JP3133875B2 - 小径スリーブを用いる現像方法及びそれに用いる現像剤用トナー - Google Patents

小径スリーブを用いる現像方法及びそれに用いる現像剤用トナー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小径スリーブを用いる
現像方法及びそれに用いる現像剤用トナーに関するもの
で、より詳細には、小径スリーブを用いる現像に際し
て、トナー落ちがなく、カブリの発生が少なく、トナー
の転写効率にも優れている、二成分系磁性現像剤を用い
る現像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体上に形成される静電荷像
を現像するための現像剤として、所謂二成分系磁性現像
剤が広く使用されている。
【0003】この二成分系磁性現像剤は、鉄粉、フェラ
イト粒子等から成る磁性キャリアーと、着色樹脂組成物
から成る顕電性トナーとの組成物から構成されている。
現像に際しては、磁性キャリアーとトナーとを混合する
ことによって、トナー粒子を一定極性に帯電させ、この
混合物を磁気ブラシの形で感光体に迄搬送すると共に感
光体表面を磁気ブラシで摺擦し、帯電トナーを感光体表
面の電荷像に吸着保持せしめて、可視像を形成させる。
トナーの流動性を改善すべく、トナー粒子の表面に疎水
性微粉シリカを外添することも知られている。
【0004】トナー粒子の摩擦帯電による極性を一定に
制御すべく、トナー粒子中に帯電制御剤を含有させるの
が一般的であり、負帯電性トナーに対しては、含金属錯
塩染料やオキシカルボン酸の金属錯体等の負電荷制御剤
(例えば特開平3−67268号公報)が使用され、正
帯電性トナーに対しては、ニグロシン等の油溶性染料や
アミン系制御剤等の正帯電性制御剤(例えば特開昭56
−106249号公報)が使用されている。
【0005】二成分系磁性現像剤用トナーとして、磁性
トナーを使用することも古くから知られており、例えば
前記特開昭56−106249号公報や特開昭59−1
62563号公報には、トナー中に磁性粉を含有させた
磁性粉内添トナーを用いることが記載され、一方前記特
開平3−67268号公報には、トナー母体にシリカ粉
末及び磁性粉を添加混合した磁性粉外添トナーが記載さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、パーソナルユー
スの複写機や、小型化されたプリンター或いはFAX等
においては、現像部分を小型化すべく、小径の感光体ド
ラム(以下単に小径ドラムと呼ぶことがある)及び小径
の現像スリーブ(以下単に小径スリーブと呼ぶことがあ
る)を用いる必要性が高まりつつある。
【0007】しかしながら、小径ドラム及び小径スリー
ブを用いる現像方式では、トナー落ち(トナー飛散)や
カブリの発生が、通常のドラム及びスリーブを用いる場
合に比して著しいという問題がある。
【0008】これは、小径ドラム及び小径スリーブを用
いる場合には、両者の接近域に形成される現像帯域の幅
が大径の場合に比してどうしても小さくなり、磁気ブラ
シの掻き取り効果が小さくなることと、スリーブが小径
となって、現像剤の攪拌効果が小さくなっていることと
に関連している。
【0009】従って、本発明の目的は、小径スリーブを
用いる現像に際して、トナー落ちがなく、カブリの発生
が少なく、トナーの転写効率にも優れている、二成分系
磁性現像剤を用いる現像方法を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、小径ド
ラム、小径現像スリーブ及び二成分系磁性現像剤を用い
る現像方法において、現像スリーブが0.2乃至0.0
5の曲率(mm−1、1/R)を有する小径現像スリー
ブであり且つ二成分系磁性現像剤のトナーが飽和磁化が
70emu/g以上の磁性材料微粒子と疎水性シリカ微
粒子とが外添されたトナーであり、該疎水性シリカ微粒
子として、磁性材料微粒子の粒径の1/10乃至1/3
0の粒径(一次粒径)を有するポリメチルシリル基含有
化合物で処理された気相法シリカを用いることを特徴と
する現像方法が提供される。
【0011】本発明によればまた、小径ドラム及び小径
現像スリーブに適用する二成分系磁性現像剤用トナーに
おいて、前記二成分系磁性現像剤のトナーが、粒径0.
1乃至1.0μmで飽和磁化が70emu/g以上、特
に75emu/g以上のマグネタイト0.2乃至0.6
重量%及び該マグネタイトの粒径の1/10乃至1/3
0の粒径(一次粒径)を有するポリメチルシリル基含有
化合物で処理された気相法シリカ0.2乃至0.6重量
%が外添されて成ることを特徴とするトナーが提供され
る。
【0012】
【作用】小径ドラム、小径現像スリーブ及び二成分系磁
性現像剤を用いる現像方法において、トナー落ち及びか
ぶりが発生する理由は、小径スリーブでは、現像剤の搬
送距離が短いため、現像剤(磁気ブラシ)の混合による
トナーの帯電がどうしても不足がちになること、及び小
径スリーブを使用すると、小径ドラムとの間に形成され
る現像領域の幅がどうしても狭くなり、磁気ブラシによ
る掻き取り効果が少なくなることが挙げられる。
【0013】本発明によれば、0.2乃至0.05の曲
率を有する小径現像スリーブを使用しても、飽和磁化が
70emu/g以上、特に75emu/g以上の磁性材
料微粒子と疎水性シリカ微粒子とをトナーに外添するこ
とにより、トナー落ち、かぶりを有効に防止でき、更に
トナーの転写効率をも高めることができる。
【0014】後述する実施例及び比較例を参照された
い。飽和磁化が70emu/g未満の磁性材料微粒子
を、疎水性シリカと共にトナーに外添した二成分系磁性
現像剤を径10mm(曲率0.2)の小径現像スリーブ
に用いた場合には、かなりのトナー落ちが発生し、また
かぶり濃度も0.009にもなる(比較例2)のに対し
て、本発明に従い、飽和磁化が70emu/g以上の磁
性材料微粒子を、疎水性シリカと共にトナーに外添した
二成分系磁性現像剤を同様の小径現像スリーブに適用し
た場合には、トナー落ちが解消され、またかぶり濃度も
0.003以下に抑制することが可能となるのである。
また、磁性材料微粒子を外添していない二成分系磁性現
像剤を用いた場合(比較例4)には、トナーの転写効率
は78%程度にすぎないのに対して、本発明の場合に
は、この転写効率を85%以上に向上させることができ
る。
【0015】本発明において、飽和磁化が70emu/
g以上、特に75emu/g以上の磁性材料微粒子をト
ナーに外添することにより、小径現像スリーブを用いる
場合のトナー落ちが解消される理由は、小径現像スリー
ブを用いる現像では、混合不足により、トナー粒子とキ
ャリアーとのクーロン力による結合が弱くなるのに対し
て、本発明では、トナーに対して、特定の飽和磁化を有
する磁性材料微粒子を外添することにより、トナー対キ
ャリアーのクーロン力に加えて、トナー対キャリアの磁
気的吸引力でトナー飛散が防止されるためと思われる。
【0016】また、トナー粒子とキャリアーとの吸引力
が増強されることにより、現像域における磁気ブラシの
掻き取り効果も増大し、かぶり濃度の増大も抑制される
ものである。
【0017】磁性材料微粒子の飽和磁化が上記範囲より
も小さい場合には、トナー落ちを防止し、かぶりを少な
くするのに有効ではない。
【0018】小径現像スリーブの曲率(C)と磁性材料
微粒子の飽和磁化(M)との間にはかなり密接な関係が
あり、一般に下記経験式、 「数1」M=120C+A 式中、Aは64乃至74、特に66乃至72の数であ
る。を満足することが好ましい。即ち、Mの値が上記範
囲よりも小さいと、トナー飛散やかぶり防止が不満足と
なり、一方上記範囲よりも大きいと、画像濃度が低下す
る傾向がある。
【0019】一般に、トナーには粉体的流動性を改善す
るため、微粒子シリカ等の流動性改良剤を外添により付
着させ使用しているが、本発明においては、この流動性
改良剤中に磁性材料微粒子を介在させることにより、ト
ナー像と感光体表面との間のファン・デル・ワールス力
による結合を弱めて、トナー像の剥離が容易に行われる
ようにし、これによりトナー像転写工程での転写効率を
向上させることも可能となる。
【0020】本発明では、トナー当り磁性材料微粒子が
0.2乃至0.6重量%及び疎水性シリカ微粒子が0.
2乃至0.6重量%外添されていることがよい。
【0021】磁性材料微粒子の添加量が上記範囲よりも
少ないとかぶりやトナー飛散に対して十分な効果が得ら
れない場合があり、一方上記範囲よりも多いとドラムに
傷等が発生する傾向がある。また、疎水性シリカの添加
量が上記範囲よりも少ないとトナーの流動性が十分でな
い場合があり、一方上記範囲よりも多いと帯電量の上昇
により、画像濃度が低下する傾向がある。
【0022】
【発明の好適態様】
(トナー)本発明に用いるトナー粒子は、顕電性、着色
性及び定着性を有するそれ自体公知の任意のトナー粒子
であり、定着用樹脂媒質中に着色剤及び電荷制御剤或い
は更にそれ自体周知のトナー用配合剤を配合したもので
ある。
【0023】先ず定着用樹脂媒体としては、熱可塑性樹
脂や、未硬化或いは初期縮合物の形の熱硬化性樹脂が何
れも使用され、例えばポリスチレン等のビニル芳香族樹
脂、アクリル樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、石油樹
脂、ポリオレフィン樹脂等が挙げられ、これらの内でも
スチレン系樹脂、アクリル系樹脂或いはスチレン−アク
リル系共重合体樹脂が好適に使用される。
【0024】樹脂中に含有させる着色剤としては、例え
ば次に示す無機または有機の顔料や染料等が単独または
2種以上の組合せで使用されるが、勿論これに限定され
ない。ファーネスブラック、チャンネルブラック等のカ
ーボンブラック;四三酸化鉄等の鉄黒;ルチル型または
アナターゼ型等の二酸化チタン;フタロシアニンブル
ー;フタロシアニングリーン;カドミウムイエロー;モ
リブレンオレンジ;ピラゾロンレッド;ファストバイオ
レットB等。
【0025】上記顔料は、定着用樹脂媒質100重量部
当り5乃至15重量部、特に8乃至12重量部の量で使
用する。
【0026】熱定着用離型剤としては、各種ワックス類
や低分子量オレフィン系樹脂等が使用される。オレフィ
ン系樹脂は、数平均分子量(Mn)が2000乃至80
00、特に3000乃至6000の範囲にあるものがよ
い。
【0027】オレフィン系樹脂としては、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、プロピレン−エチレン共重合体が使
用されるが、ポリプロピレンが特に好適である。
【0028】電荷制御剤としては、それ自体公知の任意
の電荷制御剤、例えば、ニグロシンベース(CI50415)、オ
イルブラック(CI20150) 、スピロンブラック等の油溶性
染料や、1:1型或いは2:1型金属錯塩染料、サリチ
ル酸乃至その誘導体の金属塩、ナフテン酸金属塩、脂肪
酸や石鹸、樹脂酸石鹸等が使用される。
【0029】トナー粒子として、平均粒子径が5乃至2
0μm、特に8乃至16μmで、平均粒子径の1/2以
下のものが全体の5重量%以下である粒度分布を有する
トナーを使用するのがよい。粒子形状は溶融混練・粉砕
法で製造された不定形のものでも、また分散乃至懸濁重
合法で製造された球状のものでもよい。
【0030】本発明のトナーは、粉砕分級法、溶融造粒
法、スプレー造粒法、重合法等のそれ自体公知の方法で
製造し得るが、粉砕分級法が一般的である。これらの各
トナー成分は、ヘンシェルミキサー等の混合機で前混合
したのち、二軸押出機等の混練装置を用いて混練し、こ
の混練組成物を冷却した後、粉砕し、分級してトナーと
する。
【0031】(外添剤)本発明では、外添剤として、磁
性材料微粒子と疎水性シリカとの組み合わせを使用す
る。
【0032】磁性材料微粒子としては、それ自体公知の
磁性材料微粒子、例えば、四三酸化鉄(Fe34 )、
三二酸化鉄(γ−Fe23 )、酸化鉄亜鉛(ZnFe
2 4 )、酸化鉄イットリウム(Y3 Fe512)、酸
化鉄カドミウム(CdFe24 )、酸化鉄ガドリウム
(Gd3 Fe512)、酸化鉄銅(CuFe24 )、
酸化鉄鉛(PbFe1219)、酸化鉄ニッケル(NiF
24 )、酸化鉄ネオジウム(NdFeO3 )、酸化
鉄バリウム(BaFe1219)、酸化鉄マグネシウム
(MgFe24 )、酸化鉄マンガン(MnFe2
4 )、酸化鉄ランタン(LaFeO3 )、鉄粉(F
e)、コバルト粉(Co)、ニッケル粉(Ni)等を用
いることができる。勿論、これらの磁性材料微粒子は、
前述した飽和磁化を有するものでなければならない。
【0033】本発明の目的に特に好適な磁性粉は微粒子
状四三酸化鉄(マグネタイト)である。好適なマグネタ
イトは正8面体状で、粒子径が0.1乃至0.5μmの
ものである。このマグネタイト粒子は、シランカップリ
ング剤、チタン系カップリング剤等で表面処理されてい
てもよい。チタン系カップリング剤等で表面処理された
ものが、耐環境性の点で好ましい。また、保磁力は、1
25Oe乃至145Oeの範囲にあることが好ましい。
【0034】本発明に用いる疎水性シリカは、気相法シ
リカ、即ち塩化ケイ素の高温(火焔)加水分解法により
得られる微細シリカを、ジメチルジクロシラン、トリメ
チルクロールシランのようなシラン類等の有機珪素化合
物で処理し、表面のシラノールをオルガノシランで封鎖
することにより得られたものである。
【0035】このため、このシリカは通常の気相法シリ
カに比して高度に疎水性であり、トナー粒子に優れた耐
湿性、保存性を与える。この疎水性シリカは5乃至50
ミリミクロンの一次粒径と50乃至400m2 /gの表
面積を有することが望ましい。本発明の目的に好適な疎
水性シリカは、キャボシルTS−720(キャボット社
製)、アエロジルR−972(日本アエロジル社)の商
品名で入手し得る。
【0036】本発明においては、このような疎水性シリ
カとして、特に、磁性材料微粒子の1/10乃至1/3
0の粒径(一次粒径)を有するポリメチルシリル基含有
化合物で処理された気相法シリカを用いるのがよい
【0037】既に述べたごとく、トナー粒子に対して、
磁性材料微粒子0.2乃至0.6重量%及び疎水性シリ
カ0.2乃至0.6重量%を外添により混合し、トナー
粒子の表面に付着させる。
【0038】このまぶし混合に際して、磁性材料微粒子
は疎水性シリカ微粒子と共に前解砕された状態で外添す
るのが好ましく、この前解砕の混合比は、一般に、1:
1乃至15:1の重量比で行うのが好ましい。前解砕
は、例えばヘンシェルミキサー、ホモミキサー、ボール
ミル、アトライター等を用いて行うことができる。
【0039】本発明に用いるトナーの密度は0.33乃
至0.40g/cm3 で、またその誘電率は1乃至5の
範囲にあるのが望ましい。
【0040】(二成分系磁性現像剤)本発明に用いる二
成分系磁性現像剤は、前述したトナーと磁性キャリアー
とから成る。
【0041】磁性キャリヤとしては、四三酸化鉄、フェ
ライト、鉄粉等のそれ自体公知のものが使用される。特
にフェライト系の磁性キャリヤが好適である。平均粒子
径が50乃至150μmで、粒径50μm以下のものが
全体の1乃至10重量%を占めるような粒度分布を有す
るものを使用するのが好ましい。磁性キャリヤの密度
は、キャリヤ濃度C/Dにも依存するが、一般に密度ρ
c が3.50乃至6.50g/cm3 、特に4.00乃
至5.50g/cm3 のものが好ましい。
【0042】キャリヤの飽和磁化は30乃至70emu
/g、特に53乃至65emu/gの範囲にあるのが望
ましい。磁性キャリヤは、上記条件を満足するフェライ
トキャリヤ、特に球状のフェライトキャリヤが好適なも
のである。その粒度分布は、前述した条件を満足するも
のであるが、正規分布或いはこれに近い分布を有するも
のが好ましい。用いるキャリヤは、無コートキャリヤで
もよく、また、それ自体公知の樹脂、例えば、シリコー
ン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂等で
コートされた樹脂コートキャリヤであってもよい。
【0043】フェライトキャリヤの電気抵抗は、その化
学的組成によって変動するのは勿論であるが、その粒子
構造や製造方法或いはコーティングの種類や厚みによっ
ても変動する。一般に、その体積固有抵抗は、5×10
8 乃至5×1011Ω・cm、特に1×109 乃至1×1
11 Ω・cmの範囲にあるのがよい。
【0044】現像剤中のトナー重量分率T/Dは一般に
3乃至8%、特に3.5乃至7.5%の範囲内とするの
がよい。また、現像剤全体としての電気抵抗は、1×1
9乃至1×1011Ω・cm、特に5×109 乃至5×
1011Ω・cmの範囲にあるのがよい。
【0045】(現像法)感光体としては、従来電子写真
法に使用されている感光体、例えば、セレン感光体、非
晶質シリコン感光体、酸化亜鉛感光体、セレン化カドミ
ウム感光体、硫化カドミウム感光体、各種有機感光体等
がすべて使用される。
【0046】本発明において、導電性基体上に有機感光
層を設けた電子写真用有機感光体を用いることが好まし
く、有機感光層が樹脂媒質中に分散された電荷発生剤及
び電荷輸送剤から成る単層感光板でも、或いは導電性基
体上に電荷発生層及び電荷輸送層をこの順序に或いは逆
の順序に設けた積層感光板でもよい。
【0047】電荷発生剤としては、例えば、セレン、セ
レン−テルル、アモルファスシリコン、ピリリウム塩、
アゾ系顔料、ジスアゾ系顔料、アンサンスロン系顔料、
フタロシアニン系顔料、インジコ系顔料、スレン系顔
料、トルイジン系顔料、ピラゾリン系顔料、ペリレン系
顔料、キナクリドン系顔料等が例示され、所望の領域に
吸収波長域を有するよう、一種または二種以上混合して
用いられる。
【0048】正孔輸送剤としては、任意の正孔輸送物質
が使用され、例えばオキサジアゾール系化合物、スチリ
ル化合物、カルバゾール系化合物、有機ポリシラン化合
物、ピラゾリン化合物、ヒドラゾン化合物、トリフェニ
ルアミン系化合物、インドール系化合物、オキサゾール
系化合物、イソオキサゾール系化合物、チアゾール系化
合物、チアゾアゾール系化合物、イミダゾール系化合
物、ピラゾール系化合物、トリアゾール系化合物等の含
窒素還式化合物、縮合多還式化合物等が使用される。
【0049】一方、電子輸送剤としては、それ自体公知
のものが使用され、特にベンゾキノン化合物、ナフトキ
ノン化合物、ジフェノキノン誘導体、テトラシアノエチ
レン、テトラシアノキノジメタン、クロルアニル等の電
子吸引性材料や、あるいはこれら電子吸引性材料を高分
子化したものが使用される。
【0050】導電性基板としては、導電性を有する種々
の材料が使用でき、例えば、アルミニウム、銅、錫、白
金、金、銀、バナジウム、モリブデン、クロム、カドミ
ウム、チタン、ニッケル、インジウム、ステンレス鋼、
真鍮等の金属単体や、上記金属が蒸着またはラミネート
されたプラスチック材料、ヨウ化アルミニウム、酸化
錫、酸化インジウム等で被覆されたガラス等が例示され
る。
【0051】通常のアルミニウム素管、特に膜厚が1乃
至50μmとなるようにアルマイト処理を施した素管を
好適に用い得る。
【0052】本発明では、小径ドラムを使用できること
が顕著な利点であり、一般に曲率が0.2乃至0.05
の感光体ドラムに有利に適用できる。
【0053】現像スリーブとしては、曲率が前記範囲に
ある現像スリーブが使用され、材質としては例えば、ス
テンレス、アルミ等が使用されるが、特にアルミのサン
ドブラスト処理を施したものが現像剤の搬送性の点で好
ましい。
【0054】現像スリーブ内の現像磁極は、現像主極と
してのN1極、穂切り極としてのS1極、汲み上げ極と
してのN2極、現像剤回収極としてのS2極を備えた4
極タイプのもの、或いは、現像剤を交換する役割を果た
す極を更に加えた5極タイプのものであってよい。これ
ら現像磁極は永久磁石、電磁石等の磁界発生手段で構成
されている。
【0055】現像磁極の主極N1の磁束密度は600乃
至1200ガウス、特に画質の面から700乃至100
0ガウスの範囲にあることが望ましく、また、他の磁極
はそれぞれ500乃至1000ガウス、特に650乃至
850ガウスの範囲から適宜選択される。
【0056】穂切り機構は、極の角度の組み付け誤差に
対する安定性を考慮して、S1極とN1極の間の位置に
配置するのがよい。また、穂切りの長さとしては磁束密
度にもよるが、0.5乃至1.8mm、特に0.6乃至
1.6mmの範囲が適当である。
【0057】また、現像スリーブとの感光体導伝性基質
との間には、直流或いは交流のバイアス電圧を印加する
ことができる。バイアス電圧の値としては、静電潜像の
最高電位と最低電位との間にピーク電圧を有するもので
あればよく、特に最高電位と最低電位との電位差の60
乃至90%の値を目安とすればよい。また、交流電圧と
直流電圧を印加してもよい。
【0058】更に、ドラムと現像スリーブの周速差とし
ては、現像スリーブ上への現像剤塗布量と磁気ブラシに
よるドラムへの摺擦圧とに影響を与えるため、これらを
考慮して30乃至600mm/sec、特に60乃至3
00mm/secの範囲で設定するのがよい。
【0059】本発明のトナーを用いる静電写真複写法に
おいて、静電潜像の形成はそれ自体公知の任意の方式で
行うことができ、例えば導電性基板上の光導電層を一様
に荷電した後、画像露光して静電潜像を形成させること
ができる。
【0060】静電像の現像は、二成分系磁性現像剤の磁
気ブラシを基板と接触させることにより容易に行われ
る。現像により形成されたトナー像は複写紙上に転写さ
れ、このトナー像を加熱ロールと接触させることにより
定着が行われる。
【0061】
【実施例】本発明を次の例で更に説明する。 [実施例1] (トナー組成) (重量部) 定着用樹脂 100重量部 着色剤 10重量部 電荷制御剤 1.0重量部 離型剤 5.0重量部 上記組成物を二軸押し出し機にて溶融混練し、ついでこ
の混練物をジェットミルで粉砕、風力分級機で分級し、
平均粒径10.0μmのトナー粒子を得た。一方、飽和
磁化83emu/gで中心粒径0.3μmのマグネタイ
トと中心粒径15nmの疎水性シリカ微粉末とを、重量
割合10:1でバイタミックスを用いて1分間混合し前
処理マグネタイトを得た。トナー粒子100重量部に対
し前処理マグネタイトを0.3重量部を添加し、ヘンシ
ェルミキサーを用いて5分間混合し、マグネタイト処理
トナーを得る。更に、このマグネタイト処理トナーに対
し、中心粒径15nmの疎水性シリカ微粉末を0.3重
量部を添加し、ヘンシェルミキサーを用いて15分間混
合して本発明のトナーを得た。このトナーを、曲率0.
2(mm-1)の現像スリーブを有する現像システムによ
って画像評価した。
【0062】[実施例2]飽和磁化78emu/gで中
心粒径0.3μmのマグネタイトと中心粒径30nmの
疎水性シリカ微粉末とを、重量割合10:1でバイタミ
ックスを用いて1分間混合し前処理マグネタイトを得
た。実施例1のトナー粒子100重量部に対し前処理マ
グネタイトを0.3重量部を添加し、ヘンシェルミキサ
ーを用いて5分間混合し、マグネタイト処理トナーを得
た。更に、このマグネタイト処理トナーに対し、中心粒
径30nmの疎水性シリカ微粉末を0.6重量部を添加
し、ヘンシェルミキサーを用いて15分間混合して本発
明のトナーを得た。このトナーを、曲率0.1(m
-1)の現像スリーブを有する現像システムによって画
像評価した。
【0063】[実施例3]飽和磁化88emu/gで中
心粒径1.5μmのマグネタイトと中心粒径150nm
の疎水性シリカ微粉末とを、重量割合10:1でバイタ
ミックスを用いて1分間混合し前処理マグネタイトを得
た。実施例1のトナー粒子100重量部に対し前処理マ
グネタイトを1.0重量部を添加し、ヘンシェルミキサ
ーを用いて5分間混合し、マグネタイト処理トナーを得
た。更に、このマグネタイト処理トナーに対し、中心粒
径150nmの疎水性シリカ微粉末を0.6重量部を添
加し、ヘンシェルミキサーを用いて15分間混合して本
発明のトナーを得た。このトナーを、曲率0.05(m
-1)の現像スリーブを有する現像システムによって画
像評価した。
【0064】[参考例1] 飽和磁化73emu/gで中心粒径0.1μmのマグネ
タイトと中心粒径30nmの疎水性シリカ微粉末とを、
重量割合10:1でバイタミックスを用いて1分間混合
し前処理マグネタイトを得た。実施例1のトナー粒子1
00重量部に対し前処理マグネタイトを0.1重量部を
添加し、ヘンシェルミキサーを用いて5分間混合し、マ
グネタイト処理トナーを得た。更に、このマグネタイト
処理トナーに対し、中心粒径30nmの疎水性シリカ微
粉末を0.2重量部を添加し、ヘンシェルミキサーを用
いて15分間混合してトナーを得た。このトナーを曲率
0.2(mm−1)の現像スリーブを有する現像システ
ムによって画像評価した。
【0065】[実施例4] 飽和磁化105emu/gで中心粒径1.0μmのマグ
ネタイトと中心粒径100nmの疎水性シリカ微粉末と
を、重量割合10:1でバイタミックスを用いて1分間
混合し前処理マグネタイトを得た。実施例1のトナー粒
子100重量部に対し前処理マグネタイトを0.6重量
部を添加し、ヘンシェルミキサーを用いて5分間混合
し、マグネタイト処理トナーを得た。更に、このマグネ
タイト処理トナーに対し、中心粒径100nmの疎水性
シリカ微粉末を0.6重量部を添加し、ヘンシェルミキ
サーを用いて15分間混合して本発明のトナーを得た。
このトナーを曲率0.05(mm−1)の現像スリーブ
を有する現像システムによって画像評価した。
【0066】[参考例2] 飽和磁化88emu/gで中心粒径1.0μmのマグネ
タイトと中心粒径200nmの疎水性シリカ微粉末と
を、重量割合10:1でバイタミックスを用いて1分間
混合し前処理マグネタイトを得た。実施例1のトナー粒
子100重量部に対し前処理マグネタイトを0.6重量
部を添加し、ヘンシェルミキサーを用いて5分間混合
し、マグネタイト処理トナーを得た。更に、このマグネ
タイト処理トナーに対し、中心粒径200nmの疎水性
シリカ微粉末を0.8重量部を添加し、ヘンシェルミキ
サーを用いて15分間混合してトナーを得た。このトナ
ーを曲率0.05(mm−1)の現像スリーブを有する
現像システムによって画像評価した。
【0067】[比較例1]飽和磁化73emu/gで中
心粒径0.1μmのマグネタイトと中心粒径30nmの
疎水性シリカ微粉末とを、重量割合10:1でバイタミ
ックスを用いて1分間混合し前処理マグネタイトを得
た。実施例1のトナー粒子100重量部に対し前処理マ
グネタイトを0.2重量部を添加し、ヘンシェルミキサ
ーを用いて5分間混合し、マグネタイト処理トナーを得
た。更に、このマグネタイト処理トナーに対し、中心粒
径30nmの疎水性シリカ微粉末を0.2重量部を添加
し、ヘンシェルミキサーを用いて15分間混合して本発
明のトナーを得た。このトナーを、曲率0.25(mm
-1)の現像スリーブを有する現像システムによって画像
評価した。
【0068】[比較例2]飽和磁化55emu/gで中
心粒径0.1μmのマグネタイトと中心粒径30nmの
疎水性シリカ微粉末とを、重量割合10:1でバイタミ
ックスを用いて1分間混合し前処理マグネタイトを得
た。実施例1のトナー粒子100重量部に対し前処理マ
グネタイトを0.2重量部を添加し、ヘンシェルミキサ
ーを用いて5分間混合し、マグネタイト処理トナーを得
た。更に、このマグネタイト処理トナーに対し、中心粒
径30nmの疎水性シリカ微粉末を0.2重量部を添加
し、ヘンシェルミキサーを用いて15分間混合してトナ
ーを得た。このトナーを、曲率0.2(mm-1)の現像
スリーブを有する現像システムによって画像評価した。
【0069】[比較例3]飽和磁化73emu/gで中
心粒径0.1μmのマグネタイトと中心粒径10nmの
疎水性シリカ微粉末とを、重量割合10:1でバイタミ
ックスを用いて1分間混合し前処理マグネタイトを得
た。実施例1のトナー粒子100重量部に対し前処理マ
グネタイトを0.2重量部を添加し、ヘンシェルミキサ
ーを用いて5分間混合し、マグネタイト処理トナーを得
た。更に、このマグネタイト処理トナーに対し、中心粒
径10nmの疎水性シリカ微粉末を0.1重量部を添加
し、ヘンシェルミキサーを用いて15分間混合してトナ
ーを得た。このトナーを、曲率0.2(mm-1)の現像
スリーブを有する現像システムによって画像評価した。
【0070】[比較例4]実施例1のトナー粒子100
重量部に対し中心粒径30nmの疎水性シリカ微粉末を
0.3重量部を添加し、ヘンシェルミキサーを用いて2
0分間混合してトナーを得た。このトナーを、曲率0.
1(mm-1)の現像スリーブを有する現像システムによ
って画像評価した。
【0071】
【表1】
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、二成分系磁性現像剤を
用いる現像方法において、現像スリーブが0.2乃至
0.05の曲率(mm-1、1/R)を有する小径現像ス
リーブを用いる場合にも、二成分系磁性現像剤のトナー
として、飽和磁化が70emu/g以上、特に75em
u/g以上の磁性材料微粒子と疎水性シリカ微粒子とが
外添されたトナーを用いることにより、トナー落ちがな
く、カブリの発生が少なく、トナーの転写効率にも優れ
ているという利点が達成される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 9/08 301 302 (72)発明者 村田 耕治 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 阿蘇 裕 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−257461(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/08 - 13/09 G03G 15/09 G03G 15/08 507 G03G 9/08 G03G 9/083

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小径ドラム、小径現像スリーブ及び二成
    分系磁性現像剤を用いる現像方法において、現像スリー
    ブが0.2乃至0.05の曲率(mm−1)を有する小
    径現像スリーブであり且つ二成分系磁性現像剤のトナー
    が飽和磁化が70emu/g以上の磁性材料微粒子と疎
    水性シリカ微粒子とが外添されたトナーであり、該疎水
    性シリカ微粒子として、磁性材料微粒子の粒径の1/1
    0乃至1/30の粒径(一次粒径)を有するポリメチル
    シリル基含有化合物で処理された気相法シリカを用いる
    ことを特徴とする現像方法。
  2. 【請求項2】 小径現像スリーブの曲率(C)と磁性材
    料微粒子の飽和磁化(M)とが、下記経験式、 【数1】M=120C+A 式中、Aは64乃至74の数である。を満足する範囲に
    あることを特徴とする請求項1記載の現像方法。
  3. 【請求項3】 トナー当り磁性材料微粒子が0.2乃至
    0.6重量%及び疎水性シリカ微粒子が0.2乃至0.
    6重量%外添されている請求項1記載の現像方法。
  4. 【請求項4】 磁性材料微粒子が粒径0.1乃至1μm
    のマグネタイトから成る請求項1記載の現像方法。
  5. 【請求項5】 磁性材料微粒子が疎水性シリカ微粒子と
    共に前解砕された状態で外添されたものである請求項1
    記載の現像方法。
  6. 【請求項6】 小径ドラム及び小径現像スリーブに適用
    する二成分系磁性現像剤用トナーにおいて、前記二成分
    系磁性現像剤のトナーが、粒径0.1乃至1.0μmで
    飽和磁化が70emu/g以上のマグネタイト0.2乃
    至0.6重量%及び該マグネタイトの粒径の1/10乃
    至1/30の粒径(一次粒径)を有するポリメチルシリ
    ル基含有化合物で処理された気相法シリカ0.2乃至
    0.6重量%が外添されて成ることを特徴とするトナ
    ー。
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