JPH04264825A - ダイバーシティ方式のfm受信装置 - Google Patents

ダイバーシティ方式のfm受信装置

Info

Publication number
JPH04264825A
JPH04264825A JP3047713A JP4771391A JPH04264825A JP H04264825 A JPH04264825 A JP H04264825A JP 3047713 A JP3047713 A JP 3047713A JP 4771391 A JP4771391 A JP 4771391A JP H04264825 A JPH04264825 A JP H04264825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
antenna
detection
multipath interference
outputting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3047713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3120457B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Yoshioka
吉岡 庸裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP03047713A priority Critical patent/JP3120457B2/ja
Publication of JPH04264825A publication Critical patent/JPH04264825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3120457B2 publication Critical patent/JP3120457B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Noise Elimination (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイバーシティ方式の
FM受信装置における誤動作及び調整等の点で有利とな
るマルチパス妨害検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用FM受信機では、マルチパス妨害
等によりFM放送を常に安定した状態で受信することが
困難である。従って、車載用FM受信機では受信品質を
高めるために、空間ダイバーシティ方式が近年採用され
てきている。この方式は一般的には2組のアンテナ、フ
ロントエンド、IFアンプ・FM検波回路等の各回路ブ
ロックを有し、夫々のアンテナで得られる入力電界レベ
ルを表わすシグナルメータ電圧(IFアンプ・FM検波
回路ブロックで作られる)を比較し、より高いシグナル
メータ電圧を出力する受信回路系を選択するシステムを
とるものが多い。上記方式において、マルチパス妨害の
検出はシグナルメータ電圧に重畳されるリップル成分を
検出したり、FM検波出力の高域に発生する雑音成分を
検出するもの等が一般的である。しかしこのシステムで
は2組のフロントエンド、IFアンプ・FM検波回路ブ
ロックを必要とするためコストが増大するという経済性
の問題を有している。
【0003】この点を改良すべく、アンテナのみ2組設
けるが、フロントエンド、IFアンプ・FM検波回路ブ
ロックは1組使用する空間ダイバーシティ方式も提案さ
れている。これは夫々のアンテナの受信電界強度を表わ
すシグナルメータ電圧が予め設定したある電圧レベルを
下回った場合に、もう一方のアンテナを選択する簡易空
間ダイバーシティシステムである。
【0004】図4にこの簡易空間ダイバーシティシステ
ム方式のFM多重放送受信機の一例を示す。図4におい
て、1A,1Bはアンテナ、2はスイッチ、3はフロン
トエンド、4はIFアンプ及びFM検波回路、5はアン
テナ切換制御回路、6はステレオ復調回路、7は多重信
号復調回路、8A,8B,8Cは夫々オーディオアンプ
、9A,9B,9Cは夫々スピーカである。
【0005】図4の例では一方のアンテナを選択してい
るとして、IFアンプ・FM検波回路4で作られるシグ
ナルメータ電圧から入力電界レベルを、また、この電圧
に重畳されるリップル成分からマルチパス妨害の程度を
検出する。リップル成分は負整流されシグナルメータ電
圧(直流)に加算されるため、入力電界レベルが低い時
やマルチパス妨害が大きい場合には他方のアンテナへ切
換える動作となる。
【0006】上述したマルチパス妨害によるリップル成
分の検出、負整流、シグナルメータ電圧との加算、予め
設定した電圧レベルとの比較、判断等は図4のアンテナ
制御回路5で行なわれ、この出力信号によりアンテナを
選択するスイッチ2がコントロールされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上が従来方式の簡易
空間ダイバーシティ方式FM多重放送受信機の動作であ
るが、シグナルメータ電圧に重畳されるリップル成分の
振幅レベルは入力電界強度により変化して一定でない。 このため、ある電界強度では大きな振幅レベルとなり、
また、他の電界強度では小さな振幅レベルとなる。すな
わち、シグナルメータ電圧に重畳されるリップル成分は
電界強度に依存してピーク点やディップ点を一般に生じ
ている。従って、シグナルメータ電圧に重畳されるリッ
プル成分により、マルチパス妨害の程度を検出する場合
、検出感度の設定調整が困難である。そして入力電界強
度が異なると同程度のマルチパス妨害に対して異なった
マルチパス妨害検出量となり、アンテナ切換制御を誤動
作するおそれがある等の問題点を有している。また、他
のマルチパス妨害検出方法として従来行なわれているF
M検波出力の高域成分を検出するものでは、FM多重放
送の場合、約61kHzから91kHzまで多重信号が
存在する。そのため、更に高い100kHz程度以上か
ら検出しなければならず、効率的な検出レベル(FM検
波出力の三角ノイズとマルチパス妨害による雑音の区別
)という点で問題がある。
【0008】本発明の目的は上述したようなダイバーシ
ティ方式のFM多重放送受信機におけるマルチパス妨害
検出を入力電界強度に依存せず、かつ多重信号による誤
動作もなく行ない得る方式を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本願の第1の発明によるダイバーシティ方式のFM受
信装置は、複数のアンテナのうちのいずれかを選択し、
選択されたアンテナからの受信信号を入力するアンテナ
選択手段と、前記受信信号を所定の中間周波数に変換し
、シグナルメータ電圧を出力すると共にFM検波して検
波出力信号を出力するFM信号検波手段と、前記検波出
力信号をFM復調して復調信号を出力するFM復調手段
と、前記検波出力信号を入力し該信号に含まれている所
定周波数領域のマルチパス妨害成分を抽出し、該マルチ
パス妨害量に応じた抽出信号を出力する妨害成分抽出手
段と、前記抽出信号から振幅レベルを検出し、この検出
結果と上記シグナルメータ電圧に基づいて所定の検出信
号を演算算出し、該検出信号に基づいた切換信号で前記
アンテナ選択手段を動作させることにより前記複数のチ
ャンネルのうちマルチパス妨害の少ない受信信号が得ら
れたアンテナを選択させるアンテナ切換制御手段と、を
有することを特徴とする。また、本願の第2の発明は、
