JPH04329018A - Ｆｍラジオ受信方式 - Google Patents
Ｆｍラジオ受信方式Info
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- JPH04329018A JPH04329018A JP9884391A JP9884391A JPH04329018A JP H04329018 A JPH04329018 A JP H04329018A JP 9884391 A JP9884391 A JP 9884391A JP 9884391 A JP9884391 A JP 9884391A JP H04329018 A JPH04329018 A JP H04329018A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 22
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- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 description 1
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- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＦＭラジオ受信方式に係
わり、特に中間周波フィルタの中心周波数を中間周波信
号の瞬時周波数、換言すれば中間周波信号の周波数偏移
に追従させると共に、電界強度レベル、隣接妨害レベル
、マルチパスレベルに基づいて中間周波帯域幅及びステ
レオ・モノラルの切換制御を行い、かつＦＭ放送信号に
多重されて送られてくるデジタル情報を復調して所定の
制御動作を行うＦＭラジオ受信方式に関する。
わり、特に中間周波フィルタの中心周波数を中間周波信
号の瞬時周波数、換言すれば中間周波信号の周波数偏移
に追従させると共に、電界強度レベル、隣接妨害レベル
、マルチパスレベルに基づいて中間周波帯域幅及びステ
レオ・モノラルの切換制御を行い、かつＦＭ放送信号に
多重されて送られてくるデジタル情報を復調して所定の
制御動作を行うＦＭラジオ受信方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＦＭラジオ受信方式として、中間周波信
号の周波数偏移に基づいて中間周波フィルタの中心周波
数を移動させると共に、隣接妨害レベル等の電波状態に
基づいて帯域幅の広狭、ステレオ・モノラルの切換制御
をする方式がある。
号の周波数偏移に基づいて中間周波フィルタの中心周波
数を移動させると共に、隣接妨害レベル等の電波状態に
基づいて帯域幅の広狭、ステレオ・モノラルの切換制御
をする方式がある。
【０００３】図３はかかる従来のＦＭラジオ受信方式の
説明図（中間周波フィルタ特性図）であり、中間周波信
号の周波数偏移Δｆにしたがって中間周波フィルタの中
心周波数ｆ０を移動させている。また、電波状態（隣接
妨害レベルや受信電界強度等）に基づいて帯域幅の広狭
やステレオ・モノラルの切換を制御している。図中、Ｎ
Ｃ０〜ＮＣ４、Ｆ１〜Ｆ２は電波状況を示し、ＮＣ０は
「入力電界強度が感度限界領域より上で、隣接局対希望
局の比が比較的小さい電波状態」であり、ＮＣ１は「希
望局電界強度に対して隣接局の電界強度の比が高まって
きている電波状態」であり、ＮＣ２は「隣接チャンネル
の干渉が強くなってきている電波状態」であり、ＮＣ３
，ＮＣ４は「極度に強い隣接チャンネルの干渉がある電
波状態」であり、Ｆ１は「電界強度が５μＶを下回った
電波状態」であり、Ｆ２は「電界強度が２μＶを下回っ
た電波状態」である。
説明図（中間周波フィルタ特性図）であり、中間周波信
号の周波数偏移Δｆにしたがって中間周波フィルタの中
心周波数ｆ０を移動させている。また、電波状態（隣接
妨害レベルや受信電界強度等）に基づいて帯域幅の広狭
