JPH04329608A - フェライト磁心 - Google Patents
フェライト磁心Info
- Publication number
- JPH04329608A JPH04329608A JP3128609A JP12860991A JPH04329608A JP H04329608 A JPH04329608 A JP H04329608A JP 3128609 A JP3128609 A JP 3128609A JP 12860991 A JP12860991 A JP 12860991A JP H04329608 A JPH04329608 A JP H04329608A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- changing
- protruded
- magnetic core
- ferrite magnetic
- central
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 20
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チョークコイル、トラ
ンス等に使用されるフェライト磁心に関するものである
。
ンス等に使用されるフェライト磁心に関するものである
。
【0002】
【従来の技術】従来、2個のE型フェライト磁心を用い
、それを突き合わせて閉磁路を構成し、これにコイルを
施してチョーク、トランスを構成していた。
、それを突き合わせて閉磁路を構成し、これにコイルを
施してチョーク、トランスを構成していた。
【0003】この従来のチョーク、トランスでは、2個
のE型フェライト磁心の突き合わせ形状を変更し、必要
とする直流重畳特性を得ていた。この従来例のフェライ
ト磁心の正面図を図7に示す。この従来例は、2個のE
型フェライト磁心61、62を用い、一方のE型フェラ
イト磁心62の中心脚63の先端が凸形状に形成されて
いる。このE型フェライト磁心62の斜視図を図8に示
す。
のE型フェライト磁心の突き合わせ形状を変更し、必要
とする直流重畳特性を得ていた。この従来例のフェライ
ト磁心の正面図を図7に示す。この従来例は、2個のE
型フェライト磁心61、62を用い、一方のE型フェラ
イト磁心62の中心脚63の先端が凸形状に形成されて
いる。このE型フェライト磁心62の斜視図を図8に示
す。
【0004】この従来例では、凸形状の先端64の面積
を変更する、又は段部65の深さを変更することにより
、直流重畳特性を変更し、必要とする直流重畳特性を得
ていた。
を変更する、又は段部65の深さを変更することにより
、直流重畳特性を変更し、必要とする直流重畳特性を得
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のフェライト磁心
では、段部65の空隙部分から漏れ磁束が生じ、この漏
れ磁束がコイルに鎖交し、発熱の原因となり、チョーク
、トランスの信頼性に悪影響を及ぼしていた。
では、段部65の空隙部分から漏れ磁束が生じ、この漏
れ磁束がコイルに鎖交し、発熱の原因となり、チョーク
、トランスの信頼性に悪影響を及ぼしていた。
【0006】従って、この漏れ磁束の小さいフェライト
磁心が要求されていた。
磁心が要求されていた。
【0007】本発明は、上記の事を鑑みて、漏れ磁束の
小さいフェライト磁心を提供することを目的とする。
小さいフェライト磁心を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも2
つの磁心を突き合わせてなり、その突き合わせ部分にギ
ャップが形成されているフェライト磁心において、前記
突き合わせ部の一方の磁心形状は凸状に形成され、他方
の磁心形状は凹状に形成され、前記凸状部が前記凹状部
内に挿入され、かつ前記凸状部及び凹状部は互いにテー
パー状面を有し、該テーパー状面の形成角度又は曲率が
互いに異なるものである。
つの磁心を突き合わせてなり、その突き合わせ部分にギ
ャップが形成されているフェライト磁心において、前記
突き合わせ部の一方の磁心形状は凸状に形成され、他方
の磁心形状は凹状に形成され、前記凸状部が前記凹状部
内に挿入され、かつ前記凸状部及び凹状部は互いにテー
パー状面を有し、該テーパー状面の形成角度又は曲率が
互いに異なるものである。
【0009】
【実施例】本発明に係る一実施例の斜視図を図1に、そ
の断面図を図2に示す。この実施例は、2個のE型フェ
ライト磁心1、2からなり、中心脚3、4は円柱状であ
り、一方の中心脚3の先端は、凹状に形成され、他方の
中心脚4の先端は凸状に形成されている。この各中心脚
3、4の先端は、曲面状に形成され、互いの曲率は異な
っている。そして、他方の中心脚4の先端は、中心部が
一方の中心脚3と接触し、しだいに、間隔が開くように
形成されている。
の断面図を図2に示す。この実施例は、2個のE型フェ
ライト磁心1、2からなり、中心脚3、4は円柱状であ
り、一方の中心脚3の先端は、凹状に形成され、他方の
中心脚4の先端は凸状に形成されている。この各中心脚
3、4の先端は、曲面状に形成され、互いの曲率は異な
っている。そして、他方の中心脚4の先端は、中心部が
一方の中心脚3と接触し、しだいに、間隔が開くように
形成されている。
【0010】また本発明に係る第2実施例の分解斜視図
を図3に、断面図を図4に示す。この実施例は、2個の
E型フェライト磁心11、12からなり、中心脚13、
14は角柱状であり、一方の中心脚13の先端には角す
い状の凹部15が形成され、他方の中心脚14の先端に
は角すい状の凸部16が形成されている。この一方の中
心脚13の先端の角すい状の凹部15のテーパーの角度
と、もう一方の中心脚14の先端の角すい状の凸部16
のテーパーの角度は互いに異なり、この中心脚13、1
4はその中心部で接触し、しだいに間隔が開いていくよ
うに形成されている。
を図3に、断面図を図4に示す。この実施例は、2個の
E型フェライト磁心11、12からなり、中心脚13、
14は角柱状であり、一方の中心脚13の先端には角す
い状の凹部15が形成され、他方の中心脚14の先端に
は角すい状の凸部16が形成されている。この一方の中
心脚13の先端の角すい状の凹部15のテーパーの角度
と、もう一方の中心脚14の先端の角すい状の凸部16
のテーパーの角度は互いに異なり、この中心脚13、1
4はその中心部で接触し、しだいに間隔が開いていくよ
うに形成されている。
【0011】また本発明に係る第3実施例の中心脚部分
の断面図を図5に示す。この実施例は、一方の中心脚2
1に、球面状の凹部23が形成され、他方の中心脚22
に、平面状の凸部24が形成されているものである。