第1の発明の装置において、前記アンテナ切換制御手段
は、前記抽出信号の振幅レベルと前記シグナルメータ電
圧とを加算し、所定の基準レベルを比較し、前記切換信
号を得るようになっていることを特徴とする。
【0010】
【作用】何れかのアンテナからの受信信号からシグナル
メータ電圧を得ると共にFM検波が行なわれる。FM検
波出力信号からマルチパス妨害量に応じた信号が抽出さ
れる。この抽出信号からその振幅レベルを検出し、その
レベルとシグナルメータ電圧とから所定の検出信号が演
算され、その出力から切換信号を得てこの切換信号によ
り何れかのアンテナが選択される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して説明する。図
2にFM多重放送を受信した場合の受信機のFM検波出
力周波数スペクトラムの一例を示す。同図(a)はマル
チパスのない時で、同図(b)はマルチパスのある場合
を各々示している。図2では説明の簡略のためLch又
はRchのみに単一正弦波fAを加えたステレオ変調信
号と多重信号を用いている。
【0012】図2(a)のマルチパスのない時はFM検
波出力には和信号としてfA、パイロット信号19kH
z、差信号として38kHz±fA、多重信号として約
61kHz〜91kHzの各スペクトラムが存在する。
【0013】図2(b)のマルチパスのある時には前記
同図(a)のスペクトラムの他にマルチパス妨害によっ
て19kHzの整数倍の周波数を中心として妨害スペク
トラムが発生する。妨害スペクトラムのレベルは、オー
ディオ信号fAの変調度、マルチパスの直接波と反射波
の振幅比、位相差及び遅延時間差等に依存する。多重信
号は約61kHz〜91kHzの周波数スペクトラムを
有するため、マルチパス妨害を受けると中心の76kH
z付近に妨害スペクトラムが発生し問題となる。マルチ
パスによる妨害スペクトラムはこの他にも19kHz,
38kHz,57kHz,95kHzs等にも発生する
【0014】図1は本発明のダイバーシティ方式のFM
多重放送受信機の一実施例を示す。この実施例では前記
のマルチパスによる妨害スペクトラムのうち57kHz
近辺の成分を検出するため、図1の従来方式に57kH
zバンドパスフィルタ10を付加した構成となっており
、その他の同一記号は図4と同一又は類似の回路を示し
ている。57kHzバンドパスフィルタ10はIFアン
プ・FM検波回路4のFM検波出力信号を入力とし、マ
ルチパスによる妨害スペクトラムのうち57kHz近辺
の成分を検出し、これをアンテナ切換制御回路5のリッ
プル成分入力端子5aへ印加する。アンテナ切換制御回
路5のシグナルメータ電圧入力端子5bには従来方式と
同様にIFアンプ・FM検波回路4よりシグナルメータ
電圧(直流)が入力される。
【0015】図3にアンテナ切換制御回路の構成例を示
す。同図において、11はリップル成分検出回路、12
は負整流回路、13は加算回路、14は比較器、15は
基準電圧源である。図3において、バンドパスフィルタ
10を介して得られたFM検波出力信号からリップル成
分検出回路11はマルチパス妨害による57kHz近辺
成分の検出を行ない、その出力を負整流回路12が負整
流してシグナルメータ電圧との加算を加算回路13で行
ない、この加算出力電圧を比較器14により基準電圧レ
ベルEと比較して高い場合は現在受信しているアンテナ
をそのまま使用し、下回った場合にもう一方のアンテナ
へ切換えるための切換信号をスイッチ2に送る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力電界強度に依存せずにマルチパス妨害の検出・比較
が可能となり、しかもFM多重信号による誤動作が発生
することもない。また、マルチパス妨害量の検出感度設
定が容易となる。即ち、シグナルメータ電圧に含まれる
リップル成分を検出する方式に較べ、マルチパス妨害が
発生していない時は妨害スペクトラムが存在しないため
、感度設定の調整が容易である。更に従来FMステレオ
放送信号に対しても多重信号による誤動作がなくマルチ
パス妨害の検出が可能である。勿論、FM多重放送受信
機のみに限定されることなく従来のFMステレオ放送受
信機に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】FM多重放送のFM検波出力周波数スペクトラ
ムを例示する図である。
【図3】上記実施例におけるアンテナ切換制御回路の構
成例を示すブロック図である。
【図4】従来のダイバーシティ方式のFM多重放送受信
機を示すブロック図である。
【符号の説明】
1A,1B  アンテナ 2  スイッチ 4  IFアンプ・FM検波回路 5  アンテナ切換制御回路 10  57kHzバンドパスフィルタ11  リップ
ル成分検出回路 12  負整流回路 13  加算回路 14  比較器 15  基準電圧源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のアンテナのうちのいずれかを選
    択し、選択されたアンテナからの受信信号を入力するア
    ンテナ選択手段と、前記受信信号を所定の中間周波数に
    変換し、シグナルメータ電圧を出力すると共にFM検波
    して検波出力信号を出力するFM信号検波手段と、前記
    検波出力信号をFM復調して復調信号を出力するFM復
    調手段と、前記検波出力信号を入力し該信号に含まれて
    いる所定周波数領域のマルチパス妨害成分を抽出し、該
    マルチパス妨害量に応じた抽出信号を出力する妨害成分
    抽出手段と、前記抽出信号から振幅レベルを検出し、こ
    の検出結果と上記シグナルメータ電圧に基づいて所定の
    検出信号を演算算出し、該検出信号に基づいた切換信号
    で前記アンテナ選択手段を動作させることにより前記複
    数のチャンネルのうちマルチパス妨害の少ない受信信号
    が得られたアンテナを選択させるアンテナ切換制御手段
    と、を有することを特徴とするダイバーシティ方式のF
    M受信装置。
  2. 【請求項2】  前記アンテナ切換制御手段は、前記抽
    出信号の振幅レベルと前記シグナルメータ電圧とを加算
    する加算部と、その加算出力を所定の基準レベルと比較
    する比較部とを備え、この比較部から前記切換信号を得
    ることを特徴とする請求項1に記載のダイバーシティ方
    式のFM受信装置。
JP03047713A 1991-02-19 1991-02-19 ダイバーシティ方式のfm受信装置 Expired - Fee Related JP3120457B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03047713A JP3120457B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 ダイバーシティ方式のfm受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03047713A JP3120457B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 ダイバーシティ方式のfm受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04264825A true JPH04264825A (ja) 1992-09-21
JP3120457B2 JP3120457B2 (ja) 2000-12-25

