JPH04330016A - 過酸化脂質低下剤 - Google Patents

過酸化脂質低下剤

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JPH04330016A
JPH04330016A JP3100207A JP10020791A JPH04330016A JP H04330016 A JPH04330016 A JP H04330016A JP 3100207 A JP3100207 A JP 3100207A JP 10020791 A JP10020791 A JP 10020791A JP H04330016 A JPH04330016 A JP H04330016A
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JP
Japan
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lipid peroxide
vii
lowering agent
degrading
fusobacterium
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Application number
JP3100207A
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English (en)
Inventor
Kunio Suzuki
邦夫 鈴木
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Original Assignee
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は過酸化脂質低下剤に関し
、さらに詳細には過酸化脂質分解能を有する微生物を含
有することを特徴とする過酸化脂質低下剤に関する。
【0002】
【従来技術】脂質は長鎖脂肪酸又は類似の炭化水素鎖を
持つ構造を有し、生体を構成する重要な物質である。脂
質が分子中に不飽和結合を有すると、種々の原因により
過酸化脂質を生じる。例えば、不飽和結合を有する脂質
を大気中に放置すると、光や熱より自動酸化され過酸化
脂質を生じる。また、生体内においては、リポキシゲナ
ーゼ等の酵素により過酸化脂質を生じることが知られて
いる。ここで、過酸化脂質とは、ペルオキシ構造(−O
−O−)を持つ脂質をいう。
【0003】過酸化脂質は毒性があり、急性毒性や慢性
毒性の他変異原性、発がん性を有することが証明されて
いる。さらに過酸化脂質は動脈硬化、肝炎、肝硬変、脂
肪肝、肺気腫、肺線維症、消化管潰瘍、心筋梗塞、脳率
中、白内障、アミロイド−シス、慢性関節リウマチなど
多くの疾患や老化と密接に関係していることが報告され
ている(文献:内山充、松尾光芳、嵯峨井勝編著「過酸
化脂質と生体」学会出版センター、東京、1987)。
【0004】過酸化脂質は油脂が光や熱に曝されると容
易に生じるため、てんぷら、フライ、即席めん、揚げ菓
子、魚の干物、ナッツ類などの多くの食品に含まれる。 このような油脂の過酸化を防止するために、食品の分野
では、冷凍保存や真空包装、脱酸素剤の使用とともに、
抗酸化剤の添加等が行なわれてきた。上記のように、こ
れまで油脂の過酸化を防止する手段はあったが、一度生
成されてしまった過酸化脂質を分解し解毒する効果的な
手段は無かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、体
内に摂取された過酸化脂質及び体内で生成した過酸化脂
質を分解し、解毒する薬剤を提供することを目的とする
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、過酸化脂
質を分解する微生物を見出し、この細菌を利用して体内
に摂取された過酸化脂質を分解することに成功し、本発
明を完成させるに至った。すなわち、本発明は、過酸化
脂質を分解する微生物、該微生物を含有することを特徴
とする過酸化脂質低下剤及び該微生物の酵素抽出物を含
有することを特徴とする過酸化脂質低下剤を提供するも
