノズルに前記主
    軸、主旋回アーム、副軸の内部を経由して高圧水
    を供給する通路手段を設けたことを特徴とする洗
    滌装置。
JP1985109385U 1985-07-17 1985-07-17 Expired JPH0433113Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985109385U JPH0433113Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985109385U JPH0433113Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6218061U JPS6218061U (ja) 1987-02-03
JPH0433113Y2 true JPH0433113Y2 (ja) 1992-08-07

Family

ID=30987433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985109385U Expired JPH0433113Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0433113Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4917464A (ja) * 1972-06-05 1974-02-15
JPS4933854A (ja) * 1972-07-28 1974-03-28
JPS5573234A (en) * 1978-11-30 1980-06-02 Shinwa Elec Works Washing machine of frying pan*etc*

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4917464A (ja) * 1972-06-05 1974-02-15
JPS4933854A (ja) * 1972-07-28 1974-03-28
JPS5573234A (en) * 1978-11-30 1980-06-02 Shinwa Elec Works Washing machine of frying pan*etc*

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6218061U (ja) 1987-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN206168853U (zh) 一种无动力自动旋转喷洗装置
JP2018171609A (ja) 洗浄装置
JPH0433113Y2 (ja)
US2785008A (en) Tank-cleaning device
KR870001453Y1 (ko) 세척용 회전 분사노즐
JPH04164427A (ja) 食器洗浄機
JPH0440252A (ja) タンク洗浄装置
JP2600447B2 (ja) 食器洗浄機
CN107616770A (zh) 一种洗碗机喷淋装置及洗碗机
CN111139773A (zh) 隧道管片清洗装置
JPH0527600Y2 (ja)
CN219236990U (zh) 一种旋转喷射的洗车机高压冲洗装置
CN206104175U (zh) 一种差速器防锈油喷涂装置
JPH11179313A (ja) 乾燥塔の洗浄方法及び洗浄装置
CN108402492A (zh) 一种全自动土豆去皮清洗机
CN109106308A (zh) 洗碗机喷淋机构
JPH064957Y2 (ja) 浸透式貯液槽の内周多孔板の洗浄装置
CN108160244A (zh) 一种养殖场粪便处理用粉碎机
CN210432796U (zh) 一种辣椒清洗装置
CN214211645U (zh) 一种洗筐机
CN214441148U (zh) 一种电子元件清洁装置
JPH0839017A (ja) 洗浄方法及びその装置
CN219817272U (zh) 一种浸渗件多级清洗装置
JPH0352128Y2 (ja)
CN218591267U (zh) 一种双驱异步翻转清洗装置