JPH04327005A - ハニカムパネルの接合法 - Google Patents

ハニカムパネルの接合法

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Publication number
JPH04327005A
JPH04327005A JP12224691A JP12224691A JPH04327005A JP H04327005 A JPH04327005 A JP H04327005A JP 12224691 A JP12224691 A JP 12224691A JP 12224691 A JP12224691 A JP 12224691A JP H04327005 A JPH04327005 A JP H04327005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
panels
face plate
brim
welded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12224691A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Okuto
奥戸 行一郎
Keizo Nanba
難波 圭三
Keiji Sano
佐野 啓路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Light Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハニカムコア部と面板を
組合わせたアルミニウム合金製ハニカムパネル同志を片
面から溶接する接合法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来アルミニウム合金製ハニカムパネル
(以下単にパネルという)は軽量で密度に対する剛性が
高く、構造材料として車輌、航空機を始め、種々の軽量
化を目的とした構造物に使用されつつある。
【0003】しかし、ハニカムコアや面板の肉厚が薄く
、パネル同志の接合が困難であったが、アルミニウムろ
う材をクラッドしたアルミ合金のブレージングシートに
よるハニカムコア同志及びハニカムコアと面板をろう付
け接合したパネルにおいては溶接が可能になった。
【0004】そこで、図4(A) 、(B) に示すよ
うに、パネル11が挿入できる開口部を有するアルミ形
材12にパネル11の端部を挿入し形材12のフランジ
とパネル11の面板とで構成される隅肉部を溶接して接
合する方法が先に出願人によって提案されている。
【0005】しかし、上記開口部を有する形材を使用す
る方法は、溶接線が多く、溶接施工工数が多くなるとい
う欠点があり、また大面積のパネルでは上向き隅肉溶接
を必要とする部位があり、これを下向き隅肉溶接とする
ためには構造物を反転させなければならず、反転設備や
広い作業面積が必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明は
簡単で、強度の高いパネルの各種結合法、特にコーナ金
具における接合部の応力が充分満たされかつ、片面から
の結合法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の結合法において、第1の結合法はパネルを
アルミ板又は他のパネル等の外壁に直角に接合する方法
で、図1に示すように、パネル1を接合する外壁2(図
はパネルの面板を示す)の位置に予め裏当て材3を溶接
しておく。一方、パネル1の端部を20°≦θ≦45°
なる範囲の角度θで斜断し、その先端部を前記裏当て材
3に載置し、かつ外壁2に接するよう配置し、外壁2と
その先端縁部を溶接する。この場合、θを20°≦θ≦
45°としたのは、20°未満ではその先端縁部を外壁
2の面部に溶接する場合、開口部内に溶接棒が入らず、
溶接ができないためであり、また45°を超えると裏当
て材側の面板が圧縮応力に対して座屈し易いためである
【0008】次に、前記斜断して生じた開口部に嵌挿さ
れる、断面が中空の直角三角形で、外壁2に垂直な一辺
側にパネル1の面と接するつば4aを有するコーナ金具
4を挿入する。そしてこのコーナ金具4の直角先端部と
外壁面及びコーナ金具4のつば4aとパネル1の面板と
を隅肉溶接する。但し、そのつば4aの厚さをT、長す
る。
【0009】 。
【0010】 で切れてしまい、5以上とすると応力集中により面板が
破損するためである。
【0011】次に、第2の接合法は、2枚のパネルを水
平に接合する方法で、図2に示すように、一方のパネル
1の下端縁と他方のパネル2の端縁を20°≦θ≦45
°なる範囲の角度θで斜断した先端部とを互いに接する
よう配置し、裏当て材3を介して間接的に両者を溶接連
結し、その後、両パネル1,2の接縁部を開口部を介し
て直接溶接する。この場合、角度θを20°≦θ≦45
°としたのは20°未満では、その先端部の面板同志を
直接溶接するのに溶接棒が開口部より接縁部に入らず、
溶接ができないためであり、また45°を超えると裏当
て材側の面板が圧縮応力に対して座屈し易いためである
【0012】次に、先に斜断したパネル2と他方のパネ
ル1との開口部に嵌合する断面が中空の直角三角形であ
って、その上辺の両端に両パネル1,2の面に接するつ
ば4a,4aを設けたコーナ金具4を前記開口部に配置
し、そのつば4aの先端部とパネル1,2の面板とを溶
接する。但し、つば4aの厚さをT、長さをL、パネ、 しまうためである。また5以上にすると応力集中により
パネルの面板が破損するためである。
【0013】さらに、第3の接合法は同じく2枚のパネ
ルを水平に接合する方法で、図3に示すように、両パネ
ル1,2の端部を接触せしめた下端縁を中心として、両
パネル1,2の上部を20°≦θ≦90°なる範囲の角
度θで等分に斜断し、その下端縁を溶接する。この場合
角度θを20°≦θ≦90°としたのは、20°未満で
はその先端部の面板同志を直接溶接するのに溶接棒が開
口部より接縁部に入らず、溶接ができないためであり、
また90°を超えると圧縮応力に対して座屈し易いため
である。なお、この場合、裏当て材は用いなくても充分
である。
【0014】次に、開口部に嵌合する断面が中空の三角
形で、かつその上辺の両端につば4aを設け、それぞれ
のパネル1,2の面板に接するようにしたコーナ金具4
を配置し、前記つば4aの先端部と両パネル1,2の面
板とを溶接する。但し、コーナ金具4のつば4aの厚さ
をT、つば4aの長さをL、パネル面板の厚さをtと未
満では溶接面積が不足すると共に、使用中につば部が切
れてしまうためである。また、5以上にすると応力集中
によりパネルの面板が破損するためである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のハニカム
パネルの接合法は、いずれも両パネルの一方の面板同志
を直接溶接し、また他方の面板同志も開口部に嵌合する
コーナ金具を介して溶着されるので、パネル同志は完全
に一体化され、したがって強度的に高く、その上、コー
ナ金具が嵌合する開口部の最小角を限定したから面板同
志の下向き隅肉溶接が可能になり、したがって大面積の
パネルでは面板同志の接合が反転せずに実施できる効果
がある。また最大角を限定したので、裏当て材側の面板
が圧縮応力に対して座屈する心配もなく、また、コーナ
金具のつば部の長さに対する厚さの比を限定したので、
曲げ、引張等の応力が外壁(面板)に充分伝わり、その
上、面板の厚さに対するコーナ金具のつば部の厚さを限
定したので溶接面積及び応力集中による面板の破損がな
くなる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の更に他の実施例を示す断面図である。
【図4A】従来の接合方法の一例を示す断面図である。
【図4B】従来の接合方法の他の例を示す断面図である
【符号の説明】
1,2  パネル 3  裏当て材 4  コーナ金具 4a  つば