のである。
【0007】本発明において使用される過酸化脂質分解
能を有する微生物は、過酸化脂質を分解することができ
るいかなる微生物をも含む。ここで微生物とは、細菌、
菌類、ウィルス、リケッチア、藻類、原生動物等の微小
な生物をいう。このうち、哺乳類の腸内細菌が好ましい
。腸内細菌の例としては、バクテロイデス属、フソバク
テリウム属、エシェリキア属、クロストリジウム属、ユ
ウバクテリウム属、ベイヨネラ属、ビフィドバクテリウ
ム属、ラクトバチルス属、ストレプトコッカス属、コリ
ネバクテリウム属、バチルス属、ペプトコッカス属、ペ
プトストレプトコッカス属等に属する菌を挙げることが
できる。
【0008】上記のバクテロイデス属に属する菌株B−
24、B−25、B−84、S−602、S−603、
M−604、F−92、B−26、S′−602、フソ
バクテリウム属に属する菌株VII −50、VII 
−16、VII −59、エシェリキア属に属する菌株
O−601、M−602、U−603、F−604、E
−605、クロストリジウム属に属する菌株B−1、B
−4、B−78、VII−77、ユウバクテリウム属に
属する菌株V−66、X−8、X−10、及びベイヨネ
ラ属に属する菌株V−74は、例えば、ヒト糞便を採取
し、これを嫌気性希釈液で酸素を含まない炭酸ガスを吹
き込みながら均質化し、次いで嫌気性希釈液で順次10
倍段階希釈を行ない、得られた液をEG寒天培地及びB
L寒天培地上に塗布し、スチールウール・ジャー法によ
り嫌気性培養を37℃で72時間行なって得られた集落
から分離することができ、次の様な性状を有している。 a.形  態 EG寒天培地(栄研製)及びBL寒天培地(栄研製)に
生育した菌を顕微鏡下で観察した結果を以下に記す。
【0009】■  細胞の形及び多形性B−24、B−
25、B−84、S−602、S−603、M−604
、F−92、B−26及びS′−602は直桿菌であっ
た。また、菌端または中央膨張形、フィラメント形等の
多形性も有している。VII−50、VII−16及び
VII−69は、紡錘状、直桿菌状、湾曲状等の多形性
を有している。
【0010】O−601、M−602、U−603、F
−604及びE−605は短桿菌である。B−1、B−
4、B−78及びVII−77は、桿菌である。V−6
6、X−8及びX−10は、短桿菌から直桿菌の様々な
形態を示す。
【0011】V−74は、小球菌である。 ■  運動性の有無 B−24、B−25、B−84、S−602、S−60
3、M−604、F−92、B−26、S′−602、
VII−50、VII−16、V11−59、V−66
、X−8、X−10及びV−74については、運動性は
陰性である。
【0012】O−601、M−602、U−603、F
−604、E−605、B−1、B−4、B−78及び
VII−77については、運動性は陽性である。 ■  芽胞形成 B−24、B−25、B−84、S−602、S−60
3、M−604、F−92、B−26、S′−602、
VII−50、VII−16、VII−59、O−60
1、M−602、U−603、F−604、E−605
、V−66、X−8、X−10及びV−74は芽胞を形
成しない。
【0013】B−1、B−4、B−78及びVII−7
7は、芽胞を形成する。 ■  グラム染色性 B−24、B−25、B−84、S−602、S−60
3、M−604、F−92、B−26、S′−602、
VII−50、VII−16、VII−59、O−60
1、M−602、U−603、F−604、E−605
及びV−74について、グラム染色性は陰性である。
【0014】B−1、B−4、B−78、VII−77
、V−66、X−8及びX−10について、グラム染色
性は陽性である。 b.各種培地における生育状態 下記の各種培地A〜Eにおける菌の生育状態を記す。 A.肉汁寒天平板培養、B.肉汁寒天斜面培養、C.肉
汁液体培養、D.肉汁ゼラチン穿刺培養及びE.リトマ
ス・ミルク (1) B−24、B−25、B−84、S−602、
S−603、M−604、F−92、B−26及びS′
−602については、以下のような結果であった。
【0015】A  正円、凸円状に隆起し、表面、周縁