Family

ID=12782951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03047713A Expired - Fee Related JP3120457B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 ダイバーシティ方式のfm受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3120457B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004537913A (ja) * 2001-08-02 2004-12-16 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム マルチパスの影響を検出し、信号受信を制御する装置及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004537913A (ja) * 2001-08-02 2004-12-16 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム マルチパスの影響を検出し、信号受信を制御する装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3120457B2 (ja) 2000-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0543396B1 (en) Frequency modulation receiving apparatus having two intermediate-frequency band pass filters
JP2530317B2 (ja) ダイバ−シチアンテナ装置
EP0967738B1 (en) Proportional diversity radio receiver system
EP0274157B1 (en) Modified multi-path detector
US20020168955A1 (en) Broadcast receiver with antenna/frequency diversity
US4726073A (en) Receiver including a multipath transmission detector
JPH04246936A (ja) 超短波カーラジオ
JPH04264825A (ja) ダイバーシティ方式のfm受信装置
JP3119490B2 (ja) ダイバーシティ方式のfm受信装置
US5046129A (en) Reducing phase error in received FM multiplex signal
JPH04329018A (ja) Fmラジオ受信方式
JPS5868328A (ja) スペ−スダイバシテイ受信方式
JPS6313619B2 (ja)
JP3124075B2 (ja) ダイバーシティ受信装置
JPH0846557A (ja) アンテナダイバーシティシステム
JP3157281B2 (ja) 受信機
JPH0419862Y2 (ja)
KR0139170B1 (ko) 미국 음성다중 시스템에서의 텔레비젼용 스피커/헤드폰 스위치 전환장치(Speaker/Head Phone Switching System in the MTS/Stereo Receiver)
JPH02231821A (ja) Fm放送受信機
US20060046676A1 (en) Method for evaluating the redeption quality of a stereo radio set and stereo radio set
JPH02295320A (ja) Fmステレオ受信装置
JPS6029260Y2 (ja) 音声多重放送の制御信号の検出回路
JPS5860839A (ja) スペ−スダイバシテイ受信方式
RU2079972C1 (ru) Устройство для передачи и приема сигнала дополнительной информации по каналу вещания с частотной модуляцией
JPS5825781A (ja) テレビ音声多重受信機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees