JPH04327306A - 圧延ロール冷却装置 - Google Patents

圧延ロール冷却装置

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JPH04327306A
JPH04327306A JP12506191A JP12506191A JPH04327306A JP H04327306 A JPH04327306 A JP H04327306A JP 12506191 A JP12506191 A JP 12506191A JP 12506191 A JP12506191 A JP 12506191A JP H04327306 A JPH04327306 A JP H04327306A
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rolling roll
roll
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pad
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Hisashi Honjo
恒 本城
Susumu Nomura
進 野村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧延ロール冷却装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】金属材料は圧延すると、圧延ロールと材
料との摩擦による摩擦熱が発生し、また、圧延しようと
する材料が熱間材料である場合には、材料自体が加熱さ
れているため、図4に示す如く、圧延ロール1の外周面
に熱膨張による突起(ヒートクラウン)2が局部的に発
生し、その結果、図5に示す如く、圧延板3の表面に局
部波4が形成されて圧延板3の形状不良による品質低下
を招くので、圧延ロール1から突起2を取り除く必要が
ある。
【0003】図4により圧延ロール1の外周面に発生し
た突起2を取り除くための圧延ロール冷却装置の一例を
説明すると、該圧延ロール冷却装置は、圧延ロール1と
平行に延びるガイド38に沿って移動可能なヘッダ39
を備えている。
【0004】上記圧延ロール冷却装置によって、圧延ロ
ール1の外周面に発生した突起2を取り除く際には、ヘ
ッダ39を突起2に対向させたうえ、ヘッダ39から冷
却用流体を圧延ロール1の外周面に向って噴射し、圧延
ロール1の外周面を冷却することにより、熱膨張によっ
て生じた突起2を除去する。
【0005】また、図6は圧延ロール冷却装置の他の例
であり、該圧延ロール冷却装置は、圧延ロール1と対向
する一端側が開口し、且つ左右側板6の一端に前記圧延
ロール1の外径と略同一の曲率の円弧部分5を形成した
中空箱状のケーシング7と、該ケーシング7の反圧延ロ
ール1側端部に接続した流体供給管8及び流体排出管9
とを備えている。
【0006】上記圧延ロール冷却装置によって、圧延ロ
ール1の外周面に発生した突起2を取り除く際には、圧
延ロール1の外周面に、円弧部分5を近接させて、突起
2が左右側板6の間を通過するようにケーシング7を配
置したうえ、流体供給管8から冷却用流体をケーシング
7内へ流入させ、圧延ロール1の外周面を冷却すること
により熱膨張によって生じた突起2を除去せしめ、更に
、圧延ロール1の外周面を冷却することにより昇温され
た冷却用流体を、流体排出管9からケーシング7外へ排
出させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す圧延ロール冷却装置では、冷却用流体を圧延ロール
1の突起2のみに局部的に噴射することは困難であり、
冷却用流体が突起2の周囲にも拡がって、図4に破線で
示す如く、圧延ロール1の外周面が不規則な形状に収縮
してしまうという問題があった。
【0008】一方、図6に示す圧延ロール冷却装置では
、ケーシング7によって圧延ロール1の外周面を長さ方
向に局部的に冷却することが可能であるが、冷却用流体
が円弧部分5と圧延ロール1の外周面との間隙から漏洩
し、研削等により圧延ロール1の外径が小さくなるのに
ともなって冷却用流体の漏洩量が増大するという問題が
あった。
【0009】本発明は上述した問題点を解決するもので
、冷却用流体を漏洩させることなく圧延ロールの外周面
を長さ方向に局部的に冷却することが可能な圧延ロール
冷却装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧延ロールに
対向して開口し、且つ圧延ロールの周方向に延びる流体
流路を備え、圧延ロールに対して近接離反可能なケーシ
ングと、該ケーシングに接続され且つ前記流体流路に連