とも平滑〜やや粗粒、EG寒天平板上では灰白色、BL
寒天平板上では灰褐色を呈する。 B  上記に類似する。 C  発育良好、培養24時間で均等に混濁する。 D  凝固する。
【0016】(2) VII−50、VII−16及び
VII−59については、以下のような結果であった。 A  正円、凸円状〜半球状に隆起し、表面、周縁とも
平滑〜粗で、VII−50は灰褐色〜黄褐を呈し、VI
I−16及びVII−59はEG寒天平板上では灰白色
で周縁部はやや透明、BL寒天平板上では灰褐色を呈す
る。
【0017】B  上記に類似する。 C  発育良好、培養24時間で均等に混濁する。 D  液化せず。 E  VII−50は凝固し、消化するが、VII−1
6及びVII−59は凝固せず。
【0018】(3) O−601、M−602、U−6
03、F−604及びE−605については、以下のよ
うな結果であった。 A  正円、凸円状へに隆起し、表面、周縁とも平滑で
、光沢、湿潤、灰白色を呈する。 B  上記に類似する。
【0019】C  発育極めて良好、培養10〜18時
間で均等に混濁する。 D  液化せず。 E  凝固する。 (4) B−1、B−4、B−78及びVII−77に
ついては、以下のような結果であった。
【0020】A  正円、凸円状に隆起し、B−1、B
−4及びB−78は、周縁粗〜鋸歯状、表面粗で、VI
I−77は周縁平滑〜ほたて貝状、表面平滑〜やや粗で
あり、B−1及びB−4はEG寒天平板上で黄褐色、B
−78及びVII−77は灰白色〜白色を呈する。 C  一般に発育良好。
【0021】D  B−1及びB−4はゼラチン液化す
る。VII−77は液化せず。 E  凝固する。B−1及びB−4は消化する。 (5) V−66、X−8及びX−10については、以
下のような結果であった。 A  EG寒天平板上では正円〜不規則形、凸円状〜台
状に隆起し、X−8及びV−66は周縁部半透明で粗な
集落を呈し、X−10は周縁、表面ともに平滑で、灰白
色を呈するが、BL寒天平板上では灰褐色〜茶褐色を呈
する。
【0022】B  上記に類似する。 C  発育は、中程度〜良好である。 D  X−8及びX−10はゼラチン液化する。 E  凝固する。 (6) V−74については、以下のような結果であっ
た。
【0023】A  正円、凸円状〜中心凸状に隆起し、
表面、周縁とも平滑で灰白色を呈する。 B  上記に類似する。 C  発育弱〜中程度。 D  ゼラチン液化せず。
【0024】E  凝固せず。 c.生理学的性質 菌の生理学的性質について試験した結果を以下の表1に
まとめた。
【0025】
【表1】
【0026】糖類から酸及びガスの生成の有無を試験し
た結果を以下の表2及び表3にまとめた。
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】d.  特徴的な性状 以下の表4に菌の特徴的な性状を示した。
【0030】
【表4】
【0031】以上の菌学的性質により、B−24、B−
25、B−84、S−602、S−603、M−604
、F−92株はバクテロイデス  ブルガタス(Bac
teroidesvulgatus) に属する菌株と
、B−26はバクテロイデス  デスタソニス(Bac
teroides distasonis) に属する
菌株と、S′−602をバクテロイデス  バッキー−
オリス群(Bacteroides buccae−o
ris)に属する菌株と、VII −50をフソバクテ
リウム  ネクロフォルム(Fusobacteriu
m necrophorum)に属する菌株と、VII
−16とVII −59をフソバクテリウム  バリウ
ム(Fusobacterium varium) に
属する菌株と、O−601、M−602、U−603、
F−604及びE−605をエシェリキア  コーリ(
Escherichia coli) に属する菌株と
、B−1及びB−4をクロストリジウム  バイファー
メンタンス(Clostridium biferme
ntans)に属する菌株と、B−78をクロストリジ
ウム  パラプトリフィカム(Clostridium