やステレオ・モノラルの切換を制御している。図中、Ｎ
Ｃ０〜ＮＣ４、Ｆ１〜Ｆ２は電波状況を示し、ＮＣ０は
「入力電界強度が感度限界領域より上で、隣接局対希望
局の比が比較的小さい電波状態」であり、ＮＣ１は「希
望局電界強度に対して隣接局の電界強度の比が高まって
きている電波状態」であり、ＮＣ２は「隣接チャンネル
の干渉が強くなってきている電波状態」であり、ＮＣ３
，ＮＣ４は「極度に強い隣接チャンネルの干渉がある電
波状態」であり、Ｆ１は「電界強度が５μＶを下回った
電波状態」であり、Ｆ２は「電界強度が２μＶを下回っ
た電波状態」である。
【０００４】電波状態ＮＣ０では、帯域幅が約１００Ｋ
Ｈｚ、電波状態ＮＣ１では、帯域幅が約５４ＫＨｚ、電
波状態ＮＣ２では、帯域幅が約４０ＫＨｚ、電波状態Ｎ
Ｃ３，ＮＣ４では、帯域幅が約１８〜２０ＫＨｚ、電波
状態Ｆ２（弱入力状態）では、帯域幅が約４０ＫＨｚ、
に切換制御が行われる。
Ｈｚ、電波状態ＮＣ１では、帯域幅が約５４ＫＨｚ、電
波状態ＮＣ２では、帯域幅が約４０ＫＨｚ、電波状態Ｎ
Ｃ３，ＮＣ４では、帯域幅が約１８〜２０ＫＨｚ、電波
状態Ｆ２（弱入力状態）では、帯域幅が約４０ＫＨｚ、
に切換制御が行われる。
【０００５】図４は各電波状態ＮＣ０〜ＮＣ４、Ｆ１，
Ｆ２における周波数特性図であり、電波状態ＮＣ０〜Ｎ
Ｃ２のｆ特性はステレオ用副チャンネル帯域（Ｌ−Ｒ）
でフラットになっており、また電波状態ＮＣ３〜ＮＣ４
、Ｆ２のｆ特性はステレオ用副チャンネルの帯域でゲイ
ンが低下している。このため、電波状態ＮＣ０〜ＮＣ２
ではステレオにし、電波状態ＮＣ３〜ＮＣ４、Ｆ２及び
マルチパルス状態ではモノラルに切換制御する。
Ｆ２における周波数特性図であり、電波状態ＮＣ０〜Ｎ
Ｃ２のｆ特性はステレオ用副チャンネル帯域（Ｌ−Ｒ）
でフラットになっており、また電波状態ＮＣ３〜ＮＣ４
、Ｆ２のｆ特性はステレオ用副チャンネルの帯域でゲイ
ンが低下している。このため、電波状態ＮＣ０〜ＮＣ２
ではステレオにし、電波状態ＮＣ３〜ＮＣ４、Ｆ２及び
マルチパルス状態ではモノラルに切換制御する。
【０００６】かかるＦＭラジオ受信方式によれば、隣接
妨害やマルチパス強度が大きくても、ひずみが少ないク
ォリティの良好なＦＭラジオ受信ができ、データ多重放
送用のラジオ受信機等に採用されている。
妨害やマルチパス強度が大きくても、ひずみが少ないク
ォリティの良好なＦＭラジオ受信ができ、データ多重放
送用のラジオ受信機等に採用されている。
【０００７】データ多重放送とは、ＦＭ放送信号にデジ
タルの各種データ、例えば交通情報や各局の放送情報を
重畳して送り、ラジオ受信機で多重データを復調して音
声出力し、あるいは選局等の制御動作を行うものである
。かかるデータ多重放送システムとしてＲＤＳ（ラジオ
データシステム）がある。ＲＤＳにおいて、各ＦＭ放送
局はＦＭ放送信号に重畳して同一番組放送中の放送局周
波数リスト（ＡＦリスト）を送ってくる。従って、車の
移動により受信放送局の電界強度（中間周波増幅部より
検出されたシグナルメ−タ電圧）が所定値以下になった
か監視し、以下になった時、ＡＦリストを利用して受信
電界強度が最大の同一プログラムの放送局をサーチし、
該局へ自動的に切り替わるようにできる（自動追従）。
タルの各種データ、例えば交通情報や各局の放送情報を
重畳して送り、ラジオ受信機で多重データを復調して音
声出力し、あるいは選局等の制御動作を行うものである
。かかるデータ多重放送システムとしてＲＤＳ（ラジオ
データシステム）がある。ＲＤＳにおいて、各ＦＭ放送
局はＦＭ放送信号に重畳して同一番組放送中の放送局周
波数リスト（ＡＦリスト）を送ってくる。従って、車の
移動により受信放送局の電界強度（中間周波増幅部より
検出されたシグナルメ−タ電圧）が所定値以下になった
か監視し、以下になった時、ＡＦリストを利用して受信
電界強度が最大の同一プログラムの放送局をサーチし、
該局へ自動的に切り替わるようにできる（自動追従）。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記のＦＭラジオ受信