通可能な流体供給管及び流体排出管と、前記ケーシング
の開口縁部に沿って取付けられ且つすくなくとも前記圧
延ロールの周方向に沿う部分に圧力流体が流入可能な中
空部を形成したパッドとを備えてなるものである。
【0011】
【作用】圧延ロールの外周面に発生した突起を除去する
際には、ケーシングを圧延ロールに近傍させることによ
りパッドを圧延ロールの外周面に当接させるとともに、
パッドの中空部に圧力流体を流入させたうえ、冷却用流
体を流体供給管を介して流体流路に流通させ、圧延ロー
ルの外周面を冷却することにより、熱膨張によって生じ
た突起を除去する。
【0012】このように、本発明においてはケーシング
内の流体流路に冷却用流体を流通させるので、圧延ロー
ルの外周面を長さ方向に局部的に冷却することができ、
また、パッドの中空部に流体圧を付与することによりパ
ッドを圧延ロールの外周面に確実に密着させるので、冷
却用流体が漏洩することがない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0014】図1から図3は本発明の一実施例を示し、
図中1は横方向に延びる圧延ロール、10は圧延ロール
1と対向する一端側が開口し、且つ左右側板6の一端に
前記圧延ロール1の外径と略同一の曲率の円弧部分5を
形成した中空箱状のケーシング、11は一端に前記円弧
部分5と略同一の曲率の円弧部分12を有し、且つ左右
側面13が前記左右側板6に内接するようにケーシング
10内に挿入した中子であり、前記ケーシング10及び
中子11の反圧延ロール1側端部は、圧延ロール1の軸
線方向から見ると反圧延ロール1側へ突出する半円状に
なっており、また、左右側板6及び円弧部分12によっ
て圧延ロール1に対向して圧延ロール1の周方向に延び
る流体流路40を形成している。
【0015】14は位置調整装置であり、該位置調整装
置14は、中子11の反圧延ロール1側端部に固着した
ナット15と、ケーシング10の反圧延ロール1側端部
を貫通し、且つ圧延ロール1側端部に形成したねじ部1
6を前記ナット15に螺合せしめたスピンドル17と、
該スピンドル17を周方向に回動自在に、且つ軸線方向
へは移動しないようにケーシング10に支持する軸受1
8等から主に構成され、前記スピンドル17を回動させ
ることにより、中子11がケーシング10に対して、圧
延ロール1側へ前進、あるいは反圧延ロール1側へ後退
し、前記流体流路40の寸法を調整できるようになって
いる。
【0016】8はケーシング10の反圧延ロール1側端
部の下部に接続した流体供給管、9はケーシング10の
反圧延ロール1側端部の上部に接続した流体排出管、1
9は両端部が左右側板6に内接し、且つ外周面がケーシ
ング10の反圧延ロール1側端部の内面及び中子11の
反圧延ロール1側端部に当接するように、ケーシング1
0内の反圧延ロール1側端部に取付けた耐摩耗性ゴム等
の弾性体よりなる円柱状のパッキング、20はケーシン
グ10内の反圧延ロール1側端部に固着されたストッパ
であり、ケーシング10の内面と中子11との間に形成
される空間は、前記パッキング19によって流体供給管
8及び流体流路40に連通する流体供給流路21と流体
排出管9及び流体流路40に連通する流体排出流路22
とに区分されている。
【0017】23はケーシング10の上下面の圧延ロー
ル1側端部に形成した突起部、24は左右側板6の圧延
ロール1側縁部に形成した圧延ロール1に向って開口す
るパッド受け、25は左右部分が前記パッド受け24に
嵌装された耐摩耗性ゴム等の弾性体よりなる枠体のパッ
ド、26はパッド25の上下部分に形成した溝27と前
記突起部23に嵌合してパッド25の上下部分をケーシ
ング10に固定せしめるチャンネル材状のパット押えで
ある。
【0018】前記パッド25の左右部分内には、上下方
向に延び且つ内面に金属板(図示せず)を付着した中空
部28が形成されており、該中空部28には流体圧供給
装置29が接続されている。
【0019】30はケーシング10の移動装置であり、
該移動装置30は、ケーシング10、中子11を貫通し
て圧延ロール1と平行に延びるガイドロッド31及びス
クリューロッド32と、該スクリューロッド32に螺合
され且つケーシング10に固着されたナット33と、前
記スクリューロッド32を回動自在に支承し且つガイド
ロッド31の端部を支持する軸受ブロック34と、該軸
受ブロック34をスクリューロッド32と直交する方向
へ水平に案内するガイド部材35と、スクリューロッド
32の一端に連結されたモータ36と、前記支持ブロッ
ク34をガイド部材35に沿って移動させるための流体
圧シリンダ37等から主に構成され、前記モータ36を
駆動することによりケーシング10が圧延ロール1の軸
線方向に移動するように、また、前記流体圧シリンダ3
7を作動させることによりケーシング10が圧延ロール
1に対して近接あるいは離反するようになっている。
【0020】以下、本発明の作動を説明する。
【0021】圧延ロール1の外周面に図4に示す如く発
生した突起2を除去する際には、モータ36を駆動して
スクリューロッド32を回転させ、ケーシング10を圧
延ロール1の突起2が発生した部分に対向させ、次いで
、流体圧シリンダ37を作動させてケーシング10を圧
延ロール1に近接させることによりパッド25を圧延ロ
ール1の外周面に当接させるとともに、流体圧供給装置
29によって中空部28内に流体圧を付与する。
【0022】一般に、ブルドン管圧力計の例にて知られ
ているように、曲管内部に流体圧を付与すると、曲管の
曲率半径が変化する。
【0023】従って、パッド25の中空部28へ供給す
る流体圧を高めることによって、パッド25の曲率を変
化させることができ、これにより、圧延ロール1のロー
ル径が改削によって変化しても、パッド25を圧延ロー
ル1に無理なく沿わせることができ、シール性能が向上
する。
【0024】このとき、流体流路40が所定の寸法にな
るように、予めケーシング10と中子11の相対的な位
置を位置調整装置14によって調整しておく。
【0025】この状態で流体供給管8へ冷却用流体を供
給すると、該冷却用流体は、流体供給流路22を経て流
体流路40を流通し、冷却用流体によって圧延ロール1
の外周面が冷却され、熱膨張によって生じた突起2が除
去され、一方、圧延ロール1の外周面を冷却することに
より昇温された冷却用流体は、流体排出流路23を経て
流体排出管9からケーシング10の外部へ排出される。
【0026】上述したように、本実施例では、ケーシン
グ10内の流体流路40に冷却用流体を流通させるので
、圧延ロール1の外周面を長さ方向に局部的に冷却する
ことができ、また、パッド25の中空部28に流体圧を
付与することによりパッド25を圧延ロール1の外周面
に確実に密着させるので、研削等により圧延ロール1の
外径が小さくなっても冷却用流体が漏洩することがない
【0027】また、位置調整装置14によって流体流路
40の寸法を調整することにより、該流体流路40を流
通する冷却用流体の流速を調整することができるので、
圧延ロール1の外周面を効果的に冷却することができる
【0028】なお、本発明の圧延ロール冷却装置は上述
の実施例のみに限定されるものではなく、ケーシングを
圧延ロールに対して複数設けるようにすること、中空部
をパッドの全周にわたって形成すること、その他、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ること
は勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧延ロー
ル冷却装置によれば、ケーシング内の流体流路に冷却用
流体を流通させるので圧延ロールの外周面を長さ方向に
局部的に冷却することができ、またパッドの中空部に流
体圧を付与することによりパッドを圧延ロールの外周面
に確実に密着させるので、研削等により圧延ロールの外
径が小さくなっても冷却用流体が漏洩することがないと
いう、優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧延ロール冷却装置の一実施例を示す
断面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】本発明の圧延ロール冷却装置の一実施例を示す
一部破断斜視図である。
【図4】従来の圧延ロール冷却装置の一例を示す斜視図
である。
【図5】圧延板に生じた局部波を示す斜視図である。
【図6】従来の圧延ロール冷却装置の他の例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1    圧延ロール 8    流体供給管 9    流体排出管 10    ケーシング 25    パッド 28    中空部 40    流体流路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧延ロールに対向して開口し、且つ圧
    延ロールの周方向に延びる流体流路を備え、圧延ロール
    に対して近接離反可能なケーシングと、該ケーシングに
    接続され且つ前記流体流路に連通可能な流体供給管及び
    流体排出管と、前記ケーシングの開口縁部に沿って取付
    けられ且つすくなくとも前記圧延ロールの周方向に沿う
    部分に圧力流体が流入可能な中空部を形成したパッドと
    を備えてなることを特徴とする圧延ロール冷却装置。
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