 paraputrificum)に属する菌株と、V
II−77をクロストリジウム  クロストリジフォル
メ(Clostridium clostridiif
orme) に属する菌株と、X−8をユウバクテリウ
ム  マルチホルメ(Eubacterium mul
tiforme) に属する菌株と、V−66をユウバ
クテリウム  レクターレ(Eubacterium 
reclale)に属する菌株と、X−10をユウバク
テリウム  テヌエ(Eubacterium ten
ue)に属する菌株と、V−74をベイヨネラ  パル
ブーラ(Veillonella parvula)に
属する菌株と同定した。
【0032】尚、エシェリキア  コーリO−601株
、エシェリキア  コーリF−604株、フソバクテリ
ウム  バリウムVII −16株、フソバクテリウム
  バリウムVII−59株、クロストリジウム  バ
イファーメンタンスB−1株、ユウバクテリウム  テ
ヌエX−10株及びバクテロイデス  ブルガタスS−
602株は、平成3年2月7日付で工業技術院微生物工
業技術研究所に寄託され、その寄託番号は各々、微工研
菌寄第11984号、第11985号、第11986号
、第11987号、第11988号、第11989号及
び11990号である。
【0033】上記微生物の培養方法は、原則的には一般
微生物の培養法に準ずるが、通常はスチールウール法、
嫌気性ロールチューブ法、嫌気性グローブボックス法、
プレートインボトル法などの嫌気的条件下で行なうのが
好適である。培養に用いられる培地としては、微生物が
利用できる栄養源を含有する培地であればよく、各種の
合成培地、半合成培地天然培地などいずれも用いること
ができる。培地組成としては炭素源として、グルコース
、シュークロース、フルクトース、セロビオース、マル
トース、グリセリン、デキストリン、澱粉、糖蜜、コー
ン・スティーブ・リカー、有機酸、などを単独または組
み合せて用い得る。窒素源としてはファーマメディア、
ペプトン、肉浸出液、肉エキス、酵母エキス、大豆粉、
カゼイン、アミノ酸、尿素などの有機窒素源、硝酸ナト
リウム、硫酸アンモニウムなどの無機窒素源を単独また
は組み合せて用い得る。また、ナトリウム塩、カリウム
塩、マグネシウム塩、リン酸塩、その他の重金属塩など
も必要に応じて添加使用され得る。なお、培養中発泡の
著しいときは、トーレシリコンSH5535、アデカノ
ール(登録商標)、シリコーンオイル等の公知の各種消
泡剤を適宜培地中に添加することもできるが、その添加
は目的物質の生産に悪影響を与えないものとする必要が
ある。例えば0.5%以下で使用することが好ましい。 エシェリキア  コーリを除く微生物の培地には、還元
剤を加えなければならない。通常、L−システィン塩酸
塩を0.05%加える。また、馬脱線血液を5 %加え
た方が微生物の発育がよい。
【0034】培地のpHは微生物の至適pH範囲、通常
中性付近とするのが望ましい。培地温度は、微生物が良
好に生育する温度、通常10〜40℃、とくに好ましく
は37℃付近に保つのがよい。培養時間は液体培養の場
合、一般に1〜5日間程度、好ましくは約96時間であ
る。 上記培養によって目的とする微生物が生成蓄積される。 もちろん上述した各種の培養条件は、本発明の目的が達
成される限り適宜変更でき、上記範囲から最適条件を選
択、調節される。
【0035】また、上記微生物は、継代培養保存法、流
動パラフィン保存法、懸液保存法、宿主保存法、凍結保
存法、凍結乾燥保存法、凍結乾燥以外の乾燥保存法等の
各種の方法により保存することができる。例えば、腸内
細菌の場合には、−70℃以下の凍結保存法で保存する
ことが好ましい。本発明の過酸化脂質低下剤は、上記の
微生物を含有することを特徴とする。上記微生物は、初
期静止期、潜伏期、対数期、静止期のいかなる発育過程
にあるものでも、保存状態にあるものでも、使用するこ
とができる。
【0036】発育過程にある微生物を使用する場合には
、培養した微生物を食塩水中に浮遊させた濃厚菌液とし
て、そのまま、あるいは製剤化して使用することができ
る。保存状態にある微生物を使用する場合には、凍結乾
燥菌株をそのまま、あるいは製剤化して使用することが
