JPH04327675A - 窓 - Google Patents

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JPH04327675A
JPH04327675A JP3124900A JP12490091A JPH04327675A JP H04327675 A JPH04327675 A JP H04327675A JP 3124900 A JP3124900 A JP 3124900A JP 12490091 A JP12490091 A JP 12490091A JP H04327675 A JPH04327675 A JP H04327675A
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JP
Japan
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window
opening
window frame
inward
closing
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Tetsuo Fujiwara
哲夫 藤原
Tsugio Kuroki
黒木 次男
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Oiles Industry Co Ltd
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NEW WALL SYST KK
Oiles Industry Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D15/00Suspension arrangements for wings
    • E05D15/48Suspension arrangements for wings allowing alternative movements
    • E05D15/52Suspension arrangements for wings allowing alternative movements for opening about a vertical as well as a horizontal axis
    • E05D15/522Suspension arrangements for wings allowing alternative movements for opening about a vertical as well as a horizontal axis with disconnecting means for the appropriate pivoting parts
    • E05D15/523Suspension arrangements for wings allowing alternative movements for opening about a vertical as well as a horizontal axis with disconnecting means for the appropriate pivoting parts using movable rods
    • E05D15/524Actuating mechanisms
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/10Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
    • E05Y2900/13Type of wing
    • E05Y2900/148Windows

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動窓開閉装置等を具
備した窓に関する。
【0002】
【従来の技術】建造物の窓等においては、最近、建物の
洋風化によって洋風の窓、例えば内倒し内開き可能な窓
の使用が増加している。そして、このような洋風の窓に
対しては、手動の内開き開閉機構と共に、動力源である
モータ等を具備した窓の自動施錠装置や自動内倒し開閉
装置が用いられ、集中制御により又は個別に窓の施錠及
び内倒し開閉が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、手動の内開
き開閉機構と共にこのような自動施錠装置や自動内倒し
開閉装置を窓に適用する場合、内開き状態で自動施錠装
置又は自動内倒し開閉装置が作動されると、内開き状態
の解除が不可能となったり、内倒し開閉機構が損傷した
りする虞がある。例えば、内開き状態で、自動施錠装置
が作動されて施錠状態に設定されると、施錠機構の掛け
