JPH04329026A - ビタビ復号器 - Google Patents

ビタビ復号器

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Publication number
JPH04329026A
JPH04329026A JP12460891A JP12460891A JPH04329026A JP H04329026 A JPH04329026 A JP H04329026A JP 12460891 A JP12460891 A JP 12460891A JP 12460891 A JP12460891 A JP 12460891A JP H04329026 A JPH04329026 A JP H04329026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
path
states
sequence
metric
trellis
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12460891A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Okamura
俊幸 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP12460891A priority Critical patent/JPH04329026A/ja
Publication of JPH04329026A publication Critical patent/JPH04329026A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ送信時に任意な
初期状態をとりこの初期状態と最終状態とが同一な畳み
込み符号器によって、情報系列が符号化された符号系列
を、伝送路を介して受信系列として受け、この受信系列
をビタビシーケンスを用いて最尤復号するビタビ復号器
に関する。
【0002】周知のように、畳み込み符号器は、符号の
情報速度Rと拘束長Kとによって特長づけられる。符号
の情報速度Rは、情報系列のk個の情報ビットが符号系
列のn個の符号ビットに符号化される場合、k/nで与
えられる。例えば、情報系列の1情報ビットが符号系列
の2符号ビットで表わされる場合、R=1/2である。 拘束長Kは、あるブロックの情報ビットの影響が及ぶ範
囲を示すもので、符号生成多項式の次数mと部分ブロッ
クの長さnとによって、K=(m+1)nで与えられる
。畳み込み符号は、符号化がブロック単位で行われるが
、過去のブロックの情報が現在のブロックにも影響を及
ぼすような符号である。畳み込み符号器は、複数の内部
状態を取り得る。即ち、畳み込み符号器に含まれる遅延
素子の数がdであると、各遅延素子は論理“0”か“1
”を取るので、畳み込み符号器は2d 通りの内部状態
を取り得る。情報系列のk情報ビットが入力される毎に
、畳み込み符号器の内部状態が遷移する。時間の経過に
伴う畳み込み符号器の内部状態の遷移の様子は、この技
術分野で周知である、トレリス線図によって示される。 簡単に述べると、トレリス線図とは、内部状態の遷移と
出力とを時間軸を横にとって表したものである。従って
、データ送信時、即ち、情報系列を符号系列に符号化す
るとき、畳み込み符号器はその内部状態が初期状態から
最終状態へ遷移する。初期状態は始点とも呼ばれ、最終
状態は終点とも呼ばれる。内部状態間の遷移経路はパス
と呼ばれる。畳み込み符号器の始点の選択の仕方は3種
類に分類される。すなわち、■始点を畳み込み符号器に
含まれる全ての遅延素子が論理“0”の状態にする。■
始点を規定しない。■始点として畳み込み符号器の取り
得る内部状態の1つを選択する。さらに、■の中で、始
点と終点とが同一なものがある。本発明は、始点と終点
とが同一な畳み込み符号器によって、情報系列が符号化
された符号系列を、伝送路を介して受信系列として受け
、この受信系列をビタビシーケンスを用いて最尤復号す
るビタビ復号器に係る。
【0003】
【従来の技術】従来のビタビ復号器は、ビタビシーケン
スによりパスメトリックの加算比較、トレリスの選択を
パスメモリ長の回数だけ繰り返し、復号データを出力し
ている。この時のパスの終結は、畳み込み符号器の初期
状態と最終状態とが同一という事を利用して、復号デー
タを使用してパスの始点を推測し、強制的にその場所に
終結させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のビタビ復号器は
、先頭の拘束長ビット分の復号データより終点を推測す
るため、この間に復号時に誤りがあった場合、受信デー
タの後半、特に最後の拘束長ビット分の復号データを誤
らせるという問題がある。
【0005】従って、本発明の目的は、復号時に誤りを
波及させる事なく、より正確にパスの終結を行えるビタ
ビ復号器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のビタビ復号器は
、データ送信時に任意な初期状態をとり該初期状態と最
終状態とが同一な畳み込み符号器によって、情報系列が
符号化された符号系列を、伝送路を介して受信系列とし
て受け、該受信系列をビタビシーケンスを用いて最尤復
号するビタビ復号器であって、全状態について各々をパ
スの始点と仮定してメトリックの演算を行う手段と、前
記全状態について前記演算されたメトリックの加算、比
較、及びトレリスの選択を行う手段と、前記全状態の前
記選択されたトレリスを記憶する手段と、前記受信系列
の入力終了時に、パスの始点と終点が一致するよう強制
的に前記パスを終結させる手段と、前記メトリックの尤
度に基づいてパスを選択する手段と、を有することを特
徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1を参照すると、本発明の一実施例によ
るビタビ復号器は、符号の情報速度R=1/2で拘束長
K=3の畳み込み符号を伝送路を介して受信系列として
受け、この受信系列をビタビシーケンスを用いて最尤復
号する。このような畳み込み符号を生成する畳み込み符
号器は、遅延素子を2個含み、従って、22 =4通り
の内部状態を取り得る。即ち、畳み込み符号器は、(0
0),(01),(10),及び(11)の内部状態を
取り得る。ここでは、(00),(01),(10),
及び(11)の内部状態を、それぞれ、第1乃至第4の
状態と呼ぶことにする。データを送信するとき、本実施
例が適用される畳み込み符号器は第1乃至第4の状態の
いずれかを初期状態(始点)としてとり、初期状態(始
点)と最終状態(終点)とが同一である。
【0008】本実施例のビタビ復号器は、上記畳み込み
符号器によって情報系列が符号化された符号系列を伝送
路を介して受信系列として受信する。上述したように、
畳み込み符号器の初期状態は第1乃至第4の状態のいず
れかであるが、ビタビ復号器側では畳み込み符号器の初
期状態がどの状態であったかは分からないことに注意さ
れたい。
【0009】ビタビ復号器は、受信系列を受けるデータ
入力端1と、ブランチメトリック算出回路2と、第1乃
至第4の処理部10、20、30、及び40と、比較判
定制御回路3と、データセレクタ4と、データ出力端5
とを有する。ブランチメトリック算出回路2は、データ
入力端1より入力された受信系列の各受信符号(2個の
符号ビット)に対するブランチメトリック(符号間距離
)を算出する。ブランチメトリック算出回路2は、算出
したブランチメトリックを第1乃至第4の処理部10〜
40へ送出する。第1乃至第4の処理部10〜40は、
それぞれ、第1乃至第4の状態を第1乃至第4の始点と
仮定してビタビシーケンスを実行する。第1乃至第4の
処理部10〜40は同様の構成を有しているので、以下
では、第1の処理部10について詳細に説明する。
【0010】第1の処理部10は、第1のACS演算回
路11と、第1のパスメトリックメモリ12と、第1の
パスメモリ13と、第1のパス終結回路14と、第1の
復号データバッファ15とを有する。第1のパスメトリ
ックメモリ12には、第1のACS演算回路11によっ
て演算された過去の第1のパスメトリックが記憶されて
いる。第1のACS演算回路11は、ブランチメトリッ
ク算出回路2で算出したブランチメトリックと第1のパ
スメトリックメモリ12に記憶されている過去の第1の
パスメトリックとを加算し、この加算で得られたパスメ
トリックを比較し、その中で小さい方のパスメトリック
及びそれに対応するパスを選択する。この選択されたパ
スメトリック及びパス(トレリス)は、それぞれ、新し
い第1のパスメトリック及び第1のトレリスとして、第
1のパスメトリックメモリ12及び第1のパスメモリ1
3に記憶される。すなわち、第1のACS演算回路11
は、第1の状態を第1の始点と仮定して、第1のパスメ
トリックの加算、比較、及び第1のトレリスの選択を行
う。第1のパスメモリ13は第1のトレリスに対応した
第1の復号データを出力する。第1のパスメモリ13か
ら出力された第1の復号データは、第1の復号データバ
ッファ15に記憶される。第1のパス終結回路14は、
受信系列の入力終了時に、パスの終点が第1の始点と一
致するよう強制的にパスを終結させる。このようにして
、第1の処理部10は第1の復号データと第1のパスメ
トリックとを出力する。
【0011】同様に、第2の処理部20は第2の復号デ
ータと第2のパスメトリックとを出力し、第3の処理部
30は第3の復号データと第3のパスメトリックとを出
力し、第4の処理部40は第4の復号データと第4のパ
スメトリックとを出力する。
【0012】第1乃至第4の復号データはデータセレク
タ4へ供給され、第1乃至第4のパスメトリックは比較
判定制御回路3へ供給される。比較判定制御回路3は、
第1乃至第4のパスメトリックの尤度に基づいて、どの
処理部での尤度が高いかを判定し、尤度の高い処理部を
指示する選択信号をデータセレクタ4へ送出する。デー
タセレクタ4は、第1乃至第4の復号データの中から、
この選択信号によって指示される処理部からのものを選
択し、選択された復号データをデータ出力端5から出力
する。従って、データセレクタ4と比較判定制御回路3
とによって、パスメトリックメモリ12,22,32,
及び42に記憶されたパスメトリックの尤度に基づいて
パスが選択される。
【0013】上記実施例では符号の情報速度R=1/2
で拘束長K=3の畳み込み符号を最尤復号する例につい
て述べたが、本発明はこれに限定されず、データを送信
するときに初期状態(始点)と最終状態(終点)とが同
一である畳み込み符号器によって符号化された畳み込み
符号に適用できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、全状態に
ついて各々のパスの始点を仮定してACS演算を開始さ
せ、入力データ終了時に始点と終点とが一致するように
強制的にパスを終結させて、この時のパスメトリックの
尤度に基づいてパスの選択を行うので、復号時の誤りの
波及をなくし、パスの終結による誤り率の増加を抑える
事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるビタビ復号器を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1  データ入力端 2  ブランチメトリック算出回路 3  比較判定制御回路 4  データセレクタ 5  データ出力端 10,20,30,40  処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  データ送信時に任意な初期状態をとり
    該初期状態と最終状態とが同一な畳み込み符号器によっ
    て、情報系列が符号化された符号系列を、伝送路を介し
    て受信系列として受け、該受信系列をビタビシーケンス
    を用いて最尤復号するビタビ復号器に於いて、全状態に
    ついて各々をパスの始点と仮定してメトリックの演算を
    行う手段と、前記全状態について前記演算されたメトリ
    ックの加算、比較、及びトレリスの選択を行う手段と、
    前記全状態の前記選択されたトレリスを記憶する手段と
    、前記受信系列の入力終了時に、パスの始点と終点が一
    致するよう強制的に前記パスを終結させる手段と、前記
    メトリックの尤度に基づいてパスを選択する手段と、を
    有することを特徴とするビタビ復号器。
JP12460891A 1991-04-30 1991-04-30 ビタビ復号器 Withdrawn JPH04329026A (ja)

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JP12460891A JPH04329026A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 ビタビ復号器

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JPH04329026A true JPH04329026A (ja) 1992-11-17

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JP12460891A Withdrawn JPH04329026A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 ビタビ復号器

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