できる。本発明の過酸化脂質低下剤は、上記の微生物の
破砕物を含有してもよい。ここで、微生物の破砕物とは
、微生物の細胞壁及び細胞膜を破壊された状態の微生物
及びその内容物を含み、以下のようにして調製しうる。
【0037】上記微生物を破砕するには、擂潰法、ガラ
ス球や鋼鉄球等とともに激しく撹拌する方法、ホモジナ
イザー、ブレンダー、ミキサーなどを用いて機械的に摩
砕する方法、高圧法、音波法、乾燥粉末抽出法、凍結融
解法、浸透圧法、自己消化法、リゾチーム処理、界面活
性剤により溶菌する方法等を用いることができる。さら
に、本発明の過酸化脂質低下剤は、上記の微生物からの
酵素抽出物を含有してもよい。ここで酵素抽出物とは、
抽出された未精製酵素、粗精製酵素、及び精製酵素等を
含む。上記の酵素抽出物は、過酸化脂質を分解する作用
を有する酵素を含む。
【0038】酵素が細胞外に放出される場合には、微生
物の培養物から酵素抽出物を得ることができる。かかる
場合、酵素抽出物は、微生物の培養物から微生物を除去
することにより得ることができる。また、微生物の細胞
内に存在する酵素を抽出するには、公知の種々の酵素抽
出法、例えば、摩砕による方法、高圧法、音波法、乾燥
粉末抽出法、凍結乾燥法、浸透圧法、自己消化法、リゾ
チーム処理、界面活性剤による方法を使用できる。
【0039】上記の処理を行なった後、抽出液を常法に
より低速遠心し、上清を採取することにより酵素抽出物
が得られる。さらに酵素抽出物は、硫安分画のように粗
精製して用いることもできる。さらにまた、酵素抽出物
から、過酸化脂質を分解する作用を有する酵素を単離精
製して用いてもよい。上記酵素の単離精製は、酵素を単
離精製する一般的方法に準じて、行なうことができる。 例えば、酵素と不純物との溶解度差を利用する手段、吸
着親和力の差を利用する手段、熱あるいはpHの変化に
対する安定性の差を利用する手段、電気的性質の差を利
用する手段、分子量の差を利用する手段、基質特異性を
利用する手段等のいずれも、それぞれ単独、又は、適宜
組合せて、あるいは反復して使用される。
【0040】本発明の過酸化脂質低下剤は、食品添加物
として、また医薬品として使用することができる。食品
添加物として使用する場合には、食品100gに対し、
過酸化脂質分解能を有する微生物、その破砕物、又はそ
の酵素抽出物を乾燥重量で1mg〜1,000 mg添
加することができる。
【0041】また、本発明の過酸化脂質低下剤は、製剤
化して食品に添加してもよい。剤型の例としては、溶液
、懸濁液、カプセル剤、粉末、顆粒、細粒、錠剤等が挙
げられる。医薬品として使用する場合には、本発明の過
酸化脂質低下剤は、常法により製剤化することができる
。例えば、溶液、懸濁液、粉末、顆粒、細粒、カプセル
、又は錠剤等いずれの形態でも使用可能である。
【0042】さらに、製剤化する際には、結合剤、滑沢
剤、分散剤、懸濁剤、乳化剤、希釈剤、緩衝剤、抗酸化
剤、細菌抑制剤等の添加剤を使用することができる。 尚、上記の製剤は、殺菌処理を行なわなくてよいが、殺
菌処理を行ってもよい。本発明の過酸化脂質低下剤の投
与量は、症状、投与経路、投与回数、剤型等によって異
なるが、一般に経口投与の場合、成人では1日当り、微
生物、その破砕物、又はその酵素抽出物の乾燥重量にし
て約1〜100mg/kg(体重)の範囲が適当である
【0043】これらの腸内菌種はヒトの腸内に通常棲息
していることから、毒性は極めて低いと思われる。
【0044】
【実施例】本発明の好ましい一実施態様を、以下の実施
例を用いて具体的に説明する。これらの実施例は説明の
ためのものであり、本発明の範囲を限定するものではな
い。 〔実施例1〕腸内細菌による試験管内過酸化脂質分解試
験 腸内細菌の過酸化脂質分解性の検査用培地はM10培地
を表5の組成に改変して用いた。
【0045】過酸化脂質はリノール酸メチルエステル(
東京化成製)を72時間以上酸素を通気しながら撹拌し
、過酸化物価1,000ミリ当量/kgのリノール酸メ
チルヒドロペルオキシドを作製し、メタノールで10倍
に希釈して用いた。嫌気性条件下で10mlの上記改変
M10培地を試験管またはフラスコに無菌的に分注し、