金と受金とが相互に実際に係合しないで係合位置にもた
らされる結果、内開き状態の解除、即ち内開き状態から
完全に閉められた状態に窓を設定することができなくな
る。
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、手動の内開き開閉機
構を具備する窓において、自動施錠装置又は自動内倒し
開閉装置の不具合な作動を未然に阻止し得て、窓を所定
に内開き開閉し得、また内倒し開閉機構の損傷等の生起
を防止し得る窓を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、窓枠と、この窓枠に対して内倒し及び内開き開閉自
在な窓框と、窓框を窓枠に対して内倒し開閉する内倒し
開閉機構と、窓枠及び窓框間に配置されており、窓框の
窓枠に対する内開き開閉状態を検出する検出器と、この
検出器から窓框の窓枠に対する内開き状態を示す検出信
号を受信しない場合には、供給される内倒し開閉指令に
従って内倒し開閉機構に対して内倒し開閉を行わせる一
方、検出器から窓框の窓枠に対する内開き状態を示す検
出信号を受信する場合には、供給される内倒し開閉指令
を無視する窓開閉制御装置とを具備する窓によって達成
される。
【0006】本発明によれば前記目的はまた、窓枠と、
この窓枠に対して内開き開閉自在な窓框と、窓框を窓枠
に対して固定する固定機構と、窓枠及び窓框間に配置さ
れており、窓框の窓枠に対する内開き開閉状態を検出す
る検出器と、この検出器から窓框の窓枠に対する内開き
状態を示す検出信号を受信しない場合には、供給される
固定、固定解除指令に従って固定機構に対して固定及び
固定解除を行わせる一方、検出器から窓框の窓枠に対す
る内開き状態を示す検出信号を受信する場合には、供給
される固定、固定解除指令を無視する窓開閉制御装置と
を具備する窓によっても達成される。
【0007】更に本発明によれば前記目的は、窓枠と、
この窓枠に対して内倒し及び内開き開閉自在な窓框と、
窓框を窓枠に対して内倒し開閉する内倒し開閉機構と、
窓框を窓枠に対して固定する固定機構と、窓枠及び窓框
間に配置されており、窓框の窓枠に対する内開き開閉状
態を検出する検出器と、この検出器から窓框の窓枠に対
する内開き状態を示す検出信号を受信しない場合には、
供給される内倒し開閉指令又は固定、固定解除指令に従
って内倒し開閉機構又は固定機構に対して内倒し開閉又
は固定及び固定解除を行わせる一方、検出器から窓框の
窓枠に対する内開き状態を示す検出信号を受信する場合
には、供給される内倒し開閉指令又は固定、固定解除指
令を無視する窓開閉制御装置とを具備する窓によっても
達成される。
【0008】本発明における窓框の窓枠に対する内開き
状態を検出する検出器は、窓枠及び窓框間に配置される
が、この検出器としてはリミットスイッチのような機械
的な検出器であってもよいが、一方、発光素子、受光素
子等からなる非接触型の光電検出器又は磁気的検出器等
であってもよい。本検出器は、窓框の窓枠に対する内開
き開閉状態を検出するものであるが、窓框が窓枠に対し
て内倒しに開かれている場合に、これを検出してあたか
も窓框が窓枠に対して内開き状態になっているような信
号を送出しないように、窓枠及び窓框間に配置されるの
が良い。
【0009】窓開閉制御装置に供給される指令は、窓枠
又は窓框に設けられたスイッチからのものであってもよ
いが、その他施錠、窓開閉を集中制御するために他の場
所に配置された集中制御装置からの指令であってもよい
【0010】本発明における窓開閉制御装置は、一つの
好ましい例では電動モータによって移動される可動体を
含んで構成されるが、この可動体としては、窓框の角部
において可撓性にされた帯状体を一つの例として提示し
得るが、これに代えて、大部分が可撓性であってもよく
、また、帯状体に代えて鋼線(プッシュプルケーブル)
、チェーン等からなる紐状体を含んでいてもよい。
【0011】
【作用】このように構成された本発明の窓では、検出器
によって窓框の窓枠に対する状態、即ち窓の開閉状態が
検出される。検出された窓の開閉状態は、窓開閉制御装
置に供給され、窓開閉制御装置は、検出器から窓框の窓
枠に対する内開き状態を示す検出信号を受信しない場合
には、窓枠等に設けられたスイッチ等から供給される内
倒し開閉指令又は固定、固定解除指令に従って内倒し開
閉機構又は固定機構に対して内倒し開閉又は固定及び固
定解除を行わせる。一方、検出器から窓框の窓枠に対す
る内開き状態を示す検出信号を受信する場合、窓開閉制
御装置は、スイッチ等から供給される内倒し開閉指令又
は固定、固定解除指令を無視する結果、窓框は窓枠に対
して内倒し開きも或いは固定、固定解除もなされない。
【0012】以下、本発明を、図面に示す具体例に基づ
いて更に詳細に説明する。これにより前記発明及び更に
他の発明が明瞭となるであろう。
【0013】尚、本発明はこれら具体例に何等限定され
ないのである。
【0014】
【具体例】図1及び図2において、窓1は、上枠2、左
竪枠3、右竪枠4及び下枠5からなる窓枠6と、上框7
、戸当り框8、竪框9及び下框10からなる窓框11と
、窓框11に嵌込まれたガラス12と、戸当り框8に取
り付けられた手掛け13とを具備している。更に、窓1
は、下框10に内装された駆動装置14、窓枠6と窓框
11との間に、内開き開閉のためのヒンジ機構15、内
倒し開閉のためのヒンジ機構16、内倒し及び内開き開
閉共用のヒンジ機構17、窓框11を窓枠6に対して固
定する固定機構である施錠機構18並びに内倒し開閉機
構19を具備している。また、窓框11の周囲には、移
動自在に鋼製の帯状体20が配設されており、帯状体2
0は、帯状体本体21と窓框11の角部で曲折し得るよ
うに窓框11の角部に配された可撓性部22とを有して
いる。
【0015】帯状体20を窓内倒し及び固定指令に従っ
て移動させる駆動装置14は、本例では図3に示すよう
に、下框10に内装されている。図3において、下框1
0は、ガラス12を支持する中空本体23と、中空本体
23に着脱自在に嵌着されたカバー体24とからなり、
駆動装置14は、中空本体23とカバー体24とで規定
された中空部25において中空本体23の支持板部26
に取付けられたモータ27と、モータ27の出力軸に連
結されたねじ軸28と、ねじ軸28に螺合したナット2
9とを具備して構成されている。ねじ軸28は、支持板
部26に取付けられた軸受30、31にA及びB方向に
回転自在に支持されており、ナット29は、連結部材3
2を介して下框10に配設された帯状体本体21に連結
されている。支持板部26及び中空本体23の横板部3
3には、夫々ナット29の移動方向、即ち、C及びD方
向に沿ってスリット34及び35が形成されており、ス
リット34及び35を通って連結部材32は、ナット2
9と帯状体本体21とを連結している。横板部33には
一体的に一対の案内壁36及び37が下方に突出して形
成されており、案内壁36及び37間に帯状体本体21
がC及びD方向に移動自在に配置されている。尚、中空
本体23には、シール部材38及び39が嵌着されてお
り、シール部材38及び39は下枠5に当接している。 下枠5には、リップ部40を有するシール部材41が嵌
着されており、リップ部40は中空本体23の下方突条
42に当接している。中空本体23の側壁43には、ナ
ット29の移動方向に沿って近接スイッチ44、45及
び46が設けられており、近接スイッチ44、45及び
46は夫々ナット29の到来を検出してその検出電気信
号を発生する。カバー体24の内側には、キースイッチ
47が取付けられており、カバー体24に形成されたキ
ー挿入孔48からキーを挿入することによりキースイッ
チ47を作動させることができる。また、カバー体24
には、図1及び図2に示すように、窓内倒し及び固定指
令を発するスイッチ49及び50が取り付けられている
【0016】ヒンジ機構15は、図2、図4及び図6に
示すように、窓枠6に固定された軸51と、一方では、
内倒し開閉機構19に連結され、他方では、軸51が挿
着されて軸51に回動自在に連結された軸受52とから
なり、ヒンジ機構17と協同してガラス12を有した窓
框11を内開き開閉可能に窓枠6に支持する。
【0017】ヒンジ機構16は、図2に示すように、帯
状体20に連結されて窓框11に可動に取り付けられた
軸53と、窓枠6に固定されて取り付けられた軸受54
とからなり、帯状体20の移動で、窓の内開き開閉及び
施錠の際には、軸受54から軸53ははずされる一方、
内倒し開閉の際には、軸53は軸受54に挿入される。 軸53が軸受54に挿入されている場合、ヒンジ機構1
6は、ヒンジ機構17と協同してガラス12を有した窓
框11を内倒し開閉可能に窓枠6に支持する。
【0018】ヒンジ機構17は、図2に示すように、窓
框11に取り付けられたボール55と窓枠6に取り付け
られた球面軸受56とからなり、窓枠6に対して窓框1
1を内倒し及び内開き開閉可能に支持する。
【0019】施錠機構18は、図2に示すように、帯状
体20に連結されて窓框11に可動に取り付けられた掛
金57と、窓枠6に固定されて取り付けられた受金58
とからなり、帯状体20の移動で、窓の施錠の際、換言
すれば、内倒し及び内開き開閉以外の際には、掛金57
は受金58に係合して窓框11を窓枠6に固定し、内倒
し及び内開き開閉の際には、掛金57は受金58から外
れて窓枠6への窓框11の固定を解除する。
【0020】内倒し開閉機構19は、図4から図6に示
すように、上框7と窓枠6との間に設けられている。図
4から図6において、上框7には、対向する案内壁59
が一体的に形成されており、案内壁59間にC及びD方
向に摺動自在に帯状体20が配置されている。上框7に
配置された帯状体20において、帯状体本体21の一端
には、ねじ60等を介して移動駒部61の一端が連結さ
れている。移動駒部61の他端上面には、係合突起62
が一体的に形成されており、その下面には、案内壁59
によってC及びD方向の移動が案内されるスライダ63
がねじ64等によって取り付けられている。帯状体本体
21の一端が連結された移動駒部61の一端には、V形
突起65が形成されていると共に、ピン66を介してリ
ンク67の一端がE方向に回動自在に連結されている。 リンク67には、位置68から位置69までの直線部7
0と位置69から位置71までの曲線部72とからなる
カム溝73が形成されており、リンク67の他端には、
ローラピン74が取り付けられている。カム溝73には
、固定部材75の一端に取り付けられたカムローラ76
が係合しており、案内壁59に固定された固定部材75
の一端には、V形突起65に対して相補的形状をしたV
形凹所77が形成されている。固定部材75には、また
、当接位置調節用のねじ78を螺着した当接膨大部79
が一体的に形成されていると共に、リンク支え80がC
及びD方向に移動自在に配置された案内孔81が形成さ
れている。リンク支え80のD方向の移動はねじ78に
より規制されている。リンク支え80に取り付けられた
ピン82を介してリンク83の一端がF方向に回動自在
にリンク支え80に連結されており、リンク83の他端
は、ピン84を介してステイアーム85にG方向に回動
自在に連結されている。ステイアーム85の一端は、案
内壁59にC及びD方向に移動自在に取り付けられたス
ライダ86にピン87を介してJ方向に回動自在に連結
されており、ステイアーム85の他端は、ヒンジ機構1
5の軸受52にねじ88等により連結されている。ステ
イアーム85のほぼ中央部には、その伸長方向に伸びる
長孔89が形成されており、長孔89にローラピン74
が長孔89の伸びる方向に移動自在に配置されている。 更にステイアーム85には、係合突起62に係合する突
条90が一体的に形成されている。
【0021】戸当り框8には、図1及び図2に示すよう
に窓框11の窓枠6に対する内開き開閉状態を検出する
検出器としてのリミットスイッチ91が取付けられてお
り、リミットスイッチ91、近接スイッチ44、45、
46、キースイッチ47及びスイッチ49、50からの
信号を受信する制御回路92を搭載した電気回路基板9
3が図3に示すように支持板部26に設けられている。
【0022】制御回路92は、図7に示すように禁止回
路94と駆動制御回路95とからなり、禁止回路94は
、リミットスイッチ91から窓框11の窓枠6に対する
内開き状態を示す検出信号を受信しない場合には、スイ
ッチ49、50及びキースイッチ47から受信する内倒
し開閉指令及び固定、固定解除指令をそのまま駆動制御
回路95に供給し、リミットスイッチ91から窓框11
の窓枠6に対する内開き状態を示す検出信号を受信する
場合には、スイッチ49、50及びキースイッチ47か
ら受信する内倒し開閉指令及び固定、固定解除指令の駆
動制御回路95への供給を禁止してこれを無視する。 駆動制御回路95は、禁止回路94を介して供給される
内倒し開閉指令及び固定、固定解除指令並びに近接スイ
ッチ44、45及び46から供給される検出信号に従っ
てモータ27を所定に作動させる。本例ではこのように
帯状体20、モータ27及び制御回路92等によって、
窓開閉制御装置が具体化されている。
【0023】このように構成された本発明の窓1の内倒
し及び内開き開閉並びに施錠、施錠解除動作について図
8及び図9をも参照して説明する。
【0024】通常、窓1は施錠状態におかれ、施錠状態
では、ナット29は近接スイッチ45の位置に停止して
おり、この位置では図2に示す掛金57は帯状体20に
より受金58の位置にもたらされて掛金57と受金58
とは係合して、窓框11は、窓枠6に固定されて窓の内
開きも内倒しもすることができない。なお、施錠状態で
は、ヒンジ機構16の軸53は軸受54から離脱してお
り、リミットスイッチ91は、窓1が閉じられている状
態を検出し、この検出結果を禁止回路94に供給してい
る。
【0025】スイッチ49を押すと、スイチ49からの
信号が禁止回路94を介して制御回路95に供給され、
これにより制御回路95は、モータ27に電流を供給す
べく、動作する。この結果モータ27が作動されると、
その出力回転軸の回転でねじ軸28が例えばA方向に回
転され、これによりナット29がC方向に移動されて連
結部材32もC方向に移動される結果、連結部材32に
連結された窓框11周囲の帯状体20も窓框11の周り
でC方向に移動される。帯状体20のこの移動で、掛金
57、軸53及び移動駒部61もC方向に移動され、掛
金57は受金58から外れて施錠が解除され、軸53は
軸受54に挿入され、突起62の突条90への係合はな
くなる。移動駒部61がC方向に移動されると、移動駒
部61にピン66を介して連結されたリンク67は、同
じくC方向に移動され、リンク67のこの移動でカムロ
ーラ76はカム溝73の直線部70に沿って相対的にD
方向に移動し次ぎに曲線部72に案内されて相対的に移
動する結果、リンク67は、ピン66を中心としてE方
向に回動される。リンク67のこの回動で、リンク67
の一端に設けられたローラピン74と長孔89でのステ
イアーム85との係合により、ローラピン74を介して
リンク67に連結されたステイアーム85は、ピン87
を中心としてJ方向に回動されて上框7から張り出され
はじめ、ステイアーム85のこの張り出しで、窓框11
は、回動中心Hを中心として回動、即ち図1に示すよう
に内倒しされる。更に移動駒部61がC方向に移動され
てV形突起65がV形凹所77に嵌入し、カムローラ7
6が位置71にもたらされ、リンク支え80がC方向に
おいて案内孔81の端部にもたらされると、窓框11は
、最大に内倒しされ、窓1は最大に内倒しに開かれる。 このときナット29は近接スイッチ44の位置に移動し
、近接スイッチ44は、ナット29の到来を検出してモ
ータ27への通電を停止する信号を発し、これを禁止回
路94を介して受信する制御回路95は、モータ27の
作動を停止させるように動作する。尚、ナット29のC
方向の移動中、スイッチ50が押されると、禁止回路9
4を介してこの押下信号を受信する制御回路95は、モ
ータ27の作動を一時停止させるように動作する。この
一時停止後、再びスイッチ49が押されるとモータ27
は制御回路95に作動されてナット29はC方向に再び
移動される一方、スイッチ49が押される代わりにスイ
ッチ50が押されると、制御回路95はモータ27を逆
転作動させ、これによってナット29はD方向に移動さ
れる。近接スイッチ44によりナット29の到来が検出
されてモータ27の作動が停止された後にスイッチ50
が押されると、制御回路95はモータ27を逆転作動さ
せる結果、ナット29はD方向に移動される。 ナット29のD方向の移動で、上述と逆の動作が行われ
、窓框11は完全に閉じられ、軸53の軸受54への係
合が解かれ、掛金57と受金58とが係合した状態とな
ると、ナット29は近接スイッチ45の位置に到来し、
近接スイッチ45はこれを検出してモータ27の逆転作
動を停止する信号を発し、これにより制御回路95はモ
ータ27の作動を停止させる。
【0026】一方、キー挿入孔48を介してキースイッ
チ47にキーを挿入すると、キースイッチ47の信号は
禁止回路94を介してそのまま制御回路95に供給され
、制御回路95は、ナット29をD方向に移動させるよ
うにモータ27を作動させる。ナット29がこのように
近接スイッチ45の配置位置からD方向に移動されて近
接スイッチ46の配置位置まで移動されると、同じく帯
状体20のD方向の移動で、掛金57は受金58から外
れ施錠が解除された状態となる一方、近接スイッチ46
によるナット29の到来検出で、この検出信号を受信す
る制御回路95はモータ27の作動を停止させるべく動
作する。この状態では、手掛け13を手で引くことによ
り、窓框11を、回動中心線Vを中心として回動するこ
とができる。即ち窓1を内開きすることができる。窓1
が完全に閉じられた状態でキースイッチ47に差し込ん
であるキーを元に戻すと、モータ27はナット29をC
方向に移動させるように制御回路95により作動され、
ナット29が近接スイッチ45に到来すると、近接スイ
ッチ45は、モータ27の作動を停止する信号を発し、
これによりモータ27の作動は停止される。
【0027】ところで窓1では、窓框11が回動中心線
Vを中心として回動されて窓1が内開き状態にある場合
には、リミットスイチ91がこれを検出して禁止回路9
4にその検出信号を供給するため、禁止回路94はこの
状態ではスイッチ49、50及びキースイッチ47から
の信号の制御回路95への供給を禁止しそれを無視する
結果、例えば窓1が内開き状態にある場合にキースイッ
チ47のキー挿入孔48に差し込まれたキーが元に戻さ
れたとしても、モータ27はナット29をC方向に移動
させるように制御回路95により作動されることはなく
、従って内開き状態にある場合に不注意或いは操作ミス
によって掛金57が受金58に係合する位置にもたらさ
れて窓1を閉じることが不可能となる事態を避けること
ができる。窓1が内開き状態にある場合にスイッチ49
が押された場合も同様であって、内開き状態で無理やり
内倒し機構19が作動されることがなく、不注意或いは
操作ミスによって内倒し機構19が損傷するという事態
も避けることができる。
【0028】尚、窓1としては、内倒し開きにおいて風
圧などに耐え得るように、内倒し開閉機構19と同様な
他の内倒し開閉機構100を付加して構成しても良い。
【0029】また、本例は内倒し開閉機構19を具備し
た窓1であるが、本発明はこのような内倒し開閉機構1
9を具備しない窓にも適用でき、この場合には、モータ
27は固定解除指令、即ち施錠、施錠解除指令によって
作動される。更に、本例は、内倒し開閉機構19に加え
て、施錠機構18を設けた窓1であるが、本発明は内倒
し開閉機構19のみを設けた内開き可能な窓にも適用さ
れ得る。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、検出器か
ら窓框の窓枠に対する内開き状態を示す検出信号を受信
する場合には、供給される内倒し開閉指令又は固定、固
定解除指令を無視する窓開閉制御装置を具備しているた
め、自動施錠装置又は自動内倒し開閉装置の不具合な作
動を未然に阻止し得て、窓を所定に内開き開閉し得、ま
た内倒し開閉機構の損傷等の生起を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一具体例の内倒し開き状態の
窓の説明図である。
【図2】図1に示す窓において窓が閉じられた状態を示
す正面図である。
【図3】本発明の好ましい一具体例の駆動装置を内装し
た窓の部分斜視図である。
【図4】図2に示す窓に適用された内倒し開閉機構の正
面断面説明図である。
【図5】図4に示すV−V線断面図である。
【図6】図1に示す窓に適用された内倒し開閉機構の平
面断面説明図である。
【図7】図1に示す窓に適用された電気回路のブロック
図である。
【図8】図1に示す窓に適用された内倒し開閉機構の動
作説明図である。
【図9】図1に示す窓に適用された内倒し開閉機構の動
作説明図である。
【符号の説明】
1  窓 6  窓枠 11  窓框 18  施錠機構 19  内倒し機構 91  リミットスイッチ 94  禁止回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  窓枠と、この窓枠に対して内倒し及び
    内開き開閉自在な窓框と、窓框を窓枠に対して内倒し開
    閉する内倒し開閉機構と、窓枠及び窓框間に配置されて
    おり、窓框の窓枠に対する内開き開閉状態を検出する検
    出器と、この検出器から窓框の窓枠に対する内開き状態
    を示す検出信号を受信しない場合には、供給される内倒
    し開閉指令に従って内倒し開閉機構に対して内倒し開閉
    を行わせる一方、検出器から窓框の窓枠に対する内開き
    状態を示す検出信号を受信する場合には、供給される内
    倒し開閉指令を無視する窓開閉制御装置とを具備する窓
  2. 【請求項2】  窓枠と、この窓枠に対して内開き開閉
    自在な窓框と、窓框を窓枠に対して固定する固定機構と
    、窓枠及び窓框間に配置されており、窓框の窓枠に対す
    る内開き開閉状態を検出する検出器と、この検出器から
    窓框の窓枠に対する内開き状態を示す検出信号を受信し
    ない場合には、供給される固定、固定解除指令に従って
    固定機構に対して固定及び固定解除を行わせる一方、検
    出器から窓框の窓枠に対する内開き状態を示す検出信号
    を受信する場合には、供給される固定、固定解除指令を
    無視する窓開閉制御装置とを具備する窓。
  3. 【請求項3】  窓枠と、この窓枠に対して内倒し及び
    内開き開閉自在な窓框と、窓框を窓枠に対して内倒し開
    閉する内倒し開閉機構と、窓框を窓枠に対して固定する
    固定機構と、窓枠及び窓框間に配置されており、窓框の
    窓枠に対する内開き開閉状態を検出する検出器と、この
    検出器から窓框の窓枠に対する内開き状態を示す検出信
    号を受信しない場合には、供給される内倒し開閉指令又
    は固定、固定解除指令に従って内倒し開閉機構又は固定
    機構に対して内倒し開閉又は固定及び固定解除を行わせ
    る一方、検出器から窓框の窓枠に対する内開き状態を示
    す検出信号を受信する場合には、供給される内倒し開閉
    指令又は固定、固定解除指令を無視する窓開閉制御装置
    とを具備する窓。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105840055A (zh) * 2016-05-05 2016-08-10 成都维迪智创门窗有限公司 一种开启方式便于转换的门窗结构

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