JPH0432911Y2 - - Google Patents

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JPH0432911Y2
JPH0432911Y2 JP1990004152U JP415290U JPH0432911Y2 JP H0432911 Y2 JPH0432911 Y2 JP H0432911Y2 JP 1990004152 U JP1990004152 U JP 1990004152U JP 415290 U JP415290 U JP 415290U JP H0432911 Y2 JPH0432911 Y2 JP H0432911Y2
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JP
Japan
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cord
notch
flange
temporary fastener
bobbin
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JP1990004152U
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JPH0348427U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コード型草刈機のケース本体内に格
納して使用するコード型草刈機用のボビンに関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来例としては、第5図に示した実公昭61−
12182号公報記載のものが提案されている。
この従来装置は、上側フランジFの外周に外部
に開口した案内溝Eを設け、このコード案内溝E
にコードCの巻終端を挿通仮止めさせ、この案内
溝Eを、図示を省略したコード型草刈機のケース
本体に穿つたコード挿入孔に対応させながら、前
記ケース本体に上側のフランジFが内方向き(図
面において上側)となるようにしてボビンBを嵌
入させて、仮止めされたコードCの端部をケース
本体のコード挿入孔からケース本体外に引き出す
ようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) 周知のようにコード型草刈機に使用されるコー
ドは、その使用目的に応じ1.8mm〜3mmφ程度の
数種類のものが使用され、又ボビンは、5,000
〜9,000r.p.mで高速回転するケース本体内に装
着され、このケース本体内で断続的な高速回転を
行なうので相当な振動衝撃と高熱を発生する。又
コードをボビンに巻込んだ時、その巻き込みや、
作業中にコードにかかる遠心力等による外方への
引張力によつてコードとコードが食込む状態にな
つた時フランジ3が側方(第5図で上下方向)へ
変形すると、コードの繰出しがスムーズに行われ
なくなるので、硬度が高く弾性の少ない硬質の合
成樹脂で作られなければならない。従つて前記の
構成からなる従来装置では、コード案内溝の大き
さにより使用可能なコードが一種に限定されるた
め、コードの太さに応じて数種類のボビンを準備
して交換して使用するか、あるいは一個のボビン
に大きさの異なる数種類のコード案内溝を設けて
いる。このように従来のボビンは汎用性を欠くば
かりではなく、案内溝がフランジに直接的に設け
られているので、反復使用により溝部が順次摩耗
して溝巾が広くなり仮止め作用を行わなくなる欠
点を有する。
(問題点を解決するための手段) 前記従来装置の問題点に鑑み本考案では、硬質
の合成樹脂にて形成した円筒形の胴部の両側にフ
ランジを設け、その一方側のフランジの外周縁に
切欠を設けるとともに、該切欠の一方側の端縁に
近接させて弾性体からなる仮止具をフランジに取
付け、かつ、前記切欠と仮止の少なくとも一方の
先端部の内側に突起を設けることにより、切欠と
仮止具との間にコード支持部を形成したものであ
る。
(作用) 以上の構成を採用したことにより本考案では、
コードの大小に係わらず、又反復使用によりコー
ド支持部が磨耗した場合でも常に確実な仮止めが
可能で巻端の保持が確実に行え、コード型草刈機
のケース本体への着脱が容易である等良好な作業
性が得られる。
(実施例) 以下本考案を、実施例を示す図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図〜第4図において1はコード型草刈機用
のボビンで、円筒型の胴部2の上下にフランジ3
を設け、この両フランジ3間に設けた区画板6に
より二段に区画されている。
前記フランジ3の一方側のフランジ3の外周縁
に、胴部2を挟んで対向するようにし略三角形状
の切欠4が設けられている。そしてこの切欠4は
第1図及び第4図に示すように、一方側の側縁が
フランジ3の中心方向を指向し、他方側の側辺は
前記側辺と略直交するように指向して、フランジ
3の外周縁に至つており、この切欠4のフランジ
3の中心方向を指向している側辺の端縁部分に
は、フランジ3の円周方向を指向する突起8が突
設されている。
次に5はコード支持用の仮止具で板状をなす弾
性体によつて形成されており、この仮止具5を前
記した切欠4にこれを略覆うようにして臨ませ、
かつその先端部がフランジ3の外周縁と略一致す
るようにしてリベツト7により強固に取付ける。
そしてこの仮止具5には、前記切欠4の突起8と
所定の間隔を持つて対峙する突起11を突設し
て、切欠4と仮止具5との間にコード支持部10
が形成されている。
このような構成であるから本考案では、区画板
6の両側に振り分けて互いに同方向に胴部2に巻
き回しているコードCの巻端を、前記した突起
8,11間に当てて押し込むと仮止具5が弾性変
形してコードCはコード支持部10に挿入され、
コード支持部10内において切欠4と仮止具5と
の間で弾性的に支持されて仮止めさる。この仮止
めされたコードCは、フランジ3の中心から外方
へ向う方向へ強く引張ることによつて仮止めから
開放されるが、仮止めの保持力は仮止具の弾性を
強弱適宜に選択使用することにより、最も効果的
な保持力に設定できる。
又仮止具5は前記したように弾性体で構成され
ているので、コードCの太さに応じて弾性変形を
行なうので異径のコードCでもコード支持部10
に挿入可能で、かつ確実に仮止めされ現在使用さ
れている全てのコードCに適応することができ
る。
上述のようにコードCの巻端を仮止めしたボビ
ン1は、切欠4が設けられているフランジ3が外
側向き(図面において下側)になるようにコード
型草刈機のケース本体Kに嵌入させ、ケース本体
Kのコード挿入孔LにコードCの巻端部を挿入す
る。この際、フランジ3に設けた切欠4と仮止具
5との間に構成されたコード支持部10にコード
Cの巻端部を仮止めしているので、コードCの巻
端部をケース本体Kのコード挿入孔Lに挿入する
場合、ボビン1からコードCが巻き戻されること
がなく、容易にケース本体Kにボビン1を嵌入さ
せることができる。
なお、本実施例ではボビン1に区画板6を設け
ているが必ずしも設ける必要がなく、また、切欠
4の形状および仮止具5の形状や取付方法は、前
記実施例の形状に限られるものではない。
(考案の効果) 本考案は前記の構成を採用したことにより、コ
ードの巻端は切欠と仮止具とによつて構成される
コード支持部に弾性的に仮止め保持される。そし
て仮止具は弾性体であるので、コードの太さに応
じた弾性変形を行い異径のコードでも仮止め可能
であり、現在使用されている全てのコードに適用
が可能であるから前記従来技術装置における問題
点は解消され、しかも本考案では、ボビンそのも
のは従来同様に硬質の合成樹脂を使用し、仮止具
のみを弾性体で作つてフランジに取付ける簡単な
構成であるので、ボビンの製造コストを引き上げ
ることがないという格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコード型草刈機用ボビン
の斜視図、第2図は同ボビンをコード型草刈機の
ケース本体に挿着する状態の縦断面図、第3図は
コード仮止め用弾性体の装着部分の拡大平面図、
第4図は同拡大縦断面図、第5図は従来例の斜視
図である。 主要部分の符号の説明、1……コード型草刈機
用ボビン、2……胴部、3……フランジ、4……
切欠、5……仮止具、8……突起(フランジの)、
10……コード支持部、11……突起(仮止具
の)、C……コード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硬質の合成樹脂にて形成した円筒形の胴部2の
    両側にフランジ3を設け、その一方側のフランジ
    3の外周縁に切欠4を設けると共に、該切欠4の
    一方側の端縁に近接させて弾性体からなる仮止具
    5をフランジ3に取付け、かつ、前記切欠4と仮
    止5の少なくとも一方の先端部の内側に突起8,
    11を設けることにより、切欠4と仮止具5との
    間にコード支持部10を形成したことを特徴とす
    るコード型草刈機用ボビン。
JP1990004152U 1990-01-19 1990-01-19 Expired JPH0432911Y2 (ja)

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JP1990004152U JPH0432911Y2 (ja) 1990-01-19 1990-01-19

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JP1990004152U JPH0432911Y2 (ja) 1990-01-19 1990-01-19

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JPH0348427U JPH0348427U (ja) 1991-05-09
JPH0432911Y2 true JPH0432911Y2 (ja) 1992-08-07

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5726623U (ja) * 1980-07-22 1982-02-12
JPS5844010B2 (ja) * 1979-02-16 1983-09-30 株式会社東芝 ガス分離カスケ−ド

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844010U (ja) * 1981-09-18 1983-03-24 小松ゼノア株式会社 刈払機

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JPS5726623U (ja) * 1980-07-22 1982-02-12

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Publication number Publication date
JPH0348427U (ja) 1991-05-09

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