過酸化脂質溶液を2%の濃度になるように加え、表6に
示す菌株を接種し、ブチルゴム栓をして37℃で嫌気性
振とう培養を行った。また、菌株を接種しないコントロ
ールも調製した。経時的に培地中の過酸化脂質量をチオ
バルビツール酸(TBA)反応により測定し、菌株を接
種しないコントロールの値との比(%)で表した。
【0046】結果を表6に示した。用いた52菌種14
0株のうち13菌種25株は、いずれも過酸化脂質分解
性を示した。なかでも活性の強い菌株はバクテロイデス
  ブルガタスS−602、フソバクテリウム  バリ
ウムVII −16、フソバクテリウム  バリウムV
II −59、エシェリキア  コーリO−601、エ
シェリキア  コーリF−604、クロストリジウム 
 バイファーメンタンスB−1、ユウバクテリウム  
テヌエX−10であり、いずれも培養2日目でTBA値
は7%以下を示した。
【0047】以上の結果は腸内細菌のある菌株が過酸化
脂質を分解する能力をもつことを明かにしている。また
、上記腸内細菌を生体内の過酸化脂質の解毒に応用でき
ることを示唆している。
【0048】
【表5】
【0049】
【表6】
【0050】〔実施例2〕腸内細菌による生体内過酸化
脂質分解試験 過酸化脂質を分解する腸内細菌の生体内投与の効果につ
いて検討した。投与菌はフソバクテリウム  バリウム
VII −16およびエシェリキア  コーリO−60
1を用いた。投与菌の調製はそれぞれの菌株をEG寒天
培地(栄研製)に塗抹して48時間嫌気性培養した後か
きとりペトリ皿1枚あたりシステイン塩酸塩を0.01
%の濃度で含有する生理食塩水10mlで3回遠心洗浄
し、最終的に上記食塩水1mlに浮遊させ濃厚菌液とし
た。
【0051】過酸化脂質はリノール酸メチルエステル(
東京化成製)を72時間以上の酸素通気によって得た過
酸化物価1,000ミリ当量/kgのリノール酸メチル
ヒドロペルオキシドを用いた。4週齢のフィッシャー(
Fischer)F344ラット(雌)16匹を用い、
4匹を無処置対照群(1群)とし、12匹に上記のリノ
ール酸メチルヒドロペルオキシドを1mlずつゾンデ針
を用いて胃内に投与し、その後4匹ずつ3群に分け、2
群はシステイン塩酸塩を0.01%の濃度で含有する生
理食塩水のみ1ml経口投与し、3群はフソバクテリウ
ム  バリウムVII −16を4×109 個、およ
び4群はフソバクテリウム  バリウムVII −16
を4×109 個およびエシェリキア  コーリO−6
01を6×1010個をそれぞれ経口投与した。ラット
は24時間通常飼育後炭酸ガスで屠殺し、消化管内容物
および肝臓を採取し、蒸留水で10倍ホモジネートを作
製し10%トリクロル酢酸で除蛋白後TBA反応により
過酸化脂質量を測定した。
【0052】結果は、以下の表7に示した。
【0053】
【表7】
【0054】表7に示されるように、無処理対照群(1
群)に比べリノール酸メチルペルオキシドを投与した群
は消化管内容物および肝臓の過酸化脂質(TBA値)の
増加がみられた。しかし、フソバクテリウム  バリウ
ムVII−16の単独投与(3群)およびフソバクテリ
ウム  バリウムVII−16およびエシェリキア  
コーリーO−601の混合投与(4群)を菌無投与(2
群)と比較すると、4群の小腸内容物、3群および4群
の大腸内容物と肝臓においてTBA値の低下が見られた
【0055】以上の結果から過酸化脂質を分解する性質
をもつ腸内細菌株を投与することにより、経口的に摂取
された過酸化脂質が分解除去され、その毒性を減少させ
る可能性があることが明らかになった。 〔実施例3〕腸内細菌による過酸化脂質分解の酵素反応
試験 過酸化脂質の分解が腸内細菌の酵素反応によることの検
討を行った。検査用培地は変法M10培地(表5)を用
い、過酸化脂質は自動酸化によって得た過酸化物価1,
000 ミリ当量/kgのリノール酸メチルヒドロペル
オキシドの10倍メタノール希釈液を用いた。供試菌は
フソバクテリウム  バリウムVII−16およびエシ
ェリキア  コーリO−601を用いた。供試菌を変法
M10培地で48時間増菌したものを検査用培地10m
lあたり4.5×104 個および5×104 個それ
