JPH04328836A - 電荷転送装置 - Google Patents

電荷転送装置

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JPH04328836A
JPH04328836A JP12494191A JP12494191A JPH04328836A JP H04328836 A JPH04328836 A JP H04328836A JP 12494191 A JP12494191 A JP 12494191A JP 12494191 A JP12494191 A JP 12494191A JP H04328836 A JPH04328836 A JP H04328836A
Authority
JP
Japan
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charge
charge transfer
transfer
reset
transfer device
Prior art date
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Pending
Application number
JP12494191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Yamamoto
山本 裕將
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP12494191A priority Critical patent/JPH04328836A/ja
Publication of JPH04328836A publication Critical patent/JPH04328836A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電荷転送装置に関し、特
に浮遊拡散層を用いて信号電荷量を検出する電荷転送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日電荷転送装置は遅延線、固体撮像素
子、フィルタなどの用途に広く使われている。図4はこ
の種の電荷転送装置の出力部を示す断面図であって、こ
の従来例は埋め込みチャネル型2相駆動方式のものであ
る。
【0003】図4に示すように、p型半導体基板1の表
面領域内には埋め込みチャネルを構成するn型不純物層
2が設けられ、該n型不純物層2上には絶縁膜3を介し
て多結晶シリコンからなる第1のゲート電極4と、第1
のゲート電極4とは絶縁膜5を介して絶縁された、多結
晶シリコンからなる第2のゲート電極6とが形成されて
いる。
【0004】n型不純物層2の、第2のゲート電極6直
下の表面には、2相クロックによる電荷転送を実現する
ために電位障壁用のp型不純物領域7が形成されている
【0005】各第1のゲート電極4は、それぞれその左
隣の第2のゲート電極6と接続され一つの転送電極を構
成している。各転送電極に交互に、互いに逆相のクロッ
クφ1 、φ2 を印加することにより半導体表面の電
位ポテンシャルを制御し、電荷を出力回路へ転送する。
【0006】この電荷転送部の最終段に隣接して、その
電位がV2 に固定された出力ゲート8が設けられてい
る。また、出力ゲート8の後段には、転送されてきた電
荷を電圧に変換するn型浮遊拡散層9、その電位がV1
 に固定された、n型不純物層からなるリセットドレイ
ン10およびリセットパルスφR が印加されるリセッ
トゲート11から構成されるリセットトランジスタが形
成されている。n型浮遊拡散層9にはこの拡散層の電位
変化を外部に取り出すための出力トランジスタ12のゲ
ートが接続されている。
【0007】次に、図5を参照してこのように構成され
た従来の電荷転送装置の駆動方法について説明する。リ
セットパルスφR がハイレベルとなると、n型浮遊拡
散層9の電位はリセットドレイン10の電位V1 に設
定される。次いで、リセットパルスφR がローとなる
と、n型浮遊拡散層9と電位V1 のリセットドレイン
との電気的接続は切断される。この状態での図4の電荷
転送部のポテンシャル図を図5の(a)に示す。
【0008】この状態では、クロックφ1 はハイ、ク
ロックφ2 はローレベルにあり、図4の左より転送さ
れてきた電荷Qはクロックφ1 の印加された最終転送
電極の第1のゲート電極3下の半導体内部のポテンシャ
ル井戸に蓄えられている。
【0009】次に、クロックφ1 、φ2 の電位が反
転すると、図5の(b)に示されるように、最終転送電
極の第1のゲート電極4下のポテンシャル井戸に蓄えら
れた電荷Qは、出力ゲート8直下の半導体表面を通って
n型浮遊拡散層9へ流れ込む。
【0010】この電荷Qが流入する前後のn型浮遊拡散
層9の電位変化ΔVは、浮遊拡散層9の容量をCとして