方式によれば、受信電界強度が弱くても、あるいは隣接
妨害やマルチパス強度が大きくても、ひずみが少ないク
ォリティの良好なＦＭラジオ受信が可能である。このた
め、隣接妨害が強い電波状態及び弱入力状態においても
、従来と比べてひずみが少ないクォリティの良好なＦＭ
放送受信ができる。しかし、ＲＤＳラジオ受信機の場合
、隣接妨害が強い電波状態及び弱入力状態において、Ｒ
ＤＳ副搬送波信号周波数（＝５７ＫＨｚ）近辺で図４に
示すようにｆ特性が下がり、スレッショ−ルドレベルＴ
ＨＬ以下になり、正しくＲＤＳデータを復調できなくな
る。
方式によれば、受信電界強度が弱くても、あるいは隣接
妨害やマルチパス強度が大きくても、ひずみが少ないク
ォリティの良好なＦＭラジオ受信が可能である。このた
め、隣接妨害が強い電波状態及び弱入力状態においても
、従来と比べてひずみが少ないクォリティの良好なＦＭ
放送受信ができる。しかし、ＲＤＳラジオ受信機の場合
、隣接妨害が強い電波状態及び弱入力状態において、Ｒ
ＤＳ副搬送波信号周波数（＝５７ＫＨｚ）近辺で図４に
示すようにｆ特性が下がり、スレッショ−ルドレベルＴ
ＨＬ以下になり、正しくＲＤＳデータを復調できなくな
る。
【０００９】このように、ＲＤＳデータを正確に復調で
きなくなった時、良好なＦＭ放送局をサーチして受信す
るため自動追従動作を開始できれば問題はない。しかし
、従来のラジオ受信方式では、隣接妨害やマルチパス強
度が大きいとシグナルメ−タ電圧が増加して設定値以下
にならず、自動追従動作が開始されなかったり、また自
動追従動作が行われても正確に追従動作を行えない問題
があった。
きなくなった時、良好なＦＭ放送局をサーチして受信す
るため自動追従動作を開始できれば問題はない。しかし
、従来のラジオ受信方式では、隣接妨害やマルチパス強
度が大きいとシグナルメ−タ電圧が増加して設定値以下
にならず、自動追従動作が開始されなかったり、また自
動追従動作が行われても正確に追従動作を行えない問題
があった。
【００１０】以上から、本発明の目的はＦＭ放送信号に
多重されて送られてくるデジタル情報が正しく復調でき
なくなる状態を検出して速やかに自動追従を行えるＦＭ
ラジオ受信方式を提供することである。
多重されて送られてくるデジタル情報が正しく復調でき
なくなる状態を検出して速やかに自動追従を行えるＦＭ
ラジオ受信方式を提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記課題は、復調回路出
力に基づいて中間周波フィルタの中心周波数を制御する
手段、電界強度レベル、隣接妨害レベル、マルチパスレ
ベルに基づいて中間周波帯域幅及びステレオ・モノラル
の切換制御を行う手段、電界強度が所定レベル以下であ
るか、または隣接妨害が所定レベル以上であるか、また
はマルチパスが所定レベル以上であるかを監視する手段
、電界強度が所定レベル以下、または隣接妨害が所定レ
ベル以上、またはマルチパスが所定レベル以上の時、Ｆ
Ｍ放送信号に多重されて送られてくるデジタル情報を用
いて良好なＦＭ放送受信局をサーチする手段により達成
される。
力に基づいて中間周波フィルタの中心周波数を制御する
手段、電界強度レベル、隣接妨害レベル、マルチパスレ
ベルに基づいて中間周波帯域幅及びステレオ・モノラル
の切換制御を行う手段、電界強度が所定レベル以下であ
るか、または隣接妨害が所定レベル以上であるか、また
はマルチパスが所定レベル以上であるかを監視する手段
、電界強度が所定レベル以下、または隣接妨害が所定レ
ベル以上、またはマルチパスが所定レベル以上の時、Ｆ
Ｍ放送信号に多重されて送られてくるデジタル情報を用
いて良好なＦＭ放送受信局をサーチする手段により達成
される。
【００１２】
【作用】復調回路出力に基づいて中間周波フィルタの中
心周波数を移動すると共に、電界強度レベル、隣接妨害
レベル、マルチパスレベルに基づいて中間周波帯域幅及