ぞれ接種した。また増菌したM10培地を加熱殺菌した
もの(死菌数はそれぞれ6×108 個および9×10
8 個)についても用意し、それぞれの培地に過酸化脂
質溶液を2%の濃度に加え、ブチルゴム栓をして37℃
で嫌気性振とう培養を行った。24時間後に培地中の過
酸化脂質量をTBA反応により測定し、菌株を接種しな
いコントロールの値との比(%)で表わした。結果は表
8に示した。
【0056】
【表8】
【0057】表8に示されるように、フソバクテリウム
  バリウムVII−16およびエシェリキア  コー
リO−601の生菌を接種したものは過酸化脂質が18
.0%および32.4%まで分解されたが、それぞれの
死菌を含む培養液では高い菌数であるにもかかわらず過
酸化脂質の残存率が100%のままで、分解は全く認め
られなかった。
【0058】以上の結果は、腸内細菌による過酸化脂質
の分解は生菌またはその成分が必要であり、死菌または
加熱変性された成分では反応しないことを示している。 また、ヒドラジンやアミンが過酸化脂質を還元分解する
という報告があるが、これらの分子は加熱により変性、
分解するとは考え難い。本実施例では、加熱死菌培養液
で過酸化脂質の分解反応が見られなかったことから、上
記の菌がヒドラジンやアミンなどの低分子の代謝産物を
産生して過酸化脂質を分解しているものではないことを
示している。これらのことは、腸内細菌による過酸化脂
質の分解が酵素反応によることを示唆している。
【0059】
【発明の効果】本発明の過酸化脂質低下剤により、生体
内の過酸化脂質を分解し、解毒することができる。本発
明の過酸化脂質低下剤は、動脈硬化、肝炎、肝硬変、脂
肪肝、肺気腫、肺線維症、消化管潰瘍、心筋硬塞、脳率
中、白内障、アミロイド−ジス、慢性関節リウマチ等の
疾患の予防に用いることができる。
【0060】また、本発明により、毒性の低い過酸化脂
質低下剤が提供できる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  過酸化脂質分解能を有する微生物を含
    有することを特徴とする過酸化脂質低下剤。
  2. 【請求項2】  過酸化脂質分解能を有する微生物の酵
    素抽出物を含有することを特徴とする過酸化脂質低下剤
  3. 【請求項3】  過酸化脂質分解能を有する微生物が哺
    乳類の腸内細菌である請求項1又は2項記載の過酸化脂
    質低下剤。
  4. 【請求項4】  過酸化脂質分解能を有する微生物が、
    バクテロイデス属、フソバクテリウム属、エシェリキア
    属、クロストリジウム属、ユウバクテリウム属、ベイヨ
    ネラ属及びこれらの混合物から成る群より選ばれる請求
    項1又は2項記載の過酸化脂質低下剤。
  5. 【請求項5】  過酸化脂質分解能を有する微生物であ
    るバクテロイデス  ブルガタスS−602を含有する
    ことを特徴とする過酸化脂質低下剤。
  6. 【請求項6】  過酸化脂質分解能を有する微生物であ
    るフソバクテリウムバリウムVII −16を含有する
    ことを特徴とする過酸化脂質低下剤。
  7. 【請求項7】  過酸化脂質分解能を有する微生物であ
    るフソバクテリウムバリウムVII −59を含有する
    ことを特徴とする過酸化脂質低下剤。
  8. 【請求項8】  過酸化脂質分解能を有する微生物であ
    るエシェリキア  コーリO−601を含有することを
    特徴とする過酸化脂質低下剤。
  9. 【請求項9】  過酸化脂質分解能を有する微生物であ
    るエシェリキア  コーリF−604を含有することを
    特徴とする過酸化脂質低下剤。
  10. 【請求項10】  過酸化脂質分解能を有する微生物で
    あるクロストリジウムバイファーメンタンスB−1を含
    有することを特徴とする過酸化脂質低下剤。
  11. 【請求項11】  過酸化脂質分解能を有する微生物で
    あるユウバクテリウムテヌエX−10を含有することを
    特徴とする過酸化脂質低下剤。
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