の断面図を図5に示す。この実施例は、一方の中心脚2
1に、球面状の凹部23が形成され、他方の中心脚22
に、平面状の凸部24が形成されているものである。
【0012】また本発明に係る第4実施例の中心脚部分
の断面図を図6に示す。この実施例は、一方の中心脚3
1に、台すい状の凹部33が形成され、他方の中心脚3
2に、台すい状の凸部34が形成され、互いの台すい状
の平面部で接触し、かつ互いの台すい状のテーパーの角
度が異なっている。
の断面図を図6に示す。この実施例は、一方の中心脚3
1に、台すい状の凹部33が形成され、他方の中心脚3
2に、台すい状の凸部34が形成され、互いの台すい状
の平面部で接触し、かつ互いの台すい状のテーパーの角
度が異なっている。
【0013】本発明の実施例によれば、ギャップ部分が
一方が他方に挿入される構造となっており、極めて漏れ
磁束が小さくなる。また、接触部の面積又は互いのテー
パー状面の角度又は曲率を変更することにより直流重畳
特性を調節することが可能であり、非線形等所望の直流
重畳特性を得ることができる。また、上記実施例では、
互いの中心脚は一部接触していたが、非接触の構造とし
ても良い。また凹状、凸状の先端は鋭角となるため、カ
ットを入れても良い。
一方が他方に挿入される構造となっており、極めて漏れ
磁束が小さくなる。また、接触部の面積又は互いのテー
パー状面の角度又は曲率を変更することにより直流重畳
特性を調節することが可能であり、非線形等所望の直流
重畳特性を得ることができる。また、上記実施例では、
互いの中心脚は一部接触していたが、非接触の構造とし
ても良い。また凹状、凸状の先端は鋭角となるため、カ
ットを入れても良い。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ギャップ部分での漏れ
磁束を極めて小さくすることができ、漏れ磁束によるコ
イルの発熱を防止することができる。従って、チョーク
、トランスの信頼性を向上させることができる。
磁束を極めて小さくすることができ、漏れ磁束によるコ
イルの発熱を防止することができる。従って、チョーク
、トランスの信頼性を向上させることができる。
【図1】本発明に係る一実施例の斜視図である。
【図2】本発明に係る一実施例の断面図である。
【図3】本発明に係る第2実施例の分解斜視図である。
【図4】本発明に係る第2実施例の断面図である。
【図5】本発明に係る第3実施例の中心脚部の断面図で
ある。
ある。
【図6】本発明に係る第4実施例の中心脚部の断面図で
ある。
ある。
【図7】従来例の正面図である。
【図8】従来例の斜視図である。
1、2、11、12 E型フェライト磁心3、4、1
3、14、21、22、31、32 中心脚15、2
3、33 凹状部 16、24、34 凸状部
3、14、21、22、31、32 中心脚15、2
3、33 凹状部 16、24、34 凸状部
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも2つの磁心を突き合わせて
なり、その突き合わせ部分にギャップが形成されている
フェライト磁心において、前記突き合わせ部の一方の磁
心形状は凸状に形成され、他方の磁心形状は凹状に形成
され、前記凸状部が前記凹状部内に挿入され、かつ前記
凸状部及び凹状部は互いにテーパー状面を有し、該テー
パー状面の形成角度又は曲率が互いに異なることを特徴
とするフェライト磁心。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3128609A JPH04329608A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | フェライト磁心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3128609A JPH04329608A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | フェライト磁心 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04329608A true JPH04329608A (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=14989019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3128609A Pending JPH04329608A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | フェライト磁心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04329608A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011211104A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Toyota Industries Corp | 誘導機器 |
JP2016096313A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 株式会社豊田自動織機 | 誘導機器 |
WO2023063178A1 (ja) * | 2021-10-11 | 2023-04-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | リアクトル、コンバータ、及び電力変換装置 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3128609A patent/JPH04329608A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011211104A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Toyota Industries Corp | 誘導機器 |
JP2016096313A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 株式会社豊田自動織機 | 誘導機器 |
WO2023063178A1 (ja) * | 2021-10-11 | 2023-04-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | リアクトル、コンバータ、及び電力変換装置 |
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