びステレオ・モノラルの切換制御を行う。かかるラジオ
受信方式で検出されている電界強度レベル、隣接妨害レ
ベル、マルチパスレベルを考慮してＲＤＳデータの品質
判定を行い、電界強度が所定レベル以下、または隣接妨
害が所定レベル以上、またはマルチパスが所定レベル以
上である時ＲＤＳの品質が劣化しているとみなして、良
好なＦＭ放送受信局をサーチする。
心周波数を移動すると共に、電界強度レベル、隣接妨害
レベル、マルチパスレベルに基づいて中間周波帯域幅及
びステレオ・モノラルの切換制御を行う。かかるラジオ
受信方式で検出されている電界強度レベル、隣接妨害レ
ベル、マルチパスレベルを考慮してＲＤＳデータの品質
判定を行い、電界強度が所定レベル以下、または隣接妨
害が所定レベル以上、またはマルチパスが所定レベル以
上である時ＲＤＳの品質が劣化しているとみなして、良
好なＦＭ放送受信局をサーチする。
【００１３】このように、電界強度レベル、隣接妨害レ
ベル、マルチパスレベルを考慮してＲＤＳデータの品質
判定を行い、該品質判定結果に基づいて自動追従を行う
ようにしたから、弱電界時または隣接妨害及びマルチパ
ルスレベルが大きい時、前記ＦＭラジオ受信方式により
音声等はそれ程悪化していなくも、ＲＤＳデータの品質
劣化を容易に、かつ正確に検出でき、より良好なＦＭ放
送局をサーチして受信し、ＲＤＳデータによる種々の制
御を行うことができる。
ベル、マルチパスレベルを考慮してＲＤＳデータの品質
判定を行い、該品質判定結果に基づいて自動追従を行う
ようにしたから、弱電界時または隣接妨害及びマルチパ
ルスレベルが大きい時、前記ＦＭラジオ受信方式により
音声等はそれ程悪化していなくも、ＲＤＳデータの品質
劣化を容易に、かつ正確に検出でき、より良好なＦＭ放
送局をサーチして受信し、ＲＤＳデータによる種々の制
御を行うことができる。
【００１４】
【実施例】全体の構成
図１は本発明に係わるＦＭラジオ受信機の要部構成図で
あり、１１はアンテナ、１２は１０．７ＭＨｚの中間周
波信号を出力するフロントエンド、１３は中間周波帯域
幅を設定するセラミックフィルタ、１４は１０ＭＨｚの
局部発振器、１５は１０．７ＭＨｚの中間周波数を７０
０ＫＨｚに変換する混合器、１６は帯域幅や中心周波数
ｆ０を可変可能な中間周波フィルタ（被制御フィルタネ
ットワ−ク）、１７は中間周波信号より低周波信号を復
調する復調回路、１８はステレオ復調回路（ＭＰＸ）、
１９はフィルタ特性切換制御回路である。
あり、１１はアンテナ、１２は１０．７ＭＨｚの中間周
波信号を出力するフロントエンド、１３は中間周波帯域
幅を設定するセラミックフィルタ、１４は１０ＭＨｚの
局部発振器、１５は１０．７ＭＨｚの中間周波数を７０
０ＫＨｚに変換する混合器、１６は帯域幅や中心周波数
ｆ０を可変可能な中間周波フィルタ（被制御フィルタネ
ットワ−ク）、１７は中間周波信号より低周波信号を復
調する復調回路、１８はステレオ復調回路（ＭＰＸ）、
１９はフィルタ特性切換制御回路である。
【００１５】フィルタ特性切換制御回路１９は、復調回
路出力に基づいて、換言すれば中間周波信号の周波数偏
移Δｆに基づいて追従制御電圧ＦＣＮを発生して中間周
波フィルタ１６の中心周波数ｆ０を移動させると共に、
位相変調器制御信号ＰＭＣを発生して局部発振器１４内
蔵の位相変調器の位相を制御する。
路出力に基づいて、換言すれば中間周波信号の周波数偏
移Δｆに基づいて追従制御電圧ＦＣＮを発生して中間周
波フィルタ１６の中心周波数ｆ０を移動させると共に、
位相変調器制御信号ＰＭＣを発生して局部発振器１４内
蔵の位相変調器の位相を制御する。
【００１６】２１は中間周波フィルタ１６の出力される
信号を整流して電界強度検出のための信号Ｓ１を発生す
る整流器、２２は電界強度検出信号Ｓ１を積分して隣接
妨害レベルやマルチパスレベルを検出するための信号（
ＡＧＣ電圧信号）Ｓ２を出力する積分器、２３は電界強
度が所定レベル（２μＶ）以下か否かを検出する電界強