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ハニカムパネルを外壁に直角に接合す
    る方法において、前記パネルを接合する外壁の位置に予
    め裏当て材を溶接しておき、一方パネルの端部を20°
    ≦θ≦45°なる範囲の角度θで斜断した先端部を前記
    裏当てした外壁の面に接するよう直角に載置して、外壁
    とパネルの面板との接触縁部を溶接し、その後斜断して
    生じた開口部に嵌挿され、断面が中空の直角三角形で外
    壁に垂直な一辺側に、パネル面板と接するつばを有する
    コーナ金具を配置し、コーナ金具の直角端部と外壁及び
    パネル面板とコーナ金具のつば端部とを溶接し、かつコ
    ーナ金具のつば部の厚さをT、つば部の長さをL、パネ
    ル面板の厚さをtとした時、 。
  2. 【請求項2】  2枚のハニカムパネルを水平に接合す
    る方法において、一方のパネルの下端縁と他方のパネル
    の端部を20°≦θ≦45°なる範囲の角度θで斜断し
    た先端部とを互いに接するよう配置し、その接縁部に裏
    当て材を介して両者を間接的に溶接連結し、かつその開
    口部を介して両者の面板部を直接溶接し、その後両パネ
    ル間の開口部に嵌合する断面が中空の直角三角形で、か
    つその上辺の両端につばを設け、それぞれパネルの面板
    に接するコーナ金具を配置し、前記つば先端部と両パネ
    ルの面板とを溶接しかつ、コーナ金具のつば部の厚さを
    T、 係を有することを特徴とするハニカムパネルの接合法。
  3. 【請求項3】  2枚のハニカムパネルを水平に接合す
    る方法において、両パネルの端部を接触せしめた下端縁
    を中心として両パネルの上部を20°≦θ≦90°なる
    範囲の角度θで等分に斜断し、その下端縁を溶接した後
    、その開口部に嵌合する断面が中空の三角形で、かつそ
    の上辺の両端につばを設け、それぞれパネルの面板に接
    するコーナ金具を配置し、前記つば先端部と両パネルの
    面板とを溶接し、かつコーナ金具のつば部の厚さをT、
    つば部の長さをL、パネル面板の カムパネルの接合法。
JP12224691A 1991-04-24 1991-04-24 ハニカムパネルの接合法 Pending JPH04327005A (ja)

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