JPH0432880A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0432880A
JPH0432880A JP2138604A JP13860490A JPH0432880A JP H0432880 A JPH0432880 A JP H0432880A JP 2138604 A JP2138604 A JP 2138604A JP 13860490 A JP13860490 A JP 13860490A JP H0432880 A JPH0432880 A JP H0432880A
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JP
Japan
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developer
layer
magnet
regulating member
sleeve
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Pending
Application number
JP2138604A
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English (en)
Inventor
Atsuhiko Irie
入江 敦彦
Masanori Matsuda
松田 政準
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真現像装置に関するもので。
より詳細には、現像剤搬送部材面に形成される現像剤磁
気ブラシを均−且つ充分な薄層に形成することによって
、現像の際の画像色れを解消し、濃度ムラ及びカブリ等
が見られない優れた画像を形成し得る現像装置に関する
(従来の技術) 商業的な電子写真複写機における現像装置においては、
磁気ブラシ現像法が広く使用されており。
例えば磁性キャリヤと顕電性トナーとの混合物から成る
二成分系現像剤或いはそれ自体磁性粉を有する一成分系
磁性現像剤を帯電させて、内部に磁石を有する現像剤搬
送部材(スリーブ)上に現像剤の磁気ブラシを形成させ
、この磁気ブラシを静電像を有する感光体表面に迄移動
させ、該表面をバイアス電界の下で磁気ブラシで摺擦さ
せることにより画像形成を行っている。
また、スリーブ面には近接して現像剤量規!1部材(ド
クターブレード)が設けられ、 ドクターブレードは流
れてくる現像剤の磁気ブラシ化した穂先を削りとって、
感光体面に供給する現像剤の量を規制している。 ドク
ターブレードは磁気ブラシを薄層で且つ均一に形成する
ことが目的であり。
現像剤を多く供給し過ぎてカブリがでたり、また。
濃度ムラが生じたりしないようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の一成分系現像法では、ドクターブレードにアルミ
ニウムブレードが用いられ、穂切りギャップ(スリーブ
とブレードとの距離)が約100μmとなっている。し
かしながら、このような従来の現像剤量規I#+1部材
は、以下の課題を有している。
11のg題としては、従来のドクターブレードは現像剤
を単に物理的に制限しているだけで、穂切りギャップの
精度(公差)に余裕がないため、高精度に制御するには
ブレードの取り付けを厳しくするしかない。このため、
ブレードのt1節がうまく行かない場合はカブリ等が生
じ易くなる。
j[2のHMとしては、現像剤は攪拌された後にブレー
ドに送られるが、現像剤は攪拌状態によって密度或は濃
度にムラを生じながらブレードに送られブレードでは単
なる物理的処理に終わるため、スリーブ上に均一な現像
剤層あるいは磁気ブラシが形成されないことがある。こ
のような場合には現像の際に画質が不均一となる。jI
3のa題としては、ブレードに送ら九る現像剤はその帯
電状態にムラを生じている場合があり、現像剤はブレー
ドによって電気的に何等処理を受けないため、感光体に
運ばれる未帯電の現像剤の割合を多く含むこととなる。
このため、現像の際に画像が不均一となる。II4のy
A題としては、攪#現像剤には逆極性の現像剤(感光体
と同fli)のものが存在している場合があり、このよ
うな現像剤が従来のブレードを通って感光体に送られる
と、現像の際に画質の低下及び乱れの原因となる。
また、このようなことに鑑み、従来ブレードをマグネッ
トで形成したものがあり、このマグネットで磁性現像剤
を磁気吸引するものが提案されている。しかしながら、
このようなマグネットをブレードに使用した場合、ある
程度の作用が期待できるものの、穂切りギャップに充分
な余裕を持たせて、スリーブ上の現像剤層を充分な薄層
に形成することが容易でない。
したがって、本発明の目的は静電像を支持する支持体へ
粉末現像剤を精度よく送って、現像の際に画像乱れ、濃
度ムラ及びカブリ等が見られない優れた画像を形成し得
る現像装置を提供することにある。
本発明はまた、現像剤量規制部材と現像剤搬送部材との
間の穂切りギャップに充分に余裕を持たせて現像剤の充
分な薄層を形成させることのできる現像装置を提供する
ことにある。
本発明の目的は更に、スリーブ上の現像剤層の密度を均
一にし、感光体に供給する現像剤の未帯電のものの割合
を減らし、しかも感光体に供給する現像剤の逆極性のも
のを減らして、現像の際に優れた画像を形成し得る電子
写真用現像装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、静電像を支持する支持体と、粉末現像
剤を帯電させる機構と、帯電された磁性粉末現像剤を磁
気的吸引力によって表面に保持して搬送すると共に、該
現像剤を前記支持体の静電像部に付与する現像剤搬送部
材と、前記搬送部材に近接され現像剤の供給量を調整す
る現像剤量規制部材と、からなり、該規制部材がマグネ
ットとエレクトレット誘電体層を有しており、a現像剤
量規制部材のマグネットは対向する前fi!搬送部材の
マグネット部と同極で、且つ該エレクトレット層が前記
帯電現像剤の帯電極と同極であることを特徴とする現像
装置が提供される。
また1本発明は前記エレクトレット層がフッ素系樹脂で
あることを特徴とすることができる。
現像剤としては、磁性キャリヤと顕電性トナーとから成
る二成分系現像剤も使用できるし、磁性粉を含有する一
成分系磁性トナーも使用できる。
(作 用) 本発明では、内部にマグネットと表面にエレクトレッド
層を有する現像剤搬送部材(以下、スリーブという、)
を使用し、スリーブ上に現像剤層あるいはこの磁気ブラ
シを形成させ、スリーブに近接して設けた現像剤量規制
部材によって、現像剤層を薄層化して、その密度を均一
にして、且つその帯電量を均一にした後に静電潜像支持
体(以下、感光体という。)に送る。スリーブ内のマグ
ネットは、現像剤を磁気ブラシの形で搬送し且つ感光体
と接触させるために必要である。エレクトレットは永久
的電気分極作用を示す誘電体であるが2本発明では、こ
のエレクトレットの層が現像剤粒子の帯電極性と同極性
となるように設けられる。また、マグネットも磁性極が
対向する搬送部材のマグネットと同極である。
攪拌後の現像剤は帯電され、且つスリーブのマグネット
に吸引された状態でスリーブ面に保持され、前記現像剤
量規制部材とスリーブとの間、即ち穂切りギャップを通
過する。規制部材にはエレクトレット層が設けられてい
るため、そこには電荷の分極による電位が生じており、
その電位は帯電現像剤と同極である。また、規制部材と
対向するスリーブ面の磁極(スリーブには固定されたN
S極が交互に存在する。)1例えばN極面であれば、規
制部材のマグネットはN極となっており、対向面がS極
になっていればそれはSliとなっている。規制部材の
マグネットは当然のことながらスリーブのマグネットの
磁力より/hさくなっている。
さて、現像剤が規Il!1部材とスリーブとの間を通過
する時、現像剤は規制部材によって物理的に量が制限さ
れる他に、磁性現像剤の大部分はスリーブの磁気的影響
力が大であるためスリーブの極に従って磁化するものが
多くなることが理解され。
スリーブ側での磁気的影響力を受けた現像剤は鏡像力、
即ち同極の規制部材のマグネットによって反発力を受け
る。また、規制部材の側にある磁性現像剤は規制部材に
吸引されて、規制部材に磁化されスリーブに対して鏡像
力による反発を示すこととなるが、この場合、エレクト
レット層によって現像剤は電気的な反発力を受けている
。このため、規制部材のマグネットの吸引力よりエレク
トレット層の電気的反発力が強い場合、規制部材の側に
はほとんど現像剤が付かないことが理解される。よって
、はとんどの現像剤はスリーブ上にあり、その現像剤は
規制部材の電気的反発力及び磁気的反発力により強い圧
IiN集がスリーブ上でかかり、この強い圧縮凝集が穂
切りギャップの精度に余裕を与え、現像剤の密度を均一
にすることになる。
この原理を説明するための112図において、スリーブ
は16、スリーブ内マグネットは30.31、感光体は
22、攪拌現像剤は18、現像剤量規制部材は2o、及
びエレクトレット層は40、規制部材のマグネットは4
1である。磁性現像剤粒子ユ8は、例えば負に帯電して
おり、スリーブ16で磁気ブラシを形成して感光体22
へと運ばれる。エレクトレット層40は、その外表面が
現像剤粒子18と同極の電荷となるようになっている。
また、スリーブ16のマグネット30は規制部材20と
対向し、マグネット30とマグネット41は同極である
現像剤18は現像剤量規制部材20によっである程度規
制され、通過中の現像剤はスリーブ20とエレクトレッ
ト40との間で、規制部材20から電気的及び磁気的に
強く圧縮される。これは前述のエレクトレット40の電
気的反発力とマグネット41の磁気的反発力と、スリー
ブ16の磁気的吸引力によるものである。現像剤が圧縮
されて密な状態となることは、現像剤層の体積が小さく
なり、穂切りギャップの幅より薄層に形成され得る。こ
れは従来の物理的な作用による規制を更に電気的及び磁
気的に規制しており、従来に比して穂切りギャップを広
げても良いことを意味し、そのギャップ精度の要求がゆ
るやかとなることが理解される。また、エレクトレット
40とスリーブ16間に位置する現像剤磁気ブラシ或は
現像剤層は密で隙間のない状態となり、その密度或は濃
度が均一となり、しかもその密度自体の値も攪拌時の現
像剤の密度或は濃度ムラに何等影響されずほぼ一定にな
りやすい。密度が均一となることは、前述したように供
給現像剤量を均一にする作用であるが、攪拌時の密度自
体の値が影響されないことは、穂切りギャップ間の精度
誤差が少なくなり。
公差に余裕がでることが理解される。
また、規制部材を通過する現像剤は、エレクトレット層
によって静電気的影響を受けており、攪拌現像剤中に生
じた不均一な帯電状態はエレクトレットの電気作用によ
って均一にされ、未帯電現像剤や逆極性現像剤の割合が
軽減される傾向にある。
(実施例) 以下、添付図面に従って、本発明に係る現像装置の好ま
しい実施例を詳述する。
111図は本発明に用いる現像装置の原理的な説明図で
あり、本発明の現像装置はこのような構造に限るもので
はない。
III図に示すように通常の現像装置2にはボックス状
の現像剤供給機構4が設けられ、その上方から現像剤6
が供給される。現像剤6はフィーダー付き供給口8を介
して下方の現像@10内に供給され、現像器lo内の攪
拌器12.12によって攪拌(二成分系現像剤の場合は
キャリヤと共にする。)されて帯電される。
現像器10内には多数の磁極を備えた現像スリーブ16
が配せられ、現像スリーブ16には摩擦帯電を得た後の
現像剤14が供給され、更にスリーブ表面には現像剤に
よって磁気ブラシュ8が形成される。磁気ブラシはドク
ターブレード2oによって穂立ち長さがl[*され、電
子写真感光体ドラム22の感光層24のニップ位置まで
搬送される。感光体ドラム22は現像スリーブ16から
の距離D D−5を置いて配せられ、現像スリーブ16
及び感光体ドラム22は機枠(図示せず)に回転可能に
支持されてニップ位置における移動方向(矢印)が同方
向(または逆方向)となるように駆動される。
感光体ドラム22の周囲には、可変高電圧電源25に接
続されたコロナチャージャー26及び露光用光学系28
が前記現像器10の上流側に配せられて所定の表面電位
の静電潜像を形成し得るようになっている。また、感光
体ドラム22と現像スリーブ12との間には、電圧調整
機構30を備えたバイアス電源33が接続され、感光層
24上の表面電位と同極でしかも該表面電位よりも低い
任意の値(バイアス電位)が印加できる様になっている
。更に、感光層24の周囲で現像部の下流には現像剤像
を複写紙に転写するための転写機構34が設けられてい
る。
このような構成において、現像剤14は現像スリーブ1
2上で磁気ブラシ18を形成し、ドクターブレード20
によって規制を受けた後、ニップ位置で感光層24の静
電潜像と反応して感光層24上に現像剤の可視像を形成
する。形成可視像は転写機構34で複写紙に転写される
第2図は本発明に係る現像装置の要部説明図であり、エ
レクトレット層が現像剤と同極にあるものである。第2
図に示すようにドクターブレード20の外表層にはエレ
クトレット誘電体層40が形成されている。また、エレ
クトレット層40内にはマグネットで形成されたブレー
ド基体41から成っている。磁性現像剤粒子18は、例
えば負に帯電した場合、エレクトレット層40はその外
表面は現像剤粒子9と同極の電荷となるように、この場
合負に帯電されている。 また、ブレード基体41の磁
極は、対向するスリーブ内部のマグネットと同極になっ
ており、この場合、スリーブ面がN極であると、ブレー
ド基体41もN極である。
エレクトレットの材料としては、永久電気分極可能な膜
形成性素材であれば、有機のものでも無機のものでも何
れの素材でも使用可能であるが、エレクトレット化の容
易さ及び被覆形成の容易さの点では各種高分子材料が好
適である。その適当な例は、これに限定されないが、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレン−ブテン共重合
体、イオン架橋オレフィン共重合体、エチレン−アクリ
ル共重合体等のオレフィン系樹脂; ポリフッ化ビニル
、ポリフッ化ビニリデン、フン化ビニル/フン化ビニリ
デン共重合体、四フン化エチレン樹脂(P丁FE) 、
  四フッ化エチレンーパーフルオロアルコキシエチレ
ン フ化エチレンー六フン化プロピレン共重合樹脂(FEP
樹n)等のフッ素樹脂; ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ
オレフィン等の塩素樹n:ポリエチレンテレフタレート
、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート等の熱可塑性ポリエステル; ナイロン6、ナイロ
ン12.ナイロン66、ナイロン610等のポリアミド
;各種アクリル系樹脂等が単独或いは2種以上の組合せ
で使用される。これらの内でも、PTFE樹脂、PFA
樹脂、 FEP樹脂等のフッ素樹脂が臨界表面張力の面
でよく、電荷の保持性がよく、耐久性もよいことから好
ましい。
エレクトレットの生成は、熱エレクトレツト化法、エレ
クトロエレクトレット化法、放射線エレクトレット化法
、光エレクトレット化法等のそれ自体公知の任意の方法
を、用いる高分子の種類に応じて適用することにより行
われる。上記高分子、特にフッ素樹脂に対しては熱エレ
クトレツト化法やエレクトロエレクトレット化法が有利
に適用される。
また、現像ブレード表面に、エレクトレット層を設ける
には、ブレード表面にエレクトレット化されていない高
分子フィルムの層を設け、次いで前述した手段でこの高
分子フィルム層をエレクトレット化してもよく、或いは
エレクトレット化フィルムをブレード表面に接着剤層を
介して貼り合せてもよい、前者の方法が一般に有利であ
る。
エレクトレット層40は、その厚みが0.005乃至2
.Owxa、、  特に0.01乃至0.1−がのぞま
しく、電荷密度σは5 ×l Q−1@乃至2X10−
?e/crrr、特に1o−9乃至1.5 X 10−
’e/an(の範囲にあることが望ましい、厚みが前記
範囲にある場合加工性がよい、また厚みは電荷密度に大
きく影響し、エレクトレット層が薄くなるにしたがって
電荷密度を向上させる。電荷密度が前記範囲内であれば
、ブレードを通過する現像剤を精度の良い薄層とし、そ
の密度も均一なものとする。しかも、現像剤の電荷に充
分な影響を与え、現像剤の電荷を均一にすることができ
る。また、エレクトレット層の表面電位ES  は20
0乃至1000V、特に300乃至900vの範囲にあ
ることが望ましい。  ブレード基体41の磁極は、対
向するスリーブ面の磁極と同極であって、それが永久磁
石にによるものであってもよく、また電磁石であっても
よい。基体の磁力は、エレクトレット層の厚みにも左右
されるが、エレクトレット層表面での磁束密度が10乃
至500ガウス、特に2o乃至3Q○ガウスのものが望
ましい。
現像スリーブとドクターブレードとの間、即ち穂切りギ
ャップDは0.05乃至2 、0 m、  特に0.1
乃至1.5mの範囲を満たすように設定することが望ま
しい。このような設定幅においては、スリーブ上に形成
される現像剤層D′は、Dより薄くなる。
またこのような範囲において、スリーブ上の現像剤の均
一な層厚を最か0.05誼までの調整が可能となり、密
度が高くなる。磁気ブラシの現像剤層D′は、現像剤の
種類にもよるが、二成分系磁性現像剤の場合は0.5乃
至3.○ll11.−成分系現像剤の場合は0.1乃至
1. 011111の範囲内にあるのがよい。
本発明において、現像スリーブ(現像剤搬送部材)内の
磁極は、キャリヤ引きを生じない範囲内で磁束密度の比
較的小さいものがよく、一般に400乃至1200ガウ
ス、特i:50073至1000ガウスのものがよい、
現像スリーブの回転数は現像剤の飛散を生じない範囲内
で比較的大きい範囲内にあるのがよく、一般にその周速
は5乃至100 cm/ see、特ニ10 乃至80
 cm/ sec (1)範囲内にあるのがよい、また
、現像スリーブと感光層との距離DD−5は、二成分系
現像剤の場合は0.5乃至3.51−−成分系現像剤の
場合は0. 1乃至1.0Hの範囲が適当である。
本発明において、感光体としては、従来電子写真法に使
用されている感光体、例えばセレン感光体、非晶質シリ
コン感光体、酸化亜鉛感光体、セレン化カドミウム感光
体、硫化カドミウム感光体、各種有1!!感光体等が全
て使用される。
二成分系磁性現像剤としては磁性キャリヤと、顕電性ト
ナーとの混合物が使用され、ここで磁性キャリヤとして
は、フェライトキャリヤや鉄粉系キャリヤが使用される
。フェライトキャリヤとしては1例えば酸化鉄亜鉛(Z
nFe204) 、 mll銑鉄イツトリウムY3Fe
5O12)、酸化鉄カドミニウム(CdFe204)、
酸化鉄ガドリニウム(Gd3Fa5012)、酸化鉄鋼
(CuFe204)、酸化鉄錯(PbFe12019)
、酸化鉄ニッケル(NiFe204)、酸化鉄ネオジウ
ム(NdFeO幻、酸化鉄バリウム(BaFe1201
9)、酸化鉄マグネシウム(にzFe204)、酸化鉄
マンガン(MnFe204)、酸化鉄ランタン(LaF
e03)等の1種或いは2種以上から成る組成の焼結フ
ェライト粒子が使用さtており、特にCu、 Zn、 
 Ng、Mn及びNiから成る群より選ばれた金属成分
の伊なくとも1種、好適には2種以上含有するソフトフ
ェライト、例えば銅−亜鉛−マグネシウムフェライトや
、それらの粒子を樹脂等でコートしたものが使用され、
その粒径は30乃至120μm、特に40乃至100μ
mで、飽和磁化は40乃至70 emu/g、特に45
乃至65emυ7gの範囲内にあるものが有利に使用さ
れる。その体積固有抵抗は10’乃至1012Ω工の範
囲にあるのがよい。
本発明に用いるトナーは、定着用樹脂媒質中に着色剤及
び電荷制御剤或いは更にそれ自体周知のトナー用配合剤
を配合したものである。本発明に用いるトナーは、I 
X 10s乃至3X109Ω・cL 特に2X10’乃
至8X10IlΩ”amの体積固有抵抗を有するのが好
ましく、またその誘電率は2.5乃至4.5、特に3.
0乃至4.0のI!囲にあるのが望ましい。
トナー用の定着用樹脂媒質、着色剤、電荷制御剤及びそ
の他のトナー用配合剤は上記特性が得られるように選択
し組合せるのがよい。先ず定着用樹脂媒質としては、ス
チレン系樹脂、アクリル系樹脂或いはスチレン−アクリ
ル系共重合体m脂が一般に使用される。
これらの樹脂に用いる、スチレン系単量体としては、下
記式(2) 式中、R1は水素原子、低級(炭素数4以下の)アルキ
ル基、或いはハロゲン原子であり、R2は低級アルキル
基、ハロゲン原子等の置換基であり。
nはゼロを含む2以下の整数である、 で表わされる単量体、例えばスチレン、ビニルトルエン
、 α−メチルスチレン、α−クロルスチレン、ビニル
キシレン等やビニルナフタレン等を挙げることができる
。この中でも、スチレンが好適である。
一方、アクリル系単量体としては、 式中、R3は水素原子または低級アルキル基であり、R
4は水素原子又は炭素数18迄のアルキル基である、 で表わされる単量体、例えばエチルアクリレート、メチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタク
リレート、2−エチルへキシルアクリレート、 2−エ
チルへキシルメタクリレート、 アクリル酸、メタクリ
ル酸等である。アクリル系単量体としては、上述したも
のの他に他のエチレン系不飽和カルボン酸乃至その無水
物、例えば無水マレイン酸、フマル酸、マレイン酸、ク
ロトン酸、イタコン酸等を用いることもできる。
スチレン−アクリル系共重合体樹脂は、樹脂媒質として
好適なものの一つであり、スチレン系単量体(A)とア
クリル系単量体(B)とは、A:B=50:  50乃
至90:  10、特i、m60:40乃至85:15
の範囲とするのがよい、また、用いる樹脂は、一般に0
乃至25の酸価を有するのが好ましい。また、定着性の
見地から50乃至65℃のガラス転移温度(Tg)を有
するのが良い。
樹脂中に含有させる着色剤としては、次に示す無機又は
有機の顔料や染料等が単独又は2種以上の組合せで使用
される。ファーネスブラック、チャンネルブラック等の
カーボンブラック; 四三酸化鉄等の鉄黒;ルチル型又
はアナターゼ型等の二酸化チタン; フタロシアニンブ
ルー; フタロシアニングリーン; カドミウムイエロ
ー; モリブデンオレンジ; ビラゾロンレンド; フ
ァストバイオレットB等。
電荷制御剤としては、それ自体公知の任意の電荷制御剤
、例えば、ニグロシンベース(CI50415)、オイ
ルブラック(CI26150)、スピロンブランク等の
油溶性染料や、1:1型或いは2:1型金属錯塩染料、
ナフテン酸金属塩、脂肪酸や石鹸、樹脂酸石鹸等が使用
される。
トナー粒子の粒径は、コールタ−カウンターで測定した
粒径は体積基準メジアン径で8乃至14μ園、特に10
乃至12μ朧の範囲にあるのがよく、また粒子径状は溶
融混練・粉砕法で製造された不定形のものでも、また分
散乃至懸濁重合法で製造された球状のものでもよい。
トナーと磁性キャリヤとの混合比率は、上記トナー及び
磁性キャリヤの物性によっても相違するが重量比で一般
に1: 99乃至10:90、特に2: 98乃至5:
 95の範囲内にあることが望ましい。また、現像剤全
体としての電気抵抗は、5X109乃至5 X 101
0Ω’Cm、特にI X I O10乃至4.XlQ1
0Ω・cmの範囲にあることが本発明の目的に好ましい
本発明に用いる一成分系磁性現像剤としては、上記顕電
性トナー組成物中に磁性粉を全体に当り30乃至70重
量%、特に4o乃至60重量%含有せしめたものが使用
される。磁性粉としては、粒径が0. 1乃至3μmの
範囲にある四三酸化鉄(マグネタイト)やフェライト、
特に前述した化学組成のものが使用される。他の成分は
、二成分系トナーにおける前述した各配合成分と同様で
あってよい。
前記のごとく構成された本発明によれば、−成分系或は
二成分系の帯電された現像剤18は、ブレード20によ
っである程度規制され1通過中のの現像剤18はエレク
トレット層4oからの反発力を受ける。エレクトレット
層40は表面電位ESを付与している。現像剤18は第
2図に示すように穂がスリーブ2oとエレクトレット層
40との間で出来るだけ圧縮される。
これはエレクトレット層40の表面電位ESに対する帯
電した現像剤18が電気的反発力を受けるからである。
また、現像剤18は磁性材料であるり、スリーブ面及び
ブレード基体41から磁気吸引力を受ける。しかし、ブ
レード基体41の磁気的吸引力はエレクトレット層の電
気的反発力よって相殺される。このため、大部分の現像
剤がスリーブ面に近づきスリーブ面の磁極に磁化され、
対向するブレード基体41の磁力と同極、即ち鏡像力を
受けて逆に反発を大きく受ける傾向にある。
このため、現像剤はエレクトレット層とブレード基体の
マグネットによって強く反発を受ける。
従って、エレクトレット40とスリーブ16間に位置す
る現像剤磁気ブラシは圧縮されて隙間のない密な状態と
なりその密度或は濃度が均一となる。また、現像剤は圧
縮して体積が小さくなり、ギャップの半分程度の薄層と
なる。これは前述したようにギャップ精度の要求を緩い
ものにして、しかもブレード面に現像剤の付着がみられ
ずギャップづまりを防止している。また、現像剤の穂立
ちが常に圧縮凝集を受けた状態であるが故に、スリーブ
20とエレクトレット40を通過する現像剤の濃度乃至
密度は所定の定まフた値をとる。これは、従来のように
濃度または密度がバラ付いた状態ではないので、穂切り
ギャップの幅の調整が敏感に対応することになり、その
公差に余裕がでてくる。
本発明を次の実験例で更に説明する。
実験例1 ブレードのエレクトレット層の厚みが0.02511L
 電荷密度が−3,7X 10−”c/cm、表面張力
18 dyne/amとし1表面電位ESを一500v
とし、現像剤の帯電電荷と同極とした。
ブレード基体のマグネットの磁束密度を100ガウスと
し、対向するスリーブ面の磁極と同極とした。
また、穂切りギャップ0.3μmとした。
このようなブレードを無定形セレン感光体を用いる三田
工業株式会社製電子写真複写機DC−112C改良機に
装着し、次の条件で転写及び定着を行った。
感光層周速        :  13.5 c++/
see現像スリーブ周速     :  27  c+
n/see感光層/スリーブ回転方式 二  順方向ス
リーブ内磁極      :  SOOガウス感光感光
層スリー1離距離DD : 0.15mm現像剤ニー成
分磁性現像剤 評価 (1)得られた複写物の画像濃度は1.37で、カブリ
濃度は0.003であった。
(2)現像剤層(穂の長さ)は0.15であった。
(3)画像濃度ムラは、0.08以下であった。
(発明の効果) 以上、説明したように本発明によれば、 ドクターブレ
ードにエレクトレット層を設けたので、帯電した現像剤
層は、ブレードとスリーブとの間にあって、電気的反発
力の作用により、スリーブ上で圧縮を受け、その密度が
均−且つ所定の値となる。このため、支持体に供給され
る現像剤は密度の均一な薄層となり、現像の際に画像ム
ラ等がない優れた画像が提供できる。また、この場合、
穂切りギャップの輻及びその精度に余裕がでるので、ブ
レードの調整が容易となり、現像剤が過剰供給し過ぎて
カブリ等を生じさせることがない。
また、エレクトレットは現像剤に電気的に作用するため
、支持体に供給される現像剤は帯電性が良く、特に同極
においては支持体の潜像部に良好に転写して優れた画像
が形成される。更に、エレクトレット層の反発力を利用
して、ブレード基体をマグネットとしてスリーブ面と同
極としたので、スリーブ上の現像剤は一層圧縮凝集傾向
にあり、現像剤のより薄層化が達成され、カブリのない
優れた画像を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
IF5図は本発明に係る現像装置の原理を説明する図で
あり、第2図は第1図の要部断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静電像を支持する支持体と、粉末現像剤を帯電さ
    せる機構と、 帯電された磁性粉末現像剤を磁気的吸引力によって表面
    に保持して搬送すると共に、該現像剤を前記支持体の静
    電像部に付与する現像剤搬送部材と、 前記搬送部材に近接され現像剤の供給量を調整する現像
    剤量規制部材と、からなり、 該規制部材がマグネットとエレクトレット誘電体層を有
    しており、該現像剤量規制部材のマグネットは対向する
    前記搬送部材のマグネット部と同極で、且つ該エレクト
    レット層が前記帯電現像剤の帯電極と同極であることを
    特徴とする現像装置。
  2. (2)エレクトレット層がフッ素系樹脂であることを特
    徴とする請求項第1項または第2項記載の現像装置。
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