、ΔV=Q/Cと表すことができる。従って、この電位
差ΔVを出力トランジスタ12を介して出力すれば、こ
の従来例の電荷転送装置内を転送されてきた情報を読み
取ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した電荷転送装置
において、最大限高速に電荷転送を行おうとした場合、
電荷転送部の転送速度は30MHz程度までは可能であ
る。しかし、出力回路部は消費電流を小さく抑える必要
があることおよびアンプゲインの低下を避ける必要から
10MHz程度の周波数帯域に制限される。即ち、上述
した従来例では電荷転送装置の高速化の実現に対して出
力回路部が限界を与えていたということである。
【0012】この対策として、従来、電荷転送装置を2
本並列に並べる手段を採用してきた。即ち、例えば転送
速度が10MHzの電荷転送装置を2本並置することに
より実効的に20MHzの電荷転送装置を実現してきた
【0013】しかし、このようにして作られる電荷転送
装置では、電荷転送部の面積が大きくなり、しかもクロ
ック配線を多く使わなければならず装置が複雑化する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の電荷転送装置で
は、電荷転送部で一本であった電荷転送路が、電荷検出
部に至って2つに分岐される。そして、二つに分かれた
電荷転送路には、それぞれ出力ゲート、リセットトラン
ジスタおよび出力トランジスタの組が設けられている。
【0015】電荷転送部を転送されてきた電荷は電荷検
出部において各出力ゲートへの印加電圧に応じて交互に
いずれかの電荷転送路へ送り込まれ、そしてそれぞれの
電荷転送路に設けられた電荷検出手段より電荷の検出が
行われる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例を示す平面図で
あり、図2は図1のX−X線断面図である。また、図3
の(a)〜(h)は本実施例装置の動作を説明するため
のポテンシャル図である。図1、図2において、図4に
示す従来例の部分と同等の部分には同一の参照番号が付
されているので重複した説明は省略する。
【0017】本実施例においては、図1に示されるよう
に、電荷転送路が電荷転送部縁端でA、Bで示される2
つに分岐される。そして、電荷転送部最終段に隣接した
半導体基板上には絶縁膜3を介して、クロックφOA、
φOBが印加される出力ゲート8A、8Bが設けられ、
それぞれの出力ゲートの後段には、それぞれの転送路へ
転送されてきた電荷を電圧に変換するためのn型浮遊拡
散層9A、9B、その電位がV1 に固定されたリセッ
トドレイン10A、10Bおよびそれぞれリセットパル
スφRA、φRBが印加されるリセットゲート11A、
11Bとにより構成されるリセットトランジスタが配置
される。また、n型浮遊拡散層9A、9Bには、これら
の拡散層の電位変化を外部に取り出すための出力トラン
ジスタ12A、12Bのゲートが接続されている。
【0018】次に、図3を参照して本実施例装置の動作
について説明する。ここで、出力ゲート8A、8Bに印
加されるクロックφOA、φOBとリセットゲート11
A、11Bに印加されるリセットパルスφRA、φRB
とは、それぞれ転送クロックφ1 、φ2 の2倍の周
期のパルスであり、そして、φOAとφRBとは、また
φOBとφRAとはそれぞれ同相のパルスである。
【0019】図3の(a)は、浮遊拡散層9Aの電位が
V1 にリセットされ、そしてクロックφ1 がハイレ
ベル、φ2 がローレベルであるときの状態を示す。こ
のとき、φ1 が印加される転送電極の第1のゲート電
極4下のポテンシャル井戸に電荷が蓄えられている。
【0020】次に、クロックφ1 、φ2 のレベルが
反転すると、最終転送電極以外のφ1 が印加されてい
る転送電極下の電荷は、図3の(b)に示されるように
、クロックφ2 の印加されている転送電極の第1のゲ
ート電極直下のポテンシャル井戸に転送される。
【0021】次に、出力ゲート8Aに印加されるクロッ
クφOAがハイとなると、図3の(c)に示されるよう
に、電荷はn型浮遊拡散層9A内に流入する。次いで、
クロックφOAがローレベルとなって、出力ゲートが閉
じる[図3の(d)]。
【0022】このとき、図示されていないが、転送路B
側ではクロックφOAと同期したりリセットパルスφR
Bがハイレベルとなることにより、浮遊拡散層9Bのレ
ベルがV1 に固定され、その後φRBがローレベルと
なって浮遊拡散層9Bは浮遊状態に戻る。即ち、この時
点において電荷転送路Aでは、信号電荷を出力トランジ
スタ12Aを介して出力している状態であり、電荷転送
路Bではn型浮遊拡散層を初期化した状態にある。
【0023】次に、クロックφ1 、φ2 が反転する
(φ1 がハイ、φ2 がローとなる)と、図3の(e
)に示されるように、電荷はクロックφ1 の印加され
る転送電極の第1のゲート電極4直下に転送される。更
