JP2011211104A - 誘導機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1E型コア12の中央磁脚15の幅方向における先端面151の中央部には凸部18が突設されている。凸部18の断面形状は、矩形である。第2E型コア13の中央磁脚20の幅方向における先端面201の中央部には凹部23が凹設されている。凹部23の断面形状は、台形形状である。凸部18の先端面181の端縁は、凹部23の台形の斜辺に当接している。外側磁脚16,22の先端面161,221同士が面接合しており、外側磁脚17,21の先端面171,211同士が面接合している。第1E型コア12側の凸部18と第2E型コア13側の凹部23とは、中央磁脚15の先端面151と中央磁脚20の先端面201との間にギャップG1を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数のコア間の位置決めが容易な誘導機器を提供することを目的とする。
好適な例では、前記ギャップの少なくとも一部は、前記凸部と前記凹部との間にある。
矩形と台形との組合せにより、凸部と凹部との接合が容易となる。
互いに頂角の異なる三角形の組合せにより、凸部と凹部との接合が容易となる。
互いに曲率半径の異なる円弧の組合せにより、凸部と凹部との接合が容易となる。
台形と三角形との組合せにより、凸部と凹部との接合が容易となる。
左右対称構成は、複数のコアの組み付け間違いの回避に寄与する。
図1(a),(b)に示すように、誘導機器としてのリアクトルに備えられたリアクトルコア11は、第1E型コア12と第2E型コア13とを対向して組み合わせたEE型コアにて構成されている。
図1(a)に示すように、第1E型コア12の中央磁脚15及び第2E型コア13の中央磁脚20にはコイル10が巻回される。これによりリアクトルが構成される。
(1)第1外側磁脚16の先端面161と第2外側磁脚22の先端面221とが面接合し、且つ第2外側磁脚17の先端面171と第1外側磁脚21の先端面211とが面接合した状態では、凸部18の端縁182,183と凹部23の斜辺232,233とが接合する。そのため、先端面161と先端面221との接合、及び先端面171と先端面211との接合を維持した状態で、第1E型コア12と第2E型コア13とを左右〔矢印R1の方向〕へずらそうとしても、凸部18の端縁182,183と凹部23の斜辺232,233との接合がこれを阻止する。
(2)第1E型コア12及び第2E型コア13が左右対称形状であるため、第1E型コア12と第2E型コア13とを対向して組み合わせる作業において組み付けミスのおそれがない。
本発明では図3〜図16に示す実施形態も可能である。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符合を用い、その詳細説明は省略する。図3〜図14のいずれの実施形態においても、第1E型コアと第2E型コアとは、左右対称であり、中央磁脚15,20の先端面151,201同士が面接合している。
図4に示すリアクトルコア11における第1E型コア12Bでは、第1外側磁脚16側の凸部18B1が外側磁脚16の先端面161の中央部から右方へずらされており、第2外側磁脚17側の凸部18B2が外側磁脚17の先端面171の中央部から左方へずらされている。第2E型コア13Bでは、第1外側磁脚21側の凹部23B1が第1外側磁脚21の先端面211の中央部から左方へずらされており、第2外側磁脚22側の凹部23B2が第2外側磁脚22の先端面221の中央部から右方へずらされている。
図5(a)に示すリアクトルコア11における第1E型コア12Cの外側磁脚16,17の先端部には凸部18C1,18C2が突設されている。凸部18C1,18C2の断面形状は、二等辺三角形であり、凸部18C1,18C2の根元の幅は、外側磁脚16,17の幅と同じである。第2E型コア13Cの外側磁脚21,22の先端部には凹部23C1,23C2が形成されている。
又、凸部18C1,18C2及び凹部23C1,23C2の断面形状は二等辺三角形であり、凸部18C1,18C2の二等辺の頂角θ2と凹部23C1,23C2の二等辺の頂角θ1とは互いに異なる(θ1>θ2)。よって、互いに頂角の異なる三角形の組合せにより、凸部18C1,18C2と凹部23C2,23C1との接合が容易となる。
第1E型コア12Dと第2E型コア13Dとを接合した状態では、第1E型コア12Dと第2E型コア13Dとが互いに左右方向へずれることはない。
又、凸部18F1,18F2の断面形状は台形であり、凹部23F1,23F2の断面形状は三角形である。よって、台形と三角形との組合せにより、凸部18F1,18F2と凹部23F2,23F1との接合が容易となる。
凸部18J1,18J2の断面形状は台形であり、凹部23J1,23J2の断面形状は矩形である。よって、台形と矩形との組合せにより、凸部18J1,18J2と凹部23J2,23J1との接合が容易となる。
又、凸部18K1,18K2の先端側及び凹部23K1,23K2の断面形状は二等辺三角形であり、凸部18K1,18K2の頂角と凹部23K1,23K2の頂角とは互いに異なる。よって、互いに頂角の異なる三角形の組合せにより、凸部18K1,18K2と凹部23K2,23K1との接合が容易となる。
又、凹部23M2,23M1の凹曲面と凸部18M1,18M2の先端面185の端縁186,187とは、線接合されているので、凸部18M1,18M2と凹部23M2,23M1との接合が容易となる。
又、凹部23P2,23P1の凹曲面と凸部18P1,18P2の円弧面とは、線接合されているので、凸部18P1,18P2と凹部23P2,23P1との接合が容易となる。
又、凹部23N1,23N2の開口縁と凸部18N1,18N2の側面とは、線接合されているので、凸部18N1,18N2と凹部23N2,23N1との接合が容易となる。
又、凸部18Q1,18Q2及び凹部23Q1,23Q2の断面形状は円弧であり、凸部18Q1,18Q2の円弧の曲率半径と凹部23Q1,23Q2の円弧の曲率半径とは互いに異なる。よって、互いに曲率半径の異なる円弧の組合せにより、凸部18Q1,18Q2と凹部23Q2,23Q1との接合が容易となる。
又、凸部18S1,18S2及び凹部23S11,23S21の断面形状は円弧であり、凸部18S1,18S2の円弧の曲率半径と凹部23S11,23S21の円弧の曲率半径とは互いに異なる。よって、互いに曲率半径の異なる円弧の組合せにより、凸部18S1,18S2と凹部23S21(23S2),23S11(23S1)との接合が容易となる。
図15(a)に示すように、誘導機器としてのリアクトルに備えられたリアクトルコア34は、第1U型コア35と第2U型コア36とを対向して組み合わせたUU型コアにて構成されている。
次に、図16の実施形態を説明する。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○図2〜図14の各実施形態において、第1外側磁脚16と第2外側磁脚22との間及び第1外側磁脚21と第2外側磁脚17との間のどちらか一方にのみギャップを設けてもよい。又、外側磁脚の一方にのみギャップを設け、更に中央磁脚15,20間にギャップを設けてもよい。
○UU型コアを備えたトランスに本発明を適用してもよい。
○第1U型コアと第2U型コアとの間にI型コアを追加したリアクトル及びトランスに本発明を適用してもよい。
(イ)前記コアは、一対の磁脚を有し、前記凸部を有するコアは、前記一対の磁脚の少なくとも1つの先端に前記凸部を有する請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の誘導機器。
(ニ)前記凸部は、前記一対の外側磁脚の先端に設けられている前記(ロ)項に記載の誘導機器。
(ヘ)前記凹部の断面形状は、開口縁から底に向かって幅が狭くなる請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の誘導機器。
Claims (7)
- 複数の磁脚を有するコアを複数対向して組み合わせた誘導機器において、
複数の前記コアの一方における前記複数の磁脚のうちの少なくとも1つの先端に凸部が設けられており、
前記凸部を有する磁脚に対向する他方の前記コアの磁脚の先端に凹部が設けられており、
前記凸部と前記凹部とは、前記凸部を有する磁脚の先端と前記凹部を有する磁脚の先端との間の少なくとも一部にギャップを残す状態に接合されている誘導機器。 - 前記ギャップの少なくとも一部は、前記凸部と前記凹部との間にある請求項1に記載の誘導機器。
- 前記凸部及び前記凹部の断面形状は、一方が矩形であり、他方が台形である請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の誘導機器。
- 前記凸部及び前記凹部の断面形状は、三角形であり、互いの頂角が異なる請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の誘導機器。
- 前記凸部及び前記凹部の断面形状は、円弧であり、互いの曲率半径が異なる請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の誘導機器。
- 前記凸部及び前記凹部の断面形状は、一方が台形であり、他方が三角形である請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の誘導機器。
- 前記コアは、左右対称である請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の誘導機器。
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