度レベル検出回路、２４は隣接妨害レベルを５段階に区
分する隣接妨害レベル検出回路、２５はマルチパスレベ
ルが所定値以上かどうかを検出するマルチパス強度検出
回路、２６は隣接妨害レベル、受信電界強度、マルチパ
スレベルを考慮して電波状態を評価して帯域幅及びステ
レオ・モノラルの切換制御信号Ａ〜Ｌを出力する帯域幅
・ステレオ／モノラル切換制御回路、２７は電界強度レ
ベル検出回路２３の出力と隣接妨害レベル検出回路２４
の出力とマルチパス強度検出回路２５の出力に基づいて
、ＲＤＳデータの品質判定を行うＲＤＳ品質判定回路で
あり、オアゲ−トで構成されている。２８はＦＭ放送信
号に重畳されているＲＤＳデータを復調して自動追従処
理、その他の制御を行うＲＤＳ部である。
信号を整流して電界強度検出のための信号Ｓ１を発生す
る整流器、２２は電界強度検出信号Ｓ１を積分して隣接
妨害レベルやマルチパスレベルを検出するための信号（
ＡＧＣ電圧信号）Ｓ２を出力する積分器、２３は電界強
度が所定レベル（２μＶ）以下か否かを検出する電界強
度レベル検出回路、２４は隣接妨害レベルを５段階に区
分する隣接妨害レベル検出回路、２５はマルチパスレベ
ルが所定値以上かどうかを検出するマルチパス強度検出
回路、２６は隣接妨害レベル、受信電界強度、マルチパ
スレベルを考慮して電波状態を評価して帯域幅及びステ
レオ・モノラルの切換制御信号Ａ〜Ｌを出力する帯域幅
・ステレオ／モノラル切換制御回路、２７は電界強度レ
ベル検出回路２３の出力と隣接妨害レベル検出回路２４
の出力とマルチパス強度検出回路２５の出力に基づいて
、ＲＤＳデータの品質判定を行うＲＤＳ品質判定回路で
あり、オアゲ−トで構成されている。２８はＦＭ放送信
号に重畳されているＲＤＳデータを復調して自動追従処
理、その他の制御を行うＲＤＳ部である。
【００１７】全体の動作
電界強度検出回路２３は整流器２１の出力信号Ｓ２（シ
グナルメ−タ出力信号）が所定レベルＥｓ以下であるか
、換言すれば電界強度が２μＶ以下であるか検出し、２
μＶ以下の弱入力状態の場合には”１”の弱入力状態信
号ＬＦＶを出力する（図２（ａ）参照）。隣接妨害レベ
ル検出回路２４は、積分器２２の出力信号Ｓ２に基づい
て電波状態ＮＣ０〜ＮＣ４（図２（ｂ），図３参照）を
判別し、該電波状態に応じた信号線に”１”を出力する
。マルチパス強度検出回路２５は積分器出力信号よりマ
ルチパス成分を抽出しそのレベルが所定値以上か否かを
判別し、以上の場合には”１”を出力する（マルチパス
状態，図２（ｃ）参照）。
グナルメ−タ出力信号）が所定レベルＥｓ以下であるか
、換言すれば電界強度が２μＶ以下であるか検出し、２
μＶ以下の弱入力状態の場合には”１”の弱入力状態信
号ＬＦＶを出力する（図２（ａ）参照）。隣接妨害レベ
ル検出回路２４は、積分器２２の出力信号Ｓ２に基づい
て電波状態ＮＣ０〜ＮＣ４（図２（ｂ），図３参照）を
判別し、該電波状態に応じた信号線に”１”を出力する
。マルチパス強度検出回路２５は積分器出力信号よりマ
ルチパス成分を抽出しそのレベルが所定値以上か否かを
判別し、以上の場合には”１”を出力する（マルチパス
状態，図２（ｃ）参照）。
【００１８】フィルタ特性切換制御回路１９は復調回路
出力に基づいて中間周波フィルタ１６の中心周波数ｆ０
を制御する。また、帯域幅・ステレオ／モノラル切換制
御回路２６は電界強度レベル検出回路２３、隣接妨害レ
ベル検出回路２４、マルチパルス強度検出回路２５の各
出力に基づいて電波状態を監視し、該電波状態に応じて
中間周波フィルタ１６の帯域幅を図３に示すように切換
制御すると共にステレオ復調回路１８のセパレ−ション
をコントロールしてステレオ・モノラル状態を切り換え
る。
出力に基づいて中間周波フィルタ１６の中心周波数ｆ０
を制御する。また、帯域幅・ステレオ／モノラル切換制
御回路２６は電界強度レベル検出回路２３、隣接妨害レ
ベル検出回路２４、マルチパルス強度検出回路２５の各
出力に基づいて電波状態を監視し、該電波状態に応じて
