JPH04329348A - 感湿セラミック組成物 - Google Patents

感湿セラミック組成物

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Publication number
JPH04329348A
JPH04329348A JP3128441A JP12844191A JPH04329348A JP H04329348 A JPH04329348 A JP H04329348A JP 3128441 A JP3128441 A JP 3128441A JP 12844191 A JP12844191 A JP 12844191A JP H04329348 A JPH04329348 A JP H04329348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensitive ceramic
moisture
ceramic composition
humidity
composition material
Prior art date
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Pending
Application number
JP3128441A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Suzuki
鈴  木   達  也
Toshihiro Nakada
中  田   利  広
Yoshiaki Kono
河  野   芳  明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04329348A publication Critical patent/JPH04329348A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Non-Adjustable Resistors (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は感湿セラミック組成物
に関し、特にたとえば、湿度センサなどの材料として用
いられる感湿セラミック組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の感湿セラミック組成物としては、
たとえばMg−Cr−Ti系,Zn−Cr−Li系,V
−Ti系などの感湿セラミック組成物があった。そして
、これらの感湿セラミック組成物を用いて、湿度センサ
が作製されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の感湿
セラミック組成物を用いた湿度センサでは、100℃以
下の低温度域では良好な感度を得ることができるが、高
温度域では十分な感度を得ることができない。そのため
、たとえば電子レンジなどのように、高温度域で絶対湿
度を検知することが要求されるものに湿度センサを使用
する場合、その要求を満たすことができなかった。
【0004】また、従来の感湿セラミック組成物を使っ
た湿度センサでは、その特性の経時変化が大きく、実用
上問題があった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、高
温度域でも感度がよく、かつ特性の経時変化の小さい湿
度センサを得ることができる感湿セラミック組成物を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、AをCa,
Sr,Baの中から選ばれる少なくとも1種類、MをC
e,Zrの中から選ばれる少なくとも1種類、QをTi
,Sn,Hfの中から選ばれる少なくとも1種類、Rを
アクチノイドを除くIIIa族の元素およびInの中か
ら選ばれる少なくとも1種類としたとき、次の一般式A
(M1−x Qx )1−y Ry O3 で表され、
xおよびyが、0.10≦x≦0.90、y≦0.30
の範囲にある、感湿セラミック組成物である。
【0007】
【発明の効果】この発明の感湿セラミック組成物を使用
すれば、高温度域で感度よく絶対湿度を検知でき、かつ
特性の経時変化の小さい湿度センサを得ることができる
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】まず、原料として、CaO,SrO,BaO
,ZrO2 ,CeO2 ,TiO2 ,SnO2 ,
HfO2 ,In2 O3 および希土類元素の酸化物
を準備した。 これらの原料を表1の組成となるように秤量し、秤量物
を得た。
【0010】
【表1】
【0011】得られた秤量物をボールミルで湿式混合し
たのち、脱水,乾燥し、1200℃で2時間仮焼して、
仮焼物を得た。この仮焼物を粉砕して、酢酸ビニル系樹
脂を10重量%加えて混合し、造粒粉末を得た。得られ
た造粒粉末を約2ton/cm2 の圧力で直径10m
m,厚さ0.5mmの円板状に成形して、成形体を得た
。この成形体を空気中において、1350℃の温度で2
時間焼成し、直径8.00mm,厚さ0.45mmの円
板状の焼結体を得た。この焼結体の両主面に直径7.0
0mmの白金のポーラス電極を付与し、湿度センサとし
た。
【0012】得られた湿度センサを用いて、水蒸気を1
04 ppmw(重量比表示)含む450℃の雰囲気中
における抵抗値RH1 および水蒸気を105 ppm
w含む450℃の雰囲気中における抵抗値RH2 を、
それぞれ測定した。さらに、これらの値を次式に代入し
て湿度感度sを算出した。 RH1 =RH2 (H1 /H2 )−sそして、こ
れらの結果を表2に示した。なお、表1および表2の中
の*印を付したものはこの発明の範囲外であり、それ以
外は発明の範囲内のものである。
【0013】
【表2】
【0014】また、400℃の雰囲気中において、Ba
Zr0.90Y0.10O3 とBa(Zr0.70S
n0.30)0.90Y0.10O3 のインピーダン
ス値の経時変化を測定し、その結果を図1に示した。
【0015】なお、試料番号6のようにxが0.1未満
のものでは、図1からわかるように、抵抗値の経時変化
が大きくて好ましくない。また、試料番号9のようにx
が0.9を超えるか、試料番号5および14のようにy
が0.3を超えると、湿度感度が低下して好ましくない
【0016】それに対して、この発明の感湿セラミック
組成物を用いると、高温度域でも湿度感度が大きく、か
つ抵抗値の経時変化の少ない湿度センサを得ることがで
きる。
【0017】この発明の感湿セラミック組成物では、表
1に示されているほかにも、アクチノイドを除くIII
a族の元素、たとえばPm,Eu,Gd,Tb,Ho,
Tm,Yb,Luなどを使用してもよい。また、湿度セ
ンサの製造方法としては、上述の実施例に示した方法以
外にも、シート成形方式やペーストによる厚膜方式など
、他の方法を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の範囲内の感湿セラミック組成物と発
明の範囲外の感湿セラミック組成物とを用いた湿度セン
サのインピーダンス値の経時変化を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  AをCa,Sr,Baの中から選ばれ
    る少なくとも1種類、MをCe,Zrの中から選ばれる
    少なくとも1種類、QをTi,Sn,Hfの中から選ば
    れる少なくとも1種類、Rをアクチノイドを除くIII
    a族の元素およびInの中から選ばれる少なくとも1種
    類としたとき、次の一般式 A(M1−x Qx )1−y Ry O3 で表され
    、xおよびyが、 0.10≦x≦0.90 y≦0.30 の範囲にある、感湿セラミック組成物。
JP3128441A 1991-04-30 1991-04-30 感湿セラミック組成物 Pending JPH04329348A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012099088A1 (ja) * 2011-01-21 2014-06-30 株式会社村田製作所 感湿セラミック材料および感湿セラミック素子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012099088A1 (ja) * 2011-01-21 2014-06-30 株式会社村田製作所 感湿セラミック材料および感湿セラミック素子

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