に、クロックφ1 、φ2 が反転すると、図3の(f
)に示されるように、最終転送電極下の電荷を除いて、
φ2 が印加される転送電極下に電荷は移される。
【0024】次に、リセットパルスφRAがハイとなる
ことによりA側のリセットトランジスタがオンし、n型
浮遊拡散層9Aの電位がV1 に固定される[図3の(
g)]。このとき、B側ではクロックφOBがハイとな
って、出力ゲート8Bが開いて最終転送電極直下の信号
電荷はn型浮遊拡散層9Bに流れ込む。
【0025】次に、図3の(h)に示されるように、リ
セットパルスφRAがローとなる(このときクロックφ
OBもローとなる)。その後、クロックφ1 、φ2 
が反転して図3の(a)の状態に戻る。
【0026】以上説明したように、1本の電荷転送部を
転送されてきた電荷は電荷検出部に至って二つの転送路
へ振り分けられ、それぞれの出力回路において電圧信号
に変換される。このようにして例えば10MHzの動作
スピードの出力回路を用いて20MHzの転送速度の電
荷転送装置が実現できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電荷転送
装置は、電荷転送部の電荷転送路を電荷検出部において
二つに分岐し、分岐されたそれぞれの電荷転送路に電荷
検出手段を設けるものであるので、本発明によれば、電
荷検出手段の動作速度の2倍の動作速度の電荷転送装置
を得ることができる。
【0028】また、本発明のものは、電荷転送装置その
ものを並置するものではないので、使用面積の大幅な増
加やクロック配線の複雑化等を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図。
【図2】図1のX−X線断面図。
【図3】図2の断面におけるポテンシャル図。
【図4】従来例の断面図。
【図5】図4の断面のポテンシャル図。
【符号の説明】
1…p型半導体基板、    2…n型不純物層、  
  3、5…絶縁膜、    4…第1のゲート電極、
    6…第2のゲート電極、    7…p型不純
物領域、8、8A、8B…出力ゲート、    9、9
A、9B…n型浮遊拡散層、    10、10A、1
0B…リセットドレイン、    11、11A、11
B…リセットゲート、12、12A、12B…出力トラ
ンジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電荷転送部と、電荷検出部とを具備す
    る電荷転送装置において、電荷転送部において一本であ
    った電荷転送路が電荷検出部に至って前記電荷転送部の
    電荷転送路から交互に電荷の転送を受ける2つの電荷転
    送路に分岐されかつ分岐されたそれぞれの電荷転送路に
    出力ゲート、リセットトランジスタおよび出力トランジ
    スタを有する電荷検出手段が備えられていることを特徴
    とする電荷転送装置。
JP12494191A 1991-04-26 1991-04-26 電荷転送装置 Pending JPH04328836A (ja)

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JP12494191A JPH04328836A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 電荷転送装置

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JPH04328836A true JPH04328836A (ja) 1992-11-17

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ID=14897983

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009277738A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Brainvision Inc 固体撮像素子の画素構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5218141A (en) * 1975-08-01 1977-02-10 Nec Corp Drive method of charge coupling element
JPS5484948A (en) * 1977-12-20 1979-07-06 Toshiba Corp Output circut for charge transfer element
JPH01251756A (ja) * 1988-03-31 1989-10-06 Toshiba Corp 電荷結合装置

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