中間周波フィルタ１６の帯域幅を図３に示すように切換
制御すると共にステレオ復調回路１８のセパレ−ション
をコントロールしてステレオ・モノラル状態を切り換え
る。
【００１９】ＲＤＳ品質判定回路２７は、電界強度レベ
ル検出回路２３、隣接妨害レベル検出回路２４、マルチ
パルス強度検出回路２５の各出力を入力され、電界強度
が所定レベル（２μＶ）以下であるか、または隣接妨害
が所定レベル以上であるか（電波状態がＮＣ３〜ＮＣ４
であるか）、またはマルチパスが所定レベル以上である
か（マルチパス状態であるか）を監視し、いずれか１つ
が満たされた時、自動追従指令ＡＴＳをＲＤＳ部２８に
入力する。
ル検出回路２３、隣接妨害レベル検出回路２４、マルチ
パルス強度検出回路２５の各出力を入力され、電界強度
が所定レベル（２μＶ）以下であるか、または隣接妨害
が所定レベル以上であるか（電波状態がＮＣ３〜ＮＣ４
であるか）、またはマルチパスが所定レベル以上である
か（マルチパス状態であるか）を監視し、いずれか１つ
が満たされた時、自動追従指令ＡＴＳをＲＤＳ部２８に
入力する。
【００２０】ＲＤＳ部２８は自動追従指令ＡＴＳが入力
されると、ＡＦリストを用いて受信電界強度が最大の同
一プログラムを放送している他の局をサーチし、該局へ
自動的に切り替わる自動追従制御を行う。
されると、ＡＦリストを用いて受信電界強度が最大の同
一プログラムを放送している他の局をサーチし、該局へ
自動的に切り替わる自動追従制御を行う。
【００２１】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
【００２２】
【発明の効果】以上本発明によれば、電界強度レベル、
隣接妨害レベル、マルチパスレベルを考慮してＲＤＳの
品質判定を行い、該品質判定結果に基づいて自動追従を
行うようにしたから、弱電界時または隣接妨害及びマル
チパルスレベルが大きい時、音声等はそれ程悪化してい
なくもＲＤＳの品質劣化を容易に、かつ正確に検出でき
、より良好なＦＭ放送局をサーチして受信し、ＲＤＳデ
ータによる種々の制御を行うことができる。
隣接妨害レベル、マルチパスレベルを考慮してＲＤＳの
品質判定を行い、該品質判定結果に基づいて自動追従を
行うようにしたから、弱電界時または隣接妨害及びマル
チパルスレベルが大きい時、音声等はそれ程悪化してい
なくもＲＤＳの品質劣化を容易に、かつ正確に検出でき
、より良好なＦＭ放送局をサーチして受信し、ＲＤＳデ
ータによる種々の制御を行うことができる。
【図１】本発明に係わるＦＭラジオ受信機の構成図であ
る。
る。
【図２】電界強度レベル、隣接妨害レベル、マルチパス
レベル検出説明図である。
レベル検出説明図である。
【図３】従来のＦＭラジオ受信方式の帯域幅制御説明図
である。
である。
【図４】従来のＦＭラジオ受信方式の周波数特性図であ
る。
る。
１２・・フロントエンド
１６・・中間周波フィルタ
１７・・復調回路
１８・・ステレオ復調回路（ＭＰＸ）
１９・・フィルタ特性切換制御回路
２３・・電界強度レベル検出回路
２４・・隣接妨害レベル検出回路
２５・・マルチパス強度検出回路
２６・・帯域幅・ステレオ／モノラル切換制御回路２７
・・ＲＤＳ品質判定回路 ２８・・ＲＤＳ部
・・ＲＤＳ品質判定回路 ２８・・ＲＤＳ部
Claims (1)
- 【請求項１】 復調回路出力に基づいて中間周波フィ
ルタの中心周波数を制御すると共に、電界強度レベル、
隣接妨害レベル、マルチパスレベルに基づいて中間周波
帯域幅及びステレオ・モノラルの切換制御を行い、かつ
ＦＭ放送信号に多重されて送られてくるデジタル情報を
復調して所定の制御動作を行うＦＭラジオ受信方式にお
いて、前記電界強度が所定レベル以下であるか、または
前記隣接妨害が所定レベル以上であるか、または前記マ
ルチパスが所定レベル以上であるかを監視し、いずれか
１つが満たされた時、前記デジタル情報を用いて良好な
ＦＭ放送受信局をサーチして受診することを特徴とする
ＦＭラジオ受信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9884391A JPH04329018A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | Ｆｍラジオ受信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9884391A JPH04329018A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | Ｆｍラジオ受信方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04329018A true JPH04329018A (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=14230537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9884391A Withdrawn JPH04329018A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | Ｆｍラジオ受信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04329018A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6490441B1 (en) | 1999-04-21 | 2002-12-03 | Nec Corporation | Tuning circuit device with built-in band pass integrated on semiconductor substrate together with PLL circuit |
| JP2012015585A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-01-19 | Clarion Co Ltd | 放送受信機 |
| DE10249353B4 (de) * | 2002-10-23 | 2015-01-22 | Robert Bosch Gmbh | FM-Selektionsfilteranordnung und Verfahren zur Steuerung einer FM-Selektionsfilteranordnung |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP9884391A patent/JPH04329018A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6490441B1 (en) | 1999-04-21 | 2002-12-03 | Nec Corporation | Tuning circuit device with built-in band pass integrated on semiconductor substrate together with PLL circuit |
| DE10249353B4 (de) * | 2002-10-23 | 2015-01-22 | Robert Bosch Gmbh | FM-Selektionsfilteranordnung und Verfahren zur Steuerung einer FM-Selektionsfilteranordnung |
| JP2012015585A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-01-19 | Clarion Co Ltd | 放送受信機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |