JPH04327930A - カーペットの製造方法 - Google Patents

カーペットの製造方法

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Publication number
JPH04327930A
JPH04327930A JP3122978A JP12297891A JPH04327930A JP H04327930 A JPH04327930 A JP H04327930A JP 3122978 A JP3122978 A JP 3122978A JP 12297891 A JP12297891 A JP 12297891A JP H04327930 A JPH04327930 A JP H04327930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urethane foam
carpet
hot melt
melt film
urethane
Prior art date
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Pending
Application number
JP3122978A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Asano
芳弘 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP3122978A priority Critical patent/JPH04327930A/ja
Publication of JPH04327930A publication Critical patent/JPH04327930A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Passenger Equipment (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の床面に配置さ
れるウレタンフォームで裏打ちされたカーペットの製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来のカーペットの製造方法につ
いて説明する。
【0003】図7は自動車の床面に沿って配置されるカ
ーペット10の斜視図である。自動車の床面のカーペッ
トは防音、防振、緩衝などのために、裏面にウレタンフ
ォーム11などが裏打ちされたものが多用されている。
【0004】従来のカーペット10はウレタンを発泡成
形する時に発泡型にワックスやエマルジョン油脂などの
離型剤を塗布して発泡成形し、図8に示すように、この
ウレタンフォーム11をプレス型20にセットして、予
め加熱されたカーペット本体6と共にプレスによって成
形接着されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の方法では、発泡型に塗布した離型剤がウレタンフォ
ーム11の表面に付着して、ウレタンフォーム11がカ
ーペット本体6のバッキング層8に接着し難く、カーペ
ット10の防音、防振の効果を損ない、品質的にも好ま
しくないなどの問題点を有していた。
【0006】本発明は上記の従来の問題点を解決するも
ので、ウレタンフォームがカーペット本体のバッキング
層に確実に接着し、防音、防振の効果が十分で品質的に
も良好なカーペットの製造方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のカーペットの製造方法は、ウレタン発泡型に
予めホットメルトフィルムを敷設してウレタンを発泡成
形し、この成形されたウレタンフォームを、プレスの下
型面にホットメルトフィルムを上向きにセットして、こ
の上に加熱されたカーペット本体を、バッキング層を下
向きにセットしてウレタンフォームと一体にプレス成形
し、カーペット本体のバッキング層の裏面にウレタンフ
ォームを接着させるようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】この方法によって、カーペット本体の成形時に
、加熱されたカーペット本体の熱によってホットメルト
フィルムの樹脂が溶けてウレタンフォーム表面とカーペ
ット本体のバッキング層裏面を機械的に接合して、ウレ
タンフォームとカーペット本体のバッキング層が確実に
接着し、防音、防振の効果が十分で品質的にも良好なカ
ーペットを得ることが出来る。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。尚、従来例で示した部品と同じ部品
には同符号を付してある。
【0010】図1及び図2は本発明に係るウレタンフォ
ームの工程説明図である。図1において、ウレタン発泡
型1はウレタンフォームの形状に合わせて下型2と上型
3が形成されており、ウレタン発泡型1の下型2の上面
2aにホットメルトフィルム4を敷設してウレタン5を
注入し、上型3を閉じて発泡させる。ホットメルトフィ
ルム4はウレタン、オレフィン、ポリアミド、酢酸ビニ
ル系樹脂の単体または混合体のフィルムで120℃〜1
50℃の範囲て軟化する性質を有する。ウレタン5が成
形固化した後に上型3を開いて発泡型1から取出すと、
図3に示すようにウレタン5の上面を除く表面がホット
メルトフィルム4に包まれたウレタンフォーム11を得
る。
【0011】図4において、カーペット本体6はカーペ
ット層7の裏面にポリエチレンまたは合成樹脂に充填材
が充填されたマスバックなどのバッキング層8が重合さ
れており、加熱噐9によって150℃〜160℃に加熱
される。
【0012】図5及び図6はカーペット本体の成形時の
工程説明図である。図5において、プレス型20は製品
の形状に合わせて下型21と上型22が形成されており
、この下型21の所要の位置に上記のウレタンフォーム
11を反転してホットメルトフィルム4が上型22の側
になるようにセットし、次いで加熱噐9で加熱されたカ
ーペット本体6をバッキング層8をウレタンフォーム1
1側に向けてセットし、上型22を下型21に押圧し図
6の状態に至る。
【0013】この過程でウレタンフォーム11の表面の
ホットメルトフィルム4がカーペット本体6の熱によっ
て加熱され、ホットメルトフィルム4の樹脂が溶けてカ
ーペット本体6のバッキング層8の裏面とウレタンフォ
ーム11の表面との凹凸部に入り込んで、アンカー効果
によってこれらが機械的に接合される。従ってカーペッ
ト本体6のバッキング層8とウレタン5とは確実に接着
され、防音、防振の効果が十分で品質的にも良好なカー
ペット10が得られる。
【0014】以上のように本実施例によれば、ウレタン
発泡型1の下型2の上面2aにホットメルトフィルム4
を敷設してウレタン5を注入して発泡成形し、成形され
たウレタンフォーム11をプレス型20の下型21の所
要の位置に、上記のウレタンフォーム11を反転してホ
ットメルトフィルム4が上型22の側になるようにセッ
トし、次いで加熱噐9で加熱されたカーペット本体6を
バッキング層8をウレタンフォーム11の側に向けてセ
ットし、上型22を下型21に押圧してカーペット本体
6を成形することにより、ウレタンフォーム11の表面
のホットメルトフィルム4がカーペット本体6の熱によ
って加熱され、ホットメルトフィルム4の樹脂が溶けて
カーペット本体6のバッキング層8とウレタンフォーム
11とが機械的に接合される。従ってカーペット本体6
のバッキング層8とウレタンフォーム11とは確実に接
着され、防音、防振の効果が十分で品質的にも良好なカ
ーペット10が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、ウレタン発泡型
に予めホットメルトフィルムを敷設してウレタンを発泡
成形し、この成形されたウレタンフォームを、プレスの
下型面にホットメルトフィルムを上向きにセットして、
この上に加熱されたカーペット本体を、バッキング層を
下向きにセットしてウレタンフォームと一体にプレス成
形し、カーペット本体のバッキング層の裏面にウレタン
フォームを接着させるようにすることにより、カーペッ
ト成形時に、加熱されたカーペット本体の熱によってホ
ットメルトフィルムの樹脂が溶けてウレタンフォームが
カーペット本体のバッキング層に確実に接着し、防音、
防振の効果が十分で品質的に良好なカーペットを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるウレタンフォームの
工程説明図である。
【図2】本発明の一実施例におけるウレタンフォームの
工程説明図である。
【図3】本発明の一実施例におけるウレタンフォームの
断面図である。
【図4】本発明の一実施例におけるカーペット本体の加
熱時の工程説明図である。
【図5】本発明の一実施例におけるカーペット本体の成
形時の工程説明図である。
【図6】本発明の一実施例におけるカーペット本体の成
形時の工程説明図である。
【図7】自動車の床面のカーペットの斜視図である。
【図8】従来のカーペット本体の成形時の工程説明図で
ある。
【符号の説明】
1  ウレタン発泡型 2  下型 4  ホットメルトフィルム 5  ウレタン 6  カーペット本体 7  カーペット層 8  バッキング層 10  カーペット 11  ウレタンフォーム 20  プレス型 21  下型 22  上型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ウレタン発泡型に予めホットメルトフ
    ィルムを敷設してウレタンを発泡成形し、この成形され
    たウレタンフォームを、プレスの下型面にホットメルト
    フィルムを上向きにセットして、この上に加熱されたカ
    ーペット本体を、バッキング層を下向きにセットしてウ
    レタンフォームと一体にプレス成形し、カーペット本体
    のバッキング層の裏面にウレタンフォームを接着させる
    ようにしたことを特徴とするカーペットの製造方法。
JP3122978A 1991-04-26 1991-04-26 カーペットの製造方法 Pending JPH04327930A (ja)

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JP3122978A JPH04327930A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 カーペットの製造方法

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